「学校に行けなかった僕が、今は高校生活を心から楽しんでいる」
小学5年生から始まった不登校。勉強への不安、周囲の目、そして一歩踏み出す勇気。
進学塾リオン 松田貴盛塾長 × 卒業生 特別対談

「今、学校に行けていなくても、未来は変えられると思います」
そう語るのは、現在、高校生活を楽しみながら、自分の夢に向かって歩んでいる一人の高校生です。
彼は小学5年生の終わり頃から学校に通うことが難しくなり、中学校に進学してからも、勉強の遅れや周囲との関係に悩んできました。
そんな彼が、進学塾リオンと出会い、信頼できる先生に出会い、少しずつ自信を取り戻していきました。
やがて自らの意思で学校に戻り、高校受験にも挑戦。現在は高校に通い、友人たちと充実した毎日を送っています。
彼を支えてきた松田貴盛塾長が、その歩みを振り返りながら、当時の気持ちや人生の転機について話を聞きました。
第1章
小学5年生から始まった、学校に行けない日々
「もう一度頑張ろう」と思っても、簡単には戻れなかった

塾長
最初に学校へ行くのが難しくなったのは、いつ頃だったかな?
小学5年生の3学期頃です。そこから小学6年生の間は学校に行っていませんでした。
塾長
当時は、周りの子との関係でもいろいろあったんだよね。
そうですね。陰口などもありました。
学校に通えなくなった理由の一つには、周囲との人間関係がありました。目に見える暴力だけではなく、陰口や周囲の雰囲気によって傷つくこともあります。
そして中学校への進学。彼は新しい環境で、もう一度学校生活を始めようと決意しました。
中学校の入学式からは行こうと決めていました。最初は5月くらいまで通えていたんです。
塾長
でも、そこからまた難しくなったんだよね。
はい。小学校で勉強していなかった期間があったので、授業についていけなくなってしまって。知らないところまで授業が進んでいるので、なかなか入っていけませんでした。
学校に戻りたい気持ちはあっても、授業が理解できない。勇気を出して登校しても、勉強がわからないことで自信を失ってしまう。
彼が抱えていたのは、単に「学校へ行くかどうか」という問題だけではありませんでした。学習の遅れや周囲との関係など、いくつもの不安が重なっていたのです。
第2章
進学塾リオンとの出会い
「自分のペースで勉強できる。それが僕には合っていた」

中学1年生の頃、彼は進学塾リオンに通い始めました。学校に通えていない時期も、リオンには定期的に足を運んでいました。
塾長
学校とリオンでは、何が違った?
学校は決められた内容を先生が進めて、みんながそれについていく形です。でも、リオンは自分に合わせたペースで授業を進めていくので、自分に向いているなと思いました。
学校では、一度わからなくなったところをそのままにして、次の単元へ進まなければならないこともあります。しかし、リオンでは一人ひとりの理解度に合わせて学習を進めることができます。
わからないところがあれば、そこに戻って学び直す。周りの進度ではなく、自分の理解を大切にする。彼にとって、それは安心して勉強と向き合える環境でした。
そして、リオンでの出会いが、彼の人生に大きな変化をもたらしていきます。
第3章
人生を変えた、一人の先生との出会い
「勉強だけじゃない。家族のように接してくれた先生」

塾長
自分の中で、大きなターニングポイントになったことは何だと思う?
やっぱり、松田塾長との出会いです。
塾長
どんな存在だった?
勉強だけじゃなくて、生活面でもいろいろアドバイスをもらいました。家族ではないですけど、本当にそれくらい近い感覚で接していました。
彼が信頼を寄せるようになったのは、学力だけでなく、一人の人間として向き合ってくれる松田塾長がいたからでした。
塾長
夏休みの時は、朝から掃除を一緒にしたりもしたね。
夏期講習では、朝早くから一緒に掃除をすることもありました。勉強を教わるだけではなく、生活習慣や時間の使い方、人との関わり方も少しずつ学んでいきました。
そうした日々の積み重ねの中で、彼の表情や行動にも変化が生まれていったのです。
塾長
人が成長するきっかけは、勉強だけじゃない。誰と出会い、どんな時間を過ごすかも、本当に大きいんだと思います。
第4章
「もう一度、学校へ行ってみよう」
大きな一歩を後押ししたのは、未来への希望と友人の存在

中学3年生になると、彼の気持ちに新しい変化が生まれました。それは「高校へ進学したい」という思いでした。
塾長
学校にもう一度行ってみようと思ったのは、どうして?
普通科の高校に進学したい気持ちがあったので、そのためにクラスの雰囲気や授業に慣れておこうと思いました。
目標ができたことで、これまで難しかった一歩を踏み出そうと考え始めたのです。しかし、久しぶりに学校へ行くことには、大きな緊張がありました。
最初にクラスが見えたときは、すごくドキドキしました。
塾長
それでも、一歩踏み出せたのはすごい勇気だと思う。何が後押ししてくれたのかな?
ちょうど修学旅行に向けた班活動をしていて、同じ班に中学1年生の頃から仲の良かった友達や、保育園の頃からの友達がいたんです。それで入りやすかったです。
学校に戻るきっかけとなったのは、未来への目標だけではありません。そこには、自分を受け入れてくれる友人の存在もありました。そして彼は、京都への修学旅行にも参加しました。
塾長
修学旅行はどうだった?
楽しかったです。
塾長
行く前はいろいろ不安だったと思うけど、実際に行ってみてどうだった?
一度入ってしまえば、そこからは継続していけるなと思いました。
最初の一歩は、とても怖い。けれど、一歩踏み出してみると、それまで想像していた景色とは違う世界が広がっていることもあります。彼は少しずつ登校する機会を増やし、学校生活に慣れていきました。
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