法政大学人間環境学部 英語配点100〜200点|5方式を徹底比較

塾長コラム 大学別対策ページ 法政大学

高橋
 
高橋塾長、法政大学の人間環境学部を受けようか迷ってる友達から「英語の配点どれくらいか知ってる?」って聞かれたんですけど、僕も答えられなくて……。調べてみたら、方式がT日程・英語外部試験利用・A方式・B方式・C方式の5つもあって、正直どれから見ればいいのか分からなくなりました。
松田塾長それ、人間環境学部を調べ始めた受験生がほぼ全員ぶつかる壁ですね(笑)。先に結論から言うと、英語の配点は方式によって0点(出願資格のみ)から200点まで変わります。さらに言うと、T日程とA方式では英語は150点で共通という、意外と知られていないポイントがあるんですよ。
 
松田塾長

高橋
 
高橋えっ、150点で共通なんですか? 総点が違うのに英語だけ同じというのは面白いですね。
松田塾長そうなんです。T日程は250点満点中150点が英語、A方式は350点満点中150点が英語。つまり方式によって「英語の重み」がはっきり変わる設計になっています。これは2026年度の法政大学入学試験要項(一般選抜)に書かれている事実で、人間環境学部だけの話ではなく学部の個性が出る重要な数字です。今日はこの配点の仕組みから、大問別の対策、合格最低点をもとにしたボーダーの考え方まで、順番に整理していきましょう。
 
松田塾長

高橋
 
高橋お願いします! まずはそもそも人間環境学部ってどんな学部なのかも、ちょっと気になります。

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法政大学人間環境学部の入試、まず全体像をつかもう

松田塾長人間環境学部は、法政大学の公式サイトによると「持続可能性」をテーマに社会・経済・環境・文化を横断的に学ぶ学部です。学科は人間環境学科ひとつだけで、入学後に経済・経営、地域、グローバル、人間文化、環境サイエンスという5つのコースから関心に応じて専門を選んでいく仕組みになっています。
 
松田塾長

高橋
 
高橋学科はひとつなんですね。じゃあ、入試の方式はさっき言っていた5つで合っていますか?
松田塾長はい、2026年度入試では次の5方式です。試験日と募集人員、2026年度の実質倍率を一緒に見てみましょう。
 
松田塾長

方式 試験日 募集人員 2026年度倍率 満点
T日程(統一日程) 2月5日 30名 10.0倍 250点
英語外部試験利用入試 2月5日 5名 34.3倍 100点
A方式(個別日程) 2月7日 135名 6.3倍 350点
B方式(共通テスト3教科型) – 15名 6.6倍 300点
C方式(共通テスト6教科7科目型) – 3名 2.4倍 850点
高橋
 
高橋英語外部試験利用入試の倍率、34.3倍ってすごい数字じゃないですか!? 募集人員が5名だから仕方ないとはいえ、ちょっとびっくりしました。
松田塾長驚きますよね。ただこれは「英語外部試験のスコアを出願資格として使える代わりに、募集枠がかなり絞られている」ことの裏返しでもあります。一方でA方式は135名と人間環境学部の一般選抜の中で最も募集人員が多く、倍率も6.3倍と5方式の中では現実的な水準です。多くの受験生にとって主戦場になるのはA方式だと考えておいてください。
 
松田塾長

高橋
 
高橋なるほど、じゃあA方式を中心に考えつつ、他の方式も選択肢として持っておく感じですね。英語の配点の話、早く聞きたいです!

英語の配点はどれくらい? 方式でまったく違う

松田塾長待たせました(笑)。まずはこの図を見てください。5方式すべての配点構成を、英語の配点がひと目で分かるようにまとめました。
 
松田塾長

法政大学人間環境学部 5方式の配点構成と英語の位置づけ
高橋
 
高橋うわ、本当にバラバラですね……。T日程は150点、A方式も150点、B方式は100点、C方式は200点。そして英語外部試験利用入試は英語の点数自体が「資格」扱いで0点?
松田塾長そうです。英語外部試験利用入試は、英検やTOEFLなどの外部検定のスコアが一定基準を満たしていることが出願の条件になっていて、当日の試験は国語または数学の1科目(100点)だけで合否が決まります。英語の実力そのものは外部検定で証明し終えている、という前提の方式なんですね。配点を数字でまとめると、こうなります。
 
松田塾長

方式 英語の配点 総点に占める英語の割合 英語以外の科目
T日程 150点 60.0% 国語または数学 100点
英語外部試験利用入試 0点(出願資格のみ) – 国語または数学 100点
A方式 150点 42.9% 国語100点+選択科目100点
B方式(3教科型) 100点 33.3% 2教科2科目選択 200点
C方式(6教科7科目型) 200点 23.5% 国語・数学・理科等 650点
高橋
 
高橋英語の「割合」で見ると、T日程の60%が一番高くて、C方式の23.5%が一番低いんですね。T日程を受ける人は、英語がよほど得意じゃないと厳しそうです……。
松田塾長その理解で合っています。T日程やA方式のように個別試験で英語を解く方式ほど、英語の出来が合否に直結しやすくなります。逆にC方式のように共通テストの科目を多く組み合わせる方式は、英語で多少失点しても他の科目でカバーできる余地があります。ここは「自分は英語で勝負したいタイプか、総合力で勝負したいタイプか」を考えるヒントになりますよ。
 
松田塾長

高橋
 
高橋自分のタイプを考える、かぁ……。ちなみにB方式とC方式の「英語等」というのは、英語じゃなくてもいいということですか?
松田塾長鋭いですね。B方式は外国語として英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1科目選択、C方式はそれに韓国語も加わります。ほとんどの受験生は英語を選びますが、制度上は選べる、ということです。英語を選ぶ場合、共通テストのリーディングとリスニングの得点を法政大学側の配点に換算し直します。B方式ならリーディング100点を80点・リスニング100点を20点の計100点に、C方式ならリーディング100点を160点・リスニング100点を40点の計200点に換算される仕組みです。
 
松田塾長

高橋
 
高橋リスニングの比重、方式によって結構違うんですね。じゃあ次は、実際どんな問題が出るのか知りたいです!

大問構成・出題形式:90分・マーク式中心の読解勝負

松田塾長配点が分かったところで、試験時間と大問構成を見ていきましょう。A方式とT日程の時間割をまとめた図がこちらです。
 
松田塾長

法政大学人間環境学部 A方式・T日程の試験時間割
高橋
 
高橋A方式は1限が英語で90分、2限が国語で60分、3限が選択科目で60分なんですね。英語が一番最初に来るのは、ちょっと緊張しそうです。
松田塾長そうなんです。しかもA方式の英語は90分で配点150点、T日程の英語も90分で配点150点と、試験時間も配点も実はそろっているんですよ。2026年度の大学公式資料「入学者選抜の出題意図」によると、どちらも大問4題構成で、全問マークシート形式の読解中心の出題です。
 
松田塾長

高橋
 
高橋大問4題、全部読解なんですか。文法だけを単独で問う大問はないということですね。
松田塾長基本的にはそうです。ただし文法・語彙の知識がないと解けない設問が各大問に織り込まれているので、「読解力」と「基礎的な文法・語彙力」の両方が試される作りになっています。T日程(2026年2月5日実施)の4大問のテーマは次の通りでした。
 
松田塾長

大問 題材 主に測る力
大問I MOOCなど新しいテクノロジーが大学教育にもたらす影響についての議論 基本的な語彙・文法知識、文脈把握、読解力
大問II スポーツ企業における顧客満足度を上げる経営判断の実例 英文を正確に理解する力、語彙・文法知識
大問III 19世紀ヴィクトリア朝時代の労働時間の変化とレジャー文化の広がり 語彙・イディオム・文法知識、文脈からの意味推測
大問IV ヨーロッパと北米におけるトマトをめぐる言説の変遷 文脈からの類推力、語彙知識、読解力
高橋
 
高橋テクノロジーと教育、経営判断、歴史、食べ物の話題と、題材がバラバラですね。
松田塾長そこも人間環境学部らしいところです。社会・経済・環境・文化を横断的に学ぶ学部なので、英語の題材も特定の分野に偏らず、社会科学的な内容から文化史まで出題される傾向があります。A方式(2026年2月7日実施、文学部I日程・経営学部I日程と共通問題)の4大問も見てみましょう。
 
松田塾長

大問 題材 主に測る力
大問Ⅰ マンモスを遺伝子操作で復活させるプロジェクトの新聞記事 前置詞・熟語などの文法・語彙知識、読解力
大問Ⅱ 2人の人物の会話文(演劇作品の一節) 会話の流れをつかむ判断力・表現力
大問Ⅲ AIによる補助の影響に触れつつ「書くこと」の意味を論じた英文 文法・語彙知識、下線部や内容を理解する読解力
大問Ⅳ ブータンの将来都市構想とその影響 文脈からの類推力、語彙知識、読解力
高橋
 
高橋A方式には会話文の大問があるんですね。T日程にはなかったパターンだ。
松田塾長はい、場面や発話意図をつかむ力が問われます。ちなみに公式の要項には、経営学部と人間環境学部はこの共通問題に加えて独自の問題も出題すると注記されています。独自問題の内容は個別には公表されていませんが、「共通問題だけに慣れていれば十分」と思い込まず、人間環境学部の過去問そのものにもしっかり取り組んでおくのが安全です。
 
松田塾長

高橋
 
高橋共通部分だけで安心しちゃダメなんですね、分かりました。じゃあ、実際どういうところでみんなつまずくんですか?

頻出のテーマ・つまずきポイント

松田塾長ここまでの大問テーマを振り返ると、共通しているのは「身近とは言えないテーマの文章を、時間内に正確に読み切る」ことが求められている点です。つまずきポイントは大きく3つあります。
 
松田塾長

高橋
 
高橋3つ、聞きたいです。
松田塾長1つ目は語彙・イディオムの守備範囲です。ヴィクトリア朝のレジャー文化やトマトをめぐる言説といった、教科書だけでは出会いにくいテーマの英文では、見たことのない単語に出くわす確率が上がります。知らない単語が出ても文脈から意味を推測する練習をしていないと、1語でつまずいて設問全体を落としてしまうことがあります。
 
松田塾長

高橋
 
高橋知らない単語が出るたびに止まっちゃうタイプ、まさに自分かもしれないです……。
松田塾長多くの受験生がそうですよ(笑)。2つ目は下線部参照問題です。「下線部が指す具体的内容を選べ」というタイプの設問が、T日程・A方式どちらの出題意図にも繰り返し登場しています。これは下線部の前後だけでなく、段落全体の論理構造をつかんでいないと正しく絞り込めません。3つ目は会話文・論説文特有の「意図」を読む問題です。A方式の会話文(大問Ⅱ)のように、発話の裏にある意図や場面の空気を踏まえて選択肢を選ぶ設問は、単語の意味が分かるだけでは正解にたどり着けません。
 
松田塾長

高橋
 
高橋単語が分かる、文法が分かる、だけじゃ足りないってことですね。じゃあ実際どう解いていけばいいのか、大問ごとに教えてほしいです。

大問別に見る、解き方のプロセス

松田塾長ではA方式の大問Ⅳ(ブータンの将来都市構想)を例に、思考の流れを一緒に追ってみましょう。まず大問全体のテーマを1文で掴むことが最初のステップです。「ブータンが掲げる将来都市構想が、国にどんな影響をもたらすか」という骨格をつかんでから各段落を読むと、情報の取捨選択がしやすくなります。
 
松田塾長

高橋
 
高橋いきなり1語1語訳そうとしちゃダメなんですね。
松田塾長そうなんです。次に、設問文を先に軽く見て「何を問われるか」の見当をつけます。「下線部が意味するところを文脈から類推せよ」という設問であれば、該当段落の前後の文に答えの根拠があることがほとんどです。段落全体を読んでから戻って根拠を探すより、先に問いの形を知っておく方が時間短縮になります。
 
松田塾長

高橋
 
高橋なるほど、問題文を先にチラ見するの、やったことなかったです。
松田塾長最後に、選択肢を比較するときは「本文に書かれていること」と「本文から自然に導けること」と「本文には書かれていないこと」を区別する癖をつけてください。マーク式の誤答選択肢は、本文の単語を使いながらも意味を少しだけずらしているケースが多いんです。単語が本文と一致しているかではなく、意味が一致しているかで判断する、これが一番大事なコツです。
 
松田塾長

高橋
 
高橋単語だけ見て飛びつくと、ひっかけに引っかかるってことですね。会話文の大問Ⅱはどうですか?
松田塾長会話文は、誰が・誰に向かって・どんな立場で話しているかという「場面設定」を最初につかむのが近道です。演劇作品の一節という出題だったので、セリフの裏にある感情や意図を意識しながら読むと、発話の意味を問う設問に対応しやすくなります。読解の基本が身についていれば、どのテーマでも同じプロセスが使える、というのが大問別対策の一番のポイントです。
 
松田塾長

高橋
 
高橋読解の「型」を持っておくって大事なんですね。ところで、結局自分は英語で何点取ればいいんだろう、というのも気になってきました。

配点・ボーダーシミュレーター:英語で何割取るべきか

松田塾長いい質問です。ここでは2026年度の合格最低点のデータをもとに、方式ごとに「全体で何割取れば合格ラインに乗るか」を一緒に確認していきましょう。
 
松田塾長

steps
  1. 方式ごとの得点率を確認する ― 2026年度の合格最低点(得点率)は、T日程64.0%、英語外部試験利用入試83.1%、A方式62.8%、B方式82.5%、C方式73.4%でした。英語を解く配点が大きいT日程・A方式は6割台、共通テストの比重が大きいB方式・英語外部試験利用入試は8割台と、方式によって目安がはっきり分かれます。
  2. 自分が受ける方式の満点に得点率をかける ― 例えばA方式(満点350点)なら、350点×62.8%でおよそ220点が2026年度の合格最低点でした。ここが「最低限、超えなければいけないライン」の目安になります。
  3. 英語の配点から「英語で稼ぐべき得点」を逆算する ― A方式の英語は150点満点です。仮に国語・選択科目をそれぞれ6割(60点)ずつ取れたとすると合計120点なので、合格ラインの220点に届かせるには英語だけで100点、つまり150点中ざっくり7割弱が必要になる計算です。
  4. 年度による変動も見ておく ― 2025年度のA方式の得点率は60.2%でした。2026年度は62.8%なので、合格ラインは年々じわじわ上がる傾向にあります。「去年の最低点ぎりぎり」を目標にすると、本番で足りなくなるリスクがあることも頭に入れておきましょう。
高橋
 
高橋自分の方式の満点に得点率をかければいいんですね。しかも年々ラインが上がっているのは知らなかったです……ちょっと焦ります。
松田塾長焦る必要はないですが、意識はしておいた方がいいですね。倍率の面でも、T日程は2025年度の4.7倍から2026年度は10.0倍とおよそ2倍に跳ね上がっています。志願者が集まりやすい方式ほど、最低点も倍率も上振れしやすい、という点は覚えておいてください。
 
松田塾長

合格最低点は毎年同じではありません

2026年度のA方式の合格最低点は220.0点(得点率62.8%)でしたが、2025年度は211.0点(得点率60.2%)でした。「去年の最低点を超えれば安心」と考えて計画を立てると、本番でその年の難易度や志願者の増減によって数点届かない、という事態が起こり得ます。合格最低点はあくまで目安とし、できるだけ余裕を持った得点目標を設定しましょう。

高橋
 
高橋方式ごとの目安は分かりました。でも、自分がいま英語で何点取れるのか、実はよく分かっていないかもしれません……。
松田塾長それはとても大事な気づきです。合格ラインの計算はあくまで全体像で、実際に自分がどこで点を落としているかは、過去問を解いて答案を見返さないと分かりません。この後の自己診断のところで一緒に整理していきましょう。先に、対策の順番を見ていきますね。
 
松田塾長

対策の順番:何を、どの順で、いつまでに

人間環境学部の英語対策・3つのフェーズ

– フェーズ1(基礎固め) ― 単語・熟語・基本文法の抜けをなくす時期。ヴィクトリア朝やブータンの都市構想のように、見慣れないテーマの英文でも対応できる語彙の土台をここで作ります。直近の模試で文法問題を落としている人は、ここを飛ばさないでください。

– フェーズ2(読解の型づくり) ― 大問別の解き方のプロセス(テーマを掴む→設問を先読み→選択肢を本文の意味で絞る)を、時間を計らずに1問ずつ丁寧に練習する時期です。急いで量をこなすより、1問の精度を上げることを優先します。

– フェーズ3(時間内演習) ― 90分で大問4題を解き切る練習です。T日程・A方式どちらも英語の試験時間は90分なので、過去問や同形式の問題で時間配分の感覚をつかみます。大問1題あたり20〜22分が目安です。

高橋
 
高橋フェーズ3まで来て、初めて時間を計るんですね。最初から時間を計って焦ってしまうタイプなので、ちょっと安心しました。
松田塾長多くの受験生が最初から時間を計って、できない自分に落ち込んでしまうんですが、それは遠回りです。基礎と型ができてから時間内演習に進む、この順番を守るだけで伸び方が変わってきますよ。
 
松田塾長

よくある失敗・注意点

高橋
 
高橋対策の順番は分かりました。逆に、やりがちな失敗ってありますか?
松田塾長よくあるのが2つあります。1つ目は、T日程と英語外部試験利用入試を「同じようなもの」と誤解してしまうケースです。T日程は英語の筆記試験が150点分あるのに対して、英語外部試験利用入試は英語の筆記試験そのものがありません。両方に出願資格だけで済む、と勘違いして準備を怠ると、T日程の当日に150点分の試験で大きく失点してしまいます。
 
松田塾長

T日程と英語外部試験利用入試を混同しない

T日程は英語の筆記試験(150点・90分)が必須です。英語外部試験利用入試は、外部検定のスコアが出願資格として使われ、当日は国語または数学のみを受験します。出願資格(外部検定の基準スコア)を満たしているかどうかは、必ず最新の大学公式要項で確認してください。

高橋
 
高橋2つ目はなんですか?
松田塾長2つ目は、選択科目の負担を見誤ることです。A方式の選択科目は、歴史総合・世界史探究、歴史総合・日本史探究、地理総合・地理探究、公共・政治経済、数学I・II・数学A・B・Cの5科目から1科目を選ぶ形式です。英語と国語の対策に時間を使いすぎて、選択科目の仕上げが後回しになり、3限の時点で疲れと焦りから選択科目を落としてしまう受験生が一定数います。英語だけでなく3科目トータルで時間配分を考えることが大切です。
 
松田塾長

高橋
 
高橋英語ばっかり気にしてたら、選択科目で足をすくわれるかもしれないんですね……。自分の場合はどうなのか、ちゃんと確認しておきたいです。

自己診断:あなたはどこでつまずいていますか?

松田塾長ここまでの内容を踏まえて、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。
 
松田塾長

チェック項目 当てはまる人の傾向
単語は分かるのに文章全体の意味が取れない 文構造の把握、または論理展開を追う力が課題
時間内に大問4題を解き終わらない 90分での時間配分、または1文を読むスピードが課題
下線部参照問題で違う選択肢を選びがち 段落全体の根拠を探さず、下線部の近くだけで判断している可能性
会話文・意図を読む設問が苦手 場面設定の把握、文脈からの推測力が課題
文法問題は得意なのに長文だと得点が落ちる 知識はあるが読解への応用が不足している可能性
高橋
 
高橋うわ、「単語は分かるのに文章全体の意味が取れない」、結構自分に当てはまる気がします……。
松田塾長同じ「長文が苦手」でも、原因は人によって本当にバラバラです。語彙が足りないのか、文構造が取れていないのか、時間配分なのか、設問の読み方なのか。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わってきます。自分がどのタイプかを正確に把握できていないまま闇雲に演習量を増やしても、思うように得点が伸びないことが多いんです。
 
松田塾長

高橋
 
高橋たしかに、自分でもどこが原因かまでは分からないです……。
松田塾長そうですよね。そこは一人で判断しようとせず、一度現状を整理してもらうのが近道です。英語進学塾リオンでは、人間環境学部のような大問構成・配点を踏まえた上で、今の英語力がどこで止まっているのかを一緒に確認しています。
 
松田塾長

高橋
 
高橋ちょっと自分の場合も見てもらいたくなってきました。ところで、英文法のつながりがそもそも苦手で、長文になるとバラバラに見えてしまう、という友達もいるんですが……。
松田塾長それもよくある相談です。英文法を公式のように丸暗記していると、長文の中で実際に使われたときに「あれ、これ何の用法だっけ」と止まってしまうんですよね。松田が担当する無料ウェビナーでは、バラバラに覚えた英文法を「イメージ」でつなぎ直して、長文の中で迷わず使えるようにする講座を行っています。人間環境学部のような社会科学寄りのテーマの長文でも、文法のつながりが見えていると読むスピードがまったく変わってきますよ。
 
松田塾長

高橋
 
高橋バラバラの知識をつなげ直す、ちょっと気になります。さて、ここまでで英語の配点と対策はだいぶ分かってきました。最後に基本情報を整理してもらえますか?

基本情報まとめ

項目 内容
大学名 法政大学
学部・学科 人間環境学部 人間環境学科
入試方式 T日程・英語外部試験利用入試・A方式・B方式(共通テスト3教科型)・C方式(共通テスト6教科7科目型)
英語の配点 T日程150点/A方式150点/B方式100点/C方式200点/英語外部試験利用は出願資格のみ
満点 T日程250点・英語外部試験利用100点・A方式350点・B方式300点・C方式850点
2026年度合格最低点(得点率) T日程160.1点(64.0%)・英語外部試験利用83.1点(83.1%)・A方式220.0点(62.8%)・B方式247.5点(82.5%)・C方式624.7点(73.4%)
試験日(一般選抜) T日程・英語外部試験利用:2026年2月5日/A方式:2026年2月7日
公式サイト https://www.hosei.ac.jp/ningenkankyo/
高橋
 
高橋こうして見ると、同じ学部でも方式によって配点も満点も合格ラインの取り方も全然違うんですね。
松田塾長そうなんです。だからこそ「人間環境学部は英語比率◯%」と一言でまとめるのは危険で、自分が出願する方式に合わせて配点を正確に把握することが対策の出発点になります。
 
松田塾長

似たタイプの学部とも比べてみよう

高橋
 
高橋法政大学の他の学部とも、配点の作りって結構違うんですか?
松田塾長学部によって個性が出ますよ。例えば法政大学文学部はA方式の英語が人間環境学部と共通問題を使う学部のひとつで、出題傾向を比較する価値があります。法政大学経営学部も同じくA方式Ⅰ日程で共通問題を使う学部で、5方式構成というところも人間環境学部と似ています。配点バランスという点では法政大学現代福祉学部も、T日程・A方式・B方式・C方式の構成が人間環境学部と近く、併願を検討している人は見比べてみると志望校選びの参考になります。
 
松田塾長

高橋
 
高橋併願先を考えるときにも、配点の比較って役立つんですね。
松田塾長その通りです。同じ「法政大学」でも学部によって英語の重みがまったく違うので、第一志望だけでなく併願先の配点もあわせて確認しておくと、入試直前の優先順位づけで迷わずに済みますよ。ちなみに、長文を読むスピード自体に課題がある人は、文法のつながりを見直すところから始めると、人間環境学部に限らずどの学部の対策にも効いてきます。
 
松田塾長

よくある質問

高橋
 
高橋最後に、よくある疑問をまとめて聞いてもいいですか?
松田塾長もちろんです。
 
松田塾長

高橋
 
高橋人間環境学部のA方式とT日程、どちらが英語の配点比率が高いんですか?
松田塾長比率で見るとT日程が60.0%、A方式が42.9%なので、T日程の方が英語への依存度は高くなります。ただしA方式は募集人員が135名と最も多く、受験機会としての重みも大きい方式です。
 
松田塾長

高橋
 
高橋英語外部試験利用入試は、英語の勉強をしなくていいということですか?
松田塾長いいえ、それは誤解です。出願資格を満たすための外部検定のスコア自体を取りにいく必要があるので、英語の勉強は必須です。当日の筆記試験で英語を解かないだけで、英語力そのものが不要というわけではありません。
 
松田塾長

高橋
 
高橋C方式は英語の比率が23.5%と低いですが、英語を捨てても大丈夫ですか?
松田塾長おすすめしません。C方式は6教科7科目というもっとも科目数が多い方式で、1科目あたりの比重が下がる分、総合力で安定して得点できる受験生向けです。英語を捨てて他科目で埋め合わせるより、苦手科目を作らない方が結果的に合格ラインに届きやすくなります。
 
松田塾長

高橋
 
高橋2026年度のA方式の倍率6.3倍というのは、法政大学の中では高い方ですか?
松田塾長学部や年度によって倍率は変動するので一概には言えませんが、人間環境学部のA方式は2025年度が3.6倍だったので、1年で大きく上がったことは事実です。最新の倍率は必ず大学公式サイトの入試データで確認してください。
 
松田塾長

高橋
 
高橋ちなみに、一般選抜以外に入試方式ってあるんですか?
松田塾長あります。人間環境学部には自己推薦入試(書類審査・小論文・筆記試験の英語・面接)や、社会人向けのRSP入試(社会人リフレッシュ・ステージ・プログラム入試、書類審査・面接)といった特別入試もあります。自己推薦入試では英語の筆記試験も課されるので、こちらを検討している人も英語の対策は欠かせません。詳しい出願資格や日程は年度によって変わるので、必ず最新の入学試験要項を確認してください。
 
松田塾長

高橋
 
高橋入り口がいろいろあるんですね。今日で人間環境学部の英語入試のイメージがだいぶつかめました。最後に、まとめてもらえますか?

おわりに:あなたの場合は、何から始めるべきか

松田塾長ここまでで分かったのは、人間環境学部の英語は方式によって配点も試験時間も、問われる力の種類も変わるということです。T日程・A方式は150点という大きな配点を占める個別試験、B方式・C方式は共通テストをベースにした総合力の勝負、英語外部試験利用入試は外部検定のスコアで証明する仕組みでした。
 
松田塾長

高橋
 
高橋はい、ここまでは学部共通の話、という感じですよね。
松田塾長その通りです。ただ、実際にどこから手をつけるべきかは、人によって変わってきます。同じ「長文が読めない」という悩みでも、語彙が足りない人、文構造が取れていない人、時間配分が合っていない人、設問の読み方で損をしている人と、原因はいろいろです。原因が違えば、優先してやるべき対策の順番も変わってきます。
 
松田塾長

高橋
 
高橋自分がどのタイプなのか、正直まだよく分かっていないです……。
松田塾長それは自然なことです。むしろ、分からないまま闇雲に演習量だけ増やしてしまうことの方が心配です。頑張っていないわけではないのに、優先順位を間違えたまま時間だけが過ぎてしまう。これが受験で一番もったいないパターンなんですよ。現在地と志望校までの差、そして優先して直すべき弱点がはっきりすれば、あとは迷わず積み上げていくだけになります。
 
松田塾長

高橋
 
高橋現在地が分かれば、やることが決まる、ということですね。
松田塾長そうです。そこで英語進学塾リオンでは、人間環境学部のような配点構成・大問構成を踏まえたうえで、今の英語力がどこで止まっているのか、志望校とのギャップはどれくらいあるのかを一緒に確認しています。現時点の実力を数値で見える化して、何を・どの順番で・いつまでに仕上げるべきかを一緒に整理する場だと思ってもらえると近いです。まずは話を聞いてみるだけでも、今の自分の立ち位置がはっきりしてくるはずですよ。
 
松田塾長

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参考リンク

参考リンク

– 法政大学 2026年度入学試験要項(一般選抜・配点一覧): https://nyushi.hosei.ac.jp/application/files/2117/8606/6247/nyushiyokoippan2026.pdf

– 法政大学 2026年度一般選抜データ(合格最低点・倍率): https://nyushi.hosei.ac.jp/application/files/1617/7975/3265/data_2026.pdf

– 法政大学 入学者選抜の出題意図(2026年度): https://nyushi.hosei.ac.jp/application/files/2517/8606/5976/shutsudaiito2026.pdf

– 法政大学 人間環境学部 公式サイト: https://www.hosei.ac.jp/ningenkankyo/

Q. 人間環境学部のA方式とT日程、どちらが英語の配点比率が高いんですか?

比率で見るとT日程が60.0%、A方式が42.9%なので、T日程の方が英語への依存度は高くなります。ただしA方式は募集人員が135名と最も多く、受験機会としての重みも大きい方式です。

Q. 英語外部試験利用入試は、英語の勉強をしなくていいということですか?

いいえ、それは誤解です。出願資格を満たすための外部検定のスコア自体を取りにいく必要があるので、英語の勉強は必須です。当日の筆記試験で英語を解かないだけで、英語力そのものが不要というわけではありません。

Q. C方式は英語の比率が23.5%と低いですが、英語を捨てても大丈夫ですか?

おすすめしません。C方式は6教科7科目というもっとも科目数が多い方式で、1科目あたりの比重が下がる分、総合力で安定して得点できる受験生向けです。英語を捨てて他科目で埋め合わせるより、苦手科目を作らない方が結果的に合格ラインに届きやすくなります。

Q. 2026年度のA方式の倍率6.3倍というのは、法政大学の中では高い方ですか?

学部や年度によって倍率は変動するので一概には言えませんが、人間環境学部のA方式は2025年度が3.6倍だったので、1年で大きく上がったことは事実です。最新の倍率は必ず大学公式サイトの入試データで確認してください。

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