大学受験英語 文法一覧とおすすめ参考書・問題集

勉強コラム 塾長コラム

高橋

高橋松田塾長、大学入試の英文法って範囲が広すぎて、結局どの単元をどの参考書でやればいいのか分からなくなります……。
松田塾長気持ちは分かります。ただ、大学受験の英文法は実は項目数が決まっていて、全部でだいたい15〜16のテーマに整理できます。まずは全体の一覧を頭に入れて、そのうえで自分に合った問題集を1冊決めるのが近道です。

松田塾長

高橋

高橋一覧があると、抜けがないか確認できて安心ですね。
松田塾長そうなんです。文法は「知っている単元」と「知らない単元」のムラが一番の失点原因になります。一覧で全体を見渡してから、苦手な単元を優先的につぶしていきましょう。

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大学受験英文法 頻出項目一覧

松田塾長大学受験で問われる文法テーマは、大きく4つのグループに分かれます。

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グループ 主な項目
動詞まわり 時制、助動詞、受動態、仮定法、話法
準動詞 不定詞、動名詞、分詞、分詞構文
文の構造 関係詞、接続詞、比較、特殊構文(倒置・強調・省略)
その他 前置詞、語法・イディオム、整序(並び替え)問題
高橋

高橋この中で、特に受験生がつまずきやすいのはどこですか?
松田塾長仮定法・分詞構文・関係詞・比較は、特に苦手にする受験生が多い単元です。この4つは英文が長くなるほど頻出するので、長文読解にも直結します。優先して固めておくと、後の伸びが違います。

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単元別・おすすめ参考書

松田塾長文法参考書には大きく分けて「網羅型」と「演習型」の2タイプがあります。まずは自分のレベルに合う網羅型を1冊決めてください。

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タイプ レベル 参考書
網羅型(辞書的に使う) 標準〜難関 Vintage[ヴィンテージ]英文法・語法 4th Edition(いいずな書店・篠田重晃/米山達郎)
網羅型(辞書的に使う) 標準〜難関 Next Stage 英文法・語法問題[4th Edition](桐原書店・瓜生豊/篠田重晃)
網羅型(辞書的に使う) 標準〜難関 スクランブル英文法・語法 5th Edition(旺文社・中尾孝司/宮下卓也)
基礎の総仕上げ 基礎 スクランブル英文法・語法 Basic 3rd Edition(旺文社)
レベル別演習 標準 大学入試問題集 関正生の英文法ポラリス[1 標準レベル](KADOKAWA)
高橋

高橋Vintage、Next Stage、スクランブル……どれも似たような分厚い問題集に見えるんですが、違いはあるんですか?
松田塾長収録している問題や整理の仕方に違いはありますが、大学受験に必要な文法・語法項目を網羅している点はどれも共通しています。この3冊はどれか1冊で十分で、複数を並行してやる必要はありません。学校で配られたものがあればそれを使い、なければ書店で実際に開いて、解説が自分に合うと感じたものを選んでください。

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整序(並び替え)問題の対策

高橋

高橋並び替え問題が苦手なんですが、専用の対策は必要ですか?
松田塾長実は、Vintage・Next Stage・スクランブルのような網羅型の文法問題集には、整序問題のセクションが含まれています。まずは新しく別の問題集を買うのではなく、今使っている網羅型の整序問題パートを繰り返すところから始めてください。

松田塾長

整序問題を解くコツ

– いきなり単語を並べようとせず、まず日本語訳から動詞(述語)を特定する

– 主語・動詞・目的語・修飾語のカタマリを先に作ってから並べる

– 選択肢に接続詞や関係代名詞があれば、そこが文の切れ目になることが多い

文法の進め方のステップ

steps
  1. 1冊決めて通読する: 網羅型を1冊選び、まずは全単元をざっと通して読む(この段階で完璧に覚えようとしない)
  2. 問題を解いて弱点を洗い出す: 単元ごとに問題を解き、間違えた単元にチェックをつける
  3. 弱点単元を優先的に復習する: 仮定法・分詞構文・関係詞・比較など、頻出かつ苦手になりやすい単元から復習する
  4. 長文・英作文の中で使えるか確認する: 覚えた文法事項が、実際の長文や英作文の中で認識できるか確認する

よくある失敗

文法学習でよくある失敗

– 複数の網羅型問題集を並行してやってしまう: Vintage・Next Stage・スクランブルを同時に進めて、結局どれも中途半端になる

– 単元ごとの暗記だけで終わってしまう: 問題は解けるのに、長文の中で同じ文法事項が出てきても気づけない

– 整序問題だけを後回しにする: 読解・文法四択に比べて後回しにされがちだが、配点が意外と大きい大学もある

自己診断(セルフチェック)

松田塾長次のチェックリストで、自分の文法の弱点を確認してみてください。

松田塾長

あなたの文法、どこが弱点ですか?

– 時制・助動詞・受動態は問題ないが、仮定法になると混乱する → 仮定法を優先的に復習

– 分詞と分詞構文の見分けがつかない → 準動詞グループをまとめて復習

– 関係代名詞と関係副詞の使い分けがあいまい → 関係詞を優先的に復習

– 比較級・最上級の基本は分かるが、クジラの構文など特殊な比較表現が分からない → 比較を優先的に復習

松田塾長このチェックで複数の項目に当てはまる場合、独学だけで全部を均等に復習しようとすると時間がかかりすぎることがあります。優先順位をつけるのが難しいと感じたら、一度整理してもらうのも一つの方法です。

松田塾長

志望校によって重視すべき単元は変わるか

高橋

高橋大学によって、よく出る文法単元に違いはあるんでしょうか。
松田塾長出題形式によって傾向は変わります。四択の文法問題を独立して出す大学では、語法(前置詞・イディオムの細かい知識)が問われやすい傾向があります。一方、長文読解中心の大学では、独立した文法問題は少なくても、関係詞・分詞構文・仮定法のような長い文を構成する単元の理解が、読解の正確さに直結します。

松田塾長

高橋

高橋志望校の過去問を見て、出題傾向を確認した方がいいということですか?
松田塾長そうです。ただし、過去問で傾向を確認するのは、単元一覧を一通り学び終えたあとで構いません。最初から出題傾向だけを狙って勉強すると、知識に穴ができやすくなります。まずは一覧にある単元をひと通り押さえたうえで、仕上げの段階で志望校の傾向に合わせて優先順位を微調整する、という順番がおすすめです。

松田塾長

まとめ

目的 おすすめ参考書
基礎の総仕上げ スクランブル英文法・語法 Basic(旺文社)
標準〜難関を1冊で演習 Vintage・Next Stage・スクランブル英文法・語法のいずれか1冊
レベル別に段階を踏みたい 英文法ポラリス[1 標準レベル](KADOKAWA)
整序問題 網羅型問題集の整序セクションを反復

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あわせて読みたい

– 文法を含めた全体の参考書ルートは大学受験英語 参考書ルート完全ガイドを参照

– 英語がほぼゼロからのスタートなら英語ゼロから始める大学受験:基礎固め参考書・問題集から始めてください

– 文法が固まった後の長文対策は大学受験英語 長文 参考書・問題集ルート完全ガイドを参照

よくある質問

高橋

高橋文法の参考書は何周すればいいですか?
松田塾長目安は3周です。1周目は通読、2周目は問題演習、3周目は間違えた単元だけの復習、という進め方が効率的です。

松田塾長

高橋

高橋学校の文法の授業だけで十分ですか?
松田塾長授業で基礎を理解したうえで、自分で問題集を回して定着させる必要があります。授業だけだとアウトプットの量が不足しがちです。

松田塾長

高橋

高橋文法用語(五文型など)を覚える意味はありますか?
松田塾長あります。文法用語が分かると、参考書や過去問の解説を自分で理解できるようになります。用語を覚えること自体が目的ではありませんが、理解を助ける道具として押さえておくと学習効率が上がります。

松田塾長

高橋

高橋文法と長文、どちらを優先すべきですか?
松田塾長基本的には文法を先に固めますが、完璧に仕上げてから長文に進む必要はありません。文法の基礎ができた段階で、並行して長文にも触れ始めるのがおすすめです。

松田塾長

高橋

高橋志望校によって重視すべき文法単元は変わりますか?
松田塾長独立した文法問題を多く出す大学では語法・イディオムの細かい知識、長文中心の大学では関係詞・分詞構文・仮定法のような文構造に関わる単元が重要になります。ただし優先順位の調整は、一覧の単元をひと通り学んだあとの仕上げ段階で行うのがおすすめです。

松田塾長

文法一覧、あとは自分の弱点だけ

松田塾長ここまで、大学受験英文法の頻出項目一覧と、単元別のおすすめ参考書をお伝えしてきました。ただ、一覧を見て「全部やらなきゃ」と思う必要はありません。実際に優先して復習すべき単元は、一人ひとり違います。

松田塾長

高橋

高橋さっきのチェックリストで、自分は仮定法と関係詞が怪しい気がしました。でも本当にそこが弱点なのか、自信を持って言えないです……。
松田塾長そうですよね。同じ「文法が苦手」という悩みでも、本当に理解できていない単元と、理解はしているのに問題形式に慣れていないだけの単元は、見分けるのが難しいものです。原因が違えば、対策も「もう一度インプットし直す」なのか「問題演習量を増やす」なのかが変わってきます。

松田塾長

松田塾長文法の勉強で一番もったいないのは、苦手ではない単元を何度も復習して、本当に弱い単元に手が回らないまま時間が過ぎてしまうことです。単元ごとの理解度を最初にはっきりさせる方が、結果的に近道になります。英語進学塾リオンでは、今の文法理解度を単元別に確認しながら、優先して復習すべき単元と使うべき問題集を一緒に整理しています。その場で入塾を決めていただく必要はありません。気になる方は、一度確認してみるといいですよ。

松田塾長

Q. 文法の参考書は何周すればいいですか?

目安は3周です。1周目は通読、2周目は問題演習、3周目は間違えた単元だけの復習、という進め方が効率的です。

Q. 学校の文法の授業だけで十分ですか?

授業で基礎を理解したうえで、自分で問題集を回して定着させる必要があります。授業だけだとアウトプットの量が不足しがちです。

Q. 文法用語を覚える意味はありますか?

文法用語が分かると、参考書や過去問の解説を自分で理解できるようになります。理解を助ける道具として押さえておくと学習効率が上がります。

Q. 文法と長文、どちらを優先すべきですか?

基本的には文法を先に固めますが、完璧に仕上げてから長文に進む必要はありません。基礎ができた段階で並行して長文にも触れ始めるのがおすすめです。

Q. 志望校によって重視すべき文法単元は変わりますか?

独立した文法問題を多く出す大学では語法・イディオム、長文中心の大学では関係詞・分詞構文・仮定法のような文構造に関わる単元が重要になります。優先順位の調整は単元を一通り学んだあとの仕上げ段階で行うのがおすすめです。

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