高橋松田塾長、明治大学の総合数理学部を受けようと思ってるんですけど、英語って何点分あるんですか?数学型の学部だって聞いたので、英語はそこまで重くないのかなって思ってて……。
松田塾長いい質問ですね!結論から言うと、学部別入学試験だと数学が200点、英語が120点で、総点は320点です。英語の比率は37.5%、つまり合否のおよそ4割近くを英語が左右する配分なんですよ。

高橋えっ、4割近く!?数学のほうが重いのは分かりますけど、英語もけっこう大きいんですね。
松田塾長そうなんです。2026年度の学部別入学試験の合格最低点は、現象数理統計学科が201点、先端メディアサイエンス学科が203点、ネットワークデザイン学科が188点でした。320点満点なので得点率は58.8%〜63.4%、6割前後を取れれば届くラインです。ただ、その6割を数学と英語でどう分け合うかが勝負どころになります。この記事では、配点の中身から大問4題の解き方、合格最低点から逆算した「英語で何点取るか」まで、順番に見ていきますね。

入試方式の全体像|3学科と6つの受け方

高橋まず、総合数理学部ってどんな入試方式があるんですか?
松田塾長一般選抜は「学部別入学試験」「全学部統一入学試験」「大学入学共通テスト利用入学試験」の3本立てです。学科は現象数理統計学科、先端メディアサイエンス学科、ネットワークデザイン学科の3つで、出願のときに学科を選びます。同じ学部の中で複数の学科を併願することはできませんが、方式をまたいだ併願はできますよ。

高橋方式によって、英語の重さって変わるんですか?
松田塾長かなり変わります。まず全体を表で見てみましょう。

| 入試方式 |
試験日 |
総点 |
英語配点 |
英語比率 |
| 学部別入学試験(3学科共通) |
2026年2月17日(火) |
320点 |
120点 |
37.5% |
| 全学部統一 4科目方式 |
2026年2月5日(木) |
500点 |
150点 |
30.0% |
| 全学部統一 3科目方式(現象数理統計学科のみ) |
2026年2月5日(木) |
400点 |
100点 |
25.0% |
| 全学部統一 英語4技能4科目方式 |
2026年2月5日(木) |
400点 |
50点(資格を換算) |
12.5% |
| 共通テスト利用 前期日程(5科目) |
2026年1月17日(土)・18日(日)の共通テスト |
600点 |
200点 |
33.3% |
| 共通テスト利用 後期日程(4科目) |
2026年1月17日(土)・18日(日)の共通テスト |
500点 |
200点 |
40.0% |
松田塾長英語比率がいちばん高いのは共通テスト後期の40.0%、次が自前の問題で受ける学部別入学試験の37.5%です。逆に、全学部統一の英語4技能4科目方式は、英検などの資格を換算して英語に40〜50点を付与するので、比率は12.5%まで下がります。募集人員は、学部別入学試験が3学科合計で123名(現象数理統計学科40名・先端メディアサイエンス学科51名・ネットワークデザイン学科32名)、全学部統一が合計66名です。

高橋資格で英語の試験が免除になる方式もあるんですね!でも、それ以外はどの方式でも英語が必要ってことですか?
松田塾長その通りです。英語4技能4科目方式を使わない限り、英語は2割5分から4割の重さで問われます。この記事では、多くの受験生が主軸にする学部別入学試験を中心に解説していきますね。まずは、その配点の中身から見ていきましょう。

英語配点・比率の詳細|数学200点との差は80点

高橋学部別入学試験の中身を、もう少し詳しく教えてください!
松田塾長科目は数学と外国語(英語)の2科目だけです。総合数理学部は、選択教科・科目がありません。数学は午前の10時00分から12時00分までの120分で200点、英語は午後の13時30分から14時40分までの70分で120点です。

| 科目 |
配点 |
比率 |
試験時間 |
出題範囲 |
| 数学 |
200点 |
62.5% |
120分 |
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数学A、数学B「数列」、数学C「ベクトル、平面上の曲線と複素数平面」 |
| 外国語(英語) |
120点 |
37.5% |
70分 |
英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲ、論理・表現Ⅰ〜Ⅲ |
| 合計 |
320点 |
100% |
– |
2科目のみ(選択科目なし) |
高橋数学が120分で英語が70分って、数学のほうがじっくり時間をかけられるんですね。
松田塾長ところが、1分あたりの点数で見ると面白いんですよ。数学は200点を120分で割ると1分あたり約1.67点、英語は120点を70分で割ると約1.71点で、時間あたりの得点効率は英語のほうがわずかに高いんです。数学は出来にブレが出やすい一方で、英語は取れる問題を確実に拾えば、70分で安定して点になります。

高橋えっ、そう考えると英語を後回しにするのはもったいないですね(笑)
松田塾長そうなんです。数学が得意な受験生ほど「英語は6割あればいい」と思いがちですが、数学の出来が少し崩れたときの保険として、英語で7割〜8割を安定させておくほうが合格ラインに近づきます。では、その英語70分には、どんな問題が出るのでしょうか。

大問構成・出題形式|2026年度は大問4題

高橋英語の70分って、どんな問題が出るんですか?
松田塾長2026年度は大問4題でした。大学が公表している「出題の意図」と、問題冊子の中身を表にまとめます。

| 大問 |
2026年度の内容 |
解答箇所 |
大学が公表した出題の意図 |
| 大問Ⅰ |
歩行の力を電気に変える技術を紹介する科学系の英文と、再生可能エネルギーを説明した関連英文 |
10か所 |
指示語や事実関係の確認、関連英文との接続を通した論理的な読解 |
| 大問Ⅱ |
日本の合計特殊出生率を扱った時事英文とグラフ2点 |
10か所 |
文脈理解と主題把握、構文の理解度、図表や英語のデータを分析する力 |
| 大問Ⅲ |
言語の経済的な価値を扱った英文の空所補充 |
10か所 |
文脈と文法構造に照らした語句選択、基礎的な語彙と文法 |
| 大問Ⅳ |
老夫婦の日常会話文 |
15か所 |
決まり文句や口語表現、話者の気持ち・冗談・含意の把握 |
高橋時事問題にグラフまで出るんですか!数学型の学部らしいというか……。
松田塾長そうなんです!大問Ⅱは「図表や英語のデータを理解して適切に分析する能力」を測ると、大学自身が出題の意図で明記しています。数値やグラフを英語のまま読み取る力は、総合数理学部らしい出題と言えますね。解答箇所は全部で45か所(2026年度の問題冊子で数えた数です)で、大半はマーク式です。

高橋45か所を70分で……1か所あたり1分半くらいしかないですよね?
松田塾長計算すると1か所あたり平均1.5分ほどです。しかも長文を読む時間も含めてですから、ダラダラ読んでいる余裕はありません。私の目安ですが、大問Ⅰに約17分、大問Ⅱに約17分、大問Ⅲに約13分、大問Ⅳに約15分、見直しに約8分とすると、ちょうど70分に収まります。

高橋マーク式ばっかりですか?
松田塾長大問Ⅱには、日本語で与えられた意味に合わせて空欄に英語を1語ずつ書き入れる設問(3か所)があります。マークだけではないので、日本語の意味に合う英語を正しく書く必要がありますよ。ここまで形式が分かったので、次は「どこでつまずきやすいか」を見ていきましょう。

つまずきポイント|文法は単独で出ない、読解の中に埋まっている
高橋総合数理学部の英語って、文法問題は出るんですか?
松田塾長「文法問題」として単独で出るわけではありません。文法や語彙の知識は、長文の空所補充や並べ替えの中に埋め込まれて問われます。2026年度の出題を分類すると、つまずきやすいポイントは大きく3つでした。

松田塾長1つ目は、紛らわしい語の識別です。綴りや意味が似た語、同じ品詞の選択肢から、文脈に合うものを選ぶ設問が大問ⅡとⅢに並びます。2つ目は、前置詞と接続の表現です。分詞に前置詞がついた形や、「〜を除いて」「〜を含めて」のように意味が近い前置詞、文頭に置く副詞(逆接や皮肉を表すもの)を、前後の文の関係から選ばせます。3つ目は、大問Ⅰの語句並べ替えです。割合を表す語法が分かっていれば並べ替えは一気に楽になりますが、知らないと7つの語句を前に固まってしまいます。

高橋文法をちゃんと覚えてるつもりでも、長文の中に出てくると気づけなさそうです……。
松田塾長まさにそこが落とし穴なんです。文法書で見たときは解けるのに、長文の空所になると「何を問われているのか」が見えなくなる受験生は多いですよ。文法を単独の知識として覚えるだけでなく、読解の中で使われている形を見つける練習までセットにしておくと、空所補充がぐっと楽になります。

文法は覚えたのに、長文の空所で迷う人へ
空所補充で固まるのは、文法を「知識」で止めているからかもしれません
前置詞や副詞、語法を単独で覚えていても、長文の中に埋め込まれると同じ知識だと気づけない受験生は少なくありません。松田塾長が行う「イメージ英文法」の授業では、バラバラに暗記した文法を読解につなげ直す考え方を扱っています。
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大問別の解き方|なぜその答えになるのかを押さえる
高橋じゃあ、実際に問題を解くときの考え方を大問ごとに教えてください!
松田塾長大問Ⅰから順にいきましょう。ここでは問題文そのものは引用せず、設問の型と思考の流れを説明しますね。

大問Ⅰ|科学系の長文と関連英文
松田塾長設問は、下線部の指示内容、空所補充、内容一致、関連英文の3つの型で構成されていました。内容一致の「正しいものはどれか」は、選択肢を1つずつ本文の該当箇所に戻して、数値や固有名詞が合っているかを確認します。2026年度は、本文に出てくる記録タイムと秒数の差から答えを計算する設問もありました。

高橋数字を探すだけなら、すぐ解けそうですね!
松田塾長数字は探せば見つかりますが、本文中に似た数字が複数並んでいて、引っかけになりやすいんです。計算が必要な設問だと、単位や桁を読み違えるだけで間違えてしまいます。設問を先に読み、本文では数値と固有名詞に線を引いて読むと、見直す時間が大幅に減ります。関連英文の見出し選択は、その段落全体が何を説明しているかを問うので、細部ではなく段落の主題を見ます。

大問Ⅱ|時事英文とグラフ
松田塾長大問Ⅱは、先に図表の軸・凡例・年を確認してから本文を読むのがコツです。「2つのグラフから分かることは何か」という設問は、本文の知識ではなく、グラフから読み取れる範囲で判断します。「〜と言える」という選択肢が、データの範囲を超えていないかをチェックしてください。

高橋英語を1語書く問題は、どう考えればいいですか?
松田塾長日本語の意味が与えられているので、まず日本語を英語の品詞に直して、空欄の前後の形から品詞を決めます。名詞が入るのか、形容詞が入るのかが分かれば、候補はぐっと絞れますよ。マーク式の中に混ざる「書く」問題なので、日本語の意味に合う英語を正しく書ける単語を増やしておくのが得点につながります。

大問Ⅲ|空所補充の長文
松田塾長10か所すべてが4択の語句選択で、読解というより語彙・文法の運用力を試す設問です。文頭の副詞は、直前の文と逆接なのか、因果なのか、皮肉なのかを文脈で決めます。前置詞や動詞の語法は、選択肢を見た瞬間に「この組み合わせは文法的にあり得ない」と消せる受験生が強いですね。

高橋先に解いて時間を貯金する、みたいな作戦もありですか(笑)
松田塾長ありだと思います!知識で決まる設問が多い大問Ⅲは、迷う時間を短くして先に片付けると、残りの大問に時間を回せます。もちろん、自分が最も得意な大問から手をつけるのが基本です。

大問Ⅳ|会話文
松田塾長大問Ⅳは15か所と最も解答箇所が多く、内容を問う6問と、(A)から(I)までの9つの空欄に9つの選択肢を重複なしで当てはめる問題でできています。会話文は話者の冗談や皮肉が混ざるので、文字どおりではなく「どんな気持ちで言っているか」を読みます。

高橋9つの空欄に9つの選択肢って、全部合わないと全滅しそうで怖いです……。
松田塾長全部を一度に決めようとしないのがコツです!確実に入るものから先に埋めて、選択肢を減らしていく消去法で進めます。決まり文句や慣用表現の知識があるほど速くなるので、日常会話でよく使うイディオムは普段から音読しておくといいですよ。次は、ここまでの内容を点数に落とし込んでみましょう。

配点・ボーダーシミュレーター|英語で何点取れば届くか

高橋結局、英語で何点取れば合格に近づくんですか?
松田塾長2026年度の実際のデータで考えてみましょう。学部別入学試験の結果は次のとおりでした。

| 学科 |
募集人員 |
受験者数 |
合格者数 |
合格最低点(320点満点) |
得点率 |
競争率 |
| 現象数理統計学科 |
40名 |
606名 |
108名 |
201点 |
62.8% |
5.6倍 |
| 先端メディアサイエンス学科 |
51名 |
806名 |
139名 |
203点 |
63.4% |
5.8倍 |
| ネットワークデザイン学科 |
32名 |
362名 |
61名 |
188点 |
58.8% |
5.9倍 |
| 3学科合計 |
123名 |
1,774名 |
308名 |
– |
– |
– |
松田塾長合格者数には追加合格が含まれています。3学科の合格最低点は188点〜203点ですので、ここでは切りよく200点でシミュレーションしてみます。

steps
- 合格最低点を決める ― 3学科の合格最低点は188〜203点なので、ここでは約200点を目標ラインに置きます。
- 数学の得点を仮置きする ― 数学200点のうち、5割なら100点、6割なら120点、7割なら140点です。
- 英語に必要な点を逆算する ― 数学5割なら英語は100点(得点率83.3%)、数学6割なら英語は80点(66.7%)、数学7割なら英語は60点(50.0%)が必要です。
- 余裕を10点足して考える ― 合格最低点はぎりぎり合格した人の点数なので、210点を目標にすると、数学6割の場合は英語90点(得点率75.0%)になります。
高橋数学が5割だと、英語で8割以上いるんですか!?
松田塾長そうなんです。逆に、数学が7割取れる受験生なら、英語は5割でも届く計算になります。たとえば数学6割・英語7割なら120点+84点で204点、先端メディアサイエンス学科の最低点203点をちょうど超える水準です。

高橋数学が苦手でも、英語でカバーできるってことですね。
松田塾長その通りです。ただ、数学は日によって出来にブレが出やすい科目です。数学の出来に左右されにくい英語の安定感が、結果的に合否の保険になります。「必要な点は分かった。でも今の自分は何点取れているんだろう」と思った人は、次の話も聞いてください。

松田塾長数学が得意なのか、英語が得意なのかで、同じ「合格ライン」でも必要な英語の点数は40点分も変わります。大事なのは、今の自分の数学と英語の得点力を並べて、英語にどれだけ上積みが必要かを知ることです。それが分かれば、残りの学習時間をどちらに使うかが決まります。

高橋全学部統一のほうは、合格ラインはどうなってるんですか?
松田塾長2026年度の全学部統一入学試験の結果は次のとおりです。方式と学科によって、かなり差があります。

| 方式・学科 |
募集人員 |
受験者数 |
合格者数 |
合格最低点 |
得点率 |
競争率 |
| 3科目方式・現象数理統計学科 |
4名 |
68名 |
17名 |
295点/400点 |
73.8% |
4.0倍 |
| 4科目方式・現象数理統計学科 |
12名 |
110名 |
46名 |
336点/500点 |
67.2% |
2.4倍 |
| 4科目方式・先端メディアサイエンス学科 |
15名 |
282名 |
52名 |
367点/500点 |
73.4% |
5.4倍 |
| 4科目方式・ネットワークデザイン学科 |
31名 |
256名 |
102名 |
319点/500点 |
63.8% |
2.5倍 |
| 英語4技能4科目方式・現象数理統計学科 |
1名 |
54名 |
14名 |
313点/400点 |
78.3% |
3.9倍 |
| 英語4技能4科目方式・先端メディアサイエンス学科 |
2名 |
121名 |
23名 |
319点/400点 |
79.8% |
5.3倍 |
| 英語4技能4科目方式・ネットワークデザイン学科 |
1名 |
86名 |
33名 |
287点/400点 |
71.8% |
2.6倍 |
松田塾長全学部統一は得点率が63.8〜79.8%と、学部別入学試験の58.8〜63.4%より高めです。英語4技能4科目方式は英語の試験が免除でも、数学と理科で高得点が必要になります。ここまでで合格ラインの目安がつかめたので、対策の組み立てに入りましょう。

対策・攻略法|何を、どの順で、いつまでに
高橋数学とのバランスを考えると、英語はどう勉強していけばいいですか?
松田塾長学部別入学試験を主軸にするなら、大きく4段階で考えてください。

明治大学総合数理学部 英語対策の4段階
– 語彙と文法の抜けをなくす(高3の7月末まで) ― 単語帳と文法問題集を1冊ずつ仕上げ、「なんとなく」で正解した問題をなくします。特に前置詞・接続表現・語法は、大問ⅡとⅢに直結します。
– 長文を読む型を作る(8月〜11月) ― 科学・環境・社会テーマの英文を、設問を先に読んでから解く練習を重ねます。数値や固有名詞に線を引く癖をここでつけます。
– 図表と会話文に慣れる(11月〜12月) ― グラフ付きの時事英文と会話文を、別枠で練習します。大学が公表している過去問を使えば、形式に直接慣れられます。
– 70分の通し演習(1月〜試験日まで) ― 大問4題を70分で解く時間配分を、過去問で何度も体に入れます。全学部統一(2026年は2月5日)や学部別(2026年は2月17日)の日程から逆算して、直前に本番形式を3回は通しましょう。
高橋数学の勉強時間とのバランスは、どう取ればいいですか?
松田塾長配点の比率が数学62.5%、英語37.5%、つまりおよそ5対3なので、学習時間もこの比を出発点にして、苦手な側に少し寄せるのが基本です。ただ、英語は毎日触れないと感覚が落ちる科目なので、1日30分でも毎日続けるほうが、週末にまとめてやるより効果が出やすいですよ。

2027年度入試からの数学の出題範囲変更に注意
– 数学B「統計的な推測」が学部別入試に加わる ― 大学の発表によると、2027年度の学部別入学試験の数学では、数学B「数列、統計的な推測」が出題範囲になります。2026年度までは「数列」のみでした。
– 数学の負担が増えるぶん英語の時間管理が重要になる ― 数学の学習量が増えると英語が後回しになりやすいので、英語の学習時間をあらかじめカレンダーに確保しておきましょう。
– 最新の募集要項を必ず確認する ― 配点や日程は年度ごとに変わる可能性があります。出願前に、その年度の入学試験要項で確認してください。
高橋数学の範囲が増えると、英語まで手が回らなくなりそうで怖いです……。
松田塾長だからこそ、英語は早めに「型」を作っておくのが大切です。次は、受験生が陥りやすい失敗を見ていきましょう。

よくある失敗・注意点
高橋総合数理学部を受ける人が、英語でやりがちな失敗ってありますか?
松田塾長いくつかあります。2026年度の合格最低点と出題内容から考えると、特に次の3つです。

陥りやすい3つの失敗
– 数学に時間を使いすぎて英語を後回しにする ― 英語120点は合格最低点200点の6割にあたります。数学が得意でも、英語が5割(60点)なら、数学で140点(7割)が必要になります。
– 長文は読めるのに、大問Ⅲや空所補充で落とす ― 空所補充は読解というより語彙と文法の運用力を問います。長文演習だけで満足せず、前置詞や副詞の使い分けを意識的に練習しましょう。
– 70分で45か所を解く練習をしていない ― 1か所あたり平均1.5分しかないので、1つの設問で3分悩むと、後半の大問Ⅳを解く時間が足りなくなります。時間を計って解く練習が欠かせません。
高橋時間を計って解くのって、普段の勉強だとつい後回しにしちゃいます(笑)
松田塾長みんなそうなんです!でも、本番で70分に収まるかどうかは、普段の練習で決まります。ここまでの内容を、自分に当てはめて確認してみましょう。

自分の場合はどうですか?セルフチェック
高橋自分がどれくらい対策できてるのか、確認する方法はありますか?
松田塾長次のチェックリストで、当てはまるものを数えてみてください。

明治大学総合数理学部 英語セルフチェック
– 単語帳と文法問題集を1冊ずつ、根拠を説明できるレベルまで仕上げているか
– 前置詞や副詞の使い分けを、長文の空所で正しく選べているか
– 科学・環境・社会のテーマの英文で、知らない単語が続いても文脈で意味を推測できるか
– グラフ付きの英文で、軸・凡例・数値を読み取ってから設問に進めているか
– 英語を1語書く問題で、日本語の意味に合う英語を正しく書けるか
– 70分で大問4題を、時間内に最後まで解き切れているか
高橋うわ、半分くらいしか自信を持って「はい」と言えないです……。
松田塾長それ、実はとても多いんです!単語は分かるのに長文で意味が取れない人、文法は取れるのに空所で迷う人、読めているのに時間が足りない人。同じ「英語で点が伸びない」でも、原因は人によって全然違います。

高橋自分がどのタイプなのか、自分では正直よく分からないです。
松田塾長そうですよね。そこを一人で正確に診断するのは、実はかなり難しいんです。

読めているのに点が取れない理由は、人によって違う
単語は分かるのに、長文になると急に手が止まっていませんか?
原因が語彙なのか、文法を読解に使う感覚なのかで、やるべき対策は変わります。松田塾長の「イメージ英文法」の授業では、バラバラに覚えた知識を読解につなげ直す視点を扱っています。
自分の読めない原因と関係があるか確認する›
松田塾長原因が違えば、やるべき対策の順番も変わってきます。たとえば語彙が足りない人は単語帳に戻るべきですし、読解の型がない人は設問の読み方から直す必要があります。

高橋原因を取り違えて勉強すると、時間がもったいないですね。
松田塾長そうなんです。特に総合数理学部は数学にも時間が必要なので、英語の勉強は一発で的を射たいところです。英語進学塾リオンでは、現在の英語力と志望校を照らし合わせながら、何が足りないのか、どの順番で対策すべきかを一緒に整理しています。気になる方は、一度確認してみてください。

基本情報まとめ
| 項目 |
内容 |
| 大学名 |
明治大学 |
| 学部・学科 |
総合数理学部(現象数理統計学科・先端メディアサイエンス学科・ネットワークデザイン学科) |
| 入試方式 |
学部別入学試験 |
| 総点 |
320点(数学200点・英語120点) |
| 英語配点・比率 |
120点(37.5%) |
| 試験時間 |
数学120分・外国語(英語)70分 |
| 2026年度入試日 |
2026年2月17日(火) |
| 合格発表・入学手続締切 |
2026年2月24日(火)・2026年3月3日(火) |
| 募集人員(学部別) |
123名(現象数理統計学科40名・先端メディアサイエンス学科51名・ネットワークデザイン学科32名) |
| 2026年度合格最低点 |
現象数理統計学科201点・先端メディアサイエンス学科203点・ネットワークデザイン学科188点 |
| 2026年度競争率 |
5.6倍・5.8倍・5.9倍 |
| 公式入試情報 |
https://www.meiji.ac.jp/exam/ |
類似する大学・学部との比較
高橋他の大学の理系学部と比べて、総合数理学部の英語の重さってどうなんですか?
松田塾長英語と数学が主役の配点という点では、
東京理科大学先進工学部のB方式が近いですね。あちらは数学・英語・理科が各100点で、英語は3分の1です。
学習院大学理学部のコア試験も数学・英語・理科が各150点の均等配分で、英語は33.3%でした。総合数理学部は理科がなく、数学200点と英語120点の2科目で、英語の比率は37.5%と少し高めです。

高橋同じGMARCHの文系学部だとどうですか?
松田塾長明治大学法学部の学部別入学試験は、英語150点・総点350点で、英語比率は42.9%です。同じ明治大学でも、学部によって英語の重みは大きく違います。

高橋配点が似ていれば、対策も同じでいいですか?
松田塾長そうとは限りません。総合数理学部は図表の読み取りや会話文など、出題形式に特徴があります。配点が近い大学の対策をそのまま使うのではなく、志望校の過去問で形式に慣れることが欠かせません。

よくある質問
高橋最後に、みんなが気になりそうなことをいくつか聞いてもいいですか?
松田塾長もちろんです。

高橋総合数理学部の学部別入学試験は、3学科で英語の問題も同じですか?
松田塾長要項では、3学科とも同じ時間割・同じ配点で、科目の選択もありません。数学200点・英語120点で、英語の試験時間は70分です。学科を選ぶのは出願のときで、同じ学部内で複数の学科を併願することはできません。

高橋英語が苦手で数学が得意なら、英語4技能の方式のほうが有利ですか?
松田塾長英語4技能4科目方式は、英検などの資格のスコアに応じて英語に40〜50点が付与され、英語の試験は免除になります。ただ、募集人員は3学科で合計4名と少なく、2026年度の合格最低点は400点中287〜319点、得点率71.8〜79.8%と高めでした。英語を避けるための方式というより、資格をすでに持っている人向けの選択肢だと考えてください。

高橋共通テスト利用だと、英語はどのくらいの比重ですか?
松田塾長前期日程の5科目方式は600点のうち英語が200点で33.3%、後期日程の4科目方式は500点のうち英語が200点で40.0%です。どちらも英語はリーディング100点とリスニング100点の合計200点を使います。

高橋2027年度入試では、英語の試験も変わりますか?
松田塾長大学の変更点ページで、総合数理学部の一般選抜については、学部別入学試験の数学の出題範囲の変更と、TOEFL iBTのスコアスケール変更に伴う基準の変更が発表されています。数学では数学B「統計的な推測」が加わります。英語の出題形式については、出願前に2027年度の入学試験要項で確認してください。

松田塾長ここまでで、総合数理学部の学部別入学試験が数学200点・英語120点の320点満点であること、2026年度の合格最低点が188〜203点であること、英語は大問4題・45か所を70分で解くことが分かったと思います。ただ、一番大事なのはここからです。「自分は英語で何点取れば届くのか」は、数学がどれだけ取れるかによって、一人ひとり変わります。

高橋確かに、自分が数学と英語でそれぞれ何点取れているのか、正直よく分かってないです……。
松田塾長同じ「英語が伸びない」でも、語彙が足りない人、文法は分かるのに空所補充や読解に使えていない人、時間配分がうまくいっていない人、数学に時間を取られて英語が後回しになっている人では、やるべき対策がまったく違います。受験で一番もったいないのは、勉強していないことより、優先順位を間違えたまま数ヶ月が過ぎてしまうことなんですよ。

松田塾長現在地と、合格ラインとの差、先に直すべき弱点、やるべき勉強の順番がはっきりすれば、数学との時間配分も決まって、迷わず積み上げていけます。英語進学塾リオンでは、今の英語力と明治大学総合数理学部の配点・合格ラインを照らし合わせながら、何を・どの順番で・いつまでに改善すべきかを一緒に整理しています。外部生の方の個別学習相談は無料で、話を聞いたうえで必要かどうかを判断してもらって構いません。気になる方は、一度確認してみてください。

参考リンク
参考リンク
– 明治大学 入試総合サイト(公式) | https://www.meiji.ac.jp/exam/
– 2026年度 一般選抜要項(学部別・全学部統一・共通テスト利用) | https://www.meiji.ac.jp/exam/information/guidelines/2026-meiji_guidelines.pdf
– 2026年度 入試結果データ | https://www.meiji.ac.jp/exam/information/data/6t5h7p000001himy-att/2026nyushidata.pdf
– 2026年度入学試験問題・解答例・出題の意図(公式) | https://www.meiji.ac.jp/exam/information/qfki0t00000jg2m1.html
– 2026年度 総合数理学部 英語 出題の意図(外部サイト 赤本オンライン掲載) | https://akahon.net/public/uploads/Document/QuestionAnswer/meiji/meiji_2026_0217_eng_shutsudaiito.pdf
– 2027年度からの総合数理学部 学部別入学試験 数学の出題範囲(公式) | https://www.meiji.ac.jp/ims/news/2024/mkmht000002ahazl-att/mkmht000002ahb35.pdf
Q. 総合数理学部の学部別入学試験は、3学科で英語の問題も同じですか?
要項では、3学科とも同じ時間割・同じ配点で、科目の選択もありません。数学200点・英語120点で、英語の試験時間は70分です。学科を選ぶのは出願のときで、同じ学部内で複数の学科を併願することはできません。
Q. 英語が苦手で数学が得意なら、英語4技能の方式のほうが有利ですか?
英語4技能4科目方式は、英検などの資格のスコアに応じて英語に40〜50点が付与され、英語の試験は免除になります。ただ、募集人員は3学科で合計4名と少なく、2026年度の合格最低点は400点中287〜319点、得点率71.8〜79.8%と高めでした。英語を避けるための方式というより、資格をすでに持っている人向けの選択肢だと考えてください。
Q. 共通テスト利用だと、英語はどのくらいの比重ですか?
前期日程の5科目方式は600点のうち英語が200点で33.3%、後期日程の4科目方式は500点のうち英語が200点で40.0%です。どちらも英語はリーディング100点とリスニング100点の合計200点を使います。
Q. 2027年度入試では、英語の試験も変わりますか?
大学の変更点ページで、総合数理学部の一般選抜については、学部別入学試験の数学の出題範囲の変更と、TOEFL iBTのスコアスケール変更に伴う基準の変更が発表されています。数学では数学B「統計的な推測」が加わります。英語の出題形式については、出願前に2027年度の入学試験要項で確認してください。