東京大学農学部 英語120点|理科二類中心の入試対策【2027】

塾長コラム 大学別対策ページ 東京大学

高橋

高橋先生、東大の農学部を目指してるんですけど、農学部の入試ってどんな感じなんですか?あと英語の配点も知りたいです!
松田塾長まず数字から言うと、出願先は主に理科二類で、二次試験の外国語(英語)は120点、二次440点の約27.3%です。共通テストの英語(換算約22点)を足すと142点になり、総合550点の約25.8%を占めます。それと、実は「農学部の入試」という試験そのものは存在しないんです。東大は入学時に学部を決めないので、まず理科二類などの科類に出願して合格し、2年後の進学選択で農学部の専修に進むことになります。

松田塾長

高橋

高橋え、理科二類じゃなくても農学部に行けるんですか?
松田塾長農学部の定員304人のうち、理科二類の指定枠が111人、理科各類(理科一・二・三類のいずれからでも)の指定枠が109人、全科類(科類を問わない)枠が64人、文科各類(文科一・二・三類のいずれからでも)の指定枠が12人、理科一類・理科三類共通の枠が8人あります。理科二類だけで111人(全体の約36.5%)なのに対し、理科各類と全科類を合わせると173人になり、実は理科二類の指定枠より多いんです。この記事では、この進学の仕組みから、英語の配点、大問ごとの解き方、合格ラインからの逆算まで、順番に見ていきます。

松田塾長

農学部に入る道筋と入試の全体像

東京大学農学部への進学ルートの図。文科一類・文科二類・文科三類・理科一類・理科二類・理科三類から教養学部前期課程2年間を経て進学選択を経て農学部(定員304人)へ進む。内訳は理科二類111人、理科各類109人、全科類64人、文科各類12人、理科一類・理科三類8人

松田塾長このセクションでは、農学部がどんな仕組みで受験生を受け入れているかを見ていきましょう。東大は文科一類から理科三類までの6つの科類のどれかに出願し、合格後は全員がいったん教養学部に所属して前期課程2年間を過ごします。農学部を志望する人が主に出願するのは理科二類です。募集要項には理科二類の特徴が「生物学、化学、物理学を中心にして生命科学・物質科学・数理科学の基礎を学び、自然の諸法則に関する探究心を養い、科学や技術と社会の関わりについても理解を深めます」と説明されています。

松田塾長

高橋

高橋農学部には具体的にどんな課程があるんですか?
松田塾長公式サイトによると、農学部には応用生命科学課程・環境資源科学課程・獣医学課程の3課程があり、さらに14の専修に分かれています。獣医学課程だけは後期課程が4年制(前期2年+後期4年で通算6年制)で、他の2課程は後期2年です。キャンパスも入試の会場である本郷キャンパスから、隣接する文京区弥生の弥生キャンパスに移ります。

松田塾長

高橋

高橋さっき言ってた「理科各類や全科類からも行ける」というのは、具体的にどういう仕組みなんですか?
松田塾長募集要項の別表「各学部進学者受入予定数」を見ると、農学部の定員304人の内訳は、理科二類の指定科類枠が111人、理科各類(理科一・二・三類のいずれからでも進学できる枠)の指定科類枠が109人、全科類(科類を問わない)枠が64人、文科各類(文科一・二・三類のいずれからでも)の指定枠が12人、そして理科一類・理科三類の共通枠が8人となっています。「理科二類で入って農学部を目指す」というイメージが強い学部ですが、文系の科類からも12人分の枠があるのは、あまり知られていない事実です。

松田塾長

高橋

高橋文系からでも農学部に行けるのは驚きです!
松田塾長そうなんです。ただし枠は12人と小さいので、狙って進学するというよりは、前期課程で農学に関心を持った学生の受け皿という位置づけです。ボリュームゾーンはあくまで理科二類(111人)と理科各類(109人)で、この2つで定員の約72.4%を占めています。農学部を第一志望にするなら、まず理科二類に合格することが最も王道のルートだと考えて対策を進めるのが現実的です。理科二類の2026年度(令和8年度)募集人員は532人で、2025年度実績の志願倍率は3.4倍でした。2027年度(令和9年度)は募集人員514人、第1段階選抜の予定倍率は約3.0倍と公式に発表されています。次は、その理科二類の入試で英語がどれだけの比重を持つのか、具体的な配点を見ていきましょう。

松田塾長

英語配点・比率の詳細

東京大学理科二類の第2次学力試験440点の配点帯グラフ。国語80点、数学120点、理科120点、外国語(英語)120点。共通テストの英語換算約22点を合わせると英語は合計約142点で総合550点満点の約25.8%を占める

松田塾長このセクションでは、理科二類の入試における英語の配点を具体的に見ていきます。第2次学力試験(二次試験)は国語80点・数学120点・理科120点・外国語(英語)120点の計440点満点です。

松田塾長

教科 配点 440点に占める比率
国語 80点 約18.2%
数学 120点 約27.3%
理科 120点 約27.3%
外国語(英語) 120点 約27.3%
高橋

高橋英語は数学や理科と同じ配点なんですね。
松田塾長そうです。英語は数学・理科と並んで二次試験の中で最も配点が大きい科目の1つで、国語よりも40点分重いんです。さらに共通テストの英語も見逃せません。共通テストは1000点満点を110点に換算して使いますが、その1000点のうち英語は「リーディング140点+リスニング60点」の計200点分を占めています。200を1000で割って110をかけると22になるので、共通テストの英語は換算後およそ22点です。

松田塾長

高橋

高橋じゃあ英語の総合的な重みは、二次の120点だけじゃないってことですか?
松田塾長二次の120点に共通テスト換算の22点を足すと142点で、総合550点満点の約25.8%を英語1科目が占めることになります。国語・数学・理科・英語の4教科を共通テストと二次の合計で見ても、英語は決して軽視できない存在です。「数学と理科で稼いで英語は最低限でいい」という考え方は、点数構造から見るとやや危険だと言えます。次は、その英語120点がどんな大問構成で出題されるのか、具体的に見ていきましょう。

松田塾長

大問構成・出題形式

松田塾長このセクションでは、英語120分の試験がどんな大問構成になっているかを説明します。試験時間は120分で、後半の約30分がリスニングです。一部はマークシートで解答する形式になっています。東京大学は大問ごとの配点を公式には発表していませんが、出題形式そのものは公式資料(記述式問題の出題意図・記号選択式問題の解答)からある程度読み取れます。

松田塾長

大問 出題内容 解答形式
1(A) 要約 記述式
1(B) 読解総合(空所補充等) 記号選択式
2(A) 英作文(和文英訳・自由英作文等) 記述式
2(B) 英作文(和文英訳・自由英作文等) 記述式(設問の一部は記号選択式)
3(A)(B)(C) リスニング 記号選択式
4(A) 文法・語法 記号選択式
4(B) 下線部和訳 記述式
5(A)(B)(C) 長文読解 記述式
5(D) 長文読解(一部) 記号選択式
高橋

高橋記述式とマーク式が混ざってるんですね。
松田塾長はい。大問1(A)・2(A)・4(B)・5(A)(B)(C)は記述式、大問1(B)・2(B)の一部・3・4(A)・5(D)は記号選択式という組み合わせです。記号選択式は自己採点がしやすい一方、記述式(特に要約・英作文・長文読解5(A)(B)(C))は自己採点が難しく、過去問演習で第三者に添削してもらう機会をつくることが対策上重要になります。予備校各社の分析では、要約が8~12点程度、英作文2題で16~24点程度、リスニングが30点程度、文法問題が5~10点程度、和訳が12~15点程度、長文読解が20~30点程度という推定配点が示されていますが、これはあくまで予備校の推定であり、東京大学が公式に発表した数字ではありません。合計120点になるように按分されている目安として参考にしましょう。

松田塾長

高橋

高橋出題形式は分かったんですけど、具体的にどこでつまずきやすいんですか?

頻出テーマとつまずきポイント

松田塾長このセクションでは、受験生が特につまずきやすいポイントを4つに絞って説明します。1つ目は要約問題です。公式の出題意図には「問題文における重要概念を把握し、それをもとにして論理的な要約を日本語で作成する力が試されています」と説明されています。つまり単語や文をそのまま日本語に置き換えるだけでは得点にならず、論理構造を掴み直す作業が必要になります。

松田塾長

高橋

高橋要約って、ただ訳せばいいわけじゃないんですね。
松田塾長そうなんです。2つ目は英作文です。公式の出題意図には「自らの意見が読み手に明確に伝わるよう、適切な語句や表現を用いて、論理的で説得力のある文章を作成する能力が試されています」とあります。難しい単語を使う必要はなく、基本的な文法・語彙で論理的に組み立てられているかが評価の軸になります。3つ目は大問4(A)の文法・語法問題です。長文の中に下線が引かれ、文脈的・文法的・語法的のどの角度から誤りなのかを判断させる形式で、単純な暗記だけでは対応しにくい設問が並びます。4つ目は大問5の長文読解で、公式の出題意図には「文章全体の流れを大局的に把握しながら、文章の細部に含まれる表現のニュアンスをも同時に読み取れるような総合的な理解力が求められています」と説明されており、速読力と精読力の両方が同時に試されるのが特徴です。

松田塾長

高橋

高橋なるほど、つまずきポイントが分かったので、次は大問ごとの解き方を具体的に見ていきたいです。

大問別詳細解説

松田塾長このセクションでは、大問ごとに何を意識して解くべきかを見ていきます。答えを出す手順そのものを一緒に確認していきましょう。

松田塾長

1(A) 要約

高橋

高橋要約問題って、どういう手順で解けばいいんですか?
松田塾長まず各段落の要点(結論なのか具体例なのか)を1文ずつメモし、全体の論理展開(結論→具体例→まとめ、のような流れ)を把握します。そのうえで、具体例を削り、結論と骨格になる主張だけを日本語でつなぎ直すという手順です。一文ずつ律儀に訳してつなげるだけでは、字数制限の中で論理が破綻してしまいます。

松田塾長

1(B) 読解総合(空所補充等)

松田塾長空所の前後だけでなく、段落全体の話の流れから、そこにどんな役割の文が入るべきかを考える設問です。接続表現(逆接なのか、追加なのか)に注目すると選択肢を絞り込みやすくなります。

松田塾長

2(A)・2(B) 英作文

高橋

高橋英作文はどう対策すればいいですか?
松田塾長まず設問の要求(意見を述べるのか、和文を英訳するのか)を正確に把握し、使える構文の中で最も自信のある型を選びます。凝った表現を狙って減点されるより、基本文型で論理の筋を通す方が得点は安定します。書いたら必ず第三者に読んでもらい、伝わるかどうかを確認する習慣をつけましょう。

松田塾長

3 リスニング

松田塾長リスニングは試験開始から少し時間が経ってから約30分間放送される形式です。放送が始まる前に設問文に目を通し、聞き取るべき情報(数字なのか、意見の対立点なのか)を先に予測しておくと、聞き取りの負荷が下がります。

松田塾長

4(A) 文法・語法

松田塾長下線部のどこが誤りかを選ぶ設問です。文法事項(時制・態・品詞の一致など)、語法(前置詞・動詞の型)、文脈(意味的に不自然)のどの角度から見ても矛盾がないか、順番にチェックする癖をつけると見落としが減ります。

松田塾長

4(B) 下線部和訳

松田塾長下線部だけを見て訳そうとせず、前後の文脈から代名詞が指す内容や省略されている語を補ってから和訳します。直訳して不自然な日本語になった場合は、文構造の読み違いを疑うサインです。

松田塾長

5 長文読解

松田塾長約800語程度とボリュームのある文章です。段落ごとに「何が起きたか」を短くメモしながら読み進めると、設問に戻ったときに該当箇所を探す時間を短縮できます。細部の心情描写や比喩表現も問われるため、単語の意味だけでなく行間のニュアンスまで意識して読む練習が必要です。大問ごとの解き方は分かったので、次は結局何点取れば合格に近づくのかを見ていきましょう。

松田塾長

「文法は解けるのに長文だと分からない」その原因、心当たりありませんか?

文法は覚えたのに、長文になると使えない
「文法は解けるのに長文だと分からない」その原因、心当たりありませんか?
大問4(A)の文法問題は解けるのに、大問5の長文になると同じ文法事項が使われていても気づけない。これは珍しいことではなく、文法をバラバラな知識として暗記していて、読解の中で使える形になっていないことが原因のことが多いです。無料ウェビナーでは、丸暗記した英文法を長文読解につなげ直す「イメージ英文法」の考え方を、松田塾長本人が授業形式で公開しています。

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配点・ボーダーシミュレーター

高橋

高橋大問ごとの解き方は分かりました。じゃあ結局、どれくらい取れれば合格に近づくんですか?
松田塾長農学部(理科二類)単独の合格ラインは公表されていません。ただし理科二類全体の第2次学力試験合格者データは公表されているので、そこから目安を組み立てることができます。

松田塾長

steps
  1. 理科二類の合格ラインを知る: 直近3年間の第2次学力試験合格者の最低点(550点満点)は、2025年度が313.15点、2024年度が314.1444点、2023年度が312.9778点でした。合格者平均は333~338点程度で推移しています。
  2. 英語1科目の重みを意識する: 英語は二次120点+共通テスト換算22点=142点で、総合550点の約25.8%を占めます。仮に英語で大きく失点すると、残り74.2%の3教科でその分を埋め合わせる必要が出てきます。
  3. 自分の現在地を数字に落とし込む: 模試の英語の得点率を140点満点換算でイメージし、合格者平均(550点満点で333~338点程度)に対して、英語であとどれだけ積み増せそうかを具体的な点数で考えます。
  4. 優先順位を仮決めする: 国語・数学・理科の得意不得意も踏まえ、英語で狙う点数(例えば120点満点中の何割)を仮に決めてから、大問別詳細解説で見た「何が課題か」に戻って対策の順番を組み立てます。
松田塾長大事なのは313点や333点という数字そのものではなく、そこから逆算して自分が英語で何点取りにいくべきかを具体的にすることです。ここまでで配点とボーダーの目安は分かったので、次は実際に何を・どの順で対策すべきかを見ていきましょう。

松田塾長

対策・攻略法

農学部(理科二類)の英語対策で優先すべきこと

– 語彙・構文の基礎固め: 大問4(B)の下線部和訳や大問5の長文読解は、基礎的な語彙・構文の理解がないと時間内に終わりません。高校の教科書レベルの文法・語法を隙なく仕上げることが土台になります。

– 要約・英作文・長文読解の「型」の習得: 大問1(A)・2(A)(B)・5(A)(B)(C)は記述式で自己採点が難しいため、結論から書く型を先に身につけ、過去問演習では添削を受ける前提で進めます。

– リスニングの絶対量の確保: 約30分間集中して聞き取る体力は、直前に詰め込んでも身につきにくいので、日常的に英語音声に触れる時間を確保します。

– 数学・理科とのバランス調整: 理科二類は数学・理科の配点も大きいため、英語だけに偏らず、3教科合計でどこまで積み上げられるかを定期的に見直します。

高橋

高橋何から手をつければいいか、順番も知りたいです。
松田塾長まず語彙・構文などの基礎を仕上げてから、大問1(A)の要約と大問2の英作文という記述式の対策に時間を割き、直前期に大問3のリスニングと大問4(A)・5(D)の記号選択式演習で時間配分を調整する、という順番が無理のない流れです。基礎を飛ばして過去問演習だけを繰り返すと、大問5のような長文で伸び悩みやすいので注意してください。

松田塾長

よくある失敗・注意点

予備校の推定配点を丸暗記して安心してしまう

大問別の配点は予備校各社の推定であり、東京大学が公式に発表した数字ではありません。「大問1(A)は10点だから」と決めつけて特定の大問だけに時間を割く戦略は、実際の配点と食い違うリスクがあります。あくまで全体のバランスを崩さない目安として使いましょう。

数学・理科に時間を取られて英語の記述対策が後回しになる

理科二類は数学・理科の配点も大きいため、つい理系科目を優先しがちです。しかし大問1(A)の要約や大問2の英作文のような記述式問題は、直前期に詰め込んでも急には伸びません。英語の記述対策は早い時期から少しずつ積み上げておく必要があります。

高橋

高橋他にも気をつけることはありますか?
松田塾長模試の英語の得点と本番の得点にギャップが出やすいことも知っておいてください。模試は大問構成や難易度が本番と完全には一致しないため、模試の偏差値だけで「英語は大丈夫」と判断してしまうと、本番の120分という時間配分に対応できないことがあります。過去問そのもので時間配分を練習しておくことが欠かせません。

松田塾長

自己診断(セルフチェック)

高橋

高橋一般的な対策は分かったんですけど、自分がどのタイプなのか気になります。
松田塾長いくつか当てはまるものがないか、確認してみてください。単語は分かるのに長文になると内容が頭に入ってこないという人、文法問題は解けるのに長文中で同じ文法事項が使われると気づけないという人、要約や英作文を書いても自分では合っているのか判断できないという人、リスニングは何となく聞き取れるものの設問に正確に答えられないという人、過去問を解くと時間が足りずに大問5までたどり着けないという人。同じ「英語で点が伸びない」という状態でも、当てはまる項目によって原因も対策の優先順位も変わってきます。

松田塾長

症状は同じでも、原因は人によって違います

いくつ当てはまりましたか?
症状は同じでも、原因は人によって違います
セルフチェックに当てはまる項目があった場合、その原因は「勉強量」ではなく「英文法を感覚で覚えていて、長文の中で使える形になっていない」ことかもしれません。無料ウェビナーでは、丸暗記に頼らず英文法を理由づけて理解し直す方法を、実際の授業形式で公開しています。

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松田塾長どれか1つでも当てはまった場合、その原因は語彙量の不足なのか、構文把握の弱さなのか、処理速度の問題なのか、設問形式に慣れていないだけなのか、人によって様々です。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わってきます。

松田塾長

基本情報まとめ

項目 内容
大学名 東京大学
学部 農学部(応用生命科学課程・環境資源科学課程・獣医学課程)
入試での出願区分 理科二類(理科各類・全科類・文科各類・理科一類/三類共通枠の指定枠あり)
農学部の定員 304人(理科二類111人、理科各類109人、全科類64人、文科各類12人、理科一類・理科三類共通8人)
満点(共通テスト+二次) 550点(共通テスト110点+二次440点)
二次試験の英語配点 120点(二次440点の約27.3%)
英語の総合点での重み 約142点(総合550点の約25.8%、共通テスト換算22点を含む)
2027年度出願期間 2027年1月25日(月)~2月3日(水)
2027年度試験日 2027年2月25日(木)・26日(金)(理科三類のみ27日(土)も実施)
2027年度合格発表 2027年3月10日(水)12時頃
外国語試験時間 120分(うちリスニング約30分)、試験場は本郷キャンパス
公式入試情報 一般選抜(前期日程)の概要
高橋

高橋最後に、他の学部との違いも知っておきたいです。

類似する大学・学部との比較

松田塾長東大の外国語(英語)は科類共通の問題なので、配点構造そのものは理科各類でほぼ同じです。ただし進学先の学部によって「その先で何を学ぶか」や進学枠の広さが変わってくるので、志望を固める前に他学部の記事も読み比べてみてください。同じ理系の入り口では東京大学理学部の記事、理科二類が主要ルートである点を教養課程側から見たい場合は東京大学教養学部(理系)の記事で、それぞれの進学先や配点の考え方を解説しています。私立大学の理系入試の英語と比較したい場合は早稲田大学理工学部の記事も参考にしてください。

松田塾長

高橋

高橋理学部と農学部では、進学枠の広さに違いはありますか?
松田塾長入試の配点や試験そのものは科類共通で同じですが、進学枠の構成は違います。理学部(定員308人)は理科一類の指定枠が128人と中心的な一方、農学部(定員304人)は理科二類の指定枠が111人で最大ではあるものの、理科各類(109人)や全科類(64人)を合わせると理科二類単独の枠を上回り、文系の文科各類にも12人の枠があるなど、複数の科類に開かれた構造になっているのが特徴です。

松田塾長

よくある質問

高橋

高橋最後によくある疑問をまとめて聞いてもいいですか?
松田塾長どうぞ。

松田塾長

高橋

高橋東京大学農学部だけを受験することはできますか?
松田塾長いいえ。農学部単独の入試はなく、出願するのは主に理科二類です。理科各類の指定枠(109人)、全科類枠(64人)、文科各類の指定枠(12人)、理科一類・理科三類共通の枠(8人)を通じて進学する道もありますが、入試の出願区分としては文科一類から理科三類までのいずれかになります。

松田塾長

高橋

高橋文系からでも農学部に行けますか?
松田塾長文科各類(文科一・二・三類のいずれからでも進学できる枠)として12人分の指定枠があります。農学部の定員304人のうち約3.9%と小さな枠ですが、制度としては文系の科類からも進学する道が用意されています。

松田塾長

高橋

高橋英語の配点はどれくらいですか?
松田塾長二次試験の外国語(英語)は120点です。共通テストの英語を換算した22点を合わせると142点で、総合550点の約25.8%を占めます。

松田塾長

高橋

高橋リスニングはありますか?
松田塾長あります。外国語(英語)の試験時間120分のうち、後半の30分程度でリスニングが実施されます。

松田塾長

高橋

高橋農学部の合格ラインはどれくらいですか?
松田塾長農学部単独の合格ラインは公表されていません。ただし農学部進学者の主な出身科類である理科二類の合格最低点は、2025年度の第2次学力試験合格者で550点満点中313.15点、合格者平均は333.2541点でした。

松田塾長

松田塾長ここまで、東京大学農学部への進学ルートと、英語の配点、大問ごとの対策の優先順位をお伝えしてきました。ポイントを一言でまとめると、英語120点(総合142点、約25.8%)は理科二類の受験生にとって数学・理科と並ぶ比重があり、農学部そのものは理科二類だけでなく理科各類・全科類・文科各類からも進学できる、思ったより間口の広い学部だということです。

松田塾長

高橋

高橋一般的な話は分かったんですけど、結局、自分がどれくらい取れそうかは別問題ですよね……。
松田塾長そうなんです。ここから先は一人ひとり違います。同じ「英語で点が伸びない」という受験生でも、語彙や構文が足りない人、要約や英作文の型が身についていない人、リスニングの絶対量が足りない人、そもそも数学・理科に時間を取られて英語の勉強時間が足りていない人と、原因はさまざまです。原因が違えば、やるべき対策の順番も変わります。

松田塾長

高橋

高橋勉強はしてるつもりなんですけど、それが合ってるのか不安になることがあります。
松田塾長受験で一番もったいないのは、勉強していないことよりも、優先順位を間違えたまま数カ月が過ぎてしまうことです。数学・理科に時間をかけすぎて英語の記述対策が後回しになったり、逆に英語ばかりに時間をかけすぎて、理科二類で配点の大きい数学・理科の演習量が足りないまま入試を迎えてしまったり。方向を間違えたまま努力を続けるのが、一番避けたい事態です。英語進学塾リオンでは、現在の英語力と志望校を確認しながら、東京大学農学部合格までに何を・どの順番で・いつまでに改善すべきかを一緒に整理しています。まず話を聞いてから判断していただいて構わないので、気になる方は一度確認してみてください。

松田塾長

参考リンク

Q. 東京大学農学部だけを受験することはできますか?

いいえ。農学部単独の入試はなく、出願するのは主に理科二類です。理科各類の指定枠(109人)、全科類枠(64人)、文科各類の指定枠(12人)、理科一類・理科三類共通の枠(8人)を通じて進学する道もありますが、入試の出願区分としては文科一類から理科三類までのいずれかになります。

Q. 文系からでも農学部に行けますか?

文科各類(文科一・二・三類のいずれからでも進学できる枠)として12人分の指定枠があります。農学部の定員304人のうち約3.9%と小さな枠ですが、制度としては文系の科類からも進学する道が用意されています。

Q. 英語の配点はどれくらいですか?

二次試験の外国語(英語)は120点です。共通テストの英語を換算した22点を合わせると142点で、総合550点の約25.8%を占めます。

Q. リスニングはありますか?

あります。外国語(英語)の試験時間120分のうち、後半の30分程度でリスニングが実施されます。

Q. 農学部の合格ラインはどれくらいですか?

農学部単独の合格ラインは公表されていません。ただし農学部進学者の主な出身科類である理科二類の合格最低点は、2025年度の第2次学力試験合格者で550点満点中313.15点、合格者平均は333.2541点でした。

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