上智大学総合グローバル学部 配点40%の独自試験に英語が出る理由

上智大学 塾長コラム 大学別対策ページ

高橋

高橋上智大学の総合グローバル学部を志望校に考えてるんですけど、国際系の学部だから英語の配点、相当高いんですよね…?身構えてます(笑)
松田塾長それ、すごくよく聞かれるんですけど、実は総合グローバル学部の英語配点は、一つの数字では答えられないんですよ。上智大学の一般選抜には4つの方式があって、方式によって英語の比率が20.0%から42.9%までバラバラなんです。しかも、一番募集人員が多い方式だと、その20.0%なんです。

松田塾長

高橋

高橋え、国際系の学部なのに20%しかないんですか!?意外です…
松田塾長そうなんです。しかもその方式、「英語」という名前の試験は当日実施されないのに、本学独自の試験の中に「英語の設問を含む」という、ちょっとねじれた仕組みになっています。これを知らずに「総合グローバル学部だから英語だけ頑張ればいい」と思って対策すると、合格ラインから遠ざかることがあるんですよ。

松田塾長

高橋

高橋「英語の設問を含む」ってどういうことですか?めちゃ気になります…!
松田塾長ほんとに面白い仕組みなので、順番に説明していきますね。まずは学部全体の入試方式から整理していきましょう。

松田塾長

松田塾長のカリスマ英語授業を今すぐ無料で受けてみる

上智大学総合グローバル学部の学科構成と入試方式の全体像

松田塾長総合グローバル学部は総合グローバル学科という単一学科です。ただし学位は2種類あって、3年次に「国際政治論領域」「市民社会・国際協力論領域」のどちらかと、「アジア研究領域」「中東・アフリカ研究領域」のどちらかを組み合わせて専門を決めると、学士(国際関係論)または学士(地域研究)が授与されます。

松田塾長

高橋

高橋学科は1つだけど、専門の組み合わせ方で学位が変わるんですね。入試方式は学科が1つだから1パターンですか?
松田塾長いえ、そこは他学部と同じで4パターンあります。1つ目が事前に受けたTEAPのスコアを使う「TEAPスコア利用方式(全学統一日程入試)」、2つ目が大学入学共通テストと上智大学独自の試験を組み合わせる「学部学科試験・共通テスト併用方式」、3つ目が大学入学共通テストの結果だけで判定する「共通テスト利用方式」です。共通テスト利用方式はさらに3教科型・4教科型に分かれます。

松田塾長

高橋

高橋4パターンもあるんですね…。募集人員も方式ごとに全然違うんですか?
松田塾長かなり違います。2027年度入試の募集人員で言うと、学部学科試験・共通テスト併用方式が最も多く70名。TEAPスコア利用方式が65名。共通テスト利用方式(3教科型)がわずか3名、4教科型が2名です。

松田塾長

松田塾長表でまとめると、こうなります。

松田塾長

入試方式 募集人員 本学独自試験 試験日(2027年度)
TEAPスコア利用方式 65名 国語・地歴または数学 2月6日(土)午前
学部学科試験・共通テスト併用方式 70名 学部学科試験(英語の設問を含む) 2月10日(水)午前
共通テスト利用方式(3教科型) 3名 なし(共通テストのみ) ―
共通テスト利用方式(4教科型) 2名 なし(共通テストのみ) ―
高橋

高橋共通テスト利用方式って、募集人員がすごく少ないですね…。
松田塾長そうなんです。合計すると140名のうち、共通テスト利用方式は5名しかいません。実質的にはTEAPスコア利用方式と学部学科試験・共通テスト併用方式の2つがメインの勝負になります。ここから、それぞれの方式で英語がどう扱われるか、詳しく見ていきましょう。

松田塾長

英語配点・比率の詳細|4方式でこんなに違う

松田塾長まず全体像をこの図で見てください。

松田塾長

上智大学総合グローバル学部 入試方式別の英語配点比率を比較した横棒グラフ

松田塾長表にすると、こうなります。

松田塾長

入試方式 総得点 英語(外国語)の配点 英語比率
TEAPスコア利用方式 350点 150点 42.9%
共通テスト利用方式(3教科型) 500点 200点 40.0%
共通テスト利用方式(4教科型) 600点 200点 33.3%
学部学科試験・共通テスト併用方式 200点 40点 20.0%
高橋

高橋本当に全然違いますね…。一番募集人員が多い併用方式が、一番英語比率が低いんですか?
松田塾長そうです。募集人員が最も多い方式が、最も英語比率が低いという、ちょっとねじれた構造になっているのが総合グローバル学部の面白いところです。TEAPスコア利用方式は、事前に受けたTEAPまたはTEAP CBTのスコアがそのまま150点に換算されて、入試当日に英語の試験は実施されません。つまりTEAPで高得点を持っていれば、入試当日に英語を受けずに合否判定の42.9%を先取りできる方式です。

松田塾長

高橋

高橋えっ、当日英語を受けなくていいんですか。TEAPが得意な人にはすごく有利ですね。
松田塾長その通りです。ただ、ここで安心してはいけないポイントがあります。英語比率が一番低い学部学科試験・共通テスト併用方式、この「20.0%」という数字だけを見て「じゃあ英語は後回しでいいや」と考えると、痛い目に遭います。

松田塾長

20%という数字だけで安心してはいけない理由

学部学科試験・共通テスト併用方式の「英語比率20.0%」は、大学入学共通テストの外国語(英語・ドイツ語・フランス語から選択)の配点だけを指した数字です。この方式にはもう一つ、80点分の「本学独自試験(学部学科試験)」があり、そこにも英語の設問が含まれます。英語を軽視して国語・地歴公民だけに逃げる対策は、この独自試験で崩れるリスクがあります。

高橋

高橋やっぱり、英語を完全に手放すのは危ないんですね…。じゃあ、その「英語の設問を含む」独自試験について詳しく教えてください!

学部学科試験・共通テスト併用方式の配点構成|独自試験に英語の設問が入る仕組み

松田塾長募集人員が最も多いこの方式を詳しく見ていきましょう。この図を見てください。

松田塾長

上智大学総合グローバル学部 学部学科試験・共通テスト併用方式の配点構成を示した帯グラフ(満点200点)

松田塾長満点200点のうち、大学入学共通テストの外国語(英語・ドイツ語・フランス語から1科目選択)が40点、国語が40点、地理歴史または公民または数学から1科目選択が40点。ここまでが共通テストの配点で合計120点です。そして上智大学独自の「学部学科試験」が80点あります。

松田塾長

高橋

高橋その独自試験が、さっき言ってた「英語の設問を含む」試験なんですね。具体的にはどんな内容なんですか?
松田塾長公式の入試情報によると、「グローバル化する人間社会について、提示された資料の理解力および思考力を問う試験(英語の設問を含む)」という試験で、試験時間75分、マーク式と記述式の併用です。つまり、単純な英語の長文読解試験ではなく、グローバル社会に関する資料を読み、理解力と思考力を問う総合問題の中に、英語の資料や設問が組み込まれている形です。

松田塾長

高橋

高橋じゃあ、英語の文法問題とか単語問題が出るわけじゃないってことですか?
松田塾長はい、英文法の単独問題のような形式ではなく、資料読解の一部として英語が出てくるイメージです。実際、上智大学全体の本学独自試験について、「本学独自試験の英語の出題範囲は、英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲとする(本学独自試験に英語を課す学科のみ)」という注記があり、総合グローバル学科はこの「英語を課す学科」に該当します。だからこそ、総合グローバル学部のアドミッション・ポリシーにも、受け入れる学生の条件として「グローバル化する世界の動きを理解するのに必要な基本的な文献を読解することのできる英語能力を有している者」と明記されているんです。

松田塾長

高橋

高橋なるほど…。じゃあ、結局この方式を受けるなら、英語の比重はそこまで軽くはないってことですね。
松田塾長その通りです。共通テストの外国語40点(20.0%)という数字だけを見ると軽く見えますが、学部学科試験80点(40.0%)の中にも英語が絡んでくるので、実質的に英語が関わる配点は、表面上の20%よりずっと大きいと考えておいた方が安全です。

松田塾長

高橋

高橋じゃあ次は、もう一つの柱であるTEAPスコア利用方式についても教えてください。

TEAPスコア利用方式の配点構成|当日は英語試験を受けない仕組み

松田塾長TEAPスコア利用方式は、募集人員65名で、併用方式に次ぐ規模の方式です。満点は350点で、事前に受けたTEAPまたはTEAP CBTのスコアが150点に換算され、本学独自試験として国語(60分・マーク式・100点)と、地理歴史または数学(90分・地歴はマーク式記述式併用、数学はマーク式・100点)が実施されます。

松田塾長

高橋

高橋当日の試験に英語はないんですね。そのぶん事前のTEAPが超重要ってことですね。
松田塾長そうです。入試当日の英語試験は一切ありません。TEAP・TEAP CBTは英検協会と上智大学が共同開発した4技能型の英語試験で、難易度の目安は英検準2級〜準1級程度。TEAPは400点満点(各技能100点)のペーパーベース、TEAP CBTは800点満点(各技能200点)のコンピューターベースです。スコアの有効期間は取得後2年度間で、2027年度入試では2025年度・2026年度に受験したスコアが使えます。

松田塾長

高橋

高橋2年間有効なら、高校2年生の時に受けておいたスコアも使えるんですね。
松田塾長その通りです。だからこそ、総合グローバル学部を本気で考えるなら、受験生になる前の段階でTEAP対策を始めておく価値があります。なお、2026年5月11日に公式サイトで発表された情報として、2028年度入試からはTEAPのスコアに代えて英検CSEスコア(準1級・1級受検者限定)も提出できるようになる予定です。2027年度入試ではまだTEAP・TEAP CBTのみが対象なので、今の受験生はTEAPを軸に考えておくのが確実です。

松田塾長

高橋

高橋TEAP方式は英語比率42.9%でしたよね。これって、学部学科試験・共通テスト併用方式より明らかに英語の重みが大きいですね。
松田塾長はい。TEAPで安定して高いスコアが取れる人は、この方式で42.9%を事前に確保できるのが強みです。逆に、TEAPのスピーキング・ライティングに不安がある人は、併用方式で国語・地歴公民を武器にする、という選択肢も出てきます。自分の得意科目に応じて方式を選べるのが上智大学の入試制度の大きな特徴です。

松田塾長

高橋

高橋じゃあ最後の共通テスト利用方式についても教えてください。

共通テスト利用方式(3教科型・4教科型)の配点構成

松田塾長共通テスト利用方式は、本学独自試験が一切なく、大学入学共通テストの結果だけで合否が決まる方式です。総合グローバル学科の募集人員は、3教科型がわずか3名、4教科型が2名と、かなり狭い門になっています。

松田塾長

高橋

高橋5名しかいないんですね…。これはちょっと厳しそうです。
松田塾長配点を見ると、3教科型は満点500点で、外国語(英語・ドイツ語・フランス語から選択)200点、国語200点、地理歴史または公民または数学から1科目100点という構成。英語を選んだ場合の比率は40.0%です。4教科型は満点600点で、外国語200点、国語200点、地理歴史または公民から1科目100点、数学I・数学A100点という構成。英語を選んだ場合の比率は33.3%になります。

松田塾長

共通テスト利用方式 総得点 外国語(英語選択時) 国語 地歴公民 数学
3教科型(募集3名) 500点 200点 200点 100点(選択) ―
4教科型(募集2名) 600点 200点 200点 100点(選択) 100点(必須)
高橋

高橋4教科型は数学も必須なんですね。総合グローバル学部なのに数学が要るのは意外です。
松田塾長そうなんです。ただ、募集人員がどちらもごく少数なので、共通テスト利用方式だけを本命にするのはリスクが高いです。併願の一枠として考えて、本命はTEAPスコア利用方式か学部学科試験・共通テスト併用方式に置くのが現実的な戦略になります。

松田塾長

高橋

高橋じゃあ、やっぱり併用方式の「英語の設問を含む」独自試験が気になります。どんなテーマが出るんですか?

独自試験(学部学科試験)の出題テーマと頻出分野

松田塾長総合グローバル学部のディプロマ・ポリシー(卒業時に身につけているべき能力の規定)を見ると、学生が扱うテーマとして安全保障、紛争、貧困、開発、移民、難民、地球環境といった課題が明確に挙げられています。学部学科試験もこの学問領域に沿った資料・テーマが出題される傾向があると考えてよいでしょう。

松田塾長

高橋

高橋国際関係とか地域研究っぽいテーマですね。
松田塾長はい。アドミッション・ポリシーにも「グローバル化する世界が呈する正負の諸側面に対する大きな関心」「世界を構成するさまざまな地域や人々の多様性がもたらす人類の社会と文化の豊かさに対する大きな関心」を持つ学生を求めると書かれています。受験情報サイトの傾向分析でも、国際関係・開発・移民・貧困・格差・環境・文化・ジェンダー・紛争・民主主義といった現代的テーマが扱われやすいという見立てが紹介されており、これは学部の学問内容と整合的です。

松田塾長

steps
  1. まず高校の「公共」「歴史総合」レベルの時事的な国際ニュース(安全保障・難民・環境問題など)を、日本語で説明できるようにする
  2. 同じテーマの英語記事(ニュース英語レベル)を読んで、資料の論旨・根拠・具体例・結論を整理する練習をする
  3. 資料を読んだ上で、自分の言葉で75分以内に記述できるよう、時間を計って練習する
  4. マーク式・記述式が混在するので、どちらの形式でも知識を正確に使えるか過去の演習で確認する
高橋

高橋なるほど、単語を覚えるだけじゃなくて、資料全体を理解する力が必要なんですね。
松田塾長その通りです。英文を速く読むだけでなく、論旨・根拠・具体例・結論を整理する力が求められるので、普段から英語の時事的な文章を要約する練習をしておくと、学部学科試験でも共通テストの外国語でも両方に効いてきます。

松田塾長

高橋

高橋じゃあ、実際どれくらい取れれば合格ラインに乗るのか、気になります。

合格へのボーダーシミュレーター|英語の比重をどう考えるか

松田塾長河合塾Kei-Netの2027年度入試向けの難易度予想では、総合グローバル学部の方式別ランクは偏差値65.0、共通テスト得点率84%〜88%とされています。これは一般選抜の日程・方式ごとの科目や配点に合わせた偏差値で、学部学科ランク(全統模試の目安)では偏差値62.5です。

松田塾長

高橋

高橋偏差値65って、結構高いですね…。
松田塾長早慶上理の中でも上位クラスの数字です。重要なのは、この数字そのものより、自分がどの方式で、何点を取る必要があるかに変換することです。たとえば学部学科試験・共通テスト併用方式(満点200点)で共通テスト得点率84%前後を目指すなら、共通テストの外国語・国語・地歴公民でそれぞれ8割強を確保し、残りを80点の学部学科試験でどれだけ積めるかが勝負になります。

松田塾長

steps
  1. 共通テストの外国語(40点満点)で、まず8割(32点程度)を目標にする
  2. 国語(40点満点)・地歴公民または数学(40点満点)でも同様に8割前後を確保する
  3. 共通テスト3科目で合計96点程度(120点満点の8割)を確保できれば、残りは学部学科試験(80点満点)で合否が決まる
  4. 学部学科試験で6割(48点程度)取れれば、総合で144点(200点満点の72%)に届く計算になる
高橋

高橋こうやって逆算すると、共通テストと独自試験、どちらも手を抜けないのが分かりますね。
松田塾長そうです。どこかの科目だけに賭けるのではなく、共通テスト3科目+独自試験のバランスで積み上げるのが、この方式の合格戦略です。TEAPスコア利用方式を考えるなら、TEAPスコアの時点で150点のうち何点を確保できているかをまず把握し、残りの国語・地歴または数学200点でどこまで積めるかを考える、という逆算になります。

松田塾長

高橋

高橋自分が今どれくらいの位置にいるのか、気になってきました…。
高橋

高橋じゃあ、実際に何をどう対策すればいいのか教えてください!

対策・攻略法|何を・どの順で・いつまでに

松田塾長総合グローバル学部を目指すなら、対策の順序はこう考えるのがおすすめです。

松田塾長

総合グローバル学部 対策の優先順位

– 高3の夏までに: 英単語・英文法の基礎を固め、TEAP形式(4技能)に慣れておく。できれば夏休み中に一度TEAPを受験してスコアを把握する

– 高3の秋(9〜10月)までに: 国語(現代文・古文・漢文)と、選択する地理歴史または数学の基礎を仕上げる。同時に、国際関係・環境・移民などのテーマで英語ニュース記事を読む習慣をつける

– 高3の秋以降: 学部学科試験を想定した「資料読解+記述」の練習を75分の時間配分で行う。共通テスト形式の演習も並行して進める

– 直前期(12月〜1月): TEAPスコアが出願に十分な水準か再確認し、併用方式・TEAP方式のどちらを本命にするか最終決定する

高橋

高橋TEAPを早めに受けておくのがポイントなんですね。
松田塾長はい。TEAPのスコアは2年度間有効なので、高3になってから慌てて対策するのではなく、高2の終わりから高3の夏にかけて一度受けてみることをおすすめします。思ったよりスコアが低くても、TEAP方式をあきらめる必要はなく、併用方式での対策に重心を移すという判断ができるからです。

松田塾長

高橋

高橋早めに受けて、方式選びの判断材料にするってことですね。
松田塾長その通りです。次は、受験生がよく陥る失敗パターンも見ておきましょう。

松田塾長

よくある失敗・注意点

松田塾長総合グローバル学部の受験生に多い失敗パターンを3つ挙げます。

松田塾長

よくある失敗パターン

– 英語比率20%を見て英語を後回しにする: 学部学科試験に英語の設問が含まれるため、共通テスト外国語だけでなく独自試験でも英語力が問われます

– TEAPを受けずに直前で焦る: TEAPスコアの提出には受験番号・技能別スコアの入力と、OFFICIAL SCORE REPORTのコピー送付が必要です。出願期間(2027年1月5日〜21日)に慌てないよう、早めに受験・取得しておく必要があります

– 資料読解の練習不足: 学部学科試験は単語・文法の知識だけでなく、資料全体の論旨・根拠を整理する力が問われます。英文を読んで要約する練習を怠ると、知識はあっても時間内に書けない事態になります

高橋

高橋TEAPの提出書類、結構細かいんですね。
松田塾長はい。受験番号(Registration ID、数字11桁)はTEAP IDとは別物なので、出願直前に慌てて探すことにならないよう、早めに手元に準備しておくのが安心です。

松田塾長

高橋

高橋じゃあ、自分の場合はどこに当てはまるのか、ちょっと確認してみたいです。

自己診断(セルフチェック)

松田塾長以下のチェックリストで、自分がどのタイプか確認してみてください。

松田塾長

あなたはどのタイプ?

– TEAPを受けたことがなく、4技能型の試験形式に慣れていない

– 英単語・英文法はできるが、英語の時事的な長文を読むと時間がかかる

– 国語・地歴公民または数学は得意だが、英語に苦手意識がある

– 資料を読んでも、論旨や根拠を自分の言葉で整理するのが苦手

– 75分という試験時間で、記述式の答案を時間内に書き切れるか不安がある

高橋

高橋自分の場合、英語の長文を読むと時間がかかるタイプかもしれません…。
松田塾長実はこのチェックリスト、当てはまる項目が同じ「英語が苦手」という受験生でも、原因は人によって違います。単語力が足りない人、文法は分かるのに長文で崩れる人、読めているのに時間が足りない人、資料の論旨を整理する思考力の部分でつまずく人と、さまざまです。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わってきます。

松田塾長

高橋

高橋確かに、自分がどのタイプなのか、自分ではちょっと判断しづらいです…。
単語は知っているのに、総合グローバル学部の資料読解になると時間が足りませんか?

バラバラに覚えた英文法、読解につながっていますか?
単語は知っているのに、総合グローバル学部の資料読解になると時間が足りませんか?
総合グローバル学部の学部学科試験は、英単語・英文法の知識をそのまま試すのではなく、資料全体の論旨や根拠を読み取る力を問います。文法は個別には分かるのに、長文や資料の中で使われると読むのが遅くなる、という悩みは学力層を問わず起こります。

長文で時間が足りなくなる原因を確認する›

松田塾長原因をはっきりさせてから対策を組み立てた方が、結果的に近道になります。さて、ここまでの内容を表で整理しておきましょう。

松田塾長

基本情報まとめ

項目 内容
大学名 上智大学
学部・学科 総合グローバル学部 総合グローバル学科
入試方式 TEAPスコア利用方式/学部学科試験・共通テスト併用方式/共通テスト利用方式(3教科型・4教科型)
英語配点比率 20.0%〜42.9%(方式により異なる)
本学独自試験 併用方式:学部学科試験(75分・80点・英語の設問を含む)/TEAP方式:国語・地歴または数学
試験日(2027年度) TEAP方式2月6日(土)/併用方式2月10日(水)
出願期間(2027年度) 2027年1月5日(火)〜1月21日(木)(Web出願)
Kei-Net難易度予想 偏差値65.0・共通テスト得点率84%〜88%(方式別ランク)
公式入試情報 adm.sophia.ac.jp
高橋

高橋こうやって並べると、方式ごとの違いが一目で分かりますね。
松田塾長次は、他の大学の国際系学部や、同じ上智大学の他学部ともちょっと比べてみましょう。

松田塾長

類似する大学・学部との比較

松田塾長まず同じ上智大学の中で比べると、上智大学法学部もTEAPスコア利用方式42.9%、共通テスト利用方式3教科型40.0%、4教科型33.3%と、総合グローバル学部と全く同じ比率構成です。違うのは学部学科試験・共通テスト併用方式で、法学部は満点240点・独自試験100点(社会・法政治の試験)で英語比率25.0%なのに対し、総合グローバル学部は満点200点・独自試験80点(英語の設問を含む総合問題)で英語比率20.0%と、より低い数字になります。ただし、総合グローバル学部の独自試験には英語の設問が組み込まれている分、単純な数字の大小だけで「法学部より英語が軽い」と判断するのは早計です。

松田塾長

高橋

高橋同じ上智大学でも、独自試験の作り方が全然違うんですね。
松田塾長そうです。上智大学神学部も同じ4方式構成で英語比率25%〜43%という近い数字ですが、神学部の学部学科試験は「キリスト教と聖書の基礎に関する理解力と思考力を問う試験」で、総合グローバル学部とはテーマが全く異なります。学部ごとに独自試験の内容が違うので、比率の数字だけでなく、試験の中身まで見て対策を考える必要があります。

松田塾長

高橋

高橋他の大学の国際系学部とも比べられますか?
松田塾長私立の国際系・社会科学系で比べるなら、早稲田大学社会科学部が英語配点比率42%で、60分という短い試験時間の中で素早く処理する力が求められる学部です。総合グローバル学部のTEAPスコア利用方式(英語比率42.9%)と近い比率ですが、早稲田は当日の独自試験で英語力を測る一方、総合グローバル学部のTEAP方式は事前のスコアを使うという、測り方の違いがあります。

松田塾長

高橋

高橋配点の数字が近くても、試験の仕組みは全然違うんですね。
松田塾長その通りです。「配点比率が近いから対策も同じでいい」と考えるのは早合点で、当日型か事前スコア型かという違いは対策スケジュールに直結します。併願先を考えるときは、配点比率だけでなく、いつ・どういう形式で英語力が測られるかまで見て比較してください。

松田塾長

高橋

高橋比較してみると、総合グローバル学部の立ち位置がよく分かりました。最後に、よくある質問も教えてもらえますか?

よくある質問

高橋

高橋総合グローバル学部の学部学科試験に出る「英語の設問」は、英語だけ分かれば解けますか?
松田塾長いいえ、学部学科試験は「グローバル化する人間社会について、提示された資料の理解力および思考力を問う試験」で、英語の設問を含む総合問題です。英語の文法・単語の知識だけでなく、資料全体の論旨・根拠・具体例・結論を整理し、日本語または英語で記述する思考力が必要です。

松田塾長

高橋

高橋TEAPスコア利用方式と学部学科試験・共通テスト併用方式、どちらを受けるべきですか?
松田塾長どちらか一方に絞る必要はなく、出願資格を満たしていれば併願が可能です。判断の軸としては、TEAPで安定して高いスコアを持っている、または英語4技能に自信があるならTEAPスコア利用方式の比重を上げる。英語より国語・地歴公民や資料読解・記述式の思考力問題に自信があるなら、学部学科試験・共通テスト併用方式の比重を上げる、という考え方が基本になります。

松田塾長

高橋

高橋共通テスト利用方式は募集人員が少ないですが、受ける意味はありますか?
松田塾長3教科型3名・4教科型2名と募集人員はごく少数なので、本命として据えるのはリスクが高いです。ただ、本学独自試験を受けずに共通テストの結果だけで出願できる方式なので、TEAP方式や併用方式と併願する「保険の一枠」として出願する受験生もいます。

松田塾長

高橋

高橋外国語外部検定試験のスコアは、学部学科試験・共通テスト併用方式でも使えますか?
松田塾長はい。学部学科試験・共通テスト併用方式では、CEFRレベルA2以上の外国語外部検定試験結果を任意で提出すると、大学入学共通テストの外国語の得点(40点満点相当)に加点されます。ただし加点後の得点は共通テストの外国語の満点が上限で、提出した外部検定試験と共通テストで選択した言語は同一である必要があります。

松田塾長

方式選びの前に知ってほしいこと
資料は読めるのに、設問になると時間切れになりませんか?
総合グローバル学部はどの方式でも英語の資料読解力が土台になります。単語や文法を個別に覚えていても、まとまった文章の中で使われると途端に読むのが遅くなる、という悩みは学力層を問わず起こります。

資料読解で時間が足りない原因を確認する›

高橋

高橋方式ごとの違いがよく分かりました。最後に、全体のまとめをお願いします。

まとめ

松田塾長今日の話を振り返ると、総合グローバル学部には4つの入試パターンがあって、英語の配点比率は20.0%から42.9%まで差があり、募集人員が最も多い学部学科試験・共通テスト併用方式は、表面上の比率が最も低いのに独自試験に英語の設問が組み込まれている、という構造が分かりました。

松田塾長

高橋

高橋正直、国際系の学部だから英語だけ頑張ればいいと思ってたので、かなり考え方が変わりました。
松田塾長ここまでで分かるのは、総合グローバル学部全体に共通する配点の仕組みです。ただ、実際にどの方式が自分に向いているか、英語のどこを優先して対策すべきかは、人によって答えが変わります。同じ「英語に不安がある」という受験生でも、原因は単語力が足りない人、文法は分かるのに資料になると崩れる人、読めているのに時間が足りない人、論旨を整理する思考力の部分でつまずく人と、さまざまです。

松田塾長

高橋

高橋確かに、自分がどのタイプなのか、自分ではちょっと判断しづらいです。
松田塾長そうなんです。受験で一番もったいないのは、勉強していないことよりも、自分に合わない方式や優先順位を選んだまま時間だけが過ぎてしまうことです。今の自分の実力と、総合グローバル学部の各方式が求める配点構成との差がはっきり分かれば、迷わず対策を積み上げていけます。

松田塾長

高橋

高橋でも、その「差」をどうやって把握すればいいのか、結局そこが一番難しそうです。
松田塾長そこで、英語進学塾リオンでは、今の英語力と志望方式を確認しながら、どの方式が向いているか、何を優先して対策すべきかを一緒に整理しています。無理に方式を決めつけたりはしないので、まずは今の自分の立ち位置を知るところから始めてもらえればと思います。気になる人は、一度確認してみてください。

松田塾長

松田塾長のカリスマ英語授業を今すぐ無料で受けてみる

参考リンク

Q. 総合グローバル学部の学部学科試験に出る「英語の設問」は、英語だけ分かれば解けますか?

いいえ、学部学科試験は「グローバル化する人間社会について、提示された資料の理解力および思考力を問う試験」で、英語の設問を含む総合問題です。英語の文法・単語の知識だけでなく、資料全体の論旨・根拠・具体例・結論を整理し、日本語または英語で記述する思考力が必要です。

Q. TEAPスコア利用方式と学部学科試験・共通テスト併用方式、どちらを受けるべきですか?

どちらか一方に絞る必要はなく、出願資格を満たしていれば併願が可能です。判断の軸としては、TEAPで安定して高いスコアを持っている、または英語4技能に自信があるならTEAPスコア利用方式の比重を上げる。英語より国語・地歴公民や資料読解・記述式の思考力問題に自信があるなら、学部学科試験・共通テスト併用方式の比重を上げる、という考え方が基本になります。

Q. 共通テスト利用方式は募集人員が少ないですが、受ける意味はありますか?

3教科型3名・4教科型2名と募集人員はごく少数なので、本命として据えるのはリスクが高いです。ただ、本学独自試験を受けずに共通テストの結果だけで出願できる方式なので、TEAP方式や併用方式と併願する「保険の一枠」として出願する受験生もいます。

Q. 外国語外部検定試験のスコアは、学部学科試験・共通テスト併用方式でも使えますか?

はい。学部学科試験・共通テスト併用方式では、CEFRレベルA2以上の外国語外部検定試験結果を任意で提出すると、大学入学共通テストの外国語の得点(40点満点相当)に加点されます。ただし加点後の得点は共通テストの外国語の満点が上限で、提出した外部検定試験と共通テストで選択した言語は同一である必要があります。

まずは体験授業で
しっかりと見極めてください

予備校や学習塾、家庭教師と何が違うのか。
たった1時間で偏差値UPを体感出来る
リオン式英語神授業を無料で体験できます。

体験授業で得られること

  • 難関大学の問題がたった5秒で解けるようになります。
  • 英検合格メソッドが学べます。
  • リスニング、スピーキングメソッドが学べます。
  • 勉強をやる気になるマインドが手に入れられます。
  • 英語が楽しくなります。

返金保証・成績保証付

体験授業の申し込みはこちら

緊急!受験・勉強110番

無料電話相談・お問い合わせ

多くのご家庭が、生徒さんの進路や学習状況について悩みを抱えています。
リオンでは、経験豊富な教務スタッフが、プロの観点をもとに対応させていただきます。
受験や学習相談など、なんでもお気軽にご相談ください。

  • 受 付:月〜土
  • 受付時間:9時〜21時

通話無料今すぐ電話をかける

今すぐLINEで相談する

関連記事

無料電話相談・お問い合わせ10:00~22:00年中無休
0120-241-261
かんたんLINE無料相談
無料体験はこちら