高橋先生、相談です。中学生の子が、部屋から出てこなくなりました。食事は部屋の前に置いておくと、いつの間にか空の器が廊下に出ています。声をかけても返事はなく、顔を見る日が減りました。このまま出てこなかったらどうしよう、ドアを開けて様子を見るべきか、そっとしておくべきか、毎日迷っています。
松田塾長毎日、ドアの前で迷いながら過ごしてこられたのですね。先にお伝えしておきたいことがあります。お子さんが部屋から出てこないのは、保護者の方の育て方のせいでも、お子さんの怠けでもありません。厚生労働省のひきこもり支援のサイトには、「怠けでは」「親の甘やかしでは」といった声は誤解であり偏見で、ひきこもりは誰にでも起こりうることだ、と書かれています。部屋から出てこないことが、そのままひきこもりを指すわけではありませんが、保護者の方を責める必要がない、という点は同じです。

高橋そう言っていただけると、少し肩の力が抜けます。この記事では、何を教えてもらえるのでしょうか。
高橋絞ってもらえると助かります。何か、先に知っておくことはありますか。
松田塾長前提が2つあります。1つ目は、この記事のねらいが、お子さんを部屋から出すことでも、学校に戻すことでもない点です。出てくるかどうかも、勉強を始めるかどうかも、先に尊重したいのは、お子さんの気持ちと心身の状態です。2つ目は、私は医療の専門家ではないため、お子さんの状態の診断や、「ひきこもりかどうか」「不登校かどうか」の判断はできない点です。心や体の不調が気になるときは、学校の先生やスクールカウンセラー、公的な相談窓口、医療機関に相談してください。

先に、命や安全に関わるときのこと
– 呼吸が弱い、顔色が明らかに悪い、など救急車を呼ぶ症状がある ― 119番(救急・消防)。厚生労働省の「こんな時は迷わず119へ」に、子ども(15歳以下)の例が載っている
– 自分を傷つけている、命の危険が差し迫っている ― 迷わず110番(警察)か119番
– 身の危険を感じるほどの暴力がある ― 110番
– 反応がなく、安全が確かめられない ― 110番か119番への連絡を考える。厚生労働省の資料にも、警察や救急などへの連絡を検討する、とある
– 緊急かどうか判断に迷う ― 千葉県の子どもと親のサポートセンター(0120-415-446。24時間。千葉県内からかける)に相談できる。ただし、命の危険が差し迫っているときは、相談より先に110番か119番
– 連絡先の詳しい説明は、本文の「命や安全に関わるときの連絡先」の章に書いています
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まず結論 安全を確かめ、返事を求めない声をかけ、保護者が先に相談する

高橋結論から教えてください。部屋から出てこない中学生に、保護者は何から始めればいいのでしょうか。
松田塾長4つに分けて、公的な資料で確認できることと合わせて、表にしました。1つずつの中身は、このあと順番にお話しします。

| 順番 |
保護者ができること |
家庭での形 |
公的な資料での手がかり |
| 1 |
安全と体調を、そっと確かめる |
食器、トイレや洗面の物音、部屋の明かりなど、顔を見なくても分かる様子を見る。気になる様子は、窓口に伝える |
厚生労働省のひきこもり支援ハンドブック(令和7年1月)に、本人と連絡がつかず安全が確認できない場合などは、警察や救急への連絡を検討する、とある |
| 2 |
返事を求めない短い声をかける |
「おはよう」「ごはん、ここに置くね」。反応がなくても、責めずに続ける |
同ハンドブックに、反応がなくても家族から本人への働きかけを行うことで、本人との緊張関係が緩和され、本人の行動や言動が変化することが考えられる、とある |
| 3 |
保護者が先に相談する |
学校、市の窓口、県の窓口のどこか1か所に、保護者だけで話してみる |
同ハンドブックに、ひきこもり支援では本人より先に家族が相談に来ることが多い、とある。千葉県教育委員会の冊子にも、ご家庭から外に向けて相談してください、とある |
| 4 |
勉強や進路の話は、本人が聞ける状態になってから |
急がない。入口だけ残しておく |
文部科学省の通知(令和元年10月25日)に、不登校の支援は「学校に登校する」という結果のみを目標にしない、とある |
高橋外に出すことは、目標に入っていないのですね。
松田塾長入っていません。同じハンドブックには、保護者の方が焦って叱咤激励し、無理に外へ連れ出そうとしても、状況が改善することはない、と書かれています。一方で、家の中で本人が過ごしやすい、安全・安心な環境を整えることで、本人の気持ちや家族への対応が変わることがある、とも書かれています。外に出ることより先に、いまいる部屋のまわりが安心できることを大切にしたい、と私は考えています。

高橋待つだけで、何もしないのは不安です。
松田塾長待つことと、放っておくことは別です。待つあいだにも、安全を確かめ、短く声をかけ、保護者の方自身が相談できます。待つあいだも、確かめることと、相談することは続けられます。表の1番で、一番大事な部分から確かめていきましょう。

命や安全に関わるときの連絡先 迷ったときの考え方

高橋部屋の中で何かあったらと、夜中に急に不安になることがあります。どんなときに連絡すればいいのでしょうか。
松田塾長先にお伝えすると、私には診断も、緊急かどうかの判断もできません。判断の手がかりとして、公的な資料に書かれていることをお話しします。厚生労働省のひきこもり支援ハンドブックの第4章に、支援者が緊急対応の判断をする場面の例として、次のものが挙げられています。支援者向けの資料なので、保護者の方が当てはめて判断するための基準ではありません。

緊急対応を考える状況の例(厚生労働省の資料から。診断の基準ではありません)
– 安全の確認 ― 本人と連絡がつかず、安全が確認できない
– 体調 ― 食欲の低下や、生きる意欲の低下で、明らかに体調が悪化している
– 日常生活 ― 食事、睡眠、清潔の保持などの日常生活が維持できていない
– 自傷・自殺行為 ― 本人の命に危険が及ぶ
– 暴力行為 ― 家族を含む周囲の人の命に危険が及ぶ
高橋日常生活が維持できていない、というのは、どのくらいからなのでしょうか。
松田塾長資料に、数字の基準は書かれていません。部屋で過ごす時間が長いお子さんでは、食事や睡眠のリズムが乱れること自体は珍しくない、というのが私の指導経験です。診断ではなく、一般的な整理です。ですから、当てはまるかどうかで悩むより、「気になったら連絡する」と決めておくほうが、保護者の方の負担は小さくなります。なお、原資料にはこのほか精神症状も挙げられていますが、見分けるのは専門家の役割なので、ここでは省いています。

高橋連絡先を、状況ごとに知りたいです。
松田塾長表にまとめます。番号と受付時間は、2026年10月に公式のページで確認した内容です。ただし、#8000のように、受付時間を確認できていないものがあります。変更されることもあるので、かける前に公式ページでも確かめてください。

| 状況 |
連絡先 |
| 呼吸が弱い、顔色が明らかに悪い、激しい下痢や嘔吐で水分が取れず食欲がなく意識がはっきりしない、など救急車を呼ぶ症状(厚生労働省のページの子どもの例) |
119番 |
| 自分を傷つけている、命の危険が差し迫っている、反応がなく安全が確かめられない |
110番(警察)または119番 |
| 身の危険を感じるほどの暴力がある |
110番。千葉県警察のページは、110番を県民の命を守る緊急ダイヤルと説明している |
| 体の具合が悪そうで、救急車を呼ぶか受診するか迷う |
こども急病電話相談(小児救急電話相談) #8000(ダイヤル回線・IP電話・光電話からは 043-242-9939)。看護師が応じ、必要な場合は小児科医に転送される(我孫子市のページに掲載) |
| 保護者の方が、「死にたい」「消えたい」という言葉を聞いて、どうしたらよいか分からない |
千葉県 子どもと親のサポートセンター 0120-415-446(24時間。県内から)。平日は、千葉県精神保健福祉センターのこころの電話相談 043-307-3360(午前9時から午後6時30分。祝日・年末年始を除く) |
| お子さん本人が、誰かに話したい |
24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310(24時間。千葉県内では県の子どもと親のサポートセンターなどに接続)。チャイルドライン 0120-99-7777(18歳まで。毎日午後4時から午後9時。12月29日から1月3日は休み) |
| 夜間や休日に、誰かに話したい(24時間の電話窓口) |
#いのちSOS 0120-061-338(24時間365日。「死にたい」「消えたい」などの気持ちを受け止めると厚生労働省のページにある)。よりそいホットライン 0120-279-338(24時間) |
高橋部屋のドアに鍵がかかっていて、呼びかけても返事がないときは、どうすればいいですか。
松田塾長先ほどの資料に、安全が確認できないときは、警察や救急、保健所などへの通報や連絡を検討する、と書かれています。ドアを開けるかどうか、どう開けるかは、現場の状況で変わるため、私には判断できません。返事がなく、中の様子が確かめられないときは、110番か119番への連絡を考えて、状況を伝え、案内に従ってください。連絡するほどか迷うときは、24時間のサポートセンター(0120-415-446。千葉県内から)に電話して、状況を話してください。命の危険が差し迫っていると感じるときは、相談より先に、110番か119番です。安全が確かめられないときは、一人で抱えず、連絡してよいのです。

高橋もし「死にたい」と言われたら、何と返せばよいか分かりません。
松田塾長ここからは、診断ではなく、私の考えです。「そんなこと言わないで」と返したくなる気持ちは、自然なものです。ただ、その言葉で話が止まることがあるので、まず打ち消さず、遮らず、最後まで聞くことを心がけてください。聞いたあとは、保護者の方だけで抱えず、先ほどの窓口に連絡します。命の危険が差し迫っているときは、迷わず110番か119番です。お子さん自身が話せる窓口は、このあとの章にまとめています。

高橋日ごろの様子は、顔を見ずに、どう確かめればいいのでしょうか。
松田塾長顔を見なくても分かる様子があります。空の食器が出ているか、トイレや洗面に出てくる物音があるか、夜に部屋の明かりがついているか、洗濯物が出ているか。何日も変化がないなら、窓口に伝える材料になります。同じハンドブックの第2章は、社会との関係を拒絶している場合や、自ら健康を維持することを放棄してしまう場合には、訪問や声かけで関わりを持つことが求められるとしています。ただし、その関わり自体が「侵襲性が高い(相手にとって負担が大きい)」ことを理解して、状況を見極めて対応する、とも書かれています。そのうえで、「あなたに生きていてほしい」という思いを持って伴走する姿勢が重要、と続きます。支援者向けの記述ですが、毎日何度も確かめに行くのではなく、負担を小さくしながら関わり続ける、という考え方は、家庭でも参考になります。

高橋安全が確かめられたら、次は声かけですね。
松田塾長はい。ドアの前での声かけを、次の章で具体的にお話しします。

ドアの前の声かけ 返事を求めない短い言葉から

高橋声をかけても返事がないと、次の一言が出てきません。
松田塾長返事がないのは、聞こえていない、という意味ではありません。聞こえていても、返す気力が出ない日もあれば、返したくない日もあります。ここからは、私の指導経験にもとづく例で、決まった正解ではありません。お子さんとの関係やその日の様子に合わせて、言葉は変えてください。基本は、短く、返事を求めず、登校・勉強・将来の話を持ち出さないことです。

| 場面 |
避けたい言い方 |
押しつけない言い方 |
理由 |
| 食事を置くとき |
「いつまで出てこないつもり」 |
「ごはん、ここに置いておくね」 |
食事を運ぶことと、出てくることを結びつけない |
| 朝と夜 |
「今日は学校どうするの」 |
「おはよう」「おやすみ」 |
一日の始まりと終わりに、重い話題を持ち込まない |
| 返事がないとき |
「聞いてるの」「返事くらいしなさい」 |
「返事はいらないよ。ここにいるからね」 |
返事を求めないと伝えると、聞くほうの負担が軽くなる |
| ドアが開いて顔を見たとき |
「やっと出てきたね」「学校は」 |
普段どおりの短いあいさつ |
出てきたことを話題にすると、次から出にくくなることがある |
| 話し始めたとき |
話の途中で助言や説教をする |
最後まで聞いて、「そう思っているんだね」と返す |
助言は、聞き終えてから、本人が求めたときに |
| つい、きつく言ってしまったあと |
何もなかったことにする |
「さっきは言い過ぎた」と一言だけ伝える |
長く謝らなくてよい。一言で、関係の傷を広げない |
高橋「返事はいらないよ」と言っても、反応がない日が続いたら、続けるのがつらくなりそうです。
松田塾長つらくなると思います。ただ、同じハンドブックには、家族が本人の状況を理解し、反応がなくても家族から本人への働きかけを行うことで、本人との緊張関係が緩和され、本人の行動や言動が変化することが考えられる、と書かれています。確実に変わる、という意味ではありません。変化を期待しすぎず、聞こえていればそれでよい、と考えて、一言で終えるくらいのほうが、続けやすいと私は考えています。

steps
- ノックは1回だけ ― 軽く1回。返事がなければ、それ以上は続けない
- 一言か二言で終える ― 「ごはん、置いておくね」のように、理由や説明を重ねない
- 返事を求めない ― 返事がなくても、責めずにそのままにする
- 話してくれたら、受け止めて終える ― 評価や助言は、聞き終えてから、本人が求めたときに
- 続きは本人が決める ― 次に話すか、どのくらい話すかは、本人に任せる
高橋声を出すこと自体が、負担になっていそうな子もいます。
松田塾長その場合は、短いメモやメッセージという方法もあります。これも私の指導経験にもとづく例で、公的な資料に書かれた方法ではありません。「今日は寒いね」「夕飯、カレーだよ」のように、返事を求めない内容にします。既読がつかなくても、責めません。厚生労働省のハンドブックの第2章には、家族との交流の方法も多様になっていて、インターネット上のみで交流している場合もあり、その目的や意味は支援者が判断できるものではなく、人それぞれ異なる、という趣旨の記述があります。画面の中の交流を、一律に悪者にしなくてよい、という手がかりになります。

避けたいこと(公的な資料と、私の経験から)
– 叱咤激励や、無理に外へ連れ出そうとすること ― 厚生労働省のハンドブックに、状況が改善することはない、とある
– 家族や周りが「外に出ること」を求めること ― 同ハンドブックに、本人がさらに傷つき、支援から遠ざかったり、相談した家族との距離が離れたりする事例もある、とある
– 学校に行けと繰り返すこと ― 千葉県教育委員会の冊子に、学校に行けないこどもに学校に行けと言っても進展がないばかりか、追い込んでしまう、とある
– 食事や電気、通信を止めて出てこさせようとすること ― 公的な資料に書かれた内容ではないが、関係を悪くしやすいというのが私の指導経験
– ほかの子やきょうだいと比べること ― 同じく、私の指導経験から避けたい対応
高橋ドアの前で、つい「いつまでそうしているの」ときつく言ってしまったことがあります。
松田塾長心配だからこそ出る言葉です。千葉県教育委員会の冊子には、不登校の経験のある保護者の方から、無理強いし、きつい言葉をかけて傷つけてしまったという話を聞く、と書かれています。その時は無我夢中で、後になって気づく場合がほとんどのようだ、とも続けています。珍しいことではなく、気づいた今日から、言葉を変えていけば足ります。表の最後の行のように、きつく言ってしまったあとに、一言添える方法もあります。

高橋少し気持ちが楽になりました。家の中では、ほかに整えられることはありますか。
松田塾長あります。次の章でお話しします。

家の中で整えられること 食事、家族、ネットとの付き合い
高橋食事を部屋の前に置いてばかりで、「甘やかしているのでは」と言われることがあります。
松田塾長厚生労働省のサイトは、ひきこもりについての説明ですが、そうした声を、誤解であり偏見だとしています。食事を運ぶことは、甘やかしではなく、家が安心できる場所であり続けるための関わりの一つだと、私は考えています。ただ、食事が手つかずの日が続くときは、ここは相談の出番です。記録しておくと、窓口で話しやすくなります。

家の中で整えられること(私の指導経験にもとづく例)
– 食事 ― 置く場所と時間をだいたい決める。残しても、咎めない。手つかずの日が続くときは、窓口に伝える
– 生活音 ― 本人が休める時間に、家族が大きな音を立てないように、できる範囲で気を配る
– きょうだい ― 年齢に合わせて「いま、ゆっくり休んでいるんだよ」と短く伝え、責めるような言い方にならないようにする
– 家族の対応を揃える ― 父母の間で、声かけの方針をおおまかに共有する。厚生労働省のハンドブックにも、両親の間やきょうだいの間で意向やペースが異なる場合がある、とある
– 保護者の連絡先メモ ― 相談先の番号を、家の中の見やすい場所にまとめておく
高橋父親は「放っておけ」、私は「何とかしないと」で、意見が合いません。
松田塾長よくあることです。ハンドブックには、家族の間でも意向やペースが異なる場合がある、と書かれています。どちらかが正しい、という整理はしません。両方の心配は、お子さんを案じるところから来ているからです。窓口に二人で相談できるなら、それが一番ですが、難しければ、どちらか一人だけでも相談してみてください。

高橋ゲームやスマホは、取り上げたほうがいいのでしょうか。
松田塾長取り上げて、部屋から出させようとするやり方は、関係を悪くしやすいというのが私の指導経験です。公的な資料に書かれた内容ではありません。使い方で困っているなら、「取り上げる」ではなく、「使う時間について、一緒に話せるときに話す」ほうが、あとあと響きにくいと考えています。それも、本人が落ち着いて話せる日に限ります。

高橋家のことは分かりました。相談先は、どこから当たればいいのでしょうか。
松田塾長次の章で、窓口の選び方をお話しします。

保護者が先に相談してよい 窓口の選び方
高橋本人が相談に行きたがらないのに、親だけで相談してもいいのでしょうか。
松田塾長大丈夫です。厚生労働省のハンドブックには、ひきこもり支援では本人より先に家族が相談に来ることが多く、家族への支援から先に行う場合もある、と書かれています。千葉県教育委員会の冊子にも、教育は社会全体で担うものなので、お子様のことをご家庭から外に向けて相談してください、とあります。文部科学省の通知(令和元年10月25日)にも、保護者が気軽に相談できる体制を整えることが重要、と書かれています。

高橋相談したことを、本人に伝えたほうがいいのでしょうか。
松田塾長ハンドブックには、本人と家族が話す機会に、本人のことが心配で、家族が学ぶために相談に行った、と本人に伝えてもらうこともよい、という内容があります。家族の変化を通じて、相談窓口への安心感や信頼が生まれる、とも書かれています。ただ、伝えるかどうか、いつ伝えるかは、お子さんの様子で変わります。窓口の相談員と一緒に考えてください。

高橋我孫子市と千葉県には、どんな窓口がありますか。
松田塾長2026年10月に、公式のページで確認できた窓口を表にします。「ひきこもり」や「部屋から出てこない」という名前の窓口ではなくても、「家で過ごす時間が長くなっている」と話して構いません。

| 窓口 |
対象と主な相談内容 |
受付 |
電話 |
| 学校(担任、養護教諭、スクールカウンセラーなど) |
在籍する児童生徒と保護者。体制は学校ごとに違う |
各学校による |
在籍する学校に問い合わせる |
| 我孫子市 教育相談センター |
市内在住の小中学生の本人や保護者。学校に行くことが難しい、友だちとのコミュニケーション、学習が遅れがちなど |
電話は月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)の午前9時から午後4時30分。来所は午前9時から午後4時で要予約 |
04-7187-4600 |
| 我孫子市 こども家庭センター |
子育てや家庭の悩み、困りごと。子ども自身からの相談も受けている。LINE相談(24時間365日、返信は翌開庁日)と、ご自宅への訪問相談も行っている |
平日の午前8時30分から午後5時(土日祝日・年末年始は休み)。我孫子駅前のかるがもは平日の午前10時から午後5時 |
04-7185-1123(相談専用ダイヤル) |
| 千葉県 子どもと親のサポートセンター |
学校生活のこと、心や身体のこと、進路など。児童生徒、保護者、教職員が相談できる |
電話は24時間。来所は予約制で、新規は保護者からの電話申し込みが必要 |
0120-415-446(千葉県内から) |
| 柏児童相談所 |
18歳未満の子どもに関するあらゆる問題(我孫子市のページに掲載) |
月曜日から金曜日の午前9時から午後5時 |
04-7134-4152 |
| 千葉県精神保健福祉センター こころの電話相談 |
心の健康、精神科医療、思春期の精神保健など。千葉市以外が所管。面接相談は予約制 |
月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)の午前9時から午後6時30分 |
043-307-3360 |
高橋教育相談センターと、こども家庭センターは、どう使い分ければいいのでしょう。
松田塾長はっきりした線引きはありません。学校のこと、登校のこと、学習のことが中心なら教育相談センター。家庭全体の困りごとや、保護者の方自身が疲れているなら、こども家庭センター、という考え方がわかりやすいと思います。部屋から出てこないお子さんの場合は、こども家庭センターがご自宅への訪問相談も行っている点が、頼りになるかもしれません。訪問に対応できるかどうかは、電話で聞いてみてください。

高橋「学校に戻るよう説得されないか」が心配です。
松田塾長私は、各窓口のやり取りの中身を保証できません。ただ、千葉県教育委員会の冊子には、学校に登校することは結果であって、いつもそのことを考えながら接していたことが、保護者の方のプレッシャーになった場合もあったと思う、という趣旨の記述があります。同じ冊子は、現在は教職員も研修に取り組み、学校も変わりつつある、とも述べています。相談の最初に、「登校の方法ではなく、どう接すればいいかを知りたい」と伝えると、話がかみ合いやすくなると、私は考えています。

高橋お子さん本人が使える窓口も、知っておきたいです。
松田塾長本人が使える窓口を、まとめます。使うかどうかは、本人が決めることなので、強く勧めすぎないでください。

お子さん本人が使える窓口
– 24時間子供SOSダイヤル ― 0120-0-78310。24時間。いじめやその他のこどものSOS全般を、夜間・休日を含めて受け付けている(文部科学省)
– チャイルドライン ― 0120-99-7777。18歳までの子どもがかける電話。毎日午後4時から午後9時
– 千葉県教育委員会SNS相談 ― 県内の小中高生を対象としたLINE相談。令和8年度の県の冊子には、火曜日・木曜日・日曜日の18時から22時と書かれている。開設日は、県の公式ページで確認する
– 我孫子市 児童生徒の悩み相談ホットライン ― 04-7188-7867。市内小中学校の児童生徒が対象。月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)の午前9時から午後4時30分。メール相談もある
– 我孫子市 LINE「子ども・子育て相談窓口」 ― 24時間365日。匿名や、子ども自身からの相談も受け付けている。返信は翌開庁日
高橋県のひきこもり地域支援センターは、使えないのでしょうか。
松田塾長千葉県のページには、千葉市を除く県内在住の方が対象で、ご本人、ご家族、関係機関などどなたでも相談できる、と書かれています。一方、我孫子市のページには、対象が「原則18歳以上」とあります。中学生のお子さんの場合、どこまで受け付けてもらえるかは、公式の資料だけでは判断できません。気になる方は、電話(043-307-3812。月曜から金曜、祝日・年末年始を除く午前9時30分から午後4時30分)で、「中学生の子どものことで相談したい」と伝えて、確かめてください。ひきこもりの窓口の詳しい説明は、
中学生のひきこもりの記事にまとめています。

高橋病院に行くべきかどうかも、分からなくて。
松田塾長受診が必要かどうかを決めるのは、医師です。私にも、保護者の方にも、決められません。どこを受診すればよいか分からないときは、学校のスクールカウンセラーや、先ほどの精神保健福祉センターに聞いてみてください。お子さんが受診を嫌がるときは、保護者の方が先に相談する形もとれます。お子さんの同意を取れる範囲で、取れたときに進める、という順番を心がけてください。

高橋窓口がたくさんあって、どれから電話すればいいのか迷います。
松田塾長迷うときは、お子さんの様子に近いところから、1か所だけ選んでください。1回の電話で解決しなくて構いません。複数の窓口に相談しても問題ありませんし、窓口同士がつないでくれることもあります。どこに相談してもよいのです。そして、勉強や進路のこと、塾のことで話してみたくなったときは、リオンにも相談してください。

高橋先生の教室にも、ですか。
松田塾長はい。公的な窓口は、保護者の方の心の支えや、家庭での関わりの相談に向いています。リオンでは、勉強のこと、塾選び、進路のことを中心にお聞きします。相談だけでも無料で、保護者の方だけでも、オンラインで自宅から話せます。お子さんが部屋から出てこない状態のままで、構いません。

保護者自身のこと 限界を感じたとき
高橋正直、私のほうが追い詰められています。ドアの前で、つい大きな声を出してしまうこともあります。
松田塾長そのお気持ちを、まず話してください。厚生労働省のハンドブックにも、長い期間のなかで、家族が疲弊したり、焦りや葛藤を抱えたりすることは少なくない、と書かれています。保護者の方が限界を感じるのは、自然なことです。保護者の方が限界を話せる場所をもつことも、家を安心な場所に保つ一部です。

高橋怒って、手が出てしまいそうになることもあります。
松田塾長その場から離れて、一度息をついてください。我孫子市の子育て各種相談窓口のページには、児童相談所虐待対応ダイヤル「189」について、子どもを叩いてしまったときや、叩いてしまいそうになったときなどの相談も受けている、迷わず連絡してください、と書かれています。24時間365日、通話料無料です。児童相談所相談専用ダイヤル(0120-189-783。毎日午前8時30分から午後8時)や、こども家庭センター(04-7185-1123)でも相談できます。どれも、相談を受け付ける窓口として案内されています。

高橋自分のことを後回しにしていました。
松田塾長保護者の方が限界を感じたときの動き方を、短い手順にします。これは、私の指導経験にもとづく例で、診断ではありません。

steps
- その場を離れる ― 数分、別の部屋に移る。ドアの前で言い争いを続けない
- 誰か1人に話す ― 家族、友人、学校の先生のどなたか。うまく話せなくてよい
- 窓口に電話する ― 市のこども家庭センターや教育相談センター、県のサポートセンターのどこか1か所
- 眠れない、食べられない日が続くときは ― 保護者の方自身が、かかりつけ医などに相談する
高橋自分のことも、相談していいのですね。
勉強や進路の話は、いつ出せばよいか
高橋部屋にいる間にも、勉強の遅れが気になります。話題にしてもいいのでしょうか。
松田塾長本人が落ち着いて聞けそうな日に、短く、返事を求めずに話す程度がよいと考えています。これは私の指導経験にもとづく一般的な考え方で、お子さんによって違います。話題にして表情が固くなったり、黙り込んだりするときは、勉強の話はいったん置いてください。文部科学省の通知(令和元年10月25日)にも、不登校の時期が休養や自分を見つめ直す積極的な意味を持つことがある一方で、学業の遅れや進路選択上の不利益に留意することが書かれています。休むことの意味と、遅れへの心配は、どちらも本当のことです。

高橋勉強を始めるのは、いつがいいですか。
松田塾長始める時期の決まりは、ありません。勉強を始める時期より先に、本人の意思と心身の状態を確かめることを、順番として大切にしてください。お子さんが部屋から出てこない間は、情報を渡しておくだけで十分です。話を出す前に、次の4つを確かめておくと、行き違いが減ると考えています。

勉強の話を出す前に確かめたいこと(私の指導経験にもとづく例)
– 今日は落ち着いているか ― 疲れていそうな日や、直前に言い合いがあった日は避ける
– 返事を求めない言い方か ― 「気が向いたら、いつでも言ってね」のように、答えなくてよい形にする
– 断られても責めずにいられるか ― 嫌がったら、その日は話を終える
– 学校のプリントや連絡は、先に担任の先生と決めたか ― 届け方や、保護者だけが受け取る形など、本人の負担が小さい方法を学校に相談しておく
高橋家で勉強した分や、塾の学習は、学校ではどう扱われるのでしょうか。
松田塾長ここは、思い込まないでください。出席扱いや成績評価にするかどうかは、お子さんが在籍する学校の校長や学校の判断です。文部科学省の通知の別記には、一定の要件を満たした場合の扱いが書かれていますが、通知の対象は「不登校児童生徒」で、学校との連携なども要件に含まれます。「塾に通えば出席扱いになる」とは限りません。実際の扱いは学校や教育委員会で違うので、担任の先生や学校の相談窓口に、先に確認してください。詳しい読み方は、
【我孫子市】中学生のひきこもり|保護者ができることと学習支援で扱っています。

高橋学習の遅れや、高校受験について、もう少し詳しく知りたいです。
高橋学び方の選択肢の一つとして、先生の塾のことも聞きたいです。
松田塾長はい。押しつけにならないように、事実だけをお話しします。

英語進学塾リオンの場合 無料の個別相談と、保護者だけの相談
高橋先生の教室では、家で過ごす時間が長いお子さんも、見ているのですか。
松田塾長リオンでは、長年、不登校の生徒も指導してきました。柏・我孫子校、千葉校、オンライン校の3つの校舎のご案内には、対応コースの「その他」に「不登校・引きこもり対策」の項目があります。柏・我孫子校は、我孫子駅南口から徒歩1分です。オンライン校は、全国から受講できます。

高橋家で過ごしていたお子さんが、その後どうなったのか、知りたいです。
松田塾長個々のケースで、すべてのお子さんに当てはまるわけではありません。小学1年生のころから、家で過ごす時間が長かった生徒が、いまは高校生になり、生き生きと過ごしています。そういう生徒もいる、ということだけお伝えします。

高橋部屋から出てこない状態でも、相談してよいのですか。
松田塾長かまいません。リオンの無料の個別相談は、相談だけでも構いませんし、保護者の方だけでも受けられます。オンラインでも受けられるので、ご自宅から話すこともできます。無料体験授業は、中学生・高校生とも全学年が対象で、Zoomでも対面でも受けられます。体験の流れの中で、現在の英語力のチェックと、そこからのロードマップ作成を行います。

高橋英語以外の勉強も、見てもらえるのですか。
松田塾長英語を中心に、数学・国語・日本史・世界史・社会なども学べる環境があります。科目ごとの進め方や、ご家庭での受け方の詳細は、お問い合わせで直接ご確認ください。

高橋顔を出すのが難しい子の場合は、どうなりますか。
松田塾長通常授業での顔出しの扱いは、お問い合わせで直接ご確認ください。部屋から出てこないお子さんの場合の具体的な進め方、授業料、学校への報告や出席扱いへの対応も、同じです。出席扱いや成績評価になるかどうかは、塾ではなく、校長や学校の判断なので、学校にも先に確かめておいてください。授業料の金額は、コースによって違うため、ここには書きません。

高橋連絡は、どうすればよいでしょう。
松田塾長フリーダイヤル 0120-241-261(オンライン校の窓口。受付は月〜土の10時〜22時)です。LINEと問い合わせフォームの案内もあります。自宅で見る映像授業の「オンデマンド講座」もありますが、対象や進め方は、お問い合わせで聞いてみてください。話を聞くだけでも、問い合わせて構いません。

よくある質問
高橋部屋に勝手に入ったり、鍵やドアを外したりしてもいいのでしょうか?
松田塾長命や安全に関わる心配があるときと、そうでないときで、考え方が変わります。反応がなく安全を確かめられない、命の危険が差し迫っていると感じるときは、迷わず110番か119番に連絡して、案内に従ってください。そうでないときは、お子さんが安心している居場所を乱さないほうがよい、というのが私の考えです。厚生労働省のハンドブックにも、本人が安心・安全と感じている居場所を乱したり侵したりしないよう留意する、という記述があります(支援者向けの資料)。迷うときは、サポートセンター(0120-415-446。24時間)に状況を話してください。

高橋返事がなくても、声をかけ続けたほうがいいのでしょうか?
松田塾長短く、返事を求めない声かけなら、続けてよいと考えています。厚生労働省のハンドブックには、家族が本人の状況を理解し、反応がなくても家族から本人への働きかけを行うことで、本人との緊張関係が緩和され、本人の行動や言動が変化することが考えられる、と書かれています。変わると約束するものではありません。ただし、働きかけ自体が本人の負担になる場合もあるので、状況を見極めてください。声かけの内容は、登校・勉強・将来の話を避け、「おはよう」「ごはん、置いておくね」のような一言にします。

高橋食事を部屋の前に運ぶのは、甘やかしになりますか?
松田塾長甘やかしと決めつける必要はないと考えています。厚生労働省のひきこもり支援のサイトには、「親の甘やかしでは」といった声は誤解であり偏見だと書かれています。同ハンドブックには、家の中で本人が過ごしやすい、安全・安心な環境を整えることで、本人の気持ちや家族への対応が変わることがある、とも書かれています。食事が手つかずの日が続くときは、窓口に相談してください。

高橋本人が相談に行きたがらないとき、保護者だけで相談してもよいですか?
松田塾長相談できる窓口があります。我孫子市の教育相談センター(04-7187-4600)は、市内在住の小中学生の本人や保護者が対象です。こども家庭センター(04-7185-1123)は、ご自宅への訪問相談も行っています。進学塾リオンの無料の個別相談も、保護者の方だけで、オンラインで自宅から受けられます。相談したことを本人に伝えるかどうかは、窓口と一緒に考えてください。

高橋「死にたい」と言われたら、どうすればよいですか?
松田塾長打ち消さず、遮らず、まず最後まで聞くことを心がけてください(私の考えで、診断ではありません)。聞いたあとは、保護者の方だけで抱えず、子どもと親のサポートセンター(0120-415-446。24時間)に連絡します。命の危険が差し迫っているときは、迷わず110番か119番です。お子さんが自分で話せる窓口として、24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)もあります。夜間や休日に誰かに話したいときの電話窓口として、厚生労働省のページに載っている#いのちSOS(0120-061-338。24時間365日)もあります。

では、お子さんの場合は、何から始めるのがよいでしょうか
松田塾長ここまで、命や安全に関わるときの連絡先、ドアの前の声かけ、保護者が先に相談できる窓口、勉強の話を出す時期をお話ししてきました。ただ、ここまでの話は、多くのご家庭に当てはまる一般的なことです。お子さんの場合にどうなのかは、記事だけでは分からないところが残ります。

高橋確かに、うちの子には、どの声かけが合うのか、まだ見えていません。
松田塾長同じ「部屋から出てこない」でも、休みたい気持ちが強いお子さん、学校でのつらい出来事のあとで疲れているお子さん、体の不調が前に出ているお子さん、人と顔を合わせることだけが負担なお子さんと、様子はさまざまです。原因や背景も、一人ひとり違います。診断ではなく、あくまで例としてお聞きください。様子が違えば、合う声かけも、相談先も、勉強の入口も変わります。

高橋外の相談先ともつながっておくと、何が違ってくるのでしょうか。
松田塾長一人で試し続けるのではなく、お子さんの様子を外の相談先と共有できると、声かけや関わり方を、状況に合わせて少しずつ調整できます。保護者の方の負担も、分け合えます。うまくいかない日があっても、保護者の方のせいではありません。お子さんが「やってみたい」と思ったときのために、家庭の外にも相談できる場所をもっておくと考えると、気持ちが少し楽になるかもしれません。

高橋先生の教室では、どんなことを話せるのでしょうか。
松田塾長進学塾リオンでは、勉強のこと、塾選び、進路のことを、無料の個別相談でお話しできます。相談だけでも構いませんし、保護者の方だけでも、オンラインで自宅から受けられます。お子さんの今の様子、勉強の遅れの心配、高校受験や進路のことなど、話してみたいことから話してください。相談のあとの進め方や授業料は、お問い合わせで直接ご確認ください。まず話を聞いて、判断していただいて構いません。

参考リンク
Q. 部屋に勝手に入ったり、鍵やドアを外したりしてもいいのでしょうか?
命や安全に関わる心配があるときと、そうでないときで、考え方が変わります。反応がなく安全を確かめられない、命の危険が差し迫っていると感じるときは、迷わず110番か119番に連絡して、案内に従ってください。そうでないときは、お子さんが安心している居場所を乱さないほうがよい、というのが私の考えです。厚生労働省のハンドブックにも、本人が安心・安全と感じている居場所を乱したり侵したりしないよう留意する、という記述があります(支援者向けの資料)。迷うときは、サポートセンター(0120-415-446。24時間)に状況を話してください。
Q. 返事がなくても、声をかけ続けたほうがいいのでしょうか?
短く、返事を求めない声かけなら、続けてよいと考えています。厚生労働省のハンドブックには、家族が本人の状況を理解し、反応がなくても家族から本人への働きかけを行うことで、本人との緊張関係が緩和され、本人の行動や言動が変化することが考えられる、と書かれています。変わると約束するものではありません。ただし、働きかけ自体が本人の負担になる場合もあるので、状況を見極めてください。声かけの内容は、登校・勉強・将来の話を避け、「おはよう」「ごはん、置いておくね」のような一言にします。
Q. 食事を部屋の前に運ぶのは、甘やかしになりますか?
甘やかしと決めつける必要はないと考えています。厚生労働省のひきこもり支援のサイトには、「親の甘やかしでは」といった声は誤解であり偏見だと書かれています。同ハンドブックには、家の中で本人が過ごしやすい、安全・安心な環境を整えることで、本人の気持ちや家族への対応が変わることがある、とも書かれています。食事が手つかずの日が続くときは、窓口に相談してください。
Q. 本人が相談に行きたがらないとき、保護者だけで相談してもよいですか?
相談できる窓口があります。我孫子市の教育相談センター(04-7187-4600)は、市内在住の小中学生の本人や保護者が対象です。こども家庭センター(04-7185-1123)は、ご自宅への訪問相談も行っています。進学塾リオンの無料の個別相談も、保護者の方だけで、オンラインで自宅から受けられます。相談したことを本人に伝えるかどうかは、窓口と一緒に考えてください。
Q. 「死にたい」と言われたら、どうすればよいですか?
打ち消さず、遮らず、まず最後まで聞くことを心がけてください(私の考えで、診断ではありません)。聞いたあとは、保護者の方だけで抱えず、子どもと親のサポートセンター(0120-415-446。24時間)に連絡します。命の危険が差し迫っているときは、迷わず110番か119番です。お子さんが自分で話せる窓口として、24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)もあります。夜間や休日に誰かに話したいときの電話窓口として、厚生労働省のページに載っている#いのちSOS(0120-061-338。24時間365日)もあります。