通信制高校で勉強が遅れている高校生へ|中学の学び直しの始め方

塾長コラム 通信制高校 大学受験

高橋

高橋先生、通信制高校に通っている高校生の子のことで相談です。レポートの提出は何とか続けているのですが、中学の内容があやしいところがあるようで、問題の途中で手が止まります。本人は「大学に行きたい」と言っているのですが、このまま進んで大丈夫なのか、検索するほど不安になりました。
松田塾長ご相談ありがとうございます。先に答えをお伝えします。勉強の遅れや抜けは、どこから戻るかを見つけて、小さな量から積み上げていけば、取り戻していける道筋があります。もちろん、必要な期間や量はお子さんによって違いますし、同じ結果をお約束できるものではありません。それでも、遅れがあることと、これから伸びないことは、別の話です。

松田塾長

高橋

高橋責められるかと思っていたので、少しほっとしました。
松田塾長責める話ではありません。もう一つ、前提をお伝えします。通信制高校の生徒さんが、みなさん勉強が遅れているわけではありません。文部科学省の資料にも、通信制は学習時間や時期、方法などを自ら選んで自分のペースで学べる特長を生かして、スタートラインも目指すゴールも異なる多様な生徒に教育機会を提供している、と書かれています。この記事は、「中学の内容に抜けがあるかもしれない」と感じているご家庭に向けてお話しします。

松田塾長

高橋

高橋具体的には、何をどの順番で考えればいいのでしょうか。
松田塾長遅れや抜けが生まれる理由、どこまで戻るかの見つけ方、優先する教科、小さく始める量と計画の立て方、学校のレポートやスクーリングとの両立、自宅学習の使い方、の順にお話しします。英語だけの学び直しは通信制高校で英語が苦手な高校生へ|中学英文法からやり直す方法、大学受験の始め方は通信制高校から大学受験はできる?受験資格と勉強の始め方に譲って、ここでは勉強全般の遅れに絞ります。

松田塾長

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まず結論 ― 遅れは、戻る場所を決めて小さく積めば取り戻していける

高橋

高橋結論から教えてください。通信制高校で勉強が遅れているとき、何から手をつければいいのでしょうか。
松田塾長手順を並べると、次の6つです。ここでは全体の流れだけ見てください。1つずつの中身は、このあと順番にお話しします。

松田塾長

順番 やること ねらい
1 学校のレポートで、手が止まる所を書き出す 止まっている場所を見える形にする
2 その前提になる中学の単元を、少量の問題で確かめる どこまで戻るかを決める
3 大学受験に必要な教科・英語から優先する 限られた時間の使い道を決める
4 1回15分ほどの小さな量から始める 続けられる形にする
5 レポートの提出期限から逆算して、1週間の計画に入れる 学校の学習と学び直しを両立する
6 一人で止まったら、学校や専門の窓口に相談する 一人で抱え込まない
高橋

高橋6つもあると、聞いただけで大変そうです。
松田塾長全部を一度にやる必要はありません。表の1番と2番だけで、最初の1週間が終わることもあります。順番は決めても、進む速さはお子さんが決めるものです。レポートの提出が優先の週は、学び直しを休んでも、やめたことにはなりません。

松田塾長

高橋

高橋遅れを取り戻すと言っても、何を基準に「遅れ」と考えればいいのかも分かりません。
松田塾長そこがまさに入口の話です。まず、遅れや抜けがどこから生まれるのかを見ておきましょう。原因の見当がつくと、戻る場所も決めやすくなります。

松田塾長

通信制高校で勉強が遅れる・ついていけないと感じる理由は、人それぞれ

高橋

高橋通信制の子は、勉強が遅れやすいのでしょうか。
松田塾長一括りにはできません。通信制高校に通うことと、勉強が遅れていることは、イコールではありません。文部科学省の資料では、通信制の教育は、通信手段を主体として、生徒が自宅等で個別に自学自習することとして、添削指導・面接指導・試験の方法で行われるとされています。つまり、自分で進める時間が長い仕組みです。この仕組みが合う人もいれば、進め方に悩む人もいます。

松田塾長

高橋

高橋遅れや抜けは、どんな場面で生まれやすいのですか。
松田塾長私の指導経験をもとにした一般的な整理を、表にします。診断ではありませんし、どれか1つに当てはまるとも限りません。

松田塾長

場面 起きやすいこと 向き合い方のヒント
中学時代の事情 病気や環境の変化、通えない期間などで、一部の単元が抜けたまま進んだ 抜けた時期を責めず、「どの単元から」を確かめる
学習の進め方 暗記で乗り切ってきて、なぜそうなるかを説明できない 解き方の「理由」を口に出して確かめる
つまずきの放置 分からない所を後回しにし、次の単元でも分からなくなった 止まった所から前提をたどる
自分で進める環境 質問する相手が近くにおらず、分からない状態が見えにくい 質問できる窓口と、見直す日を決める
学習習慣 予定を立てても、提出期限の前にまとめて取り組むことになる 1週間の中に小さく分けて入れる
高橋

高橋「自分のペースで学べる環境の裏返し」という言い方もできそうですね。
松田塾長その通りです。自分のペースで進められることは、通信制の大きな特長です。ただ、その分、分からないまま進んでいても、周りから気づかれにくい面があります。文部科学省のガイドラインは、添削指導を通じて生徒の学習の状況を把握し、生徒の思考の方向性とつまずきを的確に捉えて指導することを、学校に求めています。レポートは、遅れに気づくための材料にもなります。

松田塾長

高橋

高橋理由が一つに決まらないなら、戻る場所は、どうやって決めればいいのでしょうか。
松田塾長原因探しより、「いまどこで手が止まるか」を見るほうが確実です。次のセクションで、その確かめ方をお伝えします。

松田塾長

どこまで戻るかの見つけ方 ― 手が止まった場所から前提をたどる

どこまで戻るかを見つける4つの手順(止まった所を書く・前提をたどる・少量で試す・少し前から始める)を示した図

高橋

高橋中学のどこまで戻ればいいのか、見当がつきません。最初から全部やり直すしかないのでしょうか。
松田塾長私の指導経験では、全部やり直す必要がないことがほとんどです。戻る場所は、手が止まった所から前提をたどって決めます。私が生徒さんの学習を見るときも、この順番で確かめます。

松田塾長

steps
  1. 止まった所を書く ― 学校のレポートや問題で、手が止まった箇所を3つ書き出します。教科は問いません
  2. 前提をたどる ― その問題を解くために必要な単元を、中学の教科書の目次でたどります。分からなければ、学校の先生に聞いてかまいません
  3. 少量で試す ― その単元の問題を数問だけ解き、「説明できる」「解ける」「迷う」の3つに分けます
  4. 少し前から始める ― 「迷う」が続く単元の、少し前から学び直します。一度に全部は戻りません
高橋

高橋「説明できる」と「解ける」を分けるのは、なぜですか。
松田塾長解けても、なぜそうなるかを説明できない場合は、少し形が変わると手が止まりやすいからです。答えが合っているかどうかだけを見ると、抜けを見落とします。声に出して説明してみて、言葉に詰まる所が、戻る場所の候補です。

松田塾長

高橋

高橋手が止まった所を書き出すだけなら、家でもできそうです。確認のためのチェックリストはありますか。
松田塾長次の項目に、いくつ当てはまるかを見てください。点数をつけるものではありません。当てはまる数が多いほど悪い、という意味でもありません。

松田塾長

どこまで戻るかを確かめるチェックリスト

– レポートの問題文を読んでも、何を聞かれているのかが分からないことがある

– 解答の解説を読んでも、途中の式や説明の意味が分からないことがある

– 同じ種類の問題で、間違いが続いている

– 用語(教科書に出てくる言葉)の意味を、自分の言葉で言えないものがある

– 答えを見ながらでないと、レポートが進みにくいことがある

– 試験の前に、まとめて覚えることが多く、1か月後には忘れている

– 中学時代に休んだ期間や、授業についていけなかった時期の内容が気になっている

高橋

高橋当てはまるものが、いくつかありました。
松田塾長それは悪いことではありません。当てはまった項目が、「どこに時間を使えばいいか」の手がかりになります。ここで一つ注意があります。

松田塾長

確かめるときの3つの注意

– 本人の了承を得る ― 抜き打ちで問題を解かせたり、点数だけを見て叱ったりしません。「どこで止まるか見てみよう」と声をかけ、本人がやってみてもいいと思う日に行います

– ○×で本人を測らない ― 解けなかったことは、「できない子」の証拠ではなく、学び直す場所が見つかったという情報です

– 気がかりな様子が続くとき ― 眠れない、食欲がない、強い落ち込みが続くなど、心や体の不調が気になるときは、勉強の話より先に、学校の先生やスクールカウンセラー、公的な相談窓口、医療機関に相談してください

高橋

高橋戻る場所が決まったら、次は何を優先して勉強すればいいのでしょうか。
松田塾長優先順位の話に進みます。教科が多いので、全部を同時に戻ろうとすると、息切れしやすいためです。

松田塾長

優先順位は、大学受験に必要な教科と英語から

高橋

高橋通信制の勉強だけでも手一杯なのに、全部の教科を中学から戻すのは、とても無理に思えます。
松田塾長その感覚は正しいです。全部を同時に戻そうとせず、優先順位をつけることが先です。大学進学を考えているなら、まず志望する大学・学部の学生募集要項を見て、受験に必要な教科を確認します。選抜方法は、一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜など、大学・学部ごとに違うので、募集要項を見ないと決められません。

松田塾長

高橋

高橋まだ志望校が決まっていない場合は、どうすればいいですか。
松田塾長決まっていなくても大丈夫です。その場合は、次の表のように、前の内容の上に積み上がる教科から順に戻ります。

松田塾長

状況 優先する考え方 具体的に最初にやること
志望校・学部が決まっている 募集要項に書かれた受験教科を先に戻す 志望校の募集要項で、受験教科と選抜方法を確認する
志望校が決まっていない 前の内容の上に積み上がる教科から戻す 英語や数学で、手が止まる単元を探す
学校のレポートが追いつかない 提出期限のある教科を先に終わらせる 期限を一覧にして、先に近いものから進める
学び直す時間が少ない 1教科・1単元に絞る 週に決めた日だけ、15分ほどの学び直しを入れる
高橋

高橋英語が先というのは、なぜですか。
松田塾長英語は、前の内容の上に積み上がる教科です。文部科学省の中学校学習指導要領の外国語には、言語材料は「平易なものから難しいものへと段階的に指導すること」と書かれています。休んだ期間や抜けた単元があると、次の内容の理解に響きやすい教科です。受験教科に英語が含まれるかどうかは、大学・学部によって違うので、志望校の募集要項で確認してください。

松田塾長

高橋

高橋数学や国語は、後回しにしていいのでしょうか。
松田塾長後回しではなく、「同時に全部はやらない」ということです。優先する教科を1つか2つ決めて、先に戻す。ほかの教科は、学校のレポートと面接指導を軸に進めます。英語については、中学英文法から戻す手順を通信制高校で英語が苦手な高校生へ|中学英文法からやり直す方法にまとめています。

松田塾長

高橋

高橋不登校だった時期がある場合は、考え方が変わりますか。
松田塾長学び直しの手順は同じです。ただ、お子さんの気持ちや心身の状態を先に置く必要があるので、不登校経験のある通信制高校生が塾を選ぶときのポイントと、中学生向けの不登校で勉強が遅れた中学生へ|基礎から学び直す方法、高校生向けの高校生が不登校になったら?進級・転校・大学進学の考え方もあわせて読んでみてください。

松田塾長

高橋

高橋優先する教科が決まったら、1日にどれくらいやればいいのでしょうか。
松田塾長量と計画の話に進みます。ここを間違えると、続かなくなるからです。

松田塾長

小さく始める量と、学習計画の立て方

1週間の学習計画の例(学校のレポート、学び直し、レポートの見直し、休む日を一週間に入れた表)

高橋

高橋遅れを取り戻したいので、つい、毎日何時間もやらせたくなってしまいます。
松田塾長気持ちは分かります。ただ、私の経験では、最初の量は、「少なすぎる」くらいが続きます。1回15分ほどから始めて、慣れてから延ばします。1回の量を小さくすると、「今日はできた」という経験を積みやすいからです。時間の長さに決まった正解はありません。お子さんが「これならできる」と感じる量が、その家庭の適量です。

松田塾長

高橋

高橋計画は、どう立てればいいのでしょうか。
松田塾長次の4点を、紙に書き出します。

松田塾長

学習計画の立て方 4つのポイント

– 提出期限から逆算する ― レポートの提出期限、スクーリングの日、試験の日を、先にカレンダーに書き込みます

– 学び直しを同じ週に入れる ― 提出期限の前にまとめて取り組むのではなく、小さく分けて週に入れます

– 1回に1つだけ ― その日の学び直しは、1つの単元にします。複数を同時に進めません

– 休む日と見直す日を決める ― 週に1日は休み、その週の予定を次の週の頭に見直します

高橋

高橋実際の1週間は、どんな形になりますか。
松田塾長図に、あくまで一例を載せました。時間はお子さんによって違うので、そのまま当てはめなくて大丈夫です。たとえば、レポートが中心の日と、学び直しだけの日を分けておくと、「今日は何をするか」で迷う時間が減ります。

松田塾長

高橋

高橋計画どおりに進まない週もありそうです。
松田塾長あります。そのときに、できなかった部分を次の週に全部足すと、量が膨らんで続かなくなります。できなかった分は、足さずに流すと決めておくほうが、長く続きます。計画は、守るためではなく、見直すために立てるものです。

松田塾長

高橋

高橋学校のレポートとの両立は、どう考えればいいですか。
松田塾長通信制ならではの話になるので、次のセクションで、学校の仕組みを使いながら進める方法をお話しします。

松田塾長

レポート・スクーリングと、学び直しを両立させる

添削指導(レポート)・面接指導(スクーリング)・試験の3つを、学び直しにどう使うかを示した図

高橋

高橋レポートで精一杯で、学び直しの時間が取れない場合は、どうすればいいですか。
松田塾長レポートと学び直しを、別のものと考えないことがコツです。通信制の添削指導、面接指導、試験を、学び直しの入口に使います。まず添削指導です。文部科学省のガイドラインは、添削指導で、各生徒の誤答の内容等を踏まえた解説や、自学自習を進めていく上でのアドバイスを記載するよう、学校に求めています。返ってきたレポートの解説は、戻る場所を見つける材料になります。

松田塾長

高橋

高橋面接指導、つまりスクーリングは、どう使うのですか。
松田塾長同じガイドラインに、面接指導は、それまでの添削指導等を通して明らかとなった個々の生徒の学習上の課題を考慮しながら、自宅学習への示唆を与えるなど、個に応じた指導を行うことと書かれています。ですから、「どこが分からないのか分からない」でも、レポートを持って行き、手が止まった箇所を見せて相談してください。質問を受け付けて速やかに回答する仕組みを整えることも、同じガイドラインで学校に求められています。

松田塾長

高橋

高橋学校の対応は、どこまで期待していいのでしょうか。
松田塾長ガイドラインは、学校運営の指針です。実際にどんな質問方法があるか、どのくらい個別に見てもらえるかは、学校ごとに違います。まず、学校に「質問できる窓口と方法」を聞いてみてください。

松田塾長

学校に聞いておくと役立つこと

– レポートで分からない問題を質問する窓口と方法(メール・電話・オンラインなど)

– 面接指導(スクーリング)の日程と、質問できる時間があるか

– 義務教育段階の学習内容の学び直しを目的とした科目があるか

– 履修登録をしたあと、レポートや面接指導が難しくなったときの相談先

高橋

高橋義務教育段階の学び直しの科目というのは、学校にあるものなのですか。
松田塾長文部科学省の高等学校学習指導要領のQ&Aには、「義務教育段階での学習内容の確実な定着を図ることを目標とした学校設定科目等」を履修させたうえで、必履修教科・科目を履修させるようにする、という考え方が出てきます。設けるかどうかは学校の判断なので、「ある学校もある」くらいに受け止めて、ご自分の学校に確認してください。

松田塾長

高橋

高橋レポートが進まなくなったときは、どうすればいいのでしょうか。
松田塾長一人で抱え込まないでください。文部科学省のガイドラインには、履修登録しているのに、添削課題への取組や面接指導への参加が困難な生徒に対して、生徒や保護者への面談や電話かけ等を行うなど、個々の実情に応じた支援を行うよう努めること、とあります。「努めること」とされているので、対応は学校によって違います。それでも、困っていることを先に伝えておくと、学校も動きやすくなります。

松田塾長

高橋

高橋卒業のための単位は、どれくらい必要なのでしょうか。
松田塾長学校教育法施行規則では、校長が全課程の修了を認めるには、高等学校学習指導要領の定めるところにより、74単位以上を修得した者について行うとされています。実際の単位の数え方や、卒業に必要な条件は、学校の学則で決まっています。学校の履修の手引きで確認し、レポートを止めずに進めたうえで、学び直しを並べていく形にしてください。

松田塾長

高橋

高橋学校の学習と学び直しの両立は、イメージできました。家で一人のときは、どうしたらいいですか。
松田塾長自宅学習の使い方をお話しします。通信制では、家で過ごす時間が長いので、ここが一番差が出るところです。

松田塾長

自宅学習の使い方 ― 続く形を先に決める

高橋

高橋自宅学習で、まず何を決めればいいですか。
松田塾長時間と場所と、始める合図です。毎日同じ時間でなくても構いません。「夕食の前に15分」「レポートが終わったら15分」のように、他の行動の前後に結びつけると、始めやすくなります。勉強する気持ちが出るのを待たず、始める合図を決めておくのがコツです。

松田塾長

高橋

高橋教材は、どう選べばいいでしょうか。
松田塾長まず、学校の教科書とレポートの解説、中学の教科書やワークなど、手元にあるものから使います。新しい教材を買い足すのは、戻る場所が決まってからで間に合います。選ぶときは、解説が詳しすぎて読む量が多すぎないか、お子さんが1回分で終わらせられる量かを見てください。

松田塾長

高橋

高橋「やったつもり」で終わらないようにするには、どうすればいいでしょうか。
松田塾長学び直したあとに、その内容を自分の言葉で説明する時間を、1分だけ取ります。説明できなければ、もう一度戻ります。翌日か数日後に、同じ内容を数問だけ解き直すと、定着したかどうかが分かります。解けたかどうかより、説明できたかどうかを見るほうが、抜けを見つけやすいのです。

松田塾長

高橋

高橋親は、どこまで関わればいいのでしょうか。
松田塾長見張るのではなく、予定を一緒に見る関わり方がおすすめです。週の初めに「今週のレポートの期限はいつ?」「学び直しはいつやる?」と、一緒にカレンダーを見ます。できなかった日を責めずに、「次はどうする?」と聞くだけで十分です。

松田塾長

高橋

高橋声のかけ方で、気をつけることはありますか。
松田塾長点数や正解の数より、「やってみたね」と伝えるほうが、続く力になります。

松田塾長

こんなときは、学校や専門の窓口にも相談を

– 勉強の話をすると、強く拒む・眠れない日が続く ― 勉強を一度止めて、休むことを優先し、学校の先生やスクールカウンセラー、医療機関に相談します

– レポートがほとんど進まず、提出期限が近い ― 一人で抱え込まず、早めに担任の先生や学校の相談窓口に状況を伝えます

– 何度戻っても、同じ所で止まる ― 理由が学習以外にある場合もあるので、学校や専門の窓口に相談します

高橋

高橋家で一人で進めるのが難しいときは、塾やオンラインを使う選択肢もありますよね。
松田塾長あります。通信制の生徒さんでも通いやすい塾の選び方は、通信制高校の生徒は一般の進学塾に通える?入塾前の確認ポイントに書いています。通信制高校生の塾選びと大学受験対策の全体は、通信制高校生の塾選び・大学受験対策 完全ガイドにまとめています。そのうえで、英語については、私たち英語進学塾リオンの場合をお伝えします。

松田塾長

英語進学塾リオンの場合 ― 英語の学び直しは、中学英文法から

高橋

高橋リオンでは、通信制高校の生徒さんを受け入れているのでしょうか。
松田塾長はい、通信制高校に在籍する高校生を、実際に受け入れています。大学受験・英語・英検の指導です。リオンは英語に特化した塾で、中学英文法から英検2級・大学受験まで、一貫して指導します。この記事でお伝えした「戻る場所を決めて小さく積む」を、英語の部分で一緒に進める役割です。オンライン校もあるので、教室に通う時間が取りにくいご家庭でも受けられます。

松田塾長

高橋

高橋戻る場所は、どう確かめるのですか。
松田塾長リオンには、現在の学力を把握し、課題を明らかにするリオンテストがあります。そのうえで、リオン独自の学習法「PT法(学習計画・記憶メソッド)」で、計画の立て方と覚え方そのものから指導します。自分で学習を進められるように、リオンテストとメンタリング制度でサポートします。メンタリング制度では、専属のサポーターが、学習面と精神面を支えます。

松田塾長

高橋

高橋通信制の生徒さんで、英語ができるようになった方もいらっしゃるのでしょうか。
松田塾長通信制高校の生徒さんを含め、英語ができるようになった生徒もいます。ただ、これは個々の事例で、同じ結果をお約束するものではありません。英語以外の教科は、この記事でお伝えした進め方と、学校の添削指導・面接指導を軸にしてください。教室は、我孫子駅南口から徒歩1分の柏・我孫子校と、千葉校、オンライン校です。取手・柏・天王台には教室がないので、近隣の方は、オンライン校か柏・我孫子校でご相談ください。

松田塾長

高橋

高橋保護者だけで話を聞くこともできますか。
松田塾長できます。リオンには、無料体験授業と無料の個別相談があります。無料体験授業は、高校1〜3年生、中学生、浪人生が対象で、保護者の方のみの参加・ご相談もできます。体験の流れの中で、英語力のチェックと、ロードマップの作成も行います。お子さんの状況は、お電話(フリーダイヤル0120-241-261、月〜土の10時から22時)やLINEでもご相談いただけます。通常の授業での顔出しの扱いや、授業料などの詳しいことは、お問い合わせで直接ご確認ください。

松田塾長

高橋

高橋英語の戻る場所は、自分たちだけでは、見つけにくそうです。
松田塾長そうなんです。中学の内容に抜けがあるかどうかは、学校のレポートだけでは見えにくいことがあります。英語のどこで止まっているのか、どこから学び直すのが現実的なのか。リオンテストなどで現在の学力と課題を確かめるところから、お手伝いできます。

松田塾長

よくある質問

高橋

高橋通信制高校で勉強が遅れていると、大学受験はあきらめるしかないのでしょうか?
松田塾長あきらめるしかない、とは言えません。勉強の遅れがあることと、これから受験に向けて学べないことは別の話です。ただし、必要な期間や量はお子さんによって違い、同じ結果をお約束することはできません。まず、手が止まる所から戻る場所を確かめ、志望する大学・学部の募集要項で、受験に必要な教科と選抜方法を確認してください。

松田塾長

高橋

高橋中学の内容は、どこまで戻ればいいですか?
松田塾長一律にはお答えできません。学校のレポートで手が止まった箇所を書き出し、その問題に必要な単元を中学の教科書の目次でたどって、少量の問題で「説明できる・解ける・迷う」に分けます。「迷う」が続く単元の、少し前から始めます。私の指導経験では、全部を最初からやり直す必要がないことがほとんどです。診断ではなく、確かめ方の一例です。

松田塾長

高橋

高橋1日にどれくらい勉強すれば、遅れを取り戻せますか?
松田塾長決まった時間をお示しすることはできません。1回15分ほどの小さな量から始め、お子さんが「これならできる」と感じる量に合わせて延ばしてください。学校のレポートの提出期限を先に1週間の予定へ入れ、学び直しを小さく分けて同じ週に入れると、続けやすくなります。できなかった分は、次の週に足さずに流すのがおすすめです。

松田塾長

高橋

高橋レポートで精一杯で、学び直しの時間が取れません。どうすればいいですか?
松田塾長レポートと学び直しを別のものと考えず、返却されたレポートの解説や、間違えた問題を、学び直しの入口に使います。手が止まった問題は、中学のどの単元が前提かをたどります。レポートや面接指導が難しいときの相談先は学校によって違うので、担任の先生や学校の窓口に、早めに状況を伝えてください。

松田塾長

高橋

高橋英語だけでも、塾やオンラインで相談できますか?
松田塾長できます。英語進学塾リオンは、英語に特化した塾で、通信制高校に在籍する高校生を受け入れています。オンライン校もあり、無料体験授業と無料の個別相談があります。保護者の方のみの参加・ご相談もできます。英語以外の教科は、この記事でお伝えした進め方と、学校の添削指導・面接指導を軸にしてください。授業料などの詳しいことは、お問い合わせで直接ご確認ください。

松田塾長

では、お子さんの場合は、どこから戻れそうですか

松田塾長ここまで、遅れや抜けの理由、戻る場所の見つけ方、優先する教科、小さく始める量、学校のレポートやスクーリングとの両立、自宅学習の使い方をお伝えしてきました。ただ、実際にどこから手をつけるかは、お子さんによって違います。

松田塾長

高橋

高橋同じ「ついていけない」でも、原因は違うのでしょうか。
松田塾長違います。同じようにレポートで手が止まっていても、中学の単元そのものが抜けている場合、用語の意味が分からず問題文が読み取れない場合、読んで理解はしているのに、説明や記述に自信がない場合、そして、予定を立てても続かない場合があります。原因が違えば、優先する勉強も変わります。

松田塾長

高橋

高橋原因が分からないまま、勉強量だけ増やしてしまいそうです。
松田塾長受験で一番もったいないのは、勉強していないことより、戻る場所を間違えたまま、数か月が過ぎてしまうことです。たとえば、本当は中学1年の単元に抜けがあるのに、高校の内容の問題集を何冊も解き続けると、時間をかけても手応えが出にくくなります。逆に、戻る場所が分かり、小さな量から積み上げる道筋が見えれば、レポートも学び直しも、迷わず進められます。

松田塾長

高橋

高橋その道筋を一人で見つけるのは、難しそうです。
松田塾長だから、私たち英語進学塾リオンは、英語の面で、その案内役をしています。体験授業の流れの中では、英語力のチェックとロードマップの作成を行います。英語の現在地と課題、優先する勉強の順番を、お子さんと保護者の方と一緒に確かめていきます。学習計画の立て方は、PT法でお伝えします。まず話を聞いて、判断していただいて構いません。

松田塾長

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参考リンク

Q. 通信制高校で勉強が遅れていると、大学受験はあきらめるしかないのでしょうか?

あきらめるしかない、とは言えません。勉強の遅れがあることと、これから受験に向けて学べないことは別の話です。ただし、必要な期間や量はお子さんによって違い、同じ結果をお約束することはできません。まず、手が止まる所から戻る場所を確かめ、志望する大学・学部の募集要項で、受験に必要な教科と選抜方法を確認してください。

Q. 中学の内容は、どこまで戻ればいいですか?

一律にはお答えできません。学校のレポートで手が止まった箇所を書き出し、その問題に必要な単元を中学の教科書の目次でたどって、少量の問題で「説明できる・解ける・迷う」に分けます。「迷う」が続く単元の、少し前から始めます。私の指導経験では、全部を最初からやり直す必要がないことがほとんどです。診断ではなく、確かめ方の一例です。

Q. 1日にどれくらい勉強すれば、遅れを取り戻せますか?

決まった時間をお示しすることはできません。1回15分ほどの小さな量から始め、お子さんが「これならできる」と感じる量に合わせて延ばしてください。学校のレポートの提出期限を先に1週間の予定へ入れ、学び直しを小さく分けて同じ週に入れると、続けやすくなります。できなかった分は、次の週に足さずに流すのがおすすめです。

Q. レポートで精一杯で、学び直しの時間が取れません。どうすればいいですか?

レポートと学び直しを別のものと考えず、返却されたレポートの解説や、間違えた問題を、学び直しの入口に使います。手が止まった問題は、中学のどの単元が前提かをたどります。レポートや面接指導が難しいときの相談先は学校によって違うので、担任の先生や学校の窓口に、早めに状況を伝えてください。

Q. 英語だけでも、塾やオンラインで相談できますか?

できます。英語進学塾リオンは、英語に特化した塾で、通信制高校に在籍する高校生を受け入れています。オンライン校もあり、無料体験授業と無料の個別相談があります。保護者の方のみの参加・ご相談もできます。英語以外の教科は、この記事でお伝えした進め方と、学校の添削指導・面接指導を軸にしてください。授業料などの詳しいことは、お問い合わせで直接ご確認ください。

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