高橋九州大学の文学部を考えてるんですけど、英語の配点ってぶっちゃけどれくらいなんですか?国語とか地歴の方が大事なイメージがあって……。
松田塾長結論から言うと、文学部の英語は国語と並んで学部内で一番配点が大きい教科なんですよ。前期日程の満点775点のうち、外国語(英語を選べば英語)は200点。国語も200点で、同じ重さです。

高橋え、国語と同じ扱いなんですか!文学部だから国語推しだと思ってました(笑)。
松田塾長そう思われがちなんですけど、実際は違うんです。しかも大事なのは200点という数字そのものじゃなくて、そこから何点を取りにいくかなんですよ。令和7年度(2025年4月入学)の前期入試では、合格最低点が775点満点中478.5点、つまり得点率で約61.7%でした。英語だけ低い得点率で乗り切るのは正直厳しい設計になっています。

高橋じゃあ英語、ちゃんとやらないとマズいってことですね!
松田塾長その通りです。今日は配点の内訳から二次試験の大問構成、直近の合格最低点、そして何から手をつければいいかまで、順番に整理していきましょう。

九州大学を目指す君へ。
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九州大学文学部の入試全体像と配点構成
高橋まず全体像を教えてください。文学部って他の学部と比べて何が特殊なんですか?
松田塾長九州大学文学部は人文学科一つの学科で、哲学・歴史学・文学・言語学など幅広い専攻に分かれています。入試方式は大学入学共通テスト(以下、共通テスト)と個別学力検査等(二次試験)を組み合わせる一般選抜が中心で、前期日程と後期日程の2回の募集があります。2026年度(令和8年度)の募集人員は、前期日程が109名、後期日程が22名です。

高橋前期と後期で配点って違うんですか?
松田塾長かなり違います。まず前期日程を見てみましょう。令和8年度学生募集要項によると、文学部前期日程の配点は、共通テストが275点、個別学力検査等が500点で、合計775点です。


| 教科等 |
共通テスト |
個別学力検査等(二次) |
合計 |
| 国語 |
50点 |
150点(120分) |
200点 |
| 外国語(英語等) |
50点 |
150点(120分) |
200点 |
| 地理歴史 |
50点 |
100点(90分) |
150点 |
| 数学 |
50点 |
100点(120分) |
150点 |
| 理科 |
50点 |
― |
50点 |
| 情報 |
25点 |
― |
25点 |
| 合計 |
275点 |
500点 |
775点 |
高橋理科と情報は共通テストだけなんですね!地歴と数学は二次でも出るのか……。
松田塾長そうです。文学部の二次試験は国語・地理歴史・数学・外国語の4教科。理科は共通テストの50点だけで、二次では課されません。国語と外国語(英語)が200点ずつで最大配点という設計を、まず頭に入れておいてください。

高橋じゃあ次は、その英語の200点をもう少し詳しく知りたいです!
英語配点・比率の詳細
松田塾長英語は共通テストで50点、二次試験で150点の合計200点。775点満点に対する比率は約25.8%です。四分の一強を英語が占めると考えてください。

高橋えっ、25.8%って高いんですか低いんですか?正直ピンと来ないです。
松田塾長単純な比率だけで見ると他学部より低めに見えるかもしれません。でも二次試験(個別学力検査等)だけで見ると、500点のうち150点、つまり30%が英語です。二次試験に限れば、国語の150点と並んで最大配点なんです。共通テストで多少英語が苦手でも、二次の150点で勝負を決める構造になっています。

| 試験区分 |
英語の配点 |
試験時間 |
占める比率 |
| 共通テスト |
50点 |
― |
全体の約6.5% |
| 個別学力検査等(二次) |
150点 |
120分 |
二次試験全体の30% |
| 合計 |
200点 |
― |
775点満点の約25.8% |
高橋共通テストの英語って、リーディングとリスニング両方使われるんですか?
松田塾長はい。九州大学は共通テストの英語について「リーディング100点満点とリスニング100点満点の200点をそのままの比率で利用する」と要項に明記しています。文学部ではこの200点を50点に圧縮して使うので、リーディングとリスニングの比率自体は変わりません。リスニングが苦手だからといって無視できる設計にはなっていないんです。

高橋えっ、文学部は英語以外の外国語も選べるって聞いたんですけど本当ですか?
松田塾長本当です。個別学力検査等の外国語は、英語・ドイツ語・フランス語の中から1科目を選択する方式になっています。ただ、現実的には高校でドイツ語やフランス語をきちんと学習している受験生は少数派で、大多数は英語を選びます。この記事も英語を選ぶ前提で話を進めますね。

高橋配点のイメージはつかめました!じゃあ実際どんな問題が出るんですか?
大問構成・出題形式
松田塾長二次試験の英語は、文学部だけの特別な問題ではなく全学部共通の問題です。試験時間は120分で、大問は5題という構成が続いています。


高橋5題もあるんですか!全部長文なんですか?
松田塾長いえ、前半と後半で役割が違います。大問1〜3が長文読解、大問4・5が英作文という構成です。しかも長文読解は単純な記号選択ではなく、内容説明や要約など記述式の設問が大半を占めます。選択形式の設問が混ざることもありますが、記述の比重が高いと考えてください。

| 大問 |
出題分野 |
特徴 |
| 大問1〜3 |
長文読解 |
内容説明・要約など記述式中心。一部選択形式もある |
| 大問4 |
英作文 |
自由英作文や資料読解型など、年度によって形式が変わる |
| 大問5 |
英作文 |
和文英訳が出題される年度もある |
高橋時間配分ってどうすればいいんですか?120分で5題って結構タイトそうです。
松田塾長目安としては、長文3題に60分から70分ほどかけて、残りの時間を英作文2題にあてる配分がよく勧められています。長文を読むのに時間を使いすぎて英作文が手つかずになるのが、一番もったいない失点パターンです。

高橋なるほど……。長文に時間を使いすぎないように意識します。
松田塾長次は、文学部を受ける人が英語でどこにつまずきやすいかを見ていきましょう。

頻出文法テーマ・つまずきポイント
高橋英作文が2題もあるなら、文法もちゃんとやらないとダメそうですね。
松田塾長その通りです。文学部の二次英語は記述式中心なので、文法の知識を知っているだけでは足りません。自分の手で正しい英文を書く力まで仕上げる必要があります。特に自由英作文と和文英訳の両方に関わってくるのが、時制の一致、関係代名詞・関係副詞の使い分け、分詞構文、仮定法、そして比較表現です。

高橋時制の一致って、意外と忘れがちです(笑)。
松田塾長よくあるのが、長文を日本語で要約する設問では正確に内容をつかめているのに、英作文になると急に時制がブレるパターンです。たとえば「過去の出来事を説明しながら、現在の自分の意見を述べる」というよくある英作文の型で、過去形と現在形を混在させてしまう受験生が目立ちます。

高橋あと関係詞も苦手です。whoとwhichとwhereの使い分けが曖昧で……。
松田塾長関係代名詞と関係副詞の違いは、後ろの文が完全な文かどうかで見分けるのが基本です。関係代名詞の後ろは主語か目的語が欠けた不完全な文、関係副詞の後ろは完全な文になります。和文英訳で複雑な日本語を一文の英語にまとめようとすると、ここで事故が起きやすいんです。

英作文で失点しやすいポイント
長文は正確に読めているのに、英作文になると冠詞の抜け・単数複数の不一致・時制のブレで減点されるケースが非常に多いです。読解力と作文力は別の能力だと考えて、両方を独立して鍛える必要があります。
高橋読めるのと書けるのは別物、ってことですね。
松田塾長まさにそうです。では次は、実際に大問1〜5をどう解いていくか、プロセスを一緒に見ていきましょう。

大問別の詳細解説と解き方のプロセス
松田塾長まず大問1〜3の長文読解です。記述式の内容説明問題は、答えを本文からそのまま抜き出すのではなく、設問が求めている情報だけを取り出して日本語でまとめ直す必要があります。

高橋「そのまま抜き出すのではなく」っていうのがよく分からないです。
松田塾長具体的に言うと、本文に「〇〇という理由で△△が起きた」と書かれていても、設問が「△△が起きた理由を40字以内で説明しなさい」のように字数指定をしていれば、余分な修飾語を削って理由の核心だけを残す作業が必要になるんです。これができないと、内容は合っているのに字数オーバーで減点、ということが起こります。

steps
- 設問が何を聞いているか(理由・内容・筆者の立場など)を先に確認する
- 該当する段落を本文中で特定する
- 本文の表現をそのまま使わず、設問の指定字数に合わせて日本語で言い換える
- 書いた後に、設問に対する答えになっているかを読み直して確認する
高橋英作文の大問4と5はどう違うんですか?
松田塾長大問4は自由英作文や資料読解型など、その年の形式によって幅があります。条件(語数や観点)が設問に書かれているので、まずその条件を満たすことを最優先に考えてください。大問5は和文英訳が出題される年度もあり、日本語特有の言い回しを英語の構文に変換する力が問われます。

高橋日本語特有の言い回しって、例えばどういうのですか?
松田塾長「〜ということがある」のような曖昧な日本語をそのまま英語に直訳しようとすると、不自然な英文になりがちです。こういう場合は、日本語の主語をいったん補って「何が」「どうする」という骨格を自分で作り直してから英訳する、という手順を踏むと安定します。

高橋いきなり英語にせず、まず日本語を整理するってことですね。
松田塾長その通りです。この「日本語を整理してから英訳する」という手順は、和文英訳が苦手な受験生の多くが飛ばしてしまうステップなので、ぜひ意識してみてください。では、ここまでの対策を踏まえて、実際どれくらい取れれば合格ラインに乗るのかを見てみましょう。

配点・ボーダーシミュレーター
松田塾長令和7年度(2025年4月入学、2025年2月実施)の前期入試の実績を見てみましょう。募集119名に対して受験者285名、合格者126名で倍率2.37倍。合格者の最高点は583点、最低点は478.5点、平均点は512.9点でした(満点775点)。

高橋最低点478.5点って、何割くらいなんですか?
松田塾長775点満点に対して約61.7%です。つまり6割強を確保できれば、合格者最低点のラインに届いていたことになります。ただし後期日程はまったく違う世界で、募集22名に対して受験者73名、合格者23名、倍率は6.70倍という狭い枠です。合格最低点の得点率は約76.4%で、前期よりかなり高い水準を要求されます。

高橋6.70倍ってマジですか……狭すぎます!
| 日程 |
募集人員(令和8年度) |
倍率(令和7年度実績) |
合格最低点の得点率(令和7年度実績) |
| 前期日程 |
109名 |
2.37倍 |
約61.7% |
| 後期日程 |
22名 |
6.70倍 |
約76.4% |
高橋ほんとに?英語で6割取れればいいってことですか?
松田塾長そこが誤解しやすいポイントです。この61.7%は国語・地歴・数学・理科・情報すべてを含めた総合の得点率なので、英語だけ6割でいいという意味ではありません。文学部は国語と英語が200点ずつの最大配点なので、この2教科で平均より低い得点率に落ち込むと、他の教科で埋め合わせるのが苦しくなります。

steps
- 775点満点のうち、まず自分が今取れている教科と取れていない教科を数字で分ける
- 国語・外国語(英語)が200点ずつの最大配点であることを踏まえて、優先順位を決める
- 令和7年度の合格最低点の得点率(前期約61.7%)を暫定の目標ラインとして置く
- 英語の二次150点のうち、長文(大問1〜3)と英作文(大問4・5)、どちらで失点しているかを分けて確認する
高橋英語の中でも、読解と英作文のどっちで落としているかまで分けるんですね。
松田塾長そうです。合計点だけ見ていると、何を直せばいいか分からなくなってしまいます。では、具体的にどう対策していくかをまとめていきましょう。

対策・攻略法
松田塾長文学部の英語対策は、優先順位をつけて進めることが大事です。

九州大学文学部 英語対策の優先順位
まずは長文読解で「内容は分かるが記述でまとめられない」状態を解消することを最優先にしてください。次に英作文で時制・冠詞・単数複数といった基本的な文法ミスを減らすこと。最後に、過去の形式に慣れるために120分という時間感覚そのものを体に覚えさせることです。この順番を逆にして英作文の型だけ先に覚えようとすると、読解でつまずいたときに崩れやすくなります。
高橋いつ頃から何を始めればいいですか?
松田塾長高校2年生の間に文法の土台(時制・関係詞・仮定法・比較)を一通り仕上げておくのが理想です。高校3年生の春から夏にかけては、長文を読んで記述でまとめる練習を繰り返し、秋以降は英作文(自由英作文・和文英訳)を含めた120分の実戦形式の演習に時間を使う、という流れが無理のないペースです。

高橋夏までに文法が終わってないと、秋からの演習がつらそうですね……。
松田塾長そうなんです。文法が固まっていないまま英作文の演習だけ重ねると、同じミスを直せずに繰り返してしまいます。まずは文法、次に読解の記述対応、最後に時間内で仕上げる練習、という順番を守ってください。

高橋自分がどこで止まっているのか、改めて確認した方がいいかもしれません。
松田塾長文学部を目指す人の英語の伸び方には個人差が大きいので、ここで一度、自分の状況をチェックリストで確認してみましょう。

よくある失敗・注意点
高橋文学部を受ける人がやりがちな失敗って、他にもありますか?
松田塾長よくあるのが、国語や地歴に時間をかけすぎて、英語の二次対策が手薄になるパターンです。文学部志望の受験生は読書や文章を読むのが得意な人が多く、国語には自信を持ちやすい一方で、英語は「後でまとめてやればいい」と後回しにしがちです。ただ、英語は国語と同じ200点の最大配点科目なので、この後回しが直前期に響きます。

高橋あと、模試の偏差値と二次試験の得点のギャップってありますか?
松田塾長あります。マーク式中心の模試で偏差値が取れていても、記述式中心の九州大学の二次試験では点数が伸びないことがよくあります。理由は単純で、記号を選ぶ力と、自分の言葉で説明をまとめる力は別の能力だからです。模試の偏差値だけを基準に「英語は大丈夫」と判断するのは、文学部のような記述中心の入試では危険です。

見落としがちな注意点
英作文の語数条件や和文英訳の指定を守らずに書き進めてしまい、内容は合っているのに条件違反で大きく減点される、というケースが毎年のように起こります。英作文を書き終えたら、必ず条件(語数・観点・形式)を満たしているかを見直す習慣をつけてください。
高橋条件を見落とすの、地味に怖いです……。
松田塾長ここまでの話を聞いて、自分にどれが当てはまるか気になってきたと思います。一度、簡単なチェックリストで確認してみましょう。

自己診断セルフチェック
松田塾長以下の項目に、いくつ当てはまるか数えてみてください。

九州大学文学部志望者のための英語セルフチェック
長文は内容を理解できるのに、記述式の説明問題になると字数内でまとめられない。英作文を書くとき、時制や冠詞、単数複数を意識せずに書いてしまっている。模試ではマーク式の偏差値はそこそこなのに、記述式の過去問をやると点数が伸びない。120分という試験時間の中で、英作文2題に残す時間がいつも足りなくなる。和文英訳で、日本語をそのまま直訳しようとして不自然な英文になる。
高橋……正直、2つくらい当てはまりました(笑)。
松田塾長当てはまる数が多い人ほど、英語の対策を後回しにすると本番で苦しくなる可能性が高いということです。ただ、大事なのはここからで、どの項目に当てはまるかによって、やるべき対策が全然変わるんですよ。長文の記述でつまずく人と、英作文の文法でつまずく人では、優先して取り組む勉強がまったく違います。

高橋自分の場合、どっちを優先すればいいのか、正直まだよく分からないです。
松田塾長その「自分の場合はどっちか分からない」という感覚こそ、個別に見てもらう価値がある部分なんです。最後に、九州大学文学部の基本情報を一度まとめておきましょう。

九州大学文学部 基本情報まとめ
| 項目 |
内容 |
| 大学名 |
九州大学(国立大学) |
| 学部・学科 |
文学部 人文学科 |
| 入試方式 |
一般選抜(前期日程・後期日程) |
| 募集人員(令和8年度) |
前期日程109名、後期日程22名 |
| 満点(前期日程) |
775点(共通テスト275点+個別学力検査等500点) |
| 外国語(英語)配点 |
共通テスト50点+個別150点=合計200点(約25.8%) |
| 外国語の選択科目 |
英語・ドイツ語・フランス語から1科目選択(大多数は英語) |
| 出願期間(令和8年度) |
2026年1月23日(金)〜2月4日(水)17時(書類郵送は1月26日(月)から) |
| 前期試験日 |
2026年2月25日(水)外国語・数学、2月26日(木)国語・地理歴史 |
| 公式サイト |
九州大学 入試情報 |
高橋こうして見ると、英語が国語と並ぶ最大配点だっていうのがよく分かります!
松田塾長ここまでが九州大学文学部の全体像です。次に、他の旧帝国大学の文学部と比べてどう違うのかも見ておきましょう。併願や科目選択の参考になります。

類似する大学・学部との比較
松田塾長旧帝国大学の文学部はどこも国立大学なので、共通テストと二次試験を組み合わせる方式は共通していますが、配点のバランスは学部ごとに違います。
北海道大学文学部は前期日程の満点765点のうち英語が210点で、九州大学と同じく国語と並ぶ最大配点という設計です。
大阪大学文学部も満点に対して英語が200点で、九州大学文学部と配点の構造がよく似ています。

高橋九州大学と大阪大学、配点の数字がそっくりなんですね!
松田塾長そうなんです。一方、
東北大学文学部は記述式の二次試験という点は共通していますが、配点の内訳や倍率の出方が異なります。併願を考えている人は、それぞれの記事で配点と試験時間を比較してみてください。同じ「文学部」でも、大学によって英語に求められる比重と時間配分が変わってきます。

高橋併願先を考える上でも、配点を比べておくと安心ですね。
松田塾長では最後に、よくある質問にまとめて答えておきましょう。

よくある質問
高橋九州大学文学部の英語って、英語以外の外国語で受けても不利にならないんですか?
松田塾長制度上は英語・ドイツ語・フランス語のどれを選んでも配点は同じ150点(二次)です。ただ、高校の授業や参考書の量は英語が圧倒的に多いので、よほど得意でない限りは英語を選ぶのが現実的な判断になります。

高橋後期日程って英語の対策をしなくていいんですか?
松田塾長後期日程の個別学力検査等は小論文のみで、英語の独立した試験はありません。ただし小論文の問題文に英文が含まれることがあるという記載が募集要項にあるので、完全に英語を捨てていい、という意味ではありません。

高橋文学部の英語は、他の学部の英語と問題が違うんですか?
松田塾長いえ、二次試験の英語は全学部共通の同じ問題です。文学部だから特別に易しい、あるいは難しい、ということはありません。配点が学部ごとに違うだけだと理解しておいてください。

松田塾長ここまでで、九州大学文学部の配点と対策の優先順位はお伝えできたと思います。国語と並ぶ200点という配点、二次英語の大問5題の構成、そして令和7年度実績の得点率まで、全体の輪郭は見えたはずです。

高橋はい、だいぶイメージが掴めました!
松田塾長ただ、ここからが本番です。「では自分はどこから手をつければいいのか」は、実は人によって全然違います。長文の内容は分かるのに記述でまとめられない人、英作文の文法が不安定な人、時間内に書き終えられない人と、同じ「英語で点が伸びない」という状態でも原因はさまざまです。

高橋確かに、自分がどのタイプなのか、自分では判断しづらいです……。
松田塾長そうなんです。受験で一番もったいないのは、勉強していないことより、原因を取り違えたまま時間をかけ続けてしまうことです。長文の記述が課題なのに英作文の型ばかり練習していたら、本番までに差は縮まりません。

高橋じゃあ逆に、原因がちゃんと分かれば間に合うってことですか?
松田塾長その通りです。長文の記述で落としているのか、英作文で落としているのかを正しく特定できれば、775点満点のうち国語と並ぶ200点を占める英語を、令和7年度の合格最低点の得点率である61.7%のラインに向けて、残り時間を効率よく積み上げていけます。原因を取り違えずに対策できれば、英語は「気づけば点を落としている教科」ではなく、国語と並んで合格を支える200点に変わります。英語進学塾リオンでは、今の英語力と志望校を確認しながら、どこで失点しているのか、どの順番で対策すべきかを一緒に整理しています。まず話を聞いてから判断していただいて構いません。気になる方は、一度確認してみるといいですよ。

Q. 九州大学文学部の英語って、英語以外の外国語で受けても不利にならないんですか?
制度上は英語・ドイツ語・フランス語のどれを選んでも配点は同じ150点(二次)です。ただ、高校の授業や参考書の量は英語が圧倒的に多いので、よほど得意でない限りは英語を選ぶのが現実的な判断になります。
Q. 後期日程って英語の対策をしなくていいんですか?
後期日程の個別学力検査等は小論文のみで、英語の独立した試験はありません。ただし小論文の問題文に英文が含まれることがあるという記載が募集要項にあるので、完全に英語を捨てていい、という意味ではありません。
Q. 文学部の英語は、他の学部の英語と問題が違うんですか?
いえ、二次試験の英語は全学部共通の同じ問題です。文学部だから特別に易しい、あるいは難しい、ということはありません。配点が学部ごとに違うだけだと理解しておいてください。