早稲田政経学部 総合問題100点|共通テスト併用【2026】

塾長コラム 大学別対策ページ 早稲田大学

高橋

高橋先生、早稲田大学の政治経済学部って、英語だけの独自試験がなくなったって聞いたんですけど、本当ですか? 英語が得意な自分としては、ちょっと不安なんですが……。
松田塾長本当です。政治経済学部は英語単独の学部独自試験を廃止して、大学入学共通テストと学部独自の「総合問題」を組み合わせる方式に変わりました。ただし勘違いしないでほしいのは、英語の比重が下がったわけではないという点です。むしろ総合問題自体が英語力を強く問う作りになっています。

松田塾長

高橋

高橋えっ、廃止されたのに英語の比重は下がってないんですか! どういう仕組みなのか、まず配点から教えてください。

入試の全体像・配点構成

松田塾長政治経済学部の一般選抜は、大学入学共通テスト100点+学部独自試験「総合問題」100点の合計200点満点で合否が決まります。政治学科・経済学科・国際政治経済学科の3学科とも同じ配点構造です。

松田塾長

早稲田大学政治経済学部の配点構成図。大学入学共通テスト100点(英語・国語・数学・選択科目を各25点に圧縮)と総合問題100点を合わせた200点満点の内訳を示す図解

高橋

高橋共通テストの100点って、どうやって計算されるんですか? 共通テストって教科ごとに配点がバラバラですよね。
松田塾長そこがポイントです。共通テストの得点を4教科均等に圧縮して使うんです。英語200点満点を25点に、国語200点満点を25点に、数学I(または数学I・A)100点満点を25点に、選択科目100点満点を25点に、それぞれ圧縮します。4教科合計で100点になる仕組みです。

松田塾長

高橋

高橋なるほど、共通テストの英語も25点分カウントされるんですね。じゃあ英語の配点は、共通テストの25点と総合問題の分と、両方に散らばってるってことですか?

英語配点・比率の詳細

松田塾長そのとおりです。表で整理しますね。

松田塾長

区分 配点 内容
共通テスト(英語換算分) 25点 英語200点満点を25点に圧縮
共通テスト(国語・数学・選択科目) 75点 国語25点+数学I 25点+選択科目25点
総合問題(学部独自試験) 100点 日英両言語の長文読解+自由英作文。120分
総点 200点 総合問題だけで比率50%
高橋

高橋総合問題だけで100点、比率にすると50%なんですね! 総合問題ってどういう試験なんですか? 名前だけだとちょっとイメージが湧かないです。
松田塾長総合問題は120分・100点で、マーク式と記述式が併用される試験です。大学の入試要項でも「日英両言語による長文を読み解いたうえで解答する形式とし、記述式解答を含みます」と説明されていて、英語4技能のうち「書く」能力を問う問題も設けられているのが特徴です。単なる読解力だけでなく、書く力まで試されます。

松田塾長

高橋

高橋「書く」能力まで試されるんですか……。共通テストの英語25点と合わせると、英語で問われる部分はけっこう広いですね。じゃあ総合問題の中身をもう少し詳しく教えてください。

大問構成・出題形式

松田塾長総合問題は120分で大問3構成です。

松田塾長

早稲田大学政治経済学部の総合問題の大問構成図解。大問Iが日本語長文でデータ分析、大問IIが英語長文、大問IIIが自由英作文という3ステップの構成を示す

松田塾長大問Iが日本語の長文問題、大問IIが英語の長文問題、大問IIIが自由英作文です。

松田塾長

大問 言語 内容
大問I 日本語 表・データグラフを伴う長文問題。ボリュームが大きい
大問II 英語 英語の長文問題
大問III 英語(記述) 自由英作文。賛成・反対の立場を英語で論述
高橋

高橋大問Iが日本語なのに、政治経済学部の「総合問題」に入ってるのが面白いですね! データグラフっていうのは、どんな感じの問題なんですか?
松田塾長表やグラフを読み取りながら、日本語の長文を論理的に読み解く問題で、ボリュームがかなり大きいのが特徴です。単なる読解力だけでなく、データを正確に扱う力も同時に試されます。しかも例年、200字程度の日本語記述問題も出題されているので、書く力は日本語・英語の両方で必要になります。

松田塾長

高橋

高橋日本語でも記述式があるんですね(笑)! 大問IIIの自由英作文は、どんなテーマが出るんですか?
松田塾長ある論点について賛成か反対かの立場を決めて、英語で論述する形式です。しかも大問I・IIで読んだ日本語長文や英語長文のデータを論拠として使うことがあるので、3つの大問が独立しているわけではなく、試験全体が一つの大きなテーマでつながっているという捉え方が正確です。

松田塾長

高橋

高橋大問同士がつながってるっていうのは初めて聞きました。じゃあどういう対策が必要なのか、つまずきやすいポイントを教えてください。

頻出文法テーマ・つまずきポイント

松田塾長政治経済学部の総合問題でつまずきやすいのは、文法知識そのものより資料と英文を照らし合わせる力です。大問I・IIで出てくる図表やデータの数字を正確に読み取れないと、大問IIIの英作文で論拠として使うときに的外れな主張になってしまいます。

松田塾長

高橋

高橋資料の読み取りミスが、そのまま英作文の失点につながるってことですね。単語や文法の対策だけじゃダメなんですか?
松田塾長単語・文法は前提条件であって、それだけでは総合問題には対応できません。政治・経済・国際情勢に関する基礎知識、資料を読み取る力、自分の意見を論理的に組み立てて英語で表現する力、この3つがそろって初めて得点につながります。特定の科目に偏らず、バランスよく学習していることが有利に働く試験です。

松田塾長

総合問題は「英語だけ」の対策では不十分

総合問題は日本語長文・英語長文・自由英作文が一つのテーマでつながっているため、英単語や英文法だけを仕上げても得点が伸びにくい試験です。時事問題や社会科の基礎知識も含めた総合力を意識して対策してください。

高橋

高橋なるほど、英語だけ頑張ればいいわけじゃないんですね(笑)。じゃあ大問ごとに、どういう手順で解けばいいのか教えてください。

大問別詳細解説

松田塾長120分という長い試験時間をどう配分するかが、総合問題攻略のカギです。

松田塾長

steps
  1. 大問I(日本語長文+データ) — 先に設問と図表のタイトル・軸を確認してから本文を読む。データの数字を正確にメモしながら読み進める
  2. 大問II(英語長文) — 大問Iと同じテーマで出題されることが多いので、大問Iで得た背景知識を使って読解のスピードを上げる
  3. 大問III(自由英作文) — 大問I・IIのデータを論拠として使えないか確認してから、賛成・反対の立場を決めて構成を組み立てる
  4. 時間配分の目安 — 大問Iに40分前後、大問IIに35分前後、大問IIIに40分前後、残りを見直しに充てる
高橋

高橋大問IとIIが同じテーマでつながってるから、大問Iで読んだ内容が大問IIのヒントになるってことですね(笑)!
松田塾長そのとおりです。3つの大問を別々の科目のように解くのではなく、1つのテーマを日本語・英語・英作文の3方向から掘り下げる試験だと捉えると、格段に解きやすくなります。大問IIIの英作文で書くことに詰まったときも、大問I・IIで読んだ内容に立ち返れば材料が見つかることが多いです。

松田塾長

高橋

高橋自由英作文の書き方で、気をつけることはありますか?
松田塾長賛成・反対のどちらか一方の立場を明確に決めて、途中でブレないことが大前提です。データや本文の内容を根拠として引用しながら主張を組み立てると、説得力のある英作文になります。抽象的な意見だけで終わらせず、具体的な数字や事例を使う癖をつけておいてください。

松田塾長

高橋

高橋対策の方向性が見えてきました。じゃあ実際、何割くらい取れれば合格ラインなんですか?

配点・ボーダーシミュレーター

松田塾長政治経済学部は総合問題全体で6割前後が一つの目安とされています。実際に数字でシミュレーションしてみましょう。

松田塾長

steps
  1. 共通テスト100点のうち7割 — 100 × 0.7 = 70点
  2. 総合問題100点のうち6割 — 100 × 0.6 = 60点
  3. 合計 — 70 + 60 = 130点。総点200点のうちの65%
  4. 総合問題を7割まで伸ばせた場合 — 100 × 0.7 = 70点。合計140点(70%)まで伸びる
高橋

高橋総合問題が6割から7割に伸びるだけで、合計もけっこう変わるんですね!
松田塾長総合問題1問あたりの配点が大きいので、総合問題の出来が合否に直結しやすいんです。共通テストで安定して点を取ったうえで、総合問題をどれだけ仕上げられるかが最終的な勝負を分けます。

松田塾長

ボーダー予想の扱いについて

ここで示した数値は配点構造から逆算した目安の計算例です。実際の合格最低点は年度・学科によって変動するため、最新の入試結果は必ず早稲田大学入学センターの公式発表で確認してください。

高橋

高橋シミュレーションはわかりました。具体的にどう対策すればいいのか教えてください。

対策・攻略法

松田塾長総合問題は科目横断型の試験なので、単純な英語対策だけでは足りません。

松田塾長

政治経済学部 総合問題 対策の優先順位

1. 資料・データ読解の練習 — 図表やグラフの軸・単位を素早く確認し、数字を正確に読み取る練習を積む

2. 英語長文と日本語長文の往復読解 — 同じテーマの日英両言語の文章を読み比べ、内容を素早くリンクさせる訓練をする

3. 自由英作文の型づくり — 賛成・反対の立場を決めて根拠を示す英作文の型を、時間を計って何本も書く練習をする

高橋

高橋数学プログラムを受講したい人は、共通テストで何か注意することがあるんですか?
松田塾長入学後に数学プログラムの受講を希望する場合は、共通テストの「数学II、数学B、数学C」を必ず受験しておく必要があります。合否判定の対象科目として使うかどうかにかかわらず、参考情報として活用される仕組みなので、可能性を残しておきたい人は受験しておいたほうが安心です。

松田塾長

時間配分の目安

総合問題120分のうち、大問Iに40分前後、大問IIに35分前後、大問IIIに40分前後を目安に。3つの大問がテーマでつながっているので、大問Iで読んだ内容を忘れないうちに大問II・IIIに活かす意識を持ってください。

高橋

高橋過去問はどれくらい遡って解けばいいですか?
松田塾長共通テスト+総合問題という現行方式に変わってからの過去問を最優先にしてください。方式が変わる前の英語単独試験の過去問は出題形式が違うので、単語・文法の確認程度にとどめておくのが賢明です。

松田塾長

高橋

高橋自由英作文って、どのくらいの分量を書けばいいんですか? 短すぎても長すぎてもダメそうな気がします。
松田塾長具体的な語数指定は年度によって示され方が変わるので過去問で必ず確認してほしいのですが、共通して言えるのは結論・根拠・具体例・再結論という基本の型を崩さないことです。分量にとらわれすぎて論理が飛び飛びになるより、短くても筋の通った構成のほうが評価されやすいです。

松田塾長

高橋

高橋型を守るのが大事なんですね。ちょっと安心しました(笑)。対策の方向性はよくわかりました。最後に、全体の情報を表にまとめてもらえますか?

基本情報まとめ

松田塾長整理しておきますね。

松田塾長

項目 内容
大学名 早稲田大学
学部 政治経済学部(政治学科・経済学科・国際政治経済学科)
満点 200点(共通テスト100点+総合問題100点)
総合問題配点 100点(比率50%)
総合問題試験時間 120分
分析対象年度 2026年度
公式サイト https://www.waseda.jp/fpse/pse/
高橋

高橋総合問題っていう形式、他の学部にもあるんですか?

類似する大学・学部との比較

松田塾長早稲田では入試改革によって「総合問題」という科目横断型の試験を導入する学部が増えています。同じ早稲田の人間科学部も共通テストと学部独自試験を組み合わせる方式に変わっていますが、人間科学部の独自試験は英語・国語(または数学)がそれぞれ独立した科目として出題される形式で、政治経済学部のように日本語長文・英語長文・自由英作文が1つのテーマでつながる総合問題とは作りが違います。

松田塾長

高橋

高橋同じ「共通テスト併用」でも、独自試験の中身がぜんぜん違うんですね。
松田塾長そうなんです。「共通テスト+独自試験」という枠組みだけを見て対策を一括りにしてしまうのは危険で、学部ごとに独自試験の中身を確認してから対策を組み立てる必要があります。

松田塾長

高橋

高橋なるほど、勉強になります! 最後にいくつか質問してもいいですか?

よくある質問

高橋

高橋英語以外の外国語で受験することはできますか?
松田塾長総合問題自体は日英両言語での出題が前提になっているので、英語での受験が事実上の標準です。共通テストの外国語科目についても、多くの受験生が英語を選択しています。

松田塾長

高橋

高橋総合問題は記述式が多いって聞きましたが、部分点はもらえるんですか(笑)?
松田塾長具体的な採点基準は公表されていませんが、記述式解答を含む試験である以上、論理的に筋の通った解答であれば部分的な評価がされる可能性は高いと考えられます。空欄で提出せず、根拠を示しながら最後まで書き切ることが大切です。

松田塾長

高橋

高橋3学科(政治学科・経済学科・国際政治経済学科)で配点や試験内容に違いはありますか?
松田塾長3学科とも配点・試験内容は共通です。学科の併願はできないので、出願時にどの学科を志望するかを決める必要がありますが、英語・総合問題の対策自体は学科によって変える必要はありません。

松田塾長

高橋

高橋最後に、これから対策を始める人に一言お願いします!
松田塾長総合問題は英語力・読解力・論理的思考力をまとめて試す試験だと捉えてください。単語や文法の暗記だけでなく、日頃から新聞やニュースで社会の動きに触れておくことが、遠回りに見えて一番の近道になります。

松田塾長

高橋

高橋ありがとうございます! 今日から新聞を読む習慣、さっそく始めてみます!
参考リンク

– 早稲田大学 政治経済学術院(公式): https://www.waseda.jp/fpse/pse/

– 早稲田大学 入学センター 一般選抜: https://www.waseda.jp/inst/admission/undergraduate/system/general

Q. 早稲田大学政治経済学部の英語配点は何点ですか?

学部独自試験「総合問題」が100点(総点200点のうち比率50%)で、英語長文・自由英作文を含みます。これに加え、大学入学共通テストの英語も200点満点を25点に圧縮して合否判定に使われます。

Q. 総合問題とはどんな試験ですか?

120分・100点でマーク式と記述式が併用される学部独自試験です。大問Iが日本語長文(データグラフ含む)、大問IIが英語長文、大問IIIが自由英作文という3構成で、日英両言語の読解力と英語で書く力の両方が問われます。

Q. 英語単独の独自試験は完全になくなったのですか?

はい。政治経済学部は英語単独の学部独自試験を廃止し、大学入学共通テストと総合問題を組み合わせる方式に変更されました。ただし総合問題自体が英語力を強く問う内容になっています。

Q. 合格ボーダーの目安はどれくらいですか?

配点構造から逆算すると総点200点のうち6割台半ばが一つの目安になります。ただし年度・学科によって変動するため、最新の入試結果は入学センターの公式発表で確認してください。

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