慶應義塾大学薬学部の英語入試について
2024年度の受験要項が記載されているURL:
慶應義塾大学 薬学部 入試情報
試験日
2024年2月10日（月）
試験時間
80分
解答方式
マークシート方式および一部記述式
配点
100点満点
概要
慶應義塾大学薬学部の英語試験は、長文読解を中心に構成されており
関連するテーマについての600語～1000語程度の長文が3題出題されます。
設問は主に内容一致や空所補充などで、設問文はすべて英語で記載されています。
特徴
- 長文読解中心: 長文読解が試験の大部分を占めており速読力と読解力が求められます。
- 設問文の英語表記: 設問がすべて英語で書かれているため高い英語運用能力が必要です。
- 記述問題の増加傾向: 近年、30～40字程度の内容説明問題など記述式の設問が増加しています。
出題傾向
| 傾向 | 詳細 |
|---|---|
| 英語の配点が他教科に比べて半分のシェアを占めている | 英語は他の科目と同等の配点であり、全体の得点に大きな影響を与えます。 |
| 会話問題は文自体が長い上にレベルが高い | 会話形式の問題も出題され、複雑な内容や高度な語彙が含まれています。 |
| 試験時間80分で設問数が多いため、時間配分がポイント | 試験時間に対して設問数が多く、効率的な時間配分が求められます。 |
| 基礎文法を徹底し正誤問題や整序問題を徹底的に演習する必要あり | 基礎的な文法知識を確実にし、正誤問題や整序問題の対策が重要です。 |
| 単語力はとことん高めると同時に発音にも意識せよ | 高度な語彙力が求められ、発音やアクセントにも注意を払う必要があります。 |
ワンポイントアドバイス
慶應義塾大学薬学部の英語試験では、長文読解が中心となるため速読力と精読力の両方が求められます。
まず、日常的に英字新聞や学術的な英文記事を読む習慣をつけ英語の文章に慣れることが重要です。
特に、医療や科学に関連するトピックに触れることで専門的な語彙や表現にも慣れることができます。
また、設問がすべて英語で書かれているため設問自体の理解力も必要です。
過去問や類似の問題を解く際には、設問文を正確に理解し求められている回答を的確に導き出す練習を繰り返しましょう。
さらに、近年増加している記述式の問題に対応するためには自分の考えを英語で簡潔にまとめる練習が効果的です。
例えば、読んだ文章の要約や、自分の意見を英語で書く練習を日常的に行うことで表現力と論理的思考力を養うことができます。
語彙力の強化も不可欠です。
高難度の単語や専門用語が出題される可能性があるため単語帳を活用して計画的に語彙を増やしましょう。
また、発音やアクセントにも注意を払い、リスニング力の向上にも努めることで総合的な英語力を高めることができます。
最後に、試験時間が80分と限られているため時間配分の練習も重要です。
模擬試験や過去問を実際の試験時間内で解くことで自分のペースを把握し、効率的に問題を解くスキルを身につけましょう。
これらの対策を継続的に行うことで慶應義塾大学薬学部の英語試験に対応できる力を養うことができます。
