高橋松田塾長、学習院大学の法学部と経済学部は前に教えてもらったんですけど、今度は文学部を受けようか迷ってる友達がいて。文学部ってそもそも学科がめちゃくちゃ多くないですか?
松田塾長よく気づきましたね。学習院大学文学部は哲学科・史学科・日本語日本文学科・英語英米文化学科・ドイツ語圏文化学科・フランス語圏文化学科・心理学科・教育学科の8学科あります。そして英語の配点は、コア試験なら400点満点中150点、比率にして37.5%というのが基本の答えです。

高橋37.5%ですか。
法学部は42.9%でしたよね。学部によって結構違うんですね。
松田塾長そうなんです。しかも文学部は配点比率そのものより厄介なポイントがあって、学科によって受けられる入試方式が違うんですよ。英語英米文化学科だけ「プラス試験」が別にあったり、心理学科と教育学科はまさかの理系科目でも受けられたり、共通テスト利用に至っては8学科中6学科でしか実施されていません。

高橋え、待ってください、共通テストが使えない学科があるんですか?
松田塾長はい。日本語日本文学科と心理学科は、学習院大学文学部の中で共通テスト利用入学者選抜の対象外なんです。今日はこのあたりを、学科ごとに整理しながら一つずつ解説していきますね。

学習院大学文学部の入試は「3方式×8学科」で全く違う
高橋まず全体像を教えてください。文学部の入試って何種類あるんですか?
松田塾長大きく3つです。
コア試験・
プラス試験・
大学入学共通テスト利用入学者選抜の3方式。これは
経済学部や法学部と共通の枠組みですが、文学部は学科ごとに「どの方式が使えるか」がバラバラなところが特徴です。

高橋バラバラというと?
松田塾長コア試験は8学科全部が対象です。試験日は2026年度(令和8年度)入試では2月9日(月)に統一されています。一方でプラス試験は、英語英米文化学科(2月10日(火)実施、10名募集)と、心理学科・教育学科(2月7日(土)実施、各5名募集)の3学科にしか用意されていません。哲学科や史学科、日本語日本文学科、ドイツ語圏文化学科、フランス語圏文化学科にはプラス試験そのものがないんです。

高橋じゃあ、その3学科以外を目指す人はコア試験一本勝負ってことですね。
松田塾長そういうことです。そして共通テスト利用はさらに限定的で、対象は哲学科・史学科・英語英米文化学科・ドイツ語圏文化学科・フランス語圏文化学科・教育学科の6学科だけ。日本語日本文学科と心理学科を志望する場合は、学習院大学の独自試験(コア試験、心理学科はプラス試験も)だけで勝負することになります。ここを知らずに「共通テストでも出願できるだろう」と思い込んでいると、出願期間の1月7日(水)〜1月15日(木)を過ぎてから気づいて手遅れになるパターンがあるので、最初に確認しておきたいポイントです。

高橋なるほど、じゃあ次は実際の配点を教えてください。
英語配点・比率の詳細|コア試験は400点満点の37.5%

松田塾長文学部コア試験の配点は、8学科すべて共通で次のとおりです。

| 教科 |
科目 |
試験時間 |
配点 |
| 国語 |
現代の国語+言語文化+論理国語+文学国語+古典探究 |
10時00分〜11時30分(90分) |
150点 |
| 外国語 |
英語コミュニケーションI・II・III+論理・表現I・II・III、またはドイツ語、フランス語のうち1科目選択 |
12時30分〜14時00分(90分) |
150点 |
| 地理歴史・公民・数学 |
日本史探究/世界史探究/地理探究/公共・政治経済/数学(I・II・A・B・C一部)のうち1科目選択 |
14時50分〜16時20分(90分) |
100点 |
高橋合計400点で、英語が150点ってことは……150÷400で37.5%ですね。
松田塾長そのとおりです。ここで大事なのは37.5%という数字そのものじゃなくて、国語も同じ150点で並んでいるという事実です。文学部は「英語さえできれば逃げ切れる」学部ではなく、現代文・古文・漢文を含む国語でしっかり得点できることが同じくらい合否を左右します。英語に偏った対策だけだと、国語で足元をすくわれるケースが実際にあるんですよ。

高橋国語も古典まで入るんですね、文学部らしいというか。
松田塾長そうですね。そしてこの外国語科目、実はドイツ語・フランス語でも受験できる設計になっています。高校でドイツ語やフランス語を学んでいる受験生向けの選択肢ですが、フランス語を選ぶ場合だけディクテーション(書き取り)が含まれる点は要注意です。ほとんどの受験生は英語を選ぶことになると思うので、この記事でもここから先は英語での受験を前提に話していきますね。

「プラス試験」というもう一つの入試 ー 3学科だけの特別ルート
高橋さっき出てきたプラス試験、もう少し詳しく知りたいです。
松田塾長プラス試験は文学部の中でも英語英米文化学科・心理学科・教育学科の3学科限定の入試です。しかもこの2つのプラス試験、中身が全然違います。まず英語英米文化学科のプラス試験から見てみましょう。

| 教科 |
科目 |
試験時間 |
配点 |
| 英語 |
英語コミュニケーションI・II・III+論理・表現I・II・III |
10時00分〜11時30分(90分) |
150点 |
| 国語 |
現代の国語+言語文化+論理国語(漢文は含まない) |
12時30分〜13時30分(60分) |
100点 |
| 地理歴史・公民・数学 |
1科目選択 |
14時30分〜15時30分(60分) |
100点 |
高橋あれ、こっちは合計350点で、英語の比率も変わってきますね。
松田塾長150÷350で英語比率は42.9%になります。コア試験の37.5%より高いので、英語が得意な受験生にとってはプラス試験の方が有利になりやすい配点です。ちなみにこの試験、2月10日(火)に実施されるんですが、同日の法学部コア試験と共通の試験問題で実施されるという珍しい仕組みになっています。法学部を受ける人と同じ問題を解くことになるので、対策としては法学部コア試験の過去問も参考になりますよ。

高橋じゃあ心理学科と教育学科のプラス試験は何が違うんですか?さっき理系科目があるって言ってましたよね。
松田塾長ここが文学部で一番意外なポイントです。心理学科(5名)・教育学科(5名)のプラス試験は、2月7日(土)に実施されて、科目がこうなっています。

| 教科 |
科目 |
試験時間 |
配点 |
| 数学 |
数学I・II・III+数学A(図形の性質、場合の数と確率)+数学B(数列、統計的な推測)+数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面) |
10時00分〜11時30分(90分) |
150点 |
| 英語 |
英語コミュニケーションI・II・III+論理・表現I・II・III |
12時30分〜14時00分(90分) |
150点 |
| 理科 |
物理基礎+物理/化学基礎+化学/生物基礎+生物のうち1科目選択 |
14時50分〜16時20分(90分) |
100点 |
高橋文学部なのに理科があるんですか!?
松田塾長そうなんです。数学IIIまで範囲に入っているのも驚きですよね。実はこの試験、同日の理学部コア試験と共通の試験問題で実施されています。心理学科・教育学科は「ものの見方や学びのプロセスを科学的に扱う」学問でもあるので、理系の受験生を受け入れる入り口として、このプラス試験が用意されているわけです。配点は数学150点+英語150点+理科100点の400点満点なので、英語比率はコア試験と同じ37.5%になります。

高橋理系で高校生活を送ってきた子が、文学部の心理学科や教育学科を目指せるってことですね。
松田塾長まさにそのとおりです。ただし、このプラス試験の理科は独自の得点調整が行われます。理学部コア試験の生命科学科を基準に、受験者数が最も多い科目の得点を揃える調整が入るので、「理科で得意科目を選んだのに損をするかもしれない」という不安は和らげていい部分です。

大学入学共通テスト利用選抜 ー 8学科中6学科でしか使えない

高橋じゃあ共通テスト利用について詳しく教えてください。
松田塾長まず大前提として、文学部で共通テスト利用が使えるのは哲学科・史学科・英語英米文化学科・ドイツ語圏文化学科・フランス語圏文化学科・教育学科の6学科だけです。日本語日本文学科と心理学科を第一志望にしている人は、このルートは選べません。そのうえで、使える6学科でも科目構成がかなり違います。

| 学科 |
型 |
国語 |
外国語 |
その他 |
合計 |
英語比率 |
| 哲学科(5名) |
3教科型 |
150点 |
150点(英・独・仏から選択) |
地歴公民数学理科から1科目100点 |
400点 |
37.5% |
| 史学科(10名) |
3教科型 |
100点 |
100点(英・独・仏から選択) |
地歴公民から1科目100点 |
300点 |
33.3% |
| 英語英米文化学科(10名) |
3教科型 |
150点 |
150点(英語のみ) |
地歴公民数学理科情報から1科目100点 |
400点 |
37.5% |
| ドイツ語圏文化学科(3名) |
3教科型 |
150点 |
150点(英・独・仏から選択) |
地歴公民数学情報から1科目100点 |
400点 |
37.5% |
| フランス語圏文化学科(3名) |
3教科型 |
150点 |
150点(英・独・仏・中・韓から選択) |
地歴公民数学情報から1科目100点 |
400点 |
37.5% |
| 教育学科(3名) |
5教科型 |
100点 |
100点(英語のみ) |
地歴公民100点+数学100点+理科100点 |
500点 |
20% |
高橋教育学科だけ数字が全然違いますね、英語比率20%って低くないですか?
松田塾長はい、教育学科は5教科型で、英語の比重が最も低い設計になっています。国語・外国語・地歴公民・数学・理科と5教科全部をバランスよく得点する力が求められるので、「英語は得意だけど理数系は苦手」というタイプだと、むしろコア試験(英語比率37.5%)やプラス試験(英語比率37.5%)の方が戦いやすい可能性があります。

高橋英語英米文化学科は外国語が英語のみ、って書いてありますけど、これはどういうことですか?
松田塾長哲学科やドイツ語圏文化学科、フランス語圏文化学科は外国語科目をドイツ語やフランス語に差し替えて受験できるのに対して、英語英米文化学科だけは共通テストの外国語を「英語」に固定しているんです。英語を専門に学ぶ学科なので、当然といえば当然ですね。あわせて、2025年度(令和7年度)入試からは英語英米文化学科・ドイツ語圏文化学科・フランス語圏文化学科で、数学の代わりに「情報I」も選択科目に追加されています。

高橋共通テストの配点、学科によってこんなに違うとは思いませんでした。
松田塾長ここを知らずに「共通テスト利用なら英語を頑張ればいい」と思い込んでいると、教育学科志望の受験生が理数系対策を後回しにしてしまう、というミスが起こりがちです。志望学科が決まったら、その学科の表だけを見て計画を立てるのが鉄則ですよ。

英語の出題範囲とつまずきやすいポイント
高橋具体的にどんな問題が出るんですか?大問が何個とか。
松田塾長正直に言うと、学習院大学は募集要項の中で大問数や設問ごとの配点までは公表していません。公式に分かっているのは「英語コミュニケーションI・II・III+論理・表現I・II・III」という出題範囲と、90分という試験時間だけです。ここを「大問3つで読解・文法・英作文です」のように断定して書いている情報は、どこかの誰かの推測であることが多いので、鵜呑みにしない方がいいです。

高橋じゃあ対策のしようがないじゃないですか。
松田塾長いえ、範囲が分かっているだけでも対策の方向性は立てられますよ。「論理・表現I・II・III」が範囲に入っているということは、読解問題だけでなく、文法・語法の正確な運用力や、まとまった文章を組み立てる力も問われる可能性が高いということです。「英語コミュニケーション」は主に長文読解・会話文・情報処理を扱う領域なので、この2つを足すと、長文読解力と文法の運用力の両方が必要になる、という設計が見えてきます。正確な大問構成を知りたい場合は、学習院大学の公式サイトで公開されている過去問、または市販の過去問集を実際に解いてみるのが一番確実です。

高橋じゃあ何から手をつければいいですか?
松田塾長優先順位としては、まず単語・熟語と文法の基礎を固めること。そのうえで、90分という試験時間に見合うスピードで長文を読み切る練習をすること。この2つが土台になります。基礎が固まっていない状態でいきなり過去問を解いても、「時間が足りなかったのか、そもそも実力が足りなかったのか」の区別がつかなくて、対策の優先順位を間違えやすいんです。

得点調整と合否判定の仕組み
高橋さっき理科の得点調整の話がありましたけど、他にも調整ってあるんですか?
松田塾長はい。文学部を含めて、法学部・経済学部・国際社会科学部・国際文化交流学部では、科目選択による有利不利を減らすための独自の得点調整が行われています。地理歴史・公民・数学のところで、日本史を選んだ人と数学を選んだ人の間で平均点に差が出やすいので、それを調整する仕組みです。

高橋自分がどの科目を選ぶかで損得が出ないようにしてるってことですね。
松田塾長そういうことです。そして合否判定は、基本的に3科目の総合点で行われます。1科目でも欠席すると、その時点で不合格になるので注意してください。コア試験では法学部・経済学部・文学部に限り、出願時に同じ学部内の別の学科を第二志望として設定できますが、文学部コア試験では第一志望学科のみが補欠繰上げの対象になる、という決まりもあります。第二志望に合格した場合は、繰上げの対象にはならないので、「第一志望で粘ってダメなら第二志望に落ち着く」という以上の期待はしない方がいいですね。

合否判定で見落としやすい注意点
– 3科目のうち1科目でも欠席すると、その時点で不合格になる
– 文学部コア試験の第二志望学科は、第一志望学科が不合格・補欠の場合のみ合否判定の対象になる(第二志望学科自体の繰上げ合格はない)
– プラス試験は全学部で第一志望学科のみの出願(第二志望学科という制度自体がない)
– 共通テスト利用は第二志望学科制度がなく、補欠者の設定そのものも行われない
ボーダーシミュレーター|英語で何割取れば合格ラインに乗るか
高橋結局、何点取れば受かるんですか?
松田塾長正直に言うと、学習院大学は合格最低点や得点率を公式には公表していません。なので「英語で何点取れば確実」という断定はできないんです。ただ、配点構成から逆算して、自分がどこを目指すべきかを考えることはできます。手順をステップで見てみましょう。

steps
- まず自分の志望学科が「コア試験(37.5%)」「プラス試験(英語英米文化学科42.9%、心理・教育学科37.5%)」「共通テスト利用(学科により20%〜37.5%)」のどれを使うのかを確認する
- その方式の合計点(コア試験400点、英語英米文化学科プラス試験350点、心理・教育学科プラス試験400点、共通テスト利用は学科により300〜500点)を確認する
- 学習院大学が公表している2022年度入学者選抜資料では、文学部全体の実質倍率(受験者数÷合格者数)は2.6倍(志願者数÷合格者数の志願倍率では2.7倍)というデータがあるため、3科目とも大きな失点なく、全体でバランスよく得点できる状態を目安にする
- 英語だけに偏らず、国語・地歴公民数学(または数学・理科)の3科目すべてで一定の得点を確保できているかをチェックする
- 過去問を解いて自分の素点を出し、3科目合計がどのくらいの位置にいるかを定期的に確認する
高橋英語だけ頑張ってもダメなんですね。
松田塾長そうなんです。文学部コア試験は国語150点・外国語150点とほぼ同じ比重なので、英語で稼いでも国語で沈めば帳消しになる設計です。大事なのは150点という数字そのものではなく、3科目の中でどこまでバランスを取れるかという視点なんですよ。

対策の優先順位ー何を、どの順で、いつまでに
文学部志望者の対策ステップ
– まず自分の志望学科がどの入試方式(コア試験/プラス試験/共通テスト利用)を使えるのかを確定させる(共通テスト利用は哲学科・史学科・英語英米文化学科・ドイツ語圏文化学科・フランス語圏文化学科・教育学科の6学科のみ)
– 単語・熟語・文法の基礎を固める期間を最初に確保する(ここが曖昧なまま長文演習に入ると伸び悩みやすい)
– 90分の試験時間に対応できるよう、長文読解のスピードを過去問や模試で計測する
– 国語(現代文・古文・漢文)の対策を英語と並行して進める(文学部は国語の配点も高いため)
– 心理学科・教育学科志望で理系科目に自信がある場合は、プラス試験(2月7日)という選択肢も検討する
高橋「いつまでに」の部分も知りたいです。
松田塾長共通テストを使う場合は1月17日(土)・18日(日)が本番なので、年明けすぐに実戦レベルの状態に仕上げる必要があります。コア試験・プラス試験は2月上旬から中旬にかけて実施されるので、年内に基礎を固め、年明けから過去問演習に移る、というのが現実的なスケジュール感です。ただ、この年間計画は受験生の現在の実力によって最適な配分が変わるので、「いつから何を」の判断は人によって差が出るところですね。

よくある失敗・注意点
文学部受験で起こりやすい誤解
– 「英語英米文化学科ならプラス試験と共通テストの両方に出願できる」と思い込み、出願期間を混同してしまう(プラス試験は2月10日、共通テスト利用の出願は1月7日〜15日で別日程)
– 「心理学科・教育学科は文系だから理科はいらない」と思い込み、プラス試験の理系科目(数学III・理科)の存在を見落とす
– 「共通テスト利用なら全学科で受けられる」と思い込み、日本語日本文学科・心理学科志望なのに共通テスト対策に時間を割いてしまう
– 英語の配点比率の高さだけを見て、国語(現代文・古文・漢文)の対策を後回しにしてしまう
高橋どれも「思い込み」から始まってるのが怖いですね。
松田塾長そうなんです。学習院大学文学部は学科ごとに制度が細かく分かれているぶん、「なんとなくこうだろう」で動くと痛い目を見やすいんですよ。募集要項を学科名単位で確認する癖をつけてほしいですね。

自己診断セルフチェック
高橋自分がどのパターンに当てはまるか、チェックする方法ってありますか?
松田塾長いくつか質問してみますね。当てはまる数が多いほど、今のうちに整理しておいた方がいい状態です。

学習院大学文学部志望者向けセルフチェック
– 志望学科が共通テスト利用の対象(哲学科・史学科・英語英米文化学科・ドイツ語圏文化学科・フランス語圏文化学科・教育学科)かどうかを即答できない
– コア試験の英語比率37.5%と、プラス試験の英語比率(42.9%または37.5%)の違いを説明できない
– 単語は分かるのに、90分で長文を読み切れるか不安がある
– 国語(現代文・古文・漢文)の対策に、英語と同じくらいの時間を割けていない
– 心理学科・教育学科志望なのに、プラス試験という選択肢を知らなかった
高橋……僕、3個当てはまりました。
松田塾長同じ「文学部志望」でも、どこでつまずいているかは一人ひとり違います。情報を整理できていないのか、英語の基礎が足りないのか、国語とのバランスが悪いのか。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わってくるんですよ。

「英語は読めるけど問題は解けない」のはなぜ?
長文になると急に読めなくなる、その理由
単語も文法も覚えたのに、学習院大学レベルの長文になると急に意味が取れなくなる受験生は少なくありません。原因の多くは、覚えた文法知識が読解の中で「使える形」になっていないことにあります。松田塾長が担当する無料ウェビナーでは、バラバラに暗記した英文法を、長文読解につなげ直す考え方を解説しています。
文法と読解がつながる感覚を無料で体験する›
基本情報まとめ
| 項目 |
内容 |
| 大学名 |
学習院大学 |
| 学部 |
文学部(哲学科・史学科・日本語日本文学科・英語英米文化学科・ドイツ語圏文化学科・フランス語圏文化学科・心理学科・教育学科) |
| コア試験 満点 |
400点(国語150点・外国語150点・地歴公民数学100点) |
| プラス試験(英語英米文化学科) 満点 |
350点(英語150点・国語100点・地歴公民数学100点) |
| プラス試験(心理学科・教育学科) 満点 |
400点(数学150点・英語150点・理科100点) |
| 共通テスト利用 対象学科 |
哲学科・史学科・英語英米文化学科・ドイツ語圏文化学科・フランス語圏文化学科・教育学科(日本語日本文学科・心理学科は対象外) |
| 共通テスト利用 満点 |
300点(史学科)〜500点(教育学科)、学科により異なる |
| 入試年度 |
令和8(2026)年度一般選抜募集要項に基づく |
| 公式情報 |
学習院大学 入試情報 |
似た文系学部とどう違う?学習院大学内・他大学との比較
高橋学習院の他学部や、他の大学の文学部とも比べてみたいです。
松田塾長同じ学習院大学の中でも学部によって英語比率は違いますし、他大学の文学部と比べても特徴が見えてきますよ。

| 大学・学部 |
英語配点比率の目安 |
特徴 |
| 学習院大学 法学部 |
42.9%(150点/350点) |
コア試験は3科目、英語比率は文学部より高め |
| 学習院大学 経済学部 |
38.5% |
経済学科は外国語でドイツ語・フランス語も選択可 |
| 学習院大学 文学部(本記事) |
37.5%(コア試験) |
学科により共通テスト利用の可否・科目構成が大きく異なる |
| 早稲田大学 文学部 |
37.5% |
大問5題、私大最難関クラスの文学部 |
| 上智大学 文学部 |
学科により25〜60% |
英文学科は60%と突出して英語比重が高い |
高橋学習院の中だけでも学部によって比率が違うのが面白いですね。
松田塾長そうなんです。「学習院だから配点はこう」とひとくくりにできないのが私大入試の難しいところで、学部・学科単位で情報を取りにいく必要があるんですよ。

よくある質問
高橋最後にいくつか質問させてください。学習院大学文学部の英語は何点満点ですか?
松田塾長コア試験なら150点(400点満点中)です。ただしプラス試験(英語英米文化学科は350点満点中150点、心理学科・教育学科は400点満点中150点)や、共通テスト利用(学科により300〜500点満点中100〜150点)では満点も英語の配点も変わるので、必ず自分の志望学科・方式で確認してください。

高橋文学部でドイツ語やフランス語で受験することはできますか?
松田塾長コア試験の外国語科目では、英語のほかにドイツ語・フランス語を選択できます。ただしフランス語を選ぶ場合はディクテーション(書き取り)が含まれる点に注意してください。共通テスト利用でも、学科によって英語以外の言語(ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語)を選べる場合がありますが、英語英米文化学科だけは共通テストの外国語が英語に固定されています。

高橋心理学科や教育学科は文系ですが、理系の受験生でも受けられますか?
松田塾長はい。心理学科・教育学科には、数学(数学IIIまで含む)・英語・理科の3科目で受験できるプラス試験(2月7日実施、各5名募集)が用意されています。理系の高校生活を送ってきた受験生にとって、文学部の心理学科・教育学科を目指せる入り口になります。

高橋共通テスト利用はどの学科でも使えますか?
松田塾長いいえ、使えません。文学部で共通テスト利用の対象になるのは哲学科・史学科・英語英米文化学科・ドイツ語圏文化学科・フランス語圏文化学科・教育学科の6学科で、日本語日本文学科と心理学科は対象外です。この2学科を志望する場合は、コア試験(心理学科はプラス試験も)で受験する必要があります。

高橋合格最低点や得点率は公表されていますか?
松田塾長学習院大学は一般選抜の合格最低点・得点率を公式には公表していません。配点構成や倍率から目標を逆算しつつ、過去問演習で自分の素点を定期的に確認していくのが現実的な進め方になります。

結局、学習院大学文学部の英語で一番大事なことは
松田塾長ここまで、学習院大学文学部の配点と対策の優先順位をお伝えしてきました。コア試験なら英語比率37.5%、プラス試験なら学科によって37.5%か42.9%、共通テスト利用なら学科によって20%から37.5%まで幅があって、しかも日本語日本文学科と心理学科は共通テスト利用そのものが使えません。情報としては、かなり複雑ですよね。

高橋正直、自分の志望学科がどのパターンに当てはまるのか、整理するだけでも一苦労でした。
松田塾長そうなんです。そして、ここから先はもっと人によって違います。同じ「文学部志望」でも、英語の基礎固めが必要な人もいれば、長文を読むスピードが課題の人もいるし、国語とのバランスが取れていない人もいる。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わってくるんですよ。

高橋自分がどのタイプなのか、自分では判断しづらいです……。
松田塾長そこが受験で一番もったいないところなんです。勉強していないことより、優先順位を間違えたまま数ヶ月が過ぎてしまうことの方が怖い。だから、勉強量を増やす前に「今どこで点を落としているのか」をはっきりさせる方が、結果的に近道になります。英語進学塾リオンでは、現在の英語力と志望学科を照らし合わせながら、何を・どの順番で改善すべきかを一緒に整理しています。まず話を聞いてから判断してもらって構わないので、気になる方は一度確認してみてください。

参考リンク
Q. 学習院大学文学部の英語は何点満点ですか?
コア試験なら150点(400点満点中)です。ただしプラス試験(英語英米文化学科は350点満点中150点、心理学科・教育学科は400点満点中150点)や、共通テスト利用(学科により300〜500点満点中100〜150点)では満点も英語の配点も変わるので、必ず自分の志望学科・方式で確認してください。
Q. 文学部でドイツ語やフランス語で受験することはできますか?
コア試験の外国語科目では、英語のほかにドイツ語・フランス語を選択できます。ただしフランス語を選ぶ場合はディクテーション(書き取り)が含まれる点に注意してください。共通テスト利用でも、学科によって英語以外の言語(ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語)を選べる場合がありますが、英語英米文化学科だけは共通テストの外国語が英語に固定されています。
Q. 心理学科や教育学科は文系ですが、理系の受験生でも受けられますか?
はい。心理学科・教育学科には、数学(数学IIIまで含む)・英語・理科の3科目で受験できるプラス試験(2月7日実施、各5名募集)が用意されています。理系の高校生活を送ってきた受験生にとって、文学部の心理学科・教育学科を目指せる入り口になります。
Q. 共通テスト利用はどの学科でも使えますか?
いいえ、使えません。文学部で共通テスト利用の対象になるのは哲学科・史学科・英語英米文化学科・ドイツ語圏文化学科・フランス語圏文化学科・教育学科の6学科で、日本語日本文学科と心理学科は対象外です。この2学科を志望する場合は、コア試験(心理学科はプラス試験も)で受験する必要があります。
Q. 合格最低点や得点率は公表されていますか?
学習院大学は一般選抜の合格最低点・得点率を公式には公表していません。配点構成や倍率から目標を逆算しつつ、過去問演習で自分の素点を定期的に確認していくのが現実的な進め方になります。