高橋先生、相談です。うちの子は高校生で、学校に行けない日が続いています。我孫子市に住んでいます。中学生向けの情報は見つかるのに、高校生のことになると急に少なくなって、どうすればいいのか分からなくなりました。学校に行かない日が続くと、進級や卒業、その先の大学のことまで心配になります。
松田塾長ここまで、お一人で調べて、考えてこられたのだと思います。まずお伝えしたいのは、お子さんにも、保護者の方にも、責められるところはないということです。高校生の不登校は、全国でも珍しいことではありません。高校は義務教育ではないために制度が違うだけで、選択肢はあります。

高橋制度が違う、というのは、具体的にはどういうことでしょうか。
松田塾長小学校と中学校の段階では、保護者が子どもを就学させる義務が法律で定められています(学校教育法第17条)。高校はその外にあります。そのため、出席の数え方、単位の認め方、進級の判断、転校の手続きの細部は、法令や国の通知の枠のなかで、高校ごとの決まりに沿って行われます。同じ高校生でも、在籍校が違えば答えが変わります。この記事では、全体の見取り図と、何をどこに確認すればよいかをお話しします。

高橋読む前に、心得ておくことはありますか。
松田塾長二つあります。一つ目は、この記事は、お子さんを学校に戻すための記事ではないということです。登校するかどうかも、学校を変えるかどうかも、お子さんの気持ちと心身の状態が先です。

高橋もう一つは、何でしょうか。
松田塾長二つ目は、制度の話は国や県の資料の言葉に沿ってお伝えし、私の考えで断定しないということです。実際の扱いは、学校や教育委員会で変わります。この記事は、高校生の全体像と進路の考え方に絞ります。

高橋心や体の調子が心配なときは、どうしたらいいですか。
松田塾長勉強や進路の話より先に、学校の先生、スクールカウンセラー、公的な相談窓口、医療機関に相談してください。窓口は、後の章にまとめています。

まず結論 高校生が学校に行けなくなったら、学校ごとの決まりを確かめるところから
高橋結論から教えてください。高校生が学校に行けなくなったとき、どんな選択肢があるのでしょうか。
松田塾長大きく5つあります。順番に優劣があるわけではなく、どれかを選ぶ必要もありません。いまの全体像として見てください。

| 選択肢 |
どういうものか |
確認先 |
| 在籍校での相談・配慮 |
担任、学年の先生、スクールカウンセラーなどと、欠席・単位・進級の見通しを話す |
在籍校 |
| 休学 |
学校を一定期間休む手続き。条件や期間は学校ごとに違う |
在籍校(校長の許可が必要) |
| 転学・編入学 |
別の高校へ移る。県立高校は実施予定が時期ごとに発表される |
在籍校、千葉県教育委員会 |
| 通信制高校 |
レポート、スクーリング、試験で学ぶ。卒業すると「高等学校卒業」になる |
通信制高校、文部科学省の通信制高校の情報サイト |
| 高卒認定試験 |
合格すると大学・短大・専門学校の入学資格が得られる。高校卒業にはならない |
文部科学省 |

高橋5つもあると、どれから考えればいいのか分かりません。
松田塾長最初は、どれも選ばなくて大丈夫です。最初の一歩は、在籍校に状況を伝えて、学校の決まりを確かめることです。休学も、転学も、通信制も、在籍校の協力が必要になる場面が多いからです。そのうえで、お子さんの気持ちを聞きながら、少しずつ考えていきます。まず、全国の状況から見ていきましょう。

高校生の不登校の現状 令和6年度の全国の数字

高橋うちの子だけが、こうなっているような気がしてしまいます。
松田塾長文部科学省の令和6年度の調査を見ると、そうではないことが分かります。高等学校における不登校生徒数は67,782人で、前年度の68,770人から減りました。生徒1,000人当たりでは23.3人で、前年度の23.5人からやや減っています。ただ、数としては多く、お子さんだけの問題ではないことは確かです。

高橋休みの長さは、どのくらいの子が多いのでしょうか。
松田塾長調査の区分では、欠席日数が30〜49日の生徒が不登校生徒数の58.1%、50〜89日が27.0%、90日以上が14.9%でした。欠席日数が比較的短い区分の生徒が多い、という見方もできます。いずれにしても、学校の制度や選択肢は、早い段階で知っておくと、慌てずに考えられます。

高橋学校は、不登校の背景をどう見ているのでしょうか。
松田塾長同じ調査に、学校が把握した事実という項目があります。複数回答で、診断ではなく、学校が「情報や相談があった」と把握した内容です。

| 学校が把握した事実(複数回答) |
人数 |
不登校生徒数に対する割合 |
| 学校生活に対してやる気が出ない等の相談があった |
18,236人 |
26.9% |
| 生活リズムの不調に関する相談があった |
17,787人 |
26.2% |
| 不安・抑うつの相談があった |
10,827人 |
16.0% |
| 学業の不振や頻繁な宿題の未提出が見られた |
8,654人 |
12.8% |
| いじめ被害を除く友人関係をめぐる問題の情報や相談があった |
6,943人 |
10.2% |
| 入学、転編入学、進級時の不適応による相談があった |
4,761人 |
7.0% |
高橋原因が一つとは限らない、ということでしょうか。
松田塾長一人の生徒に複数の事実が重なっていることが多いので、一つに絞ろうとしなくて大丈夫です。「あのとき、こうしていれば」と原因を探して、ご自身やお子さんを責める必要はありません。もう一つ、気になる数字を挙げます。不登校の生徒のうち、この年度に中途退学に至った者は10,566人(15.6%)、原級留置になった者は2,963人(4.4%)でした。

高橋退学や留年の数字を見ると、不安になります。
松田塾長そう感じるのは自然なことです。ただ、どちらも不登校の生徒全体の中では一部で、この数字がお子さんの場合に当てはまるとは限りません。数字の背景には一人ひとりの事情があります。進級や卒業がどう決まるのかを知っておくと、必要以上に怖がらずに済みます。次に、中学校と高校で何が違うのかを確認しましょう。

中学校と何が違う? 義務教育ではない高校の制度
高橋中学生向けの情報と比べて、高校は、どこが違うのでしょうか。
松田塾長国の通知を見ると、義務教育段階と高校で、書き分けられている場面があります。主な違いは、原文で確認できる範囲で、次のとおりです。

高校の制度で、原文から確認できること
– 就学義務 ― 保護者に就学させる義務があるのは、小学校段階と中学校段階(学校教育法第17条)
– 卒業の要件 ― 高校の全課程の修了を認めるには、74単位以上の修得が必要(学校教育法施行規則第96条)
– 学年の区切り ― 学年による教育課程の区分を設けない高校(単位制)もある(学校教育法施行規則第103条)
– 出席扱い ― 一定の要件を満たす場合に、学校外の施設で相談・指導を受けた日数を、在籍校の校長が指導要録上の出席扱いにできる(平成21年の文部科学省通知)。ただし、科目の履修の認定は、在籍校の履修要件に照らして行うとされている
– 休学・退学 ― 校長の許可を受けなければならない(学校教育法施行規則第94条)
高橋「出席扱い」と「単位」は、別のものなのですね。
松田塾長そうなんです。通知には、指導要録上の出席扱いは、科目の履修の認定に当たって考慮される授業への出席とは異なる、と書かれています。出席扱いになることと、単位が認められることは別で、後者は在籍校の決まりで決まります。ですから、欠席が何日までなら大丈夫か、何をすれば単位が認められるかは、ここでは一律にお答えできません。

高橋自宅で、オンラインで勉強した分は、どう扱われますか。
松田塾長中学校などの義務教育段階では、自宅でICTを活用した学習を指導要録上の出席扱いとする仕組みが、令和元年の通知の別記に示されています。この別記は、義務教育段階の不登校児童生徒を対象に書かれています。高校生の自宅学習の扱いは、在籍校に確認してください。なお、学校教育法施行規則には、学校生活への適応が困難で長く欠席する生徒に、授業を自宅などで履修させる場合についての定めがあります。ただし、実際に行うかどうかは学校が決めますので、これも在籍校に確かめることになります。

高橋決まりが学校ごとに違うと、何から聞けばいいのかも難しいですね。
松田塾長聞くことを決めておくと、相談しやすくなります。次の章で、学校に確認したい5つの質問をお話しします。

進級・留年が気になるときに、在籍校へ確認する5つのこと
高橋進級できるのか、留年するのかが、いちばん気がかりです。
松田塾長進級や卒業の判断は、在籍校が、その学校の決まりに沿って行います。留年の基準は学校ごとに違うので、この記事では基準の中身には踏み込みません。代わりに、学校に聞いておきたいことを、順番に挙げます。

steps
- いまの欠席や出席の状況を確かめる ― 欠席日数、単位の修得状況について、学校がどう見ているかを聞く
- このあとの見通しを聞く ― 進級や卒業までに必要な単位と、その確認の時期を教えてもらう
- 学校として可能な配慮を聞く ― 課題の出し方、別室、相談の機会など、学校でできることを確認する
- 休学や転学の手続きを聞く ― 条件、申請の時期、必要な書類を聞く
- 学校外の相談や学習の扱いを聞く ― 公的な窓口や民間施設での相談・指導を、出席扱いにできるかどうかを聞く
高橋聞くのは、担任の先生でいいのでしょうか。
松田塾長まず担任の先生や学年の先生で構いません。国の通知には、学校がスクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーを活用して支援することが、重要だと書かれています。相談できる体制は学校によって違うので、「スクールカウンセラーと話すことはできますか」と聞いてみてください。保護者の方だけで先に相談しても、問題ありません。

進路を急いで決めようとして、起きやすい行き違い
– 在籍校に相談する前に、転校先や通信制を決めてしまう ― 単位の引き継ぎや手続きの時期が分からないまま進み、確認し直すことになる場合がある
– 本人の気持ちを聞く前に、退学や転校の話を進める ― 「自分抜きで決められた」という感覚が残りやすい
– 学習塾や学習支援に通えば出席扱いになる、と思い込む ― 出席扱いにするかどうかは、在籍校の校長が判断する
– 休む期間を、早く終わらせようと促す ― 心身の状態によっては、休むことが先になる
高橋「出席扱いになる、と思い込む」は、私もそう思っていました。
松田塾長保護者の方が期待されるのは自然なことです。ただ、通知には、民間施設での相談・指導が個々の生徒にとって適切かどうかは、校長が教育委員会と連携して判断する、と書かれています。ですから、何かの施設に通い始める前に、学校へ確認しておくと安心です。ここからは、選択肢を一つずつ見ていきます。

選択肢を一つずつ確かめる 在籍校・休学・転学・通信制・高卒認定
在籍校での相談・配慮
高橋まず、在籍している学校で相談するときの注意点はありますか。
松田塾長学校に伝えたいのは、お子さんの今の状態と、保護者の方の希望です。「学校に戻したい」ではなく、「いま、本人はこういう状態で、こう考えている」という事実を伝えると、学校も具体的に考えやすくなります。話しにくいときは、書面やメールで先に伝える方法もあります。

休学
高橋休学という選択肢は、どういうものですか。
松田塾長学校教育法施行規則では、休学をしようとするときは校長の許可を受けなければならないと定められています。何か月まで休めるか、授業料などの扱いはどうなるかといった細かい点は、学校ごとに違います。復学の時期や、休学中に学校とどう連絡を取るかも、あわせて聞いておくと安心です。

転学(転校)・編入学
高橋別の高校に移る場合は、どうなりますか。
松田塾長学校教育法施行規則では、転学を志望する生徒がいるときは、校長が在学証明書などの書類を転学先の校長に送り、転学先の校長が、教育上支障がない場合に転学を許可できる、とされています。つまり、転学は在籍校を通して進むのが基本です。

高橋千葉県の県立高校だと、どうなるのでしょうか。
松田塾長千葉県教育委員会の案内では、県立高校は、保護者の転勤や転居などで通学できなくなる生徒と、個別の事情により転学が適切な生徒を対象に、教育上支障のない場合に転入学試験を実施しています。まず在籍校の先生とよく相談し、学校をとおして転学を希望する高校に問い合わせる、と書かれています。実施予定は、夏休みの前後、冬休みの前後、学年末の前後と、時期ごとに発表されます。令和8年度の夏の予定では、転・編入学試験を実施する県立高校は全日制118校、定時制16校で、全日制では国語・数学・英語と面接を試験科目とする学校・学科が多く、通信制の課程も一覧に載っています。ただし、学年や学科によって募集がない場合や、選択科目の制限もあるので、志望校ごとの確認が必要です。

高橋中途退学をしたあとでも、入り直せますか。
松田塾長同じ一覧では、編入学試験の対象は海外帰国生徒や中途退学者などで、中途退学者は定時制の課程のみと書かれています。これは令和8年度の夏の予定での記載なので、次の時期の予定は県のページで確認してください。私立高校については、県のこの案内は県立の話なので、各学校に直接確認することになります。

高橋高校に入るときの決まりは、また別でしょうか。
通信制高校
高橋通信制高校は、どういう学び方ですか。
松田塾長文部科学省の通信制高校の情報サイトでは、通信制は教室での授業が中心の全日制・定時制とは違い、レポートの提出(添削指導)、スクーリング(面接指導)、テレビやインターネットで動画を見る学習、そして試験で学ぶ、と説明されています。卒業すると、全日制や定時制と同じ「高等学校卒業」になります。毎日通う必要はなく、スクーリングや試験の日以外は、自宅などでの自学自習が中心です。ただし、通信制でも、卒業には所定の単位の修得が必要です(卒業に必要な単位数は74単位以上と、同じサイトに書かれています)。

高橋学習についていけるか、不安です。
松田塾長同じサイトに、学習相談やオンラインのサポート、サポート施設での学習面・生活面の支援を行う学校もあるので、詳細は学校に問い合わせてください、とあります。つまり、サポートの内容は学校ごとに違います。費用も学校ごとに違い、条件を満たせば高等学校等就学支援金制度の対象になります。学校を選ぶときは、パンフレットだけでなく、スクーリングの回数と場所、サポートの内容、費用を直接確認してください。

高橋在籍している高校から通信制へ移ったとき、これまでの単位はどうなりますか。
松田塾長学校教育法施行規則では、全日制、定時制、通信制の課程の間で転学する場合は、修得した単位に応じて、相当する学年に転入できる、とされています。どの学年に入れるかは、転学先で確認してください。

高卒認定試験
高橋高卒認定試験は、高校をやめた人が受けるものだと思っていました。
松田塾長文部科学省の資料では、16歳になる年度から受験でき、高校に在籍している人も受験できるとされています。年に2回、8月と11月に実施され、合格に必要な科目数は、選択によって9〜10科目です。合格すると、大学・短大・専門学校の入学資格が得られます。

高橋合格すれば、高校を卒業したことになりますか。
松田塾長なりません。文部科学省のQ&Aに、高卒認定試験に合格しても、高等学校を卒業しなければ最終学歴は高等学校卒業にならない、と書かれています。また、18歳未満の合格者は、18歳の誕生日から合格の効力が生じます。高卒認定試験の受験だけで、高校卒業に必要な単位を全て修得することもできません。

高橋高校を続けながら、受けることもあるのですか。
松田塾長同じQ&Aに、合格した科目を、学校長の判断で高校の単位として認める場合がある、と書かれています。ただし、認めるかどうか、何単位とするかは学校長の判断なので、出願する前に学校と相談してくださいとあります。高卒認定試験は、高校をやめる手段としてではなく、選択肢の一つとして考えると整理しやすくなります。

高橋5つの選択肢は分かりました。大学に行けるのかも、気になります。
松田塾長次は、大学進学の考え方をお話しします。

大学進学の考え方 全日制・通信制・高卒認定のそれぞれから

高橋不登校になった高校生でも、大学を受けられますか。
松田塾長大学の入学資格は、文部科学省の案内で決められています。主なものは、高等学校を卒業した者、高卒認定試験に合格した者(18歳以上から)、大学が個別の入学資格審査で高校卒業と同等以上の学力があると認めた18歳以上の者です。つまり、全日制でも、定時制でも、通信制でも、高校を卒業すれば入学資格になります。通信制や定時制を修了した者も、高校卒業に含まれると整理されています。

| 道筋 |
入学資格 |
気をつけたいこと |
| 全日制・定時制・通信制の高校を卒業 |
「高等学校卒業」として認められる |
学校ごとに、卒業までの単位の条件がある |
| 高卒認定試験に合格 |
大学・短大・専門学校の入学資格が得られる |
18歳の誕生日から効力が生じる。最終学歴は高等学校卒業にならない |
| 大学の個別の入学資格審査 |
18歳以上で、大学が認めた者 |
大学ごとに判断。必要な書類も大学ごとに違う |
高橋通信制の高校を出ると、大学には行きにくいのでしょうか。
松田塾長文部科学省の通信制高校の情報サイトには、令和6年度間に通信制高校を卒業した者のうち、約29%が大学等へ進学していると書かれています。ここでいう「大学等」には、大学や短期大学のほか、通信教育部や専攻科なども含まれます。一方で、この数字は全国の集計で、お子さんの場合の見通しを示すものではありません。

高橋学校を休んでいた期間があると、入試で不利になることはありますか。
松田塾長一概には言えません。文部科学省の令和9年度大学入学者選抜実施要項では、各大学は、在籍する高校が作成した調査書の提出を求める、とされています。学校推薦型選抜は、高校長の推薦に基づくもので、推薦要件を募集要項などで示すことになっています。高卒認定試験の合格者は、成績証明書で調査書に代えることができるとも書かれています。ただ、出願の条件や必要な書類は、大学ごとに違います。同じ要項に、大学は募集要項を令和8年12月15日までに発表するとあります。

高橋結局、各大学の募集要項を見る、ということですね。
松田塾長そのとおりです。大学入学資格のガイドにも、入学資格のほかに、各大学が出願要件を追加することは各大学の裁量とされています。出願の条件は大学ごとに違うので、志望する大学の募集要項で確認してください。入試の方式ごとの違いなど、くわしいことは、この記事では扱いません。

高橋進路を考えるうえで、親はどう関わればいいでしょうか。
松田塾長次の章で、お子さんとの話し方の心がけをお伝えします。

お子さんの気持ちを置き去りにしない、進路の話し方
高橋進路の話をすると、本人が黙ってしまったり、嫌がったりします。
松田塾長そういうときは、進路の話をいったん置いて大丈夫です。文部科学省の令和元年の通知には、不登校の支援は「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて、社会的に自立することを目指す必要がある、と書かれています。また、不登校の時期が休養や自分を見つめ直す等の積極的な意味を持つことがある一方で、学業の遅れや進路選択上の不利益にも留意すること、とも書かれています。休むことの意味も、進路への心配も、どちらも本当のことです。

進路の話をするときの、4つの心がけ
– 選択肢は、見せるだけにする ― パンフレットや、この記事の表を机に置いておくだけでもよい。決めるのは、本人が話せるようになってから
– 「どうするの」より「何が一番つらい」 ― 答えを求めるより、本人の気持ちが話せる時間をつくる
– 保護者が先に情報を集めておく ― 本人が聞きたくなったとき、すぐに答えられる状態にしておく
– 一人で抱え込まない ― 学校や相談窓口に、保護者の方だけで相談してよい
高橋保護者だけで相談してもいいのですね。
松田塾長もちろんです。次に、窓口をまとめます。

我孫子市・千葉県の相談先 高校生と保護者が使えるもの
高橋我孫子市に、高校生の相談先はありますか。中学生向けは見つけたのですが。
松田塾長先に、対象に注意してほしい窓口があります。我孫子市の教育相談センター、教育支援センター「かけはし」「ひだまり」、校内教育支援センター、悩み相談ホットラインは、市の公式ページで、対象が市内の小中学生(または小中学校の児童生徒)と書かれています。高校生は、対象に含まれていません。中学生のお子さんがいるご家庭は、
【我孫子市】中学生の不登校で悩む保護者へ|相談先と学習支援の選択肢を見てください。

高橋高校生が使える窓口は、どこになりますか。
松田塾長公式ページで確認できた窓口を、表にまとめます。年齢の対象が書かれていないものは、その旨を書いています。電話の前に、公式ページで最新の情報を確かめてください。

| 窓口 |
内容・対象 |
連絡先・受付 |
| 我孫子市 子ども相談課「子ども総合相談」(こども家庭センター) |
子育ての悩みなど、子どもに関する相談。お子さん自身からの相談も受けている。年齢の範囲はページに書かれていないので、高校生が利用できるかは電話で確認 |
04-7185-1123(直通)。我孫子市役所西別館1階。8時30分から17時 |
| 我孫子市 LINE「子ども・子育て相談窓口」 |
市内在住の子ども本人と保護者。相談例に「学習・進路・学校のこと」。回答に時間がかかることがある。チャットのような相談はできない |
24時間受付。利用は無料(通信費は利用者負担) |
| 千葉県 子どもと親のサポートセンター |
児童生徒、保護者、教職員の相談。電話、来所(予約制)、Eメール、ワンストップ・オンライン相談(県内の若者向け)、SNS相談(小学4年生から高校生まで) |
0120-415-446(24時間。県内からおかけください)。24時間子供SOSダイヤルは0120-0-78310 |
| 柏児童相談所 |
18歳未満の子どもに関するあらゆる問題 |
04-7134-4152(月曜日から金曜日、9時から17時) |
| 千葉県ひきこもり地域支援センター(電話相談) |
原則18歳以上のひきこもりに関する問題を抱えた本人・家族。不登校とは別の概念で、18歳未満の高校生は原則対象外 |
043-307-3812(月曜日から金曜日、9時30分から16時30分。祝日・年末年始は休み) |
| 千葉県精神保健福祉センター |
心の健康や精神障害、引きこもりや思春期の精神保健など(来所相談は予約制) |
043-263-3893(月曜日から金曜日、9時から18時30分。祝日・年末年始は除く) |
高橋ひきこもりの窓口は、高校生は使えないのですか。
松田塾長市の公式ページでは「原則18歳以上」とあります。不登校とひきこもりは別の概念ですので、混同せずに、お子さんの年齢と状況に合う窓口を選んでください。学校を離れたあとの選択肢としては、厚生労働省の地域若者サポートステーション(サポステ)があります。働くことに悩みを抱える15歳から49歳の、仕事をしていない人や就学中でない人が対象で、高校等の中退者の希望に応じた、アウトリーチ(訪問)の相談もあります。「就学中でない方」が対象と書かれているので、高校に在籍している間は対象外と考えられます。詳しくは最寄りのサポステで確認し、先の選択肢として知っておいてください。

高橋学校の中の相談先は、どう使えばいいでしょうか。
松田塾長担任の先生、学年の先生、スクールカウンセラーが入口です。「欠席が続いているので、相談の時間をいただけますか」と電話やメールで伝えれば十分です。

心や体の不調が気になるとき、緊急のとき
– 眠れない、食べられない状態が続く、体の不調が強い ― 勉強や進路の話より先に、かかりつけの医療機関や、学校のスクールカウンセラーに相談する
– 「消えたい」「死にたい」などの言葉があるとき ― 24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)や、千葉県子どもと親のサポートセンター(0120-415-446)へ。一人で抱え込まずに、すぐ電話する
– 命や安全に危険があるとき ― ためらわずに、119番や110番へ
高橋ありがとうございます。窓口が分かると、少し落ち着きます。
松田塾長一度に全部に相談する必要はありません。
まず在籍校、次に必要に応じて外の窓口、という順番で十分です。学習のことを相談する場所を探すときは、塾や学習支援の確かめ方を書いた
【我孫子市】不登校の中学生が通える塾・学習支援の選び方も参考になります。中学生向けですが、体験で確かめる項目は高校生でも共通です。そのうえで、私たちの教室もお話しできます。

英語進学塾リオンの場合 高校生の英語と受験の相談から
高橋先生の教室では、不登校の高校生も見ているのですか。
松田塾長英語進学塾リオンでは、長年、不登校の生徒も指導してきました。柏・我孫子校(我孫子駅南口から徒歩1分)、千葉校、オンライン校の3校とも、対応コースの「その他」に「不登校・引きこもり対策」を挙げています。高校生などの対応コースには、英検対策、総合型選抜対策、小論文対策、一般受験対策、定期テスト対策、共通テスト対策があります。

高橋実際に、そうしたお子さんがいるのですか。
松田塾長あくまで個々のケースで、すべてのお子さんに当てはまる話ではありません。小学校のころから学校に行けず、家で過ごす時間が長かった生徒が、今は高校生になって、生き生きと過ごしています。「こうなる」という約束ではなく、そんなふうに過ごしている子もいる、という事実としてお伝えしました。

| 項目 |
内容 |
| 校舎 |
柏・我孫子校(我孫子市・我孫子駅南口から徒歩1分)、千葉校(千葉市)、オンライン校(全国から受講可) |
| 無料の個別相談 |
保護者の方のみの相談もできる |
| 英語以外の科目 |
数学・国語・日本史・世界史・社会なども学べる環境がある。教科ごとの進め方は、お問い合わせで確認する |
| 無料体験授業 |
高校1・2・3年生、中学生、浪人生が対象。保護者の方のみの相談もできる。Zoomでも対面でも受けられる |
| 無料体験の流れ |
現在の英語力のチェック、体験授業、そこからのロードマップの作成 |
| 自宅での映像授業 |
「オンデマンド講座」もある。対象や進め方は、お問い合わせで確認する |
| 連絡先 |
オンライン校のフリーダイヤル 0120-241-261(月〜土 10時〜22時)。LINEと問い合わせフォームの案内もある |
高橋学校に行けていない状態でも、相談していいのでしょうか。
松田塾長上の表のとおり、無料体験授業も無料の個別相談も、保護者の方のみで参加や相談ができます。通信制や高卒認定を考えているお子さんの受け方、通常授業の受け方、不登校のお子さん向けの具体的な進め方、個別授業の料金、学校への報告や出席扱いへの対応は、お問い合わせで直接ご確認ください。授業料の金額は、コースによって違うので、ここには書きません。

高橋塾に通えば、出席扱いになるわけではないのですよね。
松田塾長はい。出席扱いや単位の認定は、在籍校の校長や学校が判断することで、塾に通っているというだけでは決まりません。塾が代わりに決めることもできません。気になるときは、先に在籍校に確認してください。リオンの無料体験授業で行うのは、現在の英語力のチェックと、そこからのロードマップ作成です。

高橋英語を学び直したい、という相談もできますか。
松田塾長英語の学び直しにあたる内容を、どのコースで進められるかは、お問い合わせで直接ご確認ください。大学受験の塾を選ぶときの一般的な基準は、
我孫子で高校生の塾を選ぶなら|大学受験に強い塾の条件に書いています。まず話を聞いて、判断していただいて構いません。保護者の方だけで、学習状況や受験のご相談をしていただくこともできます。

よくある質問
高橋高校生が不登校になると、すぐに留年や退学になるのでしょうか。
松田塾長進級や卒業は、在籍する高校が、その学校の決まりに沿って判断します。文部科学省の令和6年度の調査では、不登校の高校生のうち、この年度に中途退学に至った生徒は15.6%、原級留置になった生徒は4.4%でした。これは全国の集計で、お子さんの場合にあてはまるとは限りません。欠席や単位の状況は、担任の先生や学年の先生に早めに確認して、休学や転学などの選択肢も含めて相談してください。

高橋通信制高校に転校すると、大学は受けられないのでしょうか。
松田塾長文部科学省の通信制高校の案内では、通信制高校を卒業すると、全日制や定時制と同じ「高等学校卒業」になると書かれています。卒業には、所定の単位の修得が必要です。大学の入学資格には、高等学校を卒業した者が含まれます。出願の条件は大学ごとに募集要項で決まっているので、志望する大学の募集要項で確認してください。

高橋高卒認定試験に合格すれば、高校には通わなくてもよいのでしょうか。
松田塾長高卒認定試験に合格すると、大学・短大・専門学校の入学資格が得られますが、文部科学省のQ&Aには、高等学校を卒業しなければ最終学歴は高等学校卒業にならないと書かれています。高校に在籍したままでも受験でき、合格した科目を学校長の判断で単位として認める場合もあります。大学の出願の条件は大学ごとに違うので、募集要項も確認してください。どちらが合うかは、お子さんの希望や状況で変わるので、出願する前に在籍校に相談してください。

高橋我孫子市の教育相談センターは、高校生も相談できますか。
松田塾長我孫子市の公式ページでは、教育相談センターの対象は、市内在住の小中学生とその保護者と書かれています。高校生については、我孫子市の子ども相談課の子ども総合相談(電話04-7185-1123)や、千葉県の子どもと親のサポートセンター(電話0120-415-446、24時間、県内からおかけください)などがあります。子ども総合相談は、年齢の範囲がページに書かれていないので、利用できるかを電話で確認してください。

高橋保護者だけで、英語進学塾リオンに相談することはできますか。
松田塾長できます。英語進学塾リオンの無料体験授業は、高校1・2・3年生、中学生、浪人生が対象で、保護者の方のみのご相談もできます。Zoomでも対面でも受けられます。無料の個別相談も、保護者の方のみで受けられます。お子さんの状況に合う受け方は、お問い合わせで直接ご確認ください。

では、お子さんの場合は、何から確かめればよいでしょうか
松田塾長ここまで、制度の全体像と、多くの方に共通する考え方をお話ししてきました。お子さんの場合にどうなのかは、記事だけでは分からないところが残ります。

高橋たしかに、うちの子の学校ではどうなるのかは、まだ分かりません。
松田塾長同じ「高校生の不登校」でも、休み始めた時期、在籍校の決まり、お子さんの気持ち、心身の状態、希望する進路は、一人ひとり違います。休み始めて間もないお子さん、休学を考えているお子さん、通信制への転学を検討しているお子さん、もう少し休んでから考えたいお子さんでは、先に確かめることが変わります。

高橋順番を間違えると、どうなりますか。
松田塾長避けたいのは、在籍校の決まりを確かめる前に、転校や高卒認定の準備だけが先に進んでしまうことです。単位の扱いが違っていた、と後から分かると、お子さんの負担が増えます。反対に、学校の決まりと選択肢が見えていれば、お子さんの気持ちを聞きながら、急がずに、選べる状態で考えていけます。

高橋先生の教室では、何が分かるのですか。
松田塾長英語進学塾リオンの無料体験授業は、保護者の方のみのご相談もできます。体験の流れの中で、現在の英語力のチェックと、そこからのロードマップの作成を行います。受験や進学を考えるとき、いまの英語力と、そこからの道筋が見えると、選択肢を考える材料になります。お子さんの状況に合う受け方は、お問い合わせで直接ご確認ください。まず話を聞いて、判断していただいて構いません。

参考リンク
Q. 高校生が不登校になると、すぐに留年や退学になるのでしょうか。
進級や卒業は、在籍する高校が、その学校の決まりに沿って判断します。文部科学省の令和6年度の調査では、不登校の高校生のうち、この年度に中途退学に至った生徒は15.6%、原級留置になった生徒は4.4%でした。これは全国の集計で、お子さんの場合にあてはまるとは限りません。欠席や単位の状況は、担任の先生や学年の先生に早めに確認して、休学や転学などの選択肢も含めて相談してください。
Q. 通信制高校に転校すると、大学は受けられないのでしょうか。
文部科学省の通信制高校の案内では、通信制高校を卒業すると、全日制や定時制と同じ「高等学校卒業」になると書かれています。卒業には、所定の単位の修得が必要です。大学の入学資格には、高等学校を卒業した者が含まれます。出願の条件は大学ごとに募集要項で決まっているので、志望する大学の募集要項で確認してください。
Q. 高卒認定試験に合格すれば、高校には通わなくてもよいのでしょうか。
高卒認定試験に合格すると、大学・短大・専門学校の入学資格が得られますが、文部科学省のQ&Aには、高等学校を卒業しなければ最終学歴は高等学校卒業にならないと書かれています。高校に在籍したままでも受験でき、合格した科目を学校長の判断で単位として認める場合もあります。大学の出願の条件は大学ごとに違うので、募集要項も確認してください。どちらが合うかは、お子さんの希望や状況で変わるので、出願する前に在籍校に相談してください。
Q. 我孫子市の教育相談センターは、高校生も相談できますか。
我孫子市の公式ページでは、教育相談センターの対象は、市内在住の小中学生とその保護者と書かれています。高校生については、我孫子市の子ども相談課の子ども総合相談(電話04-7185-1123)や、千葉県の子どもと親のサポートセンター(電話0120-415-446、24時間、県内からおかけください)などがあります。子ども総合相談は、年齢の範囲がページに書かれていないので、利用できるかを電話で確認してください。
Q. 保護者だけで、英語進学塾リオンに相談することはできますか。
できます。英語進学塾リオンの無料体験授業は、高校1・2・3年生、中学生、浪人生が対象で、保護者の方のみのご相談もできます。Zoomでも対面でも受けられます。無料の個別相談も、保護者の方のみで受けられます。お子さんの状況に合う受け方は、お問い合わせで直接ご確認ください。