数学Bでは、並んでいる数字の規則性である数列と統計学の基礎である統計的推測を学習します。ここでは、数学Cであるベクトルも扱います。
ベクトルは、図形問題を計算問題に変換するための道具で、使い方を学習します。
数学B+ベクトル
数学B+ベクトル
⒈数列(全5回)
どのような数列があるのかを学習後、漸化式や数学的帰納法について学習します。数学Ⅲで再登場し、重要になりますので、深く理解をすることが必須です。
- 等差数列と等比数列
- 種々の数列
- 漸化式
- 数学的帰納法
⒉統計的な推測(全3回)
数学Ⅰで学習したデータの分析とは異なり、一部のデータから全体を予測を立てることについて学習します。二項分布、正規分布、推定、仮説検定などを学習します。
- 確率変数と確率分布
- 確率変数の和と積、二項分布
- 正規分布
- 母集団と標本
- 推定
- 仮説検定
3平面ベクトル(全4回)
新しい概念であるベクトルは、速度や加速度など物理学で使用されるツールであり、イメージがしづらい特徴です。大学入試で頻出分野であるため、しっかりと学習をする必要があります。
- ベクトルの演算
- ベクトルの成分
- ベクトルの内積
- 位置ベクトル、ベクトルと図形
- ベクトル方程式
⒋空間ベクトル(全4回)
空間ベクトルは、平面ベクトルで考えてきたものを空間に拡張します。平面ベクトルと空間ベクトルでは、異なるポイントがいくつか存在するため、平面と空間で何が同じで何が異なるのかに留意しながら学習を進める必要があります。
- 空間のベクトルと成分
- 空間のベクトルの内積
- 空間の位置ベクトルと図形
- 座標空間の図形
- 平面と直線の方程式