北海道大学文学部 英語配点210点|国語と並ぶ最大配点を解説【2027年】

北海道大学 塾長コラム 大学別対策ページ

高橋

高橋先生、北海道大学の文学部を志望校に考えてるんですけど、英語の配点ってどのくらいなんですか?国語とか地歴とか科目が多くて、正直どこから手をつけたらいいか分からなくて……。
松田塾長いい質問ですね。結論から言うと、前期日程なら英語は共通テストと個別学力検査を合わせて210点です。配点合計765点のうちの210点なので、比率にするとおよそ27%ですね。

松田塾長

高橋

高橋27%か……。思ったより高いような、そうでもないような、微妙な数字ですね(笑)
松田塾長そう感じるのも無理はないです。でも面白いのはここからで、実は国語もまったく同じ210点なんですよ。つまり文学部では英語と国語が同点で並ぶ最大配点科目ということになります。英語を取りこぼすと、国語でどれだけ稼いでも差が縮まらない構造になっているんです。

松田塾長

高橋

高橋えっ、そうなんですか!国語が得意だから英語は多少サボっても大丈夫かなと思ってました……。
松田塾長その考え方は北大文学部では危険です(笑) しかも後期日程になると、英語の配点は共通テストの80点だけになって、個別試験の英語そのものがなくなります。前期と後期で英語の重みがまったく違うので、どちらで勝負するかによって対策の仕方も変える必要があります。

松田塾長

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北海道大学文学部の入試はどんな仕組み?配点の全体像

高橋

高橋そもそも、北大文学部の入試って共通テストと個別試験、どっちが大事なんですか?
松田塾長前期日程で見ていきましょう。北海道大学文学部(人文科学科)は、2026年10月16日時点で確認できる最新の令和9年度入学者選抜要項によると、前期日程の配点は大学入学共通テスト315点、個別学力検査等450点の合計765点満点です。募集人員は前期118人、後期37人、その他若干名となっています。

松田塾長

高橋

高橋個別試験の方が共通テストより配点が大きいんですね。
松田塾長その通りです。個別学力検査等が全体の約59%を占めるので、2次試験の出来が合否を大きく左右します。個別試験の科目は国語150点、外国語(英語)150点、そして地理歴史か数学のどちらか1科目を選んで150点、の3本柱です。公民は個別試験の選択科目には入れないので注意してください。

松田塾長

区分 国語 地歴・公民 数学 理科 外国語(英語) 情報 計
共通テスト 60 80(地歴または公民) 60 40 60 15 315
個別学力検査等 150 150(地歴または数学から1科目) ― ― 150 ― 450
合計(前期) 210 最大230 最大210 40 210 15 765
高橋

高橋表で見るとはっきりしますね。国語と外国語がどっちも210点で頭ひとつ抜けてる感じです。
松田塾長そうなんです。文学部は人文科学科という1つの学科に、哲学・文化学コース、歴史学・人類学コース、言語・文学コース、人間科学コースという4つのコースがあります。どのコースに進むとしても、入試の時点では共通の配点で勝負することになります。次は、この英語210点の中身をもう少し詳しく見ていきましょう。

松田塾長

北海道大学文学部 前期日程の配点構成(765点満点)の図解

英語の配点210点、共通テストと個別試験の中身は?

高橋

高橋さっき210点って言ってましたけど、共通テストと個別試験でどう分かれてるんですか?
松田塾長共通テストの外国語は60点、個別学力検査等の外国語は150点です。足して210点になります。共通テストの英語にはリーディングとリスニングの両方の成績が含まれる点も覚えておいてください。リスニングを免除された受験者は、リーディング100点満点を200点満点に換算して扱われます。

松田塾長

高橋

高橋150点の個別試験の方が共通テストの2倍以上あるんですね。じゃあ2次試験の英語が本番って感じですか?
松田塾長まさにそうです。共通テストの60点はいわば土台で、合否を分けるのは個別学力検査等の150点だと考えてください。しかも後期日程になると、この個別の150点そのものがなくなります。後期は共通テストの外国語の配点が80点に引き上げられる代わりに、個別試験は小論文200点に置き換わります。英語の試験自体がなくなるわけです。

松田塾長

前期と後期で英語の重みが逆転する

前期日程は英語210点(共通60点+個別150点)で全科目中トップの配点。一方、後期日程は英語80点(共通テストのみ)で、個別試験は小論文200点に置き換わります。後期だけを見て「英語はそこまで重要じゃない」と判断するのは危険です。多くの受験生が最初に挑むのは前期日程だからです。

高橋

高橋後期は募集人員も37人って少なかったですよね。前期で決めるつもりで対策した方がよさそうですね。
松田塾長その感覚は正しいです。次は、実際にどんな問題が出るのか、大問構成を見ていきましょう。

松田塾長

大問構成・出題形式はどうなっている?

高橋

高橋具体的にどんな問題が出るんですか?リスニングとか英作文とかもあるんですか?
松田塾長令和8年度一般選抜(前期日程)の英語試験問題を確認すると、試験時間は12時30分から14時00分までの90分、問題用紙は16ページです。大問は3題構成で、すべて読解を軸にした出題になっています。リスニングはなく、独立した自由英作文や和文英訳の大問もありません。

松田塾長

北海道大学 前期日程 個別学力検査(英語)の大問構成の図解

高橋

高橋読解だけで3題って、かなり読む量が多そうですね……。
松田塾長その通りで、90分の中でかなりの英文量を処理する必要があります。大問1と大問2はどちらも長文読解で、空所補充(記号選択)、下線部和訳、内容一致選択(複数選択を含む)が組み合わさった構成です。大問3は会話文を読んで、その内容をまとめた要約文の空所に適切な語句を補充する形式になっています。

松田塾長

大問 形式 主な設問
大問1 長文読解 空所補充・下線部和訳・内容一致選択
大問2 長文読解 空所補充・下線部和訳・内容一致選択(複数選択あり)
大問3 会話文+要約文 会話内容を踏まえた要約文の空所補充
高橋

高橋記号選択と和訳が両方あるんですね。マーク式だけじゃないのが北大らしいというか……。
松田塾長そうですね。客観式と記述式が1つの大問の中に混在しているのが北大文学部の英語の特徴です。選択肢を選ぶだけでなく、下線部を自然な日本語に訳す力も必要になります。この構成を踏まえたうえで、次はどんな文法・語彙の力が問われやすいのかを整理していきましょう。

松田塾長

頻出テーマ・つまずきやすいポイントは?

高橋

高橋長文がメインって分かったんですが、文法とか単語ではどんなところでつまずきやすいんですか?
松田塾長大問1・大問2の空所補充は、単純な単語の暗記だけでは対応できません。前後の文脈から「この位置にはどんな意味の表現が入るか」を論理的に判断する力が問われます。例えば、ある英文の空欄に動詞句を入れる問題では、直後の前置詞や目的語との組み合わせまで見て判断する必要があり、イディオムを形だけ覚えていると選択肢を絞りきれません。

松田塾長

高橋

高橋なるほど、単語帳の意味を丸暗記してるだけだと厳しいってことですね。
松田塾長その通りです。それから下線部和訳では、関係詞節や分詞構文、挿入構文が絡んだ長めの一文が出題される傾向があります。文の構造を正確に把握しないまま雰囲気で訳すと、減点が重なりやすいポイントです。もう一つ、大問3の要約文の空所補充では、会話の中で使われた表現を、要約文の中では別の語句に言い換えて答える必要があります。本文中の単語をそのまま探すのではなく、同じ内容を別の表現で言い換える力が求められるので、ここでつまずく受験生が多いです。

松田塾長

つまずきやすいポイント3つ

– 空所補充: イディオムを形だけで覚えていて、文脈判断ができない

– 下線部和訳: 関係詞・分詞構文が絡む一文の構造を正確に取れない

– 要約文の空所補充: 本文の表現をそのまま探し、言い換え(パラフレーズ)に気づけない

高橋

高橋どれも単語を知ってるだけじゃダメっていうのが共通してますね。
松田塾長そうなんです。読める英文の量を増やすことと同じくらい、構造を正確に把握する精読の練習が効いてきます。では次は、大問ごとにどう解いていけばいいか、もう少し具体的な手順を見ていきましょう。

松田塾長

大問ごとの解き方のプロセス

高橋

高橋実際に問題を解くとき、どういう順番で考えればいいんですか?
松田塾長大問1・大問2のような長文読解では、まず設問に目を通してから本文を読み始めるのがおすすめです。特に内容一致問題は、本文のどの段落に対応するかを探しながら読むと効率が上がります。空所補充の設問は、空欄の前後だけでなく、段落全体の論の流れをつかんでから選択肢を検討してください。選択肢の中には、文法的には入りそうでも文脈上の意味がずれているものが混ざっていることが多いからです。

松田塾長

高橋

高橋下線部和訳はどう進めればいいですか?
松田塾長まず主語と動詞を見つけて文の骨格を確定させること。そのうえで、関係詞がどの名詞を修飾しているか、分詞構文がどこにかかっているかを一つずつ確認します。いきなり頭から日本語に置き換えようとすると、修飾関係を取り違えやすいので、構造を図解するくらいの意識で一度分解してから訳すのがコツです。

松田塾長

高橋

高橋会話文の要約問題は?
松田塾長要約文を先に読んで、どんな話の流れを埋めようとしているかを把握してから会話文を読むと、どこに注目すればいいかが見えやすくなります。会話の中の具体的なやり取りを、要約文では抽象化した表現に言い換えていることが多いので、「本文のこの発言が、要約文のこの空欄に対応している」という対応関係を意識して探してください。

松田塾長

steps
  1. 設問に先に目を通し、何を問われているかを把握する
  2. 内容一致・空所補充は、対応する段落を探しながら読む
  3. 下線部和訳は主語・動詞を確定し、修飾関係を分解してから訳す
  4. 要約文の空所補充は、要約文を先に読んでから本文の対応箇所を探す
  5. 時間配分を意識し、大問3題を90分でバランスよく解き切る
高橋

高橋プロセスを分解すると、やることがはっきりしますね。じゃあ実際どのくらい取れれば合格ラインに乗るのか、気になります。
松田塾長いいところに気づきましたね。次はボーダーラインの話をしましょう。

松田塾長

配点・ボーダーシミュレーター|英語で何割取れば合格ラインに乗るか

高橋

高橋結局、英語を含めて何割取れれば合格できるんですか?
松田塾長令和8年度一般選抜の結果を見てみましょう。前期日程の文学部は、合格者の総合点最高点が673.55点、総合点最低点が566.45点でした。配点合計765点に対しての割合で見ると、合格最低点はおよそ74.0%です。平均点は597.79点で、割合にするとおよそ78.1%になります。

松田塾長

高橋

高橋74%かあ……。思ったより高く感じます。
松田塾長そうですね、国公立の文系学部としては標準的な水準ですが、油断できるラインではありません。ここで大事なのは、765点のうち英語だけで何点取ればいいかという考え方ではなく、国語・地歴または数学・英語という個別試験の3本柱をバランスよく積み上げるという発想です。英語だけ突出していても、他の科目で大きく失点すれば74%には届きません。

松田塾長

steps
  1. まず共通テスト315点のうち、自分が安定して取れる得点を見積もる
  2. 個別学力検査等450点(国語150・地歴または数学150・英語150)の目標配分を決める
  3. 合計765点のうち74%、およそ566点を最低ラインとして逆算する
  4. 英語210点のうち、個別150点でどれだけ上積みできるかを定期的に確認する
  5. 模試や過去問演習で、現在の合計点が566点ラインにどれだけ近いかをチェックする
高橋

高橋後期日程はどうなんですか?
松田塾長後期日程は配点合計515点に対して、合格者の総合点最低点が375.65点でした。割合にするとおよそ72.9%です。後期は志願者314人に対して募集人員37人、倍率にして8.5倍という狭き門になっています。前期日程の倍率2.6倍と比べると、後期は格段に厳しい戦いになることが分かります。

松田塾長

日程 配点合計 合格最低点 合格最低点の割合 志願倍率
前期日程 765点 566.45点 約74.0% 2.6倍
後期日程 515点 375.65点 約72.9% 8.5倍
高橋

高橋後期は倍率が全然違いますね……。前期で決めるつもりで準備した方が安心そうです。
松田塾長大事なのは765点満点のうち何点取れたかという結果ではなく、今の自分が566点というラインにどれだけ近いのか、そして足りない分がどの科目にあるのかを把握することです。英語で210点のうちどこまで積み上げられそうか、現時点では見えていない人も多いと思います。

松田塾長

高橋

高橋正直、今の自分がどのくらいのラインにいるのか、全然イメージできてないです……。
松田塾長その感覚のまま闇雲に勉強を進めるより、一度現在地を確認してから対策を組み立てる方が効率的です。では、ここまでの数字を踏まえて、実際に何をどの順番で対策していけばいいか、具体的に見ていきましょう。

松田塾長

対策・攻略法|何を、どの順で、いつまでにやるべきか

高橋

高橋じゃあ結局、何から手をつければいいんですか?
松田塾長優先順位をつけて整理しましょう。まず土台になるのは語彙と構文の精読力です。大問1・2の空所補充も下線部和訳も、結局は文構造を正確に読めるかどうかに行き着きます。次に、内容一致問題への対応として、段落ごとに要点をつかみながら読むパラグラフリーディングの練習。最後に、大問3特有の「本文の表現を要約文の表現に言い換える」パラフレーズの練習、という順番がおすすめです。

松田塾長

対策の優先順位と目安時期

– 夏までに: 文構造を正確に取る精読力(関係詞・分詞構文・挿入構文)を固める

– 夏から秋にかけて: パラグラフリーディングで内容一致問題の正答率を上げる

– 秋から直前期: 会話文の要約問題でパラフレーズに慣れ、90分での時間配分を仕上げる

高橋

高橋精読が先なんですね。てっきり単語をたくさん覚える方が先かと思ってました。
松田塾長単語はもちろん必要ですが、北大文学部の英語は単語を知っているかどうかより、文の構造を正確に把握できるかどうかで差がつく出題です。単語暗記と並行して、1文ずつ丁寧に構造を分析する精読のトレーニングを早い時期から積んでおくと、下線部和訳でも内容一致でも効果が出やすくなります。

松田塾長

高橋

高橋具体的にどう進めればいいかは分かったんですけど、実際に自分がどこでつまずいてるのかって、正直よく分からないんですよね……。
松田塾長そこは多くの受験生が同じことを感じるポイントです。次に、よくある失敗パターンを紹介しますので、自分に当てはまるところがないか確認してみてください。

松田塾長

よくある失敗・注意点

高橋

高橋先輩たちがよくやってしまう失敗ってどんなものがあるんですか?
松田塾長いくつか典型的なパターンがあります。まず、単語帳の暗記ばかりに時間を使って、精読の練習を後回しにしてしまうケース。語彙力はあるのに、いざ長めの一文の構造を分解しようとすると止まってしまう受験生は少なくありません。

松田塾長

定期テストの得点と模試の得点のギャップに注意

学校の定期テストでは範囲が決まっているため高得点が取れていても、模試や過去問のような初見の長文になると点数が落ち込むケースがあります。定期テストの得点だけを基準に「自分は英語が得意」と判断するのは危険です。初見の英文でどれだけ正確に読めるかを、模試や過去問演習で定期的に確認しましょう。

高橋

高橋他にはどんな失敗がありますか?
松田塾長もう一つ多いのが、後期日程の存在を理由に、前期の個別試験対策を後回しにしてしまうケースです。後期は個別試験が小論文に変わるので、「英語の個別対策は前期だけ頑張ればいい」と考えがちですが、実際には多くの受験生が前期日程を主戦場にします。後期の倍率8.5倍という数字からも分かる通り、後期だけに頼る計画はリスクが高いです。

松田塾長

基礎固めの時期を逃すと直前期に苦しくなる

長文読解中心の出題に慣れようとして、いきなり過去問演習から始めてしまう受験生もいますが、文構造の基礎が固まっていない状態で過去問を解いても、間違えた原因が特定しにくくなります。基礎固めの時期を逃すと、直前期になって一から文法・構文の学び直しをする羽目になり、時間が足りなくなりがちです。

高橋

高橋どっちも、後回しにしたことのツケが直前期に回ってくるパターンですね。
松田塾長その通りです。では、ここまでの内容を踏まえて、自分自身がどのタイプに当てはまりそうか、チェックしてみましょう。

松田塾長

自己診断セルフチェック|あなたはどのタイプ?

高橋

高橋自分の場合はどうなんだろう……。何を基準に考えればいいですか?
松田塾長以下の項目のうち、当てはまるものがないか確認してみてください。

松田塾長

セルフチェックリスト

– 単語の意味は分かるのに、長文になると一文の構造がつかめなくなる

– 内容一致問題で、本文のどこに根拠があるか探すのに時間がかかりすぎる

– 下線部和訳で、関係詞や分詞構文が絡むと急に訳が崩れる

– 会話文の要約問題で、本文の表現をそのまま探してしまい、言い換えに気づけない

– 模試では時間が足りず、大問3題を最後まで解き切れたことがない

高橋

高橋自分、下線部和訳のところ当てはまるかもしれません……。あと時間が全然足りなくなるのも。
松田塾長正直に言うと、同じ「長文で点が伸びない」という悩みでも、原因は人によって本当にバラバラなんです。単語力が足りない人、構造把握が甘い人、読めてはいるのに設問処理に時間がかかりすぎる人。原因が違えば、優先してやるべき対策も変わってきます。自分一人で原因を特定するのは、実はかなり難しいことなんですよ。

松田塾長

高橋

高橋確かに、自分じゃどこが本当の弱点なのか、はっきり分からないです。
松田塾長そう感じたら、一度現在の英語力を客観的に確認してみるのも一つの方法です。次は、ここまでの話を整理して、基本情報としてまとめておきましょう。

松田塾長

北海道大学文学部 入試情報まとめ

高橋

高橋ここまでの情報、一旦まとめてもらえますか?
松田塾長もちろんです。表にまとめておきますね。

松田塾長

項目 内容
大学名 北海道大学
学部 文学部(人文科学科)
前期配点合計 765点(共通テスト315点+個別学力検査等450点)
後期配点合計 515点(共通テスト315点+小論文200点)
英語配点(前期) 210点(共通60点+個別150点)、比率約27%
英語配点(後期) 80点(共通テストのみ)、比率約16%
前期日程倍率(令和8年度) 志願倍率2.6倍、実質倍率2.6倍
後期日程倍率(令和8年度) 志願倍率8.5倍、実質倍率3.1倍
合格最低点(前期・令和8年度) 566.45点/765点(約74.0%)
合格最低点(後期・令和8年度) 375.65点/515点(約72.9%)
試験時間(前期・英語) 90分(12時30分〜14時00分)
公式サイト https://www.hokudai.ac.jp/admission/
高橋

高橋こうして見ると、前期と後期で全然違う入試だっていうのがよく分かります。
松田塾長その通りです。では最後に、同じように英語の配点が大きい他大学の文学部とも比べてみましょう。

松田塾長

類似する大学・学部との比較

高橋

高橋他の大学の文学部とも比べてみたいです。北大文学部って、どのくらい特殊なんですか?
松田塾長同じ国公立大学の文学部でも、英語の配点や試験形式はかなり違います。いくつか比較してみましょう。

松田塾長

大学・学部 英語配点の特徴 リンク
北海道大学文学部(本記事) 前期210点(国語と同点で最大配点) /exam/57
北海道大学教育学部 前期後期で対策が一変する構成 北海道大学教育学部
東北大学文学部 記述式中心の個別試験が特徴 東北大学文学部
大阪大学文学部 英語配点200点、国語と並ぶ最大配点 大阪大学文学部
名古屋大学文学部 英語配点600点、国語と並ぶ最大配点 名古屋大学文学部
高橋

高橋同じ「国語と並んで最大配点」でも、大学によって点数の規模が全然違うんですね。
松田塾長そうなんです。配点の「点数」そのものより、その大学の総点に占める英語の比率で比べる方が実感に近いです。北大文学部の場合、前期は英語が全体の約27%を占めるので、英語を苦手なままにしておくと、他の科目でかなり挽回しないと厳しくなります。

松田塾長

高橋

高橋じゃあ最後に、みんなが気になりそうな質問をいくつか聞いてもいいですか?
松田塾長もちろんです。よくある質問をまとめておきましょう。

松田塾長

よくある質問

高橋

高橋まず、文学部の英語って他の学部と共通の問題なんですか?
松田塾長令和8年度一般選抜(前期日程)の英語試験問題を見る限り、試験時間や大問構成は前期日程を受ける文系の学部で共通の形式になっています。ただし配点の重み付けは学部ごとに異なるので、北大文学部を受けるなら文学部の配点(英語210点)を基準に考えてください。

松田塾長

高橋

高橋リスニングの対策は必要ですか?
松田塾長個別学力検査等にリスニングはありませんが、共通テストの外国語にはリスニングの成績が含まれます。共通テストの60点のうち一定の比重を占めるので、対策自体は必要です。ただし配点全体で見ると、個別試験の150点(読解・和訳が中心)の方が合否への影響は大きくなります。

松田塾長

高橋

高橋後期日程を受けるメリットはありますか?
松田塾長後期日程は個別試験が小論文に置き換わるので、英語の個別試験が苦手な人にとっては選択肢になり得ます。ただし募集人員が37人と少なく、倍率も8.5倍と高いので、後期だけを頼りにする計画はおすすめしません。前期で合格できる実力をつけたうえで、後期は保険として考えるのが現実的です。

松田塾長

高橋

高橋文学部の中で、コースによって入試の内容は変わりますか?
松田塾長北大文学部は人文科学科という1つの学科に、哲学・文化学、歴史学・人類学、言語・文学、人間科学という4つのコースがありますが、入試の時点ではコースを分けて募集しているわけではありません。どのコースに関心があっても、まずは共通の配点・出題形式で合格を目指すことになります。

松田塾長

松田塾長ここまで、北海道大学文学部の配点と対策の優先順位をお伝えしてきました。英語は前期で210点、国語と並んで最大配点だということ、そして個別試験の長文読解・下線部和訳・要約問題という出題の骨格は、もう整理できましたね。

松田塾長

高橋

高橋はい、だいぶイメージが掴めました。ただ、正直まだ「自分が何からやればいいか」までは、はっきり見えてないかもしれません……。
松田塾長その感覚は自然なことです。ここまでお話ししたのは、あくまで北大文学部という入試全体の共通の対策です。実際に何から手をつけるべきかは、一人ひとり違います。同じ「長文で点が伸びない」という悩みでも、単語力が足りない人、文構造の把握が甘い人、読めてはいるのに設問処理に時間がかかりすぎる人と、原因はさまざまです。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わってきます。

松田塾長

高橋

高橋原因を間違えたまま勉強しちゃうと、もったいないですよね。
松田塾長そうなんです。受験で一番もったいないのは、勉強していないことよりも、優先順位を間違えたまま数カ月が過ぎてしまうことです。闇雲に単語帳を増やしたり、過去問を解きっぱなしにしたりするより先に、今どこで点を落としているのかをはっきりさせる方が、結果的に近道になります。英語進学塾リオンでは、現在の英語力と北大文学部という志望校を踏まえながら、何を・どの順番で改善すべきかを一緒に整理しています。まずは話を聞いてから判断していただいて構いませんので、気になる方は一度確認してみてください。

松田塾長

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参考リンク

Q. 文学部の英語って他の学部と共通の問題なんですか?

令和8年度一般選抜(前期日程)の英語試験問題を見る限り、試験時間や大問構成は前期日程を受ける文系の学部で共通の形式になっています。ただし配点の重み付けは学部ごとに異なるので、北大文学部を受けるなら文学部の配点(英語210点)を基準に考えてください。

Q. リスニングの対策は必要ですか?

個別学力検査等にリスニングはありませんが、共通テストの外国語にはリスニングの成績が含まれます。共通テストの60点のうち一定の比重を占めるので、対策自体は必要です。ただし配点全体で見ると、個別試験の150点(読解・和訳が中心)の方が合否への影響は大きくなります。

Q. 後期日程を受けるメリットはありますか?

後期日程は個別試験が小論文に置き換わるので、英語の個別試験が苦手な人にとっては選択肢になり得ます。ただし募集人員が37人と少なく、倍率も8.5倍と高いので、後期だけを頼りにする計画はおすすめしません。前期で合格できる実力をつけたうえで、後期は保険として考えるのが現実的です。

Q. 文学部の中で、コースによって入試の内容は変わりますか?

北大文学部は人文科学科という1つの学科に、哲学・文化学、歴史学・人類学、言語・文学、人間科学という4つのコースがありますが、入試の時点ではコースを分けて募集しているわけではありません。どのコースに関心があっても、まずは共通の配点・出題形式で合格を目指すことになります。

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