高橋先生、相談です。うちの子は中学生で、学校に行けない日が続いています。勉強全体が気がかりですが、特に英語が心配です。「英語は積み重ねの教科だから、一度遅れると追いつけなくなる」と聞いて、検索してみたら、不安になるばかりでした。
松田塾長不安になるのは当然です。お子さんの様子を見守りながら、勉強のことまで考えなければならないのですから、一人で抱え込んでこられたのだと思います。先にお伝えしておくと、英語は積み上げの教科なので、遅れを感じやすいのは本当です。ただ、遅れを感じやすいことと、取り戻せないことは別の話です。

高橋慰めだけを言われなくて、少し安心しました。
松田塾長ごまかしても、お役に立てませんからね。この記事では、英語が積み上げの教科であることを文部科学省の資料で確認してから、不登校で英語が止まるとき、どこで止まりやすいか、どこまで戻るかの確かめ方、基礎の順序、家庭での5〜10分の始め方、学び方の選択肢の順にお話しします。勉強全体の遅れや相談先は別の記事に任せて、ここでは英語に絞ります。

高橋英語だけに絞っていただけると、読みやすそうです。
松田塾長もう一つ、前提をお伝えします。この記事は、お子さんを学校に戻すための記事ではありません。登校することも、勉強を再開することも、お子さんの気持ちと心身の状態が先です。心や体の不調が気になるときは、勉強の話より先に、学校の先生やスクールカウンセラー、公的な相談窓口、医療機関に相談してください。

まず結論 英語は積み上げの教科。戻る場所を決めれば、5〜10分から再開できる
高橋結論から教えてください。英語についていけなくなったとき、何から手をつければいいのでしょうか。
松田塾長順番に並べると、次の6つです。ここでは全体の流れだけ見てください。1つずつの中身は、このあと順番にお話しします。

| 順番 |
やること |
ねらい |
| 1 |
どこまで戻るかを、本人の負担にならない形で確かめる |
止まっている場所を決める |
| 2 |
語順をつかむ |
日本語と英語の順番の違いを知る |
| 3 |
基本文を声に出して言う |
文を組み立てる型を作る |
| 4 |
単語を、音と綴りと意味をつなげて覚える |
見て分かるだけの単語を減らす |
| 5 |
教科書を音読する |
読む・聞く・話すの土台にする |
| 6 |
家庭では5〜10分、学び方は本人が選ぶ |
続けやすい形にする |
高橋全部やらないといけないのでしょうか。聞いただけで、親の私が疲れてしまいそうです。
松田塾長全部を一度にやる必要はありません。表の1番だけで、最初の数日が終わることもあります。順番は決めても、進む速さはお子さんが決めます。止まっている日があっても、やめたことにはなりません。

高橋うちの子だけが遅れているのでは、という気持ちが、ずっとあります。
松田塾長数字で見ると、お子さんだけの話ではありません。文部科学省の令和6年度の調査では、小・中学校の不登校の児童生徒は353,970人で、このうち中学校の生徒は216,266人でした。国の考え方もお伝えします。令和元年10月25日の通知には、不登校の支援は「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて、社会的に自立することを目指す必要がある、と書かれています。

高橋登校だけがゴールではない、と読めるのですね。ただ、勉強の遅れは、やはり心配です。
松田塾長同じ通知には、不登校の時期が休養や自分を見つめ直すといった積極的な意味を持つことがある一方で、学業の遅れや進路選択上の不利益にも留意すること、とも書かれています。休むことの意味も、遅れの心配も、どちらも本当のことです。だから、勉強を止め続けるか、急いで頑張らせるかの二択にしないという考え方をおすすめします。その前に、英語がどんな教科なのかを、学習指導要領で確認しておきましょう。

英語はなぜ遅れを感じやすい?学習指導要領で確認する

高橋英語は、他の教科より遅れを感じやすいと聞きます。本当でしょうか。
松田塾長文部科学省の中学校学習指導要領(平成29年告示)の外国語を見ると、手がかりが3つ読み取れます。1つ目は、段階的に進むことです。言語材料は、平易なものから難しいものへと段階的に指導する、と書かれています。前の内容が土台になる作りなので、休んだ期間の内容が、次の内容の理解に響きやすいのです。

高橋2つ目は、何ですか。
松田塾長日本語との違いです。語順や修飾関係などにおける日本語との違いに留意して指導する、と書かれています。たとえば「私はサッカーをします」は、英語では I play soccer. と、動詞が主語のすぐ後ろに来ます。3つ目は、発音と綴りとを関連付けて指導する、という点です。例文は説明用に作ったもので、実際のテストの問題ではありません。

学習指導要領(外国語)で確認できること
– 段階的な指導 ― 言語材料は「平易なものから難しいものへと段階的に」指導する(中学校)
– 日本語との違い ― 語順や修飾関係などにおける日本語との違いに留意して指導する(中学校)
– 音と綴り ― 発音と綴りとを関連付けて指導する(中学校)
– 小学校の語数 ― 外国語活動を履修する際に取り扱った語を含む、600〜700語程度の語
– 中学校の語数 ― 小学校で学習した語に、1600〜1800語程度の新語を加えた語
– 五つの領域 ― 聞くこと、読むこと、話すこと(やり取り)、話すこと(発表)、書くことの五つの領域別に目標を設定
– 文法事項 ― 現在形や過去形のほか、現在完了形、受け身、関係代名詞、仮定法のうち基本的なものなどが示されている
高橋中学校で、新しく1600〜1800語も出てくるんですね。休んでいた期間が長いと、数字だけで圧倒されます。
松田塾長数字は、全部を覚え直す量ではなく、教科の大きさを知るためのものと考えてください。語数も文法も、学校の教科書では学年ごとに少しずつ出てきます。どの学年で何を習うかは教科書によって違うので、お子さんの教科書の目次を見るのが一番確かです。数が多い教科だからこそ、どこから戻るかを決めることに意味があります。

高橋不登校で休むと、英語はどこで止まりやすいのでしょうか。
松田塾長次の章で、止まりやすい場所をお話しします。ただ、これから書くことは診断ではなく、私の指導経験にもとづく一般的な整理だということは、先にお断りしておきます。

不登校で英語が止まるとき、どこで止まりやすいか
高橋「止まる」と言っても、英語のどこが止まるのか、見当がつきません。
松田塾長不登校になった理由も、休んでいる期間も、休み始めた学年も、お子さんによって違います。ですから、当てはまらなくても、お子さんに何か問題があるという意味ではありません。そのうえで、止まりやすい場所を4つに分けてみます。

| 止まりやすい場所 |
起きやすいこと |
家庭で見えやすいサイン |
| 語順と基本の文 |
単語は知っているのに、文にならない |
並べ替えや英作文で手が止まる |
| 単語と音 |
見れば分かるが、読めない・聞き取れない |
単語を書く場面や、音読で止まる |
| 文法のつながり |
単元ごとには分かるが、混ざると使い分けられない |
be動詞と一般動詞、現在形と過去形が混ざる |
| 声に出す・聞く機会 |
授業で毎回あった音読やリスニングが減る |
英語を口に出す機会が、家でほとんどない |
高橋4つのうち、どれに当てはまるのか、親には判断できそうにありません。
高橋焦って、何かやらせたくなる気持ちもあります。やらないほうがいいことはありますか。
松田塾長保護者の方が、心配だからこそやってしまいがちな対応を先に挙げます。責めるつもりはありません。

再開を急ぐときに、起きやすい行き違い
– 今の学年の教科書を、最初から進める ― 前の穴が残ったままだと、「やっぱり分からない」と感じる経験が先に来てしまう
– 本人に黙って、問題集や単語帳を買い揃える ― 「親に決められた」という感覚が残り、手に取りにくくなる
– 「どこが分からないの」と聞き出す ― 分からないことを言葉にするのは、大人でも負担になる
– 学校の進み具合や、他の子と比べる ― 戻る場所も、進む速さも、一人ひとり違う
高橋買い揃えるのは、やってしまいそうです。
松田塾長心配な気持ちの表れですから、自然なことです。最初に決めるのは教材ではなく、本人が「見てもいい」と思えるかどうかです。そのための確かめ方を、次に見ていきましょう。

どこまで戻るかの確かめ方 テストにしない方法
高橋基礎から学び直すと言っても、どこが基礎で、どこまで戻ればいいのかが分かりません。
松田塾長ポイントは、テストにしないことです。点数をつけたり、できないところを探したりすると、お子さんには「確認される時間」になってしまいます。教科書の目次を一緒に開いて、本人に印をつけてもらう形がおすすめです。保護者の方は、横で見ているだけで構いません。

steps
- 話してよいか聞く ― 「英語の教科書、見るだけ見てみない?」と声をかける。断られたら、その日は終わりにする
- 手元の教科書の目次を開く ― 学年にこだわらず、本人が持っている教科書でよい。前の学年のものでもよい
- 本人に印をつけてもらう ― 「分かる」「たぶん分かる」「まだ」の3つで、自分で印をつける。印をつけたくなければ、ページをめくるだけでよい
- 「分かる」が続く最後の単元を見つける ― そこが、今の本人の足場になる
- その少し前から始める ― 「分かる」ところから始めると、再開の1回目が軽くなる
高橋「分かる」ところから始めるのは、遠回りにならないでしょうか。
松田塾長私の指導経験では、戻りすぎて困ることは少なく、進むのが早くなるだけのことが多いです。反対に、戻る場所が浅いと、再開の1回目で「やっぱり分からない」と感じてしまうことがあり、次の一歩が重くなりがちです。最初の数回は、できる感覚を取り戻す時間だと考えてください。

高橋印をつける日の、本人の様子もさまざまだと思います。
松田塾長そうですね。その日の様子に合わせた進め方を、表にまとめます。これは私の経験にもとづく例で、診断ではありません。

| 本人の様子 |
今の進め方の例 |
| 英語の話をしても、落ち着いている |
目次を一緒に見て、印づけは本人に任せる |
| 話題に出すと、表情が固くなる・黙り込む |
確かめるのは先送りにして、休養を優先する |
| 自分から教科書を開いている |
本人が選んだページから始める |
| 教科書やワークが見つからない |
学校の先生に、保護者の方から連絡して聞いてみる |
高橋保護者が日本語を見せて、英語で言ってもらう方法も聞いたことがあります。
松田塾長日本語の文を英語で言ってもらう5分の確認は、
英語が苦手な中学生の記事に書いています。お子さんが嫌がらなければ使えますが、不登校のお子さんには、目次の印づけのほうが負担が小さいと思います。戻る場所が決まったら、次は何からやるかです。

基礎の順序 語順 → 基本文 → 単語 → 音読

高橋戻る場所が決まったら、何からやればいいですか。単語帳を買ってきたほうがいいのかなと思っていました。
松田塾長単語は3番目です。順序は、語順、基本文、単語、音読です。語順が分かると、単語が文の中で使えるようになります。基本文が言える状態になると、音読が「意味の分かる文を読む時間」に変わります。

| 順序 |
やること |
始めやすい例(練習用) |
| 1 語順 |
日本語と英語の順番の違いを知る |
「私は サッカーを します」を、I play soccer. と並べてみる |
| 2 基本文 |
短い基本の文を、声に出して言う |
I am Ken. / I like music. / Do you like music? |
| 3 単語 |
教科書の基本の単語を、音・綴り・意味をつなげて覚える |
新出単語のうち数語を、音を聞いてから言って、書く |
| 4 音読 |
教科書の短い本文を、声に出して読む |
お手本の音声があれば聞いてから、一文ずつ読む |
高橋語順からというのは、意外でした。
松田塾長語順は、日本語と英語でいちばん大きく違うところだからです。日本語は動詞が文の終わりに来ますが、英語は主語のすぐ後ろに来ます。ここが体に入ると、単語を並べるだけの勉強から、文を作る勉強に変わります。基本文では、be動詞の文と一般動詞の文を、声に出して言い分けられるようにするところが入口です。

高橋単語が3番目なのは、なぜですか。
松田塾長単語を先に増やしても、並べ方が分からないと、文の中で使えないからです。見て意味が分かるだけの状態から、音と綴りと意味をつなげる状態にしていくと、音読やリスニングにも使える単語になります。休んでいる間は、英語の音を聞く機会が減りやすいので、お手本の音声を聞いてから言う形が役に立ちます。

高橋順番どおりでないと、いけませんか。
松田塾長順番を飛ばしてはいけない、ということはありません。本人が単語から始めたいと言うなら、そこから始めて構いません。この順序は、迷ったときの並べ方です。本人が選んだ入口のほうが、続きやすいことが多いです。

高橋実際に家でやるときの時間は、どれくらいを考えればいいですか。
松田塾長5〜10分です。次の章で、始め方を具体的にお話しします。

家庭での5〜10分の始め方

高橋家で実際にどう始めればいいか、具体的に教えてください。
松田塾長時間は、5〜10分で十分です。勉強の時間というより、英語に「ちょっと触れてみる」時間から始めます。最初の1週間の例を、次に挙げます。これは一つの例で、進め方はお子さんによって変わります。

steps
- 1日目 ― 教科書を机に出しておくだけ。開かなくてよい
- 2日目 ― 目次を一緒に見る。印をつけるかどうかは、本人が決める
- 3日目 ― 語順の例を一つ、保護者が先に声に出し、本人は繰り返すだけでよい
- 4日目 ― 基本文を2〜3文、言ってみる
- 5日目 ― 教科書の単語を数語、音を聞いて言ってみる
- 6日目以降 ― 休んでもよい。次に何をするかは、本人に聞く
高橋毎日やらないと、意味がないのではないでしょうか。
松田塾長毎日でなくて構いません。やる日より、やらない日を責めないことのほうが大切です。「今日はやめておく」と本人が言えること自体が、続けるための土台になります。保護者の方が英語を教える必要もありません。聞き役と、終わりの合図を出す役で十分です。

5〜10分を始めるときの約束ごと
– 本人が選ぶ ― 「やってみる?」と聞いて、本人が「いいよ」と言った日だけ始める
– 1回に1つ ― 語順、基本文、単語、音読のうち、その日は1つだけ
– 終わりの合図を先に決める ― 5〜10分たったら、途中でも止める
– 声かけは短く ― 点数や正解の数より、「やってみたね」を伝える
– 間違いは直さない ― 一緒に見るだけにして、次の日に持ち越さない
高橋本人が全然乗ってこない日が続いたら、どうすればいいでしょうか。
松田塾長乗ってこない日が続くときは、勉強の話をいったん置いてください。疲れているだけのこともありますし、気持ちや体の状態が関わっていることもあります。私は医療の専門家ではないので、判断はできません。心や体の不調が気になるときは、学校の先生、スクールカウンセラー、公的な相談窓口、医療機関に相談してください。相談先は
中学生の不登校で悩む保護者へ|相談先と学習支援の選択肢にまとめています。

高橋家だけで頑張らなくていい、ということですね。
松田塾長そうです。家庭だけで抱えず、外の力を借りることも、選択肢の一つです。次に、学び方の選択肢を見ていきましょう。

学び方の選択肢 家庭学習・映像授業・オンライン・個別
高橋家で5〜10分以外にも、学び方はいろいろあると聞きます。
松田塾長種類ごとの特徴を、表にします。どれが正しいということではなく、お子さんの様子に合う形を探すための材料です。

| 学び方 |
向きやすいお子さん |
確かめたいこと |
| 家庭で教科書とワーク |
費用をかけずに、自分のペースで始めたい |
保護者の関わり方、続け方 |
| 映像授業(録画) |
好きな時間に、顔を出さずに、繰り返し見たい |
質問できるか、続ける仕組みがあるか |
| オンラインのライブ授業 |
生活のリズムを少しずつ作りたい、先生とやり取りしたい |
顔出しの扱い、時間帯、欠席した日の対応 |
| 個別(対面・オンライン) |
戻る場所を一緒に決めたい、1対1のほうが安心 |
先生との相性、料金、通う場所や通信環境 |
高橋結局、どれがいいのでしょうか。
松田塾長正解は一つではありません。本人が選べる形にしておくことが、いちばん大切です。候補を2つほど並べて、「見るだけ見てみる?」と聞いてみてください。体験や見学を用意している教室もあるので、その中で「これなら大丈夫そう」と本人が感じた形を選ぶのが、続きやすい進め方です。

高橋家で勉強したことは、学校ではどう扱われるのでしょうか。
松田塾長文部科学省の令和元年10月25日の通知に、一定の要件を満たしたうえで、自宅でICT等を活用した学習活動を行った場合、校長が指導要録上の出席扱いとし、その成果を評価に反映できる、と書かれています。要件には、保護者と学校との間に十分な連携・協力関係が保たれていることなどが含まれます。判断するのは、お子さんが在籍する学校です。詳しくは
不登校の中学生のオンライン塾|無理なく続ける選び方に書きました。

高橋塾に任せれば出席になる、というわけではないのですね。
松田塾長そうなんです。出席扱いや成績評価になるかどうかは、学校が決めることなので、担任の先生や学校の相談窓口に、先に聞いておいてください。確認しておきたい点を、次にまとめます。

出席扱いについて、先に知っておきたいこと
– 塾の説明だけで決めない ― 「出席になります」と言い切れるのは、在籍する学校だけ
– 学校との連携が要件に含まれる ― 学習の様子を学校に伝える場面が出てくることがある
– 制度は見直されることがある ― 文部科学省の最新のページと、学校の案内を合わせて確認する
– 出席扱いのために勉強しない ― 本人の気持ちと状態が先で、制度は後から考えてよい
高橋塾や学習支援は、どう選べばいいのでしょうか。
英語だけでも再開できる 全部を取り戻さなくていい
高橋勉強全体が遅れているのに、英語だけやる意味はあるのでしょうか。
松田塾長全教科を同時に取り戻そうとすると、お子さんにも保護者の方にも、負担が大きくなります。英語だけ、週に数回、数分から始める、というのは、始め方の一つとして十分にあり得ます。
始める教科も、始める日も、本人が選んでよいのです。勉強全体の遅れについては、
不登校で勉強が遅れた中学生へ|基礎から学び直す方法に書いています。

高橋親としては、始めてほしい気持ちが強いのですが、本人が決めるまで待つのも不安です。
松田塾長その不安は、自然なものです。今は何も始めない、という選択もあります。令和元年の通知にも、不登校の時期が休養や自分を見つめ直す意味を持つことがあると書かれていました。始めたくなったときに、入口が用意されていればいい、という考え方です。

英語だけでも再開するときの考え方
– 全教科を取り戻そうとしない ― 英語だけ、週に数回、数分からでよい
– 始める日も、休む日も、本人が決める ― 保護者は入口を用意して、待つ
– 学校に戻すための勉強にしない ― 本人が、自分のペースで学べることを目指す
– 気になる様子があれば、勉強より相談を先にする ― 学校・公的な相談窓口・医療機関
高橋入口を用意しておく、というのは、できそうです。
松田塾長教科書を机に出しておく、目次を一緒に見る、といった小さなことで構いません。ここまでの内容を、保護者の方が確かめられるように、次の章でチェックの形にします。

保護者のセルフチェック 始める前に確かめたい6つのこと
高橋始める前に、親として確かめておくことはありますか。
松田塾長6つあります。これは診断ではなく、始める前の確認です。全部に「はい」と答えられなくても、始められないわけではありません。

始める前に確かめたい6つのこと
– 本人の様子 ― 英語の話をしても、落ち着いて聞けそうな日があるか
– 休養と相談 ― 気になる様子があるとき、学校や相談窓口に相談できているか
– 手元の教科書 ― 英語の教科書やワークが、家にあるか
– 戻る場所 ― 「分かる」と感じる最後の単元を、本人と一緒に見られそうか
– 家の環境 ― 5〜10分、落ち着いて座れる場所と時間があるか
– 学校との連絡 ― 学習の様子を学校に伝えるかどうか、本人と話せているか
高橋「戻る場所」のところで、止まってしまいそうです。本人と一緒に見られるのかも、分かりません。
松田塾長そういう方は、少なくありません。家庭の中だけだと、親子ともに「どう声をかければいいのか」が難しくなることもあります。同じ「英語についていけない」でも、休み始めた学年も、止まっている場所も、お子さんの気持ちの状態も、一人ひとり違います。そこで、外の人と一緒に確かめるという方法もあります。

英語進学塾リオンの場合 保護者の方だけの相談から
高橋先生の教室では、不登校のお子さんの英語も見ているのですか。
松田塾長英語進学塾リオンでは、長年、不登校の生徒も指導してきました。柏・我孫子校、千葉校、オンライン校の3校とも、対応コースに「不登校・引きこもり対策」を挙げています。中学生の対応コースは、英検対策、高校受験対策、定期テスト対策です。校舎は、我孫子市の我孫子駅南口から徒歩1分にある柏・我孫子校と、千葉市の千葉校、全国から受講できるオンライン校の3つです。

高橋実際に、どんなお子さんがいらっしゃるのですか。
松田塾長あくまで個々のケースで、すべてのお子さんに当てはまる話ではありません。小学校のころから学校に行けず、家で過ごす時間が長かった生徒が、今は高校生になって、生き生きと過ごしています。「こうなる」という約束ではなく、そんなふうに過ごしている子もいる、という事実としてお伝えしました。お子さんの今の状況は、一人ひとり違います。

| 項目 |
内容 |
| 校舎 |
柏・我孫子校(我孫子市・我孫子駅南口から徒歩1分)、千葉校(千葉市)、オンライン校(全国から受講可) |
| 無料の個別相談 |
保護者の方のみの相談もできる |
| 英語以外の科目 |
数学・国語・日本史・世界史・社会なども学べる環境がある。教科ごとの進め方は、お問い合わせで確認する |
| 無料体験授業 |
中学生も対象。保護者の方のみの相談もできる。Zoomでも対面でも受けられる |
| 無料体験の流れ |
現在の英語力のチェックと、そこからのロードマップ作成を行う |
| 自宅での映像授業 |
「オンデマンド講座」もある。対象や進め方は、お問い合わせで確認する |
| 連絡先 |
オンライン校のフリーダイヤル 0120-241-261(月〜土 10時〜22時)。LINEと問い合わせフォームの案内もある |
高橋顔を出すのが難しいお子さんの場合は、どうなりますか。
松田塾長通常の授業での顔出しの扱いや受け方、不登校のお子さん向けの具体的な進め方は、お子さんの状況を伺ってからご案内しますので、お問い合わせで直接ご確認ください。個別授業の料金や、学校への報告・出席扱いへの対応も、同じように個別にご案内します。授業料の金額はコースによって違うので、ここには書きません。

高橋まずは保護者だけで話を聞いてみる、というのもできるのですね。
松田塾長できます。お子さんの英語の戻る場所が見えないときは、保護者の方だけでも、一度状況を話してみてください。

よくある質問
高橋数か月以上休んでいます。中学の英語は、最初からやり直さないと無理ですか?
松田塾長最初から全部やり直す必要はありません。教科書の目次を本人と一緒に見て、「分かる」が続く最後の単元を見つけ、その少し前から始めます。戻る範囲は、休み始めた学年や休んだ期間によって違うので、一律にはお答えできません。私の指導経験では、戻りすぎたと感じたときも、進むのが早くなるだけのことが多いです。

高橋英語の話をすると、本人が嫌がります。どうすればいいですか?
松田塾長無理に勧めなくて大丈夫です。嫌がるときは、勉強の話をいったん置いて、休むことを優先してください。文部科学省の通知にも、不登校の時期が休養や自分を見つめ直す意味を持つことがあると書かれています。気になる様子が続くときは、学校の先生、スクールカウンセラー、公的な相談窓口、医療機関に相談してください。

高橋学校の授業や定期テストに、追いつかないといけませんか?
松田塾長学校の進み方に合わせることが、最初の目標である必要はありません。文部科学省の通知でも、不登校の支援は登校という結果のみを目標にしないとされています。まずは、本人が「分かる」と感じる場所から、少しずつ積み上げることを考えてください。欠席中の学習が成績にどう扱われるかは、学校の判断が関わるので、担任の先生や学校の相談窓口に確認してください。

高橋英語だけ、塾やオンラインで受けることはできますか?
松田塾長英語を中心に指導している教室があります。英語進学塾リオンは、柏・我孫子校、千葉校、オンライン校の3校で、中学生の対応コースに英検対策、高校受験対策、定期テスト対策があります。不登校のお子さん向けの具体的な進め方や、通常授業の受け方は、状況を伺ってからご案内しますので、お問い合わせで直接ご確認ください。

高橋保護者だけで相談することはできますか?
松田塾長できます。英語進学塾リオンの無料体験授業は、中学生も対象で、保護者の方のみのご相談もできます。Zoomでも対面でも受けられます。無料の個別相談も、保護者の方のみで受けられます。まず話を聞いて、判断していただいて構いません。

では、お子さんの英語は、どこから再開できそうですか
松田塾長ここまで、英語が積み上げの教科であること、不登校で止まりやすい場所、戻る場所の確かめ方、語順・基本文・単語・音読の順序、家庭での5〜10分の始め方をお話ししてきました。ただ、ここまでの内容は、多くのお子さんに当てはまる一般的な話です。お子さんの場合にどうなのかは、記事だけでは分からないところが残ります。

高橋確かに、うちの子はどこから始めるのがいいのか、まだ見えていません。
松田塾長同じ「英語についていけない」でも、語順の入口で止まっているお子さん、基本文は言えるのに単語が音と結びついていないお子さん、英語の話題に触れる気持ちになる前のお子さん、再開したい気持ちはあるのにどこから手をつけるか決められないお子さんと、さまざまです。原因が違えば、戻る場所も、最初の5〜10分にやることも変わります。

高橋見当違いのまま始めてしまうと、どうなりますか。
松田塾長気がかりなのは、頑張ろうとしているのに、お子さんの止まっている場所とずれたところから始めてしまうことです。学年相当の問題集を一気に買って、お子さんが「やっぱり分からない」と感じてしまうと、次の一歩が重くなります。反対に、戻る場所が分かれば、最初の5〜10分が決まり、できる感覚から積み上げていけるはずです。

高橋先生の教室では、どんなことが分かるのですか。
松田塾長英語進学塾リオンの無料体験授業は、中学生も対象で、保護者の方だけのご相談もできます。体験の流れの中で、現在の英語力のチェックと、そこからのロードマップ作成を行います。お子さんの状況を伺ったうえで、どこから再開できそうかを、一緒に考えます。授業料のことも、お子さんの様子に合う受け方も、ご相談の中で個別にご案内します。まず話を聞いて、判断していただいて構いません。

参考リンク
Q. 数か月以上休んでいます。中学の英語は、最初からやり直さないと無理ですか?
最初から全部やり直す必要はありません。教科書の目次を本人と一緒に見て、「分かる」が続く最後の単元を見つけ、その少し前から始めます。戻る範囲は、休み始めた学年や休んだ期間によって違うので、一律にはお答えできません。私の指導経験では、戻りすぎたと感じたときも、進むのが早くなるだけのことが多いです。
Q. 英語の話をすると、本人が嫌がります。どうすればいいですか?
無理に勧めなくて大丈夫です。嫌がるときは、勉強の話をいったん置いて、休むことを優先してください。文部科学省の通知にも、不登校の時期が休養や自分を見つめ直す意味を持つことがあると書かれています。気になる様子が続くときは、学校の先生、スクールカウンセラー、公的な相談窓口、医療機関に相談してください。
Q. 学校の授業や定期テストに、追いつかないといけませんか?
学校の進み方に合わせることが、最初の目標である必要はありません。文部科学省の通知でも、不登校の支援は登校という結果のみを目標にしないとされています。まずは、本人が「分かる」と感じる場所から、少しずつ積み上げることを考えてください。欠席中の学習が成績にどう扱われるかは、学校の判断が関わるので、担任の先生や学校の相談窓口に確認してください。
Q. 英語だけ、塾やオンラインで受けることはできますか?
英語を中心に指導している教室があります。英語進学塾リオンは、柏・我孫子校、千葉校、オンライン校の3校で、中学生の対応コースに英検対策、高校受験対策、定期テスト対策があります。不登校のお子さん向けの具体的な進め方や、通常授業の受け方は、状況を伺ってからご案内しますので、お問い合わせで直接ご確認ください。
Q. 保護者だけで相談することはできますか?
できます。英語進学塾リオンの無料体験授業は、中学生も対象で、保護者の方のみのご相談もできます。Zoomでも対面でも受けられます。無料の個別相談も、保護者の方のみで受けられます。まず話を聞いて、判断していただいて構いません。