高橋先生、早稲田大学の教育学部を受けようと思ってるんですけど、英語の配点ってどれくらいなんですか? 学科がいろいろあって、配点も学科ごとに違うって聞いてちょっと混乱してます。
松田塾長それ、実際そのとおりです。まず標準配点から説明しますね。教育学部は国語50点・外国語(英語)50点・地歴公民50点の3教科均等で、総点150点のうち英語は50点、比率にすると約33%です。

高橋3教科まったく均等なんですね! でも学科によって配点が変わるって聞いたんですけど。
松田塾長そうなんです。英語英文学科と複合文化学科は英語が1.5倍、国語国文学科は国語が1.5倍、数学科は数学が2倍という傾斜配点があります。志望学科によって、英語の重みがまったく変わってくるので要注意です。

入試の全体像・配点構成
松田塾長まず標準配点から整理しましょう。教育学部の一般選抜は国語・外国語・地歴公民の3教科で、2026年度入試の標準配点の総点は150点です。


高橋傾斜配点になる学科は具体的にどこなんですか?
松田塾長英語英文学科・複合文化学科を志望する場合は英語が1.5倍の75点になります。逆に国語国文学科は国語が1.5倍、数学科は数学が2倍です。同じ教育学部でも、学科によって「効いてくる教科」がまったく違うと考えてください。

高橋英語英文学科なら75点になるってことは、標準配点の学科より英語がだいぶ重要になるんですね。じゃあ次は、標準配点での英語比率をもう少し詳しく教えてください。
英語配点・比率の詳細
松田塾長数字で見るとこうなります。

| 学科区分 |
国語 |
外国語(英語) |
地歴公民 |
総点 |
| 標準配点(多くの学科) |
50点 |
50点 |
50点 |
150点 |
| 英語英文学科・複合文化学科 |
50点 |
75点(1.5倍) |
50点 |
175点 |
| 国語国文学科 |
75点(1.5倍) |
50点 |
50点 |
175点 |
高橋傾斜配点の学科だと総点自体も変わるんですね。英語英文学科は英語75点で、比率で言うとどれくらいになるんですか?
松田塾長英語英文学科の場合、総点175点のうち英語75点で比率は約43%まで上がります。標準配点の33%と比べると、10ポイントも差が出るので、志望学科は早めに固めておいたほうが対策の的が絞りやすくなります。

配点は年度によって見直される可能性があります
ここで示した配点(標準150点、英語英文学科・複合文化学科175点等)は2026年度入試の数値です。学科ごとの傾斜配点は見直される可能性があるため、出願前に必ず早稲田大学の公式入試情報で最新の内容を確認してください。
高橋配点はわかりました。じゃあ実際、どんな問題が出るんですか?
大問構成・出題形式
松田塾長教育学部の英語は長文読解が中心で、それに加えて会話文問題、空所補充・語句整序が組み合わさる構成です。総語数は全体で約2,500語前後です。


高橋会話文問題が得点源になりやすいって聞いたことあるんですけど、本当ですか?
松田塾長会話文問題は口語表現のパターンさえ知っていれば得点源になりやすいという特徴があります。長文読解と比べて設問のひねりが少ないので、対策した分だけ確実に点数に反映されやすいタイプです。

高橋空所補充・語句整序は難しい文法が出るんですか?
松田塾長いえ、これは基礎文法の定着度を測るタイプの出題です。奇をてらった難問というより、標準的な文法事項を正確に使えるかを見ています。だからこそ、基礎を疎かにしていると差がつきやすい部分でもあります。

高橋テーマはどんな感じなんですか? 教育学部だから教育論ばっかり出るんですか?
松田塾長教育論だけでなく、科学・文化・社会問題・テクノロジーなど、テーマは多岐にわたります。教育学部という名前から教育論だけをイメージして対策すると、実際の出題テーマの幅広さに戸惑うことになるので注意してください。

高橋教育学部なのに教育論だけじゃないんですね、それは意外でした。
松田塾長出題形式はわかったので、次はつまずきやすいポイントを見ていきましょう。

頻出文法テーマ・つまずきポイント
松田塾長教育学部の英語でよく問われるのは主語動詞の把握・品詞判断・論理展開の把握の3つです。

高橋主語動詞の把握って、そんなに基本的なところでつまずくものなんですか?
松田塾長単文なら簡単でも、修飾語が長く挿入された文の中で主語と動詞のペアを見失う受験生は少なくありません。教育学部の英語は超難問ではなく標準レベルの文が多いからこそ、こうした基本の見落としが差を生みます。

高橋品詞判断はどういう問題ですか?
松田塾長語句整序や空所補充で、その位置に名詞・形容詞・副詞のどれが入るべきかを判断させる設問です。単語の意味を知っているだけでなく、文中でどの品詞として機能しているかを見抜く力が問われます。

高橋論理展開の把握っていうのは、長文読解でよく聞く「論理」の話ですか?
松田塾長そのとおりです。段落と段落のつながり、文と文のつながりを、接続語や指示語を手がかりに追う力です。教育学部の英語は難問で崩すタイプではなく、標準レベルの文章を素早く正確に処理できるかで差がつく試験なので、論理展開を丁寧に追う練習が効きます。

高橋なるほど、派手な難問対策より、基礎を固めるほうが大事なんですね。じゃあ次は、大問ごとの解き方を教えてください。
大問別詳細解説
松田塾長出題形式ごとに取り組み方を型にしておくと安心です。

steps
- 長文読解 — 段落ごとのトピックセンテンスを拾いながら読み、指示語が何を指すかを都度確認する
- 会話文問題 — 口語表現・決まり文句のパターンをあらかじめ暗記しておき、初見でも即座に反応できるようにする
- 空所補充・語句整序 — 品詞と文型を先に確認してから、意味の通る語順・語彙を選ぶ
- 見直し — 90分のうち最後の5分は、主語動詞の対応関係を優先して見直す
高橋会話文問題の口語表現って、具体的にどうやって覚えればいいですか?
松田塾長過去問に出てきた口語表現をノートにまとめて、繰り返し音読するのが効果的です。会話文は同じような相槌や依頼表現が繰り返し使われるので、パターンを知っていれば知っているほど有利です。

高橋長文読解で時間が足りなくなるタイプなんですけど、どうすればいいですか?
松田塾長2,500語前後という総語数を90分で処理する練習を、時間を計って繰り返すことです。教育学部の英語は難問ではなく標準レベルの安定処理力を試す試験なので、スピードを上げる練習が最も点数に直結します。

高橋難問対策じゃなくてスピード練習を優先するんですね!
松田塾長つまずきポイントが見えてきたので、次は「結局何割取れば合格ラインに乗るのか」を計算してみましょう。

配点・ボーダーシミュレーター
松田塾長教育学部の合格ラインは、受験情報を総合すると英語で7〜8割の安定処理が目安とされています。標準配点で数字を当てはめてみましょう。

steps
- 英語50点満点のうち7割台前半 — 50×0.72=36点が目安ライン
- 国語・地歴公民が平均的な6割前後だった場合 — 国語50×0.6=30点、地歴公民50×0.6=30点
- 3教科合計 — 36+30+30=96点。総点150点のうち64%
- 英語で8割まで伸ばせた場合 — 50×0.8=40点。合計は100点(約67%)まで伸びる
高橋英語だけ突出して高い正答率が求められるんですね。他の教科が平均的でも、英語で安定して7〜8割取れれば合格ラインに近づくってことですか?
松田塾長「超難問ではなく標準レベルを90分間安定処理する力」が合否を分けるという教育学部の特徴を踏まえると、英語で取りこぼしを減らすことが一番効果的な戦略になります。

ボーダー予想の扱いについて
ここで示した英語7〜8割という数字はあくまで受験情報を踏まえた目安です。年度・学科によって変動するため、最新の入試結果は必ず早稲田大学の公式発表で確認してください。
対策・攻略法
高橋じゃあ具体的に、いつから何をやればいいんですか?
松田塾長早稲田大学の一般選抜は例年2月中旬前後に試験が実施されます。標準レベルの安定処理力を鍛えるには、半年以上前からの継続的な演習が欠かせません。

教育学部英語 対策の優先順位
1. 基礎文法の総復習 — 主語動詞の把握・品詞判断など、基本事項の抜け漏れをなくす
2. 会話文の口語表現ストック — 頻出の相槌・依頼表現をノートにまとめて繰り返し音読する
3. 2,500語を90分で読み切るスピード練習 — 時間を計った長文読解演習を継続する
高橋学科ごとの傾斜配点がある場合、対策の仕方は変わりますか?
松田塾長英語英文学科・複合文化学科志望なら英語の比重がさらに上がるので、標準配点の学科志望者よりも英語に割く時間の比率を増やしてください。逆に数学科志望なら数学が2倍配点なので、英語は標準レベルの安定処理を確保しつつ数学に軸足を置く戦略も考えられます。

時間配分の目安
90分のうち、長文読解に45分、会話文問題に15分、空所補充・語句整序に20分、残り10分を見直しに充てる配分が目安です。過去問演習の段階からこの配分を体に染み込ませておきましょう。
高橋なるほど、志望学科によって力の入れどころを微調整するんですね。
基本情報まとめ
松田塾長ここまでの内容を表にまとめておきますね。

| 項目 |
内容 |
| 大学名 |
早稲田大学 |
| 学部 |
教育学部 |
| 標準配点総点 |
150点 |
| 英語配点(標準) |
50点(比率約33%) |
| 傾斜配点 |
英語英文学科・複合文化学科は英語1.5倍(75点) |
| 分析対象年度 |
2026年度 |
| 公式サイト |
https://www.waseda.jp/fedu/edu/ |
高橋他の早稲田の学部と比べると、教育学部の英語ってどうなんですか?
類似する大学・学部との比較
松田塾長早稲田大学 商学部は総点200点のうち英語80点で比率40%と、教育学部の標準配点33%より高めです。一方
早稲田大学 スポーツ科学部は2025年度入試改革で共通テスト英語と総合問題を組み合わせる方式に変わり、比率は50%です。同じ早稲田でも学部ごとに配点の作り方も試験制度もまったく違います。

高橋学部によって全然違うんですね。教育学部は3教科均等っていうのが逆に特殊なんですね。
松田塾長そのとおりです。3教科均等配点は、1教科に極端に依存せず全体を安定して仕上げる力が問われる設計とも言えます。得意教科で一気に稼ぐタイプの人より、苦手を作らないタイプの人に向いている配点です。

よくある質問
高橋最後にいくつか気になっていることを聞いてもいいですか?
松田塾長もちろんです、どうぞ。

高橋傾斜配点がある学科とない学科、どっちが受かりやすいですか?
松田塾長一概にどちらが受かりやすいとは言えません。自分の得意教科と傾斜配点の組み合わせが合っているかで考えるのが正しいアプローチです。英語が得意なら英語英文学科・複合文化学科、国語が得意なら国語国文学科が相性がいいと言えます。

高橋会話文問題が苦手なんですけど、捨ててもいいですか?
松田塾長おすすめしません。会話文問題は対策すれば得点源になりやすいタイプなので、むしろ早い段階で口語表現を覚えて得意分野にしてしまうほうが効率的です。

高橋教育学部志望なら教育系のテーマの英文だけ読んでおけばいいですか?
松田塾長いえ、テーマは教育論だけでなく科学・文化・社会問題・テクノロジーなど多岐にわたります。教育系の英文だけに絞った対策は視野が狭くなるので、いろいろなジャンルの英文に触れておいてください。

高橋最後に、これから対策を始める人に一言お願いします!
松田塾長超難問ではなく標準レベルを安定して処理する力が合否を分けるという事実を、まず理解してください。派手な難問対策より、基礎文法と読解スピードを地道に積み上げるほうが、教育学部合格への近道です。

高橋ありがとうございます! 今日から会話文の口語表現をまとめてみます!
松田塾長いいですね、その意気です! 地道な積み重ねが、90分間安定して処理する力につながります。焦らず、でも着実に続けていきましょう。

参考リンク
– 早稲田大学教育学部(公式): https://www.waseda.jp/fedu/edu/
– 早稲田大学教育学部 入学試験情報(公式): https://www.waseda.jp/fedu/edu/admission/
Q. 早稲田大学教育学部の英語配点は何点ですか?
標準配点では総点150点のうち英語50点(比率約33%)です。英語英文学科・複合文化学科は英語が1.5倍の75点になります。
Q. 学科によって配点は変わりますか?
はい。英語英文学科・複合文化学科は英語1.5倍、国語国文学科は国語1.5倍、数学科は数学2倍という傾斜配点があります。
Q. 教育学部英語の出題形式はどうなっていますか?
長文読解中心に加えて会話文問題、空所補充・語句整序が組み合わさる構成です。総語数は全体で約2,500語前後です。
Q. 出題テーマは教育論が中心ですか?
教育論だけでなく科学・文化・社会問題・テクノロジーなど多岐にわたります。教育系のテーマだけに絞った対策はおすすめできません。
Q. 合格ボーダーの目安はどれくらいですか?
受験情報を踏まえると、英語で7〜8割の安定処理が目安とされています。ただし年度・学科によって変動するため、最新の公式発表を必ず確認してください。