上智大学経済学部の一般選抜方式
上智大学経済学部の一般選抜は、以下の3つの方式で実施されます。
1. TEAPスコア利用方式(全学統一日程入試)
2. 学部学科試験・共通テスト併用方式
3. 共通テスト利用方式(3教科型・4教科型)
各方式の詳細は、上智大学の一般選抜入学試験要項に記載されています。
試験日程
方式 | 試験日 | 合格発表 |
---|---|---|
TEAPスコア利用方式(全学統一日程入試) | 2025年2月5日(水) | 2025年2月15日(土) |
学部学科試験・共通テスト併用方式 | 2025年2月10日(月) | 2025年2月20日(木) |
共通テスト利用方式(3教科型・4教科型) | なし | 2025年2月25日(火) |
詳細な日程は、上智大学の一般選抜日程ページをご確認ください。
試験内容
各方式の試験時間、解答方式、配点、概要、特徴については、上智大学の一般選抜入学試験要項に詳しく記載されています。
出題傾向
上智大学経済学部の英語試験の出題傾向として、以下の5点が挙げられます。
1. 英語の配点が他教科に比べて半分のシェアを占めている
2. 会話問題は文自体が長い上にレベルが高い
3. 試験時間80分で設問数が多いため、時間配分がポイント
4. 基礎文法を徹底し正誤問題や整序問題を徹底的に演習する必要あり
5. 単語力はとことん高めると同時に発音にも意識せよ
英語対策のワンポイントアドバイス
上智大学経済学部の英語試験では、長文読解、会話問題、文法、語法、熟語問題など、総合的な英語力が試されます。
以下に各分野の対策をまとめます。
長文読解
長文のレベルは高めで、求められる語彙の量も多いです。
設問は内容や下線部に関する問題、空所補充問題、内容一致/不一致問題など、私立大学で出題される典型的な問題です。
読み取った内容を抽象化または別の言葉で言い換える能力が問われており、英文を正確に読む力が前提となります。
また、論理展開を把握する力も求められます。
選択肢を絞る際には、「なぜこれが答えになるのか」を徹底的に言語化する練習を積むことが重要です。
もし間違えた場合は、解答解説を読み、文章と問題の読み方の認識のずれを修正していきましょう。
正誤問題
段落内の4箇所に下線が引かれており、文法的に誤っている箇所を指摘する問題です。
難易度が高いため、『Vintage』などの網羅系問題集を終えた後は、『真・英文法大全』などの参考書を通読したり、『スーパ-講義英文法・語法正誤問題』などの特化型問題集に取り組むと良いでしょう。
適当に選ぶのではなく、「なぜこれが誤っているのか」を説明できるようにすることが大切です。
会話問題
2021年度は内容に関する問題、2022年度は出題されず、2023年度と2024年度は空所補充問題が出題されています。
空所補充問題では、会話の流れや文脈から適切な会話文を選ぶ力が求められます。
長文読解と同様に、1つずつ検証し、ありえないものを排除した上で考えていきましょう。
語彙問題(アルファベットの並べ替え、クロスワード問題)
アルファベットの並べ替え問題は、文中の空所に入る語句のアルファベットが順不同で並んでおり、それを文脈やアルファベットから判断して適切な語彙に変える問題です。
クロスワード問題は、文中の空所に入る語句に関するクロスワードがあり、文脈とヒントをもとに適切な語彙を考える問題です。
設問の種類は異なりますが、求められる能力はほとんど同じで、正しく語彙のスペルを書くことができるか、文脈やヒントから意味を逆算して考えることができるかが問われます。
単語を覚える際には、意味だけでなくスペルも書けるようにしておきましょう。
これらの対策を通じて、上智大学経済学部の英語試験に備えることができます。