高橋塾長、上智大学の神学部を受けたいっていう相談が最近増えてるんですけど、サイトを見ても入試方式が4つもあって、どれが自分に合うのか全然わからないって言われたんです。英語の配点も方式によって全然違うみたいで……。
松田塾長そうなんですよ。神学部神学科は上智大学の中でもかなり特殊な配点構造をしています。結論から言うと、英語の配点比率は方式によって25%から43%まで変わります。同じ大学・同じ学科なのに、選ぶ方式次第で英語の重要度がほぼ倍近く変わるんです。

高橋えっ、そんなに違うんですか!?
松田塾長はい。しかも神学部神学科には、実は上智大学独自の英語試験が存在しません。TEAPスコア利用方式ではTEAPまたはTEAP CBTのスコアをそのまま英語の得点として使いますし、学部学科試験・共通テスト併用方式と共通テスト利用方式では、大学入学共通テストの英語(リーディング・リスニング)をそのまま使います。つまり英語対策の本質は「上智の過去問を解く」ことではなく、「TEAPか共通テストで、どれだけ高い英語力を証明できるか」にかかっているんですよ。

高橋なるほど……。じゃあまずは、神学部ってどんな学部なのかから教えてもらえますか?
上智大学神学部神学科とは
松田塾長神学部神学科は日本で唯一のカトリック神学部です。世界の伝統あるイエズス会大学の神学部と並んで教皇庁立神学部として認可されていて、全世界共通のローマ教皇庁認可学位(STB・STL・STD)の取得にもつながっています。学生は1・2年次に共通の基礎科目を学んだあと、3年次から神学系・キリスト教倫理系・キリスト教文化系のいずれかを選びます。

高橋聖職者になる人だけが行く学部っていうイメージがあったんですけど。
松田塾長それも半分正解ですが、半分は誤解ですね。年間約50名という小規模体制で、多様な背景を持つ学生が対話を重視して学ぶ環境になっています。聖職者や修道者を目指す学生もいますが、キリスト教の文化・倫理・歴史を学んだうえで一般企業に進む学生も多いんです。まずは規模の小さい学部だということを頭に入れておいてください。これが入試の配点とも関係してきます。

高橋規模が小さいって、入試にも関係するんですか?
松田塾長大きく関係します。では次に、入試全体の仕組みから見ていきましょう。

入試の全体像・4つの選抜方式
松田塾長上智大学の一般選抜には3つの方式があり、神学部神学科はそのうち共通テスト利用方式が3教科型・4教科型に分かれるので、実質4つの選抜方式から選ぶことになります。

| 方式 |
募集人員 |
満点 |
英語の扱い |
| TEAPスコア利用方式(全学統一日程入試) |
8名 |
350点 |
TEAP/TEAP CBTスコアをそのまま利用 |
| 学部学科試験・共通テスト併用方式 |
12名 |
240点 |
共通テストの外国語(英語選択時) |
| 共通テスト利用方式(3教科型) |
2名 |
500点 |
共通テストの外国語(英語選択時) |
| 共通テスト利用方式(4教科型) |
2名 |
600点 |
共通テストの外国語(英語選択時) |
高橋募集人員、全部合わせても24名しかいないんですね……。
松田塾長そうなんです。2026年度一般選抜入学試験(TEAPスコア利用方式・学部学科試験・共通テスト併用方式)の補欠入学許可状況を見ると、神学科はTEAPスコア利用方式・学部学科試験・共通テスト併用方式のいずれも補欠許可は3番目まででした。文学部英文学科などが30名台の補欠まで許可しているのに比べると、神学科がいかに小規模な選抜かがわかります。

高橋じゃあ、どの方式で受けるかって結構重要な判断になりそうですね。
松田塾長その通りです。特に重要なのが、全方式で第2次試験(面接)があるという点。神学部神学科、総合人間科学部心理学科、看護学科だけに課される試験です。2段階選抜で、第1次試験合格者のみ面接に進み、面接の結果を踏まえて最終合否が決まります。英語の点数だけでは合否が決まらない学科なんですよ。

高橋面接もあるとなると、英語の配点の話にも早く進みたいです。
英語配点・比率の詳細
上智大学神学部神学科の英語配点比率

松田塾長ここが今日一番お伝えしたいところです。神学部神学科の英語配点比率を、満点に対する割合で並べてみますね。

| 方式 |
英語配点 |
満点 |
英語配点比率 |
| 学部学科試験・共通テスト併用方式 |
60点 |
240点 |
25% |
| 共通テスト利用方式(4教科型) |
200点 |
600点 |
約33% |
| 共通テスト利用方式(3教科型) |
200点 |
500点 |
40% |
| TEAPスコア利用方式 |
150点 |
350点 |
約43% |
高橋本当に25%から43%まで、ほぼ2倍近く違いますね。
松田塾長最も英語が重い方式はTEAPスコア利用方式で、英語配点比率は約43%です。逆に最も英語の比率が低いのは学部学科試験・共通テスト併用方式で25%。併用方式では、代わりに上智大学独自の学部学科試験(100点、配点比率約42%)が最も重くなります。英語が得意な人はTEAP方式、他の教科でしっかり稼げる人は併用方式、というふうに自分の得意不得意と方式の相性を考える必要があるんです。

覚えておきたいポイント
神学部神学科には上智大学独自の英語試験がありません。英語の実力は「TEAPスコア」か「共通テストの英語」のどちらかでしか測られないので、対策の軸足は上智の過去問演習ではなく、外部試験そのものの得点力強化に置く必要があります。
高橋「英語の配点が高い=大事」というだけじゃなくて、「英語をどうやって測るか」まで方式ごとに違うってことですね。
松田塾長まさにそうです。ではその「測り方」の違いを、もう少し詳しく見ていきましょう。

大問構成・出題形式(英語の中身を方式別に見る)
松田塾長繰り返しになりますが、神学部神学科を受けるにあたって上智大学が独自に作る英語の問題はありません。方式ごとに英語がどう測定されるかを整理します。

steps
- TEAPスコア利用方式。事前に受験したTEAPまたはTEAP CBTのスコアを使います。入試当日に英語の試験はありません。TEAPはReading・Listening・Writing・Speakingの4技能すべてを測る試験で、取得したスコアを神学科が定める150点満点に換算します。
- 学部学科試験・共通テスト併用方式。大学入学共通テストの「英語(リーディング・リスニング)」「ドイツ語」「フランス語」のいずれか1科目を選びます。英語を選んだ場合は、共通テストのリーディング100点・リスニング100点(計200点満点)を、神学科の配点60点に圧縮して換算します。
- 共通テスト利用方式(3教科型・4教科型)。こちらも共通テストの外国語を使いますが、換算せず共通テストの得点そのもの(200点満点)を使います。満点に対する比率が高くなるのは、この「圧縮しない」ところが理由です。
高橋併用方式だけ「60点に圧縮」なんですね。他の方式は圧縮しないんですか?
松田塾長はい。共通テスト利用方式はそのまま200点、TEAP方式は外部試験のスコアを150点に換算、併用方式だけ共通テストの英語200点を60点まで圧縮します。この圧縮があるから、併用方式では英語の比率が一番低くなるわけです。

高橋じゃあ、上智大学が独自に作る試験は何なんですか?
松田塾長学部学科試験・共通テスト併用方式でだけ、神学科独自の「学部学科試験」があります。75分・100点で、「キリスト教と聖書の基礎に関する理解力と思考力を問う試験」とされていて、マーク式と記述式が併用されます。英語力そのものを測る試験ではなく、キリスト教や聖書についての基礎知識と、それを読み解く思考力・論理的思考力・表現力を見る試験です。上智大学のアドミッション・ポリシーでも、学部学科試験・共通テスト併用方式は「高度な文章理解力、論理的思考力、表現力、各学問分野への意欲・適性を備えた入学者を受け入れること」を目的にすると明記されています。

高橋英語の実力より、キリスト教への関心と読解力・思考力が問われる試験ってことですね。
松田塾長そうです。ここが神学部神学科らしさが一番出るポイントですね。では次は、各方式でつまずきやすいポイントを具体的に見ていきましょう。

頻出のつまずきポイント
松田塾長神学部神学科は上智独自の英語試験がないぶん、受験生がつまずく場所も一般的な大学入試とは少し違います。

見落としがちな注意点
TEAPは「読む・聞く・書く・話す」の4技能すべてが採点対象です。共通テストの英語はリーディングとリスニングのみ。高校の授業や模試で書く・話すの練習量が少ないまま「英語は得意」と思い込み、TEAPスコアで伸び悩む受験生が少なくありません。
高橋確かに、学校のテストはリーディング中心なことが多いです。
松田塾長もう一つの注意点は、共通テストの英語そのものの出題形式です。大学入学共通テストの英語は実用的な文章・資料(広告・メール・レポートなど)を読み取らせる問題が中心で、単語や文法の知識だけでは太刀打ちできません。文法は分かっていても、情報量の多い文章から必要な情報だけを素早く拾う練習をしていないと、時間内に終わらないという失点パターンが多いんです。

高橋文法が分かる=点が取れる、じゃないってことですね。
松田塾長その通りです。神学科を受ける人は、TEAP方式を選ぶなら4技能バランス、共通テスト系の方式を選ぶなら速読と資料読解の練習、とやるべきことが変わります。どちらを選ぶかで対策の方向性がまったく違うので、まず方式を決めることが対策の出発点になります。

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高橋方式ごとに対策が変わるのはわかりました。じゃあ実際、神学科独自の学部学科試験はどう対策すればいいんでしょうか?
学部学科試験の詳細解説
松田塾長学部学科試験・共通テスト併用方式を選んだ場合、受けることになる「キリスト教と聖書の基礎に関する理解力と思考力を問う試験」について、わかっている情報を整理します。試験時間は75分、配点は100点、出題形式はマーク式と記述式の併用です。

| 項目 |
内容 |
| 試験名 |
学部学科試験(神学科) |
| 試験時間 |
75分 |
| 配点 |
100点 |
| 出題形式 |
マーク式・記述式併用 |
| 出題テーマ |
キリスト教と聖書の基礎に関する理解力・思考力 |
高橋「聖書の基礎」って言われても、何を勉強すればいいのかわからないです……。
松田塾長無理に専門知識を先取りする必要はありません。上智大学のアドミッション・ポリシーが重視する学力要素は「思考力・判断力・表現力」が◎、「知識・教養・技能」が○と明記されています。つまり聖書の暗記量そのものよりも、与えられた文章(キリスト教や聖書に関するテクスト)を正確に読み、筋道立てて考え、記述でまとめる力の方が重視される試験だということです。現代文の読解・小論文的な記述の練習が、実は一番の近道になります。

高橋聖書の勉強というより、読解力と記述力の勉強なんですね。
松田塾長そういう捉え方のほうが対策しやすいと思います。では次に、4方式それぞれで必要な点数のイメージをシミュレーションしてみましょう。

配点・ボーダーシミュレーター

松田塾長予備校各社が示す神学部の難易度予想では、共通テストの得点率75%〜84%程度、TEAP方式では偏差値57.5程度というラインが示されています。これは上智大学が公式に発表した数字ではなく、あくまで予備校が毎年出す予想ラインなので、年度によって変動することを前提に見てください。

steps
- 満点を確認する。TEAP方式350点、併用方式240点、共通テスト3教科型500点、4教科型600点。まず自分が受ける方式の満点を基準に考えます。
- 目安となる得点率を当てはめる。予備校予想の得点率75%〜84%を各満点に当てはめると、TEAP方式なら約263点〜294点、併用方式なら約180点〜202点が目安のレンジになります。
- 英語で稼ぐべき点数を逆算する。TEAP方式なら英語配点150点のうち何点取れば全体の目安に届くか、併用方式なら英語60点・学部学科試験100点のどちらで稼ぐかを考えます。
- 自分の現在地と照らし合わせる。ここまでは大学・学科共通の目安です。今のTEAPスコアや共通テスト模試の点数が、このレンジに対してどの位置にあるかは人によって違います。
高橋なるほど、まず満点を決めて、そこから逆算するんですね。
松田塾長そうです。大事なのは、得点率の数字そのものより、自分が選んだ方式の満点の中で何点取ればいいかを具体的にイメージすることです。「英語で8割」と言われても、150点満点の8割と200点満点の8割では意味が違いますから。

高橋確かに、満点が違うと同じ「8割」でも重みが全然違いますね。
対策・攻略法
松田塾長ここまでの話を踏まえて、神学部神学科志望者がやるべきことを整理します。

方式別の対策優先順位
TEAPスコア利用方式を選ぶなら、英語4技能(特にWriting・Speaking)の対策を最優先にします。学部学科試験・共通テスト併用方式を選ぶなら、共通テスト英語の速読対策と、神学科独自の学部学科試験(読解・記述)の対策を同じ比重で進めます。共通テスト利用方式を選ぶなら、英語を含めた共通テスト全科目の総合力がそのまま合否に直結します。
高橋方式を先に決めてから対策を始めるってことですね。
松田塾長はい。具体的な順番としては、まず自分の今の英語力(TEAPを受けたことがあるか、共通テスト模試で何点取れているか)を確認し、次に4方式のうちどれが自分に有利かを判断し、最後にその方式に必要な対策に時間を使う、という順番にしてください。方式を決める前に闇雲に過去問を解き始めるのは、神学科の場合はあまり効率がよくありません。上智独自の英語試験がないので、過去問演習より外部試験対策・共通テスト対策の時間を確保する方が結果につながりやすいです。

よくある失敗・注意点
松田塾長神学部神学科志望者がよく陥る失敗パターンをいくつか紹介します。

よくある失敗パターン
出願期間を混同してしまうケースが目立ちます。TEAPスコア利用方式・学部学科試験・共通テスト併用方式は2026年1月5日10時〜1月22日23時59分がWeb出願期間ですが、共通テスト利用方式(3教科型・4教科型)は2026年1月5日10時〜1月15日23時59分と、締切が1週間早いです。共通テスト利用方式だけ先に出願が締め切られることを知らず、出願機会を逃してしまう受験生がいます。
高橋方式によって出願期限が違うのは、知らないと痛いですね。
松田塾長もう一つは、TEAPスコアの取得タイミングです。TEAPスコア利用方式では、出願時点で有効なTEAPまたはTEAP CBTのスコアが必要です。入試直前になって「まだTEAPを受けていない」と気づくケースもあるので、TEAP方式での受験を考えているなら、早めにTEAPの受験計画を立てておくことが欠かせません。

高橋当日いきなり受けられる試験じゃないから、逆算して準備しないといけないんですね。
松田塾長そうです。そしてもう一つ見落とされがちなのが、全方式に面接があるという点。英語や学部学科試験の点数だけで安心していると、第2次試験の面接対策が後回しになってしまいます。神学への関心や志望理由を言葉にする準備は、英語対策と並行して進めておく必要があります。

自己診断(セルフチェック)
松田塾長ここで、自分がどのタイプに当てはまるか確認してみてください。

| チェック項目 |
当てはまる人の傾向 |
| TEAPを受けたことがある、または受ける予定がある |
TEAPスコア利用方式が有力な選択肢になる |
| 共通テストの英語(リーディング・リスニング)は得意だが、記述や小論文は苦手 |
共通テスト利用方式が合いやすい |
| キリスト教や聖書に関する文章を読んで考えるのが好き |
学部学科試験・共通テスト併用方式の学部学科試験で力を発揮しやすい |
| 面接で自分の考えを話すのが苦手だと感じる |
第2次試験(面接)対策を早めに始めた方がいい |
高橋自分がどこに当てはまるか考えると、やることが見えてきますね。
松田塾長そうなんです。ただ、このチェックはあくまで方向性の目安です。実際には「TEAPのスコアがこのくらいなら、共通テスト利用方式に切り替えた方が有利かもしれない」といった判断は、今の実力を踏まえないと正確には出せません。同じ「英語が得意」という受験生でも、Readingだけ強いのか、4技能バランスが取れているのかで、向いている方式は変わってきます。

高橋確かに、自分では「得意」の中身を正確に分析できていない気がします。
自分の英語力、実は何が足りないのか
「得意だと思っていた英語が、模試になると思ったほど点にならない」という人へ
原因は単語量ではなく、覚えた文法を読解の中で使えていないことが多いです。松田塾長によるイメージ英文法ウェビナーで、読解力につながる文法の使い方を確認してみませんか。
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基本情報まとめ
松田塾長ここまでの情報を一覧表にまとめます。

| 項目 |
内容 |
| 大学名 |
上智大学 |
| 学部・学科 |
神学部 神学科 |
| 選抜方式 |
TEAPスコア利用方式/学部学科試験・共通テスト併用方式/共通テスト利用方式(3教科型・4教科型) |
| 満点 |
350点/240点/500点/600点(方式により異なる) |
| 英語配点 |
150点/60点/200点/200点(方式により異なる) |
| 英語配点比率 |
約43%/25%/40%/約33% |
| 募集人員 |
8名/12名/2名/2名 |
| 第2次試験 |
全方式で面接を実施(第1次試験合格者のみ) |
| 入試年度 |
2026年度(2026年2月実施) |
| 公式サイト |
https://adm.sophia.ac.jp/ |
類似する大学・学部との比較
松田塾長神学部神学科と同じ早慶上理クラスの他学部とも比較してみましょう。
慶應義塾大学薬学部は上智神学部とは対照的に、設問そのものがすべて英語で出題されるという形で英語力を測る学部です。同じ「早慶上理」でも、英語の測り方がまったく違う好例といえます。また、人文系の学部として比較するなら
早稲田大学文学部も参考になります。早稲田文学部は大問5題の上智独自の英語試験がある一方、上智神学部は独自の英語試験を持たないという、同じ「文系の人文学系学部」でもまったく異なる入試設計になっています。

高橋同じ早慶上理でも、英語の測り方がこんなに違うんですね。
松田塾長そうなんです。だからこそ、神学部神学科を受けるときは「英語は配点が高いから頑張る」ではなく、「この学科は英語をどうやって測っているのか」を先に理解しておくことが欠かせません。

よくある質問
高橋最後に、よく聞かれる質問をまとめてもらえますか?
松田塾長もちろんです。

高橋TEAPスコア利用方式と学部学科試験・共通テスト併用方式、両方に出願することはできますか?
松田塾長できます。上智大学の一般選抜は、国際教養学部を除くすべての学部・学科で3方式を実施しており、出願要件を満たしていれば、方式・型内の複数学科や、方式・型をまたいでの併願が可能です。

高橋神学部神学科の面接では何を聞かれるんですか?
松田塾長具体的な質問内容は公表されていませんが、神学科は「キリスト教ヒューマニズム精神の涵養」をアドミッション・ポリシーの柱に掲げているので、志望理由や学問への関心を自分の言葉で説明できるように準備しておくことが大切です。

高橋共通テストの外国語で、英語以外を選ぶこともできますか?
松田塾長できます。学部学科試験・共通テスト併用方式と共通テスト利用方式では、外国語として英語(リーディング・リスニング)のほか、ドイツ語・フランス語を選択できます。ただし、英語以外を選ぶ場合は、その言語の学習経験が前提になるので、多くの受験生は英語を選んでいます。

高橋TEAPスコアが低くても、共通テストの英語でカバーできますか?
松田塾長方式ごとに英語の扱いが完全に別なので、TEAP方式の結果が共通テスト利用方式に影響することはありません。TEAPスコアに不安があるなら、共通テスト利用方式や学部学科試験・共通テスト併用方式を軸に考えるという選択肢があります。

松田塾長さて、ここまで神学部神学科の配点と対策の優先順位をお伝えしてきました。4つの方式があって、英語配点比率が25%から43%まで変わること、そして上智独自の英語試験がないということがわかったと思います。

高橋はい、方式ごとに全然違うんだなというのがよくわかりました。
松田塾長ただ、一番大事なのはここからです。「では自分はどの方式を選べばいいのか」は、実は一人ひとり違います。同じ「英語が得意」という受験生でも、TEAPのスコアがすでに高い人、共通テストの模試では点が取れるけれど英作文やスピーキングに自信がない人、逆に4技能はバランスよく取れるけれど共通テストの速読が苦手な人と、タイプはさまざまです。タイプが違えば、選ぶべき方式も対策の順番も変わってきます。

高橋確かに、自分がどのタイプなのか、自分だけではちょっと判断しづらいです……。
松田塾長そうなんです。神学科のように方式が複雑な学科で一番もったいないのは、勉強していないことより、自分に合わない方式を選んだまま、あるいは優先順位を間違えたまま時間が過ぎてしまうことです。だから、方式を決める前に「今の自分がTEAPと共通テスト、それぞれでどれくらいの位置にいるのか」をはっきりさせる方が、結果的に近道になります。英語進学塾リオンでは、現在の英語力と志望方式を確認しながら、どの方式が向いているか、何を優先して対策すべきかを一緒に整理しています。その場で入塾を決める必要はなく、まずは状況を聞いてから一緒に考えることもできますので、気になる方は一度確認してみるといいですよ。

Q. TEAPスコア利用方式と学部学科試験・共通テスト併用方式、両方に出願することはできますか?
できます。上智大学の一般選抜は、国際教養学部を除くすべての学部・学科で3方式を実施しており、出願要件を満たしていれば、方式・型内の複数学科や、方式・型をまたいでの併願が可能です。
Q. 神学部神学科の面接では何を聞かれるんですか?
具体的な質問内容は公表されていませんが、神学科は「キリスト教ヒューマニズム精神の涵養」をアドミッション・ポリシーの柱に掲げているので、志望理由や学問への関心を自分の言葉で説明できるように準備しておくことが大切です。
Q. 共通テストの外国語で、英語以外を選ぶこともできますか?
できます。学部学科試験・共通テスト併用方式と共通テスト利用方式では、外国語として英語(リーディング・リスニング)のほか、ドイツ語・フランス語を選択できます。ただし、英語以外を選ぶ場合は、その言語の学習経験が前提になるので、多くの受験生は英語を選んでいます。
Q. TEAPスコアが低くても、共通テストの英語でカバーできますか?
方式ごとに英語の扱いが完全に別なので、TEAP方式の結果が共通テスト利用方式に影響することはありません。TEAPスコアに不安があるなら、共通テスト利用方式や学部学科試験・共通テスト併用方式を軸に考えるという選択肢があります。