高橋先生、大阪大学の外国語学部って、英語の配点がめちゃくちゃ高いって聞いたんですけど、本当ですか?
松田塾長本当ですよ。結論から言うと、2026年度(令和8年度)入試では総合計735点のうち、英語だけで350点を占めます。割合にすると約47.6%、つまり合否の半分近くを英語が決めると言ってもいい配点です。

高橋半分近く…! それは気合い入れないとまずいですね。
松田塾長しかも大阪大学の英語入試には、受験生があまり知らない大事な特徴があります。文学部や法学部など他の学部は共通の英語問題を解くのに対して、外国語学部だけは学部独自の英語問題が出題されるんです。試験時間も他学部より長い120分で、リスニングまで課されます。

高橋えっ、外国語学部だけ別問題なんですか。知らなかったです。
松田塾長多くの受験生が「阪大の英語=共通問題」というイメージで対策を始めてしまって、外国語学部特有の出題形式やリスニングの対策が後回しになりがちです。今日はその配点の内訳から、大問ごとの取り組み方、合格ラインの目安まで、順番に整理していきましょう。

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大阪大学外国語学部の入試、まず全体像をおさえよう
高橋まず、外国語学部ってどんな学部なんですか? 英語だけじゃないですよね。
松田塾長そうなんです。外国語学部の公式サイトには「大阪大学外国語学部には25もの専攻語があり」と紹介されていて、中国語やロシア語、アラビア語、スワヒリ語など25の専攻語の中から1つを選んで入学します。学部のキャッチフレーズは「言葉を究めて世界へはばたく」。言語を軸にしながら、その言語が使われている地域の文化や社会まで掘り下げて学ぶ学部です。

高橋専攻語が25もあるのに、入試の英語は専攻に関係ないんですか?
松田塾長はい、そこが重要なポイントです。将来どの言語を専攻したい人でも、一般選抜の個別学力検査で課される外国語科目は全員共通で英語なんですよ(日本語専攻を志望する留学生向けの特別入試は別枠です)。つまり、ロシア語専攻を目指す人もアラビア語専攻を目指す人も、入試本番で戦う相手は同じ英語の問題ということです。

高橋じゃあ、志望専攻が何であれ、英語の対策は絶対に避けて通れないんですね。
松田塾長その通りです。募集人員は前期日程で507人、25専攻への配分はありますが、入試科目の骨格はみんな同じ。まずはこの「専攻がどこでも英語は共通」という前提を頭に入れておいてください。この前提のうえで、次は実際の配点を数字で見ていきましょう。

英語の配点は350点|共通テストと個別学力検査の内訳
高橋じゃあ、さっき言っていた英語350点の内訳を詳しく教えてください。
松田塾長大阪大学の一般選抜(前期日程)は、大学入学共通テストと個別学力検査等の合計点で合否が決まります。外国語学部の総合計は735点。この内訳を見ると、英語がどれだけ重いかがよく分かります。


高橋共通テストと個別、両方に英語があるんですね。
松田塾長はい。まず共通テストの配点はこうなっています。

| 共通テストの教科 |
配点 |
| 国語 |
50点 |
| 地理歴史・公民(2科目選択) |
50点(25点×2) |
| 理科(基礎科目) |
25点 |
| 数学 |
50点 |
| 外国語(英語) |
50点 |
| 情報 |
10点 |
| 共通テスト合計 |
235点 |
高橋共通テストの英語は50点なんですね。思ったより小さいような…。
松田塾長ここが誤解しやすいところなんです。共通テストの外国語で「英語」を選んだ場合、リーディング100点満点とリスニング100点満点を、リーディング150点・リスニング50点の合計200点満点に換算して使います。つまり素点としては200点分の勝負をしているのに、大阪大学の総合計の中では最終的に50点分の重みとして計算される、ということなんです。素点のリーディング・リスニングどちらも気を抜けないのは変わりません。

高橋なるほど、換算のクッションが入ってるんですね。じゃあ個別学力検査の方は?
松田塾長こちらが本丸です。個別学力検査等の配点はこうなっています。

| 個別学力検査等の教科 |
配点 |
| 国語 |
100点 |
| 地理歴史または数学(選択) |
100点 |
| 外国語(英語) |
300点 |
| 個別学力検査等 合計 |
500点 |
高橋個別だけで英語300点…500点中の300点って、ほぼ6割じゃないですか。
松田塾長その通りです。個別学力検査の外国語科目は、科目名としては「英コⅠ・英コⅡ・英コⅢ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」に対応する内容で出題され、試験の一部にリスニングが含まれます。共通テストの50点と合わせると、英語の合計は350点。総合計735点に対して約47.6%です。他の1教科だけでこの比率に並ぶ科目はありません。

高橋英語で差がついたら、ほぼそのまま合否に直結しそうですね。
松田塾長その感覚は正しいです。だからこそ、配点を知って終わりにせず「自分は350点中どれくらい取れそうか」まで考えることが大切なんです。これは後半のシミュレーターで一緒に計算してみましょう。まずは、この英語がどんな形式・どんな時間割で出題されるのかを見ていきます。

試験時間割とリスニングの位置づけ
高橋時間割も他学部と違うって、さっきおっしゃってましたよね。
松田塾長はい、ここも外国語学部ならではの特徴です。2026年2月25日(水)の前期日程試験時間割はこうなっています。


steps
- 地歴または数学(選択) — 10時00分〜11時30分(90分)。地理歴史を選ぶ場合は「歴史総合、世界史探究」のみ選択可能です。
- 外国語(英語) — 12時45分〜14時45分(120分)。試験の一部にリスニングが行われます。
- 国語 — 15時30分〜17時00分(90分)。現代の国語・言語文化が範囲です。
高橋外国語だけ2時間もあるんですね。他の学部も同じ長さなんですか?
松田塾長いえ、ここが外国語学部だけの特徴です。大阪大学の英語は、外国語学部を除く多くの学部で学部横断の共通問題が使われますが、外国語学部だけは独自の問題が出題されます。試験時間も他学部より長く設定されていて、さらにリスニングが加わります。つまり「阪大の英語はこう」という情報を他学部の対策本やネットの情報から仕入れると、外国語学部特有のリスニング対策が抜け落ちてしまう危険があるんです。

高橋言われてみれば、文学部用の対策をそのまま外国語学部でやろうとしたら危ないですね。
松田塾長その通りです。問題冊子の設問自体は日本語で書かれていて、放送内容を聞いて記述式で答える形式が中心になります。英文を読む力だけでなく、音声を一度で正確に聞き取る力、そして日本語で簡潔に答えをまとめる力まで求められる、総合力勝負の120分です。この形式を踏まえたうえで、次はどこでつまずきやすいかを見ていきましょう。

独自問題で問われる文法・読解のつまずきポイント
高橋具体的に、どういうところでみんなつまずくんですか?
松田塾長外国語学部の英語は、長文読解・英文和訳・自由英作文・和文英訳といった記述式の要素が中心で、単純な一問一答の文法問題は少ないんです。だからこそ、文法知識が「読む」「書く」の場面で実際に使えているかどうかが問われます。私がこれまで見てきた生徒で特に多いのが、次の3つです。

つまずきやすいポイント
– 単語・熟語は知っているのに、長い修飾語がついた一文になると主語と動詞の関係を見失う
– 和文英訳で、日本語の文をそのまま英語の語順に置き換えようとして不自然な英文になる
– リスニングで1回聞き逃すと、設問の対応箇所を見失ってそのあとの問題まで芋づる式に落とす
高橋うわ、3つとも身に覚えがあります…。特に和文英訳、日本語通りに訳そうとしちゃいます。
松田塾長それ、すごくよくあるパターンです。例えば「彼がそこにいたということが、私たちを安心させた」のような日本語を見たとき、そのまま主語を「彼がそこにいたこと」にして英訳しようとすると、関係詞や形式主語の処理でつまずきやすいんです。こういうときは、いったん日本語を「私たちは、彼がそこにいたので安心した」のように自分の言葉で言い換えてから英語にする練習が効きます。

高橋日本語を変換してから訳す、ってことですね。
松田塾長そうです。文法を単語帳のように暗記しているだけでは、この言い換えの力は身につきません。関係詞・不定詞・分詞構文といった基本文法が、長文の中でどんな働きをしているかを見抜けるようになって初めて、読解にも英作文にも応用が利くようになります。この「知識を運用力に変える」部分が、独学だと特に時間がかかるところです。

高橋じゃあ、実際の大問ではどんな感じで出題されるんですか?
松田塾長ここからは、大問ごとにどう取り組むべきかを具体的に見ていきましょう。

大問別にみる得点の取り方
高橋大問ごとの対策、気になります。
松田塾長外国語学部の英語は、長文読解・英文和訳・自由英作文・和文英訳(英訳)を軸に、学部独自の問題としてリスニングが加わる構成が中心だと複数の過去問分析で共通して指摘されています。年度によって出題の組み合わせは変わりますが、大問ごとの基本的な向き合い方は次のように整理できます。

| 出題の種類 |
主に問われる力 |
対策の軸 |
| 長文読解 |
文構造の把握・内容把握・語彙力 |
文構造を意識した精読と、設問根拠を本文に戻って確認する習慣 |
| 英文和訳 |
文法知識を日本語に変換する力 |
直訳ではなく、自然な日本語に整えて書く練習 |
| 自由英作文 |
自分の意見を一定の語数でまとめる力 |
決まった型(主張→理由→具体例)で書く練習の反復 |
| 和文英訳 |
日本語を英語の発想に言い換える力 |
難しい日本語を簡単な日本語に言い換えてから英訳する練習 |
| リスニング |
音声を一度で正確に聞き取る力 |
設問の先読みと、聞きながらメモを取る練習 |
高橋長文読解は、単語と文法さえ知っていれば解けますか?
松田塾長単語と文法は土台ですが、それだけでは足りません。外国語学部の長文は難易度が高めで分量もあると指摘されていて、一文一文の構造を丁寧に追いながら、設問の根拠を本文のどこに求めればいいかを素早く判断する力が必要です。読み終わってから「あれ、どこに書いてあったっけ」と本文全体を読み直していると、120分という時間があっという間になくなります。

高橋なるほど、速く読むより先に、根拠を探す力ってことですね。
松田塾長そうです。そして和文英訳と自由英作文は、知識があっても「書く」練習をしていないと伸びません。頭の中で分かっていることと、実際に時間内で正確な英文として書き出せることの間には、思っている以上に差があります。この差を埋めるには、自分の書いた英文を添削してもらって、同じミスを繰り返さないようにする積み重ねが欠かせません。

高橋自己採点だけだと、自分のミスのクセに気づきにくそうです。
松田塾長まさにそこなんです。では、ここまでの配点と出題形式を踏まえて、実際に合格ラインがどのくらいになるのかを一緒に計算してみましょう。

合格ラインシミュレーター|英語で何割取れば届くか
高橋いよいよ気になるところです。実際、英語で何割取ればいいんですか?
松田塾長2026年度(令和8年度)の外国語学部・前期日程の合格者成績(総合計735点ベース)を見てみましょう。大阪大学が公表している結果一覧表には、次の数字が載っています。

| 区分 |
最高点 |
最低点 |
平均点 |
| 総合計(735点満点) |
547.96点 |
364.62点 |
449.40点 |
| 共通テスト(235点満点) |
210.07点 |
142.60点 |
176.72点 |
| 個別学力検査等(500点満点) |
357.00点 |
197.66点 |
272.68点 |
高橋合格者の最低点が364.62点…。得点率にすると何割くらいですか?
松田塾長735点に対して364.62点なので、得点率は約49.6%です。平均点の449.40点で見ると約61.1%になります。つまり「総合で5割を少し超えたあたりから合格者が出始めて、6割台が合格者のボリュームゾーン」というのが2026年度の実態です。

高橋意外と5割前後からでも可能性があるんですね。
松田塾長ただし誤解しないでほしいのは、これは総合計の数字だということです。英語は350点という最大の配点を持つ科目なので、英語で大きく失点すると、他の科目でそれを埋め合わせるのはかなり大変になります。ここからは、英語で何割取れば合格ラインに近づくかを順番に考えてみましょう。

steps
- 目標を置く — 英語350点のうち6割にあたる約210点を、まず最初の目安にします。
- 他教科の想定を置く — 国語・地歴or数学・理科・情報の合計385点で、5〜6割にあたる約200〜230点を見込みます。
- 合計を出す — 両方を足すと総合計のおおよそ55〜60%、400〜440点前後になります。これは2026年度の平均点449.40点に近い水準です。
- 差を把握する — 今の自分の実力と、この目標ラインとの差を具体的な点数で把握します。ここが一番大事なステップです。
高橋数字にすると、やることがはっきりしますね。
松田塾長そうなんです。「英語をがんばる」ではなく「英語で210点を目指す」と置いた方が、今日何をすべきかが見えてきます。ただし、この210点という目標にどこから近づくかは、今の自分がどこで失点しているかによって変わってきます。そこは次の対策のパートで整理していきましょう。

対策の優先順位、何から・どの順で取り組むか
高橋じゃあ、具体的に何から手をつければいいですか?
松田塾長外国語学部の英語は配点も時間も大きいので、やみくもに手を広げるより、優先順位をつけて取り組む方が結果的に近道です。私がいつも生徒に伝えている順番はこうです。

対策の優先順位
– 1番目 — 語彙・文法の土台固め。長文・英作文・リスニングすべての基礎になる部分です。ここが弱いと、どの対策をしても効果が出にくくなります。
– 2番目 — 精読(構造を取りながら読む練習)。長文読解と英文和訳の両方に直結します。速読は精読ができるようになった後です。
– 3番目 — 和文英訳・自由英作文のアウトプット練習。添削を受けながら、書いたものを修正するサイクルを回します。
– 4番目 — リスニングの実戦演習。設問を先読みしてから音声を聞く練習を、試験本番に近い形式で繰り返します。
高橋語彙・文法が1番なんですね。もう入試学年だから、長文と英作文を優先した方がいいのかと思ってました。
松田塾長気持ちは分かりますが、土台が不安定なまま長文や英作文の演習量だけ増やしても、同じ種類のミスを繰り返してしまって伸びが鈍くなりやすいんです。特に和文英訳と自由英作文は、文法の正確さがそのまま採点に直結します。遠回りに見えても、語彙・文法を固め直す時間は決して無駄になりません。

高橋じゃあ、模試の判定が厳しいときほど、基礎に戻った方がいいってことですか。
松田塾長その判断が一番大事なんですが、実はここが受験生にとって一番難しいところでもあるんです。「今の自分に本当に必要なのが基礎固めなのか、それとも演習量なのか」は、模試の点数だけでは見えにくいことが多いんですよ。

高橋確かに、模試の判定だけだと「なんとなく足りない」ってことしか分からないです。
松田塾長そうなんです。だからこそ、次は自分自身の状態を具体的にチェックしてみましょう。

よくある失敗・注意点
高橋みんなが陥りがちな失敗って、他にもありますか?
松田塾長はい、配点の大きさゆえに起きやすい失敗がいくつかあります。

受験生が陥りやすい失敗
– 共通テストの得点だけで一喜一憂してしまい、配点の大きい個別学力検査(特に英語300点)の対策に割く時間が後回しになる
– 定期テストで英文法の問題は解けるのに、模試の長文になると急に得点が落ちて、自分の弱点を見誤る
– リスニング対策を直前期にまとめてやろうとして、120分という試験全体の時間配分の練習が不足する
– 自由英作文・和文英訳を自己採点だけで済ませてしまい、同じ文法ミスを繰り返す
高橋定期テストはできるのに模試だと落ちる、ってまさに自分かもしれないです…。
松田塾長それ、実はよくあるパターンなんです。定期テストは範囲が決まっていて、覚えた文法知識をそのまま当てはめれば解ける問題が多いんですが、模試や入試本番の長文は初見の文章です。知識を「当てはめる」のではなく「使う」力が求められるので、そこにギャップが生まれやすいんですよ。

高橋怖いのは、自分では気づきにくいってことですよね。
松田塾長まさにそこです。頑張って勉強しているのに、優先順位を間違えたまま時間だけが過ぎてしまう。これが受験で一番もったいないパターンです。量を増やす前に、自分がどのタイプの失点をしているかを一度はっきりさせておくことが、遠回りを防ぐ一番の近道になります。

自己診断、あなたの場合はどのタイプ?
高橋自分がどのタイプか、確認する方法ってありますか?
松田塾長簡単なチェックリストを用意しました。当てはまるものを考えながら読んでみてください。

自己診断チェックリスト
– 単語・熟語は分かるのに、長文になると文の構造(主語・動詞・修飾語の関係)を見失うことが多い
– 和文英訳で、日本語の語順のまま英語にしようとして不自然な文になりがちだ
– 自由英作文は書けるが、時間内に70語前後の分量をまとめきれないことが多い
– リスニングは1回聞き逃すと、そのあとの設問も連続して落としてしまう
– 時間配分を考えずに大問1から順番に解いていて、最後まで解き切れないことがある
高橋自分は長文の構造を見失うタイプと、時間配分がうまくいかないタイプ、両方当てはまる気がします。
松田塾長そうやって当てはまる項目が見えてくると、次にやるべき対策もおのずと変わってきます。構造把握が弱いなら精読の練習を増やすべきですし、時間配分が課題なら本番形式での演習を増やすべきです。同じ「長文が苦手」という症状でも、原因が違えば処方箋も変わるんです。

高橋でも、自分がどのタイプか、自分だけだと正確には判断しづらい気もします。
松田塾長その感覚は正しいです。チェックリストはあくまで自分で気づくきっかけに過ぎなくて、実際にどこでどれだけ失点しているかを精度高く見るには、答案や模試のデータを一緒に見ながら診断する必要があります。

高橋原因を一緒に見てもらうっていうのは、心強いですね。
松田塾長ここまでの内容を踏まえて、最後にもう一度、大阪大学外国語学部の基本情報を整理しておきましょう。

基本情報まとめ
高橋最後に、全体をまとめて教えてもらえますか?
松田塾長もちろんです。ここまでの内容を表にまとめました。

| 項目 |
内容 |
| 大学名 |
大阪大学 |
| 学部 |
外国語学部(25専攻語) |
| 募集人員(前期日程) |
507人 |
| 総合計 |
735点 |
| 共通テスト配点 |
235点(うち外国語50点) |
| 個別学力検査等配点 |
500点(うち外国語300点) |
| 英語の合計配点 |
350点(総合計の約47.6%) |
| 2026年度合格者最低点(総合計) |
364.62点(得点率約49.6%) |
| 2026年度合格者平均点(総合計) |
449.40点(得点率約61.1%) |
| 外国語の試験時間 |
120分(リスニングを含む、他学部より長い) |
| 試験日(2026年度前期) |
2026年2月25日(水) |
| 試験場 |
豊中キャンパス 全学教育講義棟C棟 |
| 公式サイト |
大阪大学外国語学部 |
高橋こうして一覧で見ると、英語の配点の大きさが際立ちますね。
松田塾長ですね。この表の数字を頭に入れたうえで、次は似たタイプの大学・学部の入試と比べてみましょう。自分の志望校選びの参考にもなるはずです。

似た入試傾向の大学・学部と比較する
高橋他の大学の外国語系の学部とは、何か違いがあるんですか?
松田塾長いくつか比較してみると分かりやすいです。まず私立大学の例として
上智大学外国語学部があります。同じ「外国語学部」という名前でも、私立大学は出題形式や配点の設計がかなり異なるので、併願を考えている人は配点の仕組みの違いを早めに把握しておくことをおすすめします。

高橋国立同士だとどうですか?
松田塾長国立大学の人文系学部という意味では、
東京大学文学部や
東北大学文学部も、記述式中心で英文和訳・英作文の比重が高いという点では共通しています。ただし、大阪大学外国語学部は個別学力検査の英語配点が300点、さらにリスニングまで課される分、純粋な「英語」という科目にかける時間と配点の大きさでは際立った存在です。

高橋記述式の力を鍛えるという意味では共通する部分もあるけど、英語一科目への依存度は阪大外国語学部の方が高い、ということですね。
松田塾長その理解で合っています。志望校を1つに絞らず、記述式の対策という軸で複数の大学を研究しておくと、どの大学を受けるにしても応用が利く力が身についていきます。それでは、最後によくある質問にまとめて答えていきましょう。

よくある質問
高橋先生、最後にいくつか質問させてください。外国語学部は専攻によって英語の問題が変わったりしますか?
松田塾長いいえ、変わりません。一般選抜の前期日程では、25専攻のどの専攻を志望しても、個別学力検査の外国語科目は共通の英語です。専攻の決定は、共通テストと個別学力検査の成績をもとに行われます。

高橋共通テストの外国語で英語以外の言語(ドイツ語やフランス語など)を選ぶこともできますか?
松田塾長共通テストの外国語科目自体は、英語・独語・仏語・中国語・韓国語の中から1つを選べます。ただし、英語以外を選んだ場合は筆記200点満点の成績を利用する扱いになります。一方、個別学力検査の外国語科目は英語での出題です。

高橋リスニングが苦手なんですが、配点はどのくらいなんですか?
松田塾長リスニングの配点だけを独立して公表している資料は確認できていませんが、個別学力検査の外国語300点の中の一部として出題されます。試験の一部とはいえ、記述式で正確に答える必要があるので、軽視できない部分です。

高橋文系・理系どちらの科目選択でも受験できますか?
松田塾長個別学力検査では地理歴史か数学のどちらかを選択できる仕組みなので、文系科目中心の人も理系科目中心の人も、自分の得意な方を選んで受験できます。ただし地理歴史を選ぶ場合は「歴史総合、世界史探究」のみが対象です。

松田塾長ここまで、大阪大学外国語学部の配点・出題形式・対策の優先順位をお伝えしてきました。ただ、一番大事なのはここからです。

高橋「自分の場合はどうなのか」ってことですよね。
松田塾長その通りです。同じ「英語が伸び悩んでいる」という受験生でも、原因は人によって違います。文の構造が取れていない人、和文英訳で日本語の発想から抜け出せていない人、リスニングで一度聞き逃すとそのあと総崩れになる人、時間配分がうまくいかず最後まで解き切れない人。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わってきます。

高橋さっきの自己診断でも、自分は複数当てはまってしまいました…。
松田塾長複数当てはまるのは珍しいことではありません。大事なのは、そのうちどれが一番大きな失点要因になっているかを見極めて、そこから手をつけることです。勉強量を増やすこと自体は悪くありませんが、優先順位を間違えたまま時間だけが過ぎてしまうのが、受験で一番もったいないパターンです。

高橋現状と志望校との差が分かれば、やることが絞れそうですね。
松田塾長そこで英語進学塾リオンでは、今の英語力と大阪大学外国語学部という目標を照らし合わせながら、どこでつまずいているのか、何を・どの順番で・いつまでに仕上げればいいのかを一緒に整理しています。まずは話を聞いてみて、そのうえで判断していただいて構いません。気になる方は、一度確認してみてください。

参考リンク
参考リンク
– 大阪大学 令和8年度(2026年度) 一般選抜学生募集要項: https://www.osaka-u.ac.jp/ja/admissions/faculty/general/files/UOsaka_youkou2026.pdf/@@download/file
– 大阪大学 令和8年度 一般選抜入試成績(合格者)結果一覧表: https://www.osaka-u.ac.jp/ja/admissions/faculty/general/files/20260401_result.pdf/@@download/file
– 大阪大学外国語学部 公式サイト: https://www.sfs.osaka-u.ac.jp/
Q. 外国語学部は専攻によって英語の問題が変わったりしますか?
いいえ、変わりません。一般選抜の前期日程では、25専攻のどの専攻を志望しても、個別学力検査の外国語科目は共通の英語です。専攻の決定は、共通テストと個別学力検査の成績をもとに行われます。
Q. 共通テストの外国語で英語以外の言語(ドイツ語やフランス語など)を選ぶこともできますか?
共通テストの外国語科目自体は、英語・独語・仏語・中国語・韓国語の中から1つを選べます。ただし、英語以外を選んだ場合は筆記200点満点の成績を利用する扱いになります。一方、個別学力検査の外国語科目は英語での出題です。
Q. リスニングが苦手なんですが、配点はどのくらいなんですか?
リスニングの配点だけを独立して公表している資料は確認できていませんが、個別学力検査の外国語300点の中の一部として出題されます。試験の一部とはいえ、記述式で正確に答える必要があるので、軽視できない部分です。
Q. 文系・理系どちらの科目選択でも受験できますか?
個別学力検査では地理歴史か数学のどちらかを選択できる仕組みなので、文系科目中心の人も理系科目中心の人も、自分の得意な方を選んで受験できます。ただし地理歴史を選ぶ場合は「歴史総合、世界史探究」のみが対象です。