京都大学総合人間学部(理系) 共通テスト英語が合否を決めない理由

京都大学 塾長コラム 大学別対策ページ

高橋

高橋松田塾長、京都大学の総合人間学部(理系)を受けようと思ってるんですけど、英語の配点ってどのくらいあるんですか?
松田塾長いきなり核心から聞いてきましたね(笑)。結論から言うと、二次試験(個別学力検査)の英語は150点です。総合人間学部理系の総点は825点なので、比率にすると18.2%くらいですね。

松田塾長

高橋

高橋825点満点で150点か…。数学200点・理科200点と比べると、ちょっと低い気もします。
松田塾長ここが総合人間学部理系のおもしろいところで、実は共通テストの英語はほとんど合否に影響しないんですよ。

松田塾長

高橋

高橋え、そうなんですか!? 共通テストの英語、結構頑張って対策してたんですけど…。
松田塾長京都大学が公表している入学者選抜要項には、こう書かれています。共通テストで課す*印の付いた教科の得点は、第1段階選抜のための得点対象とはしますが、学力検査等の最終的な総合点には算入しない、という趣旨の注記があるんです。英語にはこの*印が付いています。

松田塾長

高橋

高橋じゃあ最終的な合否を決める825点の中に、共通テストの英語は入らないってことですか?
松田塾長その通りです。最終的な825点の内訳は、二次試験の国語150点・数学200点・理科200点・外国語(英語)150点と、共通テストの地理歴史100点・情報25点。共通テストの英語(リーディング+リスニング)は、この合計には含まれません。だから英語の実力は、ほぼ二次試験の150点だけで評価されると考えていいんです。

松田塾長

高橋

高橋なるほど…。じゃあ共通テストの英語は捨てていいんですか?
松田塾長そこは早まらないでください(笑)。共通テストの英語は第一段階選抜、つまり受験者を約3.5倍まで絞り込む予備選考には使われます。ここで落とされたら二次試験そのものを受けられません。「最終点には入らないけど、受験資格には関わる」という、ちょっとねじれた立ち位置なんです。この記事では、この配点構造を踏まえたうえで、総合人間学部理系の英語をどう対策すればいいか、大問構成から具体的な勉強の優先順位まで一気に解説していきます。

松田塾長

総合人間学部(理系)の入試全体像

松田塾長まず、総合人間学部そのものがどういう学部か、簡単に確認しておきましょう。

松田塾長

高橋

高橋お願いします。名前からはちょっと想像しづらい学部ですよね。
松田塾長総合人間学部は文系・理系という2つの募集区分に分かれていて、理系の前期日程の募集人員は53人です。文系は62人なので、全体115人のうち理系は半数以下という、やや小規模な区分になります。

松田塾長

京都大学総合人間学部(理系)の配点構成(825点満点の内訳を示す図解)

高橋

高橋小規模だと、その分倍率も高くなりそうで怖いです…。
松田塾長2025年度実施(令和7年度、2025年2月実施・2025年4月入学)の結果で見ると、志願者数194人に対して受験者数184人、合格者数56人でした。倍率は3.5倍と発表されています。特別に高いわけではないですが、決して楽な倍率でもありません。

松田塾長

高橋

高橋合格者の点数ってどれくらいなんですか?
松田塾長同じ2025年度実施の結果で、満点825点に対して最高点610.75点、最低点487.75点、平均点533.88点でした。最低点を得点率に換算すると、だいたい59%です。あとで「ボーダーシミュレーター」のところで、この数字をもう少し掘り下げますね。

松田塾長

高橋

高橋総合人間学部は、試験の日程も他の学部と違うんですか?
松田塾長日程自体は京都大学全体で共通です。前期日程は2月25日・26日・27日の3日間で実施されます。総合人間学部理系の場合、2月25日に国語(9時30分~11時00分)と数学(13時30分~16時00分)、2月26日に外国語(9時30分~11時30分)と理科(13時30分~16時30分)が組まれています。英語は2日目の午前という位置づけです。

松田塾長

高橋

高橋配点の全体像と日程はわかりました。じゃあ、英語の配点をもう少し詳しく教えてください。

英語配点・比率の詳細

松田塾長ここからが本題ですね。総合人間学部理系825点の内訳を、表で見てみましょう。

松田塾長

区分 国語 地理歴史 数学 理科 外国語(英語) 情報 合計
二次試験(個別学力検査) 150点 – 200点 200点 150点 – 700点
共通テスト(最終点に加算) – 100点 – – – 25点 125点
合計 150点 100点 200点 200点 150点 25点 825点
高橋

高橋あ、本当だ。英語の共通テストの点数がどこにも出てこないですね。
松田塾長そうなんです。国語・数学・理科・外国語は二次試験だけがカウントされて、地理歴史と情報だけが共通テストから加算される。これが総合人間学部理系の配点の特徴です。英語比率でいうと150/825で約18.2%。数学・理科の200点(それぞれ約24.2%)に次ぐ、3番目に大きい教科です。

松田塾長

高橋

高橋18.2%って聞くと、正直そんなに高くない印象です。
松田塾長数字だけ見るとそう感じるかもしれません。でも大事なのは18.2%という比率そのものじゃなくて、150点満点の中でどこまで取りにいくかです。国語や理科で大きく失点した分を、英語で埋め合わせることもできますし、逆に英語で失点すると、他教科でその分を余分に取らないといけなくなる。総合人間学部理系の場合、合格者の平均点は533.88点、最低点は487.75点でした。この差、約46点は、英語1科目でいえば3割強に相当する点数です。ここで無理をしないよう、早い時期から英語の土台を作っておくことが結果的に一番効率がいいんですよ。

松田塾長

高橋

高橋英語の配点はわかりました。じゃあ、実際どんな問題が出るんですか?

大問構成・出題形式

松田塾長京都大学は個別学力検査の「出題方針」を公式に公開していて、英語についてはこう説明されています。「まとまった内容の英文和訳や和文英訳を求める問題を多用します」「未学習の語句の意味を前後の文脈から正しく推測して、文章全体の主旨を速やかに把握する能力も問います」と。

松田塾長

高橋

高橋つまり、単語を全部知っていることより、文脈から読み解く力を見られているということですか?
松田塾長まさにそうです。試験時間は120分(2月26日9時30分~11時30分)で、受験情報サイトの分析によると、大問は4つ構成が一般的とされています。長文2題での英文和訳・要約、和文英訳1題、自由英作文1題という組み合わせです。ただし、大学側は大問ごとの点数配分までは公式に発表していないので、この内訳は「傾向」として受け取ってください。

松田塾長

大問 出題形式 目安の配点比重
第1問 長文読解・英文和訳(3題程度) 150点中の約3分の1
第2問 長文読解・要約(600~700字程度の英文) 150点中の約3分の1
第3問 和文英訳 150点中の約6分の1
第4問 自由英作文 150点中の約6分の1
高橋

高橋英文和訳と要約で150点の半分以上を占めるんですね。
松田塾長そうなると、読解力がそのまま点数に直結する試験だとわかります。しかも出題テーマは自然科学・哲学・歴史など多岐にわたり、専門的な内容の文章もよく使われます。英単語を知っているだけでは太刀打ちできない場面が出てくるので、次はつまずきやすい文法テーマを見ていきましょう。

松田塾長

頻出文法テーマ・つまずきポイント

松田塾長京都大学の出題方針には、文法面で重視するポイントもはっきり書かれています。「語彙知識を問うことに加えて、文法事項のうちでも特に論理的な思考と表現に欠かせない関係代名詞や関係副詞、仮定法、分詞構文などの理解力や、代名詞の指示対象の的確な理解力を問います」とあります。

松田塾長

高橋

高橋関係代名詞とか仮定法とか、聞いたことはあるけど、正直あやふやです…。
松田塾長多くの受験生がそうです。これらの文法は単独の文法問題としてはそこまで難しくないんですが、長文の中に埋め込まれた状態で正確に意味を取れるかが問われると、一気に難易度が上がります。たとえば関係代名詞なら、「どの名詞を説明しているか」を正しく特定できないと和訳全体がズレます。分詞構文なら、「時・理由・条件のどれで訳すか」を文脈から判断する必要があります。

松田塾長

高橋

高橋文法問題としては解けるけど、長文になると迷子になるタイプです…。
松田塾長それ、総合人間学部志望の受験生に本当に多いパターンです。あとよく落とし穴になるのが、代名詞の指示対象です。「it」や「this」が何を指しているのかを正確に追えていないと、和訳も要約も的外れな内容になってしまいます。それから、公式の出題方針にもある通り「未学習の語句の意味を前後の文脈から推測する」力も重視されています。知らない単語が出てきた瞬間に手が止まる受験生と、文脈から意味を絞り込んで読み進められる受験生とでは、同じ実力でも本番の得点が大きく変わります。

松田塾長

関係代名詞・仮定法…暗記した文法が長文で使えない理由

英文法の理解に伸び悩んでいる人へ
関係代名詞・仮定法…暗記した文法が長文で使えない理由
京都大学の英語は、バラバラに覚えた文法知識を長文の中で正確に使いこなせるかを問う出題が中心です。単語や文法を個別に覚えていても、実際の英文の中でどう働いているかが分からないと、和訳も要約も止まってしまいます。松田塾長が担当する無料ウェビナーでは、暗記した英文法を読解につなげ直す「イメージ英文法」の考え方を扱っています。

文法が読解につながらない理由を確認する›

高橋

高橋文法のつまずきポイントはわかりました。じゃあ、実際に大問ごとにどう対策すればいいんですか?

大問別詳細解説

松田塾長ここからは、先ほどの4大問構成を前提に、それぞれどう向き合うべきかを具体的に話しますね。

松田塾長

高橋

高橋お願いします。
松田塾長まず第1問・第2問の長文読解です。京都大学の英文和訳では、1文が長く、関係代名詞や分詞構文で情報が何層にも重なっていることが多いです。ここで大事なのは、一文をまず主語と動詞のペアで区切ってから、修飾語を後付けで積み上げていく読み方です。いきなり頭から日本語に置き換えようとすると、途中で文構造を見失います。

松田塾長

高橋

高橋主語と動詞をまず見つける、ですね。
松田塾長そうです。第2問の要約は、600~700字程度の英文全体から筆者の主張を抜き出す形式が中心です。ここでつまずく受験生の多くは、細部の訳出に時間を使いすぎて、全体の論旨をつかむ前に時間が尽きるパターンです。要約は一文一文を完璧に訳す力ではなく、段落ごとの役割(主張・具体例・反論・結論など)を把握する力が問われます。

松田塾長

高橋

高橋和文英訳と自由英作文はどうですか?
松田塾長和文英訳は、日本語特有の言い回しを英語の構文に置き換える力が試されます。直訳すると不自然になる日本語(たとえば主語が省略された文や、比喩的な表現)を、シンプルな英語構文に言い換える練習が効果的です。自由英作文は、与えられたテーマについて自分の意見を英語で述べる形式です。ここは奇抜な内容より、文法的に正確で、論理の筋が通った英文を書くことが評価されやすいと考えてください。

松田塾長

高橋

高橋難しい表現を使うより、正確さを優先するということですか?
松田塾長その通りです。京都大学の出題方針にも「自己の見解を効果的に表現する」という言葉があります。奇抜さより、基礎的な文法と構文を正確に積み上げる方が、結果的に高い評価につながりやすいんです。大問ごとの対策方針がわかったところで、次は「実際どれくらい取れれば合格ラインに乗るのか」を一緒に計算してみましょう。

松田塾長

配点・ボーダーシミュレーター

京都大学総合人間学部(理系)の英語150点の大問別配分イメージ図

松田塾長ここで、2025年度実施の実際のデータを使ってシミュレーションしてみます。

松田塾長

steps
  1. 総点のボーダーを確認する — 2025年度実施の最低点は487.75点(満点825点、得点率約59%)でした。
  2. 英語150点に当てはめる — 得点率59%をそのまま英語に当てはめると、150点中約89点です。ただし英語は比較的得点が安定しやすい教科なので、平均点533.88点(得点率約64.7%)を目安に、150点中約97点(6割強)を狙うのが現実的な目標になります。
  3. 他教科との配分を考える — 国語・数学・理科で得点率が低めでも、英語と地理歴史・情報でカバーできれば総点は積み上がります。逆に英語が極端に低いと、他の教科で大きく上乗せする必要が出てきます。
  4. 共通テストの英語も一定水準は確保する — 最終点には入りませんが、第一段階選抜(倍率約3.5倍)を通過できなければ二次試験自体を受けられません。共通テストの英語も「最低限崩さない」意識は持っておきましょう。
高橋

高橋英語で6割強を目安にすればいいんですね。
松田塾長目安としてはそうですが、これはあくまで全体の平均的な姿です。実際には数学や理科で得点を積みやすい人は英語をやや抑えても届くし、逆に理系科目に苦手意識がある人ほど、英語で安定して7割前後を取れる力があると、総点で大きな安心材料になります。つまり、「自分は英語と理系科目のどちらで点を伸ばしやすいタイプか」によって、優先順位は変わってくるんです。

松田塾長

共通テスト対策を完全に捨てるのは危険

共通テストの英語は最終的な825点には加算されませんが、第一段階選抜の判定には使われます。募集人員53人に対して約3.5倍、つまり186人前後まで絞り込まれる予備選考です。ここで足切りされると、どれだけ二次試験の英語に自信があっても受験の機会自体を失います。共通テストの英語は「最終点を稼ぐ教科」ではなく「予備選考を通過するための最低ライン」として割り切って対策するのが合理的です。

高橋

高橋なるほど、共通テストと二次試験で英語への向き合い方を分けるんですね。ボーダーの感覚はつかめました。じゃあ、実際にどう勉強を進めればいいんですか?

対策・攻略法

松田塾長ここまでの話を踏まえて、何を・どの順番で・いつまでにやるべきかを整理しますね。

松田塾長

総合人間学部理系 英語対策の優先順位

– 基礎文法の総復習(高3の夏まで) — 関係代名詞・関係副詞・仮定法・分詞構文を、単独の文法問題としてではなく「長文の中でどう働くか」の視点で復習する

– 長文精読(夏~秋) — 自然科学・哲学・歴史系の英文を中心に、1文ずつ主語・動詞を確認しながら訳す精読トレーニングを重ねる

– 要約練習(秋~直前期) — 600~700字程度の英文を読んで、3~4文程度の日本語で要約する練習を継続する

– 和文英訳・自由英作文(秋~直前期) — シンプルな構文で正確に書く練習を積み、直前期には過去問形式で時間内に書き切る練習をする

– 共通テスト対策(冬) — 第一段階選抜を通過するための最低ラインを固める程度に絞り、二次試験対策の時間を確保する

高橋

高橋夏までは文法、秋からは長文と英作文、冬は共通テストのバランス調整、という流れですね。
松田塾長そうです。特に大事なのは、基礎文法の総復習を後回しにしないことです。長文演習を始めてから「この構文、意味が取れない」と気づいて文法に戻るのは、時間のロスが大きいです。先に文法の土台を固めておけば、長文演習の効果がそのまま点数に反映されやすくなります。

松田塾長

大問別の対策優先度

– 第1問・第2問(長文読解) — 配点が最も大きいため、優先度は最高。精読と速読を両立させる練習を重ねる

– 第3問(和文英訳) — 短時間で安定して点を取りやすいため、早い時期に型を作っておくと本番で時間の余裕が生まれる

– 第4問(自由英作文) — 対策の後回しにされがちだが、シンプルな構文の使い回しで十分に対応できる。練習量に比例して点数が安定する

和文英訳・自由英作文は「覚えた例文」で書かない

模範解答の例文をそのまま覚えて本番で当てはめようとすると、与えられたテーマと微妙にずれた英文になりがちです。京都大学の出題方針でも「自己の見解を効果的に表現する」力が重視されています。例文の丸暗記より、シンプルな構文を自分の言葉で組み立てる練習を優先してください。

高橋

高橋対策の優先順位はよくわかりました。じゃあ、実際に受験生がやりがちな失敗も知っておきたいです。

よくある失敗・注意点

松田塾長いくつか、総合人間学部理系を受ける受験生によく見られる失敗を挙げますね。

松田塾長

高橋

高橋お願いします。
松田塾長1つ目は、共通テストの英語対策に時間を使いすぎることです。最終点には加算されないと知らずに、リーディング・リスニングの演習ばかりに時間を割いてしまうケースがあります。第一段階選抜を通過できる水準まで確保したら、二次試験の英文和訳・要約・英作文に時間を移した方が効率的です。

松田塾長

高橋

高橋2つ目は何ですか?
松田塾長2つ目は、数学・理科の対策に偏りすぎて、英語の精読練習が後回しになることです。総合人間学部理系は理科(物理・化学・生物・地学から2科目)と数学の配点が大きいので、そこに時間を使いたくなる気持ちはわかります。ただ英語150点を軽視すると、合格者平均点533.88点との差を他教科だけで埋めるのは簡単ではありません。

松田塾長

高橋

高橋3つ目もありますか?
松田塾長3つ目は、要約問題を「全文訳してから要約する」やり方で解いてしまうことです。時間内に終わらず、後半の設問に手が回らなくなるパターンです。要約は全訳ではなく、段落ごとの要点を掴んで組み立てる練習が必要です。この3つは、どれも「時間配分を間違える」という共通点があります。次は、自分がどのタイプに当てはまりそうか、セルフチェックしてみましょう。

松田塾長

自己診断(セルフチェック)

松田塾長次の項目に、いくつ当てはまりますか?

松田塾長

高橋

高橋えっと…。
松田塾長「単語や文法は知っているはずなのに、長文になると訳がまとまらない」「関係代名詞や分詞構文が出てくると、どこを修飾しているか迷う」「要約問題で時間が足りなくなる」「和文英訳で、日本語通りに直訳して不自然な英文になる」「自由英作文で、書き出しに時間がかかって時間内に終わらない」。この5つです。

松田塾長

高橋

高橋…正直、3つくらい当てはまる気がします。
松田塾長それは珍しいことじゃないです。ただ大事なのは、当てはまる項目の数ではなく、その原因が一人ひとり違うということです。単語不足が原因の人もいれば、文構造の把握が原因の人、時間配分が原因の人もいます。原因が違えば、優先してやるべき対策も変わってきます。ここまでの内容で総合人間学部理系の英語の全体像はつかめたと思いますが、「自分の場合はどこから手をつけるべきか」は、この記事だけでは決めきれない部分でもあります。

松田塾長

基本情報まとめ

松田塾長ここまでの情報を、表で一度まとめておきましょう。

松田塾長

項目 内容
大学名 京都大学
学部 総合人間学部(理系)
前期日程募集人員 53人
総点(満点) 825点
英語(二次試験)配点 150点(比率約18.2%)
英語試験時間 120分(2月26日 9時30分~11時30分)
共通テスト英語の扱い 第一段階選抜にのみ使用、最終総点には加算されない
2025年度実施 合格最低点 487.75点/825点(得点率約59%)
実施年度(本記事基準) 令和9年度(2027年度実施、2027年2月25日~27日)
公式サイト 京都大学 入試情報
高橋

高橋配点も時間も、この表だけで見返せますね。
松田塾長受験直前に見直すときは、この表を基準にしてもらえれば大丈夫です。次は、似たタイプの学部と比較してみましょう。

松田塾長

類似する大学・学部との比較

松田塾長総合人間学部は、文系・理系の両方から学べる「文理融合」型の学部です。似たタイプの学部として、東京大学教養学部(文系)が挙げられます。どちらも特定の専門に染まる前に複数分野を学ぶ設計になっていて、入試の位置づけも共通テストと二次試験の役割分担がしっかり決まっている点が似ています。

松田塾長

高橋

高橋理系科目が多い学部とも比較できますか?
松田塾長東京大学理学部も良い比較対象です。東京大学は英語が全科類共通で120点、京都大学総合人間学部理系は150点と、配点の絶対値は違いますが、どちらも二次試験の比重が非常に大きい大学です。「共通テストより二次試験で決まる」という構造そのものは、旧帝大クラスの理系学部に共通する特徴といえます。

松田塾長

高橋

高橋京都大学特有の事情もあるんですか?
松田塾長あります。京都大学の場合、先ほど説明した通り共通テストの英語が最終点に一切加算されないという点は、他大学と比べても際立った特徴です。東京大学は共通テストの成績を110点に圧縮して加算する仕組みなので、共通テストの英語もある程度は点数に反映されます。京都大学総合人間学部理系は、そこがよりシンプルに「二次試験の英語150点で決まる」構造になっている、と理解しておくといいですよ。

松田塾長

よくある質問

高橋

高橋最後に、みんなが気になりそうなことをまとめて聞いてもいいですか?
松田塾長もちろんです。どうぞ。

松田塾長

高橋

高橋京都大学総合人間学部(理系)の英語の配点は何点ですか?
松田塾長二次試験(個別学力検査)の英語は150点です。総合人間学部理系の総点825点のうち、約18.2%を占めます。共通テストの英語は第一段階選抜にのみ使われ、最終的な合否判定の点数には含まれません。

松田塾長

高橋

高橋英語の試験時間は何分ですか?
松田塾長2027年度入試(令和9年度)の日程では、2月26日の9時30分から11時30分までの120分です。国語や数学とは別の時間帯に実施されます。

松田塾長

高橋

高橋共通テストの英語対策はしなくていいのですか?
松田塾長第一段階選抜(募集人員の約3.5倍まで絞る予備選考)には共通テストの英語の得点も使われるため、対策をゼロにするのはリスクがあります。ただし最終的な配点には加算されないため、二次試験の英語(150点)にかける時間の比重を高める方が合理的です。

松田塾長

高橋

高橋総合人間学部理系の合格ボーダーはどのくらいですか?
松田塾長2025年度実施(令和7年度)の結果では、満点825点に対して最高点610.75点、最低点487.75点、平均点533.88点でした。得点率にすると最低点は約59%です。

松田塾長

高橋

高橋総合人間学部理系の英語はどんな問題が出ますか?
松田塾長京都大学の公式な出題方針では、まとまった英文の和訳・和文英訳・語彙や文法の理解・文脈からの推測力を重視すると説明されています。受験情報サイトの分析では、長文の英文和訳、要約、和文英訳、自由英作文という4つの大問構成が一般的とされています。

松田塾長

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松田塾長ここまで、総合人間学部理系の英語の配点と対策の優先順位をお伝えしてきました。ただ、一番大事なのはここからです。「では、自分は何から始めればいいのか」は、実は一人ひとり違います。同じ「長文で点が伸びない」という受験生でも、単語が足りない人、文構造が正確に取れていない人、時間配分で失点している人と、原因はさまざまです。原因が違えば、やるべき対策も変わってきます。

松田塾長

高橋

高橋確かに、何が自分の原因なのか、自分ではよく分からないです…。
松田塾長そうなんです。受験で一番もったいないのは、勉強していないことより、優先順位を間違えたまま数カ月が過ぎてしまうことなんですよ。総合人間学部理系は英語150点・数学200点・理科200点のバランスが重要な学部なので、どこに時間を配分すべきかを早めに見極めることが、結果的に一番の近道になります。英語進学塾リオンでは、今の英語力と志望学部を確認しながら、何を・どの順番で改善すべきかを一緒に整理しています。気になる方は、一度確認してみるといいですよ。

松田塾長

参考リンク

Q. 京都大学総合人間学部(理系)の英語の配点は何点ですか?

二次試験(個別学力検査)の英語は150点です。総合人間学部理系の総点825点のうち、約18.2%を占めます。共通テストの英語は第一段階選抜にのみ使われ、最終的な合否判定の点数には含まれません。

Q. 英語の試験時間は何分ですか?

2027年度入試(令和9年度)の日程では、2月26日の9時30分から11時30分までの120分です。国語や数学とは別の時間帯に実施されます。

Q. 共通テストの英語対策はしなくていいのですか?

第一段階選抜(募集人員の約3.5倍まで絞る予備選考)には共通テストの英語の得点も使われるため、対策をゼロにするのはリスクがあります。ただし最終的な配点には加算されないため、二次試験の英語(150点)にかける時間の比重を高める方が合理的です。

Q. 総合人間学部理系の合格ボーダーはどのくらいですか?

2025年度実施(令和7年度)の結果では、満点825点に対して最高点610.75点、最低点487.75点、平均点533.88点でした。得点率にすると最低点は約59%です。

Q. 総合人間学部理系の英語はどんな問題が出ますか?

京都大学の公式な出題方針では、まとまった英文の和訳・和文英訳・語彙や文法の理解・文脈からの推測力を重視すると説明されています。受験情報サイトの分析では、長文の英文和訳、要約、和文英訳、自由英作文という4つの大問構成が一般的とされています。

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