高橋先生、高3の10月になって、共通テスト模試の案内がいくつも届きました。「共通テスト 模試 英語」で調べても、模試の名前と日付が並ぶだけで、どれをいつ受ければ英語の対策につながるのか分かりません。それに、前に受けた模試は、成績表の「E判定」を見て落ち込んで、そのまま見なくなってしまいました……。
松田塾長判定を見て終わりにしてしまう、返却を待っているうちに解いたときの記憶が薄れる、英語の失点の原因が分からない。そんな状態で2026年の秋を迎えたあなたへ。模試は、受けた回数ではなく、受けたあとに何を直したかで、本番の点につながります。そして、この悩みはとても多いです!

高橋受けたあとに何を直したか、ですか。この記事を読むと、何が決まりますか?
松田塾長3つが決まります。いつ受けるか、返ってきた結果をどの順番で読むか、間違いをどう直すか。日付は、2026年度の模試の公式案内で確認できたものを、年度つきで載せます。本番は、大学入試センターの発表で、2027年1月16日(土)と17日(日)です。確認できなかった項目は、書かずに「案内で確認してください」とお伝えします。

この記事で分かること
– 2026年度の共通テスト模試の日程と形式(確認できた範囲)と、結果が本番の何日前に出るか
– 2026年10月から2027年1月までに、模試をいつ受けるかの目安(筆者の目安)
– 成績表を見る順番と、判定を読む前の確認項目
– 英語のリーディングとリスニングを別々に読む方法と、間違いの3分類・直す順番
– 結果が悪いときに間に合うかへの条件つきの答えと、タイプ別の次の一手
高橋英語の構成や時間配分、参考書や勉強の順番は、別の記事で読めますか?
松田塾長がYouTubeで対談しました|動画で見る
共通テスト 英語 対策の現状|2027年1月16日の本番と、2026年度の模試の日程
高橋まず、本番までの日数と、英語の形を教えてください。
松田塾長大学入試センターの発表では、本試験は2027年1月16日(土)・17日(日)、追・再試験は2027年1月23日(土)・24日(日)です。2026年10月9日から1月16日までは99日(計算値)です。英語は第1日の16日で、リーディングが80分で100点、リスニングが60分(うち解答時間30分)で100点。時間割は、国語が13時00分から14時30分、リーディングが15時20分から16時40分、リスニングが17時20分から18時20分です(令和9年度の実施要項)。大問ごとの配点と時間配分は、
共通テスト 英語 対策の構成・配点・時間配分で扱っています。

高橋模試の日程は、どうなっていますか?
松田塾長全国規模で実施されている大手の模試のうち、2つの公式案内で2026年度の日程を確認しました。この記事では主催者の名前は出さず、AとBとします。対象は高3生・高卒生で、2026年10月9日に取得した公式の日程表です。確認できた2つだけで、すべての模試ではありません。Aは10月以降に実施する第3回とプレ共通テストを載せています(春から夏の第1回・第2回は、実施も結果の日付も終わっているため省きました)。Bは、実施と結果の日付が終わっている第1回も、並べて見られるように載せました。

| 模試 |
受け方と実施日 |
結果の日付 |
本番まで(計算値) |
| A 第3回 共通テスト模試 |
会場 2026年10月18日(日) |
成績公開日 11月16日(月) |
本番の61日前 |
| A 第3回 共通テスト模試 |
自宅(Web形式) 11月7日(土)・8日(日) |
成績公開日 11月24日(火) |
本番の53日前 |
| A プレ共通テスト |
会場 11月15日(日) |
成績公開日 12月17日(木) |
本番の30日前 |
| A プレ共通テスト |
自宅(Web形式) 12月12日(土)・13日(日) |
成績公開日 12月28日(月) |
本番の19日前 |
| B 第1回 共通テスト入試プレ |
基本実施日 2026年8月2日(日) |
成績表発送日 9月24日(木) |
本番の114日前 |
| B 第2回 共通テスト入試プレ |
基本実施日 11月22日(日) |
成績表発送日 12月22日(火) |
本番の25日前 |

高橋結果の日付を見ると、本番にかなり近い模試もありますね。
松田塾長そこが大事なところです。12月12日(土)・13日(日)に自宅で受ける模試は、結果が2026年12月28日(月)で、本番の19日前です。この日付を知らずに申し込むと、返却を待ってから復習を始めた時点で、残りが3週間を切ります。模試は、実施日だけでなく、結果の日付まで見て選ぶものです。

高橋日付の見方で、ほかに気をつけることはありますか?
松田塾長3つあります。1つ目は、日付が主催者ごとに違うこと。2つ目は、結果の日付の意味が違うことで、Aは成績公開日、Bは成績表の発送日です。手元に届く日と同じとは限りません。3つ目は、会場によって実施日が異なる場合があると、どちらの案内にも書かれていることです。申込の締切、受験料、会場は、表に載せていません。申し込む前に、主催者の案内で確認してください。

高橋模試の形式や、判定の出し方も違うんでしょうか。
松田塾長違いがあります。Aは、会場受験と自宅受験があり、自宅受験はWeb上で問題を見て、Web上で解答を入力する形式と案内しています。Bは、リスニング用のICプレーヤーを含めて、内容と形式を共通テストに準拠させると案内しています。判定も、Aは「共通テスト評価」と「二次・一般評価」を分けて示す説明があり、Bは第2回の判定が共通テスト利用入試のみ、という説明です。判定(A〜Eなどの記号)の基準は、模試ごとに違います。ほかの模試の判定と並べて、一喜一憂するのは避けてください。

共通テスト 模試 英語で点が伸びない課題|判定で終わる・返却を待つ・英語を合計で見る
高橋模試を受けても点が伸びない人は、どこでつまずいているんでしょうか。
松田塾長つまずき方は、大きく4つの型に分けると整理しやすいです(筆者の整理で、統計ではありません)。数字で確かめられるものは、公式の発表や、先ほどの日付で確かめます。

| つまずきの型 |
起きること |
確認できること |
| 判定の記号だけで終わる |
点数の中身が分からず、直す所が決まらない |
本番の平均点は、2027年1月20日(水)(予定)の中間発表まで分からない(実施要項)。そのため、模試の判定は、本番の結果を知らない時期の目安 |
| 返却を待ってから復習を始める |
解いたときの記憶が薄れ、直しが短い期間に集中する |
実施初日から結果の日付まで、表の10月から12月の模試で16日から32日(計算値) |
| 英語を合計点で見る |
リーディングとリスニングの原因が混ざる |
英語の成績は、大学へリーディング・リスニング別の得点で提供される。試験時間と配点も別(実施要項) |
| 本番と違う時刻の練習だけを重ねる |
英語が午後の遅い時間に来る疲れ方を、体験しないまま当日を迎える |
英語は第1日の15時20分と17時20分から(実施要項) |
高橋4つ目は、考えたことがありませんでした。英語は、いつ始まるのかまで見ていませんでした。
松田塾長国語が14時30分に終わって、リーディングの15時20分まで50分、リーディングが16時40分に終わって、リスニングの17時20分まで40分です。この50分と40分は、実施要項の時刻から出した計算値です。英語は、朝から続く長い1日の後半に来るので、英語だけを単独で解く練習では、本番の疲れ方までは再現できません。

模試の使い方セルフチェック(筆者の目安)
– 日程 ― 結果の日付が本番の何日前かを、申し込む前に確認している
– 返却まで ― 結果が返るまでに、自己採点と間違いの分類を終えている
– 見る順番 ― 判定より先に、得点・平均点との差・失点した設問を見ている
– 英語 ― リーディングとリスニングを、別々に見ている
– 直す所 ― 直す問題を、何問に絞るか決めている
– 時間割 ― 本番の英語の開始時刻で、通しの練習をしたことがある
高橋当てはまるのが、半分もありません(笑)。
松田塾長多くの人が、そうです。この記事を読み終えたときに、全部にチェックが入る状態を目指しましょう。その前に、1つ整理させてください。「共通テスト 模試 過去問」と調べると、模試の問題と公式の過去問が混ざって出てきます。

| 比べる点 |
公式の過去問(大学入試センター) |
模試の問題(主催者が作成) |
| 作成者 |
大学入試センター |
模試の主催者 |
| 入手先 |
大学入試センターのサイト。過去3年分の本試験と追・再試験の問題・正解 |
主催者の案内で確認する |
| 正答率などのデータ |
令和8年度の本試験は、設問別得点率及び正答率表を公開 |
成績表に載る項目は、模試ごとに違う |
| 主な使い方 |
本番と同じ形式と時間での通し練習 |
自分の位置の点検と、受けた集団での位置の確認 |
高橋公式の過去問の使い方は、どこで読めますか?
松田塾長共通テスト過去問の使い方と解説の探し方にまとめています。この記事では、模試の問題と公式の過去問は作った人が違う、という点だけ押さえてください。
どちらの問題かを、ノートに書いておくだけで、復習のときに混ざりません。

共通テスト 模試 英語はいつ受ける?|2026年10月から2027年1月までの受け方
高橋結局、いつ受けるのがいいんでしょうか。
松田塾長受ける時期に、公式の決まりはありません。ここから先は、私の目安です。考え方は1つで、1回ごとに、直すところまで終えられる間隔をあけて受けることです。受ける回数に正解はありません。志望校、科目、学校や部活の予定で変わります。Aは第3回を「夏休み以降の学習内容の総点検」、プレ共通テストを「直前期の学習点検」と位置づけて案内しています。この位置づけを参考に、時期を3つに分けました。

| 時期 |
目的 |
2026年度に確認できた模試の日付 |
その時期にやること |
| 2026年10月 |
自分の位置を知る |
A 第3回 会場 10月18日(日) |
点数より、間違いを3つに分ける型をつくる |
| 2026年11月 |
直しの確認 |
A 第3回 自宅 11月7日(土)・8日(日)、A プレ 会場 11月15日(日)、B 第2回 11月22日(日) |
前回の直しが終わったかを見る。同じ種類の失点が減ったかを確かめる |
| 2026年12月 |
本番の時間割での通し |
A プレ 自宅 12月12日(土)・13日(日) |
本番の英語の開始時刻に合わせて解く。結果を待たず、当日と翌日に自己採点と分類を終える |
| 2027年1月上旬 |
絞る |
確認できた模試はなし |
新しい模試を増やさず、間違いノートの直す所に絞る |
高橋11月は、複数の模試が並んでいますが、全部受けるものですか?
松田塾長全部受ける必要はありません。同じ週に2回受けると、1回目の直しが終わる前に次が来ます。たとえば、A 第3回(会場)の結果が11月16日(月)なら、その前に自己採点と分類を終えて、直す順番を決めておく。その直しの確認として、11月下旬の模試を使う。そういう間隔の取り方を勧めます。

高橋申し込む前に、確認することを教えてください。
申し込む前に、主催者の案内で確認する8項目(コピーして使えます)
– 実施日と申込の締切 ― 年度が書かれているかも見る
– 受け方 ― 会場、自宅、学校のどれか
– 英語の受け方 ― リーディングとリスニングの両方を受ける模試か、ICプレーヤーを使うか
– 当日の時間割 ― 開始の時刻、休憩、科目の順番
– 結果の返却時期と方法 ― 日付が、公開日なのか発送日なのか。郵送、Web、学校経由など
– 志望校の登録 ― 判定に使う志望校を、いつまでに、いくつ登録できるか
– 解答の公開時期 ― 自己採点に使う解答が、当日に出るのか、後日なのか
– 受験料と、欠席した場合の扱い ― 金額は、主催者の案内で確認する
高橋時間割が、本番と違う模試もありますよね。
松田塾長会場で受ける模試は、主催者の時間割に従ってください。そのうえで、本番との違いは、別の日に自分で補います。たとえば、Aの自宅受験(Web形式)の案内には、設定された2日間から受験日を選べて、受験開始可能時間は9時30分から20時30分と書かれています。こうした形式なら、本番の英語の開始時刻に合わせて受けられるかを、主催者の案内で確かめてみる価値があります。合わせられない場合は、公式の過去問を使って、リーディングを15時20分に始める日をつくります。

高橋高1・高2や浪人生は、どう考えればいいですか?
松田塾長高1・高2は、学年向けの共通テスト対応の模試が別にあります。高3向けと同じ日程ではないので、対象の学年を主催者の案内で確認してください。浪人生は、前年の結果を成績表と答案で見直して、失点の種類を言葉にしてから受けると、1回目から使えます。勉強の順番は、
共通テスト 英語 対策の勉強法・参考書で、学年別に書いています。

共通テスト 模試 結果の読み方|返却されたら、判定の前に見る順番

高橋成績表が届いたら、どこから見ればいいですか?
松田塾長図の順番で見てください。得点、平均点との差、失点した設問、集団の中での位置、判定の順で、判定は最後です。成績表の項目は、模試ごとに違うので、お手元の成績表の名称に読み替えてください。

| 見るもの |
分かること |
注意すること |
| 得点 |
英語は、リーディングとリスニングを別々に見る。本番の配点は、それぞれ100点(大学入試センター) |
模試の配点が本番と同じかは、主催者の案内で確認する |
| 平均点との差 |
同じ得点でも、平均点が違えば意味が変わる |
平均点が、どんな受験者の平均かを確認する |
| 失点した設問 |
どの設問で落としたか。設問ごとの正答率が載っていれば、「多くの人が取れた問題を落としたか」も分かる |
成績表の項目は、模試ごとに違う |
| 集団の中での位置 |
受けた集団の中での位置(順位、段階など) |
別の模試や、別の時期のものとは、単純に比べない |
| 判定 |
志望校ごとの目安 |
次の確認項目を見てから読む |
高橋位置が上がったら、実力が上がったと言っていいんですか?
松田塾長同じ模試どうしでも、受けた人の層が変われば、位置は動きます。位置は、点数の中身を見たうえで、補助として使うのが安全です。私の見立てでは、位置の上下より、「どの設問で何点落としたか」が前回と変わったかを見るほうが、直す所が決まります。

高橋判定は、どう読めばいいですか。Eだったら、もうだめなんでしょうか。
松田塾長断定はできません。判定は、本番の結果を知らない時期の目安です。判定を見る前に、次の確認項目を見てください。

判定を見る前の6つの確認項目(コピーして使えます)
– 比べている集団 ― 受験者の人数、学年、現役生と浪人生の構成が、成績表や案内に書かれているか
– 判定の対象 ― 共通テストの得点だけで出ているのか、二次試験の配点も含んでいるのか
– 志望校の配点の使い方 ― 大学は、共通テストの成績を、それぞれの判断と創意工夫に基づいて利用する(実施要項)。科目と配点の換算は、志望校の募集要項で確認する
– 志望校の登録 ― 大学名、学部・学科、入試方式が、正しく登録されているか。登録できる数に制限があるか
– 受けた時期 ― 本番の何日前に受けた結果か
– 1回の結果か、流れか ― 複数回の結果を並べて、失点の種類が変わったかを見る
判定の読み方で、よくある失敗
– 判定の記号だけで、志望校を変える ― 登録した志望校、比べた集団、配点の使い方を確認してから決める
– 「A判定だから安心」と読む ― 失点の種類が残っていれば、本番でも同じ所で落とす可能性がある
– 「E判定だから無理」と読む ― 落とした理由が時間不足だけなら、知識不足とは直し方が違う。理由を分けてから決める
高橋英語の点数の中身は、どう見ればいいですか?
松田塾長英語は、リーディングとリスニングを別々に見てください。試験の形が違うので、原因も違うからです。

| 見る点 |
リーディング |
リスニング |
| 本番の長さと配点 |
80分・100点 |
60分(うち解答時間30分)・100点 |
| まず確認すること |
最後の大問まで、時間内に届いたか |
聞き取れなかったのか、聞き取れたのに選べなかったのか |
| 知識不足の場合 |
語彙、文法、文の形(構文)の穴 |
語彙の穴、音で聞いたときに分からない語 |
| 時間不足の場合 |
解く順番と、1つの大問にかける時間 |
聞きながら選択肢を読む作業が、間に合っているか |
| ケアレスミスの場合 |
設問の条件の読み落とし |
解答欄の番号の取り違え |
高橋たとえば、リーディングが62点、リスニングが41点だったら、どう読みますか?
松田塾長仮の例で考えます。実際の模試の結果ではありません。リスニングの点が低いから、リスニング対策をする、と決める前に、41点の失点を分けます。聞き取れなかった問題が多いのか、聞き取れたのに選択肢で迷ったのか、解答欄を間違えたのか。原因が「聞き取れない」なら、音声を聞き直す練習が要ります。大学入試センターは、令和8年度の本試験と追・再試験の問題音声(mp3)を公開しているので、聞き取れなかった所を、公式の音声で確かめるのも1つの方法です。

高橋リスニングの機器にも、慣れておいたほうがいいですか?
松田塾長大学入試センターのサイトに、ICプレーヤーの操作を体験できる操作ガイドがあります。ガイドの音声はサンプルで、実際の問題音声とは違うと書かれています。一度は触っておくと安心です。

共通テスト 英語 対策の復習|間違いを3つに分けて、返却日までに終わらせる

高橋復習するとき、全部の問題をやり直そうとして、途中で止まってしまいます。
松田塾長全部をやり直さなくて大丈夫です! 間違えた問題を、まず3つに分けます。知識不足、時間不足、ケアレスミスです。分けるには、時間を計らずに解き直す「解き直しテスト」を使います。

解き直しテストのやり方(筆者の方法)
– 手順 ― 時間を計らず、間違えた問題だけを、もう一度解く。解答は見ない
– 解けなかった ― 知識不足。語、文法、文の形のどれが分からないかを書く
– 解けたが、本番の時間では終わらなかった ― 時間不足
– 解けて、時間も足りていた ― ケアレスミス。落とした理由を一言で書く
– 正解でも根拠を説明できない問題 ― 「たまたま」の可能性があるので、別に印をつける
高橋3つに分けたあと、どれから直せばいいですか?
松田塾長優先順位は、私の見立てで次の順番です。

steps
- 知識不足の中で、何度も出る語や文法 ― 1つ直すと、ほかの問題にも関わるので、最初に直す
- 時間不足 ― 解く順番と、1つの大問にかける時間を決める。先に決めておかないと、本番で迷う
- ケアレスミス ― 型を書き出し、見直しの手順を決める。「気をつける」だけでは、同じ場所で落とす
- 根拠のない正解 ― 余裕があれば、根拠を説明できるようにする
高橋3つの割合を、数字で出すと分かりやすいですか?
松田塾長数えてみるのは、いいことです! ただ、その数字は、あなたの答案から出した「あなたの割合」です。「ふつうは知識不足が何割」といった一般的な割合は、この記事では示しません。図の3分類と直す順番も、筆者の整理で、統計ではありません。

高橋1回の模試を受けたあとは、どう動けばいいですか?
松田塾長1回ごとの流れを、手順にしました。これも筆者の目安です。

steps
- 受けた当日 ― 自己採点をする。解答が出る時期は、案内で確認しておく
- 翌日まで ― 間違いを「知識不足・時間不足・ケアレスミス」に分けて、ノートに書く
- 返却日まで ― 分類をもとに、直す順番を決めて、短い範囲から直し始める
- 返却されたら ― 成績表で、点数の中身と、自分の分類にずれがないかを確認する
- 次の模試の前 ― 前回の間違いが直ったかを、同じ種類の問題で確かめる
高橋知識不足の中でも、単語は知っているのに、文になると意味が取れない問題が多いんです。
松田塾長知識不足の中でも、単語が足りないのか、文法を覚えているのに文の中で使われると見分けられないのかで、直し方が変わります。後者は、復習のときに「この文法は知っていた」と思ってしまい、見過ごされやすい失点です。

高橋自分で分けてみたんですが、これで合っているのか、自信がありません。
松田塾長そこで止まる人もいます。解き直しテストで「解けなかった」と分かっても、その理由が語なのか、文の形なのか、読む順番なのかは、答案だけでは分かりにくいことがあります。同じ「リーディングが低い」でも、原因が違えば、直す順番が変わります。分類が合っているかは、答案を見ながら確かめたほうが早いです。

共通テスト 英語 対策の直前期|模試を増やさず、直す所に絞る
高橋本番が近づいたら、模試をたくさん受けたほうがいいんでしょうか。
松田塾長私の見立てでは、直前期ほど、新しい問題を増やすより、間違いノートを絞るほうが、点につながりやすいです。2026年度に確認できた模試の中で、結果がいちばん本番に近いのは、12月28日(月)で、本番の19日前でした。ここから新しい模試を重ねても、直す時間が残りません。直前期は「増やす」より「絞る」と考えてください。

steps
- 分類した間違いを、種類別に1冊(または1枚)にまとめる
- 同じ種類で2回以上間違えたものに、印をつける
- 印のあるものだけを、直前期に見返す
- 見返して直ったものは、印を消す
- 本番の1週前に残った印の数を数えて、直前に見返す枚数を決める
高橋見返すものを、何にまとめておけばいいですか?
松田塾長1枚のチェックシートにしておくと、直前に見返せます。

直前期の英語チェックシート(コピーして使えます)
– リーディング ― 最後の大問まで読み切るための、自分の解く順番と、大問ごとの目標時間
– 語彙と文法 ― 2回以上間違えたものを、種類別に。直前に見返せる量に絞る
– リスニング ― 聞き取れなかった音と語。公式の問題音声を聞き直した日
– ケアレスミス ― 自分の型と、見直しの手順(線を引く、番号を指さすなど)
– 本番の時間割 ― 自分の科目の組み合わせで書き直した1枚。国語、英語リーディング、英語リスニングの開始時刻
共通テスト模試で、よくある失敗
– 返却を待ってから、復習を始める ― 解いた日の記憶が薄れる。返却日までに、自己採点と分類を終える
– 判定の記号で、志望校や勉強量を決める ― 比べた集団、配点の使い方、志望校の登録を確認してから決める
– 復習で、全問を解き直そうとして止まる ― 3つに分け、直す順番を決めて、絞る
– 本番と違う時刻の通し練習だけを繰り返す ― 英語は、第1日の15時20分と17時20分から始まる。1度は、その時刻で解く
– 模試の問題と公式の過去問を、区別せずに管理する ― 作成者が違う。どちらの問題かを、ノートに書いておく
高橋冬休みの使い方も、気になります。
模試の結果が悪くても間に合う?|条件つきの答えと、タイプ別の次の一手
高橋正直に聞きます。模試の結果が悪くても、本番までに間に合いますか?
松田塾長結果の点数だけでは、間に合うかどうかは決められません。模試の結果が悪い理由は、語彙が足りない、文の形が取れない、時間が足りない、聞き取れないと、人によって違うからです。次の模試に向けて、4つを確認してください。

次の模試までに確認する4つのこと(筆者の目安)
– 次の模試の結果が返る日 ― 本番の何日前かを数える。たとえば、A プレ共通テスト(自宅)の結果は12月28日(月)で、本番の19日前(計算値)
– 直す問題の数 ― 今回の失点のうち、次の模試までに直せる数に絞る。全部を直そうとしない
– 失点の原因 ― 語彙・文法、文の読み方、時間配分、設問の読み方、リスニングのどこで落としているか
– 続けられる形か ― 計画が数日で崩れないか。崩れたとき、自分で立て直せるか
高橋自分がどこで止まっているのか、整理して教えてください。
松田塾長タイプ別の表にしました。当てはまるものを、1つか2つ選んでください。

| タイプ |
当てはまる状態 |
次の一手(いつ・何を・どの順で) |
| A 判定を見て終わる |
返却後に、判定しか見ていない |
返却日に、得点、平均点との差、失点した設問の順に見る。当日中に、間違いを3つに分ける |
| B 時間が足りない |
英語リーディングで、最後の大問に届かない |
解き直しテストで時間不足を確かめ、解く順番と大問ごとの時間を決めて、時計を見て練習する |
| C リスニングで取りこぼす |
聞き取れないのか、選べないのかが分からない |
失点を「聞き取れなかった・選べなかった・解答欄の間違い」に分ける。公式の問題音声を聞き直す |
| D ケアレスミスが多い |
解き直すと解ける問題を落とす |
ミスの型を書き出し、見直しの手順を1つ決める |
| E 受ける模試を決められない |
日程が多くて選べない |
8項目を主催者の案内で確認し、結果の日付が本番の何日前かで選ぶ |
次の模試の前に、自分に聞く5つの質問(コピーして使えます)
– 前回の模試の間違いを、知識不足・時間不足・ケアレスミスに分けたか
– 分けた結果、いちばん多い型はどれか
– 次の模試までに直す問題は、何問に絞ったか
– 次に受ける模試の結果は、本番の何日前に返るか
– 結果の返却日までに、何を終えるか
高橋私は、AとBが当てはまりそうです。でも、時間不足なのか知識不足なのか、自分ではやっぱり決めきれません(笑)。
松田塾長そこで迷うのは、自然なことです! タイプは、答案の中身を見て初めて決まります。同じ「Bの時間が足りない」でも、語が分からなくて手が止まる人と、分かっているのに読む順番で時間を使う人がいます。前者は知識の穴を埋める話で、後者は解く順番の話です。ここは、記事だけでは決められません。

この記事の信頼性|解説・監修と数字の出典
高橋この記事の数字は、どこから持ってきているんですか?
松田塾長本番の日程・時間割・配点・平均点の発表予定は、大学入試センターの公式資料です。模試の日程と形式は、全国規模で実施されている大手の模試2つの公式案内です。そして、解説と監修は私が担当しています。

この記事の解説・監修
– 解説・監修 ― 松田貴盛(英語進学塾リオン塾長)
– 松田貴盛は、大手進学塾での英語講師として、20年にわたり若者の夢の実現をサポートしてきた。1998年に渡米し、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校の映像学科を卒業。著書に『読むだけでおもしろいくらい脳に残るイメージ英文法』がある
この記事の数字の出典(いずれも2026年10月9日に取得)
– 大学入試センター 令和9年度の実施期日(本試験2027年1月16日・17日、追・再試験1月23日・24日)
– 大学入試センター 令和9年度 大学入学共通テスト実施要項(時間割、平均点等の発表予定、英語のリーディング・リスニング別の得点、大学による成績の利用)
– 大学入試センター 令和9年度 出題教科・科目の出題方法等(英語の試験時間と配点)
– 大学入試センター 過去3年分の試験問題、令和8年度 試験情報データ(設問別得点率及び正答率表)、英語リスニングについて(ICプレーヤー操作ガイド・問題音声)
– 全国規模の大手の模試2つの2026年度の公式案内(日程、受け方、判定の説明)。主催者の名前は、この記事には載せていません
高橋計算した数字や、塾長の見立ては、どれなんですか?
松田塾長「99日」「本番の何日前」「実施から結果までの日数」「50分と40分」は、公表された日付や時刻から私が計算した値で、記事中に「計算値」と書いています。受ける時期の目安、解き直しテスト、直す順番、直前期のチェックシート、タイプ別の次の一手は、私の目安として書き分けています。模試の日程は、主催者の都合で変わることがあります。申し込む前に、必ず主催者の案内で確認してください。

共通テストの関連記事|英語対策・日程・科目・過去問・平均点
高橋英語の構成や、日程、科目のことも、もっと詳しく知りたいです。
松田塾長この記事は、模試の使い方に絞りました。気になることがあれば、次の記事を読んでみてください。

高橋ありがとうございます! 最後に、よくある疑問も聞いていいですか?
松田塾長もちろんです。検索でよく見られる質問に、順番に答えます。

よくある質問
高橋共通テスト 英語 対策として、模試はいつ受けるのがいいですか?
松田塾長本番は2027年1月16日(土)です。私の目安では、2026年10月に自分の位置を知る1回、11月に直しの確認、12月に本番の時間割での通しを入れます。2026年度は、10月18日(日)、11月7日(土)・8日(日)、11月15日(日)、11月22日(日)、12月12日(土)・13日(日)などの日程を、主催者の案内で確認できました。回数に正解はないので、1回ごとに直し終えられる間隔をとってください。

高橋共通テスト 模試の結果は、いつ返ってきますか?
松田塾長主催者によって違います。2026年度の10月から12月の模試では、実施初日から結果の日付まで、確認できた範囲で16日から32日(計算値)でした。成績公開日と成績表の発送日で、意味も違います。申し込む前に、案内で返却時期と返却方法を確認してください。

高橋共通テスト 模試 英語は、リーディングとリスニングの両方を受けますか?
松田塾長模試によって違うので、案内で確認してください。確認できた2つのうち、Bは、リスニング用のICプレーヤーを含めて、内容と形式を共通テストに準拠させると案内しています。本番の英語は、リーディングが80分で100点、リスニングが60分(うち解答時間30分)で100点で、結果も別々に見ます。

高橋共通テスト 模試の判定は、どう読めばいいですか?
松田塾長判定の基準は、模試ごとに違います。比べている集団、判定の対象(共通テストの得点だけか、二次試験も含むか)、志望校の登録、受けた時期を確認してから読んでください。本番の平均点は、2027年1月20日(水)(予定)の中間発表まで分からないので、判定は、本番の結果を知らない時期の目安です。

高橋模試の英語の復習は、何から始めればいいですか?
松田塾長返却を待たず、受けた当日に自己採点をして、翌日までに間違いを知識不足・時間不足・ケアレスミスに分けてください。分けるには、時間を計らずに解き直す方法が使えます。直す順番は、何度も出る語や文法の知識不足、時間不足、ケアレスミスの順です。

高橋共通テスト 模試の時間割は、本番と同じですか?
松田塾長模試によって違うので、案内で確認してください。本番は、第1日の2027年1月16日(土)が、国語13時00分、英語リーディング15時20分、リスニング17時20分からです(実施要項)。模試の時間割が違う場合は、公式の過去問を使って、本番の時間割を自分で再現する日をつくります。

高橋公式の過去問と、模試の問題は、何が違いますか?
松田塾長作った人が違います。公式の過去問は、大学入試センターが作った本番の問題で、過去3年分が公開されています。模試の問題は、主催者が作った問題で、本番の問題ではありません。復習のとき混ざらないように、どちらの問題かをノートに書いておいてください。

高橋模試の結果が悪いと、もう間に合いませんか?
松田塾長結果の点数だけでは、間に合うかどうかは決められません。次の模試の結果が返る日、直す問題の数、失点の原因、続けられる形の4つを確認してください。まず、失点を3つに分けて、いちばん多い型から直してください。自分で決め切れないときは、英語進学塾リオンの無料の個別学習相談を、外部生の方もお使いください。

では、あなたの模試の結果は、どこを直せば点になりますか
松田塾長ここまで、2026年度の模試の日程、結果を読む順番、復習のしかたを、お話ししてきました。分かったのは、10月から12月の模試で、結果の日付が本番の61日前から19日前まで違うこと、判定は本番の平均点を知らない時期の目安であること、英語はリーディングとリスニングを別々に見ること、そして、返却を待たずに間違いを分けると直す時間が増えることです。

高橋流れは分かりました。でも、自分の答案だと、どれが原因なのか、自信がありません。
松田塾長そこが、記事だけでは決められないところです。「リーディングが低い」という結果は同じでも、語彙が足りない人、文の形が取れない人、読めているのに設問で迷う人がいます。「リスニングが低い」も、音が聞き取れない人、聞き取れても意味に変えるのが遅い人、1語の聞き逃しで崩れる人がいます。症状が同じでも、直す場所が違うんです。

高橋原因を決めずに、模試をもう1回受けたら、どうなりますか?
松田塾長結果の日付が、本番に近づくだけです。受けた回数は増えても、直したものが増えないまま2027年1月16日を迎える。一番もったいないのは、この形です。勉強していないことより、方向がずれたまま続けることのほうが、取り返しにくいんです。

高橋逆に、原因が分かったら、どうなりますか?
松田塾長次の模試までに、何を何問直すかが決まります。そうなれば、次の模試は「自分の位置を知る日」から「直した所を確かめる日」に変わります。迷いが減って、1回ごとの模試が、積み上がる形になります。

高橋それを、一緒に決めてもらえるんでしょうか。
松田塾長英語進学塾リオンでは、リオンテストで英語の力を、文法・長文読解・リスニング・ライティングなどのセクションごとに診断します。結果をもとに、何を強化すべきかを明確にして、ワンオンワン面談で、生徒さんと保護者の方の希望を聞きながら、目標を決めます。相談では、模試の失点がどの種類か、次の模試までに直す問題、模試を受ける時期の組み立て、自分で回す部分と手を借りる部分を、お伝えします。

高橋共通テストの講座も、あるんでしょうか。
松田塾長2024年度の冬期講習では、共通テストのReading講座とListening講座を実施しました。2026年度の共通テスト向けの講座の内容は、この記事には載せません。必要な講座が人によって違うので、先に相談で状況をうかがってから、ご案内する形にしています。

高橋相談したら、入塾を勧められますか?
松田塾長外部生の個別学習相談は無料です。まず話を聞いて、判断していただいて構いません。模試の成績表や答案が手元にある場合も、ない場合も、まずはご相談ください。冬の講習(LION WINTER 2026-2027)は、私の完全1対1授業を軸にした、STANDARD(限定20名)、PREMIUM(限定5名)、ELITE(限定3名)の3コースで、内容は
冬期講習はいつから?短期と100日間・値段の見方にまとめました。料金や受けられる校舎は、無料の英語力診断・個別相談で個別にご案内します。電話は0120-241-261(月〜土 10時〜22時)です。

高橋柏・我孫子校は、柏市にあるんですか?
松田塾長教室があるのは、千葉県我孫子市です。拠点は3つで、住所と電話番号は表のとおりです。

| 校舎 |
所在地 |
電話番号 |
| 柏・我孫子校 |
千葉県我孫子市本町2-7-17 カメリア・7・ビル204号室(我孫子駅南口から徒歩1分) |
04-7128-8653 |
| 千葉校 |
千葉県千葉市中央区新町22-1 新町55ビル401(JR千葉駅南口から徒歩3分) |
043-216-5604 |
| オンライン校 |
全国対応 |
0120-241-261(受付は月〜土の10時〜22時) |
高橋まず、前回の模試の成績表を持って、相談してみます!
松田塾長それでいいと思います。直す問題を決めるところから、一緒に始めましょう。

参考リンク
Q. 共通テスト 英語 対策として、模試はいつ受けるのがいいですか?
本番は2027年1月16日(土)です。私の目安では、2026年10月に自分の位置を知る1回、11月に直しの確認、12月に本番の時間割での通しを入れます。2026年度は、10月18日(日)、11月7日(土)・8日(日)、11月15日(日)、11月22日(日)、12月12日(土)・13日(日)などの日程を、主催者の案内で確認できました。回数に正解はないので、1回ごとに直し終えられる間隔をとってください。
Q. 共通テスト 模試の結果は、いつ返ってきますか?
主催者によって違います。2026年度の10月から12月の模試では、実施初日から結果の日付まで、確認できた範囲で16日から32日(計算値)でした。成績公開日と成績表の発送日で、意味も違います。申し込む前に、案内で返却時期と返却方法を確認してください。
Q. 共通テスト 模試 英語は、リーディングとリスニングの両方を受けますか?
模試によって違うので、案内で確認してください。確認できた2つのうち、Bは、リスニング用のICプレーヤーを含めて、内容と形式を共通テストに準拠させると案内しています。本番の英語は、リーディングが80分で100点、リスニングが60分(うち解答時間30分)で100点で、結果も別々に見ます。
Q. 共通テスト 模試の判定は、どう読めばいいですか?
判定の基準は、模試ごとに違います。比べている集団、判定の対象(共通テストの得点だけか、二次試験も含むか)、志望校の登録、受けた時期を確認してから読んでください。本番の平均点は、2027年1月20日(水)(予定)の中間発表まで分からないので、判定は、本番の結果を知らない時期の目安です。
Q. 模試の英語の復習は、何から始めればいいですか?
返却を待たず、受けた当日に自己採点をして、翌日までに間違いを知識不足・時間不足・ケアレスミスに分けてください。分けるには、時間を計らずに解き直す方法が使えます。直す順番は、何度も出る語や文法の知識不足、時間不足、ケアレスミスの順です。
Q. 共通テスト 模試の時間割は、本番と同じですか?
模試によって違うので、案内で確認してください。本番は、第1日の2027年1月16日(土)が、国語13時00分、英語リーディング15時20分、リスニング17時20分からです(実施要項)。模試の時間割が違う場合は、公式の過去問を使って、本番の時間割を自分で再現する日をつくります。
Q. 公式の過去問と、模試の問題は、何が違いますか?
作った人が違います。公式の過去問は、大学入試センターが作った本番の問題で、過去3年分が公開されています。模試の問題は、主催者が作った問題で、本番の問題ではありません。復習のとき混ざらないように、どちらの問題かをノートに書いておいてください。
Q. 模試の結果が悪いと、もう間に合いませんか?
結果の点数だけでは、間に合うかどうかは決められません。次の模試の結果が返る日、直す問題の数、失点の原因、続けられる形の4つを確認してください。まず、失点を3つに分けて、いちばん多い型から直してください。自分で決め切れないときは、英語進学塾リオンの無料の個別学習相談を、外部生の方もお使いください。