高橋先生、中2の息子のことで相談です。夏休み明けから学校に行けない日が続いていて、家にいる時間が増えました。勉強の遅れも気になって、オンライン塾を調べ始めたのですが、「無理に始めると逆効果」という話も目にして、手が止まってしまって……。
松田塾長そのお気持ち、よく分かります。お子さんの様子を見守りながら、勉強のことも考えなければいけないのですから、迷って当然です。結論から言うと、不登校のお子さんのオンライン塾は、「どこがいいか」より先に「どう始めれば無理なく続くか」を決めるほうが、選び間違いが少なくなります。

高橋塾の名前より、始め方が先なんですね。
松田塾長はい。この記事では、特定の塾の名前は出しません。お子さんの気持ち、家庭の環境、学校との連携という3つの見方と、オンライン塾に確認しておきたいことを、順番にお話しします。最後に、英語進学塾リオンの場合も、事実だけをお伝えしますね。なお、医療や診断に関わる話はしません。心や体の不調が気になるときは、学校の先生やスクールカウンセラー、専門の窓口にもご相談ください。

高橋塾の話と、専門の相談は分けて考えるということですね。お願いします。
学校に行けない日が続くとき、オンライン塾を考えてもいいのか
高橋そもそも、家にいる子に勉強の話を持ち出していいのか、そこから迷っています。うちの子だけが特別なのかなとも思ってしまって。
松田塾長まず、お子さんだけの話ではありません。文部科学省の令和6年度の調査では、小・中学校の不登校の児童生徒数は353,970人で、前の年度の346,482人より増えて過去最多でした。児童生徒1,000人あたりでは38.6人です。そのうち中学校の不登校の生徒は216,266人にのぼります。

高橋20万人を超えているんですね。うちだけじゃないと分かって、少し気持ちが軽くなりました!
松田塾長数字は、ご家庭が一人で抱え込まなくていいという材料にしてください。もうひとつ、国の考え方もお伝えします。文部科学省の令和元年10月25日の通知には、不登校の支援は「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく、子どもが自らの進路を主体的に捉えて社会的に自立することを目指す、と書かれています。登校することだけがゴールではない、というのが国の示している考え方です。

高橋学校に戻ることだけを目指さなくていいのは、親としても肩の荷が下ります!ただ、勉強の遅れは心配です……。
松田塾長同じ通知には、不登校の時期が休養や自分を見つめ直すといった積極的な意味を持つことがある一方で、学業の遅れや進路選択上の不利益に留意するように、という趣旨も書かれています。休むことの意味も、学習の遅れの心配も、どちらも本当のことです。だから、勉強を完全に止めるか、すぐ頑張らせるかの二択にせず、本人の負担にならない形で、学びの入口を用意しておくという考え方が現実的です。

高橋入口を用意しておく、ですか。
松田塾長ええ。使うかどうかは本人が決めればいいのです。オンライン塾は、その入口のひとつになりえます。では、どう選ぶかを具体的に見ていきましょう。

オンライン塾を選ぶ3つのものさし

高橋図に3つの丸がありますが、これがものさしなんですね。
松田塾長はい。不登校のお子さんの塾選びは、成績や料金より先に、この3つを確かめます。順番にまとめますね。

| ものさし |
確かめること |
後回しにしないほうがよい理由 |
| 本人の気持ち |
塾の話を出してよい状態か、本人が選ぶ余地があるか |
本人が納得していないと、始めても続きにくい |
| 家庭の環境 |
静かに受けられる場所、パソコンやタブレット、通信環境 |
オンラインは家の環境がそのまま授業の環境になる |
| 学校との連携 |
担任の先生やスクールカウンセラーに、塾を使う予定を伝えておくか |
出席扱いや成績評価につながる場合があり、学校の判断が関わる |
高橋学校との連携まで入っているのは意外でした。塾は塾で、別の話だと思っていました。
松田塾長そう考えるご家庭は多いのです。ただ、学校に黙って進めると、せっかくの学習が学校に伝わらないことがあります。この点は次の章で詳しく話します。先に、いちばん大切な「本人の気持ち」から見ていきましょう。

始める時期は「本人の気持ち」が先
高橋親としては、早く何かさせたい気持ちがあります。でも、本人がどう思っているのか、聞いていいのかも分からなくて。
松田塾長焦る気持ちは自然です。ただ、本人の準備が整わないうちに申し込むと、「親に決められた」という感覚が残ってしまいます。そうなると、塾の内容がどれだけ良くても続きにくくなります。最初に決めるのは塾ではなく、「塾の話をしてもいいか」の確認です。

高橋確認の仕方にも、コツがありますか。
松田塾長あります。「塾に行きなさい」ではなく、「こういう方法もあるみたいだけど、見るだけ見てみる?」と、選択肢のひとつとして、見るだけでいいと伝えます。断られても、その場で結論を出さずに、また別の日に話せば十分です。

塾の話を切り出す前に確かめたいこと
– 本人の様子 ― 最近の会話の中で、勉強や将来の話題に少しでも触れられる日があるか
– 話す場面 ― 本人が疲れていない時間帯で、落ち着いて話せる場所か
– 伝える内容 ― 「始める」ではなく「見てみる」にとどめて、本人が断れる余地を残しているか
– 保護者の心構え ― 断られたときに、責める気持ちになっていないか
高橋「見るだけでいい」と伝えるのは、取り入れやすいです!
松田塾長反対に、避けたい進め方もあります。ご家庭で心当たりがないか、見てみてください。

始め方で起きやすい、つらい行き違い
– 本人に相談せず、親だけで申し込みまで進めてしまう
– 「塾に入れたら学校に戻れるはず」と、塾に大きな期待を乗せてしまう
– 他の子の進み具合や、周りの成績と比べる言葉を口にしてしまう
– 授業のあとに「ちゃんとやれた?」と、毎回確認して責める形になってしまう
高橋期待を乗せすぎる、というのは身に覚えがあります。
松田塾長親御さんが悪いわけではありません。心配だからこそ、そうなってしまうのです。大事なのは、塾を「学校に戻すための手段」にしないことです。塾は、本人が少しずつ自信を取り戻すための、ひとつの居場所くらいに考えておくと、親子とも気持ちが楽になります。それでは次に、学校との連携の話に進みましょう。

学校との連携 出席扱いと成績評価の仕組み
高橋学校との連携について、もう少し詳しく教えてください。オンライン塾で勉強したことが、学校でどう扱われるのか、気になっていました。
松田塾長文部科学省の通知に、関係する仕組みがあります。ひとつめは、令和元年10月25日の通知で示された、自宅でICT等を活用した学習活動を行った場合の出席の取扱いです。一定の要件を満たしたうえで、校長が、指導要録上の出席扱いとすることができる、とされています。ICT等には、インターネットで提供される学習活動が含まれ、民間事業者が提供する教材を使った学習も例として挙がっています。

高橋塾で勉強すれば、出席になるということですか。
松田塾長そこは大事なところで、そう単純ではありません。要件には、保護者と学校の間に十分な連携や協力関係があること、訪問などによる対面での指導が適切に行われること、学習活動が本人の理解の程度を踏まえた計画的なものであること、などが含まれています。そして、最終的に有効で適切かどうかを判断するのは、お子さんが在籍する学校の校長です。塾が「出席扱いになります」と決められるものではありません。

高橋判断するのは学校なんですね。
松田塾長はい。もうひとつは、令和6年8月29日の通知です。不登校の児童生徒が欠席中に行った学習の成果を、学校の判断で成績評価に反映できる場合を定めたものです。このときも、学校と保護者などの間に十分な連携協力体制があること、学校が学習の状況を定期的・継続的に把握することが求められています。

| 仕組み |
内容 |
判断するのは |
| 出席扱い(令和元年10月25日の通知) |
自宅でのICT等を活用した学習活動が、一定の要件のもとで指導要録上の出席扱いになる場合がある |
在籍する学校の校長 |
| 成績評価への反映(令和6年8月29日の通知) |
欠席中に行った学習の成果を、要件のもとで成績に反映できる |
学校 |
| 共通して必要なこと |
保護者と学校の連携、学習状況を学校が定期的に把握できること |
学校と保護者で確認 |
高橋表にすると分かりやすいです!うちの学校でどうなっているかは、どう確かめればいいんでしょう。
松田塾長担任の先生か、学校の相談窓口に、「オンラインの学習を考えているが、出席扱いや成績評価の対象になる可能性があるか」と聞いてみてください。学校や教育委員会ごとに基準や進め方が違うため、一律の答えはありません。塾に申し込む前に聞いておくと、あとから「もっと早く確認すればよかった」となりにくいです。

出席扱いについて、先に知っておきたいこと
– 出席扱いや成績評価になるかどうかは、お子さんの学校の判断で決まる
– 塾の説明だけで「出席になる」と思い込まず、必ず学校にも確認する
– 学校に知らせる際に、塾での学習内容や頻度を伝える場面が出てくることがある
– 制度は見直されることがあるので、文部科学省の最新のページも合わせて確認する
高橋学校に相談するのは、少し気が重いです。何を話せばいいか分からなくて。
松田塾長難しく考えなくて大丈夫です。「勉強を少しずつ再開したくて、オンラインの塾を検討している。学校としてどう受け止めてもらえるか知りたい」。これだけで十分です。次は、オンライン塾そのものの種類を整理して、お子さんに向きそうな形を探していきましょう。

オンライン塾の形態別 向きやすい点と確かめたい点
高橋一口にオンライン塾と言っても、いろいろあると聞きました。不登校の子には、どのタイプが向いているんでしょうか。
松田塾長一概にどれがよいとは言えません。形態ごとの特徴を、不登校のお子さんの視点でまとめますね。

| 形態 |
特徴 |
向きやすいお子さん |
確かめたい点 |
| ライブ配信の授業 |
決まった時間に先生と同じ画面で学ぶ |
生活のリズムを少しずつ作りたい子 |
顔出しや発言を求められるか、途中退室ができるか |
| 映像授業(録画) |
好きな時間に自分のペースで見られる |
時間帯が日によって変わりやすい子 |
視聴だけで止まらない仕組み、質問の窓口があるか |
| オンラインの個別・少人数 |
先生が手元や反応を見ながら進める |
人前での質問が苦手な子 |
先生が固定か、本人に合わせて進度を調整できるか |
| 学習管理・自習型 |
計画づくりや進み具合を伴走してもらう |
何から手をつけるか分からない子 |
誰が、どの頻度で声をかけてくれるのか |
高橋「顔出しや発言を求められるか」は、うちの子にとって大きなポイントだと思います。
松田塾長そこは多くのご家庭が気にされる点です。カメラをオンにするかどうかで、気持ちの負担が大きく変わるお子さんもいます。体験や見学の前に、顔を出さなくても参加できるか、途中で抜けても責められないかを、塾に先に聞いておくのが安心です。

高橋聞きにくいことも、先に聞いておいていいんですね。
松田塾長もちろんです!しっかり答えてくれる塾かどうかも、判断材料になります。たとえば、確認しておきたい質問を並べておきますね。

塾に聞いておきたい質問リスト
– 顔出し ― カメラをオンにしなくても受けられるか、授業中に当てられることはあるか
– 途中退室 ― 気持ちがしんどくなったとき、途中で抜けてもよいか
– 欠席の扱い ― 休んだ日は振替ができるか、連絡の期限はいつか
– 連絡窓口 ― 保護者だけでも相談できるか、質問や連絡をどこで受けているか
– 学習の戻り方 ― 前の学年の内容にさかのぼって始められるか
– 学校との連絡 ― 学習状況を学校に伝えるときの資料や報告に対応してもらえるか
高橋これをメモして、問い合わせのときに使います!ほかにも、続けるために見ておくことはありますか。
松田塾長あります。次は「続けられる」という点に絞って整理しましょう。

「続けられる」ために見る5つの条件
高橋「無理なく続ける」って、具体的にはどんな状態を言うのでしょうか。毎日やることなのか、週に何回なのか、いまいちイメージが湧かなくて。
松田塾長回数や時間の正解はありません。お子さんの体調や気持ちの波によって変わるからです。ここでいう「続く」は、「休む日があっても、また戻りやすい」状態のことです。そのために見ておきたい条件を、5つにまとめました。

無理なく続けるための5つの条件
– ペースを選べる ― 授業の回数や時間を、本人の状態に合わせて調整できる
– 休んでも戻りやすい ― 欠席した日に責められず、次の回に自然に戻れる
– 負担になる場面を強いられない ― 顔出し、発言、大人数での参加などを、本人の様子に合わせられる
– 保護者とも連絡が取れる ― 本人がうまく伝えられないときに、保護者が代わりに相談できる
– やり直しやすい ― 前の学年の内容に戻って、今の本人のところから始められる
高橋「休んでも戻りやすい」というのが、特に大事だと感じました。
松田塾長はい。調子の良い日と悪い日があるのは、当たり前のことです。休んだことが「失敗」にならない仕組みのある塾かどうかを、体験のときにぜひ確認してください。体験でつらそうなら、無理に続けなくてかまいません。

高橋合わなかったときは、やめてもいいんですね。
松田塾長もちろんです。ただ、費用の面は、始める前に書面で確認しておくと安心です。授業の回数と時間、月謝以外の費用の有無、休んだときの扱い、やめるときの手続きを聞いてください。

| 費用で確認すること |
具体的に聞くこと |
| 授業の形 |
1回の授業時間と、月の回数 |
| 人数 |
先生1人に対して生徒が何人か |
| 月謝以外 |
入会金、教材費、システム利用料などの有無 |
| 休んだとき |
振替の可否、連絡の期限 |
| やめるとき |
解約の手続きと、いつまでに伝えるか |
高橋金額だけでなく、仕組みを見ておくんですね。次は、英語の話も聞いてみたいです。
英語から再開するとき、どこまで戻ればいいのか
高橋英語は特に、「一度つまずくとそのまま」と聞きます。休んでいる間に、遅れは取り戻せるものでしょうか。
松田塾長一概に「取り戻せる」「取り戻せない」とは言えません。お子さんによって、止まっている場所も、再開できる時期も違うからです。ただ、英語は前の内容の上に次の内容が積み上がる教科です。中学英語では、be動詞と一般動詞の区別、三人称単数現在形、過去形、不定詞、比較、受け身、現在完了と、順に積まれていきます。どこで止まっているかが分かれば、戻る場所もはっきりします。

高橋戻る場所を探すことが、最初の仕事なんですね。
松田塾長はい。全部を一度にやり直すのではなく、止まっている単元から短い時間で始めます。いまの様子と、考えられる再開の入口を表にしておきますね。

| 今の様子 |
考えられる入口 |
気をつけたいこと |
| 学校の英語の授業から、しばらく離れている |
学校の教科書の最初の単元から短時間で確認する |
全部やり直そうとして疲れてしまわない |
| 単語は覚えているのに、文が作れない |
語順や文法のルールを、理由と結びつけて見直す |
暗記だけを増やさない |
| 勉強そのものに抵抗がある |
英語の音声を聞く、短い英文を読むなど、軽い入口から |
点数や進度を、本人の前で話題にしない |
| 次のテストや受験が気になっている |
範囲を絞って、見通しを一緒に立てる |
焦って詰め込みすぎない |
高橋勉強そのものに抵抗がある場合は、「軽い入口」からなんですね。
松田塾長そうなんです。最初の目標は、点数ではなく「机に向かう時間にいやな気持ちがしない」ことにおきます。そこから、学習の習慣を作っていきます。英語の勉強を再開するにあたって、少し補足を入れておきます。

勉強から離れていた時間があるお子さんへ
バラバラになった英文法が、ひとつにつながる感覚を確かめる
英語は前の内容の上に次の内容が積み上がる教科です。勉強から離れていた時間があると、どこから戻ればよいか分からず、最初の一歩が重くなりがちです。英語進学塾リオンの無料ウェビナーでは、バラバラに覚えた英文法を読解につなげ直す「イメージ英文法」の考え方を、松田塾長本人の授業で見られます。対象学年や参加方法などの詳細は、案内ページでご確認ください。
英文法がつながる感覚を確かめる →›
ご家庭でできる関わり方 見守りながら支える
高橋塾のことは分かってきました。そのうえで、家でどう関わればいいかも知りたいです。口を出しすぎても、放っておいてもいけない気がして。
松田塾長とても難しいところです。基本は、「見守りながら、選べる状態を作る」ことだと私は考えています。やることを決めるのは本人、環境を整えるのが保護者、というイメージです。

保護者にできる、環境づくりのヒント
– 机や場所の準備 ― 勉強する場所を、本人と一緒に決める(リビングの隅でも、自室でもよい)
– 時間の目安 ― 「毎日」と決めず、「できそうな日に15分だけ」など小さな目標で始める
– 終わったあとの声かけ ― 内容や成績ではなく、「お疲れさま」「今日もつながれたね」と労う
– 保護者自身の相談先 ― 一人で抱え込まず、学校や地域の窓口、同じ立場の保護者とのつながりも持っておく
高橋保護者自身の相談先まで入っているのが、ありがたいです!
松田塾長親御さんが疲れてしまうと、お子さんにも伝わります。塾はお子さんの学習面の支えですが、親御さんの気持ちを支える場所は別に必要です。心や体の不調が気になるときは、学校のスクールカウンセラーや、自治体の相談窓口、医療機関など、専門の方に相談してください。塾でできることと、できないことを分けておくことも、誠実な付き合い方です。

高橋役割を分けて考えると、気持ちが整理できます!では、実際にどんな順番で進めればいいのでしょうか。
無理なく始める5つのステップ

松田塾長ここまでの話を、順番にしたものです。ポイントは、本人が登場するのが4番目だということです。

steps
- 保護者が情報を集める(本人には負担をかけず、まず大人が下調べをする)
- 担任の先生や学校の相談窓口に、オンラインの学習を検討していると伝える
- 公開授業や見学など、顔を出さずに様子を見られる機会があれば、まず保護者が見る
- 本人に「見てみる?」と声をかけ、本人が望めば、体験を一緒に受ける
- 最初は短い時間や少ない回数で始め、1か月ほどたったら親子で振り返って、続け方を見直す
高橋保護者が先に見て、本人は4番目という順番なら、気持ちの負担が小さそうです!
松田塾長はい。体験も、本人が「やってみたい」と言ったときにすれば十分です。「1か月ほど」という目安は、あくまでひとつの例です。お子さんの状態に合わせて、もっと短くても長くても構いません。見直す日をあらかじめ決めておくと、「合わなかったらやめていい」という安心感が生まれます。

高橋やめる前提で始めていいなんて、考えたこともありませんでした。
松田塾長親御さんが「やめてもいい」と思えていると、お子さんも身構えずに試せます。さて、ここまでの内容を、ご自身のお子さんに当てはめてみましょう。

自己診断 いまのお子さんは、どの入口が近いですか
高橋うちの子は、どのタイプに近いのか、具体的に見てみたいです。
松田塾長次の表で、当てはまるものを探してみてください。複数当てはまっても構いません。あくまで目安であり、診断ではありません。

| いまの様子 |
向きやすい入口の考え方 |
最初に確かめたいこと |
| 人と画面越しに会うのも、まだ気が重そう |
保護者だけが先に情報を集める |
公開授業など、顔を出さずに見られる機会があるか |
| 生活の時間帯が日によって変わる |
録画の授業や、時間を選べる形も候補に入れる |
質問の窓口があるか、視聴だけで終わらないか |
| 勉強を始めたい気持ちはあるが、何から手をつけるか分からない |
英語力を見て、戻る場所を一緒に探してくれる塾 |
現在地を確認する機会があるか |
| 人前で質問するのが苦手 |
少人数や個別、チャットで質問できる形 |
先生が本人の様子に合わせてくれるか |
| 学校との連絡や、出席の扱いが気になる |
学校に先に相談してから塾を選ぶ |
担任の先生や相談窓口の連絡先 |
| 受験や進路への不安が強い |
範囲を絞った再開と、進路の相談先の確保 |
学校の進路担当や、地域の窓口への相談 |
高橋うちは「何から手をつけるか分からない」と「人前で質問するのが苦手」の2つが当てはまりそうです。
松田塾長それなら、本人が負担を感じにくい形で、いまの英語の現在地を確認するところから始められるといいですね。表で見えてくるのは方向性です。本当に合うかどうかは、実際に様子を見て、本人の反応を確かめて初めて分かります。

英語進学塾リオンの場合は、どう見えるか
高橋ここまでの話を踏まえて、先生の塾のリオンは、どう見えるんでしょうか。少し構えてしまいますが……。
松田塾長構えなくて大丈夫です。リオンも、選択肢のひとつとして、事実だけをお話しします。まず、校舎は3つです。千葉県我孫子市の柏・我孫子校、千葉市の千葉校、そして全国から受けられるオンライン校です。

高橋柏・我孫子校は、我孫子市にあるんですね。
松田塾長はい。住所は千葉県我孫子市本町2-7-17で、我孫子駅南口から徒歩1分とご案内しています。千葉校は千葉市中央区新町22-1です。この記事のテーマに近いオンライン校では、ライブ配信の授業にZoomを使い、テキストはダウンロードして受講します。Zoomを使ったことがない方や、機械操作が苦手な方には、専門スタッフがサポートし、わかりやすいマニュアルもあります。

高橋不登校のお子さんへの対応は、どう書かれていますか。
松田塾長オンライン校、柏・我孫子校、千葉校のどの校でも、対応コースの「その他」に、不登校・引きこもり対策を挙げています。中学生の対応コースとしては、英検対策、高校受験対策、定期テスト対策です。ただし、不登校のお子さん向けにどんな進め方をしているのか、授業の形や、顔出しの扱いなどの詳細は、お問い合わせで直接確認してください。

高橋推測では書けないということですね。見学や体験はできますか。
松田塾長柏・我孫子校と千葉校では、Zoomを利用した「公開授業」を行っていて、全国どこからでも無料で参加できます。通常授業をそのまま公開するもので、保護者の方のみの参加も歓迎、顔出し不要、途中退室OK、授業中にさされることもない、という形です。無料体験授業は、中学生も対象で、保護者のみの相談もできます。体験は、Zoomでも対面でも、ご要望に合わせて受けられます。

高橋保護者だけで先に様子を見られるのは、さきほどの順番にも合いますね。
松田塾長そうなんです。お子さんを連れて行く前に、まず保護者が顔を出さずに授業の雰囲気を見られるのは、判断材料になります。ほかにも、中学生の学習管理に関わる情報をお伝えします。中学生講座は、対象が中1から中3で、学校の教科書をもとに文法や単語の基礎を固めること、短文の会話やリーディング練習で英語への抵抗感をなくしていくことを内容にしています。

高橋学習管理は、どうなっていますか。
松田塾長「目標達成シート」を使って、教務スタッフが生徒一人ひとりに並走します。定期的な面談で進み具合や理解度を確認し、保護者面談も定期的に行います。入塾すると、生徒一人ひとりに担任教務がつき、24時間いつでも質問できるチャット窓口も使えます。無料体験授業には、英語力のチェックや、志望校と現状の学力から作る合格までのロードマップが含まれています。

高橋料金はどう書かれていますか。
松田塾長英語進学塾リオンの授業料のご案内では、1回90分・月4回の月謝として、中1が25,141円、中2が25,801円、中3が26,461円、講師はプロ講師で受講人数は1対2以上、と載せています。ただし、この表以外に個別授業や中学生の集団授業、英検対策、定期テスト対策などもあり、個別授業の料金は、お問い合わせください。オンライン校の中学生に当てはまる料金か、税込かどうか、入会時の費用や教材費の有無についても、お問い合わせのうえ、書面で確認してください。

| 項目 |
リオンの案内 |
| 校舎 |
柏・我孫子校(我孫子市)、千葉校、オンライン校(全国対応) |
| 柏・我孫子校 |
我孫子市本町2-7-17、我孫子駅南口から徒歩1分、自習室あり |
| 千葉校 |
千葉市中央区新町22-1、駅から徒歩3分、自習室あり |
| オンライン校 |
Zoomのライブ配信、テキストはダウンロード、操作が不安な場合は専門スタッフがサポート |
| 対応コース(中学生) |
英検対策、高校受験対策、定期テスト対策。「その他」に不登校・引きこもり対策の記載あり |
| 公開授業 |
Zoomで全国から無料参加、顔出し不要・途中退室OK・授業中にさされない、保護者のみの参加も歓迎 |
| 無料体験 |
中学生も対象、保護者のみの相談もOK、Zoomか対面、英語力のチェックとロードマップ作成 |
| 学習管理 |
目標達成シート、担任教務、定期的な面談(保護者面談も実施)、24時間質問できるチャット窓口 |
| 授業料(1回90分・月4回) |
中1 25,141円、中2 25,801円、中3 26,461円(プロ講師、1対2以上) |
| 個別授業の振替 |
前日までの連絡で可能、当日の連絡は不可 |
| 確認できなかった項目 |
不登校のお子さん向けの進め方、通常授業での顔出しの扱い、オンライン校の曜日・時間、個別授業の料金、学校への報告への対応など。お問い合わせください |
高橋確認できなかった項目は、問い合わせて聞くしかないんですね。
松田塾長ええ、推測で書くわけにはいきませんから。オンライン校のフリーダイヤルは0120-241-261で、受付は月曜から土曜の10時から22時とご案内しています。ここまでお話しした基準に照らして、リオンも選択肢のひとつとして比べてください。ほかの塾にも同じ質問をして、感じたことを並べて決めてもらえれば十分です。

不登校の中学生のオンライン塾選び まとめ
高橋ここまでの内容を、ざっくり復習したいです。
松田塾長要点を表にまとめますね。

| 見るポイント |
いちばん大事な確認 |
見落としやすい点 |
| 本人の気持ち |
塾の話をしてよい状態か、本人が選べるか |
親だけで申し込みまで進めてしまう |
| 学校との連携 |
出席扱いや成績評価の対象になるか、学校に相談したか |
塾の説明だけで「出席になる」と思い込む |
| 授業の形 |
顔出し、途中退室、質問のしやすさ |
授業内容だけを見て、負担になる場面を確かめない |
| 続けやすさ |
休んでも戻りやすいか、保護者が連絡できるか |
欠席が「失敗」と感じられる仕組み |
| 費用と手続き |
月謝以外の費用、休んだとき、やめるとき |
月謝の金額だけで比べる |
| 英語の再開 |
止まっている場所を確認して、そこから始められるか |
全部を一度にやり直そうとする |
高橋完璧な塾を探さなくても、いいんでしょうか。
松田塾長完璧な塾はありません。譲れないことを2つか3つ決めて、そこに合う選択肢から、本人と一緒に見てみてください。たとえば「顔出しを強いられない」「保護者も連絡できる」「休んでも戻りやすい」のように、優先順位をつけておくと選びやすくなります。

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よくある質問
高橋不登校の中学生にも、オンライン塾は合いますか。
松田塾長お子さんによって合う、合わないがあります。人と直接会う負担が少ない点は利点になることがありますが、画面越しでも負担を感じる子もいます。保護者が先に様子を見て、本人が望むときに短い体験から始めるのが安心です。

高橋本人が塾に行きたくないと言ったら、どうすればいいですか。
松田塾長その場で結論を出さず、「また気が向いたら言ってね」と伝えて、様子を見てください。無理に勧めると、塾への印象が悪くなってしまいます。時間をおいて、本人が話題にしたときに、見るだけの形から始める方法があります。

高橋オンラインで勉強すれば、出席扱いになりますか。
松田塾長一定の要件を満たしたうえで、在籍する学校の校長が判断する仕組みです。塾の利用だけで決まるものではありません。学校や教育委員会によって扱いが異なるため、担任の先生や相談窓口に、先に確認してください。

高橋顔を出さずに、授業を受けられますか。
松田塾長塾によって違います。リオンの柏・我孫子校と千葉校では、Zoomの公開授業は顔出し不要で、途中退室もできます。通常授業の顔出しの扱いは、お問い合わせで確認してください。

高橋リオンは、不登校のお子さんに対応していますか。
松田塾長英語進学塾リオンでは、対応コースの「その他」に、不登校・引きこもり対策を挙げています。ただし、具体的な進め方については、お子さんの様子を伝えたうえで、お問い合わせで直接ご確認ください。保護者の方だけの相談もできます。

お子さんが無理なく英語に戻れる形は、どれなのか
松田塾長ここまで、不登校の中学生がオンライン塾を選ぶときの、本人の気持ち、家庭の環境、学校との連携という3つのものさしをお話ししてきました。始める前に、本人の気持ちと学校への相談を確かめることが、遠回りに見えて近道になります。

高橋考え方は分かりました。でも、うちの息子の場合、結局どの形なら無理なく続くのかは、まだ見えていません。
松田塾長そこがいちばん大事なところです。学校に行けない日が続いているという状況は同じでも、中身はご家庭ごとに違います。朝の時間帯が難しい子、人と話す場面が負担になる子、勉強から離れて何から戻ればよいか分からなくなっている子、学校との連絡がうまくいっていない子。同じように見えても、先に整えるべきことが違えば、向く形も変わってきます。

高橋原因が違うと、選ぶ形も変わるんですね。
松田塾長そうなんです。いちばんもったいないのは、焦って合わない形で始めてしまい、お子さんが「また自分はだめだった」と感じてしまうことです。勉強の遅れを取り戻すことより、本人が「自分でも進める」という感覚を失わないことのほうが、長い目では大事です。方向を間違えたまま続けるより、先に現在地を確かめるほうが、結果的に近道になります。

高橋先に現在地が分かれば、少し安心できそうです。
松田塾長はい。いまの英語の現在地、止まっている場所、本人の負担にならない最初の一歩。この3つが見えると、お子さんのペースを守りながら、学びの入口を作れます。

高橋それを一緒に見てもらえる場所があると心強いです。具体的に何が分かるんですか。
松田塾長英語進学塾リオンでは、無料体験授業の流れの中で、現在の英語力のチェックと、そこからのロードマップ作成を行っています。いまの英語力の弱点と、何から勉強すべきかを整理できる内容です。保護者の方だけの相談もできますので、お子さんの様子を話すところから始めてもらって構いません。勧誘などは一切ありませんので、気になることを聞くだけでも大丈夫です。

参考リンク
参考リンク
– 英語進学塾リオン オンライン校のご案内: https://lion-institution.co.jp/liontoha/onlinekou/
– 英語進学塾リオン 柏・我孫子校のご案内: https://lion-institution.co.jp/liontoha/abiko/
– 英語進学塾リオン 千葉校のご案内: https://lion-institution.co.jp/liontoha/chiba/
– 英語進学塾リオン 中学生講座: https://lion-institution.co.jp/clp/chuugakusei/
– 英語進学塾リオン 授業料・返金保証: https://lion-institution.co.jp/henkinhoshou/
– 英語進学塾リオン 無料体験授業: https://lion-institution.co.jp/free_trial/
– 英語進学塾リオン 入塾についてのよくある質問: https://lion-institution.co.jp/faq_category/nyuujukunitsuite/
– 文部科学省 不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)令和元年10月25日: https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1422155.htm
– 文部科学省 不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱いについて(別記2): https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1422155_00005.htm
– 文部科学省 不登校児童生徒が欠席中に行った学習の成果に係る成績評価について(通知)令和6年8月29日: https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1422155_00002.htm
– 文部科学省 令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(不登校抜粋版): https://www.mext.go.jp/content/20251106-mxt_jidou01-000045738_3.pdf
Q. 不登校の中学生にも、オンライン塾は合いますか。
お子さんによって合う、合わないがあります。人と直接会う負担が少ない点は利点になることがありますが、画面越しでも負担を感じる子もいます。保護者が先に様子を見て、本人が望むときに短い体験から始めるのが安心です。
Q. 本人が塾に行きたくないと言ったら、どうすればいいですか。
その場で結論を出さず、「また気が向いたら言ってね」と伝えて、様子を見てください。無理に勧めると、塾への印象が悪くなってしまいます。時間をおいて、本人が話題にしたときに、見るだけの形から始める方法があります。
Q. オンラインで勉強すれば、出席扱いになりますか。
一定の要件を満たしたうえで、在籍する学校の校長が判断する仕組みです。塾の利用だけで決まるものではありません。学校や教育委員会によって扱いが異なるため、担任の先生や相談窓口に、先に確認してください。
Q. 顔を出さずに、授業を受けられますか。
塾によって違います。リオンの柏・我孫子校と千葉校では、Zoomの公開授業は顔出し不要で、途中退室もできます。通常授業の顔出しの扱いは、お問い合わせで確認してください。
Q. リオンは、不登校のお子さんに対応していますか。
英語進学塾リオンでは、対応コースの「その他」に、不登校・引きこもり対策を挙げています。ただし、具体的な進め方については、お子さんの様子を伝えたうえで、お問い合わせで直接ご確認ください。保護者の方だけの相談もできます。