高橋松田塾長、京都大学の総合人間学部(文系)を志望している生徒から「英語の配点がよく分からない」って相談されたんですけど、正直私もパッと説明できなくて…。京大の入試って独特な仕組みがあるって聞きました。
松田塾長いいところに気づきましたね。総合人間学部(文系)は満点825点のうち、英語として実際に合否に響くのは個別学力検査(二次試験)の200点だけなんです。比率にすると約24%ですね。

高橋え、「実際に合否に響くのは」ってどういうことですか?共通テストにも英語ってありますよね?
松田塾長そうなんです。ここが京大の総合人間学部(文系)最大の特徴で、共通テストの外国語(英語)の得点は、第1段階選抜(いわゆる足切り)にしか使われず、最終的な合否判定の得点には一切加算されないんですよ。今日はこの仕組みと、200点の二次英語をどう攻略するかを一緒に整理していきましょう。

京都大学総合人間学部(文系)英語の配点は825点満点中200点
松田塾長まず結論から。令和9年度(2027年度)京都大学入学者選抜要項によると、総合人間学部(文系)の満点は825点。そのうち外国語(英語)は個別学力検査で200点分が出題されます。令和8年度(2026年度)の要項でも同じ配点だったので、しばらくこの構成が続いていると考えてよさそうです。

高橋200点かぁ。国語や数学と比べて大きいんですか、小さいんですか?
松田塾長数学と同じ200点で、実は理系科目を除いた文系3教科の中では一番配点が大きいんです。国語150点、地理歴史150点よりも英語のほうが重いんですよ。「英語の比率は24%だから軽い」と思い込むのは早計で、絶対点で見ると総合人間学部(文系)の中で最大級の科目なんです。

高橋なるほど、比率だけで判断しちゃダメなんですね。じゃあ全体の配点構成を詳しく教えてください。
総合人間学部(文系)の入試全体像と配点構成

松田塾長総合人間学部は前期日程で募集人員115人、そのうち文系が62人、理系が53人です。文系の学力検査等の配点は次の表のとおりです。

| 教科 |
大学入学共通テスト |
個別学力検査(二次試験) |
学力検査等の合計 |
| 国語 |
※第1段階選抜にのみ利用 |
150点 |
150点 |
| 地理歴史 |
50点 |
100点 |
150点 |
| 数学 |
※第1段階選抜にのみ利用 |
200点 |
200点 |
| 理科 |
100点 |
(出題なし) |
100点 |
| 外国語(英語等) |
※第1段階選抜にのみ利用 |
200点 |
200点 |
| 情報 |
25点 |
(出題なし) |
25点 |
| 合計 |
175点 |
650点 |
825点 |
高橋表を見ると、共通テストの国語・数学・外国語には「※」ってついてますね。これがさっき言ってた「本采点に入らない」ってやつですか?
松田塾長そのとおりです。京都大学の公式要項には「大学入学共通テストで課す※印の付いた教科の得点は、他の教科と併せて第1段階選抜のための得点対象としますが、個別学力検査等の得点対象としません」と明記されています。つまり共通テストの成績は「出願できるかどうか」の関所であって、最終的な825点の勝負には、共通テストの理科と情報の125点分しか混ざらないんです。

高橋じゃあ実質的には、共通テストの英語をいくら頑張っても、最後の合否には直接足されないってことですよね。
松田塾長まさにそうです。もちろん共通テストで足切りされたら二次試験自体を受けられないので、共通テストの英語を捨てていいという意味ではありません。ただ、「合否を分ける英語力」は二次試験の記述問題で測られると理解しておくことが、対策の優先順位を決めるうえでとても大事なんですよ。次は、この200点の英語がどういう問題で構成されているかを見ていきましょう。

英語の配点比率24%の本当の意味
高橋英語200点、比率24%ってさっき聞きましたけど、この数字ってどう受け止めればいいんですか?
松田塾長英語だけを突出して伸ばせば合格に近づく、という設計ではないんです。国語150点、地理歴史150点、数学200点、外国語200点という二次試験650点の中で、英語は数学と並ぶ最大配点科目でありながら、1科目で全体を決定づける比重ではないというのが総合人間学部(文系)の特徴です。

高橋バランス型ってことですね。
松田塾長そうです。だからこそ「英語だけ得意」でも「英語だけ苦手」でも合格ラインには届きにくい構造になっています。ただ、200点というのは4教科の中で一番点数の取りこぼしが起きやすい科目でもあります。なぜなら、総合人間学部(文系)の英語は選択問題が一切ない、全問記述式だからです。

高橋記述式だと、部分点とか採点基準が気になりますね…。
松田塾長その感覚は正しいです。マーク式なら「なんとなく合っていた」という点の拾い方ができますが、記述式は書いた内容がそのまま採点対象になります。ここからは、実際にどんな大問が出題されているのかを具体的に見ていきましょう。

大問構成・出題形式(全問記述式・120分)

松田塾長令和9年度(2027年度)入学者選抜要項によると、総合人間学部(文系)の外国語(英語)は2月26日の9時30分から11時30分までの120分で実施される予定です。出題の中身については、公表されている令和7年度(2025年度)実施分の京都大学公式「出題意図等」を確認すると、構成は次のとおりです。

| 大問 |
出題形式 |
内容 |
| 大問I |
英文読解・和訳 |
複数の下線部を日本語に訳す記述問題 |
| 大問II |
英文読解・和訳・内容説明 |
指示語の説明や和訳を組み合わせた記述問題 |
| 大問III |
和文英訳 |
日本語の短文を英語に訳す記述問題 |
| 大問IV |
自由英作文 |
指定条件に沿って英語で意見を展開する記述問題 |
高橋マークシートが1つもないんですね…。全部自分の言葉で書くってことですか。
松田塾長そうなんです。令和7年度(2025年度)の大問Iは、少数言語が急速に消滅しつつある現状を踏まえて言語の多様性の重要性を論じた文章が出題されました。大問IIはビッグバンに関する議論を現在の科学技術の状況を踏まえて論じた文章です。どちらも人文科学・自然科学を横断するテーマで、総合人間学部らしい「文理をまたぐ話題」が選ばれやすいのが特徴です。

高橋なるほど、総合人間学部っぽいテーマなんですね。大問IIIとIVはどんな感じですか?
松田塾長大問IIIは平易な日本語の短文を英語に訳す和文英訳で、文意を正しく伝えながら英語として自然な表現・語彙が選べているかが見られます。大問IVは指定された条件のもとで、導入・展開・結論という流れに沿った論理的な議論を、文法的に正しい英語で書く自由英作文です。読解2題・英作文2題というバランスの良い構成だと覚えておいてください。

頻出のつまずきポイント
高橋具体的に、どこで点を落としやすいんですか?
松田塾長令和7年度(2025年度)の出題意図を見ると、大問Iでは無生物主語を用いた構文の訳出やhoweverの用法、数量表現の訳し分け、複数の意味を持つ単語の文脈判断、関係代名詞節の先行詞とit の正しい把握が問われています。「単語を知っている」だけでは対応できない、文構造を正確につかむ力が試されているんです。

高橋単語よりも構造ってことですね。
松田塾長大問IIでは関係代名詞節の訳出、等位接続詞orの解釈、”not so much A but B”のような否定を含む長い構文をとりこぼさずに訳す力が求められています。1文が長いので、訳している途中で主語や述語を見失ってしまう受験生が多いんですよ。

高橋長い文を最後まで正確に追いかける集中力が必要なんですね。
松田塾長そのとおりです。そして大問IVの自由英作文では、内容が思いつくかどうかより「導入・展開・結論」という論理構成を守れているかが評価されます。英語力があっても、構成がバラバラだと点数が伸びにくいので注意してください。ここまでで出題の特徴がつかめたと思うので、次は大問ごとにどう解いていくかを具体的に確認しましょう。

大問別の解き方
松田塾長大問Iと大問IIの和訳問題は、まず文全体をざっくり読んで主語と動詞を見つけるところから始めます。無生物主語の構文なら「この文の主語は人ではなく物や概念だ」と一度立ち止まって、不自然にならない日本語に言い換える練習が効果的です。

高橋いきなり訳し始めずに、まず構造を確認するってことですね。
松田塾長そうです。次にhoweverのような接続副詞が出てきたら、前の文とどう対比されているかを確認してから訳す。関係代名詞節が出てきたら、先行詞がどの名詞かを指で追って確認する。この手順を飛ばすと、日本語としては読めるけれど原文の論理とズレた訳になってしまうんです。

高橋和文英訳の大問IIIはどう進めればいいですか?
松田塾長和文英訳は、日本語をそのまま単語に置き換えようとすると失敗しやすいです。まず日本語の一文を「誰が」「何を」「どうする」というシンプルな骨組みに分解して、それを知っている構文と単語で組み立て直す。難しい単語を無理に使うより、確実に使える表現で文意を正確に伝えることの方が評価されます。

高橋自由英作文の大問IVは、どこから手をつければいいですか?
松田塾長自由英作文は書く前の1〜2分が勝負です。導入で自分の立場を示し、展開で理由や具体例を2つほど挙げ、結論で最初の主張を言い換えてまとめる。この骨組みを先に日本語のメモで作ってから英語にする練習を積んでおくと、本番で構成が崩れにくくなります。では、この200点を実際にどれくらい取れれば合格ラインに乗るのか、シミュレーションしてみましょう。

合格ボーダーシミュレーション
京都大学は英語単体の合格最低点を公表していません
京都大学は総点(825点)の最高点・最低点・平均点は公表していますが、英語だけを取り出した合格最低点は公表していません。以下のシミュレーションは、公表されている総点の実績から英語の目標点を逆算する考え方の一例です。
高橋じゃあ、目標にできる数字ってあるんですか?
松田塾長京都大学が公表している2025年度(令和7年度)実施分の実績を見てみましょう。総合人間学部(文系)は満点825点に対して、合格者の最高点631.41点、最低点510.82点、平均点550.16点でした。得点率にすると、最低点は約61.9%、平均点は約66.7%です。

steps
- 総点の目標を決める — 令和7年度(2025年度)実績の合格最低点(510.82点/825点、得点率約61.9%)を下限の目安として置く
- 英語以外の得点を仮置きする — 国語・地理歴史・数学の二次試験450点分で、自分の得意不得意から現実的な得点を仮に積み上げる
- 英語に必要な点数を逆算する — 総点の目標から国語・地理歴史・数学の仮の得点と共通テスト分(理科・情報125点)を引き、残りを英語200点の中でどれだけ取ればいいか確認する
- 得点率に置き換える — 出てきた点数を200点で割り、英語で目指すべき得点率(例:6割なら120点)を具体的な学習目標にする
高橋英語だけで何点取ればいいかじゃなくて、他の教科との合計で考えるんですね。
松田塾長そうなんです。総合人間学部(文系)は4教科バランス型なので、「英語で稼いで他をカバーする」という戦略は取りにくい設計になっています。逆に言えば、英語で大きく失点すると他の3教科で埋め合わせるのが難しいということでもあります。ちなみに倍率にも触れておくと、2025年度(令和7年度)は募集62人に対して志願者210人、受験者205人で倍率は約3.3倍。過去3年間(令和5〜7年度)を見ても、募集62〜63人に対して志願者210〜234人、受験者205〜215人、合格者64人とほぼ安定した競争率が続いています。

対策の優先順位
総合人間学部(文系)英語、対策の優先順位
– 直近3か月 — 大問I・IIの和訳問題で、無生物主語構文・関係代名詞節・指示語(it やthat)を正確に読み取る練習を毎日の英文読解に組み込む
– 直近2か月 — 大問IIIの和文英訳を、難しい表現を避けて確実な文法・語彙で組み立てる練習に切り替える
– 直近1か月 — 大問IVの自由英作文を「導入・展開・結論」の骨組みメモから書く練習を繰り返し、時間内に書き切る感覚を作る
高橋読解→英作文の順で仕上げていくイメージですか?
松田塾長はい。記述式は採点者に伝わる日本語・英語を書く技術がいるので、「なんとなく分かる」から「正確に説明できる」に引き上げる期間を確保することが大切です。特に和訳と和文英訳は、直前期に付け焼き刃で伸ばすのが難しい分野なので、早めに手をつけておくと安心です。

総合人間学部志望者へ
「単語は分かるのに訳せない」を放置していませんか
大問Iのような無生物主語構文や関係代名詞節は、単語力だけでは正確に訳せません。バラバラに覚えた英文法を読解につなげ直す視点を、松田塾長本人がオンラインで解説しています。
英文法と読解のつながりを確認する›
よくある失敗・注意点
松田塾長ここまでの内容を踏まえて、受験生が陥りやすい失敗をいくつか共有しますね。1つ目は、共通テストの英語対策に時間を使いすぎて、二次試験の記述対策が後回しになるケースです。共通テストの英語は第1段階選抜にしか使われないので、出願できる程度の得点を確保したら、早めに二次試験の記述対策に比重を移す必要があります。

高橋共通テスト用と二次試験用で、勉強の仕方が違うってことですか?
松田塾長そうなんです。2つ目は、和訳問題を「直訳すれば正解」と思い込んでしまうこと。直訳のままでは日本語として不自然になり、文構造を理解していないと判断されて減点されることがあります。3つ目は、自由英作文を後回しにしすぎて、本番で初めて時間内に書き切れないと気づくパターンです。導入・展開・結論の型は、早いうちから練習しておかないと本番では焦って崩れてしまいます。

高橋どれも「気づいたときには遅かった」系の失敗ですね…。
松田塾長そうなんですよ。だからこそ、次は自分の場合がどれに当てはまりそうか、一度チェックしてみましょう。

和訳の「直訳のしすぎ」に注意
無生物主語構文やhoweverを含む文は、単語を置き換えただけの直訳だと不自然な日本語になりやすいです。訳し終えたら、日本語として意味が通るかを必ず読み返す習慣をつけてください。
自己診断(セルフチェック)
あなたはどのタイプ?
– 単語や文法は知っているのに、長い1文になると主語・動詞を見失う
– 和訳した日本語を読み返すと、不自然で意味がぼやけていることが多い
– 和文英訳で、知っている簡単な表現より難しい単語を使おうとして失敗する
– 自由英作文を書き始めるまでに時間がかかり、結論までたどり着けないことがある
– 共通テスト対策ばかりで、二次試験の記述問題にまだ手をつけていない
高橋私、正直これ全部ちょっとずつ当てはまる気がします…。
松田塾長実はそれ、珍しくないんです。むしろ「どれか1つだけ」という受験生の方が少ないくらいです。大事なのは、どれが自分にとって一番のボトルネックかを特定して、そこから順番に潰していくこと。ただ、どの症状がどの原因から来ているかは、一人で振り返るだけでは判断しづらい部分でもあります。

基本情報まとめ
松田塾長ここまでの情報を表にまとめておきますね。

| 項目 |
内容 |
| 大学名 |
京都大学 |
| 学部・系 |
総合人間学部(文系) |
| 満点 |
825点 |
| 外国語(英語)の配点 |
200点(個別学力検査のみ、共通テスト分は第1段階選抜専用) |
| 募集人員(前期日程) |
115人(文系62人・理系53人) |
| 第1段階選抜の倍率目安 |
約3.5倍 |
| 個別学力検査 外国語の試験時間 |
120分(9時30分〜11時30分) |
| 2025年度(令和7年度)実施倍率 |
約3.3倍(志願210人/募集62人) |
| 公式サイト |
京都大学 入学者選抜要項(PDF) |
類似する大学・学部との比較
高橋他の大学の文系学部と比べると、京大の総合人間学部(文系)ってどんな位置づけなんですか?
松田塾長全問記述式で英語の配点比率が抑えられているという点では、
東京大学教養学部(文系)と似た構造です。東大教養学部(文系)は英語120点で科類ごとに配点が均等に設計されているのに対し、京大総合人間学部(文系)は英語200点と数学200点が並ぶバランス型という違いがあります。また、二次試験が記述中心で読解と英作文を両方問われる点では、
東北大学文学部の英語対策とも共通する部分が多いです。どちらも「単語力よりも文構造の正確な理解」が問われる点は共通しているので、併願先を考えるときの参考にしてみてください。

よくある質問
高橋最後にいくつか、よく聞かれそうな質問をまとめてもらってもいいですか?
松田塾長もちろんです。

高橋共通テストの英語を頑張る意味はあるんですか?
松田塾長あります。共通テストの英語は個別学力検査等の得点には加算されませんが、第1段階選抜(約3.5倍)を通過するための得点として使われます。ここで落ちてしまうと二次試験を受けられないので、出願できる水準までは対策が必要です。

高橋英語のリスニングは対策したほうがいいですか?
松田塾長共通テストの英語を利用する場合、リーディング100点満点・リスニング100点満点がリーディング150点・リスニング50点に換算されます。ただしこれも第1段階選抜専用の点数なので、二次試験にリスニングはありません。最優先は二次試験の記述対策ですが、リスニングを欠席すると0点扱いになるため、受けるのであれば最低限の対策はしておきましょう。

高橋ドイツ語やフランス語で受験することもできるんですか?
松田塾長個別学力検査の外国語は英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1つを選択できます。ただし高校でその言語を専門的に学んでいないと現実的ではないので、大半の受験生は英語を選んでいます。

高橋総合人間学部文系と理系で、英語の配点は違うんですか?
松田塾長総合人間学部は文系・理系どちらも満点825点で、外国語(英語)の個別学力検査の配点も200点で同じです。異なるのは数学と理科の配点バランスで、文系は数学200点・理科100点(共通テストのみ)、理系は数学200点・理科150点という違いがあります。

松田塾長ここまで、総合人間学部(文系)の英語配点と対策の優先順位をお伝えしてきました。ただ、一番大事なのはここからです。「では、自分は何から始めればいいのか」は、実は一人ひとり違います。同じ「英語の記述問題で点が伸びない」という受験生でも、文構造を正確に取れていない人、和文英訳で表現の選び方を間違えている人、自由英作文の型が身についていない人、あるいは共通テスト対策に時間を取られすぎている人と、原因はさまざまです。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わってきます。

高橋確かに、自分がどのタイプなのか、自分ではよく分からないです…。
松田塾長そうなんです。受験で一番もったいないのは、勉強していないことより、優先順位を間違えたまま数か月が過ぎてしまうことなんですよ。だから、勉強量を増やす前に「今どこで点を落としているのか」をはっきりさせる方が、結果的に近道になります。英語進学塾リオンでは、現在の英語力と志望校を確認しながら、何を・どの順番で改善すべきかを一緒に整理しています。総合人間学部(文系)のような記述中心の英語は、独学での振り返りが特に難しい分野なので、気になる方はまず話を聞いてみるといいですよ。

参考リンク
Q. 共通テストの英語を頑張る意味はあるんですか?
あります。共通テストの英語は個別学力検査等の得点には加算されませんが、第1段階選抜(約3.5倍)を通過するための得点として使われます。ここで落ちてしまうと二次試験を受けられないので、出願できる水準までは対策が必要です。
Q. 英語のリスニングは対策したほうがいいですか?
共通テストの英語を利用する場合、リーディング100点満点・リスニング100点満点がリーディング150点・リスニング50点に換算されます。ただしこれも第1段階選抜専用の点数なので、二次試験にリスニングはありません。最優先は二次試験の記述対策ですが、リスニングを欠席すると0点扱いになるため、受けるのであれば最低限の対策はしておきましょう。
Q. ドイツ語やフランス語で受験することもできるんですか?
個別学力検査の外国語は英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1つを選択できます。ただし高校でその言語を専門的に学んでいないと現実的ではないので、大半の受験生は英語を選んでいます。
Q. 総合人間学部文系と理系で、英語の配点は違うんですか?
総合人間学部は文系・理系どちらも満点825点で、外国語(英語)の個別学力検査の配点も200点で同じです。異なるのは数学と理科の配点バランスで、文系は数学200点・理科100点(共通テストのみ)、理系は数学200点・理科150点という違いがあります。