高橋松田塾長、明治大学の政治経済学部を受けたいと思ってるんですけど、英語の配点ってどれくらい重いんですか? 法学部の記事は読んだんですけど、政経は学科も3つあるので何から調べればいいのか分からなくて……。
松田塾長いい質問ですね。結論から言うと、学部別入学試験だと英語は150点、総点は350点で、比率は42.9%です。つまり合否の4割以上を英語が握っているということになります。

高橋えっ、4割以上! やっぱり政経って英語が重いんですね……。
松田塾長そうなんです。しかも2026年度の学部別入学試験の合格最低点は、政治学科が238点、経済学科が243点、政策学科が232点でした。得点率にすると66.3%から69.4%、つまり3科目の総合で7割弱を取り切る勝負というのが現実のラインです。この記事では、配点の中身から3つの入試方式の違い、学科別の合格最低点、60分で何をどう解くかまで、順番に見ていきましょう。

明治大学政治経済学部の入試制度の全体像
高橋まず、政経の一般選抜ってどんな種類があるんですか?
松田塾長大きく3つあります。「学部別入学試験」「全学部統一入学試験」「大学入学共通テスト利用入学試験」ですね。政治学科・経済学科・政策学科の3学科は、どの方式でも同じ土俵で受けることになります。まずは英語の比重を方式ごとに並べてみましょう。


松田塾長学部別入学試験は、英語150点・総点350点で42.9%。全学部統一入学試験は、英語の素点100点を150点に換算して使うので、こちらも150点・350点で42.9%です。共通テスト利用の3科目方式は、英語を200点から300点に換算するので300点・700点で、やはり42.9%。ところが7科目方式になると、英語200点・総点900点で22.2%まで下がります。

高橋えっ、7科目方式だけ英語の比重がガクッと下がるんですね!
松田塾長その通りです。同じ政経でも、どの方式で勝負するかで英語の重みは倍近く変わります。ただ、学部別と全学部統一と共通テスト3科目の3つは、どれも英語が約43%。政経を本気で狙うなら、英語を軸に戦う前提で準備しておくのが筋だと思ってください。

高橋試験日はいつなんですか?
松田塾長2026年度は、学部別入学試験が2026年2月11日(水)でした。合格発表は2月18日(水)の午前9時30分、入学手続の締切は3月4日(水)です。全学部統一入学試験は2026年2月5日(木)に全学部共通で実施され、政経の合格発表は2月14日(土)でした。共通テスト利用は、2026年1月17日(土)・18日(日)の大学入学共通テストの成績だけで判定されます。日程は年度ごとに変わるので、出願前に最新の入試要項をしっかり確認してくださいね。

高橋方式の違いは分かりました。じゃあ、メインの学部別入学試験の配点をもう少し詳しく見たいです!
英語配点・比率の詳細
松田塾長では学部別入学試験の中身です。外国語が150点、国語が100点、地理歴史・公民・数学から1科目が100点で、合計350点になります。


| 科目 |
配点 |
比率 |
試験時間 |
| 外国語(英語・ドイツ語・フランス語から選択) |
150点 |
42.9% |
60分 |
| 国語(現代の国語・言語文化) |
100点 |
28.6% |
60分 |
| 地理歴史・公民・数学から1科目 |
100点 |
28.6% |
60分 |
| 合計 |
350点 |
100% |
– |
高橋英語150点って、他の2科目と比べるとどれくらい重いんですか?
松田塾長国語や選択科目の1.5倍です。つまり英語で10点取りこぼすと、国語や選択科目で15点分取り返さないと帳尻が合わない計算になるんですよ。英語の1点は、他科目の1点より1.5倍の重みがあると考えてください。

高橋1.5倍……! そう言われると、英語を後回しにできない感じがしますね。
松田塾長ここで一段深く考えてほしいのが、試験時間です。外国語は60分で150点なので、単純計算で1分あたり2.5点。同じ法学部の外国語は70分で150点なので、政経の方が時間あたりの密度が高いんですよ。国語も地歴公民も60分で100点ですから、3科目とも「60分一本勝負」の形ですね。

高橋60分で150点って、時間が足りなくなりそうで怖いです……。
松田塾長だからこそ、解く順番と時間配分が点数に直結します。次は、その60分で何が出るのかを見ていきましょう。

大問構成・出題形式|60分で何を解くのか
高橋実際の問題って、どんな形式なんですか?
松田塾長出題範囲は「英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲ」と「論理・表現Ⅰ〜Ⅲ」です。大問の数や語数は要項には載っていないので、過去問で確認するのが確実ですが、河合塾Kei-Netの2026年度入試の分析が手がかりになります。それによると、明治大学全体の特徴は、比較的長めの文章が出ること、会話文問題の出題率が高いこと、記述解答問題が出ることの3点です。

高橋政経だとその3つはどう当てはまるんですか?
松田塾長会話文は、理工・文・法学部以外のほとんどの学部で出ていて、政経もこちら側です。さらに2026年度は、理工・政治経済・法学部で和訳問題や記述説明問題が出題された、と分析されています。つまり政経は「選択肢を選ぶだけでは終わらない」学部なんですよ。

高橋えっ、和訳や記述説明もあるんですか! 全部マークだと思ってました。
松田塾長全部マークと紹介されているのは、全学部統一入学試験の方なんですよ。学部別入学試験については、Kei-Netの分析で、空所補充・下線部説明・脱文補充・語句整序・内容一致、それに文章全体の主題やタイトルを選ぶ問題と、設問の種類がかなり多彩だと紹介されています。これは明治大学全体の傾向です。しかも空所補充で英語を書かせる問題も多いとされているので、スペリングミスは地味に痛い失点になります。

高橋単語は「見て分かる」だけじゃなくて「書ける」ことも必要なんですね。
松田塾長そうなんです。受験生の体験談では、2018年の時点で政経の英語は大問3題で最後が会話文という形式だったと紹介されています。年度によって変わる可能性があるので、あくまで参考情報ですが、60分の中に長文と会話文が同居するイメージは持っておくといいですね。

高橋ちなみに、文法の単独問題って出ますか?
松田塾長Kei-Netの分析で、単独の文法問題(4択)が出ると名前が挙がっているのは国際日本・経営・商学部で、政経は入っていません。ただ、文法が不要になるわけではなく、空所補充や整序英作文、和訳といった形で長文や会話文の中に溶け込んで問われます。文法は単独で解く問題というより、読解の道具として使う感覚が必要になるわけです。

高橋じゃあ、その文法で特につまずきやすいところを教えてください!
頻出文法テーマ・つまずきポイント
松田塾長政経の長文は、政治・経済・社会をテーマにした説明文が頻出する傾向があります。こういう文章は、制度や政策を説明するために、長くて複雑な一文が出てきがちなんです。つまずきやすいのは、関係詞による名詞修飾、仮定法、そして比較と否定がセットになった表現の3つです。

高橋具体的にはどんな文ですか?
松田塾長解説用に私が作った例文を使いますね。過去問ではなく、実際の出題でもありません。まず「Policies that aim to reduce inequality often face opposition from groups whose interests they appear to threaten.」という文。ここで迷うのは whose です。groups の直後の whose interests は「その集団の利益」で、後ろの they appear to threaten の目的語が interests だと気づけると、「不平等を減らそうとする政策は、自分たちの利益が脅かされると感じる集団から反対されることが多い」と読めます。

高橋whose の後ろに、目的語が抜けてる文が来るんですね!
松田塾長そこに気づけるかどうかが分かれ目です。次は仮定法。「Had the government raised interest rates earlier, inflation might not have risen so sharply.」という文は、If を省略して Had を前に出した倒置で、「もっと早く金利を引き上げていたら、物価はここまで急に上がらなかったかもしれない」と、実際には起きなかった過去を振り返る文です。形を知っていても、長文の中でいきなり Had から始まると、疑問文に見えて混乱する受験生が多いんですよ。

高橋あー、確かに Had で始まると一瞬あれ?ってなりそうです(笑)
松田塾長3つ目は比較と否定のセット。「No other factor affects consumer spending as much as expectations about future income.」は、no other と as much as で「将来の収入への期待ほど、消費に影響する要因はない」、つまり期待が最大の要因だと言っているんです。否定語に引きずられて「影響しない」と読んでしまうと、筆者の主張が真逆になります。

高橋主張が逆になるのは、内容一致で一番やっちゃいけないやつですよね……。
松田塾長その通りです。しかもこれらの文法を問題集で単独に解いて満点でも、長文の中だと別の文に見えてしまう。ここが、多くの受験生が止まる場所なんですよ。

文法は覚えたのに、長文の中だと見つからない
その関係詞、長文の中で気づけていますか?
政治・経済・社会論の説明文では、関係詞や仮定法が長い一文の中に埋め込まれて出てきます。単独の問題なら解けるのに、長文の中では同じ知識だと気づけない受験生は少なくありません。松田塾長が行っている「イメージ英文法」の授業では、バラバラに暗記した文法を読解の中でつなげ直す考え方を扱っています。
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設問タイプ別の解き方|なぜその答えになるのか
高橋文法が長文の中に隠れてるのは分かりました。じゃあ、実際に問題を解くときの手順を教えてください!
松田塾長設問タイプごとに、答えが決まる理由を見ていきましょう。まず空所補充です。選択式なら、空所の前後だけで決めずに、その一文が段落のどんな役割を担っているかを確認します。たとえば直前に「しかし」の流れがあれば、空所には逆の内容か対比の語が入る、と論理で絞り込めますよね。

高橋文法で決まる空所と、意味で決まる空所があるんですね。
松田塾長そうです。品詞や語形で決まる空所は、秒で処理して時間を稼ぎます。意味で決まる空所は、段落全体の論理を見て選ぶ。この切り分けができると、60分の使い方が大きく変わります。次に語句整序。ここは、まず動詞を見つけて主語との関係を固め、関係詞や前置詞とのつながりで塊を作ってから並べるのがコツです。

高橋単語を片っ端から並べてみるやり方だと、時間がかかりそうです。
松田塾長その通りで、当てずっぽうに並べ替えると迷子になります。塊で考えれば、候補がぐっと減りますよ。そして政経で差がつきやすいのが、和訳と記述説明です。和訳は、主語と動詞を最初に確定させて、修飾語は後ろから順に処理する。記述説明は、指示された箇所の前後を読んで、筆者が言いたいことを日本語で短くまとめます。

高橋日本語で書く問題は、どんな点に気をつければいいですか?
松田塾長本文の単語を逐語訳でつなぐだけだと、論理が伝わらず減点されやすいんですよ。「なぜそうなるのか」という理由や、「何と何を比べているのか」という対比を、答案の中に入れると点が伸びます。もちろん、実際の採点基準は公表されていないので、あくまで読解の考え方として覚えてください。

高橋会話文はどうやって攻略すればいいですか?
松田塾長会話文は、長文と違って「話者の意図」を読む問題です。直前の発言に対して、Yes・No、賛成・反対、提案・断りのどれで返しているかを決めると、選択肢がかなり絞れます。それから会話特有の表現、たとえば I’m afraid … は「残念ながら」、 That depends. は「状況による」といった言い回しを押さえておくと、秒で処理できる問題が増えます。

高橋会話文は、勉強法が長文と別なんですね。
松田塾長別に切り出して練習する価値がありますよ。ただ、ここまでの内容を試験時間にどう配分するかは、また別の話なので、先に合格点の話をしましょう。

配点・ボーダーシミュレーター|学科別の合格最低点から逆算する
高橋結局、英語で何点取れれば合格に近づくんですか?
松田塾長2026年度の実績で見てみましょう。学部別入学試験の結果は、政治学科が募集105名に対して志願者1,466名、合格者425名で合格最低点は350点中238点(68.0%)、受験者数を合格者数で割った競争率は3.2倍でした。経済学科は募集270名、志願者4,890名、合格者1,138名で最低点243点(69.4%)、競争率4.0倍。政策学科は募集80名、志願者1,007名、合格者244名で最低点232点(66.3%)、競争率3.9倍です。


| 学科 |
募集人員 |
志願者数 |
合格者数 |
満点 |
合格最低点 |
得点率 |
競争率 |
| 政治学科 |
105 |
1,466 |
425 |
350 |
238 |
68.0% |
3.2倍 |
| 経済学科 |
270 |
4,890 |
1,138 |
350 |
243 |
69.4% |
4.0倍 |
| 政策学科 |
80 |
1,007 |
244 |
350 |
232 |
66.3% |
3.9倍 |
| 学部計 |
455 |
7,363 |
1,807 |
– |
– |
– |
– |
高橋学科によって、合格最低点にけっこう差があるんですね!
松田塾長ただし、この差は10点ちょっとで、得点率にすると3ポイントほど。どの学科も「7割弱」という点では同じです。なお、政経の合格者数には追加合格が含まれているので、数字は少しだけ割り引いて見てください。では、一番最低点が高い経済学科の243点を例に、英語に必要な得点率を計算してみましょう。

steps
- 合格最低点をつかむ ― 経済学科の2026年度の合格最低点は350点中243点です。ここが「最低限、超えるべき壁」になります。
- 国語と選択科目の得点を仮置きする ― 国語100点と選択科目100点の合計200点を、得点率6割・6.5割・7割・7.5割のどれで取れるか仮置きします。それぞれ120点、130点、140点、150点です。
- 英語に必要な点数を逆算する ― 243点から引くと、英語で必要なのは123点(82.0%)、113点(75.3%)、103点(68.7%)、93点(62.0%)になります。
- 自分の位置を確認する ― 国語・選択科目が7割取れる人は、英語は7割弱で届きます。逆に両方が6割止まりの人は、英語で8割以上取らないと届きません。
高橋えっ、国語と選択科目が6割だと、英語は8割以上必要なんですか!
松田塾長そうなんです。ここで強調したいのは、「英語は何割取ればいい」という決まった答えはないということ。国語・選択科目の仕上がり次第で、英語に求められる得点率は6割台から8割強まで動きます。しかも合格最低点はあくまで合格者の最低ラインですから、安全に通るには、これより上を狙うのが現実的です。

高橋英語を軸に、でも他の科目も落とせない、ということですね。
松田塾長その理解で完璧です。ちなみに、学部別入学試験の選択科目別志願者数を見ると、2026年度の政経は、数学が31.7%、日本史が30.9%、世界史が25.5%、公共・政治経済が9.7%、地理が2.3%でした。数学を選ぶ人がトップで、選択科目の取りやすさも英語の必要点数を動かすので、早めに自分の武器を決めておきたいところです。

高橋自分は今の英語力で、本当にそのラインに届くのか不安です……。
松田塾長その不安は、とても自然な反応です。必要な点数は計算で出せますが、今の自分がどの位置にいるのかは、問題を実際に解いてみないと分かりません。大事なのは、合格点と今の自分の差を数字ではっきりさせることです。この差が見えれば、何から手をつけるかが決まります。

全学部統一・共通テスト利用での合格ラインの違い
高橋学部別以外の方式だと、合格ラインはどう変わるんですか?
松田塾長全学部統一入学試験は、政経の3学科とも合格最低点が350点中269〜271点でした。得点率だと76.9%から77.4%で、学部別の66〜69%よりかなり高いんです。背景としては、併願しやすい方式で受験者層が学部別と違うことなどが考えられます。

高橋学部別より8〜10ポイントほど高いんですね。
松田塾長数字を並べますね。政治学科は募集20名、志願者520名、合格者127名で最低点271点、競争率3.8倍。経済学科は募集45名、志願者1,636名、合格者306名で最低点270点、競争率5.0倍。政策学科は募集20名、志願者375名、合格者79名で最低点269点、競争率4.6倍でした。英語は素点100点を150点に換算するので、1点の重みは1.5倍になります。

高橋素点で1点落とすと、換算で1.5点も落とすってことですか!
松田塾長そうなんです! 全学部統一は、選択式中心と紹介されているぶん、取りこぼしをなくす正確さが物を言います。共通テスト利用は、3科目方式だと政治学科が募集8名に対して志願者423名、合格者90名で競争率4.7倍、経済学科は募集15名、志願者929名、合格者134名で6.9倍でした。7科目方式は、政治学科が1.7倍、経済学科が2.3倍、政策学科が2.7倍です。科目数が増えるほど英語の比重が下がり、倍率も下がる傾向にあります。

高橋共通テスト利用の3科目方式は、倍率が高めなんですね。
松田塾長募集人員が少ないぶん、英語に自信のある受験生が集まりやすいことが背景にあると考えられます。複数の方式を併願する場合は、試験の形式がそれぞれ違うので、準備の分散には気をつけてください。

対策・攻略法|何を、どの順で、いつまでに
高橋具体的に、どんな順番で勉強すればいいんですか?
松田塾長試験日から逆算して、3つの段階で考えましょう。2月11日の学部別入学試験を基準にすると、こうなります。

明治大学政治経済学部 英語対策の3段階
– 基礎固め(高3の夏休みまで) ― 単語帳と文法書を1冊ずつ決めて、抜けをなくす段階です。見出し語は書けるレベルまで固め、関係詞・仮定法・比較は、例文を丸ごと再現できるようにします。
– 読解への橋渡し(夏休み〜11月ごろ) ― 500〜800語程度の政治・経済・社会論の説明文を、週に数題のペースで読みます。段落ごとに「何のための段落か」を一言でメモする習慣をつけ、会話文は別枠で練習します。
– 実戦演習(12月〜試験前日) ― 60分を計って過去問を解き、時間配分を体に入れます。和訳と記述説明は、必ず自分で書いて見直すこと。語句整序とスペリングのミスも洗い出します。
高橋政治・経済の専門語彙って、どうやって覚えればいいですか?
松田塾長一般的な単語帳に載っている democracy、economy、policy、government のような基本語を、まず確実に固めてください。そのうえで、inflation(物価上昇)、deficit(赤字)、subsidy(補助金)、tariff(関税)のような経済・政治の頻出語を、長文の中で出会うたびに集めていく方法が効率的です。単語帳で丸暗記するより、文脈で覚えた語の方が、本番でも思い出せます。

高橋過去問は、どれくらいやればいいですか?
松田塾長目安は直近5年分です。ただし、点数を見るだけでは意味がなくて、間違えた問題を「なぜ間違えたのか」で分類します。語彙不足、構文が取れない、時間が足りない、設問の読み違い。原因が分かれば、次にやることが決まります。

高橋時間配分は、どう考えたらいいですか?
松田塾長60分を、長文と会話文の合計で考えます。仮に長文2題と会話文1題なら、長文を各20分前後、会話文を10分、残り10分を見直しと記述の仕上げに充てる、という目安です。大問数が違えば割り直しが必要なので、過去問で自分用の配分表を作ってください。

高橋自分用の配分表、作ってみます! 過去問を解くときに、時間も計りますね!
よくある失敗・注意点
高橋政経を受ける人が、やりがちな失敗ってありますか?
松田塾長いくつか典型的なパターンがあります。

陥りやすい3つの失敗
– 英語だけで勝とうとして国語と選択科目を後回しにする ― 英語の配点は大きいのですが、国語・選択科目が6割に届かないと、英語で8割以上取らないと間に合わなくなります。
– 選択式の練習に偏って、和訳・記述説明を後回しにする ― 学部別入学試験では記述の設問が出題されるため、書く練習をしないまま本番を迎えると、時間も点数も足りなくなります。
– 単語を見て分かるだけで、書けるかを確認しない ― 空所補充で英語を書かせる問題があると、スペリングミスだけで失点します。書いて覚える習慣を、早い段階からつけてください。
高橋書いて覚えるのは、ちょっと面倒です(笑)
松田塾長気持ちは分かります(笑) でも、これは本番で効いてきますよ。もう一つの注意点がこちらです。

模試の偏差値と過去問の出来を混同しない
– 模試の偏差値 ― 全国の受験生の中での自分の位置が分かります。
– 過去問の得点 ― 政経の出題形式と60分の時間配分に、どれだけ慣れているかが分かります。
– ズレに注意 ― 模試で高い偏差値でも、過去問で時間内に解き切れないなら、本番でも同じことが起きます。
高橋模試がA判定でも、過去問が解けなかったら危ないんですね。
松田塾長そうです! 逆に、模試の偏差値がそこまで高くなくても、形式に慣れていれば本番で粘れることもあります。両方を別物として、確認しておきましょう。

自分の場合はどうですか?|セルフチェック
高橋自分が今どこを直せばいいのか、どうやって判断すればいいですか?
松田塾長次のチェックリストで、当てはまるものを数えてみてください。

明治大学政治経済学部 英語セルフチェック
– 英単語を、見て意味が分かるだけでなく、書いて綴れる
– 関係詞や仮定法の例文を、長い一文の中でも見つけられる
– 500〜800語の説明文を、段落ごとの役割を意識しながら読める
– 政治・経済・社会論のテーマで、知らない単語が連続しても文脈から推測できる
– 英文を日本語に訳すとき、主語と動詞を先に確定してから訳せる
– 筆者の主張を、本文の言葉をそのまま使わずに日本語で短くまとめられる
– 60分を計って過去問を解き、時間内に最後まで到達できている
– 国語と選択科目を合わせて、安定して6.5割以上取れている
高橋うわ……自信を持って「はい」と言えるのは、半分くらいです。
松田塾長実はそれが普通なんですよ。同じ「長文で点が伸びない」という症状でも、単語が足りない人、構文が取れていない人、読めているのに設問処理で落としている人、時間配分が崩れている人と、原因は人によって全然違います。

高橋自分がどのタイプなのか、自分では判断しづらいです。
松田塾長そうですよね。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わるので、ここを見誤ると、頑張っているのに点が上がらない状態になりやすいんです。

単語は分かるのに、説明文で止まる
専門語彙より先に、文の骨組みが見えていますか?
政経系の説明文で止まる原因は、語彙不足とは限りません。文と文のつながりが見えていないだけ、というケースも少なくありません。松田塾長の「イメージ英文法」の授業では、バラバラに覚えた知識を読解につなげ直す視点を扱っています。
自分の読めない原因と関係があるか確認する›
基本情報まとめ
| 項目 |
内容 |
| 大学名 |
明治大学 |
| 学部・学科 |
政治経済学部 政治学科・経済学科・政策学科 |
| 入試方式 |
学部別入学試験 |
| 総点 |
350点 |
| 英語配点 |
150点(42.9%) |
| 試験時間(外国語) |
60分 |
| 2026年度入試日 |
2026年2月11日(水) |
| 2026年度合格最低点 |
政治学科238点・経済学科243点・政策学科232点(350点満点) |
| 2026年度競争率 |
政治学科3.2倍・経済学科4.0倍・政策学科3.9倍 |
| 公式入試情報 |
https://www.meiji.ac.jp/exam/ |
類似する大学・学部との比較
高橋他の大学の政治・経済系の学部と比べて、政経ってどうなんですか?
松田塾長同じ明治大学の
法学部は、学部別入学試験の英語が150点・総点350点と、配点の数字は政経と同じです。ただ、試験時間は法学部が70分、政経が60分で、時間あたりの負担が違います。他大学だと、
学習院大学経済学部は英語の比率が38.5%、
立教大学経済学部は37.5%と、明治大学政経の42.9%よりやや低めです。

高橋早稲田の政経もよく名前が出ますよね。
松田塾長早稲田大学政治経済学部は、大学入学共通テストと学部独自の総合問題を組み合わせる方式なので、仕組みが全く違います。明治政経は、英語の独自問題で勝負する形です。配点が似ているからといって、同じ対策が通用するわけではないので、志望校ごとの過去問で形式を確かめてください。

高橋併願するなら、それぞれ別の準備が必要ってことですね。
松田塾長その通りです。共通点は読解の土台で、違いは出題形式と時間配分。土台を固めたうえで、志望校ごとに仕上げる、という順番が効率的です。

よくある質問
高橋最後に、みんなが気になりそうなことをいくつか聞いてもいいですか?
松田塾長もちろんです。

高橋明治大学政治経済学部の外国語は、英語以外でも受験できるんですか?
松田塾長はい。学部別入学試験と全学部統一入学試験では、英語のほかにドイツ語とフランス語から1科目を選べます。共通テスト利用では、中国語も選択肢に入ります。この記事では英語を前提に解説しています。

高橋学部別入学試験と全学部統一入学試験では、英語の重みは違うんですか?
松田塾長英語の比率はどちらも42.9%で同じです。全学部統一は、英語の素点100点を150点に換算するので、1点の重みが1.5倍になります。合格最低点の得点率は、学部別が66.3〜69.4%、全学部統一が76.9〜77.4%と、全学部統一の方がかなり高めでした。

高橋共通テスト利用の3科目方式と7科目方式は、両方出願できますか?
松田塾長政経は、同一日程内で異なる方式の併願ができません。3科目方式と7科目方式は、どちらか一方を選ぶことになります。学部別や全学部統一との併願は可能です。

高橋和訳や記述の問題は、本当に出るんですか?
松田塾長河合塾Kei-Netの分析では、2026年度入試で政治経済学部を含む一部の学部で、和訳問題や記述説明問題が出題されたと紹介されています。年度によって変わる可能性はありますが、記述対策はしておいて損はありません。

松田塾長ここまでで、明治大学政治経済学部の学部別入学試験が英語150点・総点350点、合格最低点が学科によって66.3〜69.4%であること、そして全学部統一や共通テスト利用では英語の比重や合格ラインが変わることが分かったと思います。ただ、一番大事なのはここからです。「自分は英語で何点取れば届くのか」は、国語と選択科目の仕上がりによって、一人ひとり変わります。

高橋確かに、今の自分がどのくらい取れているのか、正直よく分かってないです……。
松田塾長同じ「英語で点が伸びない」という悩みでも、単語が足りない人、文法は分かるのに長文の中で使えていない人、和訳や記述で失点している人、60分の時間配分が崩れている人では、やるべき対策がまったく違います。受験で一番もったいないのは、勉強していないことより、優先順位を間違えたまま時間が過ぎてしまうことなんですよ。

高橋方向を間違えたまま続けるのが、一番こわいですね。
松田塾長現状と明治大学政経との差、優先して直すべき弱点、やるべき勉強の順番がはっきりすれば、迷わず積み上げていけます。英語進学塾リオンでは、外部生の方の個別学習相談を無料で行っていて、今の英語力と明治大学政治経済学部の合格ラインを照らし合わせながら、何を・どの順番で・いつまでに改善すべきかを一緒に整理しています。まずは話を聞いてから、必要かどうかを判断してもらって構いません。気になる方は、一度確認してみてください。

参考リンク
参考リンク
– 明治大学 入試情報(公式) | https://www.meiji.ac.jp/exam/
– 2026年度 一般選抜要項(学部別・全学部統一・共通テスト利用) | https://www.meiji.ac.jp/exam/information/guidelines/2026-meiji_guidelines.pdf
– 2026年度 入試結果データ | https://www.meiji.ac.jp/exam/information/data/6t5h7p000001himy-att/2026nyushidata.pdf
– 明治大学 政治経済学部(公式) | https://www.meiji.ac.jp/seikei/
– 入試問題・解答例・出題の意図(大学公式ページ内で外部サイトを案内) | https://www.meiji.ac.jp/exam/information/qfki0t00000jg2m1.html
Q. 明治大学政治経済学部の外国語は、英語以外でも受験できるんですか?
はい。学部別入学試験と全学部統一入学試験では、英語のほかにドイツ語とフランス語から1科目を選べます。共通テスト利用では、中国語も選択肢に入ります。この記事では英語を前提に解説しています。
Q. 学部別入学試験と全学部統一入学試験では、英語の重みは違うんですか?
英語の比率はどちらも42.9%で同じです。全学部統一は、英語の素点100点を150点に換算するので、1点の重みが1.5倍になります。合格最低点の得点率は、学部別が66.3〜69.4%、全学部統一が76.9〜77.4%と、全学部統一の方がかなり高めでした。
Q. 共通テスト利用の3科目方式と7科目方式は、両方出願できますか?
政経は、同一日程内で異なる方式の併願ができません。3科目方式と7科目方式は、どちらか一方を選ぶことになります。学部別や全学部統一との併願は可能です。
Q. 和訳や記述の問題は、本当に出るんですか?
河合塾Kei-Netの分析では、2026年度入試で政治経済学部を含む一部の学部で、和訳問題や記述説明問題が出題されたと紹介されています。年度によって変わる可能性はありますが、記述対策はしておいて損はありません。