北海道大学薬学部 英語配点13%|個別試験は理科のみ

北海道大学 塾長コラム 大学別対策ページ

高橋

高橋先生、北海道大学の薬学部を考えてるんですけど、英語の配点ってどれくらいなんですか。薬学部って理科がメインなイメージなので、英語はそこまで重視されないのかなって思ってます。
松田塾長結論から言うと、ほぼその通りです。北大薬学部(後期日程)は配点合計765点のうち英語はたった100点、比率にして約13%です。しかも個別学力検査(いわゆる二次試験)には英語がまったく出ません。英語は共通テストの100点だけで決まってしまいます。

松田塾長

高橋

高橋えっ、二次試験に英語がないんですか!?それって数学とか理科が得意な人にはかなり有利ってことですよね?
松田塾長配点だけ見ればそうなんですが、単純に「英語は捨てていい」と考えるのは危険です(笑)。共通テストの100点は合否にそのまま直結しますし、薬学部はそもそも前期日程での募集がない、ちょっと特殊な入試方式を取っています。今日はその仕組みを数字で一緒に整理していきましょう。

松田塾長

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北海道大学薬学部は「後期日程のみ」という珍しい仕組み

高橋

高橋そもそもなんですけど、薬学部ってどうやって受けるんですか。他の学部だと前期日程と後期日程の両方にチャンスがありますよね。
松田塾長ここが北大薬学部の最大の特徴です。薬学部の学部別入試は、後期日程のみでしか募集していません。北海道大学の公式の入学者選抜要項にも「薬学部、工学部、農学部は『後期日程』のみで募集します」とはっきり書かれています。

松田塾長

高橋

高橋前期日程では薬学部を受けられないってことですか?
松田塾長学部別入試としては受けられません。北大では総合入試という前期日程のしくみもありますが、薬学部は対象外で、薬学部を目指すなら後期日程(試験日3月12日)の1回勝負になります。募集人員は24名で、そのほかに若干名の枠があります。

松田塾長

高橋

高橋1回しかチャンスがないって、結構プレッシャーですね……。
松田塾長そうなんです。しかも薬学部は志願者が募集人員の6.0倍を超えた場合、共通テストの成績で先に第1段階選抜(足切り)を行う仕組みも用意されています。実際に令和8(2026)年度は志願者263名に対して募集24名なので、倍率は11.0倍。第1段階選抜の対象になる水準です。

松田塾長

高橋

高橋薬学部に入ったあとは、薬剤師になるコースとか、研究者になるコースとか分かれるんですか。
松田塾長はい。北大薬学部は4年制の薬科学科(生命科学・創薬科学の研究者養成)と6年制の薬学科(薬剤師・医療薬学者養成)の2学科で構成されています。ただし一般選抜の出願段階では学科別ではなく学部単位でまとめて募集されるので、入試の配点や対策を考えるうえでは「薬学部」として一体で考えて問題ありません。では次に、肝心の配点構成を具体的に見ていきましょう。

松田塾長

配点構成 ー 765点のうち英語はわずか100点

高橋

高橋じゃあ、具体的な配点を教えてください。
松田塾長令和9(2027)年度入学者選抜要項によると、薬学部(後期日程)は共通テスト465点+個別学力検査等300点で配点合計765点です。内訳はこちらです。

松田塾長

北海道大学薬学部の配点構成(後期日程のみ・合計765点)

教科 共通テスト 個別学力検査等 合計
国語 100点 ー 100点
地理歴史・公民(いずれか1科目) 50点 ー 50点
数学 100点 ー 100点
理科(2科目) 100点 300点 400点
外国語(英語) 100点 ー 100点
情報 15点 ー 15点
合計 465点 300点 765点
高橋

高橋本当に外国語の個別学力検査の欄が「ー」ですね。個別試験は理科だけで300点もあるんですか。
松田塾長その通りです。個別学力検査等は理科(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2科目)の300点だけで、数学も英語も個別試験としては一切出題されません。英語の得点はすべて共通テストの100点で確定します。

松田塾長

高橋

高橋共通テストの英語100点って、どうやって計算されてるんですか。
松田塾長大学入学共通テストの外国語(英語)はリーディング100点・リスニング100点の合計200点満点ですが、北大薬学部はこれをそのまま0.5倍に圧縮して100点として使います。共通テストの英語で満点を取っても、薬学部の配点としては100点にしかならない一方で、ここで大きく失点すると個別試験でも取り返せません。

松田塾長

高橋

高橋理科の300点と比べると、英語の100点ってだいぶ軽いですよね。
松田塾長配点だけ見ればそうですが、見落としがちな点があります。英語100点は共通テスト465点のうちの約21.5%を占めていて、国語・数学と同じ重みの主要科目です。「個別試験に出ないから軽視していい」と考えると、共通テスト本番で思わぬ失点をして、理科でいくら稼いでも挽回できなくなるケースがあります。では次に、共通テスト全体の教科構成を詳しく見ていきましょう。

松田塾長

共通テストの教科構成 ー 6教科8科目、情報Ⅰも必須

高橋

高橋共通テストって、具体的に何教科受けないといけないんですか。
松田塾長薬学部の一般選抜は6教科8科目です。国語、地理歴史『地総、地探』『歴総、日探』『歴総、世探』から1科目、または公民『公、倫』『公、政・経』から1科目、数学は『数Ⅰ、数A』と『数Ⅱ、数B、数C』の2科目、理科は物基・物、化基・化、生基・生から2科目、外国語は英・独・仏・中・韓から1科目、そして情報Ⅰの8科目構成です。

松田塾長

高橋

高橋情報Ⅰも共通テストに入ってるんですね。
松田塾長はい、情報Ⅰは15点分ですが、合否を分ける僅差の勝負ではこの15点が効いてくることもあります。理科・数学の対策に時間を集中させたい気持ちは分かりますが、情報Ⅰと外国語(英語)は、短期間の対策でも得点が安定しやすい科目なので、後回しにしすぎないことが大切です。

松田塾長

高橋

高橋外国語は英語以外も選べるんですね。
松田塾長選択肢としてはドイツ語・フランス語・中国語・韓国語もありますが、実際の受験生のほぼ全員が英語を選びます。公立高校のカリキュラム上、他の外国語で共通テストレベルの得点力をつけるのは現実的ではないので、基本的には英語一本で対策を進めることになります。では次に、個別学力検査の理科と、受験生がつまずきやすいポイントを見ていきましょう。

松田塾長

個別学力検査(理科300点)の重み ー 英語が無い分、理科が合否を決める

高橋

高橋個別試験が理科だけってなると、理科がほぼ合否を決めるってことですよね。
松田塾長そうなんです。個別学力検査300点はすべて理科(2科目)で、数学・英語の記述力を試される場面は一切ありません。薬学部志望者の多くは化学を必須で選び、物理か生物のどちらかを組み合わせるパターンが一般的です。記述式の論述力や計算の正確さが直接問われるので、共通テストのマーク式とはまったく違う対応力が必要になります。

松田塾長

高橋

高橋共通テストの英語でつまずきやすいポイントってどこですか。
松田塾長共通テスト英語は単独の文法問題こそ少ないですが、文法・語彙の理解度が読解スピードに直結します。特に理系の受験生がつまずきやすいのが、分詞構文や関係詞を使った複雑な修飾構造です。1文が長くなると、どこまでが主語でどこからが修飾なのかを瞬時に見抜けないと、時間内に読み切れなくなります。

松田塾長

高橋

高橋単語は分かるのに、文章になると意味が取れなくなるっていうのはよくあるんですか。
松田塾長とても多いパターンです。単語1つ1つの意味は分かっていても、文構造を正確に取れていないと、結局は「なんとなく」でしか読めていないことになります。共通テストの英語は制限時間がかなりタイトなので、文章全体の論理展開を素早くつかむ力が問われます。設問を先に読んでから本文を読む、段落ごとに要点を押さえるといった読み方の技術も、得点を左右する要素です。

松田塾長

高橋

高橋リスニングはどうですか。
松田塾長リスニングは配点がリーディングと同じ100点分あるのに、対策を後回しにする受験生がとても多いです。特に理系志望の受験生は化学・物理・生物の演習に時間を取られがちで、リスニングの練習量が絶対的に不足しがちです。毎日少しずつでも英語を聞く習慣を早い時期から作っておくことが、共通テスト本番での安定した得点につながります。

松田塾長

個別試験に英語が無いからといって英語の対策を止めない

薬学部(後期日程)は個別学力検査に英語が出ないため、理科の対策に時間を使いたくなる気持ちはよく分かります。ただし共通テストの英語100点は、国語100点・数学100点と並ぶ主要科目です。ここで大きく失点すると、理科でどれだけ稼いでも全体の得点率を押し下げる原因になります。英語は「稼ぐ科目」というより「落とさない科目」として、最低限の対策時間を確保してください。

倍率と合格最低点の実績 ー 2年分のデータで見るボーダー

高橋

高橋実際、どのくらいの点数を取れば受かるんですか。
松田塾長北海道大学が公表している直近2年分のデータを見てみましょう。

松田塾長

北海道大学薬学部(後期日程)の合格最低点と倍率の推移

項目 令和7年度(2025年度入学) 令和8年度(2026年度入学)
配点合計 750点 765点
志願者数(倍率) 382名(15.9倍) 263名(11.0倍)
第1段階選抜合格者 ー(今回は未集計) 96名(倍率4.0)
当初合格者数 32名 31名
合格者最高点 672.00点 646.90点
合格者最低点 558.00点(得点率74.4%) 562.05点(得点率73.5%)
合格者平均点 584.52点(得点率77.9%) 590.15点(得点率77.1%)
高橋

高橋配点合計が750点から765点に変わってるのはどうしてですか。
松田塾長いいところに気づきましたね。令和8年度入試から、共通テストの情報Ⅰ(15点分)が配点に加わったためです。情報Ⅰを除いた素点ベースで比べると、合格者の得点率はほぼ横ばいで推移しています。

松田塾長

高橋

高橋倍率は15.9倍から11.0倍に下がってますけど、合格しやすくなったってことですか。
松田塾長志願者倍率だけ見るとそう感じますが、合格者最低点の得点率は74.4%→73.5%とほぼ変わっていません。倍率が下がっても、合格ラインそのものはそう簡単には下がらないということです。また令和8年度は第1段階選抜合格者が96名、当初合格者が31名という公式データがあるので、第1段階選抜を突破したあとの実質的な競争率は96÷31で約3.1倍と見ておくのが現実的です。

松田塾長

高橋

高橋2年続けて7割台後半の得点率ってことですね。
松田塾長そうです。合格最低点はおおむね73〜74%、合格者平均点はおおむね77%前後で安定しています。「後期日程の1回勝負だから何点取れば分からない」と不安になる必要はなく、過去の実績から目標ラインを具体的に描けます。では、この数字をもとに、自分の場合に置き換えるシミュレーションをしてみましょう。

松田塾長

配点・ボーダーシミュレーター ー 765点中、英語で何点取れば足りるか

高橋

高橋結局、英語で何点取れば合格ラインに乗るんですか。
松田塾長一緒にステップで考えてみましょう。令和8年度実績(配点合計765点、合格者最低点562.05点=約73.5%)を基準にします。

松田塾長

steps
  1. 全体の目標ラインを決める: 令和8年度の合格者最低点は765点中562.05点、約73.5%でした。まずは「合計で73〜78%」を1つの目安として置きます。
  2. 個別学力検査(理科300点)の目標を決める: 理科は配点のうち約39%を占める最重要科目です。ここで75〜80%(225〜240点)を取れると、合計点にかなりの余裕が生まれます。
  3. 共通テスト(465点)の目標を決める: 残りを共通テストで埋める計算をします。国語・地歴公民・数学・理科・情報で合計7割台(230〜250点程度)を目安にすると、外国語(英語)は100点中70〜75点程度(7〜7.5割)が現実的な目標ラインになります。
  4. 英語100点の位置づけを確認する: 英語で満点を取っても100点にしかならない一方、英語を6割台まで落とすと共通テスト全体の得点率を大きく押し下げます。英語は「理科で稼いだ分を守る科目」として、安定して7割台を確保するのが、薬学部の合格戦略として合理的です。
高橋

高橋じゃあ、英語に時間をかけすぎるより、理科に時間を使った方がいいってことですか。
松田塾長配点だけで見ればそうなりますが、注意点もあります。共通テストの英語で大きく失点すると、465点のうちの一部を丸ごと失うことになり、総合点全体への影響は決して小さくありません。「英語は最低限の時間で7割台を安定して確保し、浮いた時間を理科に回す」というのが、薬学部のもっとも効率的な時間配分です。では、この考え方をもとに、実際の対策の順番を具体的に見ていきましょう。

松田塾長

対策・攻略法 ー 何を、どの順で、いつまでにやるか

高橋

高橋具体的に何から手をつければいいですか。
松田塾長薬学部は個別試験が理科だけという特殊な配点なので、優先順位をはっきりさせて取り組む必要があります。

松田塾長

薬学部(後期日程)志望者の対策の優先順位

最優先は個別学力検査で問われる理科2科目(300点)の応用問題演習です。ここが合否のほぼ8割を左右すると言っても過言ではありません。英語は共通テストのリーディング・リスニングの基礎固めを秋までに終わらせ、冬以降は演習量を安定させる程度に留めます。理科の完成度を優先しつつ、英語を「落とさない科目」として並行で仕上げるという2本立てのスケジュールが合理的です。

高橋

高橋英語の基礎固めって具体的に何をすればいいんですか。
松田塾長まずは単語・文法の知識を「読める形」につなげることです。単語帳を覚えただけ、文法問題集を解いただけでは、長文の中で瞬時に使える力にはなりません。関係詞や分詞構文のような複雑な構造を、文章の中で正確に処理できるようになるまで、長文演習と文法の往復を繰り返すことが大切です。リスニングは共通テスト形式の問題を使って、毎日15分でもいいので継続して耳を慣らしてください。

松田塾長

直前期(冬以降)の時間配分の目安

理科2科目に全体の学習時間の6割程度、数学・国語・地歴公民に2割程度、英語と情報Ⅰに残り2割程度を配分するイメージです。英語は新しいことを詰め込むより、これまでやった範囲の抜けをなくす「守りの演習」に切り替える時期です。情報Ⅰも直前の過去問演習で15点を取りこぼさない準備をしておきましょう。

高橋

高橋理科の中でも物理・化学・生物、どれを選ぶといいとかあるんですか。
松田塾長それは高校時点での得意不得意やカリキュラムによって変わるので一概には言えませんが、化学はほぼ必須で選ぶ受験生が多く、残り1科目を物理か生物から選ぶのが一般的です。どちらを選んでも、300点分の記述答案を書き切る力を、過去問演習を通じて早めに身につけておくことが重要です。では次に、受験生がよく陥りやすい失敗パターンを見ていきましょう。

松田塾長

よくある失敗・注意点

高橋

高橋薬学部を目指す人が、よく陥る失敗ってどんなものがありますか。
松田塾長いちばん多いのは、「個別試験に英語が出ないから」という理由で、共通テストの英語対策そのものを後回しにしてしまうことです。100点という配点は理科の300点と比べると小さく見えますが、共通テスト465点中では約21.5%を占めています。ここを大きく落とすと、理科でどれだけ稼いでも挽回が難しくなります。

松田塾長

高橋

高橋他にはありますか。
松田塾長後期日程1回勝負であることの重みを軽く見てしまうケースも要注意です。前期日程で他大学を受けた受験生が、結果を引きずったまま3月12日の本番を迎えてしまうと、理科の記述力が十分発揮できないことがあります。前期の結果に関わらず、後期の個別学力検査に向けた理科の仕上げを最後まで続けることが大切です。

松田塾長

高橋

高橋薬科学科と薬学科の違いを誤解してるケースもあるんですか。
松田塾長あります。入試段階では学科別に募集されているわけではないので、「薬学科(6年制・薬剤師コース)を受けたつもりが、配属は薬科学科(4年制・研究コース)だった」という誤解が起きないよう、出願前に学部全体の仕組みと、入学後の学科配属の流れを公式サイトで確認しておくことをおすすめします。

松田塾長

後期日程は『一発勝負』であることを忘れない

薬学部の後期日程は募集人員が24名と少なく、全国から薬学部志望の受験生が集中します。前期で他大学を受けていた場合、結果にかかわらず3月12日まで理科の実戦力を落とさないように調整する必要があります。精神的にも厳しい期間になりやすいため、早い段階から「後期で何点取れば合格ラインに乗るか」を具体的にイメージしておくことが重要です。

自己診断(セルフチェック) ー あなたの場合はどうですか

高橋

高橋読んでいて、自分が今どのくらいの位置にいるのか気になってきました。
松田塾長ここまでの内容を踏まえて、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。

松田塾長

北海道大学薬学部を目指すあなたへのセルフチェック

共通テストの英語(リーディング・リスニング)で、安定して7割以上を取れていますか。理科2科目の記述答案を、時間内に書き切る練習を十分にできていますか。個別試験に英語が無いことで、無意識に英語の対策時間を削ってしまっていませんか。後期日程1回勝負というプレッシャーの中で、理科の実戦力を本番まで維持する計画を立てられていますか。

高橋

高橋正直、全部に自信を持って答えられるわけじゃないです……。
松田塾長それが自然な反応です。同じ「薬学部を目指している」という受験生でも、理科の応用力が足りない人、英語の基礎が崩れている人、後期1回勝負のプレッシャーに弱い人と、つまずいているポイントは人によって違います。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わってきます。ここから先は、記事だけでは判断しきれない「あなた自身の現在地」の話になります。

松田塾長

基本情報まとめテーブル

高橋

高橋ここまでの情報を、まとめて確認できますか。
松田塾長令和9(2027)年度入試時点の情報としてまとめておきます。

松田塾長

項目 内容
大学名 北海道大学
学部 薬学部(薬科学科4年制・薬学科6年制、入試は学部一括募集)
学部別入試の実施日程 後期日程のみ(前期日程の募集なし)
配点合計 765点(共通テスト465点+個別学力検査等300点)
英語の配点 共通テスト100点のみ(個別学力検査に英語なし)
個別学力検査の内容 理科2科目(物理・化学・生物から選択)のみ300点
令和9年度 共通テスト 2027年1月16日(土)・17日(日)
令和9年度 後期個別学力検査 2027年3月12日(金)
令和8年度 合格者最低点 562.05点(得点率73.5%)
公式入試情報 北海道大学 入試情報

類似する大学・学部との比較

高橋

高橋他の大学の薬学部や、同じ北大の他学部と比べると、北大薬学部ってどういう位置づけになるんですか。
松田塾長同じ北大の中では、北海道大学理学部も後期日程のみ・個別試験に英語が出ないという共通点を持っていて、構造がよく似ています。一方で北海道大学経済学部のように前期日程を軸にする学部では、個別学力検査でも英語の記述力が問われる場合が多く、同じ北大でも学部によって英語への向き合い方はまったく違います。

松田塾長

高橋

高橋薬学部は他の大学と比べてどうなんですか。
松田塾長薬学部という同じ学部でも、大学によって英語の扱いは大きく異なります。たとえば東京大学薬学部は個別試験でも英語が課される構成になっていて、北大薬学部のように個別試験に英語が一切出ない大学の方が、全国的にはむしろ珍しい部類に入ります。北大薬学部を併願校に加える場合は、英語の対策量を他大学向けの対策と兼用しやすいというメリットもあります。

松田塾長

よくある質問

高橋

高橋最後に、みんなが気になりそうな質問をまとめてもらえますか。
松田塾長いくつかピックアップしますね。

松田塾長

高橋

高橋北大薬学部は前期日程では一切受けられないんですか。
松田塾長学部別入試としては受けられません。北大薬学部を目指す場合、一般選抜は後期日程(試験日3月12日)の1回のみです。前期日程に薬学部向けの総合入試のような別ルートもありません。

松田塾長

高橋

高橋個別学力検査で、英語の代わりに何か別の科目が課されたりするんですか。
松田塾長いいえ、英語の代わりという形ではなく、純粋に理科2科目(300点)のみです。英語は共通テストの得点がそのまま使われ、個別学力検査としての英語試験自体が実施されません。

松田塾長

高橋

高橋薬科学科と薬学科は、入試の時点で選んで出願するんですか。
松田塾長一般選抜の出願段階では学部単位でまとめて募集されるため、出願時に学科を選ぶ必要はありません。入学後の仕組みについては、年度によって変更される可能性もあるため、出願前に大学公式の薬学部サイトで最新の配属方法を確認しておくと安心です。

松田塾長

高橋

高橋共通テストの英語はどのくらい重要ですか。
松田塾長配点としては765点中100点と、理科の300点に比べると小さく見えます。ただし共通テスト全体(465点)の中では約21.5%を占める主要科目です。配点が小さいからといって対策を止めてしまうと、共通テスト全体の得点率を落とす原因になるので、最低限の対策は欠かせません。

松田塾長

松田塾長北大薬学部が後期日程のみ・個別試験は理科だけという特殊な入試だということは、ここまでで分かったと思います。でも実際に悩ましいのは、ここからです。「共通テストの英語に、理科と比べてどれだけ時間を割くべきか」「後期一発勝負に向けて、今の理科の実力がどこまで仕上がっているか」は、人によって答えが変わります。

松田塾長

高橋

高橋たしかに、理科に全部の時間を使いたくなる気持ちはありますけど、英語を完全に放っておくのも不安です……。
松田塾長そうなんです。北大薬学部は後期日程1回しかなく、個別試験に英語が出ないからこそ、気をつけてほしいことがあります。一番もったいないのは、「個別試験に英語が出ないから」という理由で共通テスト英語の仕上げを後回しにしてしまうこと、後期一発勝負のプレッシャーに気を取られて理科の実戦力を落としてしまうこと、逆に理科に時間を使いすぎて英語の基礎が崩れてしまうこと、この3パターンです。どれも勉強量が足りないわけではなく、配点の見え方に引っ張られて力の配分を間違えてしまうケースなんですよ。

松田塾長

松田塾長英語進学塾リオンでは、後期日程1回に絞られる北大薬学部特有の事情を踏まえて、共通テストの英語と理科2科目の仕上がり具合を一緒に確認しながら、本番までの時間配分を整理しています。後期までの残り時間の使い方に迷っている人は、一度相談してみてください。

松田塾長

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Q. 北大薬学部は前期日程では一切受けられないんですか。

学部別入試としては受けられません。北大薬学部を目指す場合、一般選抜は後期日程(試験日3月12日)の1回のみです。前期日程に薬学部向けの総合入試のような別ルートもありません。

Q. 個別学力検査で、英語の代わりに何か別の科目が課されたりするんですか。

いいえ、英語の代わりという形ではなく、純粋に理科2科目(300点)のみです。英語は共通テストの得点がそのまま使われ、個別学力検査としての英語試験自体が実施されません。

Q. 薬科学科と薬学科は、入試の時点で選んで出願するんですか。

一般選抜の出願段階では学部単位でまとめて募集されるため、出願時に学科を選ぶ必要はありません。入学後の仕組みについては、年度によって変更される可能性もあるため、出願前に大学公式の薬学部サイトで最新の配属方法を確認しておくと安心です。

Q. 共通テストの英語はどのくらい重要ですか。

配点としては765点中100点と、理科の300点に比べると小さく見えます。ただし共通テスト全体(465点)の中では約21.5%を占める主要科目です。配点が小さいからといって対策を止めてしまうと、共通テスト全体の得点率を落とす原因になるので、最低限の対策は欠かせません。

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