高橋先生、法政大学のスポーツ健康学部を受けようと思ってるんですけど、入試方式が5つもあって、正直どれから手をつければいいのか分からないんです……。
松田塾長なるほど、それは多くの受験生が最初につまずくところですね。結論から言うと、スポーツ健康学部は英語の配点比率が方式によって23.5%から60%まで大きく変わる学部なんです。つまり「英語が得意か苦手か」で、選ぶべき方式がはっきり変わってきます。
高橋えっ、そんなに違うんですか!? 同じ学部なのに。
松田塾長そうなんです。一番英語の比重が重いのはT日程(統一日程)で満点250点中150点、比率60%。逆に一番軽いのは共通テスト利用C方式で満点850点中200点、比率23.5%です。今日はこの5方式の配点・出題形式・つまずきポイントを、2026年度の法政大学公式入学試験要項と入試結果データをもとに、一つひとつ具体的に見ていきましょう。
法政大学を目指す君へ。
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入試の全体像・配点構成
高橋まず、スポーツ健康学部ってそもそも何学科あるんですか?
松田塾長スポーツ健康学部はスポーツ健康学科1学科のみです。その中にヘルスデザイン・スポーツビジネス・スポーツコーチングという3つのコースがあり、多摩キャンパスで学びます。学科は1つでも、入試方式は一般選抜だけで3種類、共通テスト利用を含めると5種類あります。
高橋5種類、全部覚えないとダメですか……。
松田塾長全部を完璧に覚える必要はないですよ。まず大枠として、この表で位置関係をつかんでおきましょう。
| 方式 |
試験日 |
国語・数学 |
英語 |
選択科目 |
満点 |
英語比率 |
| T日程(統一日程) |
2026年2月5日 |
100点(国語 or 数学) |
150点 |
– |
250点 |
60.0% |
| 英語外部試験利用入試(出願資格型) |
2026年2月5日 |
100点(国語 or 数学) |
出願資格のみ(得点化なし) |
– |
100点 |
– |
| A方式(個別日程) |
2026年2月12日 |
国語100点 |
150点 |
100点 |
350点 |
42.9% |
| 共通テスト利用B方式(3教科型) |
共通テスト + 出願 |
100点(国語 or 数学) |
100点 |
100点 |
300点 |
33.3% |
| 共通テスト利用C方式(6教科7科目型) |
共通テスト + 出願 |
国語200点・数学200点 |
200点 |
地歴公民100点・理科100点・情報50点 |
850点 |
23.5% |
松田塾長この表の英語比率の列が今日の一番大事なポイントです。T日程とA方式は一般選抜(法政大学独自の試験を受ける方式)、B方式とC方式は大学入学共通テストの得点をそのまま使う方式、英語外部試験利用入試は英検やIELTSなどのスコアを出願の条件として使う方式です。この4タイプの違いを理解すると、自分がどこで戦うべきかが見えてきます。
高橋じゃあ、次は英語がどれだけ合否を左右するのか、もっと詳しく知りたいです。
英語配点・比率の詳細
松田塾長ここが今日の本題です。先ほどの5方式のうち、英語が得点として採点される4方式を比率順に並べるとこうなります。
高橋T日程がダントツで英語重視なんですね!
松田塾長そうです。T日程は満点250点のうち英語が150点で比率60%。配点だけ見ると、国語や数学よりも英語1科目の方が重いわけです。一方で共通テスト利用C方式は満点850点のうち英語は200点で比率23.5%。国語200点・数学200点と並ぶ1科目に過ぎません。
高橋英語が得意な人はT日程、そうでない人はC方式を狙う、みたいな単純な話なんですか?
松田塾長方向性としては近いですが、注意点があります。C方式は満点850点のうち6教科7科目を共通テストで受ける必要があって、母集団の倍率も低めです。2026年度の実績では志願者192人に対して合格者80人、倍率2.3倍でした。一方でT日程は志願者681人に対して合格者100人、倍率6.6倍です。英語比率が低い方式は、必ずしも「入りやすい」わけではなく、求められる科目数や総合力の種類が違うと考えた方が正確です。
高橋なるほど、比率だけで決めちゃダメなんですね。
松田塾長その通りです。それと、もう一つ見落としがちなのが英語外部試験利用入試は「出願資格型」だということ。英検2級以上やGTEC930点以上などの基準を満たしていれば出願できますが、英語の得点そのものは合否判定に使われません。合否を決めるのは国語または数学1科目(100点)だけなんです。
高橋えっ、英語の試験を受けなくていいのに、英語の資格は要るってことですか? ちょっとややこしい……。
松田塾長混乱しやすいポイントなので、次のセクションでもう少し丁寧に整理しますね。
大問構成・出題形式
松田塾長ではT日程とA方式、それぞれの英語の中身を見ていきましょう。まずT日程です。試験時間は90分、150点満点で、大問は全部で4つ。すべて長文読解中心の構成です。
T日程 英語の大問構成(2026年度)
– 大問I: MOOCなど新しいテクノロジーが大学教育に与える影響を論じた英文を読む長文読解
– 大問II: スポーツ企業の顧客満足度向上に関する経営判断の実例を読む長文読解
– 大問III: 19世紀ヴィクトリア朝時代の労働時間の変化とレジャー文化の広がりを扱う長文読解
– 大問IV: ヨーロッパと北米における「トマト」をめぐる言説の変遷を扱う長文読解
高橋独立した文法問題の大問がないんですね!
松田塾長そうなんです。T日程は4題すべてが長文読解で、文法・語彙は長文の中で問われる形式です。単語や熟語を知っているだけでなく、文脈の中でその意味を判断する力が求められます。ちなみに大問IIはスポーツ企業の経営判断を題材にした英文で、スポーツ健康学部らしい出題だと感じますね。
高橋A方式はどう違うんですか?
松田塾長A方式は試験時間90分・150点満点で大問4つという枠組みはT日程と同じですが、中身の作り方が少し違います。
A方式 英語の大問構成(2026年度)
– 大問I: 空欄に適切な語句を補って英文を完成させる、文法・語法・語彙の知識を問う問題
– 大問II: アメリカの関税をめぐって議論する友人同士の会話文を読む問題
– 大問III: 職場における多様性という社会的テーマを扱った英文記事を読む問題
– 大問IV: 未完了の作業を処理するためのリスト活用法を扱った英文記事を読む問題
高橋A方式は大問Iがはっきり文法問題なんですね。
松田塾長そうです。A方式は大問Iで独立した文法・語彙問題が出て、大問II以降は読解中心という構成です。T日程が「読解の中で文法力も測る」タイプなら、A方式は「文法の土台を確認したうえで読解力を測る」タイプと言えます。ちなみにA方式のスポーツ健康学部は、経済学部II日程・社会学部II日程と同一の問題を使って実施されます。
高橋文法が苦手な自覚がある人は、この違いだけでも対策の仕方が変わりそうです。
松田塾長その感覚は正しいです。では次に、具体的にどんな文法テーマでつまずきやすいのか見ていきましょう。
頻出文法テーマ・つまずきポイント
松田塾長T日程・A方式どちらも長文読解が中心ですが、長文の中で問われる文法知識には傾向があります。出題意図から読み取れる範囲で言うと、語彙・イディオムの知識、文脈に応じた語句選択、下線部の意味推測の3つが繰り返し問われています。
高橋単語を覚えているだけだと足りないってことですか?
松田塾長まさにそうです。A方式の大問IIIでは「下線部の具体例や意味するところを把握する思考力」が明記されています。これは、単語の意味を知っているかではなく、文脈から単語や表現の意味を正確に絞り込めるかを測る問題です。ここでつまずく受験生がとても多いんですよ。
高橋マジですか! 単語帳を一周しただけだと危ないってことですね。
つまずきやすいポイント
– 単語の意味を「知っている」だけで、文脈の中での使われ方まで理解できていない
– 会話文形式の問題(A方式大問II)で、発言の意図を類推する練習が不足している
– 長文の中にある文法知識(関係詞・分詞構文・比較など)を、独立問題としてしか勉強していない
松田塾長特に会話文形式の設問は、T日程にはなく、A方式特有の形式です。友人同士の自然な会話のやり取りから、発言の意図や次の展開を推測する練習は、単語帳だけでは身につきません。
高橋じゃあ、実際の大問をもう少し詳しく見てみたいです。
大問別詳細解説
松田塾長では、T日程の大問IIを例に、実際の解き方の流れを見てみましょう。この大問は「スポーツ企業が顧客満足度を上げるためにどんな経営判断をしたか」を扱った英文です。
steps
- 設問を先に確認する: 本文を読み始める前に設問を見て、何を聞かれているか(事実関係なのか、筆者の意図なのか)を把握する
- 段落ごとに要点をつかむ: 1段落ごとに「誰が」「何をした」「結果どうなったか」を意識しながら読む。スポーツ企業の経営判断というテーマなので、原因と結果の関係が整理しやすい
- 設問の根拠箇所を本文に戻って特定する: 選択肢を選ぶ前に、必ず本文のどの文が根拠になっているかを指で追って確認する
- 紛らわしい選択肢を消去法で絞る: 本文に書かれていない情報を含む選択肢、言い過ぎている選択肢から先に消していく
高橋根拠箇所を本文に戻って確認する、ってところが大事そうですね。
松田塾長そこが一番大事です。法政大学の英語は選択肢の作り方が丁寧で、「本文に書いていないが、もっともらしい」選択肢が混ざっています。感覚で選ぶと、ここで失点します。
高橋A方式の大問Iの文法問題はどう対策すればいいですか?
松田塾長A方式大問Iは空欄補充形式で、文法・語法・語彙・イディオムの知識を総合的に問う問題です。ここは読解力よりも知識の正確さが問われるので、頻出の文法項目を一通り潰しておくことが得点に直結します。特に時制・態・仮定法・比較・関係詞は、過去の出題意図を見ても繰り返し重要視されている分野です。
高橋逆に大問IVの「未完了の作業リスト」の英文は、何を測るための問題なんですか?
松田塾長出題意図には「英文の内容を正確に理解する読解力を測る」とだけ明記されています。つまり文法の知識よりも、素直に英文を読んで内容を正確に拾えるかどうかがポイントです。難しい単語よりも、情報を整理しながら読む集中力が試される大問ですね。
高橋大問ごとに求められる力が違うんですね! 全部「読解力」でひとくくりにできない。
松田塾長その理解はとても大事です。では、ここまでの配点を踏まえて、実際に何点取れば合格ラインに乗るのか、シミュレーションしてみましょう。
配点・ボーダーシミュレーター
松田塾長2026年度のT日程の合格最低点は148.2点(満点250点中、得点率59.2%)でした。これをもとに、国語・数学と英語の配点バランスから逆算してみます。
steps
- 国語・数学で7割(70点)取れた場合: 残り必要な点数は148.2-70=約78点。英語150点のうち78点(得点率52%)で合格ラインに届く計算になる
- 国語・数学で5割(50点)にとどまった場合: 残り必要な点数は148.2-50=約98点。英語150点のうち98点(得点率65%)まで引き上げないと届かない
- 英語を得意科目にして7割5分(113点)取れた場合: 残り必要な点数は148.2-113=約35点。国語・数学は100点中35点(得点率35%)でも合格ラインに届く計算になる
高橋英語の出来不出来で、国語・数学に求められる点数がこんなに変わるんですね!
松田塾長T日程は配点の6割が英語なので、英語の得点力がそのまま合否に直結します。逆に言えば、国語や数学が多少苦手でも、英語で得点を稼げれば十分に戦えるということです。
高橋A方式だとどうなるんですか?
松田塾長A方式は2026年度の合格最低点が221.7点(満点350点中、得点率63.3%)でした。英語比率は42.9%なので、T日程ほど英語1科目への依存度は高くありません。国語・選択科目を含めた3科目のバランスで得点を積み上げる戦略が合います。
シミュレーションの注意点
上記はあくまで2026年度の合格最低点をもとにした試算で、2027年度入試の合格ラインを保証するものではありません。年度によって難易度や志願者数が変動するため、あくまで対策の優先順位を考えるための目安として使ってください。
高橋目安だとしても、自分が今どのくらい取れるのか、イメージが湧いてきました!
松田塾長その感覚が大事です。では次に、この配点構成を踏まえた具体的な対策の進め方を話しましょう。
対策・攻略法
松田塾長ここまでの内容を踏まえると、やるべきことの優先順位が見えてきます。何を・どの順で・いつまでにやるか、整理しますね。
英語対策の優先順位
– 土台づくり(〜高3夏): 単語・熟語を文脈の中で使える形にする。単語帳の1周目は意味の暗記、2周目以降は例文ごと読んで文脈での使われ方を確認する
– 文法の総点検(高3夏〜秋): 時制・態・仮定法・比較・関係詞を中心に、A方式大問Iのような空欄補充形式の問題集で穴を潰す
– 長文演習(高3秋〜直前期): T日程型(読解中心4題)とA方式型(文法+会話文+読解)の両方のパターンに触れ、設問の根拠を本文に戻って確認する練習を繰り返す
– 過去問演習(直前期): 時間配分を意識して、T日程なら90分で4題、A方式なら90分で4題を通しで解く練習をする
高橋部活をやっていると、まとまった勉強時間を取るのが難しいんですけど、どう工夫すればいいですか?
松田塾長スポーツ健康学部を目指す受験生には、部活動と両立している人が多いですよね。文武両道と言葉で言うのは簡単ですが、実際にはかなり大変です(笑)。まとまった時間が取れない時期は、長文1題を丸ごと解く代わりに、1段落ずつ読んで文構造を確認するような、短時間で区切れる勉強に切り替えるのがおすすめです。移動時間や休憩時間に単語・文法の確認を挟み、まとまった時間が取れる週末に長文演習をまとめて行う、というメリハリをつける受験生が多い印象です。
高橋対策の流れは分かりました。逆に、やってしまいがちな失敗ってありますか?
よくある失敗・注意点
松田塾長はい、いくつかあります。順番に紹介しますね。
受験生が陥りやすい失敗
– 単語帳の周回数だけを目標にして、長文の中で使われている文脈を意識しないまま覚えて終わる
– T日程対策とA方式対策を同じものだと思い込み、A方式特有の文法問題(大問I)や会話文形式(大問II)の対策を後回しにする
– 英語外部試験利用入試を「英語が苦手でも使える抜け道」だと誤解し、国語または数学の対策を怠る
– 共通テスト利用方式の英語比率が低いことだけを見て、他の教科(数学IIBC、理科、情報I)の負担を見落とす
高橋英語外部試験利用入試の誤解、さっき出てきた話ですね。
松田塾長そうです。繰り返しになりますが、スポーツ健康学部の英語外部試験利用入試は出願資格型なので、英語のスコアは合否判定に使われません。合否を決めるのは国語または数学1科目だけです。「英語の代わりに資格で受かる」方式ではなく、「英語の基準を満たした人だけが、国語か数学の1科目勝負に参加できる」方式だと理解しておいてください。
高橋それ、勘違いしたまま出願しちゃう人、いそうですね(笑)。笑いごとじゃないですけど……。
松田塾長実際にいます。2026年度の英語外部試験利用入試は志願者426人に対して合格者33人、倍率12.8倍とかなり狭き門でした。国語または数学1科目の勝負である以上、その1科目の対策を手薄にしたまま臨むのは危険です。
高橋焦らず、自分の弱点を一つずつ確認していくしかないですね。
自己診断(セルフチェック)
松田塾長ここまでの内容を踏まえて、自分がどのタイプに当てはまるか、チェックしてみましょう。
あなたの場合はどうですか
– 単語は分かるのに、長文になると文の意味がつながらない
– 文法問題(空欄補充形式)は解けるのに、長文中の文法知識になると見落とす
– 会話文形式の問題で、発言の意図を読み違えることが多い
– 時間内に大問4つを解き終わらない、もしくは最後が雑になる
– 英検やGTECなどのスコアは持っているが、国語・数学の対策が手薄になっている
高橋自分、「単語は分かるのに長文になるとつながらない」のパターン、当てはまる気がします(笑)。地味にショックです!
松田塾長その自覚があるのは良いことです。ただ、同じ「長文が読めない」という症状でも、原因は人によって違います。語彙の絶対量が足りない人、文構造(SVOCなど)の把握が曖昧な人、読むスピードが追いつかない人、設問の読み方自体にクセがある人。原因が違えば、やるべき対策もまったく変わってきます。
高橋自分の場合、どれに当てはまるのか、自分ではちょっと判断がつかないです。
松田塾長そうですよね。そこを自己判断だけで進めてしまうと、本当は文構造の問題なのに単語ばかり覚え続けてしまう、というようなズレが起きやすいんです。
基本情報まとめテーブル
松田塾長ここで、スポーツ健康学部の基本情報を一度まとめておきますね。
| 項目 |
内容 |
| 大学名 |
法政大学 |
| 学部・学科 |
スポーツ健康学部 スポーツ健康学科 |
| キャンパス |
多摩キャンパス |
| コース |
ヘルスデザインコース・スポーツビジネスコース・スポーツコーチングコース |
| T日程 満点 |
250点(英語150点・国語or数学100点) |
| A方式 満点 |
350点(英語150点・国語100点・選択科目100点) |
| 英語外部試験利用入試 満点 |
100点(国語or数学のみ、英語は出願資格) |
| 共通テスト利用B方式 満点 |
300点(英語100点含む) |
| 共通テスト利用C方式 満点 |
850点(英語200点含む) |
| 2026年度T日程 合格最低点 |
148.2点/250点(得点率59.2%) |
| 2026年度A方式 合格最低点 |
221.7点/350点(得点率63.3%) |
| 公式入試情報サイト |
https://nyushi.hosei.ac.jp/nyushi/guide/ |
高橋表で見ると、方式ごとの違いが一目で分かりますね!
松田塾長ここまで理解できていれば、あとは自分がどの方式で勝負するかを決めるだけです。次に、同じ法政大学の他学部や、他大学のスポーツ系学部とも比較してみましょう。
類似する大学・学部との比較
松田塾長スポーツ健康学部のA方式は、
法政大学経済学部のII日程、
法政大学社会学部のII日程と同一の試験問題で実施されます。同じ2026年2月12日に実施されるこれらの学部と併願を考えている人は、英語の対策はそのまま共通して使えます。
高橋経済学部や社会学部とも併願できるんですね!
松田塾長はい、受験科目と出題範囲が同一であれば併願が可能です。また、スポーツ系の学部という軸で見ると、
早稲田大学スポーツ科学部のように英語配点比率が50%の大学もあります。法政大学スポーツ健康学部のT日程(60%)はそれよりもさらに英語重視、A方式(42.9%)はそれよりやや英語の比重が軽い、という位置づけになります。
高橋大学によって英語の重さがこんなに違うんですね! 併願校を考えるときの参考になります。
松田塾長その視点はとても大事です。併願パターンを考えるときは、配点の近い方式同士を組み合わせると、対策の使い回しがしやすくなりますよ。
よくある質問
高橋最後に、よくある疑問をいくつか聞いてもいいですか?
松田塾長もちろんです。
高橋スポーツ健康学部の英語配点は、結局どの方式が一番高いんですか?
松田塾長配点そのものが一番高いのはT日程とA方式の150点です。ただし満点に対する比率で見ると、T日程が60%で最も高く、A方式は42.9%です。
高橋英語外部試験利用入試は英語の試験を受けなくていいんですか?
松田塾長はい。T日程と同日の2026年2月5日に実施されますが、受験するのは国語または数学1科目だけです。英語は英検2級以上などの基準を満たしていることが出願資格となり、得点には換算されません。
高橋T日程とA方式、どちらが英語が得意な人に有利ですか?
松田塾長配点比率で見ると、英語が得意な人はT日程(英語比率60%)の方が得点を伸ばしやすい設計です。A方式は英語に加えて国語・選択科目のバランスも問われます。
高橋共通テスト利用方式は英語比率が低いので、利用した方がいいですか?
松田塾長英語比率が低いことと、受かりやすいことはイコールではありません。C方式は国語・数学・理科・地歴公民・情報まで含めた6教科7科目が必要になるため、総合力で勝負するタイプの方式です。英語1科目だけで比較するのではなく、自分の得意科目全体で判断してください。
高橋A方式は経済学部や社会学部と同じ問題なんですか?
松田塾長はい。2026年度のA方式は、経済学部II日程・社会学部II日程・スポーツ健康学部が同一の試験問題で実施されました。併願を考える際の参考にしてください。
松田塾長ここまで、法政大学スポーツ健康学部の英語の配点と、5方式それぞれの対策の優先順位をお伝えしてきました。T日程は英語が合否を大きく左右し、A方式は国語・選択科目を含めたバランス、英語外部試験利用入試は国語か数学1科目の勝負、共通テスト利用は総合力。それぞれ必要な準備がまったく違います。
高橋頭では分かったんですけど、結局、自分はどの方式を軸に、何から始めればいいのか、まだちょっと自信がないです。
松田塾長そこが一番大事なところです。「長文が読めない」という同じ症状でも、原因は語彙不足の人、文構造の把握が甘い人、読むスピードが足りない人、設問の読み方にクセがある人と、本当に人それぞれなんですよ。
高橋自分がどれに当てはまるのか、自分では判断しづらいです……。
松田塾長そうなんです。そして受験で一番もったいないのは、勉強していないことよりも、優先順位を間違えたまま、部活との両立で限られた時間を使い続けてしまうことです。方向さえ合っていれば、限られた時間でも着実に積み上がっていきます。
高橋自分の弱点を正しく知ってから対策を組みたいです。
松田塾長そこで英語進学塾リオンでは、今の英語力と法政大学スポーツ健康学部の配点構成を照らし合わせながら、何が原因で、どの順番で対策すべきかを一緒に整理しています。T日程を狙うのか、A方式で総合力を積み上げるのか、今の実力と志望方式の組み合わせによって、最初にやるべきことは変わってきます。まずは現状を確認するところから始めてみると、迷いが減ると思いますよ。
参考リンク
– 法政大学 入試情報サイト(入試ガイド): https://nyushi.hosei.ac.jp/nyushi/guide/
– 法政大学 2026年度入学試験要項(一般選抜) P.20 スポーツ健康学部: https://nyushi.hosei.ac.jp/application/files/2117/8606/6247/nyushiyokoippan2026.pdf
– 法政大学 2026年度一般選抜データ(入学試験結果): https://nyushi.hosei.ac.jp/application/files/1617/7975/3265/data_2026.pdf
– 法政大学 2025年度一般選抜データ(比較用): https://nyushi.hosei.ac.jp/application/files/7717/4798/4342/data_2025.pdf
– 法政大学 入学者選抜の出題意図 2026年度: https://nyushi.hosei.ac.jp/application/files/2517/8606/5976/shutsudaiito2026.pdf
– 法政大学 2027年度入試 英語外部試験利用入試の基準変更について: https://nyushi.hosei.ac.jp/application/files/6117/7509/5625/cff90c89389b645fadd2079aefae4860.pdf
– 法政大学スポーツ健康学部 公式サイト: https://www.hosei.ac.jp/sports/
Q. スポーツ健康学部の英語配点は、結局どの方式が一番高いんですか?
配点そのものが一番高いのはT日程とA方式の150点です。ただし満点に対する比率で見ると、T日程が60%で最も高く、A方式は42.9%です。
Q. 英語外部試験利用入試は英語の試験を受けなくていいんですか?
はい。T日程と同日の2026年2月5日に実施されますが、受験するのは国語または数学1科目だけです。英語は英検2級以上などの基準を満たしていることが出願資格となり、得点には換算されません。
Q. T日程とA方式、どちらが英語が得意な人に有利ですか?
配点比率で見ると、英語が得意な人はT日程(英語比率60%)の方が得点を伸ばしやすい設計です。A方式は英語に加えて国語・選択科目のバランスも問われます。
Q. 共通テスト利用方式は英語比率が低いので、利用した方がいいですか?
英語比率が低いことと、受かりやすいことはイコールではありません。C方式は国語・数学・理科・地歴公民・情報まで含めた6教科7科目が必要になるため、総合力で勝負するタイプの方式です。英語1科目だけで比較するのではなく、自分の得意科目全体で判断してください。
Q. A方式は経済学部や社会学部と同じ問題なんですか?
はい。2026年度のA方式は、経済学部II日程・社会学部II日程・スポーツ健康学部が同一の試験問題で実施されました。併願を考える際の参考にしてください。