大阪大学歯学部 英語配点300点|二次試験対策法【2027年度】

塾長コラム 大学別対策ページ 大阪大学

高橋

高橋松田塾長、大阪大学の歯学部を志望してる生徒から「英語ってどのくらい重要なんですか」って聞かれたんですけど、歯学部って理科と数学のイメージが強くて、うまく答えられなかったんです……。
松田塾長それ、歯学部志望の受験生が本当によく抱く誤解なんです。結論から言うと、大阪大学歯学部(前期日程)は総合1,670点満点で、英語(外国語)は共通テストと二次試験を合わせて400点、約24%を占めています。しかも二次試験(個別テスト等)だけで見ると、英語は300点で理科・数学・面接と並ぶ最大配点の項目なんですよ。

松田塾長

高橋

高橋え、理科と数学だけじゃなくて英語もそんなに大きいんですか!てっきり理系科目で決まる入試だと思ってました。
松田塾長そう思う受験生は本当に多いですね。実際には二次試験1,200点のうち、理科300点・数学300点・外国語300点・面接300点と、4つの項目が全く同じ配点で並んでいます。しかも歯学部は面接も300点として数値化されるという、医学部とは違う珍しい設計になっているんです。今日はこの配点の仕組みから、出題形式、対策の優先順位まで、順番に整理していきましょう。

松田塾長

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大阪大学歯学部の入試、全体はどんな仕組みになっている?

大阪大学歯学部 入試配点1670点満点の内訳。共通テスト470点と個別テスト等1200点(理科・数学・外国語・面接が各300点均等)の構成を示す図

高橋

高橋まず全体像を教えてください。歯学部は1学科だけなんですか?
松田塾長はい、大阪大学歯学部は歯学科の1学科構成です。令和9年度(2027年度)入試向けの入学者選抜要項によると、一般選抜(前期日程)の募集人員は45人です。ちなみに令和7年度(2025年度)入試向けの要項では48人だったので、募集人員は年度によって変わることがあると知っておいてください。

松田塾長

高橋

高橋総合1,670点って、ほかの学部と比べるとちょっと変わった数字ですね。
松田塾長そうなんです。大阪大学歯学部は大学入学共通テスト470点と個別テスト等1,200点を合計した総合1,670点満点で合否が決まります。個別テスト等の比重が全体の約72%を占めていて、二次試験の出来がかなり大きく合否を左右する設計です。

松田塾長

試験区分 満点 全体に占める比重
大学入学共通テスト 470点 約28.1%
個別テスト等(二次試験) 1,200点 約71.9%
総合計 1,670点 100%
高橋

高橋二次試験の比重がかなり大きいんですね。じゃあ、共通テストはそこまで頑張らなくてもいいんですか?
松田塾長そういうわけではありません。大阪大学歯学部は第1段階選抜を実施しませんと要項に明記されているので、共通テストの点数だけで足切りされる心配はないんですが、470点という配点自体は決して小さくありません。「二次試験が本番だから共通テストは流していい」と考えると、総合点で思わぬ差をつけられることになります。

松田塾長

高橋

高橋それは安心材料でもあり、油断できない材料でもありますね。じゃあ、肝心の英語の配点を詳しく教えてください。
松田塾長では次に、英語がこの1,670点の中でどんな重みを持っているのか、詳しく見ていきましょう。

松田塾長

英語配点の詳細 ー 共通テストと二次試験で「換算のされ方」が違う

高橋

高橋英語の配点、具体的にはどうなっているんですか?
松田塾長表にすると分かりやすいです。

松田塾長

試験区分 外国語(英語)の満点 配点への反映のされ方
共通テスト・外国語(英語) 200点(R150+L50に換算) さらに100点満点に圧縮されて反映
二次試験・外国語(英語) 300点 換算なし、そのまま1,670点満点に乗る
高橋

高橋共通テストの英語、200点から100点に圧縮されちゃうんですか?
松田塾長そうなんです。大阪大学の入学者選抜要項には、共通テストの外国語で「英語」を選んだ場合、まずリーディング100点・リスニング100点をリーディング150点・リスニング50点に換算した200点満点として扱うと書かれています。そのうえで、歯学部の配点表では共通テスト全体470点のうち外国語の枠は100点と決まっているので、200点満点の成績がそこに収まるように比例縮小されるんですよ。

松田塾長

高橋

高橋二次試験の方は300点のまま丸ごと使われるんですよね。
松田塾長その通りです。二次試験の英語300点は換算なしでそのまま1,670点満点に乗ります。共通テストの英語100点と比べると、二次試験の英語の方が実質的な重みが3倍大きいということです。合計すると、共通テスト100点+二次試験300点=400点が英語の配点の合計で、1,670点満点に占める割合は約24%になります。

松田塾長

共通テストの英語を軽視していいわけではない

二次試験の英語の方が重みは大きいですが、共通テストの英語100点も国語100点・数学100点とほぼ同じ水準の配点です。「二次が本番だから共通テストは適当でいい」という考え方は、総合1,670点のうち貴重な100点を自分から手放すことになります。

高橋

高橋なるほど、どちらも大事ってことですね。ところで、さっき面接も300点って言ってましたけど、それって本当に点数になるんですか?
松田塾長いい着眼点です。歯学部の面接は、理科・数学・外国語と同じ300点として個別テスト等1,200点の中に組み込まれています。大阪大学の医学部医学科では「面接の結果によって、筆記試験の得点に関わらず不合格とする」という適性審査としての位置づけが要項に明記されていて、点数そのものは配点表に載っていません。一方、歯学部の要項では面接が配点表の中に300点として数値で並んでいるんです。つまり歯学部では、面接も英語・理科・数学と同じ「得点を取りにいく対象」として向き合う必要があるということですね。

松田塾長

高橋

高橋面接も勉強科目みたいに準備するってことですね。じゃあ実際どんな問題が出るんですか?
松田塾長では次に、二次試験の英語がどんな形式の問題なのか、具体的に見ていきましょう。

松田塾長

出題形式 ー 大問4題・90分、マーク式なし

大阪大学 英語入試の出題形式を示す図解。英文和訳・長文読解・自由英作文・和文英訳の大問4題構成(学部共通の一般的な骨格)を示す

高橋

高橋二次試験の英語は、どんな試験時間でどんな形式なんですか?
松田塾長まず試験時間から。大阪大学の入学者選抜要項では、歯学部の外国語は2月25日の13時00分から14時30分、つまり90分間と決まっています。会場は吹田キャンパスです。形式の骨格としては、大阪大学の英語は外国語学部・文学部を除く多くの学部で共通の作りになっていて、大きく4つの力を順番に試す構成だと考えてください。英文を読んで日本語にする読解、長めの英文を読んで内容を処理する長文読解、自分の意見を英語で書く自由英作文、日本語を英語に直す和文英訳の4つです。設問の数や配分は年度によって変わることがあるので、骨格を押さえたうえで、最新の形式は必ず過去問で確認する姿勢が大切ですよ。

松田塾長

大問で見られる力 求められること 点を落としやすい原因
英文和訳 文の構造を分解し、日本語として通る形で答案にまとめる 修飾関係の取り違え、不自然な日本語のまま提出してしまう
長文読解 語彙の意味や空所補充など、複数形式の設問を時間内に処理する 本文の該当箇所を探すのに時間がかかりすぎる
自由英作文 立場を決め、根拠を示し、70語程度で書き切る 理由の重複、語数不足、基本文法のミス
和文英訳 日本語の意味を汲み取り、自分が確実に使える英語で表す 日本語の言い回しをそのまま直訳してしまう
高橋

高橋マーク式が中心じゃなくて、ほとんど記述式なんですか?
松田塾長はい、マーク式はなく、記述式中心です。「なんとなく読めた」だけでは点にならないのが大阪大学の英語の特徴なんですよ。和訳なら日本語として意味が通る答案を書く必要がありますし、英作文なら文法的に正しい英文を自分で組み立てる必要があります。選択肢から選ぶ試験より、自分の理解をそのまま言葉にする力が点数に直結すると考えてください。

松田塾長

高橋

高橋歯学部だけ特別な形式になってたりはしないんですか?
松田塾長今回確認できた範囲では、歯学部だけの特別な出題形式があるという情報は見当たりませんでした。大阪大学は多くの学部で共通問題を使う方式を取っていて、歯学部もその枠組みの中にあると考えてよさそうです。大阪大学は大問ごとの配点を公式には公表していないので、ここから先は過去問演習を通して自分の感覚をつかんでいく必要がありますね。では、受験生がつまずきやすいポイントを具体的に見ていきましょう。

松田塾長

つまずきやすいポイント ー 差がつくのはどこか

高橋

高橋具体的にどこで点を落としやすいんですか?
松田塾長私が生徒の答案を見てきた経験でも、つまずきは大きく3つに分かれます。

松田塾長

大阪大学歯学部 英語でつまずきやすい3つのポイント

– 英文和訳: 単語は分かっているのに、文構造(どこが主語でどこが修飾語か)を取り違えて不自然な日本語になる

– 長文読解: 時間配分を誤り、後半の設問を考える時間が足りなくなる

– 英作文全般: 日本語の発想のまま英語にしようとして、不自然な直訳になる、または基本文法でミスをする

高橋

高橋和訳って、単語の意味が分かれば訳せると思ってました…。
松田塾長それが一番多い誤解なんです。大学入試レベルの論説文は一文が長くなりがちで、関係詞や分詞で情報が積み重なっていきます。だから単語力よりも文構造を正確に分解する力で差がつくんですよ。逆に言えば、構造の分解さえできれば、単語は標準的なレベルでも高得点を狙えます。

松田塾長

高橋

高橋時間配分も難しそうですね。90分で4大問は結構タイトじゃないですか?
松田塾長その通りです。和訳・自由英作文・和文英訳に各15分、長文読解に30分、見直しに15分というのが、ひとつの目安としてよく紹介される配分です。ただしこれはあくまで目安で、自分の得意・不得意に合わせて調整する必要があります。歯学部志望の場合、理科・数学の対策に時間を取られがちなので、英語に使える時間をあらかじめ決めておくことが余計に大事になりますよ。

松田塾長

高橋

高橋理系科目が忙しいと、英語の勉強時間って後回しにしがちですよね。
松田塾長まさにそこが落とし穴なんです。英語300点は理科300点・数学300点と同じ重さなのに、「理系だから」という理由で英語の優先順位を下げてしまう受験生は少なくありません。では、形式ごとにどう解けばいいか、具体的な手順を見ていきましょう。

松田塾長

形式別の解き方 ー 答案を作る手順

高橋

高橋じゃあ実際、どうやって解けばいいんですか?
松田塾長形式ごとに、手順を決めておくのがコツです。

松田塾長

高橋

高橋まず英文和訳はどう進めればいいですか?
松田塾長手順はシンプルです。まず文全体の主語(S)と動詞(V)を見つけます。次に、関係詞や分詞がどこを修飾しているかを確認して、修飾関係を壊さずに日本語へ置き換えます。大事なのは英語の語順のまま訳そうとしないことです。日本語は修飾語が前に来る言語なので、英語の後ろから説明する構造を、前から説明する形に組み替える作業が必須になります。指示語(this、that、such など)が何を指すかを必ず確認する習慣も、訳の精度を大きく左右しますよ。

松田塾長

高橋

高橋長文読解はどう進めればいいですか?
松田塾長長文読解は、設問を先に軽く見てから本文を読み始めると効率がいいです。何が問われるかを知ったうえで読むと、該当箇所を見つけるスピードが上がります。空所補充の問題では、空所の前後だけでなく、段落全体の論理のつながりを意識すると正解率が上がりますよ。

松田塾長

高橋

高橋和文英訳は、日本語って独特な表現が多くて難しそうです。
松田塾長その通りです。一番失敗しやすいのは、日本語の比喩的な表現や省略を、そのまま英語に移そうとすることです。回りくどい日本語表現が出てきたら、まず構造がはっきりした簡単な日本語に言い換えてから英語にする、というワンクッションが効きます。いきなり英語にせず、一度「訳しやすい日本語」に変換するのがコツです。難しい単語や構文を使うより、自分が確実に書ける表現で正確に書く方が点になります。

松田塾長

高橋

高橋自由英作文はどうですか?
松田塾長まず立場を1つ決め、次に理由を2つ用意します。このとき、2つの理由が同じ方向を向いていないかを必ず確認してください。重複すると、論理が薄くなります。そのうえで語数は書きながら管理します。理由の説明に使う文の数をあらかじめ決めておくと、70語程度という目安から大幅にずれる事態を防げますよ。最後の数分は、時制の一致や単数・複数の一致といった基本的なミスの見直しに必ず確保してください。

松田塾長

高橋

高橋どの形式にも、答えに至るまでの「手順」があるんですね。じゃあ自分が今どのくらい点を取れそうなのか、気になってきました。
松田塾長いいところに気づきましたね!大阪大学歯学部で点を落とす人の多くは、知識そのものより「手順」を持たずに本番を迎えてしまうケースなんですよ。

松田塾長

配点から考える ー 英語で何割取れば安心できるか

高橋

高橋大阪大学って、学部ごとの合格最低点を公表してるんですか?
松田塾長正直にお伝えすると、今回確認できた公式資料の範囲では、大阪大学歯学部(学部入試)の合格者最低点・平均点を具体的な点数で公開している資料は見つけられませんでした。なので、ここでは架空の合格最低点を使うのではなく、配点構造そのものから「何割取れば安心か」を考える方法を一緒にやってみましょう。

松田塾長

steps
  1. 総合目標を仮に決める: 入試では一般的に7割前後の得点が合格の目安ラインになることが多いとされます。これを1,670点満点に当てはめると約1,169点です(あくまで一般的な目安であり、大阪大学歯学部の公式な合格最低点ではありません)
  2. 共通テストの取り分を仮定する: 470点満点のうち、まず329点(7割)を確保できると仮定します
  3. 二次試験に残りを割り振る: 1,169点−329点=840点を、1,200点満点の二次試験で確保する必要があります。1,200点中840点は7割です
  4. 英語での目標を考える: 二次試験の4項目(理科300・数学300・外国語300・面接300)のうち、英語が得意なら7割(210点)以上を目指すと、理科・数学の負担が軽くなります
高橋

高橋こうやって数字を分解すると、英語で何点取ればいいかのイメージが湧いてきますね。
松田塾長そうなんです。「英語で何割取ればいいか」は、共通テストの出来や理科・数学・面接の得意不得意によって一人ひとり変わります。ここで使った「7割」という数字はあくまで一般的な目安であって、大阪大学が公表した合格基準ではありません。自分の今の実力と志望順位を踏まえて、どの項目にどれだけ比重を置くかを考える必要があるんですよ。では、ここから対策の具体的な進め方に入りましょう。

松田塾長

対策・攻略法 ー 何を、どの順で、いつまでに

高橋

高橋じゃあ具体的に、いつまでに何をやればいいんですか?
松田塾長二次試験の英語(300点)を軸に考えると、優先順位は次のようになります。

松田塾長

大阪大学歯学部 英語対策の優先順位

– 第1優先(〜高3の夏まで): 構文解析の基礎固め。関係詞・分詞構文・比較構文など、長文の骨格を作る文法を「読むために使える」状態にする

– 第2優先(夏〜秋): 英文和訳・長文読解の記述練習。制限時間を設けて答案を書き、添削を受けて「伝わる日本語」に仕上げる練習を繰り返す

– 第3優先(秋〜入試直前): 和文英訳・自由英作文の型の定着。自分が使える構文のストックを増やし、90分という時間内に書き切る練習をする

高橋

高橋構文解析が一番最初なんですね。てっきり理科や数学を優先して、英語は隙間時間でやるものかと思ってました。
松田塾長その考え方には注意が必要です。大阪大学歯学部の英語は、理科・数学と同じ300点の科目なので、隙間時間だけで仕上がる重さではありません。構文が取れないまま単語だけ増やすと、知っている単語が並んでいるのに文の意味が分からない、という状態に陥りがちなんですよ。基礎固めの段階で構文を優先するのは、そのあとの記述練習の効果を最大化するためでもあります。

松田塾長

高橋

高橋記述練習って、自分で添削するの難しそうです。
松田塾長その通りです。和訳も英作文も「自分では合っていると思っていたが、実は減点対象だった」という発見が、第三者の添削を通して一番多く得られます。自分では気づけないクセって、意外とたくさんあるものなんですよ(笑)。今の自分がどの段階にいるのか、原因は人によって本当に違うので、一度整理してみる価値はありますよ。

松田塾長

高橋

高橋自分の場合はどうなのか、ちょっと気になってきました!
松田塾長そうですよね。では続けて、受験生がよくやってしまう失敗も見ておきましょう。

松田塾長

よくある失敗・注意点

高橋

高橋受験生がよくやってしまう失敗ってありますか?
松田塾長いくつか典型的なパターンがあります。

松田塾長

大阪大学歯学部 英語対策でよくある失敗

– 理科・数学の演習に時間を使いすぎて、同じ300点の英語の対策が手薄になる(「理系だから」という思い込みで優先順位を誤る)

– 模試の長文問題は時間内に解けるのに、記述式の和訳・内容説明になると急に点が落ちる(選択式で「雰囲気で選べる」のと、記述で「正確に書かなければならない」のとでは必要な力が違うため)

– 面接対策を直前期に後回しにしてしまう(歯学部の面接は300点として数値化される項目であり、「話せれば大丈夫」程度の準備では不十分なことがある)

高橋

高橋面接対策って、何をすればいいのかよく分からないです……。
松田塾長そうですよね。要項には「医療人になるための適性や明確な目的意識を持っている者を積極的に受け入れることを目的とする」と書かれていて、全般的態度・受験の動機や目的・意欲や積極性・協調性や柔軟性が評価されるとされています。特別な面接テクニックというより、なぜ歯学部を志望するのか、自分の言葉で説明できる状態にしておくことが基本になります。英語や理科・数学と同じように、面接も準備の対象として時間を確保しておくのが安心ですよ。

松田塾長

自己診断 ー あなたはどのタイプ?

高橋

高橋自分の場合はどうなのか、ちょっと不安になってきました。
松田塾長ここまでの話を踏まえて、自分に当てはまるものがないか確認してみましょう。

松田塾長

セルフチェック

– 単語・文法の知識はあるのに、1文が長くなると主語と動詞の関係が分からなくなる

– 英文和訳は書けるが、読み返すと直訳すぎて不自然な日本語になっている

– 長文読解で、後半の設問にかける時間が毎回足りなくなる

– 自由英作文で理由を2つ挙げようとすると、内容が重複してしまう、または語数の管理ができない

– 理科・数学に比べて、英語に使う勉強時間が明らかに少ない

高橋

高橋……正直、1つ目と5つ目は当てはまる気がします。
松田塾長大丈夫です、珍しいことではありません。ただ重要なのは、当てはまる項目が違えば、やるべき対策の優先順位も変わるということです。文構造の理解に課題があるなら構文解析からやり直すべきですし、時間配分の偏りが課題なら理科・数学と英語の勉強時間の配分そのものを見直す必要があります。同じ「大阪大学歯学部の英語で点が伸びない」という症状でも、原因は人によって違うんですよ。

松田塾長

基本情報まとめ

高橋

高橋ここまでの情報を表でまとめてもらえますか?
松田塾長もちろんです。

松田塾長

項目 内容
大学名 大阪大学
学部 歯学部(歯学科)
日程 前期日程(募集人員45人、令和7年度は48人)
総合満点 1,670点(共通テスト470点+個別テスト等1,200点)
共通テスト外国語(英語) 200点満点(R150点+L50点に換算)→470点中100点に換算
二次試験外国語(英語) 300点満点(換算なし。理科・数学・面接と並ぶ最大配点)
二次試験その他項目 理科300点・数学300点・面接300点
試験時間(外国語) 90分(令和9年度 2月25日(木)13時00分〜14時30分)
第1段階選抜 実施しない
公式情報 大阪大学 入学者選抜要項、大阪大学歯学部公式サイト
高橋

高橋こうして見ると、英語の比重も、面接の位置づけもよく分かりますね。
松田塾長ここまでが歯学部単体の情報です。次は、同じ大阪大学の医学部や、他大学の医学部と比べてどう違うのかを見てみましょう。

松田塾長

他の医療系学部との比較

高橋

高橋他の医療系学部とはどう違うんですか?
松田塾長いくつか比較してみましょう。

松田塾長

大学・学部 総合満点 英語配点 面接の位置づけ
大阪大学歯学部(本記事) 1,670点 400点(約24%) 300点として数値化され総合点に加算
大阪大学医学部 2,000点 600点(30%) 点数化せず、適性に欠けると判断されれば筆記の得点に関わらず不合格
京都大学医学部 1,275点 350点(約27%) 点数化せず、合否判定に使用(学科試験の成績にかかわらず不合格になることがある)
東京大学医学部 550点 120点(約21.8%) 点数化せず、学力試験の得点にかかわらず不合格となることがある
高橋

高橋同じ医療系でも、面接の扱われ方がこんなに違うんですね。
松田塾長そうなんです。大阪大学医学部・京都大学医学部・東京大学医学部はいずれも面接を「点数化しない適性審査」として位置づけているのに対して、大阪大学歯学部は面接を300点という具体的な点数で配点表に組み込んでいるのが大きな違いです。英語配点の比率だけを見ると歯学部の24%は他の医療系学部よりやや控えめに見えますが、面接という「もう一つの300点科目」が加わっている分、総合的な対策の範囲は決して狭くありません。志望校ごとに配点構造も面接の位置づけも違うことを理解してから対策を組むことが、遠回りをしないための第一歩です。

松田塾長

よくある質問

高橋

高橋最後に、よくある質問をまとめてもらえますか?
松田塾長いいですね。いくつかピックアップしましょう。

松田塾長

高橋

高橋大阪大学歯学部の英語は、二次試験にリスニングもあるんですか?
松田塾長二次試験(個別テスト等)にリスニングはありません。リスニングが課されるのは大学入学共通テストの外国語(英語)で、リーディング100点・リスニング100点の構成を、リーディング150点・リスニング50点に換算して使います。

松田塾長

高橋

高橋英語以外の外国語でも受験できるんですか?
松田塾長大阪大学の多くの学部では共通テストの外国語を英語・独語・仏語などから選べますが、歯学部の入学者選抜要項を確認すると、共通テストの外国語は英語のみが対象として記載されています。二次試験の外国語も英語のみです。他学部を併願する場合は、外国語の選択ルールが学部によって異なる点に注意してください。

松田塾長

高橋

高橋面接で学力試験の点数が足りなくても合格できたりするんですか?
松田塾長歯学部の面接は300点として配点表に組み込まれているので、学力試験の結果にかかわらず面接だけで合否が決まる、という性質のものではありません。ただし面接でも医療人としての適性や目的意識が評価されるので、学力試験と同じように準備しておく科目の一つと考えるのが安心です。

松田塾長

松田塾長ここまでで、大阪大学歯学部の英語の配点と対策の優先順位は一通りお伝えできました。ただ、一番大事なのはここからです。「では、自分は何から始めればいいのか」は、実は一人ひとり違います。

松田塾長

高橋

高橋確かに、記事を読んで配点は分かっても、自分がどこでつまずいているかは、自分だけでは判断しづらいです……。
松田塾長そうなんですよ。同じ「大阪大学歯学部の英語で点が伸びない」という状態でも、構文が取れていない人、記述の精度が甘い人、英作文の型を持っていない人、理科・数学に時間を取られて英語の勉強時間が足りていない人と、原因はさまざまです。受験で一番もったいないのは、勉強していないことより、優先順位を間違えたまま時間が過ぎてしまうことなんですよ。二次試験の英語は300点という理科・数学と並ぶ大きな配点がある以上、対策の方向を間違えないことが、総合1,670点の中でとても大きな意味を持ちます。逆に言えば、今の自分に必要な順番が分かれば、残りの時間でも300点の英語を安定して得点源にできる可能性は十分にあります。英語進学塾リオンでは、今の英語力と志望校を踏まえて、構文・記述・英作文のどこを優先すべきかを一緒に整理しています。まずは話を聞いてから判断していただいて構いませんので、気になる方は一度確認してみるといいですよ。

松田塾長

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参考リンク

参考リンク

– 大阪大学 入学者選抜要項(令和9年度・2027年度入試向け): https://www.osaka-u.ac.jp/en/admissions/faculty/files/R9_senbatsuyoukou.pdf/@@download/file

– 大阪大学 入学者選抜要項(令和7年度・2025年度入試向け、クロスチェック用): https://www.osaka-u.ac.jp/ja/admissions/faculty/general/files/ou_yoko2025.pdf/@@download/file

– 大阪大学歯学部 公式サイト: https://www.dent.osaka-u.ac.jp/

Q. 大阪大学歯学部の英語は、二次試験にリスニングもあるんですか?

二次試験(個別テスト等)にリスニングはありません。リスニングが課されるのは大学入学共通テストの外国語(英語)で、リーディング100点・リスニング100点の構成を、リーディング150点・リスニング50点に換算して使います。

Q. 英語以外の外国語でも受験できるんですか?

大阪大学の多くの学部では共通テストの外国語を英語・独語・仏語などから選べますが、歯学部の入学者選抜要項を確認すると、共通テストの外国語は英語のみが対象として記載されています。二次試験の外国語も英語のみです。他学部を併願する場合は、外国語の選択ルールが学部によって異なる点に注意してください。

Q. 面接で学力試験の点数が足りなくても合格できたりするんですか?

歯学部の面接は300点として配点表に組み込まれているので、学力試験の結果にかかわらず面接だけで合否が決まる、という性質のものではありません。ただし面接でも医療人としての適性や目的意識が評価されるので、学力試験と同じように準備しておく科目の一つと考えるのが安心です。

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