東京理科大学創域理工学部(旧理工学部)英語配点33%の攻略法

塾長コラム 大学別対策ページ 東京理科大学

高橋

高橋塾長、東京理科大学の理工学部を志望校リストに入れてたんですけど、公式サイトを見たら「創域理工学部」って学部しか出てこなくて……理工学部、無くなっちゃったんですか?
松田塾長いい質問ですね。結論から言うと、理工学部は無くなったわけではなく、2023年度に「創域理工学部」へ名称変更されています。東京理科大学自身が「2023年度に理工学部は創域理工学部に名称変更予定です」と公式に案内していて、中身は野田キャンパスの理系学部として続いています。だから今、英語の配点や対策を調べるなら「創域理工学部」の情報を見る必要があります。

松田塾長

高橋

高橋じゃあ、理工学部で調べてたのは全部ムダだったってことですか……?
松田塾長ムダではないですよ。試験方式(A方式・B方式)の考え方や、英語でリスニングが課されないといった大枠は変わっていません。今日は「名前が変わって何が同じで何が違うのか」も含めて、創域理工学部のB方式(本学独自入試)を中心に、英語の配点・大問構成・対策の優先順位まで、ひとつずつ整理していきましょう。

松田塾長

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東京理科大学 理工学部は「創域理工学部」に変わった

松田塾長まずこのセクションでは、名称変更の経緯と、今の創域理工学部がどんな学部なのかを押さえておきます。

松田塾長

高橋

高橋お願いします!学科とかも変わったんですか?
松田塾長はい。現在の創域理工学部は数理科学科・先端物理学科・生命生物科学科・建築学科・先端化学科・電気電子情報工学科・機械航空宇宙工学科・社会基盤工学科の8学科で、キャンパスは野田キャンパスです。公式の2026年度一般選抜要項には「創域理工学部情報計算科学科および経営システム工学科は,2025年度入学者を最後に募集を停止します」ともあり、情報計算科学科と経営システム工学科はこの学部からは募集していません(情報系は創域情報学部に再編されています)。

松田塾長

高橋

高橋けっこう大きい再編なんですね!理工学部時代と比べて、英語の試験は変わったんですか?
松田塾長根本的な部分は変わっていません。本学独自入試であるB方式では、英語はリスニング・スピーキングを課さず、読解・文法中心の筆記試験という点は理工学部時代から一貫しています。ただし学部名が変わったことで、過去問や配点表を検索するときに「理工学部」ではヒットしない情報も増えているので、ここから先は必ず「創域理工学部」で検索する癖をつけてください。

松田塾長

高橋

高橋了解です!じゃあ次は、入試方式そのものを整理したいです。

入試方式の全体像(A方式・B方式・S方式)

松田塾長ここでは創域理工学部で使える主な入試方式を整理します。英語の扱いが方式ごとにかなり違うので、ここを混同すると対策の優先順位を間違えます。

松田塾長

高橋

高橋方式、いくつあるんですか?
松田塾長大きく3つです。A方式(大学入学共通テスト利用)、B方式(本学独自入試)、S方式(数理科学科・電気電子情報工学科の専門コース対象)です。この記事で中心的に扱うのはB方式で、英語の記述・マーク式の筆記試験が課される方式です。

松田塾長

創域理工学部の主な入試方式

– A方式(4教科型): 共通テストの外国語・数学・理科・(国語または情報)で判定。英語はリーディング100点+リスニング100点の合計200点満点

– A方式(3教科型): 共通テストの外国語・数学・理科の3教科で判定。英語は同じく200点満点

– A方式(2教科+英語資格検定): 英語外部検定のスコアを出願資格として使い、共通テストは数学と理科のみで判定。英語は合否判定の得点そのものには使われません

– B方式: 本学独自入試。数学・英語・理科の3科目、各100点のマークシート+記述式(学科により解答形式は異なる)

– S方式: 数理科学科・電気電子情報工学科の専門コースを対象とした本学独自入試

高橋

高橋えっ、2教科+英語資格検定だと英語の点数は関係ないんですか?
松田塾長そうなんです。この方式では英語外部検定(英検やTEAPなど)のスコアが出願の条件になるだけで、共通テストの英語の得点そのものは合否判定に加点されません。「英語重視の方式」だと勘違いして出願すると、当日勝負になるのは数学と理科だけ、という状況になるので注意してください。

松田塾長

方式名と英語の扱いを混同しない

– A方式(4教科型・3教科型)は共通テストの英語(リーディング+リスニング200点)がそのまま加点される

– A方式(2教科+英語資格検定)は英語外部検定が出願資格になるだけで、共通テストの英語は得点化されない

– B方式は本学独自の英語筆記試験(100点)で、リスニングは課されない

– 方式名だけで判断せず、志望学科の募集要項で英語がどう扱われるかを必ず確認する

高橋

高橋えっ、紛らわしいですね……。じゃあ、一番オーソドックスなのはどれなんですか?
松田塾長受験者数が多く、英語の筆記力をしっかり問われるのはB方式です。次のセクションで、B方式を中心に配点の中身を具体的に見ていきましょう。

松田塾長

英語配点・比率の詳細

東京理科大学創域理工学部B方式の配点構成(300点満点、数学・英語・理科が各100点)の円グラフ

松田塾長ここが一番知りたいところですよね。B方式の配点から見ていきます。

松田塾長

高橋

高橋はい、お願いします!
松田塾長B方式は1時限目が数学(10時00分〜11時40分、100点)、2時限目が英語(12時50分〜13時50分、100点)、3時限目が理科(14時50分〜16時10分、100点)という同じ時間割で、ほとんどの学科は3科目合計300点満点です。つまり英語の配点比率は33.3%になります。

松田塾長

高橋

高橋ほとんどの学科、ということは例外があるんですか?
松田塾長はい、数理科学科だけ数学の配点が特殊です。公式要項に「創域理工学部数理科学科の数学は100点満点での採点結果を200点に換算」とあり、数理科学科だけ合計点が400点になります。そうなると英語の比率は100点÷400点で25%に下がります。同じ学部でも学科によって英語の「重み」が変わるということですね。

松田塾長

入試方式 対象 数学 英語 理科 その他 満点 英語比率
B方式 数理科学科以外の7学科 100点 100点 100点 – 300点 33.3%
B方式 数理科学科 200点(100点を換算) 100点 100点 – 400点 25%
A方式(4教科型) 全学科共通 200点 200点 200点 国語or情報100点 700点 28.6%
A方式(3教科型) 全学科共通 200点 200点 200点 – 600点 33.3%
A方式(2教科+英語資格検定) 全学科共通 200点前後(学科差あり) 出願資格のみ(得点化なし) 200点前後(学科差あり) – 学科により異なる 0%
高橋

高橋数理科学科だけ数学の比重が重いのは面白いですね!英語が苦手な人は数理科学科を狙うのもアリってことですか?
松田塾長一理ありますが、裏を返せば数理科学科は数学でより高い精度が求められる学科ということでもあります。英語の比率が下がった分を安心材料にするより、「この学科は数学の失点が致命傷になりやすい」と捉えるほうが受験戦略としては健全です。英語の対策量を減らしていい理由にはなりません。

松田塾長

高橋

高橋確かに……数学得意アピールしてる場合じゃないですね(笑)。じゃあ次は、その英語の試験が実際どんな問題構成になっているのか知りたいです。

大問構成・出題形式

東京理科大学創域理工学部B方式の試験当日のタイムスケジュール(1時限数学、2時限英語、3時限理科)

松田塾長ここでは、B方式の英語で実際に何が問われるかを見ていきます。

松田塾長

高橋

高橋60分でどんな問題が出るんですか?
松田塾長公式要項には「英語はリスニング及びスピーキングを課さない」と明記されています。出題範囲は英語コミュニケーションI・II・III、論理・表現I・II・IIIで、形式は長文読解を中心に、内容一致問題、文法・語法問題、語句の働きや接続表現の理解を問う問題が中心になります。

松田塾長

B方式 英語の出題形式(傾向)

– 試験時間は60分、配点100点

– リスニング・スピーキングは課されない(2時限目は読解・文法のみに集中できる)

– 長文読解が中心で、設問は内容一致・空所補充・語句整序などで構成される

– 文法・語法問題は単独の正誤問題よりも、長文中の構造理解を問う形で出ることが多い

高橋

高橋リスニングがないのは正直ちょっとホッとしました(笑)。でも、長文中心ってことは、単語をたくさん覚えておけば何とかなりますか?
松田塾長単語力は前提条件であって、それだけでは足りません。理工系の長文は専門的なテーマ(科学技術・環境・データなど)が出やすく、単語の意味は分かっても文構造が崩れると一気に読めなくなる受験生が多いんです。ここから先は、どんな文法テーマでつまずきやすいかを具体的に見ていきましょう。

松田塾長

頻出文法テーマとつまずきポイント

松田塾長このセクションでは、理系の長文でよくつまずく文法テーマを具体的に挙げていきます。

松田塾長

高橋

高橋具体的に教えてほしいです!自分がどこで詰まるのか、あんまり自覚がなくて……。
松田塾長出題範囲が「論理・表現I・II・III」なので、ここに含まれる文法事項は一通り押さえておく必要があります。中でも理工系の長文で特につまずきやすいのは次の4つです。

松田塾長

理系長文でつまずきやすい文法テーマ

– 関係詞の非制限用法: 「, which」のようにカンマ付きで情報を補足する形。前の文全体を指すケースを見落として意味を取り違える

– 分詞構文: 「Measuring the temperature, researchers found…」のような形。主語が誰の動作かを取り違えやすい

– 比較級・倍数表現: 「twice as efficient as」のような理系データ特有の比較表現。数値関係を逆に読んでしまうミスが多い

– 無生物主語+使役・知覚動詞: 「This finding allows scientists to…」のように無生物が主語になる構文。日本語の語順感覚のまま読むと主語を見失う

高橋

高橋マジですか……全部「なんとなく読めてる気がするけど実は違う」ってやつです(笑)。
松田塾長そうなんですよ。文法事項を単体では知っているのに、長文の中で出てくると認識できないというのが、理系学部の英語で一番多いつまずき方です。文法問題集を1周しただけで安心してしまうと、本番の長文でこのギャップに気づかないまま試験を終えてしまいます。

松田塾長

文法は覚えたのに、長文になると急に読めなくなる人へ
「関係詞も分詞構文も知ってるはずなのに」が起きる理由
創域理工学部の英語はリスニングがない分、長文の構造を正確にたどる力がそのまま得点になります。バラバラに覚えた文法知識を、読解でそのまま使える形につなげ直す60分のイメージ英文法講座を、松田塾長が無料ウェビナーで解説しています。

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高橋

高橋文法を読解に活かす、というのが課題なんですね。じゃあ実際の大問では、どんな手順で解いていけばいいんですか?

大問別の解き方

松田塾長ここでは、実際の解答プロセスをイメージしてもらうために、大問の種類ごとに考え方を説明します。

松田塾長

高橋

高橋お願いします。
松田塾長B方式の英語は大きく分けて「長文読解」「文法・語法」「語句の働き・接続表現」の3タイプの設問で構成されると考えてください。それぞれ思考の順番が違います。

松田塾長

大問タイプ別の思考プロセス

– 長文読解の内容一致問題: 先に設問と選択肢に軽く目を通してから本文を読むと、どの段落に根拠があるか見当がつきやすくなります。本文を全部読んでから選択肢に戻ると時間が足りなくなるので、「段落ごとに要点をつかむ→該当選択肢を消去法で絞る」という順番を徹底してください。

– 文法・語法問題: 単独の4択問題であっても、必ず前後の文の論理関係(逆接・因果・追加など)を確認してから選ぶ癖をつけます。理系の文章は因果関係を表す接続表現(therefore、as a result、however など)が頻出するので、この種の語句の意味を正確に押さえておくと得点が安定します。

– 語句整序・空所補充: 文全体の構造(主語・動詞・目的語)を先に確定させてから、修飾語句を当てはめていくと迷いが減ります。いきなり単語を並べ替えようとすると、文法的には正しくても文意が通らない語順を選んでしまうことがあります。

高橋

高橋なるほど、「読む順番」自体にコツがあるんですね。
松田塾長そうです。答えを知っているかどうかより、どの順番で情報を処理するかで差がつくのが、時間制限のあるB方式の英語の特徴です。では次に、実際どのくらい得点できれば合格ラインに乗るのか、シミュレーションしてみましょう。

松田塾長

合格ボーダーシミュレーター

松田塾長ここでは2026年度入試のB方式の合格最低点をもとに、学科ごとに必要な得点率を確認します。

松田塾長

高橋

高橋自分の志望学科がどれくらい取れば受かるのか、気になります。
松田塾長大学入試情報サイトに掲載されている2026年度入試のB方式合格最低点(独自換算)を学科別にまとめると、次のようになります。

松田塾長

学科 満点 合格最低点 得点率
建築学科 300点 229点 76.3%
機械航空宇宙工学科 300点 229点 76.3%
社会基盤工学科 300点 215点 71.7%
生命生物科学科 300点 212点 70.7%
先端物理学科 300点 209点 69.7%
数理科学科 400点 274点 68.5%
電気電子情報工学科 300点 224点 74.7%
先端化学科 300点 200点 66.7%
高橋

高橋学科によって結構差がありますね!建築学科と先端化学科で10ポイントくらい違います。
松田塾長はい。おおよそ7割前後が合格ラインの目安ですが、学科ごとの競争率によって上下します。ここで大事なのは、ボーダーの数字そのものより「その得点率に対して英語で何点取りにいくか」という配分の発想です。実際にシミュレーションしてみましょう。

松田塾長

steps
  1. 満点と自分の志望学科のボーダーを確認する: 例えば機械航空宇宙工学科なら300点満点中229点(得点率76.3%)が目安です
  2. 数学・理科で現実的に取れる点数を仮置きする: 得意科目で数学70点・理科65点(合計135点)を見込んだとします
  3. 英語に必要な最低点を逆算する: 229点-135点=94点。つまり英語で100点満点中94点近くを取る必要がある、という厳しい現実が見えてきます
  4. 英語への依存度を下げる調整を考える: 数学・理科をあと5〜10点ずつ積み増せれば、英語に求められる点数は80点台まで下がります。3科目のバランスで考えることが重要です
高橋

高橋ほんとに?英語だけで何とかしようとすると、かなり無理がある数字になるんですね……。
松田塾長そうなんです。英語1科目に頼った逆転シナリオは危険で、数学・理科を含めた3科目のバランスで合格ラインに届かせる設計が必要です。では、その前提でどう対策を組み立てればいいか、優先順位を整理しましょう。

松田塾長

対策の優先順位

松田塾長ここでは、何を・どの順番で・いつまでにやるべきかを具体的に示します。

松田塾長

高橋

高橋ここが一番知りたいところです!
創域理工学部B方式 英語対策の優先順位

– ①語彙・文法の土台固め: 論理・表現I・II・IIIの文法事項を、単体の問題集で8割以上正答できる状態にする。ここが崩れていると長文対策の効果が出にくい

– ②理系テーマの長文に慣れる: 科学技術・環境・データ分析など、理系学部で頻出のテーマの長文を週2〜3本のペースで読む。語彙だけでなく論理展開のパターンに慣れることが目的

– ③時間を計った過去問演習: 60分という制限時間の中で、どの大問にどれくらい時間を配分するかを体に覚えさせる。大問ごとの目標時間を決めて演習する

– ④数学・理科とのバランス調整: 英語だけでなく3科目トータルでボーダーに届く配分を、模試の結果をもとに定期的に見直す

高橋

高橋なるほど、①から④まで順番にやればいいんですね!いつまでにっていう目安はありますか?
松田塾長文法の土台固めは本格的な過去問演習に入る前、つまり出願期間が始まる1月7日より前の時期に一区切りつけておきたいところです。そこから出願締切、1時限目数学・2時限目英語・3時限目理科という試験当日の流れを逆算して、過去問演習のペースを組んでいくイメージです。

松田塾長

高橋

高橋優先順位は分かりました。逆に、受験生がやりがちな失敗も知っておきたいです。

よくある失敗・注意点

松田塾長ここでは、創域理工学部の英語対策で陥りやすい失敗パターンを紹介します。

松田塾長

創域理工学部 英語対策でよくある失敗

– 「理工学部」の情報のまま対策してしまう: 学部名が変わったことに気づかず、古い情報や他学部の過去問で対策してしまうケース

– 数学・理科の得意意識で英語を後回しにする: 理系科目に自信があるほど英語の優先度を下げがちだが、英語は3科目のうち33.3%(数理科学科以外)を占める主要科目

– リスニング対策に時間を割いてしまう: B方式・A方式ともに出題範囲は限られており、リスニング教材に時間を使うのは優先順位として誤り

– 方式ごとの英語の扱いを混同する: 2教科+英語資格検定の方式では英語が得点化されないことを知らずに出願してしまう

高橋

高橋理工学部の情報のまま、っていうのは自分も危なかったです……。
松田塾長今日ここで気づけたのは大きいですよ。あとは「できる科目に時間を使いたくなる」という心理にも注意してください。数学や理科が得意な人ほど、安心できる科目の演習に時間を使いがちで、結果的に英語の対策時間が足りなくなるという失敗は毎年見かけます。

松田塾長

得意科目の演習に逃げてしまう理由、実は英文法の自信のなさかもしれません

「数学・理科は得意だから」で英語を後回しにしていませんか
得意科目の演習に逃げてしまう理由、実は英文法の自信のなさかもしれません
英語を後回しにする背景には「文法が読解につながっている実感がない」という不安が隠れていることがよくあります。バラバラな文法知識を読解に使える形に整理し直す無料ウェビナーで、まず英語への苦手意識の正体を確認してみませんか。

英語への苦手意識の正体を確認する›

高橋

高橋自分の場合、どのパターンに当てはまるか、ちょっと確認してみたいです。

自己診断セルフチェック

松田塾長では、ここで簡単なセルフチェックをしてみましょう。当てはまる項目をチェックしてみてください。

松田塾長

創域理工学部の英語 セルフチェック

– 単語の意味は分かるのに、長文になると文の構造が取れなくなることがある

– 関係詞の非制限用法や分詞構文を見ると、一瞬立ち止まってしまう

– 文法問題集は一通り終えたが、長文の中で同じ文法が出てくると気づけない

– 60分の制限時間を想定して英語の過去問を解いたことがまだない

– 数学・理科の対策に比べて、英語の勉強時間が明らかに少ない

高橋

高橋えっ……3つ当てはまりました!特に「文法問題集はやったのに長文で気づけない」ってやつ、めちゃくちゃ刺さります。
松田塾長その自覚があるなら、対策の方向性はもう見えています。ただ、同じ「長文で点が伸びない」という悩みでも、原因は人によって違います。語彙が足りない人、文構造が取れない人、時間配分で焦ってしまう人、設問の読み方が雑になっている人。原因が違えば、優先してやるべき対策も変わってきます。

松田塾長

高橋

高橋自分がどのタイプなのか、自分だけだとちょっと判断が難しいです……。
松田塾長そうですよね。ここから先は、創域理工学部の基本情報をまとめた上で、似た系統の大学・学部とも比較していきましょう。

松田塾長

基本情報まとめ

項目 内容
大学名 東京理科大学
学部名 創域理工学部(旧:理工学部、2023年度改組)
学科 数理科学科・先端物理学科・生命生物科学科・建築学科・先端化学科・電気電子情報工学科・機械航空宇宙工学科・社会基盤工学科
キャンパス 野田キャンパス
B方式満点 300点(数理科学科のみ400点)
B方式英語配点 100点(比率33.3%、数理科学科のみ25%)
B方式試験時間(英語) 60分(12時50分〜13時50分)
英語の出題範囲 英語コミュニケーションI・II・III、論理・表現I・II・III(リスニング・スピーキングなし)
公式入試情報 東京理科大学 入試情報
高橋

高橋こうして見ると、学部名以外にもチェックすべき情報がけっこうありますね。
松田塾長ですね。次は、同じ早慶上理クラスの理系・薬系の学部と、配点の考え方を比べてみましょう。

松田塾長

似た系統の大学・学部と比べる

松田塾長創域理工学部の英語配点がどういう位置づけなのか、他大学・他学部とも比較してみます。

松田塾長

高橋

高橋他の大学と比べて、英語の比重は重いほうなんですか?
松田塾長同じ東京理科大学の東京理科大学薬学部もB方式では英語比率が約33%で、創域理工学部の多くの学科と同水準です。学部をまたいでも「B方式=3科目均等配点」という考え方は共通しているので、東京理科大学を複数学部で併願する場合は対策の共通部分が多いと言えます。一方で、理系学部で英語の難易度の高さで知られるのが早稲田大学理工学部(基幹・創造・先進共通)です。早稲田の理工系は長文のテーマがより専門的で語彙レベルも高い傾向がありますが、創域理工学部のB方式も「リスニングなしで読解・文法に全振り」という出題方針は共通しており、長文読解力を鍛える方向性自体は重なります。

松田塾長

高橋

高橋なるほど、同じ理系でも、大学によって英語の「色」が違うんですね!
松田塾長そうなんです。配点の数字だけでなく、どんなテーマの長文が出やすいかという出題傾向も含めて比較すると、併願校選びの精度が上がりますよ。では最後に、よくある質問にまとめて答えていきます。

松田塾長

よくある質問

高橋

高橋理工学部から創域理工学部に変わって、偏差値とか難易度は変わったんですか?
松田塾長名称変更そのもので入試の難易度が急に変わるわけではありません。ただし学科再編によって募集人員や倍率が変動することはあるので、志望学科の最新の入試結果は毎年確認するようにしてください。

松田塾長

高橋

高橋B方式と共通テスト利用のA方式、どっちを優先すべきですか?
松田塾長一概には言えませんが、英語の筆記力に自信があり、理系科目も含めて自己採点で高得点を狙えるならB方式、共通テストでの得点が安定しているならA方式、というのが基本的な考え方です。併願も可能なので、両方にエントリーして選択肢を広げる受験生も多いです。

松田塾長

高橋

高橋数理科学科は英語の比率が低いから、英語が苦手でも狙い目ですか?
松田塾長比率が25%に下がるのは事実ですが、代わりに数学の配点が200点に倍増しているので、数学での失点が致命傷になりやすい学科です。英語が苦手だからという理由だけで選ぶのはおすすめしません。

松田塾長

松田塾長ここまで、創域理工学部(旧理工学部)の入試方式と英語の配点、対策の優先順位を見てきました。ポイントを一言でまとめると、英語はB方式で33.3%(数理科学科は25%)を占める主要科目であり、リスニングなしの読解・文法勝負になるということです。ただ、一番大事なのはここからです。「では、自分は何から手をつければいいのか」は、実は人によって違います。同じ「長文で点が伸びない」という受験生でも、語彙が足りない人、文構造が取れていない人、時間配分で崩れる人、設問処理で落としている人と、原因はさまざまです。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わってきます。

松田塾長

高橋

高橋確かに、自分がどのタイプか、自分だけだとよく分からないです……。
松田塾長そうなんですよ。受験で一番もったいないのは、勉強していないことより、優先順位を間違えたまま数ヶ月が過ぎてしまうことです。だから、闇雲に演習量を増やす前に、「今どこで点を落としているのか」をはっきりさせたほうが、結果的に合格までの近道になります。英語進学塾リオンでは、創域理工学部の配点構成を踏まえた上で、今の英語力と志望学科のボーダーとの差、優先して改善すべき弱点を一緒に整理しています。まず話を聞いてから判断していただいて構いませんので、気になる方は一度確認してみてください。

松田塾長

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参考リンク

Q. 理工学部から創域理工学部に変わって、偏差値とか難易度は変わったんですか?

名称変更そのもので入試の難易度が急に変わるわけではありません。ただし学科再編によって募集人員や倍率が変動することはあるので、志望学科の最新の入試結果は毎年確認するようにしてください。

Q. B方式と共通テスト利用のA方式、どっちを優先すべきですか?

一概には言えませんが、英語の筆記力に自信があり、理系科目も含めて自己採点で高得点を狙えるならB方式、共通テストでの得点が安定しているならA方式、というのが基本的な考え方です。併願も可能なので、両方にエントリーして選択肢を広げる受験生も多いです。

Q. 数理科学科は英語の比率が低いから、英語が苦手でも狙い目ですか?

比率が25%に下がるのは事実ですが、代わりに数学の配点が200点に倍増しているので、数学での失点が致命傷になりやすい学科です。英語が苦手だからという理由だけで選ぶのはおすすめしません。

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