法政大学人間環境学部の概要
法政大学人間環境学部は、1999年に設立され、「人間と環境の共存」と「人間と人間の共生」を両立させた持続可能な社会の構築を理念とする文系の総合政策学部です。国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が推進する「持続可能な発展のための教育(ESD)」を大学教育において展開しています。
学びの特色
– 学際的かつ総合的な学び:
社会科学を中心に自然科学や人文科学の領域にまたがる学際的なカリキュラムを提供し、幅広い視野から総合的に思考する力を養います。
– 経験による学び:
全国各地や海外、企業・NPO・NGOと連携しながら現場で学ぶ「フィールドスタディ」や、時代の最先端で活躍するキーパーソンを招く「人間環境セミナー」など、社会に開かれた教育科目を充実させています。
– 主体的な学び:
5つのコースから成るコース制によって専門性を高め、「研究会(ゼミナール)」や卒業論文に相当する「研究会修了論文」「コース修了論文」によって、学生自身が持続可能な社会に関するオリジナルなテーマを主体的に探究することが可能です。
コース制
2年次に以下の5つのコースから1つを選択し、そのコースに沿って学習計画を自由に定める制度です:
1. 環境サイエンスコース:
自然環境やエネルギー問題など、科学的視点から環境問題を学びます。
2. 環境政策コース:
環境に関する政策や法律、経済的手法を学び、持続可能な社会の実現を目指します。
3. 環境デザインコース:
都市計画や建築、景観デザインなど、環境とデザインの融合を学びます。
4. 環境マネジメントコース:
企業や組織における環境管理やCSR(企業の社会的責任)を学びます。
5. 環境コミュニケーションコース:
環境教育やメディアを通じた情報発信など、環境とコミュニケーションの関係を学びます。
入試情報
人間環境学部では、一般選抜、大学入学共通テスト利用入試、総合型選抜、自己推薦、国際バカロレア利用自己推薦、英語学位プログラム(SCOPE)など多様な入試制度を実施しています。各入試制度の日程、科目、配点、出願方法などの詳細は、法政大学の入試情報サイトでご確認ください。
進路・就職状況
卒業生は、企業の環境部門、自治体の環境政策担当、NPO・NGO、教育機関、研究機関など多様な分野で活躍しています。学部で培った幅広い知識と実践的なスキルを活かし、持続可能な社会の実現に貢献しています。
詳細は、法政大学人間環境学部の公式サイトをご覧ください。