高橋先生、名古屋大学の情報学部を志望校にしようと思ってるんですけど、調べてたら気になることがあって。同じ情報学部なのに、学科によって英語の配点が全然違うらしいんです。これってどういうことですか?
松田塾長よく気づきましたね。それ、情報学部を受ける上でかなり重要なポイントです。結論から言うと、自然情報学科は英語の配点が合計600点、人間・社会情報学科は900点、コンピュータ科学科は500点。同じ学部でも最大400点の差があり、比率にすると最大1.8倍。個別学力検査の外国語だけで見ると、人間・社会情報学科の700点とコンピュータ科学科の300点で最大2.3倍の差になります。

高橋えっ、そんなに違うんですか!同じ情報学部なのに…。
松田塾長しかも面白いのは、3学科とも英語の個別試験の問題自体は共通なんです。配点だけが学科ごとに変えてある。今日はこの仕組みと、学科ごとの対策の優先順位を、2027年度(令和9年度)の入学者選抜要項と、実際に実施された2026年度(令和8年度)入試の結果データをもとに整理していきますね。

名古屋大学を目指す君へ。
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名古屋大学情報学部の入試、まず全体像をつかもう
高橋まず情報学部って、どういう学科があるんでしたっけ。
松田塾長情報学部には自然情報学科・人間・社会情報学科・コンピュータ科学科の3学科があります。2027年度入試(一般選抜前期日程)の募集人員は、自然情報学科34名、人間・社会情報学科30名、コンピュータ科学科57名で、学部全体では121名です。試験日は2027年2月25日(木)・26日(金)の2日間で、外国語(英語)はどの学科も初日の25日、10時00分から11時45分に実施されます。

高橋3学科で試験日や時間は同じなんですね。
松田塾長そうです。入試方式自体は3学科で統一されていて、大学入学共通テストが6教科8科目(人間・社会情報学科は7教科8科目まで)、個別学力検査が外国語に加えて学科ごとに異なる教科という組み立てです。学科によって違うのは「何が課されるか」と「配点がどれくらいか」の2点。ここを押さえておくと、この先の話がつながりやすくなりますよ。

高橋じゃあ、まずはその配点の話を詳しく聞きたいです。
英語配点はいくら?3学科でこんなに違う

松田塾長ここが今日の本題です。2027年度の一般選抜(前期日程)の配点を、学科別にまとめますね。

| 学科 |
共通テスト外国語 |
個別学力検査外国語 |
英語配点合計 |
総配点 |
英語の比率 |
| 自然情報学科 |
200点 |
400点 |
600点 |
2,050点 |
約29.3% |
| 人間・社会情報学科 |
200点 |
700点 |
900点 |
2,050点 |
約43.9% |
| コンピュータ科学科 |
200点 |
300点 |
500点 |
2,250点 |
約22.2% |
高橋人間・社会情報学科、総配点2050点のうち900点が英語なんですね。ほぼ半分…。
松田塾長その通りです。学部内で英語の比率が一番高いのが人間・社会情報学科、一番低いのがコンピュータ科学科。この差を知らずに「情報学部だから理系科目を頑張ればいい」と思い込んでいると、人間・社会情報学科志望の人は英語の対策不足で大きく出遅れる可能性があります。

高橋共通テストの英語は3学科とも200点で同じなんですね。
松田塾長共通テストの外国語(英語)は3学科とも200点満点で共通です。ただし素点そのままではなく、リーディングとリスニングの配点比率を3対1として、リーディングを150点満点、リスニングを50点満点に換算した上での合計200点という決まりになっています。差がつくのはあくまで個別学力検査の方です。

高橋配点の違いは分かりました。でも、なんで学科によってこんなに差をつけてるんですか?
英語は3学科共通問題なのに、なぜ配点が違うのか
松田塾長ここは入学者選抜要項に書かれている、各学科が求める人材像と関係しています。自然情報学科は「特定の分野のサイエンスに深い関心を持つ学生」を求めていて、個別学力検査の理科は4科目から1科目を選ぶ形。人間・社会情報学科は「情報学に理解のある文系学生と、人文社会学に興味を持つ理系学生の双方」を受け入れるとされていて、個別学力検査では地理歴史と数学のどちらかを選ぶ仕組みになっています。

高橋人間・社会情報学科だけ、数学と地歴が選択制なんですね。
松田塾長そうなんです。人間・社会情報学科の個別学力検査は、外国語700点に加えて、地理歴史か数学のどちらか1教科(400点)を出願時に選びます。数学と理科の比重を下げる代わりに、外国語の比重を学部内で最も高くしてあるわけですね。コンピュータ科学科は逆で、「物理を含む理科4科目のうち2科目」が必須になっていて、数学500点・理科500点という理系色の強い配点になっています。外国語は300点とやや低めです。

人間・社会情報学科の選択科目は出願後に変更できない
地理歴史と数学のどちらを個別学力検査で受けるかは、出願時に決める必要があります。得意科目だけでなく、高校での履修状況や模試の得点傾向も踏まえて、遅くとも出願の1〜2か月前には方向性を固めておきましょう。
高橋なるほど、学科のアドミッション・ポリシーが配点に直接反映されてるんですね。じゃあ実際どんな問題が出るんですか?
大問構成・出題形式

松田塾長個別学力検査の英語は試験時間が105分で、自然情報学科・人間・社会情報学科・コンピュータ科学科の3学科共通問題です。近年の出題傾向としては、大きく分けて次のような構成になっています。

| 大問 |
出題内容の傾向 |
求められる力 |
| 長文読解(1〜2題) |
学術的なテーマの英文 |
内容理解・語彙力・文法知識 |
| 対話文読解+意見記述 |
会話文を読んで自分の意見を英語で書く |
読解力+英作文力 |
| グラフ・資料の読み取り+英作文 |
図表やデータを読み取って説明する |
情報整理力+英作文力 |
高橋読解だけじゃなくて、英作文も結構な分量なんですね。
松田塾長そうなんです。読解パートで内容を正確につかみながら、対話文への意見記述、グラフの説明という2種類の英作文もこなす必要があります。105分という試験時間の中で、読解に時間をかけすぎると後半の英作文が時間切れになる、というのがこの試験のよくある失敗パターンです。出題構成や設問数は年度によって変わることがあるので、最新の過去問は大学の募集要項ページで必ず確認してください。

高橋文法や単語の知識も必要ってことですよね。じゃあ、具体的にどこでつまずきやすいんですか?
頻出の力・つまずきやすいポイント
松田塾長この試験でつまずきやすいのは大きく3パターンあります。1つ目は、単語は分かるのに文構造が取れず、学術的な長文の論旨を見失うパターン。2つ目は、対話文の意見記述で「自分の考え」を英語でどう組み立てていいか分からず、時間だけが過ぎていくパターン。3つ目は、グラフの数値は読み取れても、それを英語の文章として説明する語彙や表現が出てこないパターンです。

高橋僕、3つ目が一番怖いかもしれないです…グラフの説明って日本語でも難しいのに。
松田塾長グラフ・データ描写は、専用の表現(increase、decrease、account for、in contrast to など)を知っているかどうかで差がつきやすい分野です。単語暗記だけでなく、「この型で書けば伝わる」という英作文の型を先に身につけておくと、本番での時間短縮につながります。

つまずきの原因は人によって違う
同じ「長文で点が伸びない」という状態でも、原因は語彙不足・構文把握の甘さ・読むスピードの遅さ・英作文の型を知らないことなど人によってさまざまです。原因が違えば、優先してやるべき対策も変わってきます。
高橋原因によって対策が変わるのは分かりました。じゃあ実際、大問ごとにはどう解いていけばいいですか?
大問別の解き方のコツ
松田塾長長文読解は、まず設問を先に見てから本文を読むと、何を拾えばいいかが明確になります。学術的な英文は抽象的な主張から始まり、具体例や理由がその後に続く構成が多いので、主張と具体例を分けて読む意識を持つと内容理解のスピードが上がります。

高橋対話文の意見記述はどうですか?
松田塾長対話文は、まず会話の論点(誰が何について意見を述べているか)を整理することが先決です。そのうえで自分の意見を書くときは、最初に結論(賛成か反対か、どちらの立場か)を一文で示し、その後に理由を1〜2個添える、というシンプルな型を決めておくと、書き出しで止まらずに済みます。

高橋グラフ英作文はどうすればいいですか?
松田塾長グラフは、まず全体の傾向(増加・減少・横ばい)を一文でまとめ、その後に目立つ数値や変化点を補足する、という順番が書きやすいです。数値を一つひとつ全部説明しようとすると時間が足りなくなるので、「特徴的な部分だけ拾う」判断力も必要になります。

高橋なるほど、型を知っているかどうかで変わってきそうですね。じゃあ、実際どれくらい取れれば合格できるんですか?
配点・ボーダーシミュレーター
松田塾長ここは実際のデータで見るのが一番分かりやすいです。2026年度(令和8年度)入試で実施された一般選抜前期日程の結果を見てみましょう。

steps
- 自然情報学科: 総合成績(満点2,050点)の合格者最低得点率は66.34%、平均は71.76%。得点に直すと、最低ラインはおよそ1,360点、平均合格者はおよそ1,470点でした。
- 人間・社会情報学科: 総合成績(満点2,050点)の合格者最低得点率は68.44%、平均は73.33%。得点に直すと、最低ラインはおよそ1,403点、平均合格者はおよそ1,503点でした。
- コンピュータ科学科: 総合成績(満点2,250点)の合格者最低得点率は67.60%、平均は74.15%。得点に直すと、最低ラインはおよそ1,521点、平均合格者はおよそ1,668点でした。
- 共通テスト・個別学力検査を分けて見ると、3学科とも共通テストの得点率(81〜84%)のほうが、個別学力検査の得点率(63〜67%)より高い傾向があります。個別学力検査でどれだけ取りこぼさないかが合否を分けやすいということです。
高橋どの学科も、共通テストより個別学力検査のほうが得点率が低いんですね。
松田塾長そうなんです。つまり個別学力検査、とくに英語の読解・英作文でどれだけ取りこぼさないかが合否に直結しやすいということ。人間・社会情報学科は英語の配点が900点もあるので、個別学力検査の得点率を1ポイント上げるインパクトが、ほかの学科より大きくなります。

高橋自分がどれくらい取れそうか、気になってきました…。
松田塾長配点と実際のボーダーラインは分かった。でも、今のあなたがそのラインに対してどの位置にいるかは、模試の結果や過去問の得点だけでは分かりにくい部分もあります。英語のどのパートで何点取れていて、どのパートが弱いのかを分解して見ていく必要があります。

高橋具体的な数字が見えてきたので、次は対策の立て方を教えてください。
対策・攻略法
松田塾長対策は、時期ごとに優先順位を変えるのがポイントです。

名古屋大学情報学部 英語対策の優先順位
– 〜高3の夏まで: 文法・語彙の総復習。長文の大問でも対話文・グラフ英作文でも土台になる部分なので、ここが崩れていると後の対策が積み上がりません。
– 夏〜秋: 長文の精読訓練と、対話文の意見記述の「型」づくり。結論を先に書く練習を繰り返して、書き出しで止まらない状態を作ります。
– 秋〜直前期: グラフ・資料の英作文演習と、105分の時間配分の実戦練習。過去問や予想問題を時間を計って解き、読解と英作文の時間配分を自分なりに固定します。
高橋文法が土台になるっていうのは、どの大問にも関わってくるからですか?
松田塾長その通りです。長文の内容理解はもちろん、対話文で意見を書くときも、グラフを説明するときも、結局は正しい英文を組み立てる力が土台になります。単語だけ覚えても、文法の使い方が自己流のままだと、長文で時制や関係詞を読み違えたり、英作文で不自然な文を書いてしまったりします。

高橋文法って、覚えたつもりでも実際に読解や英作文で使えてるか分からないんですよね…。
松田塾長そこ、すごく大事なところです。英文法は「暗記した知識」と「読解・英作文で使える知識」の間にギャップがある人がとても多いんです。このギャップをどう埋めるかという話は、無料ウェビナーでも詳しく扱っているので、気になる人はあとで案内しますね。

高橋対策の順番は分かりました。ほかに気をつけたほうがいいことってありますか?
よくある失敗・注意点
松田塾長よくある失敗を3つ挙げますね。1つ目は、配点比率だけを見て「コンピュータ科学科なら英語が苦手でも大丈夫」と判断してしまうこと。たしかに英語の比率は3学科で一番低いですが、その分、数学・理科の配点が高く設定されているので、別の教科での負担が増えるだけです。

高橋あ、それ、さっき思いました…。
松田塾長2つ目は、人間・社会情報学科志望なのに、英語の対策を後回しにしてしまうこと。配点900点という数字を知らないまま直前期を迎えると、取り返しがつきにくくなります。3つ目は、長文読解に時間をかけすぎて、対話文の意見記述やグラフ英作文が手つかずのまま試験時間が終わってしまうこと。これは時間配分の練習不足が原因であることがほとんどです。

配点比率だけで学科を選ばない
英語の配点比率が低い学科は、別の教科の配点が高くなっているだけで、総合的な負担が軽いわけではありません。自分の得意・不得意科目全体のバランスで学科を検討しましょう。
高橋自分の場合、どれに当てはまるか確認したほうがよさそうですね。
自己診断(セルフチェック)
松田塾長ここまでの内容を踏まえて、自分がどこに当てはまるか確認してみてください。

| チェック項目 |
当てはまる人の傾向 |
| 単語は分かるのに長文の論旨を見失う |
文構造の把握、主張と具体例の整理が弱い可能性 |
| 対話文の意見記述で書き出しに時間がかかる |
結論を先に書く「型」が身についていない可能性 |
| グラフ・データの説明で英語表現が出てこない |
描写表現(増減・比較)のストックが足りない可能性 |
| 時間内に英作文まで終わらない |
読解に時間をかけすぎている可能性、時間配分の練習不足 |
| 共通テストの得点率は高いが過去問の得点が伸びない |
個別学力検査特有の記述量・英作文に慣れていない可能性 |
高橋僕、3つくらい当てはまってる気がします…。
松田塾長それ自体は珍しいことじゃないですよ。大事なのは、当てはまった項目が同じでも、その裏にある原因は人によって違うということです。語彙が原因なのか、構文把握が原因なのか、時間配分が原因なのか。原因が分からないまま量だけ増やしても、対策の効果が出るまでに時間がかかってしまいます。

高橋自分の場合がどうなのか、もう少し具体的に知りたくなってきました。
基本情報まとめ
松田塾長ここまでの情報を一覧にまとめておきますね。

| 項目 |
自然情報学科 |
人間・社会情報学科 |
コンピュータ科学科 |
| 入試方式 |
一般選抜 前期日程 |
一般選抜 前期日程 |
一般選抜 前期日程 |
| 募集人員(前期) |
34名 |
30名 |
57名 |
| 総配点 |
2,050点 |
2,050点 |
2,250点 |
| 英語配点合計 |
600点(共通200+個別400) |
900点(共通200+個別700) |
500点(共通200+個別300) |
| 英語の比率 |
約29.3% |
約43.9% |
約22.2% |
| 試験日程 |
2027年2月25日・26日 |
2027年2月25日・26日 |
2027年2月25日・26日 |
| 2026年度志願倍率(前期) |
2.1倍 |
2.8倍 |
1.9倍 |
| 公式情報 |
名古屋大学 受験生応援サイト(admissions/exam) |
同左 |
同左 |
高橋こうやって並べると、学科ごとの違いが一目で分かりますね。
松田塾長ほかの大学と比べても、情報学部の中でこれだけ学科間の配点差があるのは珍しい部類です。次は、似た傾向を持つ他大学の学部とも比べてみましょう。

類似する大学・学部との比較
松田塾長国公立大学の理系学部で、英語の配点や形式に特徴がある例をいくつか紹介します。
京都大学工学部は英語配点250点で学科によってボーダーに差が出る入試として知られていますし、
大阪大学理学部も英語配点250点・大問4題90分という、記述力重視の出題が特徴です。私立大学の情報系学部で配点パターンを比較したい場合は、
法政大学情報科学部のA方式・T日程の違いも参考になります。

高橋国公立の理系学部は、記述式で配点も高めの大学が多いんですね。
松田塾長旧帝大クラスの理系学部は、英語を単なる知識確認ではなく、読解力と発信力(英作文)の両方を見る試験にしている大学が多いです。名古屋大学情報学部もその流れの中にあると考えると、対策の方向性がイメージしやすくなると思います。

高橋じゃあ最後に、みんなが気になりそうな質問をまとめてもらえますか?
よくある質問
高橋名古屋大学情報学部はどの学科が一番英語の配点が高いですか?
松田塾長人間・社会情報学科です。個別学力検査だけで700点、共通テストの200点と合わせると合計900点で、学部全体(総配点2,050〜2,250点)の中でも英語の比率がもっとも高くなります。自然情報学科は600点、コンピュータ科学科は500点です。

高橋自然情報学科・人間・社会情報学科・コンピュータ科学科で英語の問題は違いますか?
松田塾長個別学力検査の英語は3学科共通の問題です。配点だけが学科ごとに異なるので、同じ答案でも学科によって総合成績への影響度が変わります。

高橋英語が苦手でもコンピュータ科学科なら受かりやすいですか?
松田塾長コンピュータ科学科は英語の配点比率が3学科で最も低い(約22%)ですが、その分数学・理科の配点が高く、2026年度の志願倍率は1.9倍で、必ずしも学部内で一番入りやすいわけではありません。配点比率だけで「楽な学科」と判断するのは危険です。

高橋人間・社会情報学科は地理歴史と数学、どちらを選ぶべきですか?
松田塾長出願時にどちらか1教科を選択する必要があります。大学はどちらが有利かを公表していないので、自分の得意科目や高校での学習履歴から判断し、早めに方向性を決めて対策時間を確保することが大切です。

高橋名古屋大学情報学部の英語はリスニングもありますか?
松田塾長個別学力検査にリスニングはありませんが、大学入学共通テストの「外国語」で英語を選択するとリーディング150点・リスニング50点(3対1換算で合計200点)が課されます。共通テストのリスニング対策も必要です。

松田塾長ここまで、名古屋大学情報学部の英語配点が学科によってどう違うか、そしてそれぞれの対策の優先順位をお伝えしてきました。自然情報学科は600点、人間・社会情報学科は900点、コンピュータ科学科は500点。この数字の違いを知っているかどうかだけでも、対策の始めやすさは変わってきます。

高橋配点の仕組みはよく分かりました。でも、自分がどこから手をつければいいかは、まだちょっと自信がないです。
松田塾長そこなんです。ここまでの話は3学科共通の「全員が知っておくべき情報」ですが、実際に何から始めるべきかは一人ひとり違います。同じ「長文が伸び悩む」という状態でも、単語が足りない人、文構造の把握が甘い人、英作文の型を知らない人、時間配分がうまくいっていない人と、原因はさまざまです。

高橋原因が違うと、やるべき対策も変わってくるんですよね。
松田塾長そうです。受験で一番もったいないのは、勉強していないことより、原因を特定しないまま量だけ増やして、数か月が過ぎてしまうことです。とくに人間・社会情報学科志望の人は英語の配点が900点と大きいので、対策の優先順位を間違えたまま直前期を迎えるリスクが高くなります。英語進学塾リオンでは、今の英語力と志望学科の配点を照らし合わせながら、何を・どの順番で・いつまでに改善すべきかを一緒に整理しています。

高橋具体的にどんなことが分かるんですか?
松田塾長今のあなたが長文・対話文・グラフ英作文のどのパートで点を落としているか、志望学科の配点に対してどのくらいの差があるか、そして直前期までにどの順番で対策すればいいか、といったことです。その場で入塾を決める必要はなく、まず現状を確認するところから始められますよ。気になる人は、一度確認してみてください。

参考リンク
参考リンク
– 名古屋大学 令和9年度入学者選抜要項(PDF): https://www.nagoya-u.ac.jp/admissions/exam/upload/r9_senbatsuyoko.pdf
– 名古屋大学 受験生応援サイト(入試情報トップ): https://www.nagoya-u.ac.jp/admissions/exam/
Q. 名古屋大学情報学部はどの学科が一番英語の配点が高いですか?
人間・社会情報学科です。個別学力検査だけで700点、共通テストの200点と合わせると合計900点で、学部全体(総配点2,050〜2,250点)の中でも英語の比率がもっとも高くなります。自然情報学科は600点、コンピュータ科学科は500点です。
Q. 自然情報学科・人間・社会情報学科・コンピュータ科学科で英語の問題は違いますか?
個別学力検査の英語は3学科共通の問題です。配点だけが学科ごとに異なるので、同じ答案でも学科によって総合成績への影響度が変わります。
Q. 英語が苦手でもコンピュータ科学科なら受かりやすいですか?
コンピュータ科学科は英語の配点比率が3学科で最も低い(約22%)ですが、その分数学・理科の配点が高く、2026年度の志願倍率は1.9倍で、必ずしも学部内で一番入りやすいわけではありません。配点比率だけで「楽な学科」と判断するのは危険です。
Q. 人間・社会情報学科は地理歴史と数学、どちらを選ぶべきですか?
出願時にどちらか1教科を選択する必要があります。大学はどちらが有利かを公表していないので、自分の得意科目や高校での学習履歴から判断し、早めに方向性を決めて対策時間を確保することが大切です。
Q. 名古屋大学情報学部の英語はリスニングもありますか?
個別学力検査にリスニングはありませんが、大学入学共通テストの「外国語」で英語を選択するとリーディング150点・リスニング50点(3対1換算で合計200点)が課されます。共通テストのリスニング対策も必要です。