高橋 先生、東京理科大学の経営学部を受けようと思ってるんですけど、英語の配点ってどれくらいなんですか?理系の大学だから数学が重要なのかなと思ってたんですけど。
松田塾長 いい質問ですね。結論から言うと、経営学部は方式によって英語の重みがかなり変わります。大学入学共通テストを使うA方式(4教科型)は英語比率25% 、A方式(3教科型)は英語比率約33.3% です。さらに本学独自試験のB方式になると、学科によって英語の点数化のされ方そのものが変わる んですよ。
高橋 え、学科によって変わるんですか!?経営学部って経営学科しかないと思ってました。
松田塾長 東京理科大学経営学部には経営学科・ビジネスエコノミクス学科・国際デザイン経営学科 の3学科があって、B方式の配点方式が学科ごとに違うんです。この記事では、A方式とB方式それぞれの配点構成、学科別の違い、大問の出題形式、つまずきやすいポイント、そして対策の優先順位までを順番に見ていきます。最後まで読めば、自分が受ける方式・学科で何を優先すべきかがはっきりしますよ。
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入試の全体像・配点構成
高橋 まず全体像を教えてください。経営学部の入試方式って何種類あるんですか?
松田塾長 大きく分けると、大学入学共通テストを使うA方式 (4教科型・3教科型・2教科+英語資格検定の3パターン)と、本学独自試験のB方式 があります。A方式4教科型は外国語200点・国語200点・数学200点・理科または地歴公民200点の合計800点満点 、A方式3教科型は外国語200点・国語200点・数学200点の合計600点満点 です。
高橋 外国語っていうのは英語のことですか?
松田塾長 基本的にはそうですが、正確には英語・ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語から1科目選択です。ほとんどの受験生は英語を選びますが、英語を選ぶ場合はリーディング100点とリスニング100点の合計200点満点 になります。共通テスト利用のA方式では、英語1科目の中にリーディングとリスニングの両方が含まれている点を忘れないでください。
高橋 なるほど。じゃあB方式はどう違うんですか?
松田塾長 B方式は全学部共通で、1回目・2回目・3回目の3ラウンド制です。経営学部は2026年2月2日に実施され、1回目(10時00分〜11時20分、80分)は国語または数学の選択 、2回目(12時50分〜13時50分、60分)は数学 、3回目(14時50分〜16時10分、80分)は英語 で、各回100点満点です。ここがA方式と一番違うところで、次の章で詳しく見ていきましょう。
入試方式
満点
科目構成(経営学部共通)
A方式(4教科型)
800点
外国語200・国語200・数学200・理科/地歴公民200
A方式(3教科型)
600点
外国語200・国語200・数学200
B方式(本学独自試験)
学科により300〜400点
1回目:国語/数学選択・2回目:数学・3回目:英語(各100点)
高橋 B方式だけ満点が学科によって違うんですね。これ、次でちゃんと聞きたいです。
英語配点・比率の詳細
高橋 じゃあ本題です。英語の比率って結局どれくらいなんですか?
松田塾長 A方式4教科型だと英語200点/満点800点で比率25% 、A方式3教科型だと英語200点/満点600点で比率約33.3% です。4教科型は国語・数学・理科(または地歴公民)が1科目ずつ増える分、英語の重みが相対的に下がる計算ですね。
高橋 B方式だとどうなるんですか?
松田塾長 ここが経営学部の一番複雑なところです。B方式は学科によって最終的な配点の組み方が違います。経営学科 は国語・数学・英語の3科目を受験し、高得点の2科目を1.5倍に換算した上で、残り1科目をそのまま加えて満点400点 にする独自の方式です。国際デザイン経営学科 も同じ3科目を受験しますが、こちらは英語だけを100点満点の結果から200点に換算 して、国語100点・数学100点と合わせて満点400点にします。ビジネスエコノミクス学科 は数学(2回目)と英語(3回目)が必須で、1回目の国語または数学のどちらかを選択科目として加え、満点300点です。
高橋 えっ、同じ経営学部でもこんなに違うんですか!?知らずに過去問だけ見てたら絶対混乱してましたよ。
松田塾長 そうなんです。特に国際デザイン経営学科を受ける人は、英語が実質的に合否を左右する比重が一番大きい学科 だと言えます。英語だけ200点に換算されるので、400点満点のうち英語が占める比率は50% 。国語・数学がそれぞれ100点ずつなのに対して英語だけ2倍扱いなので、英語で失点すると他の科目でカバーするのが一段と難しくなります。
高橋 経営学科はどうですか?
松田塾長 経営学科は国語・数学・英語のうち高得点の2科目が1.5倍になる方式なので、どの科目で高得点を取るかによって英語の実質比重が変わる という、ちょっと特殊な設計です。英語が一番得意なら英語を含む2科目が1.5倍の対象になり、実質的な英語比重は37.5%(150点/400点)まで上がります。逆に英語が3科目の中で一番低い点数だと、英語はそのまま100点換算で、比重は25%(100点/400点)に下がります。つまり経営学科は「英語で稼げれば稼いだ分だけ有利になる」設計 なんですよ。
学科(B方式)
科目構成
満点
英語の扱い
経営学科
国語・数学・英語(高得点2科目を1.5倍)
400点
高得点なら実質150点、そうでなければ100点
ビジネスエコノミクス学科
数学・英語必須+国語か数学を選択
300点
100点(必須科目として固定)
国際デザイン経営学科
国語・数学・英語(英語のみ200点に換算)
400点
常に200点(比率50%)
高橋 自分がどの学科を受けるかで、英語の勉強の重要度がまるで変わってくるってことですね。
松田塾長 その通りです。数字だけ見て「経営学部は英語25%だから後回しでいい」と判断するのは危険です。自分が受ける方式と学科を先に決めてから、英語に割く時間を逆算する のが正しい順番ですよ。では次は、B方式の3ラウンドそれぞれの出題形式をもう少し詳しく見ていきましょう。
大問構成・出題形式
高橋 B方式の英語って、具体的にどんな問題が出るんですか?
松田塾長 B方式3回目の英語は英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲと論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ が出題範囲で、リスニングとスピーキングは課されません 。試験時間は80分、配点は100点(国際デザイン経営学科はこの結果を200点に換算)です。長文読解が中心で、語句の意味・文法語法・文脈把握・内容一致の判断を問う設問が組み合わされる形式です。
高橋 マークシートですか、記述式ですか?
松田塾長 解答方法は学部・科目によってマークシート式のみ、マークシート式と記述式の併用、記述式のみのいずれかになると入試要項に明記されています。経営学部の英語は長文読解中心の構成が基本で、文法・語法の知識を長文の中で正確に使えるかどうかが問われる設計です。単発の文法問題集を解けるだけでは太刀打ちしにくいタイプの出題だと考えてください。
高橋 2回目の数学も気になります。数学Cまで範囲に入ってるんですよね?
松田塾長 そうです。ただし経営学部B方式の2回目だけは数学Cの出題範囲が「ベクトル」のみ に限定されています。他学部では数学Cに「平面上の曲線と複素数平面」も含まれますが、経営学部はベクトルだけなので、理系学部ほど数学の負担は重くありません。1回目に国語または数学を選ぶ場合は、数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・Cの範囲から出題されます。
英語を軽視すると起こること
経営学科・国際デザイン経営学科は3科目中の1科目でも大きく失点すると、1.5倍や2倍の換算が逆に重荷になります。英語で平均点を大きく下回ると、換算後の差がそのまま拡大してしまう設計だという点を必ず意識してください。
高橋 出題形式はわかったんですけど、具体的にどこでつまずきやすいんですか?
頻出文法テーマ・つまずきポイント
高橋 じゃあ次は、つまずきやすいポイントを教えてください。
松田塾長 経営学部のB方式英語は論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲが出題範囲に含まれているので、不定詞・分詞構文・関係詞・仮定法といった高校英語の骨格となる文法テーマ が長文の中に埋め込まれる形で出題されます。単独の4択文法問題としてではなく、長文の一文の構造を正確に取れるかどうかを試される形です。
高橋 長文の中に文法が埋め込まれるって、具体的にどういうことですか?
松田塾長 例えば関係詞なら、「どの名詞を修飾しているか」を見失うと一文全体の意味を取り違えてしまいます。分詞構文も「誰が」「何を」しているのかの主語を文脈から正しく補えるか がポイントです。これは単語を知っているかどうかとは別の力で、文構造を正確に図式化できるかが問われます。長文の中で一文だけ構造が複雑な文が混ざっていることが多く、そこで時間を使いすぎると後半の設問に手が回らなくなります。
高橋 時間配分も大事そうですね。
松田塾長 その通りです。80分で長文を読んで内容一致や語句の意味を問う設問に答えるので、1文ごとに立ち止まって訳そうとすると時間が足りなくなります。構造を素早く把握してから設問に戻る読み方 を、過去問演習の中で体に覚え込ませる必要があります。
つまずきやすい3つのポイント
関係詞・分詞構文など複雑な構文で止まってしまう。論理・表現の文法知識を長文の中で活用できない。80分という試験時間に対して読むスピードが追いついていない。この3つのうちどれが自分に当てはまるかを、過去問を時間を計って解いた上で確認してみてください。
高橋 文法が出てくる場所がわかったので、次は実際の問題でどう解くのかを教えてほしいです。
大問別詳細解説
高橋 実際の問題を解くとき、どういう順番で考えればいいんですか?
松田塾長 まず長文を読み始める前に、設問に先に目を通して何を聞かれているかを把握する のが基本です。内容一致問題なら本文のどの段落を重点的に読むべきかが事前にわかりますし、語句の意味を問う設問なら前後の文脈から推測する準備ができます。
高橋 設問を先に見るのって、逆にひとつひとつ丁寧に読んだほうがいいんじゃないかって思っちゃいます。
松田塾長 丁寧に読むこと自体は大切なんですが、80分という時間の中で丁寧さと速さを両立させる には、何を探しながら読むかを先に決めておく必要があるんです。例えば「筆者の主張は何か」を問う設問があるとわかっていれば、各段落の最初と最後の文に特に注意を払いながら読めます。逆に設問を知らずに全文を均等な力で読むと、結局どこが重要だったか見失ってしまいます。
高橋 文脈把握の問題はどう対策すればいいですか?
松田塾長 文脈把握は、知らない単語が出てきたときに前後の文からどう意味を推測するか を試す問題が多いです。推測の手がかりは、その単語の後に続く具体例や、対比を示す接続表現(however, on the other handなど)にあります。知らない単語に出会った瞬間に止まるのではなく、周囲の情報から意味の方向性を絞り込む練習を積んでおくと、本番で焦らずに済みます。
高橋 内容一致問題はコツがありますか?
松田塾長 内容一致は本文の言い換え表現に気づけるかどうか が勝負です。選択肢は本文の表現をそのまま使わず、同じ意味を別の単語で言い換えて作られることがほとんどです。本文中の表現と選択肢の表現が完全に一致する箇所を探すのではなく、意味が同じかどうかを判断する読み方に切り替える必要があります。
配点・ボーダーシミュレーター
高橋 結局、自分は英語で何点取れば合格ラインに乗るんですか?
松田塾長 東京理科大学は合格最低点を公式には年度ごとに確定値として事前公表していないので、正確な数字は入試結果の発表を待つ必要があります。ただ、経営学部B方式の実質倍率はKei-Netの集計で経営学科3.7倍・ビジネスエコノミクス学科4.2倍・国際デザイン経営学科3.5倍(2025年度) 程度で、早慶上理クラスの中でも決して易しい入試ではありません。目安として、自分の得点率がどのラインにあるかを順番に確認してみましょう。
steps
まず自分が受ける学科とB方式・A方式のどちらで出願するかを決める。学科によって英語の実質比重が25%〜50%まで変わるので、ここを決めないと対策の優先順位が決まらない。
過去問を時間を計って1回分解き、各科目の得点率を出す。英語は3回目(80分)の問題を本番と同じ時間設定で解くこと。
経営学科・国際デザイン経営学科志望なら、英語の得点率が低い科目であるほど換算後の不利が大きくなる点を踏まえ、英語の得点率を国語・数学と同程度かそれ以上に引き上げる計画を立てる。
ビジネスエコノミクス学科志望なら、英語は必須科目として固定で効いてくるため、2回目の数学と合わせて安定して7割前後を取れる状態を目指す。
得点率の目標と今の実力のギャップを、科目別に数値で書き出す。ギャップが一番大きい科目から学習の優先順位をつける。
高橋 自分の学科によって、目指す得点率の考え方が変わるのがよくわかりました。
松田塾長 合格ラインの絶対値を追いかけるより、自分の受ける方式・学科での英語の実質比重を正しく理解して、そこに見合った得点率を安定して取れるようにする ことが先決です。では次は、実際にどう対策していくかの優先順位の話をしましょう。
eyebrow=長文で止まる原因
headline=単語は知ってるのに長文になると読めないのは、あなただけじゃありません
body=経営学部の英語は論理・表現の文法知識を長文の中で正確に使えるかが問われます。関係詞や分詞構文の一文で止まってしまうのは、単語力ではなく構文を素早く図式化する力が足りていないからかもしれません。松田塾長が担当する「イメージ英文法」の講座では、バラバラに覚えた文法知識を長文読解につなげ直す視点を扱っています。
buttonText=バラバラな文法知識を読解につなげる方法を見る ›
対策・攻略法
高橋 じゃあ、実際に何から始めればいいですか?
松田塾長 優先順位をつけるなら、まず自分の学科でのB方式配点方式を正確に理解すること から始めてください。経営学科・国際デザイン経営学科志望なら英語を苦手科目にしないことが最優先、ビジネスエコノミクス学科志望なら数学と英語を安定させることが最優先です。
対策の優先順位(経営学部共通)
最初の2〜3ヶ月は論理・表現の文法事項を長文の中で使える状態まで仕上げる。次の2ヶ月で過去問演習を時間を計って繰り返し、80分での解答ペースを体に覚え込ませる。試験直前期は語彙の最終確認と、内容一致問題での言い換え表現の見極めに時間を使う。この順番を逆にして、過去問演習だけを早い時期から繰り返すと、文法の土台が弱いまま演習を重ねることになり、伸びが鈍くなりやすいので注意してください。
高橋 文法を先にやるのが大事なんですね。
松田塾長 そうです。論理・表現の知識が固まっていないまま長文演習だけを重ねても、同じところで止まる原因が解消されない んです。長文を読んでいて「この一文の構造がわからない」と感じたら、その都度元の文法事項に戻って確認する。この地味な作業を早い時期にやりきれるかどうかが、本番での読むスピードに直結します。
高橋 でも、自分がどこでつまずいているのか、自分では気づきにくい気もします。
よくある失敗・注意点
高橋 受験生がよくやってしまう失敗ってありますか?
松田塾長 一番多いのは、「理系大学だから数学だけ頑張ればいい」という思い込みで英語の対策を後回しにしてしまう ことです。経営学部は国語・数学・英語のバランス型の配点が多く、特に国際デザイン経営学科は英語の比重が実質50%まで上がります。数学で満点近く取れても、英語が大きく出遅れていると総合点でひっくり返りにくい設計です。
高橋 他にはどんな失敗がありますか?
松田塾長 模試の得点と本番形式の過去問演習の得点に差があることに、直前期になって気づくケースも多いです。模試は様々な大学の出題傾向を広く網羅していますが、経営学部B方式の英語は論理・表現の文法知識を長文の中で使わせる出題に特化しています。模試の点数がそれほど悪くなくても、過去問を本番同じ80分で解くと思ったより時間が足りない、という声はよく聞きます。模試の結果だけで安心せず、必ず過去問演習で時間配分を確認しておく ことが大切です。
方式を決めずに対策を始めるリスク
A方式とB方式、さらにB方式内の学科別配点方式を理解せずに勉強を始めると、本来優先すべき科目に時間を割けないまま直前期を迎えてしまいます。まずは自分が出願する方式・学科を仮決めしてから、科目ごとの勉強時間を配分してください。
自己診断(セルフチェック)
高橋 自分の場合はどうなのか、チェックする方法はありますか?
松田塾長 いくつか質問するので、当てはまるものがないか考えてみてください。長文を読んでいて関係詞や分詞構文を含む一文で毎回止まってしまう。論理・表現で覚えた文法事項を、長文の中では使い方がわからなくなる。過去問を時間を計って解くと、最後の段落まで読み切れない。知らない単語に出会うと、そこで考え込んで時間を使いすぎてしまう。内容一致問題で本文の表現と選択肢がそのまま一致する箇所を探してしまい、言い換え表現に気づけない。
高橋 結構当てはまるものがあります……。全部じゃないですけど。
松田塾長 実はこの5つ、原因がそれぞれ違うんです。構文で止まるのは文法知識が長文に転用できていないサイン、時間が足りないのは読むスピードそのものの問題、言い換えに気づけないのは設問の解き方の問題です。同じ「英語が伸びない」という症状でも、原因が違えばやるべき対策も変わってきます 。
基本情報まとめ
項目
内容
大学名
東京理科大学
学部
経営学部(経営学科・ビジネスエコノミクス学科・国際デザイン経営学科)
A方式(4教科型)満点
800点(外国語200・国語200・数学200・理科/地歴公民200)
A方式(3教科型)満点
600点(外国語200・国語200・数学200)
B方式満点
経営学科400点・ビジネスエコノミクス学科300点・国際デザイン経営学科400点
B方式試験日(2026年度)
2月2日(月)
B方式英語試験時間
80分(リスニング・スピーキングなし)
公式サイト
https://www.tus.ac.jp/admissions/
高橋 他の大学の経営系・商学系の学部と比べると、どうなんですか?
類似する大学・学部との比較
松田塾長 同じ東京理科大学の
薬学部 もB方式は数学・英語・化学の3科目各100点均等配点で、学部によって配点の組み方が違うのがよくわかります。経営系・商学系で比較するなら、
早稲田大学商学部 は英語比率40%で経営学部よりも英語の重みが大きく、
上智大学経済学部 は経済学科で数学200点が使われるなど、同じ系統の学部でも大学ごとに配点設計の考え方がかなり違います。経営学部志望者の中には併願先としてこれらの学部を検討している人も多いので、あわせて配点を比較しておくと出願戦略の判断材料になります。
高橋 大学によって本当に色々なんですね。経営学部だけ見てても分からないことが多かったです。
よくある質問
高橋 最後に、よくある質問をまとめてもいいですか?
松田塾長 もちろんです。
高橋 経営学部はA方式とB方式、どちらが英語の負担が軽いんですか?
松田塾長 単純な比率で言えばA方式4教科型の25%が一番低いです。ただしA方式4教科型は国語・数学・理科(または地歴公民)もバランス良く得点できる必要があるので、負担が軽いかどうかは英語だけでなく他の科目との相対的な得意不得意で判断してください。
高橋 B方式で学科を迷っている場合、英語が得意ならどこを選ぶべきですか?
松田塾長 英語が一番の得意科目なら、英語が200点に換算される国際デザイン経営学科か、高得点2科目が1.5倍になる経営学科で英語を軸にした2科目を作る戦略が取りやすいです。ただし学科選びは興味・関心や将来の学びたい内容を優先するのが基本で、配点はあくまで対策の優先順位を決めるための材料として考えてください。
高橋 B方式の英語にリスニングはないんですよね?
松田塾長 ありません。経営学部のB方式英語はリーディングと文法・語法中心で、リスニングとスピーキングは課されません。一方でA方式(共通テスト利用)を使う場合は、共通テストの英語にリスニングが含まれるので、どちらの方式で出願するかによって対策すべき技能が変わる点に注意してください。
松田塾長 ここまで、東京理科大学経営学部の配点と対策の優先順位をお伝えしてきました。経営学科・ビジネスエコノミクス学科・国際デザイン経営学科で英語の実質比重が25%から50%まで変わること、B方式は3ラウンド制で2回目が数学・3回目が英語になることが、配点面でのポイントです。ただ、一番大事なのはここからです。「では、自分は何から始めればいいのか」は、実は一人ひとり違います。同じ「長文で点が伸びない」という受験生でも、論理・表現の知識を長文に転用できていない人、読むスピードそのものが足りない人、設問の解き方が合っていない人と、原因はさまざまです。原因が違えば、やるべき対策も変わってきます。
高橋 確かに、何が自分の原因なのか、自分ではよく分からないです……。
松田塾長 そうなんです。受験で一番もったいないのは、勉強していないことより、優先順位を間違えたまま数ヶ月が過ぎてしまうことなんですよ。経営学部は学科ごとに英語の重みが違うからこそ、方式と学科を決めずに対策を始めると遠回りになりやすい。だから、勉強量を増やす前に「自分が受ける方式・学科で、今どこで点を落としているのか」をはっきりさせる方が、結果的に近道になります。英語進学塾リオンでは、現在の英語力と志望する学科・方式を確認しながら、何を・どの順番で改善すべきかを一緒に整理しています。まず話を聞いてから判断していただいて構わないので、気になる方は一度確認してみるといいですよ。
参考リンク
Q. 経営学部はA方式とB方式、どちらが英語の負担が軽いんですか?
単純な比率で言えばA方式4教科型の25%が一番低いです。ただしA方式4教科型は国語・数学・理科(または地歴公民)もバランス良く得点できる必要があるので、負担が軽いかどうかは英語だけでなく他の科目との相対的な得意不得意で判断してください。
Q. B方式で学科を迷っている場合、英語が得意ならどこを選ぶべきですか?
英語が一番の得意科目なら、英語が200点に換算される国際デザイン経営学科か、高得点2科目が1.5倍になる経営学科で英語を軸にした2科目を作る戦略が取りやすいです。ただし学科選びは興味・関心や将来の学びたい内容を優先するのが基本で、配点はあくまで対策の優先順位を決めるための材料として考えてください。
Q. B方式の英語にリスニングはないんですよね?
ありません。経営学部のB方式英語はリーディングと文法・語法中心で、リスニングとスピーキングは課されません。一方でA方式(共通テスト利用)を使う場合は、共通テストの英語にリスニングが含まれるので、どちらの方式で出願するかによって対策すべき技能が変わる点に注意してください。