高橋先生、早稲田大学の社会科学部を受けようと思っているんですけど、英語の配点ってどれくらいなんですか。学部のサイトを見ても「共通テスト」と「独自試験」が両方出てきて、正直よく分からなくて……。
松田塾長いい質問ですね。結論から言うと、独自試験の英語は60分・60点です。ただしそれだけでは終わりません。共通テストの外国語(多くの受験生は英語を選びます)も40点分含まれるので、英語という科目だけで見ると合計100点、総点240点の約42%を占めることになります。

高橋えっ、共通テストと独自試験、両方に英語があるんですか! じゃあ社会科学部は実質「英語勝負」ってことですか。
松田塾長その理解で大きく間違っていません。しかも社会科学部は2025年度入試から入試制度そのものが変わっていて、以前の情報のまま対策すると時間配分を間違えます。まずは全体像から整理していきましょう。

早稲田大学社会科学部 英語入試の全体像
松田塾長社会科学部の一般選抜(社会科学科)は、2025年度入試から従来の3教科型を廃止し、大学入学共通テストと学部独自試験を組み合わせる方式に変わりました。2027年度入試(2027年4月入学者を対象とする試験、実施は2027年2月)の要項ベースで見ると、方式は次の2つです。


高橋「総合問題型」と「数学型」っていうのがあるんですね。これはどう違うんですか。
松田塾長募集人員と、独自試験で受ける2科目目が違います。総合問題型は募集270名、数学型は募集100名で、どちらも共通テスト(120点)+外国語(英語、60点)+2科目目(総合問題または数学、60点)の合計240点満点です。出願時にどちらか1つを選ぶ必要があり、併願はできません。

高橋ほんとに、文系なのに数学で受けられるんですか!
松田塾長そうなんです! 数学型は「数学(文系)」なので、数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの範囲が中心になります。国語の現代文的な読解が苦手で、数学のほうが得点源になる受験生には数学型が向いています。逆に、社会科学系のテーマの文章を読んで考えるのが得意な人は総合問題型を選ぶことが多いですね。

入試制度は年度によって見直される可能性があります
ここで示した配点・募集人員(総合問題型270名・数学型100名、共通テスト120点+独自試験120点=240点満点)は、早稲田大学入学センターが公表している2027年度入試(2027年4月入学)の一般選抜概要にもとづく数値です。入試制度は今後改定される可能性があるため、出願前には必ず早稲田大学の公式入試要項で最新の内容を確認してください。
高橋なるほど、全体像は分かりました。じゃあ、英語の配点をもう少し詳しく教えてください。
英語配点の内訳|実質配点は240点中100点
松田塾長ここが社会科学部を受ける上で一番誤解されやすいところです。表にすると、こうなります。

| 区分 |
科目 |
配点 |
備考 |
| 共通テスト |
国語 |
40点 |
200点満点を40点に換算 |
| 共通テスト |
外国語(英語など) |
40点 |
200点満点を40点に換算 |
| 共通テスト |
選択科目(地歴公民/数学/理科から1科目) |
40点 |
100点満点を40点に換算 |
| 独自試験(60分) |
外国語(英語) |
60点 |
総合問題型・数学型共通 |
| 独自試験(60分) |
総合問題 または 数学(文系) |
60点 |
方式によって異なる |
高橋共通テストの「外国語」って、必ず英語じゃないといけないんですか。
松田塾長いえ、規定上はドイツ語やフランス語、中国語、韓国語も選べます。ただ、実際に受験する高校生のほとんどは英語を選択しています。英語を選んだ場合、共通テストの外国語40点+独自試験の英語60点=合計100点が、英語という1科目に配分されている計算になります。240点満点のうち約42%ですから、国語や選択科目より明らかに比重が大きいんです。

高橋42%ですか! 思っていたより英語の存在感が大きいですね。
松田塾長そうなんです! しかも共通テストの選択科目は100点を40点に圧縮されるのに対して、独自試験の英語は圧縮なしの60点がそのまま乗ります。「共通テストの選択科目で少し失敗しても、英語で取り返せる」という設計にも見えますが、裏を返せば「英語で失敗すると取り返しにくい」構造でもあります。

高橋なるほど、配点はわかりました。じゃあ実際どんな問題が出るんですか。
総合問題型・数学型の大問構成と出題形式
松田塾長まず押さえてほしいのは、独自試験の「外国語(英語)」と「総合問題」は別の科目だということです。総合問題は早稲田大学入学センターの資料で「社会における諸課題に関する文章を読み解き、論理的思考力および表現力を問う問題とします」と説明されていて、実質的には国語の現代文に近い、日本語の読解・記述式の試験です。英語の試験とは切り離して考えてください。


高橋総合問題ってどんな形式なんですか。国語の記述みたいな感じですか。
松田塾長大学が公表しているサンプル問題では、大問2題・解答時間60分という構成でした。大問1はA・B2つの文章(それぞれ1500〜2000字程度)を読んで7問(うちマーク式6問・記述式1問、記述は30字以内)、大問2は2500〜3000字程度の論考を読んで8問(うちマーク式7問・記述式1問、記述は200字以内)を解く形です。国語力と記述力の両方が問われます。

高橋英語のほうはどうなんですか。
松田塾長英語の独自試験は60分・60点で、2022〜2024年度は大問5題・設問42問という構成でしたが、2025年度に設問26問、2026年度に設問24問へと段階的に減っています。とくに2026年度は、長年出題されていた文法・語法の正誤判定問題(誤り指摘)が完全に姿を消し、大問も5題から4題になりました。

高橋マジですか、文法問題がなくなったんですか! じゃあ文法の勉強はしなくていいってことですか。
松田塾長そこは早合点しないでください。次のセクションで詳しく話しますが、正誤問題という「形式」がなくなっただけで、文法・語彙の土台は長文読解のあらゆる設問を支えています。むしろ読解に一本化された分、基礎が甘いとそのまま失点に直結しやすくなったとも言えます。

高橋出題形式はわかったんですけど、具体的にどこでつまずきやすいんですか。
頻出の出題パターンとつまずきやすいポイント
松田塾長過去の出題を分析すると、長文問題の設問は「空所補充」「語彙言い換え」「主旨把握」「内容一致」の4パターンにほぼ固定されています。とくに主旨把握と内容一致は、ここ数年出題された長文のほぼすべてに含まれる定番設問です。

| 設問タイプ |
内容 |
つまずきやすいポイント |
| 空所補充 |
文脈に合う語句を選ぶ |
選択肢が同じ品詞・同じ語形でそろえられ、文法では絞れない |
| 語彙言い換え |
下線部と意味が近い語を選ぶ |
準1級レベルの多義語・時事語が中心で、日本語訳の丸暗記では対応できない |
| 主旨把握 |
段落・文章全体の要旨を選ぶ |
具体例の紹介文を「主旨」と誤読しやすい |
| 内容一致 |
本文と合う内容を選ぶ |
直近の出題では2つ選ぶ形式が中心で、1つ間違えると得点にならない可能性が高い |
高橋え、空所補充って、前置詞とか接続語を選ぶ問題じゃないんですか!
松田塾長社会科学部の場合は少し違っていて、並ぶ選択肢が名詞や副詞など文法的にはどれも成立してしまう語であることが多いんです。つまり、文法の知識だけでは正解が絞れず、その段落が何を言おうとしているかを正確に理解していないと選べません。丸暗記した文法ルールだけでは太刀打ちできない設計になっています。

高橋語彙言い換えは単語力があれば解けますよね!
松田塾長半分正解で半分不十分です。出題される語はunprecedented(前例のない)やspearhead(先導する)のような、英字メディアの見出しに頻出する時事語・多義語が中心です。しかも選択肢は「否定形の説明文で4つともそろえる」といった作り方がされていることが多く、日本語訳を1対1で覚えているだけだと、似た意味の選択肢で迷いやすくなります。英語の言い換え表現とセットで覚えておくと安定します。

高橋内容一致で2つ選ぶっていうのも独特ですね(笑)。1つ間違えたら悔しすぎます。
松田塾長そうなんです。しかも選択肢には「always」「never」「only」のような言い過ぎの表現や、常識としては正しいけれど本文には書かれていない情報、主語と目的語を入れ替えた紛らわしい選択肢が混ぜられています。正解を探すというより、明確な根拠をもとに消去法で絞り込む練習が効果的です。

高橋なるほど! パターンが決まっているなら対策のしようがありそうです。じゃあ次は、大問ごとの解き方を教えてください。
大問別の解き方|空所補充・語彙言い換え・内容一致
松田塾長60分で長文4本というのは、単純計算で1本15分です。厳しく感じるかもしれませんが、設問のパターンが決まっているぶん、手順を先に決めておけば時間内に収まります。

長文1本を15分で処理する手順
– 最初の1分は本文を読まず、空所の位置と下線が引かれた語の位置だけ確認する
– 次の9分で本文を通読する。戻り読みはせず、空所や下線語に来たらその場で候補を薄くメモする
– 続く3分で空所補充と語彙言い換えを処理する。空所補充は前後の1文だけでなく段落全体の趣旨で判断する
– 残り2分で主旨把握と内容一致を解く。内容一致は「言い過ぎ」「本文にない」「主語と目的語の入れ替え」に当てはまる選択肢から消していく
高橋段落全体で判断するって、具体的にはどういうことですか。
松田塾長たとえば空所の直前の1文だけを見ても、選択肢が4つとも文法的に成立してしまうことがあります。そういうときは、その段落が「何かを問題視しているのか」「解決策を提示しているのか」「対比を示しているのか」という論の流れをつかんでから選ぶ必要があります。空所に候補の語を入れて、次の文とつながるかを確認する習慣をつけると、精度が上がります。

高橋主旨把握はどこを見ればいいんですか。
松田塾長基本は第1段落と最終段落です。社会科学部で使われる英文は、冒頭に具体的な人物や事例のエピソードから入り、第2〜3段落で一般化・主張、その後に専門家の見解やデータ、最後に見通しを示す、という構成が多く見られます。冒頭のエピソードをそのまま主旨だと勘違いして選択肢を選ぶと外しやすいので注意してください。

高橋時間が足りなくなったらどうすればいいですか。
松田塾長1本を完璧に仕上げようとして時間を使い切るより、主旨と内容一致だけでも埋めて次の長文に進むほうが、結果的に合計得点は高くなりやすいです。4本を均等に処理する意識を持っておきましょう。

高橋解き方はイメージできました。じゃあ、実際に何割取れば合格ラインに乗るんですか。
合格ラインシミュレーション|英語で何点取ればいいか
松田塾長参考になる数字があります。代々木ゼミナールが公表している2026年度の得点状況によると、社会科学部の合格最低点は総合問題型が179.2点/240点(得点率74.7%)、数学型が164.4点/240点(得点率68.5%)でした。まずはこの数字を、自分の得点計画に落とし込んでみましょう。

steps
- 共通テストの目標点を決める。国語40点・外国語40点・選択科目40点の合計120点のうち、まず8割(96点)を最低ラインとして置く
- 独自試験の英語(60点)で確保したい点数を決める。総合問題型・数学型のどちらでも英語は共通なので、まずここを固める
- 残りの60点(総合問題または数学)で、合格最低点との差を埋める計画を立てる
- 総合問題型なら179点前後、数学型なら164点前後を、3科目の合計でどう積み上げるかを紙に書き出す
高橋英語だけで何点取れば安心、みたいな目安はあるんですか。
松田塾長「英語だけ」で合否が決まるわけではありませんが、英語は240点中100点(共通テスト外国語40点+独自試験60点)を占める最大科目です。ここで大きく崩れると、国語や選択科目・総合問題・数学で挽回する負担が一気に重くなります。逆に言えば、英語で安定して得点できる状態を作ることが、合格最低点との差を縮める一番効率のいい方法です。

古い過去問だけで時間配分を練習しない
2024年度以前の独自試験は大問5題・設問42問(90分ではなく制度変更前の形式)で出題されていました。2025年度以降は60分・大問4〜5題・設問24〜26問という別の試験に変わっています。古い年度の過去問は語彙や読解力の練習には使えますが、時間配分の感覚をつかむ練習には2025年度以降の過去問を優先してください。
高橋じゃあ、合格ラインに近づくためには、何をどの順番でやればいいんですか。
対策の優先順位|何を・どの順で・いつまでに
松田塾長ここまでの内容を踏まえると、対策の順番はある程度はっきりしています。

今日から始める3つの優先順位
– 1つ目は単語・熟語の土台づくり。時事語・多義語を「日本語訳」ではなく「英語の言い換え」とセットで覚える。unprecedented=never having happened beforeのような覚え方
– 2つ目はパラグラフリーディング。段落ごとに「主張・具体例・データ・反論」のどれかを短くメモしながら読む習慣をつける
– 3つ目は2025年度以降の過去問演習。60分・長文4本という現行の形式で、時間を計って解く回数を増やす
高橋単語はいつまでに固めておけばいいですか。
松田塾長基礎的な単語帳を1冊仕上げるのを早い段階の目標にして、そのあとは英字メディアの記事を読みながら語彙を拡張していく流れがおすすめです。社会科学部の長文はThe GuardianやThe Economist、The New York Times、The Wall Street Journalといった英米メディアからの出題が続いているので、国際政治・経済・社会制度といったテーマの記事に日常的に触れておくと、本番での読むスピードが変わってきます。

高橋総合問題型と数学型、選択科目の選び方にもコツがあるんですか。
松田塾長1つだけ覚えておいてほしいのは、共通テストの選択科目(地歴公民/数学/理科)は100点満点を40点に圧縮される一方、独自試験の英語や総合問題・数学は圧縮なしでそのまま得点が乗るということです。つまり共通テストの選択科目は、1点の価値が独自試験の1点よりやや軽くなります。得意不得意で選ぶのが基本ですが、この換算の仕組みは頭に入れておくと、当日の時間配分や捨て問の判断がしやすくなります。

高橋対策の順番は分かりました。ただ、実際にやってみると失敗しそうな気もします……。
優先順位は分かった。でも、空所補充が文法で絞れない理由が引っかかる
文法的にはどれも正しい選択肢なのに、なぜ1つに絞れないのか
社会科学部の空所補充は、選択肢が文法的にはすべて成立してしまうよう作られていて、段落の論理の流れを追えないと絞り込めません。単語や文法を個別に覚えているだけでは対応しづらい設計です。英語進学塾リオンの無料ウェビナーでは、バラバラに覚えた英文法を論理の流れとして読み解く「イメージ英文法」の考え方を、塾長本人の授業で体験できます。
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よくある失敗と注意点
松田塾長実際によくあるのは、次のようなパターンです。

よくある失敗パターン
– 定期テストでは英文法の問題を得点源にできていたのに、社会科学部の長文になると急に時間が足りなくなる
– 単語は分かっているのに、選択肢の「言い過ぎ」表現(always / never / onlyなど)に引っかかって内容一致を外す
– 2024年度以前の過去問を90分の感覚で解いてしまい、本番の60分でペースを崩す
– 総合問題(または数学)の対策に時間を取られて、配点が最も大きい英語の演習量が不足する
高橋最後のやつ、ちょっと心当たりがあります(笑)。総合問題の記述対策のほうが気になって、英語の演習が後回しになりそうです。
松田塾長気持ちは分かります。ただ、英語は共通テストの外国語と独自試験を合わせて240点中100点を占める最大科目です。総合問題や数学の対策に気を取られて英語の演習量が落ちると、一番配点の大きいところで失点することになりかねません。どちらも大事ですが、配点の大きさを基準に時間配分を決める意識を持っておいてください。

高橋自分がどのパターンに当てはまるか、ちゃんと確認したほうがよさそうですね。
自己診断チェックリスト
松田塾長ここまでの内容を踏まえて、自分に当てはまるものがないか、一度チェックしてみてください。

自己診断チェックリスト
– 過去問を解くとき、2025年度以降(60分・設問24〜26問)ではなく2024年度以前(90分想定・設問42問)の感覚で時間を使っている
– 単語は分かるのに、内容一致問題で「常識的には正しいが本文には書かれていない」選択肢を選んでしまう
– 空所補充で、前後の1文だけを見て解こうとして、選択肢を絞りきれずに時間を使ってしまう
– 総合問題(または数学)の記述対策に気を取られて、英語の長文演習の回数が週1回に満たない
– 共通テストの外国語と独自試験の英語、どちらも同じくらい重要だと意識できていない
高橋3つくらい当てはまるかもしれません(笑)。これ、原因によって直し方が違うってことですよね。
松田塾長そのとおりです。時間配分の問題なのか、語彙の問題なのか、選択肢の読み方の問題なのかによって、優先してやるべき対策はまったく変わってきます。同じ「内容一致を間違える」という症状でも、語彙不足が原因の人と、選択肢の読み方のクセが原因の人とでは、次にやるべき勉強が違うんです。

高橋なるほど! ちなみに、ここまでの話を整理した基本情報も見せてもらえますか。
1つでも当てはまったら
同じ『内容一致を外す』でも、原因はまったく違う
セルフチェックに当てはまる項目があっても、その原因が語彙不足なのか、選択肢の読み方のクセなのか、時間配分なのかは人それぞれです。無料ウェビナーでは、丸暗記に頼らず英文法を理由づけて理解する方法を、実際の授業形式で公開しています。
自分の原因を見分ける視点を知る →›
早稲田大学社会科学部 入試情報まとめ
松田塾長基本情報を1つの表にまとめると、こうなります。

| 項目 |
内容 |
| 大学・学部 |
早稲田大学 社会科学部(社会科学科) |
| 入試方式 |
一般選抜(総合問題型・数学型の2方式、併願不可) |
| 総点 |
240点(共通テスト120点+独自試験120点) |
| 英語の実質配点 |
100点(共通テスト外国語40点+独自試験の英語60点)/240点、約42% |
| 独自試験の英語 |
60分・60点 |
| 総合問題型の2科目目 |
総合問題(60分・60点、社会的テーマの日本語読解・記述式) |
| 数学型の2科目目 |
数学(文系)(60分・60点) |
| 試験日 |
2027年2月22日(月)(2027年度入試) |
| 2026年度合格最低点 |
総合問題型179.2点/240点(得点率74.7%)、数学型164.4点/240点(得点率68.5%) |
| 公式入試情報 |
https://www.waseda.jp/fsss/sss/applicants/admission |
高橋他の学部と比べると、社会科学部の英語ってどれくらい特徴的なんですか。
類似する学部との比較
松田塾長早稲田大学の中でも、共通テストと独自試験を組み合わせる方式は他学部にも広がっています。たとえば
早稲田大学政治経済学部も同じように共通テストと総合問題を組み合わせる方式を採用していて、制度の考え方が似ています。一方、
早稲田大学商学部は独自試験の中で英語の配点比率が高いタイプで、社会科学部とは配点の作り方が異なります。文系で数学が使える学部を探している場合は、
早稲田大学人間科学部の入試改革の内容もあわせて確認しておくと、併願校を考えるときの視野が広がります。

高橋併願を考えるときの参考になりそうです。最後に、よくある質問もまとめてもらえますか。
よくある質問
高橋総合問題型と数学型、どちらを選べばいいですか。
松田塾長英語の配点(60分・60点)と共通テストの構成は共通なので、違いは2科目目だけです。社会的なテーマの文章を読んで考察し、記述するのが得意なら総合問題型、数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bのほうが安定して得点できるなら数学型を選ぶのが基本の考え方です。

高橋独自試験の英語は何分ですか。90分と書いてあるサイトも見かけたんですが。
松田塾長2025年度入試以降は60分です。90分だったのは2024年度以前の制度で、現在は入試制度そのものが変わっています。古い情報を見て90分の感覚で演習しないよう注意してください。

高橋総合問題は英語で書くんですか。
松田塾長いいえ、早稲田大学入学センターの資料では「社会における諸課題に関する文章を読み解き、論理的思考力および表現力を問う問題」と説明されていて、実質的には日本語の読解・記述式の試験です。英語の独自試験とは別の科目として扱われます。

高橋誤り指摘(正誤問題)の対策はもうしなくていいですか。
松田塾長2026年度の出題では姿を消しました。文法・語彙の土台は、正誤問題以外の設問形式でも読解力を支える基礎になるので、優先順位を下げてもゼロにはしないでください。

高橋先生、ここまで聞いて配点も出題傾向も分かったんですけど、実際に自分がどれくらい取れそうなのかは、まだピンとこないです。
松田塾長それは当然です。ここまでお伝えしたのは、社会科学部という学部に共通する情報です。ただ、実際にどこから手をつけるべきかは一人ひとり違います。同じ「内容一致で失点する」という症状でも、語彙が足りない人、段落の主旨をつかみ切れていない人、選択肢の「言い過ぎ」に気づけていない人と、原因はさまざまです。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わってきます。

高橋確かに、自分がどのタイプなのか、自分では判断しづらいです……。
松田塾長受験で一番もったいないのは、勉強していないことよりも、優先順位を間違えたまま数カ月が過ぎてしまうことです。240点中100点を占める英語で、今どこに課題があるのかをはっきりさせないまま演習量だけ増やしても、伸び方は緩やかになってしまいます。逆に言えば、今の自分に足りないものの順番さえ分かれば、残りの期間で合格ラインまでの距離を効率よく縮められます。英語進学塾リオンでは、現在の英語力と志望する方式(総合問題型・数学型)を踏まえて、何を・どの順番で改善すべきかを一緒に整理しています。気になる方は、一度確認してみるといいですよ。

参考リンク
参考リンク
– 早稲田大学社会科学部 入試情報(公式): https://www.waseda.jp/fsss/sss/applicants/admission
– 早稲田大学入学センター 一般選抜(公式): https://www.waseda.jp/inst/admission/undergraduate/system/general/
– 早稲田大学入学センター 過去の入試問題(公式): https://www.waseda.jp/inst/admission/undergraduate/past-test/
– 早稲田大学社会科学部 総合問題サンプル問題公開について(公式ニュース): https://www.waseda.jp/fsss/sss/news/2023/04/06/11429/
Q. 総合問題型と数学型、どちらを選べばいいですか。
英語の配点(60分・60点)と共通テストの構成は共通なので、違いは2科目目だけです。社会的なテーマの文章を読んで考察し、記述するのが得意なら総合問題型、数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bのほうが安定して得点できるなら数学型を選ぶのが基本の考え方です。
Q. 独自試験の英語は何分ですか。90分と書いてあるサイトも見かけたんですが。
2025年度入試以降は60分です。90分だったのは2024年度以前の制度で、現在は入試制度そのものが変わっています。古い情報を見て90分の感覚で演習しないよう注意してください。
Q. 総合問題は英語で書くんですか。
いいえ、早稲田大学入学センターの資料では「社会における諸課題に関する文章を読み解き、論理的思考力および表現力を問う問題」と説明されていて、実質的には日本語の読解・記述式の試験です。英語の独自試験とは別の科目として扱われます。
Q. 誤り指摘(正誤問題)の対策はもうしなくていいですか。
2026年度の出題では姿を消しました。文法・語彙の土台は、正誤問題以外の設問形式でも読解力を支える基礎になるので、優先順位を下げてもゼロにはしないでください。