高橋先生、北海道大学の理学部を考えてるんですけど、英語の配点ってどれくらいなんですか。正直、理系だから英語はそこまで重視されないんじゃないかって思ってるんですけど。
松田塾長いい質問ですね。結論から言うと、北大理学部の後期日程(学部別入試)は配点合計615点のうち英語はたった60点、比率にして約9.8%です。しかも個別学力検査(いわゆる二次試験)には英語がまったく出ません。

高橋えっ、二次試験に英語がないんですか!?それって相当ラッキーってことですよね?
松田塾長単純にラッキーとは言い切れないんですよ(笑)。共通テストの60点はそのまま合否に直結しますし、実はもう一つ北大理学部に入るルートがあって、そちらは英語の配点がまったく違います。今日はその仕組みを数字で一緒に整理していきましょう。

北海道大学を目指す君へ。
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北海道大学理学部の入試は「後期日程のみ」という珍しい仕組み
高橋そもそもなんですけど、理学部ってどうやって受けるんですか。普通の大学みたいに前期日程と後期日程、両方チャンスがあるんですよね?
松田塾長ここが北大理学部の最大の特徴です。理学部の学部別入試(数学科・物理学科・化学科・生物科学科・地球惑星科学科)は、後期日程のみでしか募集していません。北海道大学の公式要項にも「学部別入試の理学部、薬学部、工学部、農学部は『後期日程』のみで募集します」とはっきり書かれています。

高橋前期日程では理学部を受けられないってことですか?
松田塾長学部別入試としては受けられません。ただし前期日程には「総合入試(理系)」という別の入り口があって、ここで数学重点選抜群・物理重点選抜群・化学重点選抜群・生物重点選抜群・総合科学選抜群のいずれかに合格すると、1年次が終わったタイミングで理学部の各学科に移行できます。実はこのルートの方が、理学部に入る学生の主な入り口になっています。

高橋じゃあ、理学部を目指すには2つの道があるってことですね。
松田塾長そのとおりです。1つは前期日程で「総合入試(理系)」に出願し、1年後に理学部へ移行するルート。もう1つは後期日程で理学部の学科(数学科・物理学科など)に直接出願するルートです。この2つ、英語の配点がまったく違うので、どちらを軸に受験戦略を組むかで英語にかける勉強時間の配分も変わってきます。次の章で、まず後期日程の配点から具体的に見ていきましょう。

後期日程(学部別入試)の配点構成 ー 615点のうち英語は60点
高橋じゃあまず、後期日程で理学部に直接出願する場合の配点を教えてください。
松田塾長令和9(2027)年度入学者選抜要項によると、数学科・物理学科・化学科・生物科学科(生物学専修分野)は、共通テスト315点+個別学力検査等300点で配点合計615点です。内訳はこちらです。


| 教科 |
共通テスト |
個別学力検査等 |
合計 |
| 国語 |
80点 |
ー |
80点 |
| 地理歴史・公民 |
40点 |
ー |
40点 |
| 数学 |
60点 |
100〜200点(学科による) |
160〜260点 |
| 理科 |
60点 |
100〜200点(学科による) |
160〜260点 |
| 外国語(英語) |
60点 |
ー |
60点 |
| 情報 |
15点 |
ー |
15点 |
| 合計 |
315点 |
300点 |
615点 |
高橋本当に外国語の個別学力検査の欄が「ー」ですね。数学と理科だけで300点なんですか。
松田塾長はい。数学科は個別学力検査で数学200点+理科100点、物理学科は理科200点+数学100点、化学科は理科300点(化学200点+物理100点)、生物科学科(生物学専修分野)は理科300点(生物200点+他分野100点)というように、学科によって数学と理科の配分は違いますが、どの学科も個別試験に英語は一切出ません。英語の得点はすべて共通テストの60点で確定してしまうということです。

高橋なるほど、じゃあ理系の中でもかなり英語の比重が軽い学部なんですね。
松田塾長学科によってはもう少し事情が違います。生物科学科(高分子機能学専修分野)と地球惑星科学科の2つは、共通テストの情報が15点ではなく25点に換算され、個別学力検査等は数学・理科から2科目を選んで150点ずつ、合計300点を解答する方式です。この2学科は配点合計が625点になりますが、英語が共通テストの60点だけという構造は変わりません。配点の合計が1つではなく、学科ごとに615点と625点の2パターンあることは覚えておいてください。

高橋共通テストの英語60点って、どうやって計算されてるんですか。
松田塾長大学入学共通テストの外国語(英語)はリーディング100点・リスニング100点の合計200点満点ですが、北大はこれを0.3倍して60点に圧縮しています。つまり共通テストの英語で満点を取っても、北大理学部の配点としては60点にしかならないということです。これが英語の比率をイメージする上でとても大事なポイントなので、次の章でもう少し深く見ていきましょう。

英語配点・比率を受験戦略に変換する ー 前期ルートとの比較
高橋英語が60点しかないって聞くと、ちょっと英語の勉強の優先順位を下げてもいいのかなって思っちゃいます。
松田塾長そこが今日いちばん伝えたいポイントです。実は、前期日程の「総合入試(理系)」経由で理学部を目指す場合、英語の配点はまったく違います。数学重点選抜群・物理重点選抜群・化学重点選抜群・生物重点選抜群・総合科学選抜群のいずれも、共通テスト300点+個別学力検査等450点で配点合計750点。このうち外国語(英語)は共通テスト60点+個別学力検査150点(試験時間90分)で、合計210点です。


| ルート |
試験日程 |
英語の配点 |
配点合計に占める比率 |
| 前期日程(総合入試理系経由) |
2月下旬 |
共通テスト60点+個別150点=210点 |
750点中 約28% |
| 後期日程(学部別入試・理学部に直接出願) |
3月上旬 |
共通テスト60点のみ |
615点中 約9.8% |
高橋同じ理学部を目指すのに、ルートによって英語の比重が3倍近く違うってことですか。
松田塾長まさにそのとおりです。だから「北大理学部は英語の配点が低い」という情報だけを鵜呑みにするのは危険です。前期日程の総合入試(理系)から理学部を目指すなら、英語は個別学力検査でも問われる主要科目の1つですし、むしろ数学・理科と並ぶくらいの比重になります。一方で後期日程に直接出願するなら、英語は共通テストの対策だけに集中して、個別学力検査の対策時間を数学と理科に全振りできます。

高橋じゃあ、自分がどっちのルートで理学部を目指すのかを先に決めないと、英語の勉強計画も立てられないってことですね。
松田塾長そのとおりです。多くの受験生は前期日程でまず北大を含む第一志望に挑戦し、後期日程を「滑り止め」や「もう一回のチャンス」として使う戦略を取ります。北大理学部の場合、後期日程が本当に理学部専用の枠になっているので、後期で理学部を受けるつもりなら、前期の総合入試理系とは別の戦略として英語の時間配分を考える必要があります。では次に、実際の試験でどんな形式の問題が出るのか、英語と主要科目の出題形式を見ていきましょう。

大問構成・出題形式 ー 共通テスト英語と個別学力検査の時間割
高橋具体的に、いつ・何分くらいの試験が行われるんですか。
松田塾長まず後期日程(理学部の個別学力検査)は、令和9(2027)年度入試では3月12日に実施される予定です。数学科・物理学科は理科75分に続いて数学100分、化学科・生物科学科・地球惑星科学科は理科150分というスケジュールが、近年続いています。どちらのパターンにも外国語(英語)の試験時間は組まれていません。

高橋前期日程の総合入試(理系)の方はどうなんですか。
松田塾長こちらは数学120分、外国語90分、理科150分という3科目構成です。外国語は90分で150点分を解答する計算になるので、1問あたりにかけられる時間はかなりタイトです。ここで問われるのは長文読解や英作文を中心にした記述式の力で、共通テストのマーク式とはまったく違う対応力が必要になります。

高橋共通テストの英語はリーディングとリスニングの2つですよね。
松田塾長そうです。リーディング100点・リスニング100点の計200点を、北大が0.3倍して60点に圧縮して使います。リーディングとリスニングの配点比率は1対1なので、リーディングだけ得意でリスニングを疎かにしていると、思ったより伸びないということが起こります。特に理系志望の受験生はリスニング対策を後回しにしがちなので、ここは意識して配分したいところです。では次に、共通テスト英語でつまずきやすいポイントを具体的に見ていきましょう。

個別学力検査の英語対策は『どちらのルートか』で別物になる
後期日程(理学部に直接出願)では個別学力検査に英語がないため、共通テスト対策に集中すれば十分です。一方、前期日程(総合入試理系)を軸にするなら、90分150点の個別英語(長文読解・英作文中心)の対策が別途必要になります。志望ルートを決めずに英語の勉強法だけ先に決めてしまうと、後から対策の方向性がずれてしまうので注意してください。
頻出文法テーマ・つまずきポイント ー 共通テスト英語で差がつく場所
高橋共通テストの英語って、文法問題みたいなのはあまり出ないイメージなんですけど、文法の勉強はしなくていいんですか。
松田塾長共通テスト英語は単独の文法問題こそ少ないですが、文法・語彙の理解度が読解スピードに直結します。特に理系の受験生がつまずきやすいのが、分詞構文や関係詞を使った複雑な修飾構造です。1文が長くなると、どこまでが主語でどこからが修飾なのかを瞬時に見抜けないと、時間内に読み切れなくなります。

高橋単語はたくさん覚えてるのに、文章になると読めなくなるっていうのはよくあるんですか。
松田塾長とても多いパターンです。単語1つ1つの意味は分かっていても、文構造を正確に取れていないと、結局は「なんとなく」でしか読めていないことになります。共通テストの英語は制限時間がかなりタイトなので、構文を1文ずつ正確に処理するというより、文章全体の論理展開を素早くつかむ力が問われます。設問を先に読んでから本文を読む、段落ごとに要点を押さえるといった読み方の技術も、得点を左右する要素です。

高橋リスニングはどうですか。
松田塾長リスニングは配点がリーディングと同じ100点分あるのに、対策を後回しにする受験生がとても多いです。特に理系の受験生は数学・理科の演習に時間を取られがちで、リスニングの練習量が絶対的に不足しがちです。毎日少しずつでも英語を聞く習慣を早い時期から作っておくことが、共通テスト本番での安定した得点につながります。では、実際に学科ごとの配点と倍率を具体的な数字で見ていきましょう。

学科ごとの配点・倍率を見る ー 後期日程で理学部を直接目指す場合
高橋さっき化学科とか物理学科とか、学科によって個別学力検査の中身が違うって話がありましたけど、倍率とかも学科によって全然違うんですか。
松田塾長かなり違います。令和8(2026)年度の後期日程(理学部)の実績を見てみましょう。

| 学科 |
後期募集人員 |
志願者数 |
倍率 |
配点合計 |
| 数学科 |
10名 |
116名 |
11.6倍 |
615点 |
| 物理学科 |
3名 |
79名 |
26.3倍 |
615点 |
| 化学科 |
20名 |
141名 |
7.1倍 |
615点 |
| 生物科学科(生物学専修分野) |
10名 |
66名 |
6.6倍 |
615点 |
| 生物科学科(高分子機能学専修分野) |
2名 |
14名 |
7.0倍 |
625点 |
| 地球惑星科学科 |
5名 |
65名 |
13.0倍 |
615点 |
高橋物理学科の26.3倍ってすごい数字ですね……。募集3名に対して79名も受けてるんですか。
松田塾長そうなんです。後期日程は募集人員がもともと少ないうえに、理学部を後期で狙う受験生が全国から集中するので、学科によっては非常に高い倍率になります。数学科も11.6倍、地球惑星科学科も13.0倍と、どの学科も決して楽な戦いではありません。後期日程は多くの受験生にとって「もう後がない一発勝負」になるので、この倍率の高さは事前に知っておくべき事実です。

高橋合格者の点数とかって分かるんですか。
松田塾長合格者数が10人を超えた学科だけ、平均点などが公表されています。令和8年度の実績では、化学科(合格者18名)の総合点最高点が530.55点、最低点が469.40点、平均点が488.83点でした。615点満点に対して、合格者最低点は約76.3%、平均点は約79.5%という水準です。数学科・物理学科・生物科学科・地球惑星科学科は合格者数が10人以下のため非開示ですが、化学科の数字は後期日程全体のボーダー感覚をつかむ参考になります。では、この数字をもとに、自分の場合に置き換えるシミュレーションをしてみましょう。

配点・ボーダーシミュレーター ー 615点中、英語で何点取れば足りるか
高橋結局、英語で何点取れば合格ラインに乗るんですか。
松田塾長一緒にステップで考えてみましょう。化学科の令和8年度実績(配点合計615点、合格者最低点469.40点=約76.3%)を基準に考えます。

steps
- 全体の目標ラインを決める: 化学科の合格者最低点は615点中469.40点、約76.3%でした。まずは「合計で75〜80%」を1つの目安として置きます。
- 個別学力検査(300点)の目標を決める: 個別は数学+理科のみです。ここで75%(225点程度)を取れれば、共通テストでの余裕が生まれます。
- 共通テスト(315点)の目標を決める: 残りを共通テストで埋める計算をします。国語・地歴公民・数学・理科・情報で合計255点(約75%)を目安にすると、外国語(英語)は60点中45〜48点程度(75〜80%)が現実的な目標ラインになります。
- 英語60点の位置づけを確認する: 英語で満点を取っても60点にしかならない一方、英語で大きく失点すると共通テスト全体の得点率を押し下げます。英語は「稼ぐ科目」ではなく「落とさない科目」として扱うのが、後期日程理学部の戦略として合理的です。
高橋じゃあ、英語に時間をかけすぎるより、数学と理科の個別学力検査に時間を使った方がいいってことですか。
松田塾長配点だけで見ればそうなりますが、注意点もあります。共通テストの英語で大きく失点すると、315点のうちの一部を丸ごと失うことになり、総合点全体への影響は決して小さくありません。「英語は最低限の時間で安定した得点を確保し、浮いた時間を数学・理科に回す」というのが、後期日程理学部のもっとも効率的な時間配分です。では、この考え方をもとに、実際の対策の順番を具体的に見ていきましょう。

対策・攻略法 ー 何を、どの順で、いつまでにやるか
高橋具体的に何から手をつければいいですか。
松田塾長後期日程で理学部を直接目指す場合と、前期日程の総合入試(理系)を軸にする場合とで、優先順位が変わります。

後期日程(理学部直接出願)を軸にする場合の優先順位
英語は共通テストのリーディング・リスニングの基礎固めを秋までに終わらせ、冬以降は演習量を安定させる程度に留めます。浮いた時間は、個別学力検査で問われる数学・理科の応用問題演習に回してください。個別学力検査が数学・理科の2科目に絞られている分、この2科目の完成度が合否をほぼ決める構造になっています。
前期日程(総合入試理系)を軸にする場合の優先順位
英語は共通テストの60点に加えて、個別学力検査150点(90分)の対策が必要です。長文読解のスピードと、自分の考えを正確に英語で書く力の両方を、数学・理科と同じ重みで鍛える必要があります。「理系だから英語は軽視していい」という前提そのものが成り立たないルートだと理解しておいてください。
高橋両方のルートを併願するっていう選択肢もあるんですよね。
松田塾長可能です。むしろ多くの受験生が、前期は総合入試(理系)で北大や他大学に挑戦し、後期は理学部の学科に直接出願するという形で両方を使います。その場合、前期対策で個別英語(90分150点)の力をつけておけば、仮に前期で合格できなくても、その実力は共通テストの英語の安定感としても活きてきます。前期対策をしっかりやっておくことが、結果的に後期の共通テスト英語の保険にもなる、という考え方ができます。

松田塾長では次に、受験生がよく陥りやすい失敗パターンを見ていきましょう。

よくある失敗・注意点
高橋後期日程で理学部を目指す人が、よく陥る失敗ってどんなものがありますか。
松田塾長いちばん多いのは、「英語の配点が低いから」という理由で、共通テストの英語対策そのものを止めてしまうことです。60点という配点は小さく見えますが、315点中の約19%を占めています。ここを大きく落とすと、個別学力検査で挽回するのが難しくなります。

高橋他にはありますか。
松田塾長前期日程と後期日程の対策を混同してしまうパターンも要注意です。前期の総合入試(理系)用に個別英語の対策をしていたのに、後期の理学部直接出願に切り替えたことに気づかず、直前期まで個別英語の演習を続けてしまうケースがあります。自分がどちらのルートを軸にしているかによって、英語にかける時間配分はまったく変わるので、早めに方針を固めておくことが大切です。

後期日程は『一発勝負』であることを忘れない
後期日程は多くの大学で募集人員が少なく、北大理学部も学科によっては募集が数名しかありません。前期で不合格だった場合、後期までの短い期間でモチベーションを立て直し、数学・理科の総仕上げをする必要があります。精神的にも厳しい期間になりやすいため、後期日程を軸にするなら、早い段階から「後期で何点取れば合格ラインに乗るか」を具体的にイメージしておくことが重要です。
自己診断(セルフチェック) ー あなたの場合はどうですか
高橋読んでいて、自分が今どのくらいの位置にいるのか気になってきました。
松田塾長ここまでの内容を踏まえて、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。

北海道大学理学部を目指すあなたへのセルフチェック
共通テストの英語(リーディング・リスニング)で、安定して8割以上を取れていますか。前期の総合入試(理系)で受ける個別英語(長文読解・英作文)に、数学・理科と同じくらいの時間を割けていますか。後期日程で理学部を直接目指す場合、個別学力検査の数学・理科の応用問題にどのくらい対応できていますか。志望する学科(数学科・物理学科・化学科・生物科学科・地球惑星科学科)によって倍率が大きく違うことを踏まえて、学科選びができていますか。
高橋正直、全部に自信を持って答えられるわけじゃないです……。
松田塾長それが自然な反応です。同じ「北大理学部を目指している」という受験生でも、英語の基礎が足りない人、数学・理科の応用力が足りない人、そもそも前期と後期のどちらを軸にすべきか決めきれていない人と、つまずいているポイントは人によって違います。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わってきます。ここから先は、記事だけでは判断しきれない「あなた自身の現在地」の話になります。

基本情報まとめテーブル
高橋ここまでの情報を、まとめて確認できますか。
松田塾長令和9(2027)年度入試時点の情報としてまとめておきます。

| 項目 |
内容 |
| 大学名 |
北海道大学 |
| 学部 |
理学部(数学科・物理学科・化学科・生物科学科・地球惑星科学科) |
| 学部別入試の実施日程 |
後期日程のみ(前期日程は総合入試(理系)経由) |
| 後期日程の配点合計 |
615点(生物科学科高分子機能学専修分野・地球惑星科学科は625点) |
| 後期日程の英語配点 |
共通テスト60点のみ(個別学力検査に英語なし) |
| 前期日程(総合入試理系)の英語配点 |
共通テスト60点+個別学力検査150点(90分)=210点 |
| 令和9年度 共通テスト |
2027年1月16日(土)・17日(日) |
| 令和9年度 前期個別学力検査 |
2027年2月25日(木)・26日(金) |
| 令和9年度 後期個別学力検査 |
2027年3月12日(金) |
| 公式入試情報 |
北海道大学 入試情報 |
類似する大学・学部との比較
高橋他の旧帝大の理学部と比べると、北大理学部ってどういう位置づけになるんですか。
松田塾長英語の配点比率で見ると、各大学でかなり差があります。
東京大学理学部は英語120点という比較的大きな配点がある一方、
京都大学理学部は共通テストを4分の1に圧縮する独自の仕組みを持っていて配点比率は約22%、
名古屋大学理学部は満点2,400点のうち英語が約23%を占めます。それに対して北大理学部(後期日程)は約9.8%と、
個別学力検査に英語がないぶん、比率としてはかなり低い部類に入ります。

高橋北大だけ特別に低いんですね。
松田塾長後期日程のみという募集方法自体が珍しいので、単純な比率の比較だけでなく「どのルートで受けるか」をセットで考える必要があります。他大学を併願する場合も、それぞれの大学で英語の重みがまったく違うことを踏まえて、科目ごとの勉強時間を配分していくことが大切です。

よくある質問
高橋最後に、みんなが気になりそうな質問をまとめてもらえますか。
松田塾長いくつかピックアップしますね。

高橋北大理学部は前期日程では一切受けられないんですか。
松田塾長学部別入試としては受けられません。前期日程で理学部を目指す場合は、総合入試(理系)の数学重点選抜群・物理重点選抜群・化学重点選抜群・生物重点選抜群・総合科学選抜群のいずれかに出願し、1年次終了後に理学部の各学科へ移行する形になります。

高橋後期日程の個別学力検査で、英語の代わりに何か別の科目が課されたりするんですか。
松田塾長いいえ、英語の代わりという形ではなく、純粋に数学と理科の2科目のみです。英語は共通テストの得点がそのまま使われ、個別学力検査としての英語試験自体が実施されません。

高橋生物科学科と地球惑星科学科だけ配点が625点になるのはなぜですか。
松田塾長共通テストの情報が他の学科より10点高い25点で換算されることと、個別学力検査が数学・理科から2科目を選ぶ方式になっていることが理由です。配点の基本的な構造(英語は共通テストのみ)は他の学科と同じです。

高橋後期日程で理学部を目指す場合、共通テストの英語はどのくらい重要ですか。
松田塾長配点としては615点中60点と小さいですが、共通テスト全体(315点)の中では約19%を占めます。配点が小さいからといって対策を止めてしまうと、共通テスト全体の得点率を落とす原因になるので、最低限の対策は欠かせません。

松田塾長ここまで、北大理学部の配点の仕組みと、2つのルートでの英語の重みの違いをお伝えしてきました。ただ、一番大事なのはここからです。「自分はどちらのルートを軸にすべきか」「今の英語力で、個別英語150点をどこまで稼げそうか」は、実は一人ひとり違います。

高橋確かに、自分がどっちに向いてるのか、自分ではよく分からないです……。
松田塾長そうなんです。受験で一番もったいないのは、勉強していないことより、前期ルートと後期ルートのどちらを軸にするかを曖昧にしたまま、英語の勉強方針も決めきれないまま時間だけが過ぎてしまうことなんですよ。同じ「長文が読めない」という悩みでも、単語が足りない人、文構造が正確に取れていない人、リスニングの処理速度が追いついていない人と、原因はさまざまです。原因が違えば、やるべき対策も変わってきます。

松田塾長英語進学塾リオンでは、現在の英語力と志望する学科・ルートを確認しながら、共通テストの英語をどこまで安定させるべきか、個別英語にどれだけ時間を割くべきかを一緒に整理しています。気になる方は、一度確認してみるといいですよ。

Q. 北大理学部は前期日程では一切受けられないんですか。
学部別入試としては受けられません。前期日程で理学部を目指す場合は、総合入試(理系)の数学重点選抜群・物理重点選抜群・化学重点選抜群・生物重点選抜群・総合科学選抜群のいずれかに出願し、1年次終了後に理学部の各学科へ移行する形になります。
Q. 後期日程の個別学力検査で、英語の代わりに何か別の科目が課されたりするんですか。
いいえ、英語の代わりという形ではなく、純粋に数学と理科の2科目のみです。英語は共通テストの得点がそのまま使われ、個別学力検査としての英語試験自体が実施されません。
Q. 生物科学科と地球惑星科学科だけ配点が625点になるのはなぜですか。
共通テストの情報が他の学科より10点高い25点で換算されることと、個別学力検査が数学・理科から2科目を選ぶ方式になっていることが理由です。配点の基本的な構造(英語は共通テストのみ)は他の学科と同じです。
Q. 後期日程で理学部を目指す場合、共通テストの英語はどのくらい重要ですか。
配点としては615点中60点と小さいですが、共通テスト全体(315点)の中では約19%を占めます。配点が小さいからといって対策を止めてしまうと、共通テスト全体の得点率を落とす原因になるので、最低限の対策は欠かせません。