高橋先生、東京理科大学の理学部第二部って、同じ理科大なのに「第二部」って名前が付いてるんですけど、普通の理学部と何が違うんですか?英語の配点も気になります。
松田塾長いい質問ですね。理学部第二部は、数学科・物理学科・化学科の3学科からなる夜間学部です。実は「日本で唯一の夜間の理学部」と言われていて、授業は夕方以降が中心。社会人や既卒生も含めて幅広い人が学んでいます。

高橋夜間だと入試も特別なんですか?
松田塾長入試方式は2つあります。大学入学共通テストを使う「A方式」と、理科大独自の問題を解く「B方式」です。結論から言うと、B方式は英語が300点満点中100点で比率約33%、A方式でも英語を選んだ場合は600点満点中200点で比率約33%。方式が違っても、英語の比重はほぼ同じなんですよ。

高橋えっ、2つも方式があるのに結局どっちも33%なんですか!
松田塾長そうなんです。理科大は他学部でも英語比率33%が一つの伝統になっていて、理学部第二部もそれを踏襲しています。ただし中身はけっこう違うので、今日はA方式とB方式、両方ちゃんと分解していきますね。

理学部第二部の入試、まず全体像をつかむ
松田塾長まずは「理学部第二部にはどんな入試があるか」を整理しましょう。B方式は理科大独自の試験で、数学科・物理学科・化学科の3学科共通の仕組みです。1日のうちに3回の試験が組まれていて、1回目が10時00分〜11時40分、2回目が12時50分〜13時50分、3回目が14時50分〜16時10分です。

高橋1日に3回も試験があるんですか!しかも夜間学部なのに試験は昼間にやるんですね。
松田塾長面白いところですよね。1回目は数学(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、A、B、C)で100点、2回目は英語[英語コミュニケーション(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)、論理・表現(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)]で100点、3回目は学科ごとに異なる科目で100点です。数学科の3回目は数学、物理学科の3回目は物理、化学科の3回目は化学になります。

高橋ということは、数学科だけ数学が2回出るってことですか?
松田塾長その通りです。数学科は数学100点(1回目)+英語100点(2回目)+数学100点(3回目)で合計300点。数学の配点が合計200点になるので、実質「数学が主役、英語が脇を固める」構成です。一方、物理学科と化学科は数学100点+英語100点+専門科目100点で、3科目が均等に100点ずつになります。

高橋なるほど、学科によって配点のバランスが違うんですね。もう一つのA方式はどんな感じなんですか?
松田塾長A方式は大学入学共通テストの得点を使う方式です。数学科は数学が必須400点(数学Ⅰ・A×2倍+数学Ⅱ・B・C×2倍)、残りは外国語・国語・理科・情報から1科目選んで200点。物理学科・化学科は外国語200点+数学Ⅱ・B・C100点+理科200点+(数学Ⅰ・Aまたは情報)100点で、合計600点満点です。

高橋A方式でも英語を使えるんですか?
松田塾長はい、外国語の選択肢の一つとして英語があります。英語を選んだ場合はリーディング100点満点とリスニング100点満点を合計して200点満点として扱われます。次の章で、この英語の比率をもう少し詳しく見ていきましょう。

英語配点・比率の詳細

松田塾長ここからは英語にしぼって配点を整理します。まずB方式です。

| 学科 |
1回目(数学) |
2回目(英語) |
3回目(専門科目) |
合計 |
英語比率 |
| 数学科 |
100点 |
100点 |
数学100点 |
300点 |
約33.3% |
| 物理学科 |
100点 |
100点 |
物理100点 |
300点 |
約33.3% |
| 化学科 |
100点 |
100点 |
化学100点 |
300点 |
約33.3% |
高橋円グラフで見ると、物理学科と化学科はきれいに3等分なんですね。
松田塾長英語・数学・専門科目がちょうど3分の1ずつという、とても分かりやすい配点です。数学科だけは数学が2回出る分、数学の比重が66.7%まで上がり、英語は相対的に33.3%になります。どの学科でも英語1科目の失敗が合否に直結する重さを持っている、という点は覚えておいてください。

高橋300点のうち100点かぁ。数字だけ見ると軽そうに感じちゃいますけど…。
松田塾長そこが落とし穴なんです。大事なのは100点という数字そのものより、「合格するためにそこから何点取りにいくか」です。3科目のうち1科目だけ極端に低いと、他2科目でどれだけ稼いでも合計点が伸び悩みます。英語を「数学・専門科目の次に考える科目」ではなく、同じ比重の主要3科目の1つとして扱う姿勢が必要です。

A方式(共通テスト利用)の配点

高橋B方式はわかりました。A方式のほうも詳しく教えてください。
松田塾長A方式は大学入学共通テストの素点をそのまま使うのではなく、理科大が指定した配点に換算します。物理学科・化学科の場合がこちらです。

| 教科 |
科目 |
配点 |
| 外国語 |
英語(リーディング100点+リスニング100点)、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目選択 |
200点 |
| 数学② |
数学Ⅱ、数学B、数学C |
100点 |
| 理科 |
物理、化学、生物、地学から1科目選択(2科目受験時は第1解答科目を使用) |
200点 |
| 数学①または情報 |
数学Ⅰ・数学A、または情報Ⅰから1科目選択 |
100点 |
| 合計 |
|
600点 |
高橋あ、英語を選んだ場合は200点なんですね。600点のうちの200点だから、これも約33%になる。
松田塾長計算が早いですね、その通りです。数学科の場合は数学が必須400点、残り200点を外国語・国語・理科・情報から選ぶ形になるので、ここで英語を選べば同じく200点、比率は約33.3%になります。A方式でもB方式でも、英語を選ぶ限り比率はほぼ同じというのが理学部第二部の特徴です。

高橋だったらA方式とB方式、どっちを受けるか迷いそうです。
松田塾長共通テストの自己採点で英語が得意科目として仕上がっているならA方式、記述形式の対策を積んできたならB方式、という選び方が基本になります。どちらを受けるにしても、英語の実力そのものを底上げしておけば両方の選択肢を残せます。では次に、B方式の英語がどんな問題構成になっているかを見ていきましょう。

大問構成・出題形式
松田塾長B方式の英語は2回目の試験時間、12時50分〜13時50分の60分間で実施されます。科目名は「英語コミュニケーション(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)、論理・表現(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)」で、これは現行の学習指導要領の英語科目名そのものです。

高橋60分一本勝負なんですね。リスニングとかスピーキングはあるんですか?
松田塾長B方式の英語にリスニングやスピーキングは課されません。純粋に読解と知識を問う筆記試験です。長文読解を中心に、文法・語彙の知識を使って文脈を正確に追えるかが問われます。設問は本文の内容理解を軸にしたもので、先に設問を確認してから本文中の該当箇所を探しにいく読み方が効率的です。

高橋なるほど、先に設問を見てから本文を読む、ってことですね。
松田塾長はい。60分という時間は、じっくり精読するには短く、かといって飛ばし読みだけでは正確さを欠く、ちょうど「速さと正確さの両方が必要」な設定です。数学科・物理学科・化学科のどの学科を受けるにしても、この60分の構成は共通しています。では、具体的にどんな文法テーマでつまずきやすいのか、次で見ていきましょう。

頻出文法テーマ・つまずきポイント
高橋理系の学部だから、英語は単語さえ知っていればなんとかなりますか?
松田塾長それが誤解されやすいところです。理系学部の英語は専門用語こそ少なめですが、文構造そのものは標準的な大学入試レベルの複雑さがあります。特につまずきやすいのは関係詞節が長く伸びた文、分詞構文、そして比較表現が絡んだ文です。

高橋具体的にどういうことですか?
松田塾長たとえば「The method which researchers developed to measure the reaction rate was later adopted by other laboratories.」のような文。関係代名詞whichの節が長く伸びているせいで、主語のThe methodと述語動詞was adoptedが離れてしまい、「結局誰が何をしたのか」を見失う受験生が多いんです。

高橋確かに、途中で何の話だったか忘れそうです…。
松田塾長もう一つの頻出テーマが分詞構文です。「Having analyzed the data for several weeks, the team concluded that the hypothesis was incorrect.」のような文で、Having analyzedの意味上の主語がthe teamだと正しく結びつけられずに、時制や因果関係を取り違えるケースが目立ちます。比較表現も要注意で、「no less ~ than」のような二重否定が絡む比較は、字面だけ追うと意味が逆転しやすいので、構造から丁寧に分解する練習が必要です。

高橋単語は知ってるのに、文の形で迷子になるってことなんですね。
松田塾長まさにそうです。バラバラに覚えた文法知識を、長文の中でとっさに組み立て直す力が理学部第二部の英語では問われます。ここをどう鍛えるかは、あとの章でもう一度触れますね。

英文法が得点にならない人へ
覚えた文法、長文の中で使えていますか
理学部第二部の英語は60分一本勝負。単語や文法を個別に覚えていても、長文の中で瞬時に意味を組み立てられなければ得点になりません。イメージ英文法ウェビナーでは、バラバラに覚えた文法を読解につなげ直す考え方を松田塾長が解説します。
文法が読解につながらない原因を知る›
大問別詳細解説
高橋つまずきポイントが分かったので、次は実際どう解いていくのかを教えてください。
松田塾長先ほどの関係詞の文をもう一度使いましょう。「The method which researchers developed to measure the reaction rate was later adopted by other laboratories.」この文で「何が後から他の研究室に採用されたのか」を問う設問が出たとします。

高橋うーん、「researchers」が採用された、とかですか?
松田塾長そこで引っかかる人が多いんです。正しい手順はこうです。まずwhich以降「researchers developed to measure the reaction rate」は直前のThe methodを説明する節だと見抜く。すると主語はThe method、動詞はwas adoptedだと分かります。つまり「研究者が開発した、反応速度を測定するための手法」が、後から他の研究室に採用された、という意味になります。researchersは関係詞節の中の主語であって、文全体の主語ではありません。

高橋関係詞節の中と外を分けて考えるんですね。
松田塾長その通りです。もう一例、分詞構文の文も見てみましょう。「Having analyzed the data for several weeks, the team concluded that the hypothesis was incorrect.」ここで問われやすいのは「データを分析したのは誰か、いつのことか」です。Having analyzedは分詞構文で、意味上の主語は後ろのthe teamと一致します。forseveral weeksという継続の表現から、分析はconcludedより前に完了していたと分かります。つまり「チームが数週間データを分析した結果、仮説が誤りだと結論づけた」という時系列です。

高橋分詞構文は、後ろの主語とセットで読むのがコツなんですね。
松田塾長はい。理学部第二部の英語は、こうした構造把握を正確に行えば十分に得点できる作りになっています。奇をてらった難問というより、標準的な構文を正確に処理できるかどうかを見る試験だと捉えてください。

配点・ボーダーシミュレーター
高橋結局、英語で何割取れば合格ラインに近づくんですか?
松田塾長正直にお伝えすると、理科大は学科ごとの合格最低点(ボーダー)を募集要項の中で公表していません。なので「英語◯割取れば確実」とは言い切れないんです。ただ、配点の構造は分かっているので、自分の得点イメージを組み立てることはできます。一緒にシミュレーションしてみましょう。

steps
- B方式・物理学科/化学科の場合、合計300点は数学100点+英語100点+専門科目100点の3本柱です。まず専門科目(物理または化学)で安定して7割前後を狙えるかを確認します。
- 次に数学です。数学は1回目の試験のみで100点。ここで取りこぼすと挽回が3科目のうち2科目だけになり苦しくなります。
- 最後に英語です。専門科目・数学である程度の水準を確保できている前提で、英語が5割にとどまると合計点全体が伸び悩みます。英語を6〜7割まで引き上げられると、3科目の合計で安定したラインに乗せやすくなります。
- 数学科の場合は数学が200点分あるので、数学の仕上がり具合が合計点全体への影響がより大きくなります。それでも英語100点を取りこぼす余裕はないと考えてください。
- A方式で英語を選ぶ場合は200点分の比重になるので、リーディングとリスニングそれぞれでどの程度取れているかを模試や過去問演習で分解して確認する作業が欠かせません。
高橋公式のボーダーが無いからこそ、自分で配点を分解して考える必要があるんですね。
松田塾長そうなんです。100点や200点という配点の数字を、自分の得意不得意に当てはめて初めて意味を持つと考えてください。

ボーダー得点に関する注意
– 募集要項に学科別の合格最低点(ボーダー)は記載されていません
– 「英語◯割あれば確実に合格」のような断定情報は参考程度にとどめ、配点の構造から自分の得点イメージを組み立てましょう
– 予備校各社の偏差値・ボーダー予想はあくまで目安であり、年度や受験者層によって変動します
対策・攻略法
松田塾長では、その得点を実際に積み上げるための対策を、ここから整理していきましょう。何を・どの順で・いつまでに、をはっきりさせていきます。

理学部第二部 英語対策の優先順位
– 土台(〜共通テスト期まで): 文法・語彙の抜け漏れを潰す。特に関係詞・分詞構文・比較表現は、知識としてではなく「文中でどう働くか」まで確認する
– 中期(過去問演習開始〜12月): 60分で長文を解き切る時間感覚を作る。設問を先に確認してから本文を読む解き方を、毎回同じ手順で繰り返す
– 直前期(出願期間の2027年1月7日〜2月9日と並行): 本番と同じ60分・同じ構成で過去問を解き、関係詞節や分詞構文が出てきたときに立ち止まらず処理できるかを確認する
– 併願・出願戦略: A方式を使うかB方式を使うか、共通テストの自己採点を見てから最終決定しても間に合うよう、両方式の過去問に軽く触れておく
高橋「文中でどう働くか」っていうのが、さっきの関係詞や分詞構文の話とつながってくるんですね。
松田塾長その通りです。単語帳や文法書を1冊仕上げることと、長文の中でその知識をとっさに使えることの間には、意外と大きな距離があります。理学部第二部の英語で安定して得点するには、この距離を埋める練習が欠かせません。

よくある失敗・注意点
高橋対策の順番は分かりました。逆に、やりがちな失敗ってありますか?
松田塾長いくつかあります。まず「数学科だから英語は後回し」という判断です。数学科は数学の配点が200点と大きいのは事実ですが、英語100点を捨てていい学部ではありません。3科目のうち1科目をゼロに近づけると、残り2科目でかなり高い得点率を要求されてしまいます。

やりがちな失敗パターン
– 専門科目(数学・物理・化学)の勉強に時間を取られ、英語の演習量が直前期まで極端に少なくなる
– 単語・文法を個別には覚えているのに、長文の中でその知識を使う練習をしないまま本番を迎える
– 60分という試験時間を意識せず、時間無制限で過去問を解いて「できた気」になってしまう
– A方式とB方式、どちらを使うか決めないまま出願期間(2027年1月7日〜2月9日)を迎えてしまう
高橋「できた気になる」のは、ちょっとドキッとしました…。
松田塾長時間を計らずに解くと、本番の60分でどこに時間を取られるかが見えないままになります。同じ失点でも原因は人によって違うというのが、ここでいちばん伝えたいことです。語彙が足りないのか、構文が取れないのか、時間配分なのか。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わってきます。

同じ失敗を繰り返す前に
読めているのに正答できないのは、なぜか
単語も文法も一通りやったはずなのに、理学部第二部の過去問になると点が伸びない。その多くは、文法を個別の知識のまま止めてしまい、文中でとっさに働かせる回路ができていないことが原因です。無料のイメージ英文法ウェビナーで、その回路の作り方を確認してみませんか。
読解で止まる原因を確認する›
自己診断セルフチェック
高橋自分の場合どれに当てはまるのか、ちょっと不安になってきました。
松田塾長では一緒にチェックしてみましょう。当てはまる項目が多いほど、英語の対策を後回しにできない状態だと考えてください。

あなたはどのタイプ? 英語つまずきセルフチェック
– 単語の意味は分かるのに、関係詞節が長くなると文全体の意味が取れなくなる
– 分詞構文(Having analyzed〜のような形)が出てくると、誰が何をしたのか混乱する
– 60分で長文を最後まで解き切れず、いつも最後の設問が時間切れになる
– 設問を先に読まず、本文を頭から精読してから設問に戻っている
– 数学・専門科目の勉強を優先していて、英語の過去問演習がまだ本格的に始まっていない
高橋2個くらい当てはまる気がします…。これって自分だけの傾向なんですか?
松田塾長人によって本当にバラバラです。語彙が原因の人もいれば、構文把握が原因の人、時間配分が原因の人もいます。原因が違えば、優先してやるべき対策も変わるというのがポイントです。記事だけでは「あなたの場合」までは特定しきれないので、気になる人は一度、今の実力を具体的に見てもらうのも一つの手です。

基本情報まとめ
高橋ここまでの情報、一度まとめてもらえますか?
松田塾長表にまとめますね。

| 項目 |
内容 |
| 大学名 |
東京理科大学 |
| 学部 |
理学部第二部(数学科・物理学科・化学科) |
| 入試方式 |
A方式(共通テスト利用)・B方式(独自試験) |
| B方式合計点 |
300点(数学100点+英語100点+専門科目100点、数学科は数学200点+英語100点) |
| B方式英語配点 |
100点(約33.3%) |
| A方式合計点 |
600点 |
| A方式英語配点(選択時) |
200点(リーディング100点+リスニング100点、約33.3%) |
| B方式英語試験時間 |
60分、リスニング・スピーキングなし |
| 出願期間(2027年度入試) |
2027年1月7日(木)〜2月9日(火) |
| 合格発表日 |
2027年3月3日(水)午前10時 |
| 公式サイト |
https://www.tus.ac.jp/admissions/ |
高橋こうして見ると、英語の比率がどの方式でも約33%で揃っているのがよく分かります。
松田塾長はい。次は、理科大の他学部と比べてどういう位置づけになるのかも見ておきましょう。

類似学部との比較
高橋同じ東京理科大学の他の学部とは、配点の傾向って違うんですか?
松田塾長似ている部分も多いです。たとえば
東京理科大学工学部もB方式では300点満点中英語100点で比率約33.3%、
東京理科大学創域理工学部(旧理工学部)も同じく300点満点中英語100点で比率約33.3%です。理科大はB方式において「英語比率33%」をほぼ共通の設計にしていると考えてよさそうです。

高橋じゃあ理学部第二部も、その伝統の中にあるってことなんですね。
松田塾長その通りです。一方で
東京理科大学先進工学部も英語配点100点・比率約33.3%ですが、昼間学部なので入試日程や併願のしやすさは理学部第二部とは異なります。理学部第二部ならではの特徴は、夜間学部ゆえにA方式・B方式のどちらでも受験機会があり、かつ数学科だけ数学の配点が実質2倍になる点です。同じ理科大志望でも、昼間学部との違いを理解したうえで出願戦略を立てることが大切です。

よくある質問
高橋最後に、よく聞かれそうな質問をまとめてもらえますか?
松田塾長いきましょう。

高橋B方式の英語にリスニングはありますか?
松田塾長ありません。B方式の英語は60分の筆記試験のみで、リーディングと文法・語彙の知識を問う問題で構成されています。

高橋数学科と物理学科・化学科で、英語の配点は違いますか?
松田塾長配点そのものはどの学科も100点で同じです。ただし合計点に占める比率で見ると、数学科は数学の配点が200点分あるため英語の比率は相対的に33.3%、物理学科・化学科は数学・英語・専門科目が均等な33.3%ずつになります。

高橋A方式とB方式、両方出願することはできますか?
松田塾長出願自体は別の入試方式として扱われるため、要項の出願資格を満たせばそれぞれに出願できます。どちらの方式も、数学科・物理学科・化学科のうちどの学科を受けるかを決めて出願する形になるので、学科選びは早めに固めておくと安心です。

高橋合格最低点(ボーダー)は公表されていますか?
松田塾長2027年度一般選抜要項を確認した範囲では、学科ごとの具体的な合格最低点は公表されていませんでした。配点の構造から自分の得点イメージを組み立てる考え方が現実的です。

松田塾長ここまでで、理学部第二部の配点とA方式・B方式の違いがはっきりしましたね。ただ、一番大事なのはここからです。「自分は何から始めればいいのか」は、実は一人ひとり違います。同じ「英語で点が伸び悩む」という受験生でも、語彙が足りない人、関係詞や分詞構文のような構造把握でつまずく人、60分の時間配分で失敗する人、読めているのに設問処理で落としている人と、原因はさまざまです。原因が違えば、やるべき対策も変わってきます。

高橋確かに、自分がどのタイプなのか、自分だけではよく分からないです…。
松田塾長そうなんですよ。受験で一番もったいないのは、勉強していないことより、優先順位を間違えたまま出願期間の2027年1月まで時間が過ぎてしまうことです。だから、勉強量を増やす前に「今どこで点を落としているのか」をはっきりさせる方が、結果的に近道になります。英語進学塾リオンでは、現在の英語力と理学部第二部の配点を照らし合わせながら、何を・どの順番で改善すべきかを一緒に整理しています。まず話を聞いてから判断していただいて構いませんので、気になる方は一度確認してみるといいですよ。

参考リンク
参考リンク
– 東京理科大学 入学者選抜情報: https://www.tus.ac.jp/admissions/
– 一般選抜(B方式)試験科目・時間割: https://www.tus.ac.jp/admissions/uploads/2026/2027_p159-160.pdf
– 一般選抜(A方式・理学部第二部数学科)配点: https://www.tus.ac.jp/admissions/uploads/2026/2027_p158-no6-2.pdf
– 一般選抜(A方式・理学部第二部物理学科/化学科)配点: https://www.tus.ac.jp/admissions/uploads/2026/2027_p158_no6-3.pdf
Q. B方式の英語にリスニングはありますか?
ありません。B方式の英語は60分の筆記試験のみで、リーディングと文法・語彙の知識を問う問題で構成されています。
Q. 数学科と物理学科・化学科で、英語の配点は違いますか?
配点そのものはどの学科も100点で同じです。ただし合計点に占める比率で見ると、数学科は数学の配点が200点分あるため英語の比率は相対的に33.3%、物理学科・化学科は数学・英語・専門科目が均等な33.3%ずつになります。
Q. A方式とB方式、両方出願することはできますか?
出願自体は別の入試方式として扱われるため、要項の出願資格を満たせばそれぞれに出願できます。どちらの方式も、数学科・物理学科・化学科のうちどの学科を受けるかを決めて出願する形になるので、学科選びは早めに固めておくと安心です。
Q. 合格最低点(ボーダー)は公表されていますか?
2027年度一般選抜要項を確認した範囲では、学科ごとの具体的な合格最低点は公表されていませんでした。配点の構造から自分の得点イメージを組み立てる考え方が現実的です。