高橋先生、相談です。高校1年生の子が、夏休みの前から学校に行けなくなりました。担任の先生との面談で、通信制高校への転校という選択肢を聞きました。調べ始めたのですが、「転学」「編入」「単位」と言葉が難しく、何を確かめてから決めればいいのか分かりません。
松田塾長ここまで、ご家庭で、たくさん悩まれてきたのだと思います。まずお伝えしたいのは、お子さんにも、保護者の方にも、責められるところはないということです。結論からお話しします。転校は、手続きに入る前に、確かめる順番があります。順番を知っておくと、決めたあとの「こんなはずではなかった」を減らしやすくなります。

高橋通信制に移れば、うまくいくのでしょうか。
松田塾長移れば解決する、とは言えません。通信制高校は、自分のペースで学べる仕組みがある一方で、自分で学習を進める場面が多い学校です。合うお子さんもいますし、合わないお子さんもいます。この記事は、通信制をすすめる記事でも、避けるべきだと伝える記事でもありません。転校するかどうかを決める前に、何を、誰に聞くのかを整理する記事です。

高橋ほかに、先に知っておくことはありますか。
松田塾長二つあります。一つは、診断をしないことです。私は診断をする立場にありませんし、この記事でも診断はしません。眠れない、食べられない、強い不安が続くなど、心や体の調子が気になるときは、転校の話より先に、学校の先生、スクールカウンセラー、公的な相談窓口、医療機関に相談してください。

高橋もう一つは、何でしょうか。
松田塾長制度の扱いが、学校ごとに違うということです。法令や国の資料で分かることと、学校が決めることを、分けてお話しします。窓口は、後の章にまとめています。

相談だけでも無料です
勉強のこと、塾選び、進路のこと。進学塾リオンの無料の個別相談で、まずお話しください。相談だけでもかまいません。保護者の方だけでも、オンラインで自宅からでも受けられます。無料体験授業は、中学生・高校生とも全学年が対象です。
まず結論 転校は、5つのことを順に確かめてから決める

高橋結論から教えてください。転校の前に、何を確かめればいいのですか。
松田塾長私は、次の5つを、この順番で確かめることをすすめています。診断ではなく、私の指導経験にもとづく一般的な整理で、すべてのご家庭に当てはまるわけではありません。

| 順番 |
確かめること |
主な相手 |
| 1 |
お子さんの気持ちと、心や体の状態 |
お子さん本人。必要に応じて、スクールカウンセラーや医療機関 |
| 2 |
転校以外の道を含めた選択肢 |
在籍校の担任や学年の先生 |
| 3 |
いまの単位、出席、在学期間 |
在籍校 |
| 4 |
転学先の学び方、単位と学年の引き継ぎ、時期、費用 |
転学先の学校 |
| 5 |
転校したあとの勉強の見通し |
お子さんと、ご家庭 |
高橋転校を決める前に、転校以外の道まで確かめるのですか。
松田塾長はい。転校を選ぶにしても、ほかの道と並べて見たうえで選んだほうが、あとで迷いにくいと私は考えています。もう一つ、転学は、在籍校を通して進む手続きです。学校教育法施行規則の第92条には、他の高校に転学を志望する生徒がいるとき、校長が在学証明書などの書類を転学先の校長に送り、転学先の校長が、教育上支障がない場合に転学を許可できる、とあります。ですから、まず在籍校に相談する流れになります。

高橋同じように、学校に行けなくなっている高校生は、どれくらいいるのでしょうか。
松田塾長文部科学省の令和6年度の調査では、高校の不登校の生徒数は67,782人でした。内訳は、全日制が53,128人、定時制が14,654人で、通信制の数字は載っていません。数字を挙げたのは、ご家庭だけの特別な状況ではない、とお伝えしたいからです。

高橋5つを全部、自分たちだけで確かめるのは大変そうです。
松田塾長そう感じる方は多いです。単位や転学先の仕組みは、在籍校と転学先に聞くしかありません。一方で、勉強のこと、進路のこと、親としてどう関わるかは、先に誰かに話してみるだけで、整理が進むことがあります。進学塾リオンでは、無料の個別相談を行っています。相談だけでも無料で、保護者の方だけでも、オンラインで自宅からでも受けられます。転校を決める前の段階でも、お話しください。

言葉を整理する 転学・転入学・編入学・退学のちがい
高橋調べていると、「転学」「転入学」「編入学」と出てきて、混乱しています。
松田塾長国や県の資料では、言葉に使い分けがあります。表にまとめます。

| 言葉 |
意味 |
根拠 |
| 転学 |
いま在籍している高校から、別の高校へ移ること。在籍校が書類を転学先に送り、転学先の校長が許可する |
学校教育法施行規則 第92条 |
| 転入学 |
千葉県教育委員会の資料では、保護者の転勤や転居で通えなくなる生徒と、個別の事情により転学が適切な生徒が対象の試験区分 |
千葉県教育委員会(令和8年6月12日発表) |
| 編入学 |
千葉県教育委員会の資料では、海外帰国生徒や中途退学者などが対象の試験区分 |
同上 |
| 退学 |
高校をやめること。休学と同じく、校長の許可を受けなければならない |
学校教育法施行規則 第94条 |
高橋「個別の事情」には、学校に行けなくなったことも入りますか。
松田塾長千葉県の資料の文言は、「個別の事情により転学が適切である生徒」です。具体的に何が当たるのかは、資料には書かれていません。県のよくある質問では、まず在籍している学校の先生とよく相談し、学校をとおして、転学を希望する高校に問い合わせるように、と案内されています。県のこの案内は県立高校の話なので、私立高校や他県の学校は、それぞれの学校に確認することになります。

高橋退学してから、通信制を探しても間に合いますか。
松田塾長間に合う場合もありますが、順番には注意が必要です。退学したあとに入り直す場合は、転学とは別の扱いで、千葉県の県立高校の資料では「編入学」の区分です。同じ資料には、編入学試験の対象に、中途退学者(中途退学者は定時制の課程のみ)と注記があります。通信制の課程を含め、実際に出願できるかどうかは、募集している学校に確認してください。私の考えでは、退学の手続きは、転学先の見通しを聞いてからにしたほうが、選べる道を狭めずに済みます。

高橋退学すると、これまでに取った単位はなくなりますか。
松田塾長単位制高等学校教育規程の第7条には、単位制の課程の校長は、生徒が過去に在学した高校で単位を修得しているとき、その単位数を、全課程の修了に必要な単位数に加えることができる、とあります。単位制とは、学年による教育課程の区分を設けない課程のことです。「できる」と書かれていて、加えるかどうかの判断は、入り直す学校の校長に委ねられています。単位制ではない課程の場合の扱いは、この条文からは分かりません。なくなると決めつけずに、入り直す学校に聞いてください。

転校以外の道も並べる 在籍校のままできること
高橋転校のほかにも、選べる道はあるのですか。
松田塾長国の通知は、まず、その見方を示しています。文部科学省の令和元年の通知には、不登校の支援は「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて、社会的に自立することを目指す必要がある、とあります。同じ通知には、不登校の時期が、休養や自分を見つめ直す等の積極的な意味を持つことがある一方で、学業の遅れや進路選択上の不利益、社会的自立へのリスクが存在することに留意する、とも書かれています。

高橋どちらか一方の話ではないのですね。
松田塾長はい。休むことに意味がある場合もあり、遅れや不利益の心配も実際にあります。なお、この通知は小・中学校も含めた支援の考え方で、高校での出席扱いは、後で触れる平成21年の別の通知によるとされています。両方を見ながら、選択肢を並べます。法令や通知から確かめられる、在籍校のままの道を表にします。実施しているかどうかや、対象になるかどうかは学校ごとに違うので、右の列を、在籍校への質問にしてください。

| 道 |
法令・通知の記載 |
在籍校に聞くこと |
| 相談と配慮 |
令和元年の通知に、学級担任、養護教諭、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー等の学校関係者が中心となり、児童生徒や保護者と話し合って「児童生徒理解・支援シート」を作成することが望ましい、とある |
どの先生が窓口か。シートのような支援の計画を作れるか |
| 休学 |
休学は校長の許可を受ける(施行規則 第94条) |
休学できる期間、復学の条件、費用の扱い |
| 在籍校の通信教育 |
学校生活への適応が困難で、相当の期間欠席し引き続き欠席すると認められる生徒などを対象に、教育上有益と認めるとき、授業に代えて通信教育を行うことができる(第88条の4) |
行っているか。対象になるか |
| 他の高校の科目の履修 |
校長が教育上有益と認め、定めるところにより、生徒が他の高校で一部の科目の単位を修得したとき、その単位数を在籍校の全課程の修了に必要な単位数に加えることができる(第97条) |
制度として使えるか。使える科目の範囲 |
| 学校外の施設での相談・指導 |
平成21年の通知に、一定の要件を満たす場合、在籍校の校長が指導要録上の出席扱いとすることができる、とある。科目の履修の認定とは別 |
出席扱いにするかの判断と、その条件 |
高橋在籍校の通信教育だけで、卒業できるのですか。
松田塾長上限があります。施行規則の第96条第3項には、卒業に必要な74単位のうち、第88条の4の通信教育(授業に代える通信教育)で修得する単位などの合計は、36単位を超えないものとする、とあります。これは、全日制などの在籍校が授業に代えて行う通信教育についての定めです。全部をその方法で修得して卒業する形ではない、ということです。

高橋出席扱いになれば、単位も取れるのでしょうか。
松田塾長別の話です。平成21年の通知の原文には、この指導要録上の出席扱いは、科目の履修の認定に当たって考慮される授業への出席とは異なるものであり、履修の認定は、在籍校における履修要件に照らして行う、とあります。出席扱いと単位の認定は、分けて聞いてください。

転校の前に、在籍校へ聞いておきたいこと
– 出欠と進級 ― いまの欠席の状況で、進級の見通しはどうなるか
– 単位 ― すでに修得した単位は何単位か。いま履修中の科目で、単位が出ない見込みのものはどれか
– 休学 ― 休学できる期間と、復学の条件
– 在籍校でできること ― 別室、課題、通信教育など、行っている配慮
– 書類 ― 転学のときに在籍校が出す書類と、かかる日数
– これまでの支援の引き継ぎ ― 支援の記録を転学先に伝えるか。伝える内容を、事前に確認できるか
– 学校外の相談・学習の場 ― 出席扱いにできるか(校長の判断)
高橋支援の記録の引き継ぎとは、どういうことですか。
松田塾長令和元年の通知には、必要に応じて、関係者間での情報共有や、転校先等との引継ぎが有効であるとともに、引継ぎに当たっては個人情報の取扱いに十分留意することが重要、とあります。何が、どこまで転学先に伝わるのかは、ご家庭として知っておきたい点です。事前に在籍校に確認して、気になることは伝えておいてください。

単位と学年はどうなる? 引き継ぎの仕組み

高橋一番気になるのは、これまでの勉強や単位が、転校でどうなるかです。
松田塾長先に、単位の基本を確認します。高校の卒業には、74単位以上を修得することが必要です。学校教育法施行規則の第96条と、高等学校学習指導要領の総則に書かれていて、通信制高校でも同じです。文部科学省の通信制高校の情報サイトにも、卒業に必要な単位数は74単位以上、とあります。

高橋単位を「修得する」とは、授業に出ることではないのですか。
松田塾長学習指導要領の総則では、生徒が学校の定める指導計画に従って各教科・科目を履修し、その成果が科目の目標からみて満足できると認められる場合に、履修した単位を修得したことを認定する、とされています。授業に出ること(履修)と、単位を修得したと認められることは、別の段階です。転学の条文が書いているのは、「修得した単位」です。

高橋履修したけれど、修得に至っていない科目は、どうなりますか。
松田塾長ここは、法令に細かくは書かれていません。ですから、転学先の学校に、そのまま聞くところです。法令が書いているのは、全日制、定時制、通信制の課程の相互の間の転学では、修得した単位に応じて、相当学年に転入することができる、という点です(施行規則 第92条第2項)。「できる」と書かれていて、どの学年に入るか、単位をどう数えるかの細かい基準は、この条文には書かれていません。転学を許可するのは転学先の校長なので(第92条第1項)、転学先の学校に確認することになります。

高橋通信制は、学年がないところも多いと聞きました。
松田塾長学年による教育課程の区分を設けない課程を、単位制の課程といいます。単位制高等学校教育規程の第5条では、単位制の課程への転学は、修得した単位及び在学した期間に応じて、相当の期間を在学すべき期間として許可できる、とされています。在学した期間も、判断の材料にされる、と読める書き方です。また、通信制の修業年限は、学校教育法第56条で、3年以上と定められています。

高橋結局、転校すると、卒業が遅れるのでしょうか。
松田塾長一概には言えません。修得した単位の数、在学した期間、転学先の決まり、転校する時期で変わります。遅れる、遅れない、と先に決めつけず、転学先に「いまの状況だと、卒業までの見込みはどうなるか」を聞いてください。在籍校で確認した修得単位の数を、手元に持って聞くと、話が具体的になります。

「引き継げます」「間に合います」と言われたとき
– 認定する人 ― 単位の認定は、教員の平素の学習評価に基づいて、最終的に校長が行う、と文部科学省のガイドラインにある。説明を受けた相手が、学校の窓口か、そうでないかを確かめる
– 残る形で ― 単位や学年の見込みは、口頭だけでなく、書面やメールなど残る形でもらえるか聞く
– ほかの学校の話 ― 「ほかの学校では全部引き継げた」という話は、そのまま当てはめない。扱いは、転学先の学校ごとに違うことがある
高橋入るときの試験は、どのような内容ですか。
松田塾長学校によります。千葉県教育委員会が発表した、令和8年度の夏の予定では、県立高校の転・編入学試験の試験科目は、全日制では国語・数学・英語と面接の学校が多く、通信制の課程の欄は、作文と面接でした。冬(冬季休業の前後)の分は、まだ県のページに載っていません(2026年10月23日に確認)。例年は、令和6年度が11月8日、令和7年度が11月7日に発表されているので、県のページを定期的に見てください。

高橋学年の途中でも、転校できるのですか。
松田塾長施行規則の第91条には、第1学年の途中、または第2学年以上に入学を許可される者は、相当年齢に達し、当該学年に在学する者と同等以上の学力があると認められた者とする、とあります。また第104条第3項には、特別の必要があり、かつ教育上支障がないときは、学期の区分に従い、入学(第91条に規定する入学を除く)を許可できる、とあります。転学の場合にこれらがどう当てはまるかは、条文だけでは言い切れないので、いつ受け入れるかは、学校ごとの決まりを確認してください。県立高校は、夏休みの前後、冬休みの前後、学年末の前後というように、時期を分けて実施の予定が発表されます。

通信制高校の学び方を知る 全日制とどこが違うか

高橋通信制高校は、毎日通わなくてよいと聞きました。
松田塾長文部科学省の通信制高校の情報サイトでは、通信制は、レポートの提出(添削指導)、スクーリング(面接指導)、テレビやインターネットで動画を見る学習、そして試験で学ぶ、と説明されています。スクーリングや試験の日以外は、自宅などでの自学自習が中心です。高等学校通信教育規程の第2条にも、通信教育は添削指導、面接指導及び試験の方法により行う、とあります。

| 学び方 |
内容 |
学校に聞くこと |
| レポート(添削指導) |
決められた回数のレポートに取り組み、先生から分からないところやよくできているところのコメントをもらう |
1科目あたりの回数、提出の期限、遅れたときの扱い |
| スクーリング(面接指導) |
先生や他の生徒と対面で学ぶ。オンラインではない |
日数、場所、日程を選べるか、欠席したときの扱い |
| 試験 |
レポートやスクーリングで学んだことの試験 |
時期、場所、受けられなかったときの扱い |
| 多様なメディアを利用した指導 |
動画などを視聴し、学校が決めた報告課題を提出すると、スクーリングの時間数のうち10分の6以内が免除される |
学校がこの方法をどこまで取り入れているか |
高橋レポートの回数やスクーリングの日数は、どの学校も同じですか。
松田塾長同じサイトに、添削指導の回数や面接指導の時間数の標準は学習指導要領で定められているが、学校によって定めている回数が異なることもある、とあります。ですから、パンフレットの数字だけで比べず、転学先の学校に、実際の回数と日程を聞いてください。

高橋学校の違いは、どこで調べればいいですか。
松田塾長一つは、文部科学省の通信制高校の情報サイトにある学校検索です。設置者(公立・私立・株式会社立)、広域・狭域の別、修業年限、本校の所在地などで絞り込めます。広域通信制高校は、通信教育を行う区域が、本校の所在する都道府県を含めて3以上の都道府県にまたがる学校、と説明されています。もう一つは、学校が公表している情報です。高等学校通信教育規程の第14条では、入学、退学、転学、休学及び卒業に関すること、授業料その他の費用徴収に関すること、生徒の学習活動、進路選択及び心身の健康等に係る支援に関することなどを公表するものとされています。

高橋学習についていけるか、不安です。
松田塾長同じサイトのよくある質問に、学習相談やオンラインでのサポートなどを行っている学校もあり、サポート施設(学習等支援施設)等で学習面や生活面の支援を行う学校もあるので、詳細は学校に問い合わせてください、とあります。サポートの内容は、学校ごとに違うということです。「サポートがあります」という言葉だけで決めずに、誰が、どのくらいの頻度で、何をしてくれるのかを聞いてください。

高橋自分で進める部分が多いのですね。
松田塾長はい。ですから、お子さんがいまの状態で、レポートを自分のペースで進められそうか、という見方も欠かせません。進められそうかどうか分からないときは、説明会や個別相談で、1週間の過ごし方の例を聞いてみてください。私の指導経験では、通信制で、うまく進められるお子さんもいれば、最初は手が止まるお子さんもいます。手が止まったときに、学校に相談できる窓口があるかどうかが、大事な確認点です。

本校とサポート施設 費用と就学支援金で確かめること
高橋通信制の学校案内には、「サポート施設」という言葉も出てきます。
松田塾長高等学校通信教育規程の第3条では、通信制の課程を置く高校の設置者は、通信教育連携協力施設を設けることができる、とされています。施設には二種類あります。一つは、面接指導や試験等の実施について連携協力を行う「面接指導等実施施設」です。もう一つは、生徒の進路選択や心身の健康等に係る相談、添削指導に附帯する事務の実施などの、学習活動等の支援について連携協力を行う「学習等支援施設」で、文部科学省の情報サイトでは「サポート施設」とも書かれています。

高橋本校と、サポート施設の違いは、どう確かめればいいですか。
松田塾長文部科学省のガイドラインに、手がかりがあります。本校にあたる実施校は、生徒募集等の際に、実施校が行う高等学校通信教育と、連携協力施設が独自に行う活動との区別を明確に説明する、とされています。また、連携協力施設が高校であると誤解させたり、施設独自の活動を受けなければ卒業できないかのように説明したりしないこと、授業料と施設独自の活動の費用の区別を説明することも、書かれています。これは、通信制の課程を置く高校が学校運営で留意する点を示したガイドラインの記載で、通信制高校全体や特定の学校の状況を述べたものではありません。確かめる項目としては、卒業に必要な学習は本校のどこまでか、施設の活動は任意か、費用は別か、の3つです。

高橋費用は、どのくらいかかるのでしょうか。
松田塾長金額は学校ごとに違うので、ここには書きません。文部科学省の通信制高校のよくある質問には、費用は学校により異なり、本校が行う高等学校通信教育に係る授業料とは別に、通信教育連携協力施設が独自に行う活動等に係る費用が発生する可能性がある、とあります。授業料への支援としては、高等学校等就学支援金があり、通信制でも、条件を満たせば対象になります。

高橋就学支援金は、どのような制度ですか。
松田塾長文部科学省のページには、授業料支援制度の改正により所得制限が撤廃された、とあります。これは授業料に充てる支援で、対象になるかどうかや、支給される金額は、生徒の状況、学校の種類、年度によって異なります。金額は、ここには書きません。教材費や施設独自の活動の費用がどう扱われるかは、学校に確認してください。申請の手続きは、学校や都道府県からの案内を確認します。授業料以外の教育費を支援する高校生等奨学給付金もあり、お住まいの都道府県または学校に申し込みます。

高橋一度高校をやめて入り直す場合は、どうなりますか。
松田塾長文部科学省のページに、中途退学したあとに学び直す場合の支援として、就学支援金の支給期間である36月(定時制・通信制は48月)を経過した後も、卒業までの間、最長2年、継続して支給する制度の説明があります。対象や手続きの詳細は、進学先の学校の所在する都道府県に問い合わせるよう書かれています。入り直しを考えているときは、費用の面も、先に聞いておいてください。

転学先の学校に聞いておきたいこと
– 単位と学年 ― 修得済みの単位をどう数えてもらえるか。入る学年(または在学すべき期間)と、卒業までの見込み
– 時期と手続き ― 転入学を受け付ける時期、必要な書類、考査の内容(作文、面接など)
– 学習の進め方 ― レポートの回数、スクーリングの日数と場所、試験の時期、オンラインで受けられる部分
– 本校とサポート施設 ― 卒業に必要な学習は本校のどこまでか。施設の活動は任意か
– 費用 ― 授業料、施設の費用、教材費。就学支援金の手続き
– 支援 ― 学習相談、心や体の不調に関する相談の体制、欠席が続いたときの連絡
– 学校の公表情報 ― 通信教育実施計画、進路の状況など、学校が公表している情報
転校の流れと、進め方の順番
高橋ここまでの話を、手順にするとどうなりますか。
松田塾長次の順番を、基本にしてください。学校ごとに違いはありますが、骨組みは共通していることが多いです。

steps
- 本人の気持ちを聞く ― 転校の話を出す時期と言い方は、お子さんに合わせる
- 在籍校に相談する ― 転学は在籍校を通して進む。担任、学年の先生、スクールカウンセラーに伝える
- 転学先の候補の情報を集める ― 学校検索、学校が公表している情報、説明会、個別相談を使う
- 転学先に、単位と学年の見込みを聞く ― 在籍校で確かめた修得単位をもとに聞く
- 出願・考査を受ける ― 在籍校が在学証明書などの書類を転学先に送る。考査の内容は学校ごとに違う
- 転学先の校長が許可する ― 教育上支障がない場合に、許可される
高橋期限までに決めないと間に合わない、ということはありますか。
松田塾長学校によって、募集の時期は違います。ただ、決める期限を、周りの都合で急ぐ必要はありません。県立高校でも、時期を分けて実施の予定が発表されるので、時期は一つではありません。急いで決めた転校より、確かめてから決めた転校のほうが、あとで迷いにくいと感じています。これは私の指導経験にもとづく一般論です。

転校の話を進めるときに、避けたい進め方
– 転学先の見通しを聞く前に、退学を決める ― 選べる道が狭まることがある
– パンフレットや電話の説明だけで決める ― 単位と学年の見込みは、転学先の学校に直接、具体的に聞く
– 本人に知らせずに、手続きを進める ― 通うのは本人。決める過程に本人の気持ちが入っていることが前提になる
– 「卒業できます」「全部引き継げます」といった言い切りを、そのまま受け取る ― 単位の認定は、最終的に校長が行う
– 「ここしかない」と思い込む ― 在籍校に残る道、休学、ほかの学校も、並べて見る
お子さんの気持ちを置き去りにしない 話し方と待ち方
高橋転校の話は、本人にどう切り出せばいいでしょうか。
松田塾長「転校することに決めた」という話ではなく、材料を一緒に見る話として始めてみてください。お子さんによっては、転校を「負けた」「逃げた」と感じることがあります。そう感じるお子さんもいる、という前提で言葉を選んでください。一般的な整理で、合わないご家庭もあります。

高橋本人が乗り気でないときは、どうすればいいですか。
松田塾長決めないでよいです。令和元年の通知にあるとおり、支援の目標は「学校に登校する」という結果のみではなく、本人が自らの進路を主体的に捉えることです。保護者の方が先に説明会や個別相談で情報を集めておき、本人が聞きたくなったときに、話せる材料として手元に置いておく。それで十分です。

高橋学校でのつらい出来事が、きっかけだった場合は、どうでしょうか。
松田塾長令和元年の通知には、教員による体罰や暴言等、不適切な言動や指導が不登校の原因となっている場合は、保護者等の意向を踏まえ、十分な教育的配慮の上で学級替えを柔軟に認めるとともに、転校の相談に応じることが望まれる、と書かれています。学校のことで気になることがあるときは、在籍校だけでなく、次の表の窓口にも相談してください。

| 窓口 |
内容・対象 |
連絡先・受付 |
| 千葉県 子どもと親のサポートセンター |
児童生徒、保護者、教職員の悩みに対する相談。電話、来所(予約制)、Eメール、SNS相談(小学4年生から高校生まで)など |
0120-415-446(24時間。県内からおかけください) |
| 24時間子供SOSダイヤル |
子供のSOS全般を受け止める窓口。千葉県内では、子どもと親のサポートセンターなどの電話相談につながる |
0120-0-78310(24時間) |
| 我孫子市 子ども相談課 子ども総合相談(こども家庭センター) |
子育ての悩みなど、子どもに関する相談。お子さん自身からの相談も受けている |
04-7185-1123(直通)。8時30分から17時 |
高橋保護者の方自身が、疲れてしまったときは、どうすればいいですか。
松田塾長千葉県のサポートセンターは、保護者の方の相談も受けています。お子さんのことで頭がいっぱいで、眠れない、食べられない状態が続くときは、保護者の方も、ご自身の医療機関や相談窓口を頼ってください。

心や体の不調が気になるとき、緊急のとき
– 眠れない、食べられない状態が続く、体の不調が強い ― 転校や勉強の話より先に、かかりつけの医療機関や、学校のスクールカウンセラーに相談する
– 「消えたい」「死にたい」などの言葉があるとき ― 24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)や、千葉県子どもと親のサポートセンター(0120-415-446)に、すぐ電話する
– 命や安全に危険があるとき ― ためらわずに、119番や110番へ
転校したあとの先 勉強と大学受験は、別の記事で詳しく
高橋通信制に移ったら、大学を目指すことはできるのでしょうか。
松田塾長文部科学省の通信制高校の情報サイトには、通信制高校を卒業すると、全日制や定時制と同じ「高等学校卒業」になる、とあります。学校教育法第90条は、大学に入学することのできる者に、高等学校を卒業した者を含めています。制度の上で、通信制高校から大学を受ける道は閉じていません。ただし、卒業には74単位以上の修得が必要で、入試の方式や出願書類は、大学ごとに違います。

高橋転校したら、すぐに受験の勉強を始めたほうがいいですか。
高橋学校のあとの塾や学習の場も、考えておいたほうがいいですか。
いまの状況から、先に確かめること

高橋うちの子は、どこから確かめればいいのか、整理したいです。
松田塾長状況ごとに、先に確かめることを表にします。当てはまるものが複数あっても構いません。

| いまの状況 |
先に確かめること |
| 眠れない、食べられないなど、不調が強い |
転校の話は置いて、スクールカウンセラー、医療機関、公的な窓口に相談する |
| 在籍校の先生と、連絡が取れている |
在籍校に、単位、出欠、転校以外の道を聞く |
| 在籍校との連絡が途切れている |
保護者の方から、短い連絡を入れる。本人を無理に学校へ連れて行かなくてよい |
| 転校の希望はあるが、候補が決まっていない |
学校検索、学校の公表情報、説明会や個別相談で情報を集める |
| 転学先が決まりそう |
単位と学年の見込み、本校とサポート施設の関係、費用を、転学先に聞く |
| 本人が、転校に乗り気でない |
決めない。情報を集めて待つ。転校以外の道も並べる |
| 退学も考えている |
退学の前に、転学先の見通しを聞く。編入学の条件は学校ごとに違う |
| 転校後の勉強が心配 |
勉強の始め方は不登校から通信制高校へ|大学受験に向けた勉強の始め方を読む。リオンにも相談してよい |
高橋表を見ると、順番が少し見えてきました。でも、勉強のことは、誰に聞けばいいのでしょうか。
松田塾長単位や転学先のことは、在籍校と転学先に聞くしかありません。一方で、英語を中心とした勉強のこと、転校の前後に学習のリズムをどう作るか、進路をどう考えるか、親としてどう関わるか。こうした話は、塾に相談していただいて構いません。どこに相談してもよく、リオンにも相談してよいというのが、私の考えです。

英語進学塾リオンの場合 転校の前後の勉強を、相談してください
高橋先生の教室では、不登校のお子さんの相談も受けているのですか。
松田塾長英語進学塾リオンでは、長年、不登校の生徒も指導してきました。校舎は、我孫子駅南口から徒歩1分の柏・我孫子校、千葉市の千葉校、全国から受講できるオンライン校の3つです。3校とも、対応コースの「その他」に、不登校・引きこもり対策を挙げています。通信制高校に在籍する高校生も、実際に受け入れています。通信制高校に通う生徒の事情はさまざまで、全員が不登校の経験者というわけではありません。

高橋転校の相談も、してよいのでしょうか。
松田塾長転学先の選び方や、単位の引き継ぎの判断は、在籍校と転学先の学校に確かめていただくことで、私たちが決める立場にはありません。リオンでは、勉強のこと、塾選び、進路のこと、親としてどう関わるかなど、転校の前後の悩みをお聞きします。「まだ転校を決めていない」という段階でも構いません。なお、進学塾リオンは、通信制高校のどの学校とも、提携や推薦の関係はありません。

高橋実際に、そうしたお子さんがいらしたのですか。
松田塾長ひとつだけ、個人が特定されない範囲でお伝えします。小学1年生のころから学校に行けず、家で過ごす時間が長かった生徒が、いまは高校生になり、生き生きと過ごしています。あくまで個々のケースで、すべてのお子さんに当てはまるわけではありません。「うちの子も同じようになる」というお約束でもありません。そういう子もいる、ということだけ、お伝えしておきます。

高橋相談するには、どうすればいいですか。
松田塾長方法は二つあります。一つは、無料の個別相談です。相談だけでも無料で、保護者の方だけでも、オンラインで自宅からでも受けられます。もう一つは、無料体験授業です。中学生・高校生とも全学年が対象で、Zoomでも対面でも受けられます。体験の流れの中で、現在の英語力のチェックと、そこからのロードマップ作成を行います。

| 項目 |
リオンの案内 |
| 校舎 |
柏・我孫子校(我孫子市本町2-7-17 カメリア・7・ビル204号室、我孫子駅南口から徒歩1分)、千葉校(千葉市)、オンライン校(全国から受講可) |
| 無料の個別相談 |
相談だけでも無料。保護者の方だけでも、オンラインで自宅からでも受けられる。受け方の手順や予約の方法は、お問い合わせで確認する |
| 無料体験授業 |
中学生・高校生とも全学年が対象。Zoomでも対面でも可。保護者の方のみのご相談もできる。英語力のチェックとロードマップ作成を行う |
| 高校生の対応コース |
英検対策、総合型選抜対策、小論文対策、一般受験対策、定期テスト対策、共通テスト対策 |
| 英語以外の科目 |
数学・国語・日本史・世界史・社会なども学べる環境がある。教科ごとの進め方は、お問い合わせで確認する |
| 連絡先 |
オンライン校のフリーダイヤル 0120-241-261(月曜から土曜の10時から22時)、柏・我孫子校 04-7128-8653。LINEと問い合わせフォームもある |
高橋勉強のやり方そのものが分からなくなっている場合も、相談していいのでしょうか。
松田塾長もちろんです。リオンでは、自分で学習を進められるように、リオンが独自に作った「PT法」で、学習計画の立て方や覚え方そのものから指導します。リオンテストで現在の学力を把握して課題を明らかにし、メンタリング制度で、専属のサポーターが学習面・精神面を支える仕組みもあります。通信制高校に移ったあとの、英語の勉強の進め方についての相談も、お話しください。

高橋英語以外の勉強も、相談していいのですね。
松田塾長英語を中心に、数学・国語・日本史・世界史・社会なども学べる環境があります。ただ、不登校のお子さん向けの具体的な進め方、通常授業での顔出しの扱い、個別授業の料金、学校への報告や出席扱いへの対応は、この記事には書いていません。あいまいに伝えて誤解を招かないためです。気になることは、お問い合わせで直接ご確認ください。

高橋塾に相談したら、入塾を勧められませんか。
松田塾長まず話を聞いて、判断していただいて構いません。学校も公的な窓口も、リオンも、お子さんの選択肢の一つにすぎません。

この記事のまとめ
高橋最後に、要点を復習させてください。
松田塾長表にまとめます。

| ポイント |
内容 |
| 確かめる順番 |
気持ちと体調、転校以外の道、いまの単位と出席、転学先の仕組み、転校後の見通し |
| 転学の手続き |
在籍校が書類を送り、転学先の校長が教育上支障がない場合に許可する(施行規則 第92条) |
| 退学 |
校長の許可が必要。転学とは別の扱いになるので、転学先の見通しを先に聞く |
| 単位 |
卒業には74単位以上。転学では、修得した単位に応じて相当学年に転入できる。細かい扱いは条文になく、転学先に確認する |
| 通信制の学び方 |
レポート、スクーリング、試験、多様なメディアを利用した指導。回数や日程は学校ごとに違う |
| 本校とサポート施設 |
区別と費用を、入る前に確かめる |
| 費用 |
学校ごとに違う。就学支援金は、通信制でも条件を満たせば対象 |
| 大学 |
通信制高校の卒業は「高等学校卒業」。入試の方式や書類は大学ごとに違う |
| リオン |
無料の個別相談は、相談だけでも無料。保護者の方だけでも、オンラインで自宅からでも受けられる |
高橋転校は、思っていたより、確かめることが多いと分かりました。
松田塾長多いですが、全部を一度に確かめる必要はありません。順番に、一つずつで構いません。確かめた分だけ、決めるときの迷いが減ります。

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高橋ほかの記事も、続けて読んでおきたいです。
よくある質問
高橋不登校の状態でも、通信制高校に転校できますか。
松田塾長転学を許可するのは、転学先の校長です。学校教育法施行規則の第92条では、在籍校の校長が在学証明書などの書類を転学先の校長に送り、転学先の校長が、教育上支障がない場合に転学を許可できる、とされています。募集の時期、考査の内容、必要な書類は学校ごとに違います。千葉県教育委員会が発表した令和8年度の夏の予定では、県立の通信制の課程の試験科目は作文で、面接がありました。まず在籍校の先生に相談し、転学を希望する学校に問い合わせてください。

高橋転校すると、これまでの単位は引き継げますか。
松田塾長修得した単位は、転学先での扱いを考える材料になります。全日制、定時制、通信制の課程の相互の間の転学では、修得した単位に応じて、相当学年に転入することができる、と施行規則の第92条第2項にあります。「できる」と書かれていて、どの学年に入り、単位をどう数えるかの細かい基準は、条文には書かれていません。転学を許可するのは転学先の校長なので、転学先の学校に確認してください。履修したけれど単位が出ていない科目の扱いは、法令に細かくは書かれていないので、転学先に直接確認してください。

高橋転校すると、高校の卒業は遅れますか。
松田塾長一概には言えません。卒業には74単位以上の修得が必要で、通信制の修業年限は、学校教育法第56条で3年以上と定められています。修得した単位の数、在学した期間、転学先の決まり、転校の時期で変わります。単位制の課程への転学は、修得した単位及び在学した期間に応じて、相当の期間を在学すべき期間として許可できる、とされています(単位制高等学校教育規程 第5条)。転学先の学校に、いまの修得単位を伝えたうえで、卒業までの見込みを聞いてください。

高橋転校せずに、在籍校のままできることはありますか。
松田塾長あります。法令や通知には、休学(校長の許可)、学校生活への適応が困難な生徒を対象にした授業に代える通信教育、他の高校の科目の履修、学校外の施設での相談・指導を指導要録上の出席扱いとする仕組みなどが書かれています。実施しているかどうかや、対象になるかどうかは学校ごとに違い、最終的には校長が判断します。在籍校に、どれが使えるのかを聞いてください。

高橋進学塾リオンには、転校を決める前でも相談できますか。保護者だけでもかまいませんか。
松田塾長相談できます。リオンの無料の個別相談は、相談だけでも無料で、保護者の方だけでも、オンラインで自宅からでも受けられます。無料体験授業は、中学生・高校生とも全学年が対象で、Zoomでも対面でも受けられます。転学先の選び方や単位の引き継ぎの判断は、在籍校と転学先の学校に確認していただく内容です。相談のあとの進め方や、受け方の手順は、お問い合わせで直接ご確認ください。

では、お子さんの場合は、何から確かめればよいでしょうか
松田塾長ここまで、転校の前に確かめる順番、転校以外の道、単位と学年の引き継ぎ、通信制の学び方、費用、そしてお子さんの気持ちについて、お話ししてきました。転校は、手続きの前に、確かめる順番があります。ただ、お子さんの場合にどう進めるのかは、記事だけでは分からないところが残ります。

高橋たしかに、うちの子の場合にどうなるのかは、まだ分かりません。
松田塾長同じ「転校を考えている高校生」でも、中身はご家庭ごとに違います。体調を整えることが先のお子さん、転校の話をまだ受け止められないお子さん、通信制で自分のペースを取り戻したいお子さん、在籍校に残る道も見たいお子さん。同じように見えても、先に確かめることが変わります。単位の確認の前に学校探しが進んだり、本人の気持ちを聞く前に手続きが進んだりすると、やり直しが増えます。

高橋順番を間違えると、どうなりますか。
松田塾長いちばんもったいないのは、焦って合わない形で始めてしまい、お子さんが「また自分はだめだった」と感じてしまうことです。勉強の遅れを取り戻すことより、本人が「自分でも進める」という感覚を失わないことのほうが、長い目では大事だと、私は考えています。反対に、何を、誰に聞けばよいのかが見えていれば、お子さんのペースに合わせて、急がずに進められます。

高橋先生の教室では、何が分かるのですか。
松田塾長うちにも相談に来てほしいと、私は思っています。英語進学塾リオンの無料の個別相談は、相談だけでも無料です。保護者の方だけでも、オンラインで自宅からでも受けられます。転校の前後の勉強のこと、通信制高校に移ったあとの英語の学び方、進路の考え方、お子さんにどう関わればよいか。気になることを、お話しください。

高橋無料体験授業では、何をするのですか。
松田塾長現在の英語力のチェックと、そこからのロードマップ作成を行います。「勉強のことは、まだ考えられない」という段階でも構いません。まず話を聞いて、判断していただいて構いません。受け方の手順や、相談のあとの進め方は、お問い合わせで直接ご確認ください。

参考リンク
Q. 不登校の状態でも、通信制高校に転校できますか。
転学を許可するのは、転学先の校長です。学校教育法施行規則の第92条では、在籍校の校長が在学証明書などの書類を転学先の校長に送り、転学先の校長が、教育上支障がない場合に転学を許可できる、とされています。募集の時期、考査の内容、必要な書類は学校ごとに違います。千葉県教育委員会が発表した令和8年度の夏の予定では、県立の通信制の課程の試験科目は作文で、面接がありました。まず在籍校の先生に相談し、転学を希望する学校に問い合わせてください。
Q. 転校すると、これまでの単位は引き継げますか。
修得した単位は、転学先での扱いを考える材料になります。全日制、定時制、通信制の課程の相互の間の転学では、修得した単位に応じて、相当学年に転入することができる、と施行規則の第92条第2項にあります。「できる」と書かれていて、どの学年に入り、単位をどう数えるかの細かい基準は、条文には書かれていません。転学を許可するのは転学先の校長なので、転学先の学校に確認してください。履修したけれど単位が出ていない科目の扱いは、法令に細かくは書かれていないので、転学先に直接確認してください。
Q. 転校すると、高校の卒業は遅れますか。
一概には言えません。卒業には74単位以上の修得が必要で、通信制の修業年限は、学校教育法第56条で3年以上と定められています。修得した単位の数、在学した期間、転学先の決まり、転校の時期で変わります。単位制の課程への転学は、修得した単位及び在学した期間に応じて、相当の期間を在学すべき期間として許可できる、とされています(単位制高等学校教育規程 第5条)。転学先の学校に、いまの修得単位を伝えたうえで、卒業までの見込みを聞いてください。
Q. 転校せずに、在籍校のままできることはありますか。
あります。法令や通知には、休学(校長の許可)、学校生活への適応が困難な生徒を対象にした授業に代える通信教育、他の高校の科目の履修、学校外の施設での相談・指導を指導要録上の出席扱いとする仕組みなどが書かれています。実施しているかどうかや、対象になるかどうかは学校ごとに違い、最終的には校長が判断します。在籍校に、どれが使えるのかを聞いてください。
Q. 進学塾リオンには、転校を決める前でも相談できますか。保護者だけでもかまいませんか。
相談できます。リオンの無料の個別相談は、相談だけでも無料で、保護者の方だけでも、オンラインで自宅からでも受けられます。無料体験授業は、中学生・高校生とも全学年が対象で、Zoomでも対面でも受けられます。転学先の選び方や単位の引き継ぎの判断は、在籍校と転学先の学校に確認していただく内容です。相談のあとの進め方や、受け方の手順は、お問い合わせで直接ご確認ください。