高橋 名古屋大学の理学部を目指しているんですけど、英語の配点ってどれくらいなんですか?正直、数学と理科の対策ばかり気にしていて、英語は後回しにしてました…。
松田塾長 それ、理系受験生によくある落とし穴なんですよ。結論から言うと、名古屋大学理学部の一般選抜(前期日程)は、共通テストと個別学力検査をあわせて満点2,400点。そのうち英語(外国語)の配点は合計550点 です。
高橋 550点!2,400点中ってことは、結構な割合じゃないですか。
松田塾長 そうなんです。比率にすると約22.9% 、だいたい4分の1弱です。しかも理学部の英語には、ちょっと面白い特徴がもう一つあります。
高橋 特徴ですか?気になります!
松田塾長 共通テストの英語の配点が、名古屋大学の他の学部より優遇されている んですよ。普通は200点換算なんですが、理学部だけ250点に引き上げられています。今日はこの理由も含めて、配点の内訳から大問ごとの対策、合格最低点までまとめて見ていきましょう。
高橋 お願いします!
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名古屋大学理学部 入試の全体像と配点構成
高橋 まず、理学部の入試全体がどうなっているのか教えてください。
松田塾長 名古屋大学理学部の一般選抜(前期日程)は、大学入学共通テストと個別学力検査の合計で満点2,400点です。内訳は共通テストが900点、個別学力検査が1,500点。つまり個別試験のほうが配点の比重が大きい ということですね。
高橋 個別試験のほうが重いんですね。科目ごとの配点はどうなっていますか?
松田塾長 令和9年度(2027年度)の入学者選抜要項によると、共通テストは国語300点・地歴公民100点・数学100点・理科100点・外国語250点・情報50点の合計900点。個別学力検査は数学600点・理科600点・外国語300点の合計1,500点です。国語と地歴公民、情報は個別試験では課されません。
高橋 科目ごとに合計するとどうなるんですか?
松田塾長 表にまとめるとこうです。
科目
共通テスト
個別学力検査
合計
国語
300点
なし
300点
地歴・公民
100点
なし
100点
数学
100点
600点
700点
理科
100点
600点
700点
外国語(英語)
250点
300点
550点
情報
50点
なし
50点
合計
900点
1,500点
2,400点
松田塾長 こうして見ると、数学と理科が各700点でいちばん重く、次に英語550点、国語300点という並びです。理系学部らしく数学・理科が主役ですが、英語も決して軽視できる配点ではありません。
高橋 なるほど、数学・理科の次に大事なのが英語ってことですね。じゃあ、英語の中身をもう少し詳しく知りたいです。
英語配点・比率の詳細を受験戦略に変換する
松田塾長 ここが理学部の面白いところなんですが、共通テストの英語の扱いが他学部と違います。名古屋大学の入学者選抜要項の注記には、こう書かれています。「大学入学共通テストの『外国語』の英語は、リーディングとリスニングの配点比率を『3:1』とし、リーディングは150点満点に、リスニングは50点満点にそれぞれ換算し、合計点を200点満点とします。(理学部は250点満点、工学部は100点満点に換算します。)」
高橋 普通は200点なのに、理学部だけ250点に増やしてるってことですか?
松田塾長 そのとおりです。工学部はむしろ100点に圧縮されているので、学部によって共通テスト英語の重みがかなり違うんですよ。理学部を受けるなら、共通テストの英語を多めに稼いでおくと、そのまま2,400点中の得点に直結しやすい という意味になります。
学部
共通テスト外国語の換算満点
理学部
250点
文学部・教育学部・法学部・経済学部など多くの学部
200点
工学部
100点
高橋 個別試験のほうの300点はどうなんですか?
松田塾長 個別学力検査の中では、数学・理科が各600点なのに対して英語は300点。つまり個別試験だけで見ると、英語の配点は数学・理科の半分 です。ここを勘違いして「英語は個別で稼ぐ科目」と思い込むと、優先順位を間違えます。
配点の勘違いに注意
名古屋大学理学部の英語は、個別学力検査だけ見れば数学・理科の半分の配点です。ですが共通テストでは理学部だけ250点に優遇されているため、英語の実質的な比重は共通テストと個別試験を合わせて初めて見えてきます 。どちらか一方だけで判断しないようにしましょう。
高橋 共通テストと個別、両方セットで見る必要があるんですね。じゃあ、個別試験の英語って実際どんな問題が出るんですか?
個別学力検査(英語)の出題方針と大問構成
松田塾長 ここからは個別学力検査の英語の中身です。名古屋大学の入学者選抜要項には、英語の出題方針が明記されています。少し長いですが、大事な部分を引用しますね。「名古屋大学の英語教育では、『英語の専門書を読み、英語で論文を書いて口頭発表するために必要な基礎力を養成する』点に主眼が置かれています。(中略)個別学力検査『英語』では、リーディングとライティングの問題を通して、英語で表現された情報を正確に把握する力と英語を使って発信する力があるかどうかを問います。」
高橋 専門書を読んで論文を書く力を見てるってことですね。具体的にはどんな出題パターンがあるんですか?
松田塾長 公式の出題方針では、大きく3つのパターンが挙げられています。
steps
読解総合問題 : 論旨の展開をおさえながら読み、書かれた内容を正確に理解する力や、文脈に即して作者の意図を読み解く力を測る出題です。
会話文形式の読解問題 : 談話の流れに沿って内容を把握する力や、英語の質問に英語で答える力を測る出題です。
ライティング : 適切な単語・表現・文法を使って自然な英文を書く力や、自身の意見を英語で論理的かつ正確に表現する力を問う出題です。
高橋 読解とライティング、どちらも対策がいりそうですね。試験時間はどれくらいなんですか?
松田塾長 前期日程の個別学力検査(英語)は、2月25日の10時00分から11時45分までの105分間です。同じ日の午後には理科の試験が13時45分から16時15分まで組まれています。英語は初日の最初の科目になるので、ここでリズムを崩すと数学・理科にも響きやすい という意味で、精神的な比重も大きい科目です。
高橋 1日目の最初の科目なんですね、それはプレッシャーがありそう…。じゃあ、英語でつまずきやすいポイントってどこなんですか?
頻出のつまずきポイントと読解力の正体
松田塾長 理学部志望の受験生でよく見られるのが、「単語も文法も知っているのに、読解総合問題になると急に時間が足りなくなる」というパターンです。出題方針にもあるとおり、名古屋大学の読解問題は論旨の展開を追いながら、作者の意図を読み解く ことが求められます。単語を拾って意味をつなげるだけでは太刀打ちできません。
高橋 単語がわかっても読めない、ってことがあるんですか?
松田塾長 はい、よくあります。例えば英文法を単元ごとにバラバラに覚えている状態だと、長い英文の中で「この that は接続詞なのか関係代名詞なのか」「この分詞構文はどこにかかっているのか」を瞬時に判断できず、文の構造を取り違えてしまうんです。構造を間違えると、論旨の展開も作者の意図も正確には追えません。
高橋 文法の知識はあるのに、長文になると使いこなせないってことですね…。
松田塾長 そうです。もう一つは会話文形式の読解問題です。「英語の質問に英語で答える」という設問があるので、読んで理解するだけでなく、自分の言葉で簡潔に答案を作る 練習が必要になります。日本語訳だけで満足していると、ここで失点しやすいんです。
高橋 ライティングのほうはどうですか?
松田塾長 ライティングは「適切な単語・表現・文法を使って自然な英文を書く力」と「自身の意見を論理的かつ正確に表現する力」の両方が問われます。文法的に正しいだけの単調な文を並べるのではなく、一貫した論理で意見を展開できるか が評価のポイントです。
高橋 文法を読解につなげ直す視点、気になります。じゃあ、実際に大問ごとにどう解いていけばいいんですか?
大問別の解き方と思考プロセス
松田塾長 読解総合問題から見ていきましょう。まず大事なのは、いきなり設問から読まず、最初の数行で文章全体のテーマと立場を掴む ことです。名古屋大学の読解は論説的な文章が中心になりやすいので、「筆者は何に賛成/反対しているのか」「どんな問題を提起しているのか」を早い段階で仮説として持っておくと、後の設問が格段に読みやすくなります。
高橋 テーマを先につかんでおくんですね。
松田塾長 そうです。そのうえで、段落ごとに「この段落は何のためにあるのか」を一言でメモしながら読み進めます。論旨の展開を問う設問は、この段落ごとの役割が頭に入っているかどうかで正答率が大きく変わります。
高橋 会話文形式の問題はどう違うんですか?
松田塾長 会話文は、誰が何を主張していて、相手がどう応じているかという話し手の立場の変化 を追うのがコツです。「英語の質問に英語で答える」設問では、本文中の表現をそのまま抜き出すのではなく、質問の形式に合わせて文の形を整え直す練習をしておくと、減点されにくい答案が作れます。
高橋 質問に合わせて文を作り直す、ですね。ライティングはどうですか?
松田塾長 ライティングは、書き始める前に結論・理由・具体例の順で3行くらいの日本語メモを作ってから英語に直す という手順がおすすめです。いきなり英語で書き始めると、文法は合っていても論理が行ったり来たりする文章になりがちです。先に設計図を作ってから英文に落とし込むことで、「論理的かつ正確に表現する力」が評価されやすくなります。
高橋 設計図を作ってから書く、やってみます。
配点・ボーダーシミュレーター
松田塾長 ここまでの話を踏まえて、実際にどれくらい得点できれば合格ラインに乗るのか、過去の結果から見てみましょう。
年度
満点
合格最高点
合格最低点
合格者平均点
令和7年度(2025年度実施)
2,400点
2,115点
1,615点
1,757.75点
令和8年度(2026年度実施)
2,400点
1,973点
1,524点
1,663.96点
高橋 合格最低点って、2,400点中どれくらいの割合になるんですか?
松田塾長 令和7年度は1,615点なので約67.3%、令和8年度は1,524点なので約63.5%です。年度によって5ポイントほど動いていますが、だいたい6割台前半から7割弱が合格ラインの目安 と考えておくとよいでしょう。
steps
総合計での目標を決める : まずは満点2,400点のうち、65%前後にあたる1,560点前後を当面の目標ラインとして置きます。
数学・理科で確保したい点数を考える : 数学・理科はあわせて1,400点分あります。理系の得意分野であれば、ここで7割程度(約980点)を目指すのが一つの目安です。
残りを英語・国語で埋める計算をする : 数学・理科で980点を確保できた場合、残り580点を英語550点・国語300点の合計850点からどう配分するかを考えます。英語で6割(約330点)取れれば、合計の目標ラインにかなり近づきます。
自分の現在地と照らし合わせる : ここまでの計算はあくまでモデルケースです。実際には科目ごとの得意不得意が人それぞれ違うため、今の自分がどの科目で何点取れるのかを具体的に把握する ことが次のステップになります。
高橋 自分の場合は何点取れるのか、気になってきました…。
対策・攻略法
松田塾長 ここからは、何を・どの順番で・いつまでにやるかという話です。理学部志望の受験生がよくやる失敗は、数学・理科の演習量を増やすことばかりに時間を使って、英語の基礎固めを後回しにしてしまうことです。
理学部志望の英語対策、3つの優先順位
まず取り組みたいのは、文法を単元ごとではなく「長文の中でどう機能するか」で理解し直すことです。接続詞・関係詞・分詞構文などを、読解総合問題で出てくる長さの英文の中で見分けられるようにしておきます。次に、段落ごとの要旨を一言でまとめる練習を週に数本のペースで続け、論旨の展開を追う感覚を体に馴染ませます。最後に、ライティングは「日本語で設計図を作ってから英語にする」手順を定着させ、文法ミスを減らしながら論理的な文章を書く練習を積み重ねます。
高橋 文法の理解を長文の中でやり直す、というのが最初に来るんですね。
松田塾長 そうです。理学部は数学・理科の配点が大きい分、英語は限られた時間で効率よく積み上げる必要がある 科目です。闇雲に単語帳を増やすより、まずは文法の理解を読解につなげ直すところから始めるのが近道になりやすいです。
高橋 でも、自分がどこでつまずいているのか、正直よくわからないんですよね…。
松田塾長 それは多くの受験生が感じていることです。語彙が足りないのか、文法知識が長文で使えていないのか、読むスピードが足りないのか、設問の答え方で失点しているのか。原因は人によって本当に違います。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わってきますから、一度自分の状態を客観的に見てもらうのも一つの方法ですよ。
高橋 受験生がやりがちな失敗って、他にもあるんですか?
よくある失敗・注意点
松田塾長 よくあるのが、模試の偏差値と個別学力検査の相性を混同してしまうケースです。模試はマーク式中心のものも多く、記述式の読解総合問題やライティングとは問われる力が少し違います。模試の判定だけで英語の仕上がりを判断しない ようにしましょう。
高橋 模試の結果だけで安心するのは危ないんですね。
松田塾長 もう一つは、共通テストの英語対策と個別学力検査の英語対策を完全に別物として進めてしまうことです。理学部は共通テストの英語配点が250点と大きいので、共通テスト用のリーディング・リスニング対策もおろそかにできません。共通テストと個別、両方を見据えたバランスの悪い勉強 は、どちらも中途半端になるリスクがあります。
英語を後回しにするリスク
数学・理科の演習を優先するあまり、英語の基礎固めを高3の後半まで持ち越してしまう受験生は少なくありません。英語は積み上げに時間がかかる科目なので、直前期になって基礎からやり直す羽目になると、他科目の演習時間まで削られてしまいます 。早い段階で英語の現在地を確認しておくことが、結果的に数学・理科の時間を確保することにもつながります。
高橋 早めに現在地を確認する、大事ですね。じゃあ、自分の場合はどうなのか、ちょっとチェックしてみたいです。
自己診断(セルフチェック)
松田塾長 では、今の自分に当てはまるものがないか、確認してみましょう。
高橋 「単語は知っているのに、長文になると意味がつかめない」っていうのは、まさに自分のことです…。
松田塾長 それは文法の知識が長文読解の中でうまく機能していないサインかもしれません。他にも、「読めてはいるけど時間内に全部解き終わらない」「会話文の設問で、本文のどこを使えばいいか迷う」「ライティングで文法は合っているのに、内容がまとまらないと言われる」「共通テストのリスニングと個別試験のリーディング、どちらも中途半端な気がする」といった項目に心当たりがあれば、それぞれ原因が違います。
高橋 全部ちょっとずつ当てはまる気がします…。
松田塾長 その「ちょっとずつ当てはまる」が実はポイントです。症状が似ていても、原因は語彙なのか、構文把握なのか、処理速度なのか、設問への答え方なのか、人によって違います。原因が違えば、優先してやるべき対策も変わってくるんですよ。
高橋 自分の原因が何なのか、自分だけだとなかなか判断できないです。
松田塾長 そうなんです。英語は積み上げ型の科目なので、優先順位を間違えたまま数ヶ月を過ごしてしまうのが一番もったいないパターンです。今の自分がどこで止まっているのかを具体的に把握できれば、残りの時間をどう使うべきかもはっきりしてきます。
高橋 確かに、自分の原因が分かれば、やることも決めやすくなりそうです。ところで、理学部の基本情報を改めて整理してもらえますか?
基本情報まとめ
松田塾長 名古屋大学理学部の入試情報を一覧にまとめました。
項目
内容
大学名
名古屋大学
学部
理学部
入試方式
一般選抜(前期日程)
満点
2,400点(共通テスト900点+個別学力検査1,500点)
英語(外国語)の配点
550点(共通テスト250点+個別学力検査300点)
英語の比率
約22.9%
個別学力検査(英語)の試験時間
105分(2月25日 10時00分〜11時45分)
前期日程の募集人員
215名
令和8年度(2026年度実施)合格最低点
1,524点(約63.5%)
令和7年度(2025年度実施)合格最低点
1,615点(約67.3%)
公式入試情報
名古屋大学 入試情報サイト
高橋 こうやって一覧で見ると分かりやすいです。他の大学の理学部とも比べてみたいんですけど…。
類似する大学・学部との比較
松田塾長 国立大学の理学部は、英語の位置づけが大学によって結構違うんですよ。例えば
京都大学理学部 は英語配点の比率が約22%と名古屋大学理学部に近い水準ですが、共通テストの圧縮率や個別試験の形式が異なります。
大阪大学理学部 は英語配点250点・大問4題・90分という構成で、名古屋大学とは試験時間や出題構成が違います。
東京大学理学部 は共通テストが110点に圧縮され、二次試験の英語120点が合否によりダイレクトに効いてくる構造です。
高橋 同じ「理学部」でも、大学によって英語の重みがこんなに違うんですね。
松田塾長 そうなんです。名古屋大学理学部は、共通テストの英語が250点に優遇されている分、共通テスト本番での取りこぼしが総合点に直結しやすい という特徴があります。他大学と併願する場合は、この違いを踏まえて対策の配分を考えるとよいでしょう。
高橋 併願校ごとに配分を変えたほうがいいんですね。最後に、よくある質問も教えてください。
よくある質問
高橋 名古屋大学理学部の英語は、リスニングはあるんですか?
松田塾長 リスニングは共通テストの中に含まれています。外国語で英語を選択した場合、全学部でリスニングが課され、名古屋大学ではリーディングとリスニングの配点比率を3対1として換算します。個別学力検査のほうにリスニングはなく、読解とライティングが中心です。
高橋 情報Iは英語の対策に関係ありますか?
松田塾長 情報Iは共通テストの独立した科目で、英語の試験範囲には含まれません。ただし理学部は共通テストの配点合計が900点のうち情報が50点を占めるので、英語だけでなく共通テスト全体のバランスを意識しておくことが大切です。
高橋 個別学力検査の英語は、他の学部と同じ日に実施されるんですか?
松田塾長 前期日程の個別学力検査(英語)は、文学部・教育学部・法学部・経済学部・情報学部・理学部・医学部・工学部・農学部ともに2月25日に実施されます。時間帯は学部によって多少異なるので、理学部受験生は10時00分から11時45分という時間を基準にスケジュールを組んでおくとよいでしょう。
松田塾長 ここまで、名古屋大学理学部の英語配点から出題方針、合格最低点までお伝えしてきました。満点2,400点のうち英語は550点、共通テストでは理学部だけ250点に優遇されている、という構造が分かれば、数学・理科と並行して英語にどれだけ時間を割くべきかの判断材料になります。
高橋 配点の仕組みが分かって、だいぶイメージが掴めました。
松田塾長 ただ、一番大事なのはここからです。「自分は英語で何点取れそうか」「数学・理科とのバランスをどう組むべきか」は、実は一人ひとり違います。同じ「長文で時間が足りない」という受験生でも、語彙が足りない人、文法は分かっているのに長文で使えていない人、読めているのに設問での答え方で失点している人と、原因はさまざまです。原因が違えば、やるべき対策も変わってきます。
高橋 確かに、自分がどのタイプなのか、自分では判断しづらいです…。
松田塾長 そうなんです。受験でもったいないのは、勉強していないことより、優先順位を間違えたまま数ヶ月が過ぎてしまうことです。英語は積み上げに時間がかかる科目だからこそ、早い段階で「今どこで点を落としているのか」をはっきりさせたほうが、結果的に近道になります。英語進学塾リオンでは、今の英語力と志望校を確認しながら、何を・どの順番で改善すべきかを一緒に整理しています。気になる方は、一度確認してみるといいですよ。
Q. 名古屋大学理学部の英語は、リスニングはあるんですか?
リスニングは共通テストの中に含まれています。外国語で英語を選択した場合、全学部でリスニングが課され、名古屋大学ではリーディングとリスニングの配点比率を3対1として換算します。個別学力検査のほうにリスニングはなく、読解とライティングが中心です。
Q. 情報Iは英語の対策に関係ありますか?
情報Iは共通テストの独立した科目で、英語の試験範囲には含まれません。ただし理学部は共通テストの配点合計が900点のうち情報が50点を占めるので、英語だけでなく共通テスト全体のバランスを意識しておくことが大切です。
Q. 個別学力検査の英語は、他の学部と同じ日に実施されるんですか?
前期日程の個別学力検査(英語)は、文学部・教育学部・法学部・経済学部・情報学部・理学部・医学部・工学部・農学部ともに2月25日に実施されます。時間帯は学部によって多少異なるので、理学部受験生は10時00分から11時45分という時間を基準にスケジュールを組んでおくとよいでしょう。