【我孫子市】中学生の不登校で悩む保護者へ|相談先と学習支援の選択肢

塾長コラム 我孫子 不登校・ひきこもり

高橋

高橋先生、中学生の子どもが、二学期が始まってから学校に行けない日が続いています。朝になるとお腹が痛いと言ったり、布団から出てこなかったりで、私もどう声をかけていいのか分からなくなってきました。学校には連絡しましたが、そのあとどこに相談すればいいのか、勉強はどうなってしまうのか、調べても情報がばらばらで。
松田塾長ここまで一人で抱えてこられたのですね。まず、相談してよいかどうかを迷う必要はありません。学校に行けない日が続いたら、「まだ様子を見る段階かも」と思う前に、相談してよいのです。

松田塾長

高橋

高橋大げさにならないでしょうか。うちの子が不登校と決まったわけでもないですし。
松田塾長決まっていなくて大丈夫です。相談したからといって、何かを決めなければいけないわけではありません。この記事では、我孫子市にお住まいの中学生の保護者の方に向けて、相談できる窓口と、学校に行けない間の学びの選択肢をお話しします。内容は2026年10月時点で確認した、我孫子市・千葉県・文部科学省の公式ページをもとにしています。

松田塾長

高橋

高橋窓口の名前や電話番号まで、分かるんですね。
松田塾長公式ページで確認できたものだけをお伝えします。確認できなかったことは、確認できなかったと正直にお伝えして、市の公式ページを見ていただくようご案内しますね。なお、お子さんの心や体の不調が気になるときは、医療機関や学校の先生、スクールカウンセラーにも相談してください。私は診断をする立場ではありませんので、その部分には踏み込みません。

松田塾長

高橋

高橋分かりました。落ち着いて読んでみます。
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学校に行けない日が続いても、一人で抱え込まなくていい

高橋

高橋最初に聞きたいのは、うちの子だけなのかということです。周りで不登校の話をあまり聞かないので、どこか特別なことのように感じてしまって。
松田塾長お気持ちはよく分かります。文部科学省の令和6年度の調査では、全国の小・中学校の不登校の児童生徒数は353,970人で、前の年度の346,482人を上回り、過去最多になりました。1,000人あたりでは38.6人です。そのうち中学校の生徒は216,266人にのぼります。

松田塾長

高橋

高橋中学生だけで20万人を超えているんですね。それでも周りでは話題にならないのは、話しにくいからなのでしょうか。
松田塾長そういう面もあると思います。ご家庭ごとに事情が違うので、話題になりにくいのでしょう。数字は、ご家庭が孤立しなくてよいという材料として受け取ってください。調査の概要では、増加は12年連続とされていますが、増加率は前の年度より下がっています。ただ、数字が落ち着いたかどうかより、目の前のお子さんがどう過ごしているかのほうが大事です。

松田塾長

高橋

高橋親としては、やっぱり「学校に戻れるのか」がいちばん気になります。
松田塾長その気持ちは自然なものです。そのうえで、国の考え方もお伝えしますね。文部科学省の令和元年10月25日の通知には、不登校の児童生徒への支援は「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて、社会的に自立することを目指す必要がある、と書かれています。

松田塾長

国が示している考え方(令和元年10月25日の通知)

– 登校だけがゴールではない ― 支援の目標は、登校するという結果だけではなく、本人が進路を主体的に捉えて社会的に自立することとされている

– 休むことにも意味がある場合がある ― 不登校の時期が、休養や自分を見つめ直す時間という積極的な意味を持つことがある

– 学習の遅れにも目を向ける ― 一方で、学業の遅れや進路選択上の不利益のリスクがあることにも留意するよう示されている

高橋

高橋休むことにも意味がある、というのは初めて知りました。でも、勉強の遅れも本当のことですよね。
松田塾長どちらも本当のことです。だから、全部休ませるか、すぐ頑張らせるか、の二択にしないでください。お子さんの心と体の状態を見ながら、相談できる場所を先に確保しておき、学びの入口は本人のペースで用意するという順番が、現実的です。次は、その相談できる場所を見ていきましょう。

松田塾長

最初の一歩は「保護者が相談すること」

高橋

高橋相談先を調べると、学校、市、県と、たくさん出てきて、どこから連絡すればいいのか分かりません。順番はあるのでしょうか。
松田塾長決まった順番はありません。ただ、迷うときのために、動きやすい目安をお伝えします。お子さん本人が行動を起こす必要はなく、まず保護者の方が相談する形で十分です。

松田塾長

steps
  1. 学校に、いまの状況を伝える(担任の先生、または学校の相談窓口)
  2. 気持ちを聞いてほしいときは、スクールカウンセラーや市の教育相談センターに、保護者だけで相談する
  3. 居場所や学びの場を知りたくなったら、教育支援センターなどの案内を聞く
  4. 心や体の不調が気になるときは、医療機関にも相談する
  5. 学習の話は、本人の様子が落ち着いてから、学校に確認しつつ考える
高橋

高橋学習の話は、最後でいいのですか。
松田塾長急がなくて大丈夫です。もちろん、勉強の遅れが気になる気持ちは分かりますし、そこに早く手を打ちたいご家庭もあります。ただ、本人が休めていない状態で勉強の話を始めると、「また責められた」と感じてしまうことがあります。先に気持ちと環境を整え、そのあとに学びの入口を用意するほうが、遠回りに見えて続きやすいです。

松田塾長

高橋

高橋親ができることって、ほかにもありますか。
松田塾長家庭での関わり方は、記事を分けて詳しくお話しできるほどの内容があります。ここでは、責めない言葉と、休める時間を守ることだけ、先にお伝えしておきます。理由を問い詰めるより、「話したくなったら聞くよ」と伝えておくほうが、あとで話してくれることが多いです。次の章で、具体的な相談窓口を順番に見ていきましょう。

松田塾長

我孫子市の中学生の保護者が使える相談先

学校・我孫子市・千葉県の相談先を3つに分けて示した図

高橋

高橋図の3つの枠が、相談先の全体像なんですね。まず学校からお願いします。
松田塾長はい。学校は、お子さんの様子をいちばん日常的に知っている窓口です。担任の先生に伝えるのが入口で、そこから学年の先生や養護教諭、スクールカウンセラーにつながることもあります。文部科学省の令和元年10月25日の通知でも、学校の相談支援体制の両輪として、スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーを効果的に活用することが挙げられています。

松田塾長

高橋

高橋スクールカウンセラーには、保護者でも会えるのでしょうか。
松田塾長学校ごとに配置の曜日や予約の方法が違うので、担任の先生か学校に直接確認してください。ここは、私が一般論で言えることの限界です。次に、我孫子市の窓口です。まず、教育相談センターから説明しますね。

松田塾長

項目 内容(我孫子市の公式ページより)
窓口 我孫子市 教育委員会 教育相談センター
相談員 ケースワーカー、指導主事、公認心理師、言語聴覚士
対象 市内在住の小中学生の児童・生徒本人や保護者
相談内容の例 学校に行くことが難しい、友だちとうまくコミュニケーションがとれない、学習が遅れがち、就学に関する相談など
電話相談 月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)午前9時から午後4時30分、電話 04-7187-4600
来所相談 月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)午前9時から午後4時、要予約
所在地 我孫子市湖北台4丁目3番1号(湖北台東小学校内)、JR成田線「湖北駅」南口から徒歩10分、駐車場あり
高橋

高橋学校に行くことが難しい、という相談がそのまま例に挙がっているんですね。それなら、電話してみてもいいんだと思えます。
松田塾長そうなんです。保護者の方だけで電話しても大丈夫です。もうひとつ、お子さん本人向けの窓口もあります。市の「児童生徒からの悩み相談ホットライン」で、市内の小中学生が電話やメールで相談できます。電話は04-7188-7867、受付は月曜日から金曜日の午前9時から午後4時30分で、祝祭日を除きます。市の公式ページには、名前を言わなくてもよいこと、相談したことは必ず秘密を守ることが書かれています。

松田塾長

高橋

高橋本人が親に言えないことを話せる場所があるのは、心強いです。保護者の相談は、どちらに電話すればいいですか。
松田塾長保護者の方は、先ほどの教育相談センターの電話、04-7187-4600へどうぞ。ホットラインは小中学生本人のための窓口で、保護者の相談は教育相談センターで受ける、と市の公式ページに案内されています。続いて、子ども全般の相談窓口と、千葉県の窓口をまとめます。

松田塾長

窓口 内容 連絡先・受付
我孫子市 子ども相談課 こども家庭センター(子ども総合相談) 子育ての悩みなど子どもに関する相談。お子さん自身からの相談も受けている 電話 04-7185-1123(直通)、我孫子市役所西別館1階、8時30分から17時
我孫子市 こども家庭センター かるがも(我孫子駅前相談窓口) こども家庭センターの駅前相談窓口 我孫子駅南口アビイクオーレ2階、10時から17時
千葉県教育委員会 子どもと親のサポートセンター 学校生活や、心や身体に関することなどの教育相談(電話・メール・SNS・来所など) フリーダイヤル 0120-415-446、24時間受付(県内からおかけください)
24時間子供SOSダイヤル 子供のSOS全般を受け止める窓口 0120-0-78310、24時間受付
高橋

高橋夜中に不安になることもあるので、24時間の窓口があるのは助かります。
松田塾長そう感じる方は多いと思います。千葉県の子どもと親のサポートセンターの来所相談は予約制で、新規の場合は保護者の方が事前に電話で申し込む形です。相談申込の時間は月曜日から金曜日の午前8時30分から午後4時30分と、県の公式ページに書かれています。なお、こども家庭センターの対象年齢などの細かい条件は、市の公式ページで確認してください。

松田塾長

相談先を選ぶときに、知っておきたいこと

– 受付時間や対象は、変わることがあります。電話をかける前に、各窓口の公式ページで最新の情報を確認する

– 心や体の不調が強いときは、医療機関にも相談する。相談窓口は診断をする場所ではない

– いのちに関わる緊急のときは、迷わず110番・119番に連絡する

– 「ひきこもり」の相談で知られる千葉県ひきこもり地域支援センターは、市の公式ページで、対象が「原則18歳以上」と案内されている。中学生のお子さんの場合は、まず上の窓口に相談する。18歳未満の扱いについては、市の公式ページを見るか、同センターに直接確認する

高橋

高橋ひきこもりと不登校は、別のものなんですね。
松田塾長別の概念です。学校に行けない状態が不登校、家からほとんど出られない状態などがひきこもりと呼ばれ、重なることもありますが、同じではありません。この記事は不登校を中心にお話ししています。ここまでが相談先です。次は、相談の先にある「居場所」の話をしましょう。

松田塾長

居場所の選択肢|教育支援センターと校内教育支援センター

高橋

高橋「教育支援センター」という言葉を、相談先を調べるうちに何度も見かけました。学校とは別のところなんですよね。
松田塾長我孫子市には、2種類あります。ひとつは、学校とは別の場所にある教育支援センターの「かけはし」と「ひだまり」。もうひとつは、市内すべての小中学校に設置されている「校内教育支援センター」です。市の公式ページでは、校内のほうは、学校には登校できるけれど、在籍している学級に入ることに不安や困難を抱える児童・生徒の支援のための場所と説明されています。

松田塾長

高橋

高橋教室には入れないけれど、学校には行ける子の居場所、ということですか。
松田塾長そうです。お子さんの状況に合わせて、どちらを検討するかが変わります。違いを表にしますね。

松田塾長

項目 教育支援センター「かけはし」「ひだまり」 校内教育支援センター
場所 かけはし: 我孫子市湖北台4丁目3番1号(湖北台東小学校と同じ建物の1階)。ひだまり: 我孫子市本町3丁目1番2号 けやきプラザ11階 市内すべての小中学校の中
対象 市内小中学校在籍の児童・生徒 学校に登校はできるが、在籍している学級に入ることに不安や困難がある児童・生徒
開室時間 かけはし: 月曜から金曜の午前9時30分から午後3時30分。ひだまり: 月曜から水曜、金曜の午前10時から午後2時30分(長期休業中・祝祭日を除く) 学校の登校時間から下校時間の間。利用の仕方は学校の先生と相談して決める
活動の例 指導員との雑談や相談、読書や製作、学校の課題(プリントやワーク、ドリルなど)の学習、仲間とのゲームや運動、月に1回程度の調理実習や校外学習など 先生との雑談や相談、読書や絵、授業で使うプリントやワークの自主学習、一人一台端末を使った学習
利用料 市の運営のため、利用料はかからない(校外学習の施設利用料や昼食代などの実費はある場合がある) 案内に記載なし
学校の出欠の扱い 登室は、在籍している学校の「出席扱い」と案内されている 登室は「出席」と案内されている
問い合わせ 教育支援センター 04-7187-5671、または教育相談センター 04-7187-4600 在籍する学校、または教育相談センター 04-7187-4600
高橋

高橋利用するときの手続きは、難しいですか。毎日通えるかも不安です。
松田塾長市の保護者向けの案内には、毎日通えなくても大丈夫で、利用の仕方は様々と書かれています。ほとんど毎日登室する子もいれば、来られるときに来る子、行事だけ参加する子もいます。パンフレットには、中学生は1人での登室もできると書かれています。朝から午後までいるのが難しければ、お昼前までや、お昼からだけ、という使い方もありますし、「家の外に出て人と関わる」ことを目標に、少し話してすぐ帰る使い方も考えられると書かれています。

松田塾長

高橋

高橋それなら、気持ちの負担が軽くなります。利用までの流れを教えてください。
松田塾長かけはし・ひだまりの案内に書かれている流れをお伝えします。

松田塾長

steps
  1. 教育支援センター(04-7187-5671)または教育相談センター(04-7187-4600)に問い合わせる。学校の先生に相談し、学校から連絡してもらう形でもよい
  2. 保護者が面談で、お子さんの様子や考えを伝える
  3. お子さんと保護者で、かけはし・ひだまりのどちらか、または両方を見学する
  4. 本人の意志を確認しながら、体験で登室してみる
  5. 利用を決めたら、在籍する学校を通じた所定の手続き(登室願など)を行う
高橋

高橋見学と体験のあとで決められるのは、安心ですね。本人が嫌がったら、無理に進めなくていいということでしょうか。
松田塾長案内には、面談や見学を通して、本人の意志を確認しながら体験登室をする、と書かれています。ですから、本人の気持ちを確かめながら進めるのが前提の仕組みです。ひとつ、補足があります。校内教育支援センターの案内には、完全に一人きりの空間をつくることや、職員が付きっきりになる対応はできない、と正直に書かれています。誰にとっても合う場所があるわけではないので、見学して合うかどうかを確かめてください。

松田塾長

高橋

高橋合わなかったときは、ほかの方法も考えていいんですよね。
松田塾長もちろんです。国の令和元年10月25日の通知には、不登校の児童生徒一人一人の状況に応じて、教育支援センター、不登校特例校、フリースクールなどの民間施設、ICTを活用した学習支援など、多様な教育機会を確保する必要がある、と書かれています。選択肢はひとつではありません。次は、学習面に絞って、その選択肢を並べてみます。

松田塾長

学習面の選択肢|家庭学習・オンライン・民間の塾と、出席・成績の扱い

学校に行けない間の学びの選択肢を4つに分けて示した図

高橋

高橋学習面が、いちばん気がかりです。居場所に通っていれば、勉強も大丈夫なのでしょうか。
松田塾長居場所や校内教育支援センターでの学習は、市の案内を読むと、自主学習が中心です。校内教育支援センターの案内には、教室での一斉授業や講義のような形とは異なり、職員は進み具合を確認したり、一緒に考えたりして支援する、とあります。学校のプリントやワーク、ドリルに自分のペースで取り組む場、という位置づけです。

松田塾長

高橋

高橋学校の授業のように教えてもらえる、というわけではないんですね。
松田塾長そうなんです。だから、勉強の遅れが心配なご家庭は、居場所に通いつつ、家庭学習やオンライン、民間の学習支援を組み合わせることがあります。ただし、全部をそろえる必要はありません。どれを使うかは、本人の気持ちと体調で決めてください。選択肢を、特徴と確認したいことで並べます。

松田塾長

選択肢 特徴 向きやすい場面 先に確認したいこと
校内教育支援センター 学校の中の別の居場所。自主学習が中心 学校には行けるが、教室に入ることがしんどい 利用の仕方を学校の先生と相談して決める
教育支援センター(かけはし・ひだまり) 学校とは別の場所の居場所。市の運営 学校の外で、人と少しずつ関わりたい 見学や体験のあとで、本人が決める
家庭学習 学校のプリントや教材を、家で自分のペースで進める まず家で落ち着いて過ごしたい 学習の進み具合を学校に伝えるかどうか
オンライン(映像授業・Zoomなど) 自宅から受けられる。形式は教材や塾ごとに違う 外に出ることが負担でも、学びの入口は作っておきたい 顔出しの有無、休んだときの扱い、費用
民間の塾・学習支援 内容も費用も、運営する団体ごとに違う 学校以外の場で、学習のペースづくりをしたい 見学・体験の有無、保護者だけの相談ができるか
学習の話を切り出すときに、避けたい進め方

– 本人に相談せず、保護者だけで教材や塾の申し込みまで進めてしまう

– 「いま勉強しないと将来困る」と、不安をあおる言い方をする

– 他の子の進み具合や、学校の進度と比べる言葉を口にする

– 居場所や塾に、「学校に戻すこと」を期待しすぎる

高橋

高橋塾や民間のものは、使うと出席にはなるのでしょうか。
松田塾長ここは、学校ごとに判断が分かれるところです。文部科学省の令和元年10月25日の通知の別記では、自宅でICT等を活用した学習活動を行った場合、一定の要件を満たしたうえで、校長が、指導要録上の出席扱いとすること、またその成果を評価に反映することができる、とされています。要件には、保護者と学校の連携・協力関係、訪問等による対面指導が適切に行われること、本人の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであることなどが含まれます。

松田塾長

高橋

高橋「できる」ということは、必ず出席になるわけではないんですね。
松田塾長そのとおりです。文部科学省の案内にも、一人一人の状況や学校・地域の実態が違うため、一律の基準は示していない、という趣旨のことが書かれています。さらに、令和6年8月29日の通知では、不登校の児童生徒が欠席中に行った学習の成果を、学校の判断で成績評価に反映できる場合が整理されました。

松田塾長

出席扱い・成績評価で、先に押さえておきたいこと

– 出席扱い ― 一定の要件を満たしたうえで、在籍する学校の校長が判断する(令和元年10月25日の通知)

– 成績評価への反映 ― 要件のもとで、学校の判断で欠席中の学習の成果を考慮できる(令和6年8月29日の通知)

– 共通して必要なこと ― 保護者と学校の連携協力、学校が学習の状況を定期的・継続的に把握できること

– 決めるのは学校 ― 塾や教材の側が「出席になります」と決められるものではない

高橋

高橋先に学校に聞いておけば、あとで困らないということですね。何と言って聞けばいいでしょうか。
松田塾長難しい言い方は不要です。たとえば、次のような確認をしてみてください。

松田塾長

steps
  1. 「勉強を少しずつ再開したいと考えていますが、学校としてどう受け止めてもらえますか」と伝える
  2. 家庭学習や塾の学習が、出席扱いや成績評価の対象になる可能性があるかを聞く
  3. 対象になる場合は、学校に伝えるべき内容(学習の計画、頻度、状況の報告の仕方)を聞く
  4. 教育委員会との確認が必要かどうかも聞く
高橋

高橋これなら、担任の先生にも話しやすそうです。
松田塾長学校や教育委員会によって扱いが違うため、一律の答えはありません。塾や教材に申し込む前に学校へ確認しておくと、「もっと早く聞けばよかった」となりにくいです。制度は見直されることがあるので、最新の内容は文部科学省の公式ページも見てください。ここまでの学習の選択肢を踏まえて、民間の学習支援のひとつとして、英語進学塾リオンについてお話しします。

松田塾長

民間の学習支援のひとつとして|英語進学塾リオンの場合

高橋

高橋先生のところは、どんな学習支援をされているんですか。
松田塾長英語進学塾リオンは、2010年12月に開校して、これまで累計1万人以上を指導してきました。校舎は、我孫子駅南口から徒歩1分の柏・我孫子校、千葉市の千葉校、全国から受講できるオンライン校の3つです。中学生の対応コースは、英検対策、高校受験対策、定期テスト対策で、3校とも対応コースの「その他」に、不登校・引きこもり対策を挙げています。

松田塾長

高橋

高橋不登校の生徒さんも、見てこられたのでしょうか。
松田塾長はい。長年、不登校の生徒も指導してきました。ここでひとつ、実際にあった話を、個人が特定されない範囲でお伝えします。小学1年生のころから学校に行けず、家で過ごす時間が長かった生徒が、いまは高校生になり、生き生きと過ごしています。あくまで個々のケースであり、すべてのお子さんに当てはまるわけではありません。「うちの子も同じようになる」と約束するものでもありませんが、学校に行けない時期があっても、その先の過ごし方はいろいろあるということは、お伝えしたいのです。

松田塾長

高橋

高橋そう聞くと、少し肩の力が抜けます。リオンでは、どんな形で始められるのでしょうか。
松田塾長保護者の方が先に確かめられる方法を、2つ用意しています。ひとつは、無料体験授業です。中学生も対象で、保護者の方のみの相談もできます。Zoomでも対面でも受けられます。体験の流れの中で、いまの英語力のチェックと、そこからのロードマップづくりを行います。

松田塾長

高橋

高橋親だけで相談できるのはありがたいです。もうひとつは、何でしょうか。
松田塾長無料の個別相談です。こちらも保護者の方だけでご相談いただけます。このほか、自宅での映像授業として、オンデマンド講座もあります。また、英語のほか、数学・国語・日本史・世界史・社会なども学べる環境が揃っています。ひきこもりの状態にある中学生をはじめ、高校生も学べます。教科ごとの進め方は、お問い合わせで直接ご確認ください。

松田塾長

項目 リオンの案内
校舎 柏・我孫子校(我孫子市本町2-7-17 カメリア・7・ビル204号室、我孫子駅南口から徒歩1分)、千葉校(千葉市)、オンライン校(全国から受講可)
中学生の対応コース 英検対策、高校受験対策、定期テスト対策。「その他」に不登校・引きこもり対策
無料体験授業 中学生も対象。保護者のみの相談もできる。Zoomでも対面でも可。英語力のチェックとロードマップづくり
無料の個別相談 保護者の方のみの相談もできる
英語以外の科目 数学・国語・日本史・世界史・社会なども学べる環境がある。教科ごとの進め方は、お問い合わせで確認する
自宅での学習 オンデマンド講座あり
連絡先(オンライン校) フリーダイヤル 0120-241-261(受付 月曜から土曜の10時から22時)、LINEと問い合わせフォームもあり
高橋

高橋不登校の子には、具体的にどういう進め方をしてもらえるのか、気になります。顔出しは、通常の授業でも必要ないんでしょうか。
松田塾長そこは、お子さんの様子を伺ってからご案内するのが誠実だと考えています。通常授業での顔出しの扱いや、不登校のお子さん向けの具体的な進め方、料金、学校への報告や出席扱いへの対応などは、お問い合わせで直接確認してください。この記事に書いていないのは、あいまいに伝えて誤解を招かないためです。リオンも、ここまでお話しした選択肢のひとつにすぎません。ほかの塾や居場所と同じ質問をして、感じたことを並べて決めてもらえれば十分です。塾の選び方の基準は、別の記事で詳しくお話ししています。

松田塾長

高橋

高橋見学や体験を、入塾の前提にしなくていいんですね。
松田塾長ええ。見学も体験も、まずは保護者の方が様子を見るところからで足ります。

松田塾長

今のお子さんの状況別|最初に相談するところの目安

高橋

高橋ここまで聞いて、うちの子の場合はどこから動けばいいのか、少し整理したくなりました。
松田塾長状況ごとに、最初に相談しやすい窓口の目安を表にします。あくまで目安で、これが正解というものではありません。

松田塾長

いまの状況 最初に相談しやすい窓口 ひとこと
学校に行けない日が続き始めた 担任の先生、学校の相談窓口 まず状況を共有しておく
保護者としての気持ちを聞いてほしい 教育相談センター(04-7187-4600) 保護者だけで電話してよい
本人が、親にも学校にも言いにくいことがある 児童生徒からの悩み相談ホットライン(04-7188-7867) 名前を言わなくてもよい
夜や休日に不安が強くなる 子どもと親のサポートセンター(0120-415-446、24時間) 県内から電話する
教室に入ることがしんどいが、学校には行ける 校内教育支援センター(学校の先生に相談) 利用の仕方は学校と決める
家にいる時間が長く、外で人と関わる場がほしい 教育支援センター(04-7187-5671) 見学と体験から始まる
心や体の不調が気になる 医療機関、スクールカウンセラー 診断は専門家に
学習の再開を考え始めた 担任の先生に出席・成績の扱いを確認し、塾などの見学・体験 先に学校に確認する
高橋

高橋表にすると、迷っていた気持ちが少し軽くなりました。
松田塾長複数に同時に相談してもかまいません。ひとつの窓口だけで全部が解決するわけではないので、必要に応じて組み合わせてください。

松田塾長

我孫子市の中学生の不登校|相談先と学習の選択肢のまとめ

高橋

高橋最後に、ここまでの要点を復習させてください。
松田塾長要点を、表にまとめますね。

松田塾長

ポイント 内容
国の考え方 登校だけがゴールではない。本人が進路を主体的に捉えて社会的に自立することを目指す(令和元年10月25日の通知)
相談先(学校) 担任の先生、スクールカウンセラー。配置や予約の方法は学校に確認する
相談先(我孫子市) 教育相談センター 04-7187-4600(保護者の相談)、児童生徒からの悩み相談ホットライン 04-7188-7867(本人向け)、こども家庭センター 04-7185-1123
相談先(千葉県) 子どもと親のサポートセンター 0120-415-446(24時間)、24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310
居場所 教育支援センター「かけはし」「ひだまり」(04-7187-5671)、市内すべての小中学校の校内教育支援センター
学習の選択肢 居場所での自主学習、家庭学習、オンライン、民間の塾・学習支援。全部そろえなくてよい
出席・成績 校長・学校の判断。先に学校に確認する(令和元年10月25日の通知、令和6年8月29日の通知)
全国の状況 令和6年度の不登校の小・中学生は353,970人(中学校は216,266人)
高橋

高橋先生、こうして見ると、学校や市の窓口がこんなにあることに驚きました。知らないまま、一人で悩み続けていたかもしれません。
松田塾長窓口は、使われるためにあります。完璧な選択を探す必要はありません。いまのお子さんの状態に合うところを、ひとつ選んで連絡してみる。それだけで、状況が少し動くことがあります。

松田塾長

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高橋

高橋学習面や進路のことは、続けて読んでおきたいです。
松田塾長学習のことは、記事を分けて詳しくお話ししています。勉強の遅れが気になる方は不登校で勉強が遅れた中学生へ|基礎から学び直す方法を、高校受験が気になる方は不登校でも高校受験はできる?千葉県の入試制度と準備を、英語が止まっていると感じる方は不登校で英語についていけない中学生へ|基礎から学び直す方法をご覧ください。

松田塾長

高橋

高橋塾を探すときの基準はどうでしょうか。
松田塾長我孫子市で、不登校の中学生が通える塾や学習支援を選ぶ基準は【我孫子市】不登校の中学生が通える塾・学習支援の選び方にまとめています。オンラインで始めることを考えている方は、不登校の中学生のオンライン塾|無理なく続ける選び方に、出席扱いや学校との連携の話も載せています。我孫子市で中学生の塾を探している方には、我孫子で中学生の塾を探す方へ|英語に強い塾の選び方も参考になります。

松田塾長

よくある質問

高橋

高橋学校に行けない日が続いたら、まずどこに相談すればいいですか。
松田塾長学校の担任の先生に状況を伝えるのが入口になります。あわせて、我孫子市の教育相談センター(電話 04-7187-4600)では、学校に行くことが難しいといった相談を、保護者の方からも受け付けています。どこから相談しても構いません。

松田塾長

高橋

高橋教育支援センターに通うと、学校は欠席になりますか。
松田塾長我孫子市の案内では、教育支援センター「かけはし」「ひだまり」への登室は、在籍している学校の「出席扱い」と書かれています。利用までには、保護者面談や見学、体験などの流れがありますので、教育支援センターか教育相談センターに問い合わせてください。

松田塾長

高橋

高橋塾やオンライン学習をすれば、出席扱いや成績に反映されますか。
松田塾長一定の要件を満たしたうえで、在籍する学校の校長が判断する仕組みで、塾に通うだけで決まるものではありません。学校や教育委員会によって扱いが異なるので、塾や教材に申し込む前に、担任の先生に確認してください。

松田塾長

高橋

高橋勉強を始めるのは、いつがいいのでしょうか。
松田塾長決まった時期はなく、本人の気持ちと体調が落ち着いてからで構いません。国の通知でも、不登校の時期には休養や自分を見つめ直す意味を持つ場合があると示されています。学びの入口は、本人のペースで、見るだけの形から用意しておくくらいで十分です。

松田塾長

高橋

高橋リオンでは、顔を出さずに見学できますか。
松田塾長柏・我孫子校と千葉校では、無料体験授業と無料の個別相談を行っていて、保護者の方のみの参加・相談もできます。通常授業での顔出しの扱いなど、不登校のお子さん向けの進め方は、お問い合わせで直接確認してください。

松田塾長

お子さんのペースに合う学び方は、どれなのか

松田塾長ここまで、相談できる窓口、居場所、学習面の選択肢をお話ししてきました。学校に行けない日が続いても、相談先は学校の中にも、市にも、県にもあります。そして、登校だけを目標にしなくてよい、というのが国の示している考え方でした。

松田塾長

高橋

高橋情報は整理できました。でも、うちの子の場合、結局どこから始めるのがいいのか、まだ分かりません。
松田塾長そこがいちばん大切なところです。学校に行けないという状況は同じでも、中身はご家庭ごとに違います。朝が特につらい子、人の目が気になる子、勉強から離れて何から戻ればいいか分からなくなっている子、学校との連絡がうまくいっていない子。同じように見えても、先に整えることが違えば、合う形も変わってきます。

松田塾長

高橋

高橋周りと同じ方法を選んでも、うちの子に合うとは限らないんですね。
松田塾長はい。いちばんもったいないのは、焦って合わない形で始めてしまい、お子さんが「また自分はだめだった」と感じてしまうことです。勉強の遅れを取り戻すことよりも、本人が「自分でも進める」という感覚を失わないことのほうが、長い目では大事だと私は考えています。方向を間違えたまま急ぐより、先にいまの状況を確かめるほうが、結果的に近道になります。

松田塾長

高橋

高橋確かめるといっても、何を確かめればいいんでしょう。
松田塾長本人の気持ち、いまの学習の止まっている場所、負担にならない最初の一歩。この3つが見えると、お子さんのペースを守りながら、学びの入口を作れます。英語進学塾リオンでは、無料体験授業の流れの中で、いまの英語力のチェックと、そこからのロードマップづくりを行っています。保護者の方のみの相談もできますので、お子さんの様子をお話しいただくところから始めても構いません。まず話を聞いて、判断していただいて構いません。

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参考リンク

参考リンク

– 我孫子市 小中学生の不登校・友人関係・学習・就学等についての相談: https://www.city.abiko.chiba.jp/kosodate/kyoiku/kenkyujo/kyouikusoudan.html

– 我孫子市 教育相談センターの事業: https://www.city.abiko.chiba.jp/kosodate/kyoiku/kenkyujo/about.html

– 我孫子市 教育支援センター「かけはし」「ひだまり」: https://www.city.abiko.chiba.jp/kosodate/kyoiku/kenkyujo/young_teganuma.html

– 我孫子市 校内教育支援センター: https://www.city.abiko.chiba.jp/kosodate/kyoiku/kenkyujo/kounaikyouikushien.html

– 我孫子市 児童生徒からの悩み相談ホットライン: https://www.city.abiko.chiba.jp/kosodate/kyoiku/kenkyujo/ijime_hotline.html

– 我孫子市 子育て各種相談窓口のご案内: https://www.city.abiko.chiba.jp/kosodate/children/consultation/consulting/kakushu_sodan.html

– 我孫子市 ひきこもりの相談について: https://www.city.abiko.chiba.jp/kenko/shogaishafukushi/shogai_sodan/fukushi_sodan/hikikomorisoudan.html

– 千葉県教育委員会 子どもと親のサポートセンター相談窓口: https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/soudan/ijime.html

– 文部科学省 不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)令和元年10月25日: https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1422155.htm

– 文部科学省 不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱いについて(別記2): https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1422155_00005.htm

– 文部科学省 不登校児童生徒が欠席中に行った学習の成果に係る成績評価について(通知)令和6年8月29日: https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1422155_00002.htm

– 文部科学省 令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(不登校抜粋版): https://www.mext.go.jp/content/20251106-mxt_jidou01-000045738_3.pdf

– 英語進学塾リオン 無料体験授業: https://lion-institution.co.jp/free_trial/

– 英語進学塾リオン 柏・我孫子校のご案内: https://lion-institution.co.jp/liontoha/abiko/

– 英語進学塾リオン オンライン校のご案内: https://lion-institution.co.jp/liontoha/onlinekou/

Q. 学校に行けない日が続いたら、まずどこに相談すればいいですか。

学校の担任の先生に状況を伝えるのが入口になります。あわせて、我孫子市の教育相談センター(電話 04-7187-4600)では、学校に行くことが難しいといった相談を、保護者の方からも受け付けています。どこから相談しても構いません。

Q. 教育支援センターに通うと、学校は欠席になりますか。

我孫子市の案内では、教育支援センター「かけはし」「ひだまり」への登室は、在籍している学校の「出席扱い」と書かれています。利用までには、保護者面談や見学、体験などの流れがありますので、教育支援センターか教育相談センターに問い合わせてください。

Q. 塾やオンライン学習をすれば、出席扱いや成績に反映されますか。

一定の要件を満たしたうえで、在籍する学校の校長が判断する仕組みで、塾に通うだけで決まるものではありません。学校や教育委員会によって扱いが異なるので、塾や教材に申し込む前に、担任の先生に確認してください。

Q. 勉強を始めるのは、いつがいいのでしょうか。

決まった時期はなく、本人の気持ちと体調が落ち着いてからで構いません。国の通知でも、不登校の時期には休養や自分を見つめ直す意味を持つ場合があると示されています。学びの入口は、本人のペースで、見るだけの形から用意しておくくらいで十分です。

Q. リオンでは、顔を出さずに見学できますか。

柏・我孫子校と千葉校では、無料体験授業と無料の個別相談を行っていて、保護者の方のみの参加・相談もできます。通常授業での顔出しの扱いなど、不登校のお子さん向けの進め方は、お問い合わせで直接確認してください。

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