高橋先生、東北大学の医学部を受けようと思ってるんですけど、医学科と保健学科って、英語の配点からして全然違うんですか?保健学科も看護とか放射線とか検査とか、いろいろ専攻があって、正直どこがどう違うのか全然わかってなくて…。
松田塾長いい質問ですね。結論から言うと、医学科は英語の配点が700点(総点2,750点の25.5%)、保健学科(看護学専攻・放射線技術科学専攻・検査技術科学専攻)は650点(総点2,700点の24.1%)です。どちらも「共通テスト+個別学力検査」の合算で、思っている以上に英語の比重は大きいんですよ。

高橋えっ、保健学科も英語650点もあるんですか!看護とか放射線技術とか、専攻によって配点が違うのかと思ってました。
松田塾長そこが東北大学のおもしろいところで、保健学科は3つの専攻すべてで配点が共通なんです。違うのは配点じゃなくて、数学の出題範囲と試験時間なんですよ。今日はそのあたりを、令和8年度(2026年度)の学生募集要項の数字をもとに、医学科と保健学科の両方、きっちり整理していきましょう。

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東北大学医学部の一般選抜はどんな入試? 医学科と保健学科の全体像
高橋まず全体像を教えてください。医学科と保健学科って、そもそも試験の仕組みから違うんですか?
松田塾長仕組みは同じです。東北大学の一般選抜(前期日程)は、大学入学共通テストの成績と個別学力検査の成績、それに調査書を総合して合否を決めます。医学科も保健学科も、この3点セットで評価される点は共通しています。


高橋じゃあ何が違うんですか?
松田塾長配点の総額と、1教科あたりの点数の大きさです。医学科は総点2,750点、保健学科は総点2,700点。一見似ていますが、個別学力検査の重みがかなり違います。医学科は数学・理科・外国語がそれぞれ600点ずつ、保健学科はそれぞれ450点ずつです。同じ「理系3教科」でも、医学科のほうが1点のミスが総点に与える影響が大きいんですよ。

高橋なるほど…じゃあ英語の配点も、具体的にどこから来てるのか知りたいです。
英語の配点は医学科700点・保健学科650点 ― 総点に占める割合は?
松田塾長ここが今日いちばん大事なところです。英語の配点は、共通テストの外国語と、個別学力検査の外国語の合計で決まります。表で整理しますね。

| 区分 |
医学科 |
保健学科(看護・放射線技術科学・検査技術科学) |
| 共通テスト 外国語 |
100点 |
200点 |
| 個別学力検査 外国語(英語) |
600点 |
450点 |
| 英語 合計配点 |
700点 |
650点 |
| 総点に占める割合 |
約25.5% |
約24.1% |
| 総点 |
2,750点 |
2,700点 |
高橋共通テストの外国語、医学科は100点なのに保健学科は200点なんですね。共通テストの比重が保健学科のほうが大きいってことですか?
松田塾長そうなんです。共通テストの配点が、医学科は国語100・地歴公民100・数学100・理科100・外国語100・情報50の計550点。保健学科はそれぞれ200・200・200・200・200・50の計1,050点です。保健学科は共通テストの総点自体が医学科の約2倍あるので、共通テストで取りこぼすと医学科より響きやすいという見方もできます。

高橋じゃあ医学科のほうが個別学力検査、つまり本番の記述型の英語で勝負が決まるってことですね。
松田塾長そのとおりです。医学科は個別学力検査の外国語が600点で、個別学力検査全体(数学600・理科600・外国語600・面接400の計2,200点)の中でも大きな柱になっています。だからこそ、2月25日・26日の個別試験本番でしっかり英語を得点源にできるかどうかが、合否に直結しやすいんですよ。

高橋共通テストの英語って、リーディングとリスニングの点数、そのまま使われるんですか?
松田塾長ここ、誤解しやすいので説明しておきますね。共通テストの『英語』は、リーディング(100点満点)とリスニング(100点満点)の素点を、リーディング150点・リスニング50点の計200点満点に換算してから、各学部の配点に圧縮します。医学科なら200点満点の換算点を100点に、保健学科なら200点に、それぞれスケーリングし直すということです。リスニングが苦手でも、換算後はリーディングの比重のほうが大きいので、極端に不利になりすぎない仕組みにはなっています。

共通テストの英語は素点そのままではない
共通テストの『英語』は、リーディング100点・リスニング100点の素点をそのまま使うのではなく、リーディング150点・リスニング50点に換算してから各学部の配点に圧縮する仕組みです。「共通テスト模試でリスニングが悪かったから医学部は無理」と早合点せず、換算後の点数で判断しましょう。
高橋じゃあ次は、実際どんな問題が出るのか気になります。記述式なんですか?マークなんですか?
大問構成・出題形式 ― 記述式かマークか、リスニングはある?
松田塾長個別学力検査の外国語(英語)は、医学科・保健学科とも記述式中心で、試験時間は100分です。共通テストの外国語とは別に、個別の記述試験が課されるのが東北大学一般選抜の特徴ですね。

高橋共通テストと個別、2回英語を受けるってことですか?
松田塾長そうです。共通テストの英語(マーク式+リスニング)と、個別学力検査の英語(記述式・100分)の二段構えです。共通テストはマーク式中心の総合力、個別学力検査は読解力・英作文力・表現力を記述でじっくり見る、という役割分担だと考えてください。

| 試験 |
形式 |
試験時間 |
配点(医学科/保健学科) |
| 共通テスト 外国語(英語) |
リーディング+リスニング(マーク式) |
共通テスト全体の時間割に準ずる |
100点/200点 |
| 個別学力検査 外国語(英語) |
記述式中心 |
100分 |
600点/450点 |
高橋個別の英語、100分で600点分って、けっこう重いですね…。
松田塾長軽くはないです。だからこそ、小手先のテクニックより、
長文を正確に読んで、自分の言葉で答案に落とし込む力が問われます。東北大学文学部の記事でも触れていますが、東北大学全体として記述力を重視する傾向があるので、
東北大学文学部の英語対策も読んでおくと、大学全体の出題方針がつかみやすいと思いますよ。

高橋試験当日のスケジュールも知りたいです。1日でどんな流れになるんですか?
個別学力検査 当日のスケジュールと試験時間
松田塾長2026年2月25日(水)・26日(木)の前期日程で行われます。医学科の当日の流れを見てみましょう。


steps
- 2月25日(水) 1日目: 外国語(英語)10時00分〜11時40分(100分)/理科13時30分〜16時00分(150分)/面接試験(小作文)17時10分〜17時40分(医学科のみ)
- 2月26日(木) 2日目: 数学10時00分〜12時30分(150分、医学科・放射線技術科学専攻・検査技術科学専攻)または10時00分〜11時40分(100分、看護学専攻)/面接試験(面接)14時45分〜(医学科)、14時30分〜(保健学科3専攻)
高橋2日間に分かれてるんですね。1日目で筆記は全部終わるんですか?
松田塾長いえ、実はそうではないんです。1日目(2月25日)にやるのは外国語(英語)と理科、それに医学科だけ面接試験の小作文です。数学は2日目(2月26日)の午前に実施されます。面接本番も2日目にまとめて行われます。

高橋えっ、数学って2日目なんですか!てっきり1日目に全部の筆記をやって、2日目は面接だけだと思ってました。
松田塾長そうなんです。1日目で外国語・理科・小作文をこなしたあと、2日目の午前にまとまった頭で数学に向き合う、という組み方になっています。保健学科も基本の時間割は同じで、看護学専攻だけ数学の試験時間が2月26日10時00分〜11時40分の100分になります。放射線技術科学専攻・検査技術科学専攻は医学科と同じ、2月26日10時00分〜12時30分の150分です。

高橋看護学専攻だけ数学の時間が短いのはなぜですか?
松田塾長出題範囲が違うからです。看護学専攻は数学の出題範囲が数学Ⅰ・数学A中心で範囲が絞られているのに対し、放射線技術科学専攻・検査技術科学専攻や医学科は、数学Ⅲや複素数平面まで含むより広い範囲から出題されます。英語の配点や試験時間は3専攻とも同じなので、看護学専攻を目指す人ほど、相対的に英語にかけられる勉強時間の余裕が生まれやすいとも言えますね。

高橋面接もあるのが、やっぱり医学部っぽいですね。英語の点数が良くても、面接で落ちることってあるんですか?
松田塾長面接試験は、医学科なら「医師としての適性」、保健学科なら「医療人としての適性」を判断するために実施されます。配点としては医学科400点・保健学科300点が総合成績に組み込まれるので、英語を含む筆記試験でリードしても、面接の結果で総合成績が動く設計になっている点は押さえておきたいところです。

医学科と保健学科(看護・放射線技術科学・検査技術科学)で何が違う?
高橋ここまでの話をふまえて、医学科と保健学科、何が共通で何が違うのか、一覧で見たいです。
松田塾長表にまとめますね。募集人員と第1段階選抜の倍率も一緒に見ておきましょう。

| 項目 |
医学科 |
看護学専攻 |
放射線技術科学専攻 |
検査技術科学専攻 |
| 入学定員 |
117名 |
70名 |
37名 |
37名 |
| 前期日程 募集人員 |
78名 |
48名 |
23名 |
23名 |
| 英語 合計配点 |
700点 |
650点 |
650点 |
650点 |
| 数学の試験時間 |
150分 |
100分 |
150分 |
150分 |
| 第1段階選抜の倍率 |
約3.5倍 |
約3.0倍 |
約3.0倍 |
約3.0倍 |
高橋医学科の募集人員、78名って書いてありますけど、何か注意点があるんですか?
松田塾長いいところに気づきましたね。医学科の一般選抜(前期日程)の募集人員78名のうち3名は、研究医養成に係る増員で、これは令和8年度(2026年度)入試のみの時限措置です。翌年度以降は人数が変わる可能性があるので、受験する年度の最新の募集要項は必ず確認してください。

高橋保健学科の3専攻は、併願とかできるんですか?
松田塾長いいえ、できません。第1段階選抜も個別学力検査の合否判定も学科単位(医学科)・専攻単位(保健学科)で行われます。出願時にどの専攻で出願するかを決める必要があり、出願書類提出後は学部・系・学科・専攻の変更も認められません。

出願後の専攻変更はできない
東北大学の一般選抜では、出願書類提出後に志願学部・系・学科・専攻の変更は一切認められません。保健学科の看護学専攻・放射線技術科学専攻・検査技術科学専攻は配点こそ共通ですが、出願は専攻ごとに独立しています。「とりあえず出願してから考える」はできないので、出願前に専攻は固めておきましょう。
高橋倍率も医学科だけ少し高いですね。これってどういう意味なんですか?
第1段階選抜の倍率 ― 医学科3.5倍、保健学科各専攻3.0倍の意味
松田塾長東北大学では、志願者数が募集人員を大幅に上回った場合、個別学力検査の前に共通テストの成績と調査書だけで第1段階選抜を行います。この倍率を超えると、個別学力検査を受けられないまま不合格になる可能性があるということです。

高橋えっ、英語の記述試験、受けることすらできない場合があるんですか…!
松田塾長そうなんです。医学科は約3.5倍、保健学科の看護学専攻・放射線技術科学専攻・検査技術科学専攻はいずれも約3.0倍が、令和8年度(2026年度)の第1段階選抜の倍率として公表されています。これを超えた場合でも、個別学力検査を適切に実施できると大学が判断すれば倍率を緩和することもありますが、共通テストの時点での出来が合否の入口を左右するのは間違いありません。

高橋じゃあ、個別の英語をどれだけ頑張っても、共通テストでこけたら受験すらできないってことですよね…。
松田塾長そのリスクはゼロではありません。だからこそ、英語の勉強も共通テスト対策と個別学力検査対策を両輪で進める必要があります。片方だけに偏ると、せっかく記述の実力をつけても、本番の土俵に立てないまま終わってしまうこともあり得るんです。

高橋自分がどっちに力を入れるべきか、正直まだよくわからないです…。
松田塾長その「自分はどっちが課題なのか」を言語化できていないまま勉強時間だけ増やしてしまうのが、実はいちばんもったいないパターンなんです。英語進学塾リオンでは、共通テスト型の総合力と、個別学力検査型の記述力、どちらに課題があるかを現状の実力から確認することもできます。気になる人は一度、今の自分の立ち位置を確認してみるといいですよ。

高橋共通テストと個別、両方大事だってことはわかりました。じゃあ具体的に、英語で何点くらい取れれば合格に近づくのか、イメージをつかみたいです。
英語でどのくらい点を取れば合格に近づく? シミュレーション
松田塾長東北大学は合格者の最低点を公表していないので、「英語で何点取ればいいか」を数値で断定することはできません。ただ、配点の中で英語が占める重みを数字で可視化することはできます。医学科の英語700点を例にシミュレーションしてみましょう。

steps
- 英語で5割(350点)を取った場合: 総点2,750点のうち350点。総点全体では約12.7%にとどまります。
- 英語で7割(490点)を取った場合: 総点のうち490点、約17.8%まで伸びます。5割のときと比べて140点の差です。
- 英語で8割(560点)を取った場合: 総点のうち560点、約20.4%。5割のときと比べて210点もの差になります。
- 他教科との比較: 医学科は数学・理科もそれぞれ600点ずつなので、英語だけでなく3教科それぞれで同じ計算をしてみると、自分がどの教科で点差をつけられそうか見えてきます。
高橋5割と8割で210点も差がつくんですね…。それって、他の教科で挽回できる差じゃないですよね。
松田塾長そうなんです。210点というのは、医学科の個別学力検査1教科分(600点)の3分の1以上に相当する差です。英語を「とりあえず平均点くらい」で済ませてしまうと、総点ベースで見たときのインパクトはかなり大きい。逆に言えば、英語を得点源にできれば、総点全体を底上げする効果が大きい科目だということです。

高橋じゃあ今の自分が、5割なのか7割なのか8割なのか、まず知りたいです。
松田塾長それはこの記事だけでは判断できません。過去問や模試の結果と、本番の出題形式・難易度を照らし合わせて初めて見えてくるものです。ここから先は「自分の場合はどうか」を個別に確認する話になってくるので、対策の優先順位の話と合わせて、後ほどもう少し詳しくお伝えしますね。

対策の優先順位 ― 医学科・保健学科共通で今からやるべきこと
高橋具体的に、何から手をつければいいんですか?
松田塾長優先順位を整理しましょう。東北大学の個別学力検査の英語は記述式中心で試験時間100分、600点(医学科)または450点(保健学科)という重い配点です。まずやるべきことは3つです。

英語対策の優先順位
– ①語彙・文法の土台固め: 記述式は曖昧な理解が答案にそのまま出ます。医学・科学系のテーマを含む長文にも対応できるよう、基礎語彙は早い時期に仕上げておきましょう。
– ②長文の精読と要約練習: 100分という試験時間の中で、内容を正確に把握し、自分の言葉で説明する力が必要です。読んで終わりにせず、要約・和訳・内容説明を自分の手で書く練習を積み重ねます。
– ③共通テスト型のリーディング・リスニング演習: 個別学力検査の記述対策に寄りすぎると、共通テストのマーク式・時間配分の感覚が鈍ります。第1段階選抜を突破するためにも、共通テスト型の演習は切らさないようにしましょう。
高橋どれも大事そうですけど、何からやればいいかの順番までは、やっぱり人によって違いますよね…。
松田塾長そのとおりです。語彙が足りないのか、読めてはいるけど答案化が苦手なのか、共通テストのスピードについていけていないのか。原因によって、次にやるべき教材も勉強時間の配分も変わってきます。

高橋正しい方向で勉強できているか、自分では判断しづらいです…。
松田塾長多くの受験生が同じところでつまずきます。英語進学塾リオンでは、松田が実際に行っている「イメージ英文法」という講座で、バラバラに覚えた英文法の知識を長文読解につなげ直す授業をしています。単語は知っているのに長文になると読めない、文法問題は解けるのに長文中で使われると分からない、という悩みは、医学部志望でも保健学科志望でも学力層を問わずよくある話です。無料で体験できる機会もあるので、気になる人はのぞいてみてください。

高橋対策の順番はわかりました。逆に、やりがちな失敗みたいなものもあるんですか?
受験生が陥りやすい失敗・注意点
松田塾長いくつかあります。順番に話しますね。

東北大学医学部志望者が陥りやすい失敗
– 共通テスト対策に偏りすぎる: 個別学力検査の英語は記述式で600点(医学科)または450点(保健学科)と配点が大きいのに、マーク式の演習ばかりに時間を使ってしまい、記述力が育たないまま本番を迎えるケースがあります。
– 定期テストの点数で実力を過信する: 校内の定期テストは出題範囲が限られますが、個別学力検査は範囲が広く、初見の長文を読む力が問われます。定期テストの得点と模試・過去問の得点にギャップがある人は要注意です。
– 保健学科だから英語は軽いと思い込む: 保健学科の英語配点650点は、医学科の700点と大きくは変わりません。「保健学科だから医学科より楽」という思い込みで対策量を減らすのは危険です。
高橋定期テストはできるのに模試だと点が取れない、みたいな人、結構いそうですね。
松田塾長実はとても多いパターンです。覚えた知識を「再現する」テストと、初めて見る英文を「使って考える」テストは、求められる力が違います。東北大学の個別学力検査は完全に後者のタイプなので、普段の勉強も「初見の長文にどう向き合うか」を意識して組み立てる必要があります。

自分は大丈夫? セルフチェックリスト
高橋自分がどのタイプなのか、チェックする方法ってありますか?
松田塾長以下の項目に、いくつ当てはまるか数えてみてください。

東北大学医学部 英語セルフチェック
– 単語・文法の知識はあるのに、長文になると時間内に読み切れない
– 和訳はできるが、内容説明や要約になると自分の言葉でまとめられない
– 共通テスト模試のリーディングは時間が足りなくなることが多い
– リスニングは聞き取れているつもりでも、設問を間違える
– 過去問を解いても、今の自分の点数が合格ラインに近いのか遠いのか分からない
高橋…正直、3つくらい当てはまります。これって、まずいですか?
松田塾長焦らなくて大丈夫です。むしろ、どこでつまずいているかが見えている時点で、対策は立てやすい状態です。問題は、同じ「長文で時間が足りない」という悩みでも、原因が人によって違うということなんですよ。語彙が足りないのか、構文を正確に取れていないのか、読めてはいるけど答案化に時間がかかっているのか。原因が違えば、やるべき対策もまったく変わってきます。

高橋じゃあ、自分の場合はどれが原因なのか、どうやって調べればいいんですか?
松田塾長それは問題を解いているときの様子や、模試の設問ごとの正答率を見ないと、正確には分かりません。ここから先は、記事を読むだけでは完結しない「自分自身の現在地を知る」というフェーズになります。東北大学医学部・保健学科を目指す中で、今の自分の英語力がどの段階にあるのか、そして志望校までにどんな順番で伸ばしていけばいいのか。英語進学塾リオンでは、そうした現在地の確認を無料で行っています。

基本情報まとめ
高橋ここまでの情報を、一覧表でもう一度まとめてもらえますか?
松田塾長もちろんです。

| 項目 |
内容 |
| 大学名 |
東北大学 |
| 学部 |
医学部 |
| 学科・専攻 |
医学科/保健学科(看護学専攻・放射線技術科学専攻・検査技術科学専攻) |
| 総点(医学科) |
2,750点 |
| 総点(保健学科) |
2,700点 |
| 英語 合計配点(医学科) |
700点(約25.5%) |
| 英語 合計配点(保健学科) |
650点(約24.1%) |
| 個別学力検査 試験日 |
2026年2月25日(水)・26日(木) |
| 個別学力検査 外国語(英語) 試験時間 |
100分 |
| 出願期間 |
2026年1月26日(月)〜2月4日(水)正午必着 |
| 公式情報 |
東北大学アドミッション機構(一般選抜) |
高橋この情報、年度によって変わったりしますか?
松田塾長変わります。実際、医学科の研究医枠増員のように令和8年度(2026年度)限定の措置もありますし、配点自体が改定されることもあります。受験する年度の最新の学生募集要項は、必ず東北大学アドミッション機構の公式サイトで確認してください。

他大学・他学部との比較
高橋他の大学の医学部とか、東北大学の他の学部とも比べてみたいです。
松田塾長いくつか紹介しますね。医学部同士で比べると、配点の作り方にも大学ごとの個性が出ます。

高橋東北大学の中で、医学部以外の学部とも違うんですか?
松田塾長かなり違います。例えば
東北大学法学部は英語配点850点で配点比率が約29%、
東北大学教育学部は2027年度から外国語が英語のみになるなど、学部ごとに配点も出題方針も個性があります。医学部志望でも、併願で他学部を検討している人は、配点の違いを早めに把握しておくと計画が立てやすくなりますよ。

よくある質問
高橋最後に、みんなが気になりそうなことをいくつか聞いてもいいですか?
松田塾長どうぞ。

高橋Q. 東北大学医学部医学科と保健学科、併願はできますか?
松田塾長A. 一般選抜(前期日程)の中で医学科と保健学科を同時に出願することはできません。出願は学科・専攻単位で1つに絞る必要があります。後期日程は医学部では実施されていないので、前期日程での1回勝負になります。

高橋Q. 共通テストの英語でリスニングが苦手でも医学部は目指せますか?
松田塾長A. 共通テストの英語はリーディング150点・リスニング50点に換算されるため、リーディングの比重のほうが大きい設計です。リスニングが苦手でも、リーディングと個別学力検査の記述力でカバーできる余地はあります。ただし配点がある以上、対策を完全に後回しにするのはおすすめしません。

高橋Q. 保健学科の看護学専攻・放射線技術科学専攻・検査技術科学専攻は、英語の問題自体も違うんですか?
松田塾長A. 専攻ごとに異なるのは主に数学の出題範囲・試験時間で、英語の配点(650点)は3専攻共通です。英語の対策に関しては、専攻を問わず同じ優先順位で進めて問題ありません。

高橋Q. 第1段階選抜で落ちたら、個別学力検査の英語は採点されないんですか?
松田塾長A. そのとおりです。第1段階選抜は共通テストの成績と調査書のみで判定され、これを通過できないと個別学力検査自体を受験できません。英語の個別対策と並行して、共通テストの総合力も落とさないようにする必要があります。

高橋Q. 研究医枠3名というのは、普通の受験生でも出願できるんですか?
松田塾長A. 研究医養成に係る増員3名は、一般選抜(前期日程)の募集人員78名に含まれる形で設定されており、特別な出願区分が別にあるわけではありません。ただし令和8年度(2026年度)入試のみの時限措置なので、翌年度以降は最新の募集要項で確認が必要です。

松田塾長ここまで、東北大学医学部の医学科と保健学科、それぞれの英語配点と対策の優先順位をお伝えしてきました。医学科は700点、保健学科は650点、どちらも総点の4分の1前後を占める重い科目で、共通テストと個別学力検査の両方をバランスよく仕上げる必要がある、というのが今日の結論です。

高橋配点とか試験の仕組みはよくわかりました。でも、正直まだ自分がどこから手をつければいいかは、はっきりしていない気がします。
松田塾長それでいいんです。ここまでの話は、あくまで医学科・保健学科共通の「大学側の仕組み」の話です。実際に「自分は何から始めればいいか」は、一人ひとり違います。同じ「長文で時間が足りない」という悩みでも、語彙が足りない人、構文を正確に取れていない人、読めているのに答案化で時間を使いすぎている人と、原因はさまざまです。原因が違えば、やるべき対策も変わってきます。

高橋確かに、自分がどのタイプなのか、自分ではよく分からないです…。
松田塾長受験で一番もったいないのは、勉強していないことより、優先順位を間違えたまま数カ月が過ぎてしまうことなんですよ。特に東北大学医学部のように第1段階選抜がある入試では、共通テスト対策を疎かにしたまま個別学力検査の記述力ばかり伸ばしても、本番の土俵に立てないリスクすらあります。だから、勉強量を増やす前に「今どこで点を落としているのか」をはっきりさせるほうが、結果的に近道になります。

松田塾長英語進学塾リオンでは、現在の英語力と志望する学科・専攻を確認しながら、共通テスト型・個別学力検査型のどちらに課題があるか、そして何を・どの順番で改善すべきかを一緒に整理しています。相談したからといって、その場で入塾を決める必要はありません。まずは今の自分の立ち位置を知りたいという人は、一度確認してみるといいですよ。

参考リンク
– 東北大学アドミッション機構「令和8年度(2026年度)一般選抜学生募集要項」: https://admissions.tohoku.ac.jp/ja/adcms/wp-content/uploads/2025/12/2026_ippan.pdf
– 東北大学医学部 医学科 入学案内: https://www.med.tohoku.ac.jp/admission/medical/
– 東北大学アドミッション機構 一般選抜: https://admissions.tohoku.ac.jp/ja/entrance-info/undergraduate-info/general_selection/
Q. 東北大学医学部医学科と保健学科、併願はできますか?
一般選抜(前期日程)の中で医学科と保健学科を同時に出願することはできません。出願は学科・専攻単位で1つに絞る必要があります。後期日程は医学部では実施されていないので、前期日程での1回勝負になります。
Q. 共通テストの英語でリスニングが苦手でも医学部は目指せますか?
共通テストの英語はリーディング150点・リスニング50点に換算されるため、リーディングの比重のほうが大きい設計です。リスニングが苦手でも、リーディングと個別学力検査の記述力でカバーできる余地はあります。ただし配点がある以上、対策を完全に後回しにするのはおすすめしません。
Q. 保健学科の看護学専攻・放射線技術科学専攻・検査技術科学専攻は、英語の問題自体も違うんですか?
専攻ごとに異なるのは主に数学の出題範囲・試験時間で、英語の配点(650点)は3専攻共通です。英語の対策に関しては、専攻を問わず同じ優先順位で進めて問題ありません。
Q. 第1段階選抜で落ちたら、個別学力検査の英語は採点されないんですか?
そのとおりです。第1段階選抜は共通テストの成績と調査書のみで判定され、これを通過できないと個別学力検査自体を受験できません。英語の個別対策と並行して、共通テストの総合力も落とさないようにする必要があります。
Q. 研究医枠3名というのは、普通の受験生でも出願できるんですか?
研究医養成に係る増員3名は、一般選抜(前期日程)の募集人員78名に含まれる形で設定されており、特別な出願区分が別にあるわけではありません。ただし令和8年度(2026年度)入試のみの時限措置なので、翌年度以降は最新の募集要項で確認が必要です。