高橋松田塾長、今度は京都大学農学部志望の生徒から相談を受けたんです。「農学部は理科がすべてですよね?」って聞かれて、英語の話をどこまでしていいのか迷いました……。
松田塾長それ、農学部志望の受験生によくある誤解なんですよ(笑)。結論から言うと、京都大学農学部の一般選抜(前期日程)は総合点1,050点満点で、そのうち外国語(英語)は250点です。総合点に占める割合は約24%で、理科の250点とまったく同じ配点なんです。

高橋え、理科と同じ配点なんですか!? 農学部だから理科重視だと思ってました。
松田塾長農学部は理科250点・英語250点・数学250点が横並びという、かなりバランス型の配点なんです。今日は配点の内訳から、英語の出題形式、第1段階選抜の仕組み、そして合格ラインの考え方まで、順番に整理していきましょう。

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京都大学農学部 英語の配点は1,050点満点中250点
高橋まず全体の配点を教えてください。
松田塾長京都大学農学部の令和9年度(2027年度)入学者選抜要項によると、総合点は1,050点満点です。これは大学入学共通テストの成績を換算した350点と、個別学力検査(二次試験)700点を合算したものです。令和8年度(2026年度)の一般選抜学生募集要項でも同じ配点構成だったので、しばらくこの数字が続いていると考えてよさそうです。


| 試験区分 |
国語 |
地歴・公民 |
数学 |
理科 |
外国語(英語) |
情報 |
合計 |
| 共通テスト(換算) |
70点 |
100点 |
50点 |
50点 |
50点 |
30点 |
350点 |
| 二次試験(個別学力検査) |
100点 |
– |
200点 |
200点 |
200点 |
– |
700点 |
| 総合計 |
170点 |
100点 |
250点 |
250点 |
250点 |
30点 |
1,050点 |
高橋250点かぁ。理科と数学も同じ250点なんですね。
松田塾長そうなんです。数学250点・理科250点・英語250点という横並びを見ると、農学部では理系科目と英語がほぼ同じ重みを持っていることがわかります。「農学部だから理科さえできれば」と思い込むのは早計で、英語も理科・数学と並ぶ最重要科目のひとつなんですよ。

高橋なるほど、英語を甘く見ちゃダメなんですね。じゃあ全体の入試の仕組みをもう少し詳しく教えてください。
入試の全体像・配点構成
松田塾長京大農学部の一般選抜には、大きく2つの関門があります。まず大学入学共通テスト、次に個別学力検査(二次試験)です。医学部のような面接はありません。

steps
- 出願・共通テスト: 大学入学共通テスト6教科8科目を受験します。
- 第1段階選抜(条件つき): 農学部全体の志願者数が募集人員の約3.5倍を上回った場合にのみ実施されます。基準は、共通テストの6教科8科目の得点(英語はリーディング150点満点・リスニング50点満点に換算)の合計です。
- 個別学力検査(二次試験): 国語100点・数学200点・理科200点・外国語(英語)200点の合計700点で実施されます。
- 総合判定: 共通テストの成績を350点に換算し、二次試験700点と合算した1,050点満点で最終的な合否を判定します。
高橋「3.5倍を上回った場合にのみ」ってことは、第1段階選抜がない年もあるんですか?
松田塾長実際にそうなんです。令和7年度(2025年度)入試では、農学部の募集人員285人に対して志願者782人でした。285人の3.5倍は約998人なので、志願者数がこれを下回り、第1段階選抜は実質的に機能せず、志願者のほぼ全員(782人)が次の段階に進んでいます。最終的な受験者数は763人、合格者は291人、倍率(受験者数÷募集人員)は約2.7倍でした。

高橋じゃあ、共通テストはそこまで気にしなくていいんですか?
松田塾長そういうわけではありません。第1段階選抜が発動しなかったとしても、共通テストの得点はそのまま350点分として総合点に組み込まれます。「第1段階選抜の基準」と「最終的な合否判定の配点」は別物という点に注意してください。

第1段階選抜の基準点と最終配点は別の数字
第1段階選抜が実施される場合の基準は、共通テスト6教科8科目の得点(国語200点・地歴公民100点・数学200点・理科200点・外国語200点・情報100点の合計1,000点)です。ここでの外国語は200点の素点で計算されます。一方、最終的な合否判定に使われる共通テスト換算は350点(うち外国語は50点)です。同じ「共通テストの英語」でも、使われる場面によって点数の重みが違うので混同しないようにしましょう。
高橋ややこしい……。農学部って学科もたくさんありますよね?
松田塾長はい、農学部は6学科(資源生物科学科・応用生命科学科・地域環境工学科・食料・環境経済学科・森林科学科・食品生物科学科)があり、出願時に第1志望から第6志望まで学科を選択できます。令和9年度の受入学生数の目安は、資源生物科学科91人・応用生命科学科43人・地域環境工学科34人・食料・環境経済学科29人・森林科学科47人・食品生物科学科30人で、合計274人です。ただし、入試の英語の配点や出題形式は学科にかかわらず共通です。

高橋学科で配点が変わらないのはありがたいですね。じゃあ、英語の配点をもっと細かく見ていきたいです。
英語配点・比率の詳細
松田塾長英語は共通テストと二次試験の両方で課されますが、点数の「作られ方」がかなり違います。まず共通テストの英語は、リーディング100点満点・リスニング100点満点の合計200点を、リーディング150点満点・リスニング50点満点に換算して利用します。

高橋え、リーディングのほうが3倍重いんですか?
松田塾長そうなんです。京大は共通テストの段階からすでに「読む力」を重視する設計になっています。この換算後の得点がさらに350点満点の中の50点分として組み込まれ、最終的な1,050点の一部になります。

| 区分 |
素点 |
変換後 |
1,050点中の位置づけ |
| 共通テスト 外国語(英語) |
リーディング100点+リスニング100点 |
50点(350点満点の一部) |
二次との合算前にすでに圧縮 |
| 二次試験 外国語(英語) |
そのまま採点 |
200点 |
700点満点の約29% |
| 英語 合計 |
– |
250点 |
1,050点満点の約24% |
共通テストと二次試験で英語の重みが違う
共通テストの英語はリーディング重視の換算(150点+50点)をされたうえで、さらに350点満点の一部に圧縮されます。一方、二次試験の英語200点は圧縮されず、そのままの重みで総合点に反映されます。同じ「英語」でも、二次の得点のほうが総合点への影響はずっと大きいと考えてください。
高橋じゃあ本番の勝負は二次の200点ってことですか?
松田塾長二次試験700点のうち200点、つまり約3割を英語が占めているという事実は、対策の優先順位を決めるうえでかなり重要な手がかりになります。英語で安定して点を取れれば、二次全体の得点も安定しやすくなるということです。

高橋出題形式はわかったんですけど、具体的にどんな問題が出るんですか?
大問構成・出題形式
松田塾長京都大学の外国語(英語)は全学部共通の問題で、学部によって配点の使い方が違うだけです。骨格はどの学部でも同じで、解答はすべて記述式、大問は4題構成、試験時間は120分です。令和8年度(2026年度)の農学部の日程は、国語が2月25日9時30分〜11時00分、数学が同日13時30分〜16時00分、外国語が2月26日9時30分〜11時30分、理科が同日13時30分〜16時30分でした。令和9年度(2027年度)の概要でも、同じ時間帯での実施が示されています。


steps
- 長文読解(英文和訳と内容説明): 英文を日本語に訳す問題と、内容を日本語でまとめる問題が中心です。選択肢から選ぶ形ではなく、すべて自分の言葉で書いて答えます。
- 和文英訳: 日本語の文章を英語にする問題です。凝った表現よりも、文法的に正しく自然な英語で意味が伝わるかどうかが見られます。
- 自由英作文: 指定された条件のもとで、自分の意見を筋道立てて英語で述べる問題です。
- 試験時間の感覚: 120分で読む・訳す・書くを一通りこなすので、1題にかけられる時間は思ったより短くなります。
高橋長文って、どんなテーマが出るんですか?
松田塾長テーマは年度ごとに入れ替わるので、「このジャンルが出やすい」と山を張る勉強はおすすめしません。私の見立てでは、京大の英語は社会・科学・文化といった硬めの文章を、背景知識に頼らず本文の論理だけで読み取れるかを試す試験です。農学部志望の場合、生物や環境に関する英文が出ても驚かないように、理系寄りの話題にも日頃から触れておくと安心です。ただし出やすさを断定はできないので、あくまで備えのひとつと考えてください。

高橋出題形式はわかったんですけど、具体的にどこでつまずきやすいんですか?
京大の英語で差がつきやすいポイント
松田塾長特定の文法項目を覚えているかどうかより、京大の英語では「知っている知識を一つの文の中で組み合わせて使えるか」で差がつきやすいと感じています。うちで受験生を見てきた経験から、つまずく場所はだいたい決まっているんですよ。

京大の英語で差がつきやすい5つのポイント(私の指導経験から)
– 長い一文の中で、主語・動詞・修飾関係の骨格が取れず迷子になる
– 指示語(it、that、this など)が何を指すのか特定しないまま訳してしまう
– 多義語を最初に覚えた意味だけで訳し、文脈に合わない日本語になる
– 日本語が直訳調でぎこちなく、意味は合っていても伝わりにくい答案になる
– 和文英訳や自由英作文で、難しい表現に手を出して文法ミスを増やす
高橋うわ、一つひとつは知っているはずのことばかりで、ドキッとしますね……。
松田塾長知識を一つずつ覚えているだけでは、記述式の長文は読み切れません。骨格を取る、指示語をたどる、多義語を文脈で選ぶ、というステップが1文の中で同時に必要になるので、バラバラに覚えた知識をつなげて使う練習が欠かせないんです。これが京大英語の最大のハードルだと思います。

高橋バラバラに覚えた知識をつなげる、かぁ……。自分はまさにそこで止まってる気がします。
松田塾長実はこれ、京大志望に限らず多くの受験生が同じところで悩んでいます。文法は一つひとつ覚えているのに、長文になると急にわからなくなる、という感覚です。

松田塾長ここまでで、つまずきやすいポイントのイメージができたと思います。次は、形式ごとにどうやって答えを組み立てるのか、考え方のプロセスを一緒に見ていきましょう。

形式別の解き方と対策
高橋実際にどうやって解くのか、教えてもらえますか?
松田塾長特定の年度の問題を取り上げるのではなく、形式ごとの考え方をお話ししますね。まず長文読解です。英文和訳は、いきなり日本語にしようとせず、骨格を確定させてから肉付けしていくのがコツです。

長文読解(和訳・内容説明)の解き方の手順
– まず文全体の主語・動詞を見つけ、文の骨格を確定させる
– 修飾語句をいったんカッコに入れ、どこが何にかかっているかを確認する
– it・that・they などの指示語は、指す内容を具体的に特定してから訳す
– 英文の意味が取れたら、直訳のままにせず日本語として自然な文に整える
– 内容説明は、該当箇所だけでなく前後のつながりを確認してから要点をまとめる
高橋和文英訳はどうですか?
松田塾長和文英訳は、奇抜な表現は不要です。文意を正しく伝えながら、文法的に自然な英語になっているかが評価されると考えてください。難しい単語を無理に使おうとせず、自分が文法的に正しく使える単語・構文だけで組み立てるほうが、結果的に得点は安定します。日本語の文をそのまま英語にしようとして詰まったら、一度「もっと単純な日本語」に言い換えてから訳すと書きやすくなりますよ。

高橋自由英作文は何に気をつけて書けばいいですか?
松田塾長「導入・展開・結論」という骨組みに沿って、条件の中で論理的に意見を展開できるかが大切です。いきなり書き始めるのではなく、日本語で結論と理由を1〜2行メモしてから英語に組み立てると、文章の筋が通りやすくなります。書き終えたら、時制・単数複数・冠詞の見直しを最後に回す習慣をつけておくと、うっかりミスでの失点を防げます。

高橋120分で全部こなすには、時間配分も決めておいたほうがいいですか?
松田塾長決めておくべきです。長文に時間をかけすぎて、英作文を数分で書き切る羽目になる受験生は少なくありません。過去問演習のときに自分なりの配分を試して、どの形式に何分使うかを本番までに固めてください。ここまでで形式ごとの解き方のイメージはできたと思うので、次は実際にどれくらい取れれば合格ラインに乗るのかを見てみましょう。

配点・ボーダーシミュレーター
高橋結局、英語でどれくらい取れば合格できるんですか?
松田塾長京都大学は科目別の得点を公表していないので、「英語で何点」という正確な基準は出せません。ただ、総合点(1,050点満点)の実際のデータは公開されています。令和7年度(2025年度)入試の農学部前期日程では、合格者の最高点854.08点・最低点661.55点・平均点705.13点でした。

steps
- 総合点の得点率を確認する: 令和7年度の合格最低点661.55点は、1,050点満点の約63.0%にあたります。平均点705.13点は約67.2%です。
- 英語単体の目安に落とし込む: 英語の配点は250点なので、総合点の得点率がそのまま英語にも当てはまると仮定すると、合格ラインの目安はおおよそ158点前後(63%)になります。あくまで目安であり、実際は教科ごとの得点配分は人によって異なります。
- 第1段階選抜ラインを意識する: 志願者数が募集人員の約3.5倍を超えた場合にのみ第1段階選抜が実施されます。発動した場合は、共通テスト6教科8科目(1,000点満点)の得点で足切りが行われます。
- 英語で守りたいラインを決める: 二次の英語200点のうち、6割台前半(130点程度)を切らない設計にできれば、理科や数学での多少のブレがあっても総合点を支えやすくなります。
英語単体のボーダーは公式には存在しない
上記の「英語158点前後」という数字は、総合点の得点率(約63%)を英語の配点にそのまま当てはめた目安にすぎません。京都大学は科目別の得点を公表していないため、実際に英語で何点取れば合格できるかという公式の基準は存在しません。教科ごとの得点配分は得意・不得意によって人それぞれ変わるので、あくまで「大きな方向感をつかむための数字」として扱ってください。
高橋63%かぁ……京大農学部って、もっと高得点を取らないと受からないイメージだったんですけど、意外と現実的な数字な気もします。
松田塾長京大農学部は満点を取りにいく試験ではありません。6割台をいかに安定させるかを競う試験です。ただし倍率は約2.7倍あるので、平均点(約67.2%)を超えられるかどうかが一つの目安になります。

高橋じゃあ、受験生がよく失敗するパターンってどんなのがありますか?
よくある失敗・注意点
松田塾長京大農学部志望の受験生に多い失敗パターンはいくつかあります。

陥りやすい3つの失敗
– 「農学部=理科が中心」という思い込みで、英語の対策を後回しにしてしまう(理科・数学と同じ250点であることに気づいていない)
– 共通テスト6教科8科目の対策に追われて、二次試験の記述対策(英文和訳・和文英訳・自由英作文)が手薄になってしまう
– 第1段階選抜が発動しない年が多いことを知らず、共通テストの出来だけで一喜一憂してしまう(実際には最終判定に共通テストの得点もそのまま組み込まれる)
高橋最初のはちょっと意外でした。農学部だからこそ、英語を見落としがちってことですね。
松田塾長理科や数学に目が行きがちな農学部だからこそ、英語250点の存在を見落とす受験生が一定数いるという印象です。とはいえ、これはあくまで一般的な傾向であって、今の自分の得点状況や準備状況によって優先順位は変わります。次は、自分の場合がどのパターンに近いか、チェックしてみましょう。

自己診断(セルフチェック)
高橋自分の場合はどれに近いのか、確認する方法ってありますか?
松田塾長次の項目に当てはまるものがあるか、確認してみてください。

京大農学部 英語セルフチェック
– 単語や文法は覚えているはずなのに、長文になると意味が取れなくなる
– 和訳した答えが、日本語としてぎこちない文になっていると指摘されたことがある
– 和文英訳や自由英作文を、誰かに添削してもらったことがほとんどない
– 共通テスト形式の模試と、二次形式の記述模試で、点数の伸び方に差を感じる
– 過去問を解いても、120分で4大問を終えられない
高橋2個くらい当てはまる気がします……。これって、原因は人によって違うんですか?
松田塾長はい、同じ「長文が読めない」という悩みでも、原因は受験生ごとに違います。単語力が足りない人、構文の把握が甘い人、読めているのに和訳の日本語がこなれていない人、時間配分そのものに問題がある人。原因が違えば、優先してやるべき対策も変わってきます。

高橋自分では、何が原因なのかよくわからないです……。
松田塾長そうなんですよね。受験でもったいないのは、勉強していないことより、原因を見誤ったまま同じ対策を続けてしまうことです。ここまでで、配点・出題形式・つまずきやすいポイントは一通り見えてきたと思うので、最後に基本情報を整理しておきましょう。

基本情報まとめ
| 項目 |
内容 |
| 大学名 |
京都大学 |
| 学部 |
農学部(6学科、第6志望まで選択可) |
| 募集人員(前期日程、令和9年度) |
274人 |
| 総合点満点 |
1,050点(共通テスト350点+二次試験700点) |
| 二次試験の外国語(英語)配点 |
200点(二次試験700点の約29%) |
| 英語の総合配点 |
250点(総合点1,050点の約24%) |
| 二次試験実施日(令和8年度) |
2026年2月25日・26日 |
| 外国語(英語)の試験時間 |
120分(9時30分〜11時30分) |
| 合格者最低点(令和7年度・1,050点満点) |
661.55点(得点率約63.0%) |
| 倍率(令和7年度、受験者数÷募集人員) |
約2.7倍 |
| 公式サイト |
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/admissions/undergrad |
高橋こう見ると、英語の250点がどれくらいの重みなのか、だいぶ具体的にイメージできました。
松田塾長他の大学の農学部や、京大の他学部と比べると、京大農学部の特徴がもっとはっきりします。いくつか見てみましょう。

類似する大学・学部との比較
高橋他の大学の農学部って、どう違うんですか?
松田塾長たとえば
東京大学農学部は外国語が120点で、理科二類という独自の科類を経由する点が京大とは大きく異なります。
明治大学農学部は私立大学なので出題形式はマーク式中心で、配点の考え方も国公立とはかなり違います。京大の中で比べると、
京都大学理学部は総合点に占める英語比率が約22%とやや低めで、
京都大学薬学部は約26%と農学部の24%に近い水準です。
京都大学総合人間学部(理系)は共通テストの英語の扱いが異なるので、同じ京大でも学部ごとに配点設計が違うことがよくわかります。

| 大学・学部 |
総合点における英語配点比率 |
出題形式の特徴 |
| 京都大学農学部 |
約24%(250点/1,050点) |
全学共通問題、全問記述式、大問4題 |
| 東京大学農学部 |
外国語120点(比率は科類共通) |
リスニング含む複合問題 |
| 明治大学農学部 |
方式により異なる |
マーク式中心 |
| 京都大学薬学部 |
約26% |
全問記述式、大問4題(農学部と同一傾向) |
高橋京大の中でも学部ごとに英語の比率が微妙に違うのは意外でした。
松田塾長京大農学部は、理科・数学・英語がほぼ横並びの配点という点が特徴です。では、受験生からよく聞かれる質問にもいくつか答えておきましょう。

よくある質問
高橋京大農学部志望の生徒からよく聞かれる質問って、どんなのがありますか?
松田塾長いくつか代表的なものに答えておきますね。

高橋第1段階選抜が発動しない年は、共通テストの点数は無視されるんですか?
松田塾長いいえ、無視されません。第1段階選抜が発動するかどうかにかかわらず、共通テストの成績は350点に換算されて最終的な総合点1,050点にそのまま組み込まれます。第1段階選抜は「足切りが起きるかどうか」の話で、最終判定の配点とは別の仕組みです。

高橋学科によって英語の配点は違いますか?
松田塾長違いません。農学部は資源生物科学科・応用生命科学科・地域環境工学科・食料・環境経済学科・森林科学科・食品生物科学科の6学科がありますが、入試の教科・科目・配点はすべて共通です。出願時に第1志望から第6志望まで学科を選べる仕組みなので、学科選びで入試対策を変える必要はありません。

高橋京大農学部は理科重視だから、英語は最低限でいいですか?
松田塾長おすすめしません。英語は理科・数学と同じ250点で、二次試験700点のうち約29%を占めています。理科や数学で満点近くを狙うより、英語を含めた3科目をバランスよく仕上げるほうが、結果的に総合点は安定しやすいです。

高橋京大の英語は、他の教科より対策に時間がかかりますか?
松田塾長一概には言えませんが、全問記述式で英文和訳・和文英訳・自由英作文のすべてに対応する必要があるので、添削を受ける時間を含めて考えると、独学だけで仕上げるのは難しい教科のひとつです。

松田塾長ここまで、京都大学農学部の英語の配点と対策の優先順位をお伝えしてきました。ただ、一番大事なのはここからです。「では、自分は何から始めればいいのか」は、実は一人ひとり違います。

高橋確かに、何が自分に合っているのか、自分ではよく分からないです……。
松田塾長そうなんです。同じ「長文で点が伸びない」という受験生でも、単語が足りない人、構文の把握が甘い人、読めているのに和訳や英作文の表現力が足りない人、時間配分そのものに課題がある人と、原因はさまざまです。原因が違えば、やるべき対策も変わってきます。受験で一番もったいないのは、勉強していないことより、優先順位を間違えたまま時間が過ぎてしまうことです。勉強量を増やす前に、今どこで点を落としているのかをはっきりさせるほうが、結果的に近道になります。現状を把握し、志望校との差を見極め、優先して改善すべき弱点が分かれば、あとは迷わず積み上げていくだけです。

松田塾長そこで英語進学塾リオンでは、現在の英語力と志望校を確認しながら、何を・どの順番で改善すべきかを一緒に整理しています。参加すると、今どこでつまずいているか、京大農学部との差がどれくらいあるか、優先してやるべき対策、今の勉強法を続けるべきかどうかが具体的に見えてきます。まずは話を聞いてから判断していただいて構いません。気になる方は、一度確認してみるといいですよ。

参考リンク
– 京都大学 入試情報(一般選抜): https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/admissions/undergrad
– 令和9年度京都大学一般選抜入学者選抜要項: https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/inline-files/senbatsuyokoR9_all-22d87b752c22c5b9d7bcb8ef94505625.pdf
– 令和8年度京都大学一般選抜学生募集要項: https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/inline-files/ippanbosyuyokoR8_all-52cb31b1c0bbdc1bcd0b0a9bb4c2e70f.pdf
Q. 第1段階選抜が発動しない年は、共通テストの点数は無視されるんですか?
いいえ、無視されません。第1段階選抜が発動するかどうかにかかわらず、共通テストの成績は350点に換算されて最終的な総合点1,050点にそのまま組み込まれます。第1段階選抜は「足切りが起きるかどうか」の話で、最終判定の配点とは別の仕組みです。
Q. 学科によって英語の配点は違いますか?
違いません。農学部は資源生物科学科・応用生命科学科・地域環境工学科・食料・環境経済学科・森林科学科・食品生物科学科の6学科がありますが、入試の教科・科目・配点はすべて共通です。出願時に第1志望から第6志望まで学科を選べる仕組みなので、学科選びで入試対策を変える必要はありません。
Q. 京大農学部は理科重視だから、英語は最低限でいいですか?
おすすめしません。英語は理科・数学と同じ250点で、二次試験700点のうち約29%を占めています。理科や数学で満点近くを狙うより、英語を含めた3科目をバランスよく仕上げるほうが、結果的に総合点は安定しやすいです。
Q. 京大の英語は、他の教科より対策に時間がかかりますか?
一概には言えませんが、全問記述式で英文和訳・和文英訳・自由英作文のすべてに対応する必要があるので、添削を受ける時間を含めて考えると、独学だけで仕上げるのは難しい教科のひとつです。