高橋先生、中学2年の息子のことで相談です。数か月前から学校に行けなくなって、いまはほとんど家から出ません。部屋で過ごす時間が長く、勉強の話をすると表情が固くなります。「ひきこもり 中学生 勉強」と検索してみたのですが、勉強させたほうがいいのか、そっとしておくべきなのか、家で何ができるのか、分からないことばかりで。
松田塾長ここにたどり着くまで、お一人でずいぶん悩まれたと思います。最初に、2つお伝えします。お子さんが家で過ごす時間が長くなったのは、保護者の方の育て方のせいでも、お子さんの怠けでもありません。そして、勉強をいつ始めるかは、本人の意思と心身の状態が先で、時期は後から決まるものです。この記事では、「何か月で」「どこまで」といった期間や成績の見通しは、お約束もお示しもしません。

高橋約束がないと聞いて、かえって安心しました。では、何を教えていただけるのでしょうか。
松田塾長家で、無理のない形で勉強の入口を用意するための考え方と、具体的な選択肢です。勉強の話をしてよい状態かの見方、家で進められる学び方の入口、保護者の方の関わり方、進め方の順番、学校との関係、相談先の順にお話しします。なお、私は医療の専門家ではないので、お子さんの状態の診断や、「ひきこもりかどうか」の判断はできません。心や体の不調が気になるときは、勉強の話より先に、学校の先生、スクールカウンセラー、公的な相談窓口、医療機関に相談してください。

高橋似たテーマの記事も、いくつかあるようですね。
相談だけでも無料です
勉強のこと、塾選び、進路のこと。進学塾リオンの無料の個別相談で、まずお話しください。相談だけでもかまいません。保護者の方だけでも、オンラインで自宅からでも受けられます。無料体験授業は、中学生・高校生とも全学年が対象です。
結論 ひきこもりの中学生の勉強は、本人の状態と意思が先。入口を並べて、本人が選ぶ
高橋結論から教えてください。ひきこもりの状態にある中学生の勉強は、家でどう進めればいいのでしょうか。
松田塾長順番に並べると、次の5つです。1つずつの中身は、このあと順番にお話しします。

| 順番 |
やること |
ねらい |
| 1 |
安心して休めているか、心や体の不調がないかを先に見る |
勉強より前に、安全と健康を確かめる |
| 2 |
保護者が先に、学校や相談窓口に話す |
お子さんに負担をかけずに、材料を集める |
| 3 |
家で進められる入口を、2つか3つ用意する |
本人が選べる状態をつくる |
| 4 |
本人に一度だけ見せて、選ぶか、選ばないかを任せる |
本人の意思を尊重する |
| 5 |
触れられたら量や成果に触れず受け止め、止まったら戻る |
続けやすい形を守る |
高橋5番まで進まなくてもいいのでしょうか。
松田塾長1番で止まっていても、まったく問題ありません。勉強を始めさせることより、いつでも始められる状態を整えておくことが、保護者の方の役割だと、私は考えています。

高橋でも、休んでいる間にも、勉強は遅れていきますよね。
松田塾長その心配も、本当のことです。文部科学省の令和元年10月25日付けの通知は、不登校の支援について、「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて、社会的に自立することを目指す必要がある、としています。同じ項目に、不登校の時期が休養や自分を見つめ直す積極的な意味を持つことがある一方で、学業の遅れや進路選択上の不利益に留意することも書かれています。休むことの意味と、遅れの心配は、どちらも本当です。遅れた分の取り戻し方は
不登校で勉強が遅れた中学生へ|基礎から学び直す方法にまとめたので、ここでは入口づくりに絞ります。

高橋ひきこもりと不登校は、同じ意味ではないのですよね。
松田塾長別の言葉です。厚生労働省のガイドラインは、ひきこもりを、就学・就労・家庭外での交遊などの社会的参加を回避し、原則として6か月以上、おおむね家庭にとどまり続けている状態を指す「現象概念」と説明しています。病名ではなく、状態を表す言葉です。

高橋不登校のほうは、どう説明されているのですか。
松田塾長不登校は、文部科学省の令和6年8月29日付けの通知で、学校生活への適応が困難なために相当の期間出席しない、またはできない状況、と説明されています。重なることはありますが、どちらに当たるかは、保護者の方や私が決めることではありません。令和7年1月の「ひきこもり支援ハンドブック」には、支援の対象となる状態にある期間は問わないと書かれているので、6か月たっていなくても、相談してかまいません。違いの詳しい話は
【我孫子市】中学生のひきこもり|保護者ができることと学習支援にあります。

勉強の話をしてよい状態か 様子を見るときの目安(診断ではありません)
高橋勉強の話を、いつ切り出していいのか分かりません。話題にして、親子の関係が悪くなるのが怖くて。
松田塾長怖いと感じるのは、自然なことです。切り出してよいかを見る材料を、表にします。これは診断ではなく、私の指導経験にもとづく一般的な整理で、お子さんによって違います。

| 様子の例 |
受け止め方の例 |
保護者の動きの例 |
| 食事や睡眠が大きく崩れている、体の具合が悪そう |
勉強より先に、専門の窓口に相談したい状態かもしれない |
学校、窓口、医療機関に相談する |
| 部屋で過ごす時間が長く、会話はほとんどない |
勉強の話は、いったん置いてよい |
安心して休める環境を守り、保護者が先に相談する |
| 好きなことには向かえている |
本人にとって大切な時間であることも多い |
取り上げず、その話に耳を傾ける |
| 学校や勉強の話題を、自分から口にすることがある |
入口を並べてよい合図かもしれない |
一度だけ、選べる形で見せる |
| 勉強の話題で、強くいやがる、体調を崩す |
今は話題にしないほうがよい |
話題にせず見守る。つらい様子が長く続くときは相談する |
高橋好きなことには向かえている場合は、よい兆しなのでしょうか。
松田塾長よいかどうかは、私には判断できません。ただ、好きなことに向かえている時間を、取り上げる必要はないと考えています。好きなものの話に耳を傾けるなかで、「これなら少し見てみてもいい」と思えるものが見つかることもあります。見つかるかどうかは、お子さんによって違います。

高橋勉強より先に相談したほうがいい様子は、ありますか。
松田塾長あります。これも診断ではなく、私の経験にもとづく一般的な整理です。

勉強より先に、相談したい様子
– 食事や睡眠が大きく崩れている
– 自分を傷つけるような言葉や行動がある
– 家族や物に激しく当たる
– 体の具合が悪そうなのに、受診をいやがる
松田塾長こうした様子が見られたときは、「様子を見よう」と一人で抱えず、そのまま相談窓口に伝えてください。当てはまらなくても、不安なら相談してかまいません。窓口は、後の章で表にします。お子さんの命や安全に関わると思うときは、迷わず、警察(110)や救急(119)に連絡してください。

高橋表を見ても、うちの子がどの様子に近いのか、自分では決めきれません。
松田塾長無理もありません。同じ「家で過ごす時間が長い」でも、様子は日によっても変わりますし、どの入口が合うかは、お子さんによって違います。ご家庭だけで見極めようとせず、一度、状況を話してみる方法もあります。進学塾リオンでは、勉強のことを無料の個別相談でお聞きしています。相談だけでかまいませんし、保護者の方だけでも、オンラインで自宅からでも受けられます。話してよさそうな様子のときに、家にいながら選べる入口は、次の章で挙げます。

家で進められる学び方の入口 6つ

高橋家にいる状態で、どんな学び方があるのでしょうか。
松田塾長文部科学省の令和元年10月25日付け通知の別記2は、自宅でICT等を活用した学習活動を行った場合の出欠の取扱いを示したものですが、その解説に、家庭での学習の例が挙がっています。民間業者が提供するICT教材、パソコンで個別学習できるシステム、教育支援センター作成のICT教材、学校のプリントや通信教育、在籍校の授業を自宅に配信して行う学習です。インターネットだけでなく、郵送、電子メール、FAXで提供されるものも含まれる、と書かれています。これに、学校の外の場である教育支援センターを加えて、6つの入口にまとめました。

| 入口 |
向きやすい様子 |
先に確かめたいこと |
| 学校のプリント・教科書・ワーク |
外出や人との接触が負担で、手元にあるもので始めたい |
担任の先生からの受け取り方(郵送、保護者の受け取りなど) |
| 市販のドリル・問題集 |
自分のペースで、好きな教科だけ触れたい |
本人が選ぶ余地があるか、難しすぎないか(前の学年のものでもよい) |
| 通信教育(教材が郵送で届く) |
画面を長く見るのがつらい、紙で進めたい |
内容と進め方が分かるか、続けられる量か |
| ICT教材・映像授業(タブレットやパソコン) |
顔を出さずに、好きな時間に、繰り返し見たい |
学習のねらいと内容が明確か、質問できるか |
| オンラインの授業・1対1(Zoomなど) |
先生とやり取りしたい、生活のリズムをゆるやかにつくりたい |
顔出しの扱い、時間帯、休んだ日の対応、体験の有無 |
| 教育支援センター(我孫子市の「かけはし」「ひだまり」) |
家の外に、人と過ごせる場所がほしい |
登室までの流れ、本人の意志、対象になるか(教育相談センターに確認) |
高橋学校の授業を、自宅に配信してもらう方法もあるのですか。
松田塾長通知の解説には、在籍校の授業を自宅に配信して行う学習(同時双方向型とオンデマンド型)が、例として挙がっています。ただ、実際に配信しているかどうかは学校によって違います。担任の先生に、できる範囲を聞いてみてください。

高橋市販のドリルと、ICT教材と、どちらが向いているのでしょう。
松田塾長お子さんによって違い、私にも決められません。紙のほうが落ち着く子もいれば、動画やタブレットのほうが入りやすい子もいます。正解を決めずに、本人が選べるように並べておくのが、基本の考え方です。同じ令和元年の通知は、教育支援センター、フリースクールなどの民間施設、ICTを活用した学習支援など、多様な教育機会を確保する必要がある、としています。また、「本人の希望を尊重した上で」様々な関係機関等を活用して社会的自立への支援を行う、とも書かれています。

高橋無料のインターネット教材でも、いいでしょうか。
松田塾長使ってはいけない理由はありません。ただ、何をどこまで学ぶものか、内容と進め方が見えるものを選ぶと安心です。別記2の解説には、出席扱いと判断しなかった例として、無料のインターネット学習プログラムを利用していたが、学習のねらいや内容が明確でなかった事例が挙がっています。出席扱いの話を離れても、選ぶときの目安になると思います。

高橋教育支援センターでは、勉強もするのでしょうか。
松田塾長我孫子市の保護者向け案内には、活動は本人の実態や希望、保護者の方の考えをもとに設定する、と書かれています。活動例には、指導員との雑談や相談、読書や製作、学校の課題(プリントやワーク、ドリルなど)の学習が挙がっています。利用料はかかりません(校外学習の施設利用料や昼食代などは実費)。対象は市内小中学校に在籍する児童生徒で、登室は在籍校の「出席扱い」になる、とも書かれています。

高橋家から出られないときは、難しそうです。
松田塾長よくある質問に、おうちにいる時間が長いお子さんが、「家の外に出て人と関わる」という目標で、登室して少しお話をしてすぐに帰宅する使い方も考えられる、と書かれています。ただ、ひきこもり状態のお子さんがそのまま対象になるかどうかは、市の案内に明記がありません。教育支援センター(04-7187-5671)か教育相談センター(04-7187-4600)に、状況を話して聞いてみてください。保護者の方だけで問い合わせてもかまいません。

保護者が先にできること・避けたいこと 家は、勉強の場所の前に、安心できる場所

高橋入口を用意するとして、親として、ほかに何をすればいいのでしょうか。
松田塾長厚生労働省の「ひきこもり支援ハンドブック」は、支援する人向けの資料ですが、家族について大切なことが書かれています。家族が焦って叱咤激励し、無理に外へ連れ出そうとしても、状況は改善しない。一方で、家の中で本人が過ごしやすい、安全・安心な環境を整えることで、本人の気持ちや家族への対応が変わることがある、という内容です。支援の目指す姿についても、本人が社会参加や就労をすることだけをゴールにせず、本人と家族が自らの意思で、今後の生き方や社会との関わり方を決められること(自律)を目標とする、と説明されています。

高橋それを、勉強に置き換えると、どうなりますか。
松田塾長勉強も同じ考え方でよいと、私は思います。勉強をさせることを目標にせず、本人が「やってみようかな」と思ったときに、すぐ始められる状態を整えておく。次に挙げるのは、私の指導経験にもとづく一般的な整理で、お子さんによって、合う関わり方は違います。

保護者が先にできること
– 学校との連絡を、保護者が引き受ける ― 担任の先生とのやり取りやプリントの受け取りを、お子さんに任せない
– 入口を2つか3つ用意して、手の届くところに置く ― 使うかどうかの返事は求めない
– 勉強の話は、一度だけ聞く ― 「こういうのがあるよ。見てみる?」と一言。「いや」なら、そこで見送る
– 始められたことだけを受け止める ― 量・点数・正答には触れない
– 保護者の方自身も相談する ― 疲れてしまうのは自然なこと。保護者が先に相談して学ぶのも、一つの方法
高橋避けたほうがいいことも、知っておきたいです。
松田塾長これも私の経験にもとづく整理ですが、勉強の話そのものを遠ざけやすい関わり方を挙げます。

避けたい関わり方
– 遅れを突きつける ― 「どれだけ遅れているか分かっているの」は、勉強の話そのものを避けるきっかけになりやすい
– 他の子と比べる ― 「みんなはもう先に進んでいるよ」は、自信をさらに下げやすい
– 勉強を条件にする ― 「やらないなら、○○はなし」と結びつけると、勉強への抵抗が強まりやすい
– 本人に黙って決める ― 教材や塾、相談先を、本人に伝えないまま決めない
– 毎日の進み具合を確認する ― 見張られていると感じると、始めること自体が重くなりやすい
高橋不安になると、つい言ってしまいそうです。
家で進める5つの順番 最初の一歩を、準備から
高橋実際には、どの順番で動けばいいのでしょうか。
松田塾長家でできる準備を、次の5つの順に並べます。お子さんに負担をかけずに、先に材料を集めるための順番です。この順番は、国が定めた手順ではなく、私の指導経験にもとづく一般的な整理です。

steps
- 学校に、いまの状況を伝える ― 担任の先生に、家での過ごし方、連絡の取り方、プリントの受け取り方を相談する。お子さんに伝えるかどうかは、様子を見て決める
- 相談窓口で、入口の選び方を聞く ― 教育相談センターなどで、教育支援センターや学習の場について聞く。保護者だけで相談できる
- 入口を2つか3つに絞って、手元に用意する ― 買う前に、見本や体験で内容を確かめる
- 本人に、一度だけ見せる ― 「選んでもいいし、選ばなくてもいい」と伝える。返事がなければ、そのまま置いておく
- 触れられたら受け止め、止まったら戻る ― 量や教科は本人が決める。できなかった日は何も言わず、最初の入口に戻ってよい
高橋1回にどのくらいの量から始めればいいですか。
松田塾長時間や量の目安は、示せません。お子さんの体調や気持ちには波があり、同じ量でも、つらい日とできる日があるからです。私が大切にしているのは、本人が決められる単位です。ページ、問題、動画1本、単語カード数枚など、本人が「これならいい」と思える大きさでかまいません。毎日と決める必要もありません。できなかった日があっても、最初の入口にまた戻れる形にしておくことが、続けるための条件だと考えています。

高橋どの教科から始めればいいでしょう。
高橋進めている途中で、本人が嫌になったら、どうすればいいですか。
松田塾長やめて構いません。入口は、あとから選び直せます。何が合わなかったのかは、次の入口を選ぶ手がかりになるので、「うまくいかなかった」と考えなくて大丈夫です。

学校との関係 出席扱いや成績は、勉強の目的にしない
高橋家で勉強したことは、出席扱いや成績になりますか。
松田塾長なる場合がある、というのが正確です。令和元年10月25日付け通知の別記2は、家庭にひきこもりがちな不登校の児童生徒の支援を趣旨に挙げ、一定の要件を満たした場合に、校長が自宅でのICT等を活用した学習活動を指導要録上出席扱いにし、その成果を評価に反映できるとしています。要件には、保護者と学校の十分な連携・協力関係、訪問等による対面指導が適切に行われることを前提とすること、計画的な学習プログラムであることなどが含まれます。さらに、令和6年8月29日付けの通知で、一定の要件の下、学校の判断で、欠席中に行った学習の成果を成績評価に考慮できるとされました。

高橋家で動画を見れば出席になる、というわけではないのですね。
松田塾長そうです。通知の書き方からは、出席扱いは校長が、成績評価は学校が、要件を踏まえて判断する、と受け止めておくのが正確です。実際の扱いは学校や教育委員会によって違います。通知の対象は、義務教育段階の「不登校児童生徒」なので、お子さんが対象になるかどうかも含めて、先に担任の先生や学校の相談窓口に確認してください。

出席扱い・成績について、先に知っておきたいこと
– 決めるのは在籍する学校(校長) ― 塾や教材の説明だけで決めない
– 自宅でのICT等の学習は、対面指導が前提に含まれる ― 動画を見るだけで、自動的に出席になるわけではない
– 通知の対象は、義務教育段階の「不登校児童生徒」 ― お子さんが対象になるかも、学校に確認する
– 教育支援センターへの登室は、我孫子市の案内では出席扱い ― 手続きは在籍校を通すので、詳しい流れは教育相談センターか担任の先生に聞く
– 出席扱いのために勉強しない ― 本人の気持ちと状態が先で、制度は後から考えてよい
高橋詳しい要件は、どこで読めますか。
相談先 勉強のこと・心のこと・家から相談できる窓口
高橋相談は、どこにすればいいですか。
松田塾長2026年10月時点で、我孫子市と千葉県の公式ページで確認できた窓口のうち、勉強や学校のことを相談できるものを、表にします。どこに相談してもかまいませんし、複数に相談しても問題ありません。

| 窓口 |
対象と主な相談内容 |
受付 |
電話 |
| 我孫子市 教育相談センター |
市内在住の小中学生の本人や保護者。学校に行くことが難しい、学習が遅れがち、授業に集中することが難しい、など |
電話は月曜〜金曜(祝日・年末年始を除く)の午前9時から午後4時30分。来所は午前9時から午後4時で要予約 |
04-7187-4600 |
| 我孫子市 教育支援センター「かけはし」「ひだまり」 |
市内小中学校在籍の児童生徒。学校への登校に不安や困難を抱える児童生徒の居場所。利用料はかからない |
利用のお問い合わせは、教育支援センターか教育相談センターへ |
04-7187-5671 |
| 我孫子市 こども家庭センター |
子育てや家庭の悩み、困りごと。電話のほか、LINE相談や自宅への訪問相談も行っている |
平日の午前8時30分から午後5時(土日祝日・年末年始は休み) |
04-7185-1123(相談専用ダイヤル) |
| 千葉県子ども・若者総合相談センター「ライトハウスちば」 |
ひきこもり、ニート、不登校など、概ね39歳までの子ども・若者と、その家族や学校の先生。電話相談と予約制の面接相談 |
火曜〜日曜の午前10時から午後5時(月曜・年末年始は休み。月曜が祝日の場合は翌火曜も休み) |
043-420-8066 |
| 千葉県「子どもと親のサポートセンター」 |
学校生活、心や身体のこと、進路や適性のこと。本人、保護者、教職員が対象。メール相談とオンライン相談もある |
電話は24時間。来所は平日の午前9時から午後5時(新規は電話で申し込み) |
0120-415-446(県内は無料) |
| 千葉県ひきこもり地域支援センター |
ひきこもりに特化した相談窓口。千葉市を除く県内在住が対象。我孫子市のページには、対象が「原則18歳以上」とある |
月曜〜金曜(祝日・年末年始を除く)の午前9時30分から午後4時30分。メール相談は不可 |
043-307-3812 |
高橋千葉県ひきこもり地域支援センターは、中学生のことでも相談できるのでしょうか。
松田塾長千葉県のページには、千葉市を除く県内在住の方が対象で、ひきこもり状態にあるご本人、ご家族などどなたでも相談できると書かれています。相談例には「子どもがひきこもっている状態にあり、相談したい」も挙がっています。一方、我孫子市のページには、対象が「原則18歳以上」と書かれていて、県のページには対象の年齢が書かれていません。中学生のお子さんのことで、どこまで受け付けてもらえるかは、公式の資料だけでは判断できません。電話で、「中学生の子どものことで相談したい」と最初に伝えて、確かめてください。

高橋外に出にくいときも、使える窓口はありますか。
松田塾長我孫子市のこども家庭センターは、電話のほか、LINE相談と自宅への訪問相談も行っています。子どもと親のサポートセンターには、メール相談とオンライン相談があります。千葉県ひきこもり地域支援センターは、事情があって来所が難しい場合、お住まいの地域へ出向く出張相談も対応できると、県のページに書かれています。

高橋心や体の不調が気になるときは、どこに相談すればいいですか。
松田塾長次の窓口があります。

心や体の不調が気になるときの相談先
– 学校 ― 担任の先生、養護教諭、スクールカウンセラー。保護者の方から連絡してかまいません
– 医療機関 ― かかりつけ医や、心の不調に対応する医療機関。どこを受診すればよいか分からないときは、学校のスクールカウンセラーや、下の精神保健福祉センターに相談してもよい
– 千葉県精神保健福祉センター ― 心の健康、精神科医療、思春期の精神保健などの電話相談(こころの電話相談 043-307-3360。月曜〜金曜、祝日・年末年始を除く午前9時から午後6時30分)。千葉市を除く県内が所管
– お子さん自身が使える窓口 ― 千葉県教育委員会のSNS相談(県内の小中高生を対象としたLINE相談)、我孫子市の児童生徒の悩み相談ホットライン(04-7188-7867。市内小中学校の児童生徒が対象)、文部科学省の「24時間子供SOSダイヤル」(0120-0-78310)
高橋窓口が多くて、どれに電話するか迷います。
松田塾長迷うときは、勉強や学校のことが中心なら教育相談センター、家庭全体の困りごとや保護者の方自身の疲れが中心ならこども家庭センター、というのがわかりやすい目安です。はっきりした線引きはありません。一度の電話で解決しなくても構いません。窓口同士がつないでくれることもあります。

今の様子から、最初の一歩を探す 診断ではなく、目安の表

高橋うちの子が、いまどのあたりにいるのか、当てはめてみたいです。
松田塾長次の表で、近いものを探してみてください。複数当てはまってもかまいません。目安であって、診断ではありません。

| いまの様子 |
最初の一歩の例 |
気をつけたいこと |
| 勉強の話をすると、強くいやがる |
勉強の話は出さず、保護者が先に学校や窓口に相談して情報を集める |
本人の前で、遅れの話をしない |
| 食事や睡眠が大きく崩れている、体調が悪そう |
勉強より先に、学校や窓口、医療機関に相談する |
勉強を始めることを目標にしない |
| 家にはいるが、好きなことには向かえている |
入口を2つか3つ、手の届くところに置く。返事は求めない |
好きなことを取り上げない |
| 学校や勉強の話を、自分から口にすることがある |
入口を並べて、本人に選んでもらう。聞くのは一度だけ |
張り切って予定を決めない |
| 少し触れられるようになってきた |
本人が決めた単位で続ける。できた日も、できない日も、量に触れない |
急に増やさない |
| 家の外に、少しなら出られそう |
教育支援センターの見学など、外とのつながりを窓口に相談する |
本人の気持ちを確かめてから |
高橋うちは、「勉強の話をすると、強くいやがる」と「好きなことには向かえている」の2つが近い気がします。
松田塾長それなら、勉強の話は出さずに、保護者の方が先に学校と窓口に相談しておくことから始められそうです。表で見えるのは方向性までです。入口が本当に合うかどうかは、お子さんの様子を見ながら、確かめていくことになります。

高橋自分たちだけで見当をつけるのは、難しそうです。
松田塾長ひとりで抱え込まなくて大丈夫です。学校や市の窓口のほか、勉強の面なら塾に相談するという選び方もあります。リオンでも、保護者の方だけで、お子さんの様子を話していただけます。

英語進学塾リオンの場合 無料の個別相談と、無料体験授業
高橋先生の教室でも、ひきこもりの状態のお子さんの勉強の相談はできますか。
松田塾長英語進学塾リオンは、柏・我孫子校(我孫子駅南口から徒歩1分)、千葉校、全国から受けられるオンライン校の3校とも、対応コースの「その他」に「不登校・引きこもり対策」を挙げています。中学生の対応コースは、英検対策、高校受験対策、定期テスト対策です。長年、不登校の生徒も指導してきました。公的な窓口を先に使ってもかまいませんし、リオンにも相談していただいてかまいません。

高橋家で過ごす時間が長かったお子さんは、その後、どうなったのでしょうか。
松田塾長ひとつのケースにすぎず、ほかのお子さんにも同じように当てはまるとは限りません。小学1年生のころから学校に行けず、家で過ごす時間が長かった生徒が、いまは高校生になり、生き生きと過ごしています。そういう生徒もいた、という事実だけをお伝えします。

高橋まず相談だけ、ということもできますか。
松田塾長できます。無料の個別相談は、相談だけでかまいません。保護者の方だけでも、オンラインで自宅からでも受けられます。相談の受け方の細かい手順、時間、予約の方法は、お問い合わせで直接ご確認ください。

高橋体験授業は、どんなものですか。
松田塾長無料体験授業は、中学生・高校生とも全学年が対象です。Zoomでも対面でも受けられ、保護者の方のみの相談もできます。体験の流れの中で、現在の英語力のチェックと、そこからのロードマップ作成を行います。Zoomでの体験の進め方は、お問い合わせで直接ご確認ください。

高橋英語以外の勉強は、どうなりますか。
松田塾長英語を中心に、数学・国語・日本史・世界史・社会なども学べる環境があります。ひきこもりの状態にある中学生をはじめ、高校生も学べる環境です。教科ごとの進め方や料金は、お問い合わせで直接ご確認ください。中学生コースでは、自分で計画的に学習を進められるように、「目標達成シート」を使って、教務スタッフが生徒一人ひとりに並走する取り組みを行っています。自宅で見られるオンデマンド講座もありますが、対象や進め方は、お問い合わせでお聞きください。

高橋通常の授業での顔出しや、学校への報告、出席扱いはどうなりますか。
松田塾長ここには書かず、お問い合わせで直接ご確認ください。出席扱いなど学校の判断が関わることは、塾に聞く前に、学校に確かめておくことをおすすめします。連絡先は、オンライン校のフリーダイヤル0120-241-261で、受付は月曜から土曜の10時から22時です。LINEと問い合わせフォームの案内もあります。まず話を聞いて、判断していただいて構いません。

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高橋ほかに、読んでおいたほうがいい記事はありますか。
よくある質問
高橋ひきこもりの中学生に、勉強はさせたほうがよいですか?
松田塾長勉強をさせることを目標にしなくてよい、と私は考えています。文部科学省の令和元年10月25日付けの通知は、不登校の支援を「学校に登校する」という結果のみの目標にせず、休養の意味と学業の遅れの心配の両方に触れています。勉強を始める時期の決まりはなく、本人の意思と心身の状態が先です。本人が「やってみようかな」と思ったときに始められるよう、入口を用意しておく形が考えられます。期間や成績の見通しは、お約束できません。

高橋家でできる勉強には、どんなものがありますか?
松田塾長文部科学省の令和元年10月25日付けの通知の別記2には、民間業者のICT教材、パソコンで個別学習できるシステム、学校のプリントや通信教育、在籍校の授業の自宅への配信などが、家庭での学習の例として挙げられています。市販のドリルや、オンラインの授業・1対1の指導もあります。どれが合うかはお子さんによって違うので、2つか3つ用意して、本人が選べるようにする考え方があります。

高橋勉強の話をすると、怒ったり黙ったりします。どうすればよいですか?
松田塾長無理に話題にしなくて大丈夫です。一度だけ「こういうのがあるよ。見てみる?」と聞いて、いやがったら見送ります。これは私の指導経験にもとづく一般的な考え方で、お子さんによって違います。その間に、保護者の方が学校や相談窓口に話しておくと、本人が望んだときに動きやすくなります。勉強の話でつらい様子が続くときや、食事・睡眠が大きく崩れているときは、学校の先生、スクールカウンセラー、公的な相談窓口、医療機関に相談してください。

高橋家で勉強したことは、出席扱いや成績になりますか?
松田塾長出席扱いや成績評価にするかどうかは、在籍する学校(校長)の判断で、なる場合も、ならない場合もあります。文部科学省の令和元年10月25日付けの通知の別記2には、一定の要件を満たした場合に、校長が自宅でのICT等を活用した学習を出席扱いにし、成果を評価に反映できると書かれています。要件には、保護者と学校の連携や、訪問等による対面指導を前提とすることが含まれ、通知の対象は義務教育段階の不登校児童生徒です。学校や教育委員会によって扱いが違うので、担任の先生や学校の相談窓口に確認してください。「塾に通えば出席扱いになる」とは限りません。

高橋保護者だけでも相談できますか?
松田塾長相談できる窓口があります。我孫子市の教育相談センターは、市内在住の小中学生の本人や保護者が対象で、来所は要予約です。千葉県のライトハウスちばは、家族や学校の先生からの相談も受け付けています。進学塾リオンの無料の個別相談も、保護者の方だけで受けられ、オンラインで自宅から受けることもできます。相談の手順や予約の方法は、お問い合わせで直接ご確認ください。

では、お子さんの場合は、どの入口から始めるのがよいでしょうか
松田塾長ここまで、ひきこもりの状態にある中学生の勉強について、勉強の話をしてよい状態の見方、家で進められる入口、保護者の方の関わり方、進め方の順番、学校との関係、相談先をお話ししてきました。勉強の前に安心と体調を確かめて、保護者の方が先に動き、入口を並べて、本人が選ぶ。これが、この記事でお伝えしたことの全部です。

高橋考え方は分かりました。ただ、うちの子の場合、どの入口が合うのか、まだ見えていません。
松田塾長そこが、記事だけでは分からないところです。同じ「家で過ごす時間が長い」でも、勉強の話をまだ聞けない子、好きなことには向かえるけれど勉強とはつながらない子、学校とのやり取りが途切れて、プリントがたまっているご家庭、人と話すことが負担で、オンラインにも不安がある子、遅れが気になって、保護者の方のほうが動けなくなっているご家庭と、止まっている場所がそれぞれ違います。止まっている場所が違えば、最初に用意する入口も変わります。

高橋合わない入口から進めてしまうと、どうなりますか。
松田塾長気がかりなのは、頑張ろうとする保護者の方が、教材をそろえたのに本人は触れず、親子ともに消耗してしまうことです。厚生労働省のハンドブックにも、家族や支援者から「外に出ること」「就労すること」を求められて、本人がさらに傷つき、支援から遠ざかったり、家族との距離が離れたりする事例がある、と書かれています。勉強の場合も、本人の状態と違うところから動くと、似た行き違いが起きかねません。反対に、お子さんの状態、使える入口、学校や窓口とのつながり方の3つが見えてくると、急いで決めなくても、落ち着いて選びやすくなると考えています。

高橋それを、一緒に確かめてくれる人がいると心強いです。
松田塾長英語進学塾リオンは、そのうち、勉強の入口を考える部分と、現在の英語力を確かめる部分で、お手伝いできます。無料体験授業では、現在の英語力のチェックと、そこからのロードマップ作成を行います。無料の個別相談は、相談だけでかまいません。保護者の方だけで、オンラインで自宅から、お子さんの様子や、いま迷っていることをお話しください。相談のあとの進め方や、出席扱いなど学校の判断が関わることは、お問い合わせで直接ご確認いただくか、学校にご確認ください。まず話を聞いて、判断していただいて構いません。

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Q. ひきこもりの中学生に、勉強はさせたほうがよいですか?
勉強をさせることを目標にしなくてよい、と私は考えています。文部科学省の令和元年10月25日付けの通知は、不登校の支援を「学校に登校する」という結果のみの目標にせず、休養の意味と学業の遅れの心配の両方に触れています。勉強を始める時期の決まりはなく、本人の意思と心身の状態が先です。本人が「やってみようかな」と思ったときに始められるよう、入口を用意しておく形が考えられます。期間や成績の見通しは、お約束できません。
Q. 家でできる勉強には、どんなものがありますか?
文部科学省の令和元年10月25日付けの通知の別記2には、民間業者のICT教材、パソコンで個別学習できるシステム、学校のプリントや通信教育、在籍校の授業の自宅への配信などが、家庭での学習の例として挙げられています。市販のドリルや、オンラインの授業・1対1の指導もあります。どれが合うかはお子さんによって違うので、2つか3つ用意して、本人が選べるようにする考え方があります。
Q. 勉強の話をすると、怒ったり黙ったりします。どうすればよいですか?
無理に話題にしなくて大丈夫です。一度だけ「こういうのがあるよ。見てみる?」と聞いて、いやがったら見送ります。これは私の指導経験にもとづく一般的な考え方で、お子さんによって違います。その間に、保護者の方が学校や相談窓口に話しておくと、本人が望んだときに動きやすくなります。勉強の話でつらい様子が続くときや、食事・睡眠が大きく崩れているときは、学校の先生、スクールカウンセラー、公的な相談窓口、医療機関に相談してください。
Q. 家で勉強したことは、出席扱いや成績になりますか?
出席扱いや成績評価にするかどうかは、在籍する学校(校長)の判断で、なる場合も、ならない場合もあります。文部科学省の令和元年10月25日付けの通知の別記2には、一定の要件を満たした場合に、校長が自宅でのICT等を活用した学習を出席扱いにし、成果を評価に反映できると書かれています。要件には、保護者と学校の連携や、訪問等による対面指導を前提とすることが含まれ、通知の対象は義務教育段階の不登校児童生徒です。学校や教育委員会によって扱いが違うので、担任の先生や学校の相談窓口に確認してください。「塾に通えば出席扱いになる」とは限りません。
Q. 保護者だけでも相談できますか?
相談できる窓口があります。我孫子市の教育相談センターは、市内在住の小中学生の本人や保護者が対象で、来所は要予約です。千葉県のライトハウスちばは、家族や学校の先生からの相談も受け付けています。進学塾リオンの無料の個別相談も、保護者の方だけで受けられ、オンラインで自宅から受けることもできます。相談の手順や予約の方法は、お問い合わせで直接ご確認ください。