高橋学習院大学の理学部を志望しているんですけど、英語の配点ってどれくらいなんですか?法学部や経済学部の記事は読んだんですけど、理系の学部だとまた違う感じがして…。
松田塾長いいところに気づきましたね。結論から言うと、理学部コア試験は数学150点・英語150点・理科150点の合計450点で、英語比率は33.3%です。ただ、理学部にはもっと驚く特徴があって、物理学科・化学科・数学科・生命科学科の4学科で、実は試験の中身がかなり違うんですよ。

高橋えっ、同じ理学部の中でそんなに変わるんですか!?
松田塾長そうなんです。特にプラス試験では、物理学科だけ英語の筆答試験が無かったり、数学科だけ理科の試験が無かったりします。「理学部の英語」とひとくくりにして対策を考えると、学科によっては的外れになってしまう可能性があるんですよ。今日はコア試験・プラス試験・共通テスト利用の違いを、学科ごとに整理しながら、大問構成や対策の優先順位まで一緒に見ていきましょう。

学習院大学理学部の入試は3種類、4学科で中身が変わる
高橋まず、理学部の入試って何種類あるんですか?
松田塾長大きく3つです。「コア試験」「プラス試験」「大学入学共通テスト利用入学者選抜」ですね。理学部には物理学科・化学科・数学科・生命科学科の4学科があって、どの方式を使えるかが学科ごとに違います。

高橋学科によって使える方式が違うって、どういうことですか?
松田塾長コア試験は4学科とも実施していて、試験日は2026年2月7日(土)。募集人員は物理学科35名・化学科35名・数学科34名・生命科学科35名です。プラス試験は物理学科7名・化学科5名・数学科6名の募集で、試験日は2026年2月9日(月)。生命科学科だけプラス試験の実施がありません。そして大学入学共通テスト利用入学者選抜は、化学科と生命科学科のみが対象で、物理学科と数学科はこの方式を使えません。

| 入試方式 |
対象学科 |
試験日 |
| コア試験 |
物理・化学・数学・生命科学(4学科) |
2026年2月7日(土) |
| プラス試験 |
物理・化学・数学(3学科、生命科学科は実施なし) |
2026年2月9日(月) |
| 共通テスト利用 |
化学・生命科学科のみ(物理・数学科は対象外) |
共通テスト本試験を利用 |
高橋共通テスト利用は独自試験が無いんですよね?
松田塾長その通りです。これは2026年1月17日(土)・18日(日)の大学入学共通テスト本試験の成績だけで合否が決まる方式で、学習院大学独自の試験はありません。コア試験・プラス試験の出願期間は2026年1月7日(水)〜1月19日(月)、共通テスト利用の出願期間は2026年1月7日(水)〜1月15日(木)で、どちらもWeb出願のみ受け付けています。

高橋併願はできるんですか?
松田塾長できます。コア試験・プラス試験・共通テスト利用はお互いに併願可能です。ただし同じ日に実施される試験同士(たとえばコア試験とプラス試験が同日になる学部の組み合わせ)は併願できない、というルールもあるので、出願時はスケジュールをよく確認してください。じゃあ、一番知りたい英語の配点を、まずはコア試験から見ていきましょう。

英語配点・比率の詳細(コア試験)
高橋お待たせしました、コア試験の配点を教えてください!
松田塾長理学部コア試験は4学科共通で、数学90分150点(10時00分〜11時30分)、英語90分150点(12時30分〜14時00分)、理科90分150点(14時50分〜16時20分)の3教科。合計450点で、英語比率は150÷450の33.3%です。数学・理科もそれぞれ同じ150点なので、理学部は3教科が完全に等分されている配点構造だと考えてください。

| 科目 |
試験時間 |
配点 |
時間帯 |
| 数学 |
90分 |
150点 |
10時00分〜11時30分 |
| 英語 |
90分 |
150点 |
12時30分〜14時00分 |
| 理科(1科目選択) |
90分 |
150点 |
14時50分〜16時20分 |
| 合計 |
– |
450点 |
– |

高橋円グラフで見ると、数学・英語・理科がきれいに3等分されてますね。
松田塾長そうなんです。文系学部だと国語や地歴公民が入って英語比率が3〜4割前後になりますが、理学部は数学・理科という理系科目との3等分なので、英語だけで逆転を狙うのも、英語を軽視するのもどちらも危険です。3教科のどれかが大きく崩れると合計点が一気に苦しくなる配点だと捉えておきましょう。

高橋理科は選べるんですか?
松田塾長選べますが、学科によって選べる科目の幅が違います。物理学科は「物理基礎+物理」のみで理科選択の余地がありません。化学科は「物理基礎+物理」か「化学基礎+化学」の2択。数学科と生命科学科は「物理基礎+物理」「化学基礎+化学」「生物基礎+生物」の3択です。しかも化学科・数学科・生命科学科のコア試験では、理科の中で受験者の多い科目の得点上位50%の平均点を基準に、他の科目の50%平均をそろえる独自の得点調整が行われています。

高橋得点調整があるのは知らなかったです。じゃあ、実際の英語の問題はどういう構成なんですか?
松田塾長いいタイミングですね。次は大問構成を見ていきましょう。

大問構成・出題形式(90分・大問7つ)
高橋理学部の英語って、大問はいくつあるんですか?
松田塾長法学部・経済学部・文学部・理学部の4学部とも共通で、Ⅰ・Ⅱの長文読解、Ⅲの穴埋め問題、Ⅳ・Ⅴの語彙・熟語・語法・文法問題、Ⅵの会話応答問題、Ⅶの穴埋め式英作文という大問7つ構成です。試験時間は90分なので、1問あたりにかけられる時間はかなり限られます。

| 大問 |
出題形式 |
確認される力 |
| Ⅰ・Ⅱ |
長文読解(700語前後×2題、マーク+記述) |
段落構造と文章全体の流れの理解 |
| Ⅲ |
穴埋め問題(300語前後の短めの文章) |
語彙・熟語・語法と前後関係の理解 |
| Ⅳ |
語法問題 |
連語関係・熟語などの慣用表現 |
| Ⅴ |
文法問題 |
文法的に誤っている箇所を見つける力 |
| Ⅵ |
会話応答問題 |
基本的な会話表現・応答の理解 |
| Ⅶ |
穴埋め式英作文 |
平易な日本語を平易な英語で表現する力 |
高橋長文はどんなテーマが出るんですか?
松田塾長2026年度のコア試験では「魚の自己認識能力、知性、痛みの自覚などに関する人々の偏見と研究の成果」と「バニラの栽培とその歴史」という2つの長文が出題されました。専門的な予備知識が無くても読める、素直な英文を選ぶ方針が公式に明言されているので、理系の専門用語を事前に覚えておく必要はありません。ただ、700語前後の長文を2題、90分の中で読み切る処理速度は間違いなく求められます。

高橋理系の受験生だから英語は苦手でもいい、みたいな油断は危ないですね…。
松田塾長その通りです。長文の内容自体は専門知識不要ですが、代名詞が何を指すか、何と何が対立する概念なのかを文脈から追いかける読解力が問われます。英文を読む絶対量が少ないと、この手の設問で確実に失点します。では次は、特に差がつきやすいⅣ・Ⅴの文法・語法のつまずきポイントを見ていきましょう。

頻出文法テーマ・つまずきポイント(Ⅳ語法・Ⅴ文法)
高橋Ⅳの語法問題とⅤの文法問題って、何が違うんですか?
松田塾長Ⅳは連語関係や熟語などの慣用表現を問う問題、Ⅴは文の中で文法的に誤っている箇所を見つける問題です。どちらも知識量がそのまま点数に直結する大問なので、理系の受験生が数学や理科に時間を割きすぎて対策が後回しになりやすい領域でもあります。

高橋文法的に誤っている箇所を見つける問題、ちょっと苦手です…。
松田塾長多くの受験生がそうですね。この形式でつまずく人の典型パターンは、1文の中の1か所だけを見て「これは正しい」と判断してしまい、文全体の時制や主述の一致まで見ていないケースです。1語だけ見るのではなく、文全体を読んで前後の時制や数の一致と矛盾していないかを確認する癖をつけることが対策の第一歩になります。

高橋Ⅶの穴埋め英作文も文法知識がいりそうですね。
松田塾長まさにそうです。Ⅶは平易な日本語を平易な英語で書く問題ですが、公式の出題ポイントでも「不規則変化動詞の過去・過去分詞がきちんと書けるか、時制などの文法が理解できているかが試される」と明言されています。高校3年までの語彙で対応できる分、裏を返せば基礎文法の正確さがそのまま採点対象になるということです。じゃあ次は、理学部の最大の特徴である「学科によって試験そのものが変わる」話を、プラス試験で詳しく見ていきましょう。

プラス試験は学科によって中身が別物
高橋さっき言っていた「学科で試験が変わる」って、具体的にはどういうことですか?
松田塾長プラス試験(2026年2月9日実施、物理学科7名・化学科5名・数学科6名)を見ると一番わかりやすいです。数学90分150点は3学科共通ですが、そこから先がまったく違います。

理学部プラス試験、学科ごとの違いに注意
– 物理学科: 英語の筆答試験が無く、数学150点+理科(物理基礎+物理)150点の合計300点の2科目で合否判定。ただし指定の外部英語資格・検定試験(英検・GTEC・TOEFL iBT・IELTS等)で、大学が定める基準(例:英検準2級合格かつCSEスコア1800、TOEFL iBT 32点等)以上を満たしていることが出願資格として必要
– 化学科: 数学150点+英語150点+理科(化学基礎+化学)150点の合計450点、3科目で合否判定
– 数学科: 理科の試験が無く、数学150点+英語150点の合計300点の2科目で合否判定

高橋物理学科は英語の試験自体が無いんですか!?
松田塾長筆答試験は無いんです。ただし誤解してはいけないのは、英語の対策が不要という意味ではないということ。外部の英語資格・検定試験で基準点を満たしていないと、そもそも物理学科プラス試験に出願する資格自体がありません。基準を満たすための英語力は、結局どこかの時点で身につけておく必要があります。

高橋数学科は理科が無いのも意外です。
松田塾長そうですね。数学科プラス試験は数学と英語の2科目勝負になるので、英語の得点が合否にそのまま直結しやすい方式だと言えます。理科のウェイトが消える分、英語で失点すると数学1科目では埋めづらくなる点に注意してください。

高橋英語の問題自体も学科で違うんですか?
松田塾長出題内容という意味では、物理学科を除くプラス試験の英語は、同日実施の文学部コア試験と共通の試験問題で実施されます。2026年度は「アメリカ英語の綴り字改革の歴史」「社会・経済・技術的変化の影響を反映したピザの歴史」という長文が使われました。問題の形式(大問7つ構成)自体はコア試験と同じですが、素材になる長文のテーマは別物になる、というイメージを持っておいてください。次は、化学科と生命科学科だけが使える共通テスト利用入学者選抜の配点を確認しておきましょう。

文法はバラバラに覚えても武器にならない
「誤りを見つける」文法問題、単語は分かるのに解けませんか?
理学部の英語は、Ⅴの文法問題のように「どこが間違っているか」を一瞬で判断する力が必要です。これは単語や公式の暗記量とは別の力で、バラバラに覚えた文法知識を読解・判断につなげ直す練習が必要になります。松田塾長が直接解説する無料ウェビナーで、その「つながる文法」の感覚を体験してみませんか。
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共通テスト利用入学者選抜の配点(化学科・生命科学科のみ)
高橋共通テスト利用は化学科と生命科学科だけなんですよね?物理学科志望の自分には関係ないか…。
松田塾長その通りです。物理学科・数学科は共通テスト利用を実施していないので、この方式を使う予定がなければ読み飛ばしてもらって大丈夫です。化学科は6科目型のみで、国語200点+外国語(英語含む、独仏中韓から選択可)200点+数学2科目200点+理科2科目選択200点の合計800点。生命科学科は「3教科4科目型」(外国語200点+数学2科目200点+理科1科目選択200点の合計600点)と「4教科6科目型」(国語200点+外国語200点+数学2科目200点+理科2科目選択200点の合計800点)の2タイプがあり、併願もできます。

| 学科・方式 |
教科構成 |
合計点 |
| 化学科(6科目型) |
国語200+外国語200+数学2科目200+理科2科目200 |
800点 |
| 生命科学科(3教科4科目型) |
外国語200+数学2科目200+理科1科目200 |
600点 |
| 生命科学科(4教科6科目型) |
国語200+外国語200+数学2科目200+理科2科目200 |
800点 |
高橋どのタイプも外国語が200点なのは共通なんですね。
松田塾長そうなんです。共通テストの英語はリーディング100点・リスニング100点の200点満点がそのまま換算されるので、独自試験のコア試験・プラス試験(どちらも英語150点)より共通テストの方が英語の絶対配点は大きくなることも覚えておいてください。コア試験・プラス試験との併願もできるので、英語に自信がある人ほど共通テスト利用を組み合わせる価値があります。では、ここまでの配点情報を使って、実際に何点取れれば合格ラインに乗るのかをシミュレーションしてみましょう。

配点・ボーダーシミュレーター
高橋結局、何点取れたら理学部に合格できるんですか?
松田塾長2026年度入試の合格最低点(得点調整後)を見ると、学科ごとに結構差があります。まずコア試験からです。

steps
- 物理学科コア試験: 満点450点に対して合格最低点310.0点、得点率68.9%
- 化学科コア試験: 満点450点に対して合格最低点287.0点、得点率63.8%
- 数学科コア試験: 満点450点に対して合格最低点295.1点、得点率65.6%
- 生命科学科コア試験: 満点450点に対して合格最低点316.0点、得点率70.2%
高橋生命科学科が一番高くて、化学科が一番低いんですね。
松田塾長そうです。得点率でいうと約6ポイントの差があります。プラス試験はさらに科目構成が違うので、得点率で見るとこうなります。

steps
- 物理学科プラス試験: 満点300点(数学+理科)に対して合格最低点190.0点、得点率63.3%
- 化学科プラス試験: 満点450点(数学+英語+理科)に対して合格最低点301.0点、得点率66.9%
- 数学科プラス試験: 満点300点(数学+英語)に対して合格最低点206.0点、得点率68.7%
高橋数字だけ見ると、6割台後半から7割くらいを取れば届きそうな感じですね。
松田塾長大事なのは、この得点率そのものではなく、自分がどの科目でその得点率に届くのかです。実際、コア試験の英語だけで見ると、合格者の平均得点率は学科ごとに70.8%〜77.8%(受験者全体では59.2%〜65.8%)というデータもあります。つまり英語だけでも6割台では不合格者の平均に近く、7割台に乗せられると合格者の平均圏に入ってくる、というのが実態に近いイメージです。この「自分は英語で何割取れているか」を具体的に把握できていない人ほど、直前期に優先順位を間違えやすくなります。

対策・攻略法
高橋じゃあ、具体的にはどこから手をつければいいですか?
松田塾長理学部の英語は数学・理科との3等分配点(コア試験)、あるいは英語の重みが一気に増す数学科プラス試験のような方式もあるので、志望方式を先に決めることが対策の出発点になります。

理学部英語の対策優先順位
– 最優先: 長文Ⅰ・Ⅱ(700語前後×2題)を時間内に読み切る処理速度。2題で35〜40分以内を目安に、代名詞の指示内容と文章の対立構造を追う練習を繰り返す
– 次に優先: Ⅳ語法・Ⅴ文法。1文全体の時制・数の一致まで見て「どこが誤りか」を判断する練習を、過去問で反復する
– 仕上げ: Ⅲの穴埋め問題とⅦの穴埋め英作文。基礎的な語彙・熟語と、不規則変化動詞の過去・過去分詞のスペルを正確に書けるかを最終チェックする
高橋理科選択とか得点調整のことも、対策に関係してきますか?
松田塾長関係してきます。化学科・数学科・生命科学科のコア試験は理科で得点調整が入るので、「選んだ科目で受験者が少ない」こと自体を過度に心配する必要はありません。むしろ、自分が一番安定して得点できる理科を選ぶことを優先してください。そして物理学科プラス試験を考えている人は、外部英語資格・検定試験の基準突破を、数学・理科の対策と並行して早めに済ませておくことが欠かせません。ここまでで理学部共通の対策の方向性は見えてきたと思いますが、実際にどこから手をつけるべきかは受験生一人ひとりの今の実力によって変わります。次は、受験生が陥りやすい失敗パターンを見ておきましょう。

よくある失敗・注意点
高橋理学部を受ける人がやりがちな失敗って、どんなものがありますか?
松田塾長いくつかあります。

理学部受験生が陥りやすい失敗
– 数学・理科優先で英語を後回しにする: 理系だからという理由で英語の対策量を削ると、コア試験では英語も150点(全体の33.3%)という事実を見落としたまま本番を迎えてしまう
– 物理学科プラス試験の英語を「対策不要」と誤解する: 筆答試験が無いのは事実だが、外部資格・検定試験の基準を満たせなければ出願資格自体が無くなる
– 数学科プラス試験の理科が無いことに気づかず対策してしまう: 理科が合否判定に使われないため、その時間を数学・英語に回せたのに気づくのが本番直前になるケース
– 長文のテーマに惑わされる: 魚の認知能力やバニラの歴史といった専門的に見えるテーマでも、実際は予備知識不要の素直な英文であることが多い。テーマの見た目で難易度を過大評価して焦ってしまう
高橋数学科プラス試験の理科、気づかずに勉強してたら時間がもったいないですね…。
松田塾長もったいないですし、逆に言えば自分の志望学科・方式の試験科目を正確に把握するだけで、使える時間が変わるということです。不安を煽るつもりはありませんが、こうした「情報の見落とし」は、頑張っていないからではなく、単に募集要項の読み込みが甘かったことが原因で起きます。では、ここまでの内容を踏まえて、自分自身の状態を確認してみましょう。

自己診断(セルフチェック)
高橋自分の場合はどうなのか、ちょっと不安になってきました。
松田塾長ここでいくつか確認してみてください。当てはまる項目が多いほど、優先的に対策すべきポイントがはっきりしてきます。

理学部受験生のセルフチェック
– 700語前後の長文を2題、35〜40分程度で読み切れている感覚があるか
– Ⅴの文法問題で、1語だけでなく文全体を見て誤りを判断できているか
– 自分の志望学科・志望方式(コア試験/プラス試験/共通テスト利用)で、英語が何点満点で、合否判定に使われるかを正確に説明できるか
– 物理学科プラス試験を考えている場合、外部英語資格・検定試験の基準点にすでに到達しているか
– 数学・理科にかけている時間と、英語にかけている時間のバランスが、自分の志望方式の配点比率と合っているか
高橋うーん、長文を読み切る時間の感覚とか、正直まだ自信ないです。
松田塾長同じ「長文で時間が足りない」という悩みでも、原因は人によって違います。単語・熟語の絶対量が足りない人、構文自体は取れるのに1文1文の処理が遅い人、設問の指示を読み間違えて時間を浪費している人。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わってきます。

読解が遅いのは単語量だけが原因ではない
長文2題を時間内に読み切れない、その原因は単語力ですか?
「時間が足りない」という症状は同じでも、単語不足・構文処理の遅さ・設問の読み間違いなど原因は人によって違います。松田塾長の無料ウェビナーでは、バラバラに覚えた文法・語彙の知識を読解のスピードにつなげ直す考え方を解説しています。
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基本情報まとめテーブル
高橋最後に、理学部の情報を一覧で見たいです。
松田塾長まとめておきますね。

| 項目 |
内容 |
| 大学名 |
学習院大学 |
| 学部 |
理学部(物理学科・化学科・数学科・生命科学科) |
| コア試験配点(4学科共通) |
数学150点+英語150点+理科150点=450点(英語比率33.3%) |
| プラス試験配点 |
物理学科:数学150+理科150=300点(英語試験なし) / 化学科:数学150+英語150+理科150=450点 / 数学科:数学150+英語150=300点(理科なし) |
| コア試験日 |
2026年2月7日(土) |
| プラス試験日 |
2026年2月9日(月)(生命科学科は実施なし) |
| 共通テスト利用対象 |
化学科・生命科学科のみ |
| 2026年度合格最低点(コア試験) |
物理68.9%・化学63.8%・数学65.6%・生命科学70.2% |
| 出願期間(コア・プラス) |
2026年1月7日(水)〜1月19日(月) |
| 公式入試情報 |
https://www.univ.gakushuin.ac.jp/admissions/faculty-exam/general-core/ |
類似する大学・学部との比較
高橋他の大学の理学部とか、学習院の他の学部ってどうなんですか?
松田塾長いくつか比較しておきましょう。同じ学習院大学でも、
学習院大学法学部は英語150点/350点で比率42.9%、
学習院大学経済学部はコア試験150点/390点で比率38.5%、
学習院大学文学部は学科によって比率37.5%前後と、理学部の33.3%より英語の比重が高い学部が多いです。理学部は数学・理科と3等分されている分、
英語1科目で逆転を狙える幅はやや小さい配点だと言えます。

高橋他の大学の理学部だとどう違うんですか?
松田塾長たとえば
東京理科大学理学部第一部はA方式・B方式で英語配点の仕組みが異なり、
東京理科大学理学部第二部はA方式・B方式で比率約33%という構成です。
東京大学理学部は英語120点で理科一類中心の入試という、また別の枠組みになります。偏差値帯も問題の難易度も違うので単純比較はできませんが、「理系学部の英語は3割前後の配点になりやすい」という傾向自体は、学習院大学理学部にも当てはまります。

よくある質問
高橋最後に、みんなが気になりそうなことをいくつか聞いてもいいですか?
松田塾長もちろんです。

高橋理学部の英語って、文系学部より簡単なんですか?
松田塾長大問構成(Ⅰ〜Ⅶ)自体は法学部・経済学部・文学部と共通なので、形式としての難易度に大きな差はありません。長文のテーマが理系的に見えることもありますが、専門知識が無くても読める英文が選ばれている点は公式にも明言されています。

高橋プラス試験の物理学科を受けるなら、英語の勉強はしなくていいんですか?
松田塾長いえ、それは誤解です。筆答試験こそ無いですが、指定の外部英語資格・検定試験(英検・TOEFL iBT・IELTS等)で基準点以上を満たしていないと出願資格自体がありません。英語力そのものは、どこかの時点で基準を超える必要があります。

高橋コア試験とプラス試験、両方受けたほうがいいですか?
松田塾長併願自体は可能です。ただ、プラス試験は募集人員がコア試験より少なく、学科によって科目構成も変わるので、どちらを主軸にするかは自分の得意科目(特に理科と英語のどちらで稼げるか)によって判断するのがおすすめです。

高橋共通テスト利用はどのくらい重視すべきですか?
松田塾長化学科・生命科学科志望で、英語や国語など共通テスト型の対策が得意なら十分重視する価値があります。ただ物理学科・数学科志望の場合はそもそも対象外なので、志望学科を先に確認してください。

松田塾長ここまで、学習院大学理学部の配点と、学科によって中身が変わる仕組みをお伝えしてきました。コア試験なら英語は450点中150点、プラス試験なら学科によって300点〜450点の中での位置づけが変わる、というのがポイントでしたね。ただ、一番大事なのはここからです。「自分は今、どの大問で何点くらい取れているのか」は、記事を読むだけでは分かりません。

高橋確かに、長文が苦手って言っても、単語なのか、時間配分なのか、文法の見落としなのか、自分では判断がつかないです…。
松田塾長そうなんです。同じ「長文で時間が足りない」という症状でも、単語・熟語の不足が原因の人、構文は取れるのに1文の処理速度が遅い人、設問の指示を読み違えている人と、原因は人によって違います。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わります。受験で一番もったいないのは、勉強していないことより、優先順位を間違えたまま数カ月が過ぎてしまうことです。英語進学塾リオンでは、理学部を含む志望校の配点と今の英語力を確認しながら、何を・どの順番で改善すべきかを一緒に整理しています。気になる方は、一度確認してみるといいですよ。

参考リンク
参考リンク
– 学習院大学 一般選抜募集要項(コア試験・プラス試験・共通テスト利用): https://www.univ.gakushuin.ac.jp/news/general_guide.pdf
– 学習院大学 一般選抜 入試情報(コア試験): https://www.univ.gakushuin.ac.jp/admissions/faculty-exam/general-core/
– 学習院大学 2026年度入学者選抜結果 合格最低点: https://www.univ.gakushuin.ac.jp/admissions/docs/General_Entrance_Examination_Data6.pdf
– 学習院大学 2026年度一般選抜 出題ポイント(英語): https://www.univ.gakushuin.ac.jp/admissions/docs/2026_Point_E.pdf
– 学習院大学理学部 公式サイト: https://www.univ.gakushuin.ac.jp/academics/sci/
Q. 理学部の英語って、文系学部より簡単なんですか?
大問構成(Ⅰ〜Ⅶ)自体は法学部・経済学部・文学部と共通なので、形式としての難易度に大きな差はありません。長文のテーマが理系的に見えることもありますが、専門知識が無くても読める英文が選ばれている点は公式にも明言されています。
Q. プラス試験の物理学科を受けるなら、英語の勉強はしなくていいんですか?
いえ、それは誤解です。筆答試験こそ無いですが、指定の外部英語資格・検定試験(英検・TOEFL iBT・IELTS等)で基準点以上を満たしていないと出願資格自体がありません。英語力そのものは、どこかの時点で基準を超える必要があります。
Q. コア試験とプラス試験、両方受けたほうがいいですか?
併願自体は可能です。ただ、プラス試験は募集人員がコア試験より少なく、学科によって科目構成も変わるので、どちらを主軸にするかは自分の得意科目(特に理科と英語のどちらで稼げるか)によって判断するのがおすすめです。
Q. 共通テスト利用はどのくらい重視すべきですか?
化学科・生命科学科志望で、英語や国語など共通テスト型の対策が得意なら十分重視する価値があります。ただ物理学科・数学科志望の場合はそもそも対象外なので、志望学科を先に確認してください。