高橋 先生、九州大学の教育学部を志望校に考えてるんですけど、正直「教育学部」って聞くと先生になるための勉強をするイメージしかなくて……英語の対策って何から始めればいいんでしょうか。
松田塾長 まず大事な前提から話しますね。九州大学の教育学部は、実は教員免許の取得を前提とした「教員養成課程」ではないんです。教育学と心理学を両輪にして、将来は大学や研究機関で教育を研究する人材を育てる学部なんですよ。
高橋 えっ、そうなんですか!先生になるための学部だと思ってました……。
松田塾長 よくある誤解です(笑)。2年次になると「教育学系」と「教育心理学系」の2つに分かれて、さらにその下に国際教育文化コース・教育社会計画コース・人間行動コース・心理臨床コースという4つのコースに分属していきます。入学定員は46人という、九大の中でもかなり小規模な学部です。
高橋 小規模なんですね。じゃあ、肝心の英語の配点はどうなってるんですか?
松田塾長 結論から言うと、個別学力検査(二次試験)の英語は200点 です。大学入学共通テストの外国語(英語)100点と合わせると、英語だけで合計300点 。入試全体の総合計1,075点のうち、英語が約28%を占める計算になります。これは国語・数学と並ぶ、教育学部入試の主要3科目のひとつですよ。
高橋 300点って、結構な比重ですね……。
松田塾長 そうなんです。しかも教育学部は後期日程を実施しない、前期日程一本勝負の学部なんですよ。つまり「もう一回チャンスがある」という逃げ道がない分、英語で失点しないことがそのまま合否に直結します。今日はこの配点の中身と、二次試験の英語がどんな構成になっているのか、順番に整理していきましょう。
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九州大学教育学部の入試、全体像はこうなっている
高橋 じゃあまず、入試全体の仕組みから教えてください。
松田塾長 九州大学教育学部の一般選抜は、大学入学共通テストと個別学力検査(二次試験)の合計点で判定されます。共通テストが475点満点、個別学力検査が600点満点で、総合計は1,075点満点 です。募集人員は前期日程で36人。これに加えて総合型選抜Ⅰで7人、国際入試で3人が別枠で募集されていて、一般選抜の前期日程がもっとも大きな入口になっています。
高橋 共通テストと個別学力検査、どっちが重いんですか?
松田塾長 配点だけで見ると個別学力検査の600点の方が重いですね。共通テストは5教科7科目(情報を含む)という科目数の多さが特徴なのに対して、個別学力検査は国語・数学・外国語の3科目に絞られます。この3科目それぞれが200点ずつという、かなりシンプルで重い配点なんですよ。
高橋 3科目とも200点で横並びなんですね。
松田塾長 その通りです。国語・数学・英語、どれか1科目で大きく失点すると、それだけで600点満点の3分の1を失うことになる。しかも先ほど話した通り、後期日程がないので「前期でダメでも後期で巻き返す」という選択肢自体が教育学部にはありません。だからこそ、英語を含めた3科目それぞれの対策に抜け漏れを作らないことが重要になってくるんです。
高橋 前期一本勝負、プレッシャーですね……。じゃあ、その英語の配点をもう少し詳しく教えてもらえますか?
英語の配点・比率を数字で見る
松田塾長 ここからは英語に絞って見ていきましょう。共通テストの外国語(英語)は100点 で、リーディングとリスニングの合計です。個別学力検査の外国語(英語)は200点 、試験時間は120分で必須科目になっています。
試験区分
英語の配点
試験時間
科目内の位置づけ
大学入学共通テスト
100点
—
リーディング+リスニングの合計
個別学力検査(二次試験)
200点
120分
国語200点・数学200点と並ぶ3科目のひとつ
英語 合計
300点
—
入試全体1,075点の約28%
高橋 約28%かあ。思ったより英語の比重が大きいですね。
松田塾長 そうなんです。特に個別学力検査の中だけで見ると、英語は600点のうち200点、つまり3分の1 を占めています。共通テストの英語(100点/475点中、約21%)に比べて、二次試験の英語の方が比重としては重いんですよ。ここが対策の優先順位を考えるうえでのポイントになります。
高橋 共通テストより二次試験の英語の方を重視した方がいいってことですか?
松田塾長 配点の比重だけで見ればそうなりますね。ただし共通テストで大きく失点すると、そもそも第1段階選抜(足切り)で個別学力検査を受けられなくなるリスクもあります。「共通テストは基礎を落とさない」「個別学力検査の英語は得点源にする」という、両方の役割を分けて考えるのが現実的です。じゃあ次は、その個別学力検査の英語が実際どんな構成になっているのか見ていきましょう。
個別学力検査(英語)の大問構成・出題形式
松田塾長 九州大学の個別学力検査の英語は、文学部・教育学部・法学部・経済学部(経済・経営学科)という文系4学部で共通の試験問題が使われています。配点は学部ごとに異なりますが、教育学部は200点・120分です。
高橋 大問5題って書いてありますね。全部で5つも解くんですか。
松田塾長 ここは九州大学が公式に大問数まで公表しているわけではないので、「公式の配点・試験時間データ」と「予備校の出題傾向分析」を組み合わせた目安として聞いてくださいね。近年の傾向としては、大問1〜3が長文読解、大問4が和文英訳、大問5が自由英作文という構成が続いているとされています。全問記述式 が中心で、マーク式の選択問題はほとんどなく、リスニングの出題もありません。
高橋 記述式が中心なんですね。マーク式に慣れてると逆に戸惑いそうです。
松田塾長 そうなんですよ。長文読解は英文和訳や内容説明が中心で、「なんとなく意味が分かる」だけでは得点にならない。日本語でどう説明するかという表現力まで問われます。これは選択式の問題を数多くこなす対策とは、鍛え方そのものが違うので注意が必要です。
高橋 和文英訳と自由英作文は何が違うんですか?
松田塾長 和文英訳は日本語の文章を正確な英語に直す問題、自由英作文は与えられたテーマについて自分の考えを英語でまとめる問題です。2つで200点のうちのかなりの部分を占めるので、ここで安定して得点できるかどうかが合否に直結しやすいんですよ。次は、この長文と英作文を解くうえで多くの受験生がつまずきやすい文法のポイントを見ていきましょう。
頻出の文法テーマとつまずきポイント
高橋 文法って、どのあたりが出やすいんですか?
松田塾長 九州大学のように記述式中心の二次試験では、特定の文法問題が単独で大問として出るわけではありません。その代わり、長文読解の英文和訳や英作文の中に文法理解が組み込まれています。だからこそ、普段の文法学習の仕方そのものを見直す必要があるんです。
高橋 どういうことですか?
松田塾長 例えば関係詞ですね。「この that は関係代名詞か、それとも接続詞か」を一瞬で見分けられないと、英文和訳で誤訳につながります。不定詞の用法(名詞的・形容詞的・副詞的)を正しく区別できないと、長文の因果関係を取り違えてしまう。仮定法や分詞構文も同じで、文法問題集では解けるのに、長文の中に出てくると急に意味が取れなくなる受験生が多いんです。
高橋 文法問題集は解けるのに、長文だと読めない……まさに私かもしれません。
松田塾長 それ、かなり多いパターンですよ。もうひとつは英作文側のつまずきです。和文英訳では、日本語特有の表現(「〜ざるを得ない」「〜するわけにはいかない」のような言い回し)をそのまま直訳しようとして不自然な英語になりがちです。自由英作文では、文法的には正しくても「主張と理由がかみ合っていない」答案が減点されやすいんです。
高橋 文法の正しさだけじゃなくて、内容のつながりも見られてるんですね。
松田塾長 その通りです。じゃあ次は、実際に大問をどう解いていくか、思考のプロセスを一緒に見ていきましょう。
大問ごとの解き方プロセス
高橋 長文読解と英作文、それぞれどう取り組めばいいですか?
松田塾長 まず長文読解からいきましょう。内容説明の問題が出たとき、多くの受験生は「下線部の近くだけ」を見て答えを作ろうとします。でも記述式の内容説明問題は、下線部の前後の文脈を含めて、筆者が何を言いたいのかという論理展開全体を踏まえないと、部分点止まりになってしまうんです。
高橋 下線部だけ見ちゃダメなんですね。
松田塾長 はい。手順としては、①段落全体の主張を一文でつかむ、②下線部がその主張の中でどんな役割を果たしているかを確認する、③日本語として自然な文章に整える、という3段階で考えるといいですよ。英文和訳も同じで、直訳して終わりではなく、日本語として意味が通るかを必ず見直す癖をつけてください。
高橋 英作文の方はどうですか?
松田塾長 和文英訳は、日本語を一度「自分が知っている簡単な英語で言い換えられる日本語」に変換してから英訳するのがコツです。難しい日本語をそのまま難しい英語に直そうとすると、文法ミスが増えます。自由英作文は、いきなり書き始めずに「自分の主張→理由→具体例→まとめ」という骨組みを3分くらいでメモしてから書き始めると、論理が破綻しにくくなりますよ。
高橋 骨組みを先に作るんですね。いきなり書き始めちゃってました……。
松田塾長 それも多いパターンです。書きながら考えると、途中で主張がブレてしまうんですよ。長文も英作文も「全体の構造を先につかんでから、部分を詰める」という順番は共通しています。では、こうした対策を踏まえたうえで、実際にどれくらい得点できれば合格ラインに乗るのか、シミュレーションしてみましょう。
配点・ボーダーシミュレーター
松田塾長 ここからは、実際の入試結果をもとに合格ラインの目安を考えてみましょう。2025年度(令和7年度)の一般選抜前期日程の実績では、教育学部の合格者最低点は681.5点 、満点1,075点に対して約63.4% でした。平均点は733.79点、最高点は835.5点です。
steps
合格者の総合最低点を確認する : 2025年度実績で681.5点/1,075点満点(約63.4%)。これが前年の「合格ライン」の目安です。
英語の配点(300点)に当てはめて考える : 総合で63%取れたと仮定すると、英語300点分では189点前後が参考値になります。実際の科目別の合格者平均は公表されていないため、あくまで全体の割合をそのまま英語に当てはめた目安として捉えてください。
自分の今の得点力と照らし合わせる : 模試や過去問演習で、共通テストの英語100点・個別学力検査の英語200点それぞれ何点くらい取れているか、現時点のラインを把握します。
差を埋める優先順位を考える : 共通テストと個別学力検査のどちらで、どれくらい差があるのかによって、残り期間で優先すべき対策は変わってきます。
高橋 189点が目安なんですね。でも科目別の数字は公表されてないんですか?
松田塾長 そうなんです。九州大学が公表しているのは総合点の最高点・最低点・平均点までで、科目別の合格者平均は出ていません。なので先ほどの189点というのは、あくまで全体の割合をそのまま英語の配点に当てはめた参考値だと考えてください。大事なのは、300点満点の英語の中で、自分が今どのくらい取れていて、どこまで伸ばす必要があるのかを具体的に把握することです。
高橋 「自分が今どれくらい取れてるか」って、模試の判定だけじゃ分からないですよね。
松田塾長 模試の偏差値や判定は、あくまで全体の中での相対的な位置を示すものです。「二次試験の記述式でどこまで部分点が取れているか」「英作文の構成力はどうか」といった、九州大学の出題形式に合わせた得点力は、模試の判定だけでは見えにくいんですよ。
対策・攻略法
高橋 じゃあ、具体的にどう対策を進めればいいですか?
松田塾長 優先順位をつけてお話ししますね。
九州大学教育学部 英語対策の優先順位
– ①語彙・構文の基礎固め : 長文も英作文も土台になる部分です。難関大学向けの単語帳1冊と、英文解釈の参考書を仕上げるところから始めます。基礎が固まっていないと、記述式では部分点すら伸びません。
– ②長文の精読トレーニング : 「速く読む」より先に「正確に読む」練習をします。1文ずつ構造を取り、和訳と内容説明の両方を自分で書いてみる習慣をつけましょう。
– ③英作文の型作り : 和文英訳と自由英作文、それぞれの「型」を先に身につけます。難しい表現を増やすより、ミスのない英文を安定して書けることを優先してください。
– ④過去問での時間配分の確認 : 120分で大問5題を解き切る感覚を、実際に時間を計って体に覚えさせます。配点の大きい英作文に時間を残す練習が重要です。
高橋 ①から順番にやればいいんですか?
松田塾長 基本的にはそうですが、同時並行で進める部分もあります。例えば語彙・構文の基礎固めをしながら、週に1回は長文の精読をする、というように組み合わせるイメージです。いつまでに何をやるか を決めずに「とりあえず単語帳」から始めてしまうと、英作文の対策に手をつける時期が遅れがちになるので注意してください。
高橋 時期を決めておくって大事なんですね。
松田塾長 そうなんです。特に英作文は、添削を受けて自分のクセに気づくまでに時間がかかります。できれば受験学年の早い段階から、少しずつでも英作文を書いて誰かに見てもらう習慣を作っておくと、直前期に慌てずに済みますよ。
よくある失敗・注意点
高橋 対策を進めるうえで、気をつけた方がいいことってありますか?
松田塾長 いくつかよくある失敗パターンがあるので、順番に紹介しますね。
定期テストの得点と二次試験の得点は別物
高校の定期テストで英語の点数が良くても、それがそのまま九州大学の二次試験の得点力に直結するとは限りません。定期テストは出題範囲が決まっているぶん暗記でも点が取れますが、二次試験は初見の長文と自由英作文が中心です。「定期テストは得意だったのに模試で急に点が落ちた」という受験生は、この違いに気づけていないケースが多いんですよ。
高橋 たしかに、定期テストと模試で全然点数が違うことがあります……。
松田塾長 もうひとつ気をつけてほしいのが、基礎固めの時期を逃してしまうパターンです。
基礎固めを後回しにすると直前期にしわ寄せが来る
英作文や長文の過去問演習ばかりを優先して、語彙・構文という土台の学習を後回しにしてしまうと、直前期になって「そもそも基礎が足りていない」ことに気づくケースがあります。基礎の学び直しに時間を取られると、本来やりたかった過去問演習の時間が削られてしまい、悪循環になりやすいんです。
高橋 過去問をたくさん解けば対策になると思ってました。
松田塾長 過去問演習ももちろん大事ですが、土台が不安定なまま過去問だけ重ねても、間違えた原因が「基礎知識の不足」なのか「時間配分のミス」なのか分からなくなってしまいます。過去問は、基礎が一定固まったうえで取り組んだ方が、1回あたりの演習から学べることが多くなりますよ。
自己診断してみよう
高橋 自分がどのパターンに当てはまるか、ちょっと不安になってきました……。
松田塾長 それなら、いくつか質問してみますね。当てはまるものがあるか、自分の場合で考えてみてください。
あなたはどのタイプ?セルフチェック
– 単語の意味は分かるのに、長文になると内容が頭に入ってこない
– 文法問題集は解けるのに、長文中に出てくると文法事項だと気づけない
– 和文英訳で、日本語の意味は分かっているのに英語にできない
– 自由英作文は書き終わるが、理由と主張がかみ合っていないと言われたことがある
– 過去問を解くと時間が足りなくなり、最後の大問が手つかずで終わる
高橋 私、1個目と5個目、両方当てはまります……。
松田塾長 同じ「長文が読めない」という症状でも、原因は人によって本当にバラバラなんですよ。単語力そのものが足りない人もいれば、単語は知っているのに文構造を取れていない人もいる。時間が足りない人も、読むスピードが遅いのか、設問の処理に時間がかかりすぎているのか、原因は人それぞれです。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わってきます。
高橋 自分では、どこが原因なのか正直よく分からないです。
松田塾長 そうですよね。ここは独学だとなかなか気づきにくい部分で、第三者に今の答案や読み方を見てもらうことで初めて分かることが多いんです。
基本情報まとめ
高橋 ここまでの情報、一度まとめてもらえますか?
松田塾長 もちろんです。表にまとめますね。
項目
内容
大学名
九州大学
学部
教育学部
入学定員
46人(うち一般選抜前期日程36人)
後期日程
実施なし(前期日程のみ)
総合計点
1,075点(共通テスト475点+個別学力検査600点)
英語配点
共通テスト100点+個別学力検査200点=合計300点(約28%)
個別学力検査の試験時間(英語)
120分
第1段階選抜倍率(前期)
約4倍
2025年度実績(前期・教育学部)
志願者98人、合格者42人、実質倍率2.33倍、合格者最低点681.5点/1,075点
公式URL
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/admission/faculty/selection
高橋 こうして見ると、英語300点っていう数字の重みがよく分かります。
松田塾長 前期一本勝負の入試だからこそ、国語・数学・英語のどれも疎かにできませんが、特に英語は共通テストと個別学力検査の両方に配点がある分、積み上げの効果が出やすい科目でもあります。じゃあ次は、他の大学の教育学部と比べてどんな特徴があるのか見てみましょう。
似た入試の大学・学部と比較する
高橋 他の大学の教育学部と比べると、九州大学はどんな特徴があるんですか?
松田塾長 教育学部の入試は大学によって配点のバランスがかなり違うので、いくつか比べてみましょう。
大学・学部
英語の配点の特徴
九州大学 教育学部
共通テスト100点+個別学力検査200点=合計300点(全体1,075点の約28%)、前期日程のみ
東京大学教育学部
文理共通で外国語120点、共通テストは圧縮して利用する方式
北海道大学教育学部
前期日程は英語210点、前期・後期で配点構成が大きく変わる
東北大学教育学部
英語配点31%、2027年度から英語のみの選抜方式に変更予定
早稲田大学教育学部
私立大学で英語配点33%、学科別の傾斜配点あり
高橋 大学によって本当にバラバラですね。
松田塾長 そうなんです。国公立大学は共通テストと個別学力検査の2段階で判定される分、私立大学よりも対策すべき範囲が広くなりがちです。九州大学教育学部は後期日程がないぶん、前期の個別学力検査にどれだけ照準を合わせられるかが、他の国公立大学以上に重要になってきます。では最後に、よくある質問にまとめて答えていきますね。
よくある質問
高橋 最後にいくつか質問してもいいですか?
松田塾長 もちろんです。どうぞ。
高橋 九州大学教育学部って、将来先生になるための学部なんですか?
松田塾長 いいえ、教員免許の取得を前提とした教員養成課程ではなく、教育学と心理学を研究する学部です。2年次に教育学系・教育心理学系の2系、さらに4つのコースに分かれます。
高橋 英語の配点は、共通テストと個別学力検査のどちらが重いんですか?
松田塾長 配点だけで見ると個別学力検査の200点の方が重いです。共通テスト100点と合わせて合計300点、入試全体1,075点の約28%を占めます。
高橋 後期日程はあるんですか?
松田塾長 ありません。教育学部は分離分割方式の例外学部のひとつで、前期日程のみの実施です。
高橋 個別学力検査の英語は、どんな問題が出るんですか?
松田塾長 九州大学は大問構成そのものを公式には公表していませんが、近年の傾向としては大問5題程度、長文読解3題と英作文(和文英訳・自由英作文)2題という構成が続いているとされています。全問記述式が中心で、リスニングは出題されません。
高橋 合格ラインの目安はどれくらいですか?
松田塾長 2025年度(令和7年度)の実績では、教育学部前期の合格者最低点は681.5点、満点1,075点に対して約63.4%でした。年度によって変動するので、あくまで目安として参考にしてください。
松田塾長 ここまで、九州大学教育学部の英語配点と対策の優先順位をお伝えしてきました。共通テスト100点、個別学力検査200点、合わせて300点というのが、この学部の英語の重みです。
高橋 配点のことはよく分かりました。でも、実際に自分が何から始めればいいのかは、まだちょっとぼんやりしてます。
松田塾長 そこが一番大事なところなんですよ。同じ「英語が伸び悩んでいる」という受験生でも、単語や構文といった基礎が足りない人、読めてはいるのに記述でうまく説明できない人、英作文の型が身についていない人、時間配分で最後の大問に手が回らない人と、原因は本当にさまざまです。原因が違えば、優先してやるべき対策も変わってきます。
高橋 たしかに、自分がどのタイプなのか、自分では判断しづらいです。
松田塾長 受験で一番もったいないのは、勉強していないことではなく、優先順位を間違えたまま数カ月が過ぎてしまうことなんです。だからこそ、勉強量を増やす前に「今どこで点を落としているのか」をはっきりさせる方が、結果的に合格までの近道になります。英語進学塾リオンでは、今の英語力と志望校を確認しながら、何を・どの順番で改善していくべきかを一緒に整理しています。気になる方は、一度確認してみてください。
参考リンク
参考リンク
– 九州大学 令和8(2026)年度一般選抜学生募集要項(大学公式PDF): https://www.kyushu-u.ac.jp/f/63981/R8_ippanboshuyoko.pdf
– 九州大学 学部入試(一般選抜等)募集要項掲載ページ(大学公式): https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/admission/faculty/selection
– 九州大学教育学部 公式サイト: https://www.education.kyushu-u.ac.jp/
Q. 九州大学教育学部って、将来先生になるための学部なんですか?
いいえ、教員免許の取得を前提とした教員養成課程ではなく、教育学と心理学を研究する学部です。2年次に教育学系・教育心理学系の2系、さらに4つのコースに分かれます。
Q. 英語の配点は、共通テストと個別学力検査のどちらが重いんですか?
配点だけで見ると個別学力検査の200点の方が重いです。共通テスト100点と合わせて合計300点、入試全体1,075点の約28%を占めます。
Q. 後期日程はあるんですか?
ありません。教育学部は分離分割方式の例外学部のひとつで、前期日程のみの実施です。
Q. 個別学力検査の英語は、どんな問題が出るんですか?
九州大学は大問構成そのものを公式には公表していませんが、近年の傾向としては大問5題程度、長文読解3題と英作文(和文英訳・自由英作文)2題という構成が続いているとされています。全問記述式が中心で、リスニングは出題されません。
Q. 合格ラインの目安はどれくらいですか?
2025年度(令和7年度)の実績では、教育学部前期の合格者最低点は681.5点、満点1,075点に対して約63.4%でした。年度によって変動するので、あくまで目安として参考にしてください。